【BLEACH】一護は霊王の代わりだった?霊王になる条件・素質から可能性を考察

一護が霊王の代わりだった可能性について考察しました。こちらの記事では、霊王の代わりになる条件や素質から、BLEACH(ブリーチ)の主人公である黒崎一護が霊王になっていた可能性について触れています。霊王がどのような存在だったのかという疑問や、一護と霊王の関係について知りたい人は、こちらの記事に目を通してみてください。また、霊王のその後や過去についても簡単に紹介しています。

【BLEACH】一護は霊王の代わりだった?霊王になる条件・素質から可能性を考察のイメージ

目次

  1. 一護と霊王とは?
  2. 一護は霊王の代わりだった?条件や素質はあった?
  3. 霊王の活躍やその後をネタバレ
  4. 霊王と他キャラの関係
  5. 一護と霊王に関する感想や評価
  6. 一護は霊王の代わり説まとめ

一護と霊王とは?

こちらの記事では、漫画『BLEACH』の主人公・一護と、霊王の関係を紹介していきます。詳しくは『一護は霊王の代わりだった?条件や素質はあった?』の項目の中で紹介しているので、一護が霊王の代わりだったという可能性について気になっている人は参考にしてみてください。

他にも、霊王とユーハバッハの関係や、霊王のその後についても紹介しています。まずは、下記の項目でBLEACHの作品概要と物語のあらすじを紹介しているので、作品情報をおさらいしたい人は目を通してみてください。

BLEACH(ブリーチ)の作品情報

BLEACH(ブリーチ)の概要

BLEACH(ブリーチ)は、2000年代に連載されていた、週刊少年ジャンプ作品の看板作品の1つです。作者は久保帯人先生で、2001年8月から2016年8月まで連載されていました。単行本は全74巻となっており、本編が686話、過去編が12話収録されています。BLEACH(ブリーチ)は、その人気からアニメ化もされた作品です。

物語のはじめから護廷十三隊侵軍篇までは、2004年から2012年の間に放送されました。その続編となる千年血戦篇は、2022年から2023年現在まで続いています。BLEACH(ブリーチ)のアニメ千年血戦篇は、2022年から開始されていますが、第1クールは同年12月までとなっています。第2クールは2023年の7月から予定されており、今後も注目が集まると予想される作品となっています。

BLEACH(ブリーチ)のあらすじ

高校生の少年・黒崎一護は、ある日、虚という化け物に出会います。一護は、朽木ルキアと名乗る少女に助けられますが、彼女は一護を庇ったことによって深手を負ってしまうのでした。"死神"として人間の世を守っていたルキアは、自分の能力が回復するまでの間、死神の能力を一護に貸す契約を交わします。そして、ルキアの能力を引き継いだ一護は、"死神代行"として、人間界に蔓延る虚との戦いに身を寄せることになります。

一護のプロフィール

  • 誕生日:7月15日
  • 年齢:15歳(死神代行消失篇は17歳)
  • 身長:174センチ(死神代行消失篇は181センチ)
  • 体重:61キロ(死神代行消失篇は66キロ)
  • 血液型:AO型
  • 好物:チョコレート、辛子明太子
  • 声優:森田成一

黒崎一護は、BLEACH(ブリーチ)の物語の主人公です。虚に襲われているところをルキアに助けてもらい、その成り行きで死神の能力を手に入れました。使用している斬魄刀は斬月で、天鎖斬月という卍解を使用します。死神の能力を持つ前から霊感が強く、街のいたる所で幽霊を目撃していました。眉間に皺をよせる癖があり、言葉遣いもふっきらぼうなことから、同級生からは不良だと思われることが多くありました。

しかし、石田雨竜や井上織姫たちと接していくうちに、心優しく正義感溢れる人物であることが明かされていきます。BLEACH(ブリーチ)の最終回では、井上織姫と結婚し、一勇という息子を授かっている様子が描かれています。

霊王のプロフィール

霊王は、BLEACH(ブリーチ)の千年血戦篇に登場したキャラクターです。尸魂界を支配する王として死神たちに知られているものの、実際に霊王の姿を見たものは殆どいません。護廷十三隊の隊長たちの間でも、その全貌を知る者は一握りという謎に包まれた人物です。

そのような霊王の役目は、世界を人間が住む現世と地獄、尸魂界の3つに分けるための生贄です。霊王は身体をバラバラにされ、水晶の中に閉じ込められたことで、3つの世界を分断する楔にされています。BLEACH(ブリーチ)の作中で、ユーハバッハに操られた一護に身体を切られ、世界が崩壊しかけました。しかし、ユーハバッハが霊王の代わりになったため、崩壊は食い止められ、霊王の本体も消滅します。

TVアニメ「BLEACH 千年血戦篇」公式サイト

一護は霊王の代わりだった?条件や素質はあった?

考察①一護が次の霊王候補だった?

霊王は、BLEACH(ブリーチ)の世界で最も重要な人物です。霊王が生贄となっているため、現世、地獄、尸魂界の3つの世界は安寧を保っていました。しかし、ユーハバッハが一護を操り、霊王を切りつけて弱体化させてしまったため、霊王の力は弱まってしまいます。

そのため、霊王の代わりとなる人物が必要な事態に陥ってしまいました。その時、生贄になる可能性がある人物の1人として考えられていたのが一護です。BLEACH(ブリーチ)の作中で、零番隊の兵主部一兵衛は一護がユーハバッハと戦っている際に、一護を霊王の代わりにしようという考えがよぎりました。ユーハバッハとの戦いに敗れる可能性が高かった一護を、その後霊王の代わりとして生贄にさせるつもりでいたようです。

考察②零番隊はユーハバッハが勝つと考えていた

零番隊の兵主部一兵衛は、一護を霊王の代わりとして生贄にしようと思っていた可能性が高いです。その理由は、一護がユーハバッハに負けると予想していたからでした。兵主部一兵衛は、1度ユーハバッハと戦ったことがあり、彼の実力をよく知っていました。そのため、一護はユーハバッハの力には敵わない可能性が高いだろうと予想していました。

元々は一護の味方だった兵主部一兵衛が、一護を霊王の代わりにしようと考えていたことについて、BLEACH(ブリーチ)の読者からは「薄情」「裏切り者」といった批判も浴びています。しかし、霊王の代わりがいないと3つの世界は崩壊してしまいます。

そのため、霊王の代わりとなる条件が揃っていた一護を逃したら、次に霊王の代わりとなる条件を持つ者がいつ現れるか分かりません。そのような焦りもあって、兵主部一兵衛は、霊王の代わりとなる条件を全て満たしていた一護を裏切る考えをよぎらせたのではないでしょうか?

考察③霊王になる条件や素質が揃っていた一護

上記でも触れたように、霊王の代わりになるには、いくつかの条件があります。その条件とは、「人」「死神」「クインシー」「フルブリンガー」の4つの能力を持っていることです。一護は元々人間として生まれたため、この時点で「人」の条件はクリアしてます。そして、ルキアに死神の能力を貸し与えられたことや、父親の正体が死神であったことから、死神の能力も持ちあわせています。

また、クインシーの能力は、母親である真咲から受け継いでいます。BLEACH(ブリーチ)の物語が進むと、一護の中にいた斬月の正体が、斬魄刀の力ではなく、クインシーの力であったことが明かされます。そして最後の条件であるフルブリンガーについても、一護は該当していました。この条件が1人の人間に全て集まる可能性は極めて稀なため、一護は霊王の代わりの器として、最も可能性が高い人物として見られていました。

考察④一護が霊王になる可能性は十分にあった?

BLEACH(ブリーチ)の物語の中では、最終的にユーハバッハが霊王の代わりとなりましたが、一護が霊王の代わりになる可能性はあったのでしょうか?その答えは、もし一護がユーハバッハとの戦いに敗れていれば、可能性は十分にあったと考えられます。その理由は、霊王の代わりとなる人材が、滅多に現れないことです。

上記でも紹介したように、霊王の代わりとなるには「人」「死神」「クインシー」「フルブリンガー」の4つの能力を持っているという条件が前提となります。霊王が消滅しかけている間に、一護以外でこの条件を持っている人物を探し出せる可能性は限りなく低いでしょう。

そのため、もし一護が断っても、一護を霊王の代わりにしようと考えていた兵主部一兵衛などが、強制的に一護を拘束したのではないでしょうか?また、一護は自分よりも周囲のために動く性格をしているため、もしユーハバッハがその役目を担えなかった場合、自ら霊王の代わりになることを志願した可能性も高いと予想できます。

考察⑤浮竹十四郎は一時的に霊王の代わりになった

最終的には、ユーハバッハが霊王の代わりとなる結末となりました。しかし、一時は護廷十三隊十三番隊隊長の浮竹十四郎が、その役割を担いました。一護がユーハバッハに操られ、霊王の身体に傷を負わせてしまった時、世界の崩壊が始まってしまいました。その時に登場したのが浮竹十四郎です。

浮竹十四郎は、霊王の右腕である"ミミハギ様"を宿していました。ミミハギ様は静止の能力を持っており、浮竹十四郎はその力を使って世界の崩壊を一時的に止めたのでした。しかし、病弱な浮竹十四郎は、その力を使ったことで病が急速に進行し、最後は死亡の結末を辿ることとなります。

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霊王の活躍やその後をネタバレ

霊王は、世界の崩壊を止めるための重要な役割を担った人物でした。こちらの項目では、霊王がBLEACH(ブリーチ)の中でどのような活躍をしたのかをかいつまんで紹介します。また、その後や復活の可能性も考察しているので、霊王の行方が気になった人は、こちらにも目を通してみてください。

霊王の活躍をネタバレ

活躍①破面篇

破面篇では、霊王の姿は描かれなかったものの、名前が登場したことで、存在が知られることとなりました。その名前が登場したのは、藍染惣右介のセリフです。元々は護廷十三隊五番隊隊長の隊長だった藍染惣右介が、尸魂界の敵に寝返ることになった理由として口にしています。彼が霊王を助けようとしたのか、もしくは消そうとしたのかは明かされていませんが、藍染惣右介を動かすきっかけとなったのは事実です。

活躍②千年血戦篇

霊王が物語に大きく関わってきたのは、千年血戦篇からとなっています。クインシーの始祖であるユーハバッハが、世界を手中に収めるという野望を叶えるため、霊王のもとにやってきます。その緊急事態によって、一護は霊王の存在意義を知ることになりました。霊王がユーハバッハに取り込まれたことにより、霊王の存在は消滅します。

活躍③BLEACH Can't Fear Your Own World

BLEACH(ブリーチ)の小説『BLEACH Can't Fear Your Own World』には、ユーハバッハとの戦いのその後や、霊王の過去が描かれています。霊王は「死神」「クインシー」「フルブリンガー」の能力を持つ、当時でも珍しい存在でした。その能力が故に、神と崇められ、衰退する世界を止められる生贄として封印されることになってしまったのでした。

霊王は死亡した?

霊王は、一護に肉体を傷つけられたことにより、ユーハバッハに取り込まれました。そのため、肉体的な意味では死亡していると考えられます。神のような存在として崇められていた霊王ですが、元々は人であるため、肉体が消滅したということは、"人"としては死亡したといえるでしょう。

霊王の復活の可能性はない?

BLEACH(ブリーチ)の本編では、霊王はユーハバッハに取り込まれました。その際に肉体は消滅しているため、その後、復活する可能性は低いと予想されます。一言も喋ることなく退場となったため、「どこかに復活の伏線が隠されているか」と考察する読者もいるようです。

霊王は地獄にいる?

ユーハバッハに取り込まれた後、霊王がどうなったのかは明かされていません。しかし、その後、浮竹十四郎は地獄に送られています。ネットの考察では、浮竹十四郎が霊王の右腕を持っていることから、霊王も地獄のどこかにいるのではないかという意見があがっています。

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霊王と他キャラの関係

霊王とユーハバッハの関係

BLEACH(ブリーチ)の物語で、ユーハバッハは霊王に対して「未来を見渡した我が父よ」というセリフを口にしています。このことから、霊王とユーハバッハには血縁関係がある可能性が浮上しています。また、霊王もクインシーの能力を持っていたことから、少なくとも顔を合わせたことがあるのではないかと予想されます。

霊王と兵主部一兵衛の関係

兵主部一兵衛は、霊王の昔なじみです。霊王が封印される前からの親友で、霊王が生贄になってからは、彼の意思を尊重し守っていました。霊王のことを最も理解し、支えた人物といえるでしょう。死神が生まれるまえから尸魂界におり、世界の物質や現象に名前をつけた神のような存在でもあります。

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一護と霊王に関する感想や評価

BLEACH(ブリーチ)の本編では、ユーハバッハが霊王の代わりになる結末となりました。しかし、読者の中には「一護が霊王の代わりになるストーリーがよかった」という人もいるようです。こちらのかたは、一護が霊王になるよう願いながら千年血戦編を見ていたとコメントしています。

こちらの方の感想では、世界を救うために、霊王という犠牲をはらうシステムが『魔法騎士レイアース』に似ているとコメントされています。また、仲間のために自分を犠牲にしたり、自分の心に従って行動する性格である一護が次の霊王候補に選ばれたことも、魔法騎士レイアースに似ているといわれる理由となっているようです。

こちらの方は、「一護が霊王の代わりになっていたら、藍染惣右介が怒っていたかもしれない」というツイートをされています。霊王の存在を知ったことで、藍染惣右介は尸魂界を裏切ることになりました。そのように、霊王に思い入れのある藍染惣右介が、自分ではなく死神代行である一護が霊王候補だと知ったら、もう一悶着あった可能性もあるでしょう。

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一護は霊王の代わり説まとめ

以上、BLEACH(ブリーチ)の主人公・黒崎一護が、尸魂界を支える霊王の代わりだった可能性について紹介してきました。一護は、「人・死神・クインシー・ルブリンガーの4つの能力を持っている」という条件を全て満たしていたため、霊王の代わりになる可能性が高い人物でした。また、霊王を守護していた兵主部一兵衛にも、霊王の代わりになる人材だと目をつけられていました。

そのため、もしユーハバッハとの戦いで一護が敗れていた場合、一護が霊王の代わりとなった可能性は非常に高いでしょう。BLEACH(ブリーチ)は現在、千年血戦篇がアニメ放送されています。第2クールは2023年7月から放送開始となるので、気になった人は公式サイトにて詳細をチェックしてみてはいかがでしょうか?

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