【BLEACH】霊王の欠片一覧まとめ!それぞれの部位を宿したキャラも解説

BLEACH(ブリーチ)には現世・地獄・尸魂界の三世界のバランスを保っている霊王という重要人物が登場しています。作中では霊王が殺されたことにより、三世界のバランスが崩れてしまうのですが、霊王の欠片(右腕や爪など)を宿しているキャラたちがいたことで三世界のバランス崩壊を防ぐことができました。そこで、本記事では霊王の欠片を宿しているキャラを一覧形式で紹介していきます。

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目次

  1. 霊王とは?
  2. 霊王の欠片一覧
  3. 霊王の欠片と黒崎一護の関係
  4. 霊王の正体を考察
  5. 霊王の欠片に関する感想や評価
  6. 霊王の欠片まとめ

霊王とは?

『BLEACH(ブリーチ)』では現世・地獄・尸魂界の三世界のバランスを保つ役割を担う霊王が登場しています。しかし、霊王が殺されてしまったことにより三世界のバランスが崩れてしまうという事態に陥ってしまいました。結果的に霊王の欠片を宿しているキャラたちによって世界のバランス崩壊を防ぐことができました。そこで、ここからは霊王の欠片を宿しているキャラを一覧形式で紹介していきます。

BLEACH(ブリーチ)の作品情報

BLEACH(ブリーチ)の概要

『BLEACH(ブリーチ)』は、週刊少年ジャンプにて2001年8月7日から2016年8月22日まで連載されていた少年漫画です。悪霊・虚(ホロウ)に襲われた家族を護るために死神代行となった黒崎一護の活躍を描いた作品で、2000年代を代表する週刊少年ジャンプの看板タイトルとなっています。

BLEACH(ブリーチ)のあらすじ

ここでは死神代行篇(1巻~8巻)のあらすじを簡単にまとめていきます。ある日、霊感が強い高校生・黒崎一護は、死神として悪霊退治にやってきたと言う朽木ルキアと遭遇しました。その後一護は人の魂を喰らう悪霊・虚に襲われてしまいます。家族が襲われたことで激昂し虚に挑む一護でしたが、一般人が虚に敵うはずもありませんでした。

早々に危機に陥った一護はルキアに庇われます。しかし、一護を庇った代わりに重傷を負ってしまったため、ルキアは一護に死神の力の一部を分け与えることを提案し、一護は死神となって虚を退治しました。ところがルキアが死神の力を失ってしまうという問題が発生してしまいます。そこで、一護は家族を救ってもらった恩に報いるため、死神代行を引き受けることとなりました。

霊王のプロフィール

BLEACH(ブリーチ)に登場する霊王は、零番隊に守護されている尸魂界の王です。眼球に4つの複眼を持ち、手足が欠けているのが特徴的。鎖で吊られた水晶体の中におり、言葉を発するシーンは一切ありません。その役割は「現世・地獄・尸魂界」の三世界のバランスを保つことです。そのため、霊王の死は世界の崩壊を意味します。このことから、浦原や兵主部は霊王のことを「世界の楔」と表現していました。

TVアニメ「BLEACH 千年血戦篇」公式サイト

霊王の欠片一覧

現世・地獄・尸魂界の三世界のバランスを保つ役割を担う霊王ですが、作中では霊王が殺されたことにより世界の崩壊が始まってしまうシーンがあります。しかし、霊王の欠片を宿している人物が存在していたことで、世界の崩壊を防ぐことができました。そこで、ここからは霊王の欠片を宿している人物を一覧形式で見ていきましょう。

霊王の欠片①霊王の右腕(ミミハギ様と浮竹十四郎)

まずはじめに霊王の右腕を宿すのは、護廷十三隊十三番隊隊長の浮竹十四郎(うきたけじゅうしろう)です。ブリーチの原作68巻第616話で判明しています。もともと霊王の右腕は東流魂街七十六地区「逆骨」に落ちた後、「ミミハギ様」として奉られていました。しかし、当時3歳だった浮竹が肺病に罹って死にかけた際、両親がミミハギ様に祈祷をおこない、浮竹の肺を捧げたことでその身に宿ることとなります。

霊王の欠片②霊王の左腕(ペルニダ・パルンカジャス)

続いて霊王の右腕を宿すのは、見えざる帝国の精鋭部隊「星十字騎士団」に所属するペルニダ・パルンカジャスです。ブリーチの原作70巻第640話で判明しています。ペルニダは自分の神経を対象に通すことで、なんでも強制的に折りたたむことができるという技「強制執行」を持っており、霊王の左腕なだけあり零番隊と渡り合えるほどの戦闘力を誇ります。

霊王の左腕は「前進」を司っており、収集した情報をすぐに解析し無限に進化することができるため、マユリ戦では異常な成長と増殖を繰り返していました。また、マユリとの戦闘中に貫録と威厳のある口調に変わっているため、霊王の意思が現れたのかペルニダの本性なのかどちらかだと考えられます。

霊王の欠片③霊王の鎖結(道羽根アウラ)

続いて霊王の鎖結を宿すのは、綱彌代時灘の部下である道羽根アウラ(みちばねアウラ)です。アウラは小説版『BLEACH Can't Fear Your Own World』に登場しており、綱彌代時灘が完現術者であった父親の殺害を指示したことで、自身の魂魄には霊王の鎖結が宿っていることを知りました。

そもそも鎖結とは、死神の急所のような部位のことを指しています。アウラは完現術者の中でも特殊で、物への執着で発現する固有能力を持たない代わりに、完現術者の基礎能力「魂魄と霊子の使役」を極限まで極めています。浦原によれば死神で例えるなら白打や鬼道が愛染レベルと言われていたため相当実力は高いです。

霊王の欠片④霊王の心臓(ジェラルド・ヴァルキリー)

続いて霊王の心臓を宿すのは、ユーハバッハ親衛隊のジェラルド・ヴァルキリーです。ブリーチの原作72巻第656話で判明しています。しかし、事実関係はアスキン・ナックルヴァールいわく噂の域を出ないものでした。ただ、ユーハバッハが聖文字を与える以前から「奇跡(ザ・ミラクル)」という能力を持っていたことに加え、霊王の心臓と言われて疑う余地のない強さや耐久力を持つことから信ぴょう性は高いです。

霊王の欠片⑤霊王の爪(松本乱菊と藍染惣右介)

続いて霊王の爪を宿すのは、護廷十三隊五番隊隊長の藍染惣右介です。小説版『BLEACH Can't Fear Your Own World』の2巻の回想シーンにて、藍染が「とある少女から奪った魂魄に混じっていた爪」と発言し、霊王の爪の所有者が乱菊であったことを匂わせています。続けて魂を大幅に奪ってもなお死神の素質があると言っていたことから乱菊であることはほぼ間違いないでしょう。

霊王の欠片⑥霊王の欠片(完現術者)

続いて霊王の欠片を宿すのは、ブリーチの死神代行存在篇から登場した完現術者(フルブリンガー)です。完現術者は太古より続く人と虚の関わりの中で、その狭間より生まれた者たちであり、力の源は霊王の欠片が関係していることが判明しています。これまで完現術の発現は、生まれる前に母親が虚に襲われていることが条件とされていました。

しかし、のちに胎内の子供に霊王の欠片が存在していることが真の条件であり、霊圧知覚に長けた虚が霊王の欠片を持つ母体を感知し、その結果として完現術者は生まれる前に虚に襲われていたといった共通点が生まれています。そして、虚の襲撃から生き延びた後に出生することで虚の因子の影響を受け、将来的に感現術者の能力に目覚めるという仕組みになっているのです。

霊王の欠片⑦霊王の欠片(産絹彦禰)

続いて霊王の欠片を宿すのは、小説版『bleach can't fear your own world』に登場した産絹彦禰です。産絹は幼い姿の少年とも少女とも取れる外見をしています。また、善悪の垣根がない純粋無垢な性格をしており、主人と慕う時灘に対して自身の不甲斐なさを感じると、自害を図ろうとする苛烈な忠誠心の持ち主でもありました。

その正体は時灘がこれまで集めた大量の魂魄を道羽根アウラの力で練り混ぜて造り上げた人造魂魄です。実はその材料の一部に霊王の欠片が使用されていました。そして、死神に必要な魄睡(霊力の発生源)と鎖結(霊力のブースター)が出来上がった後に山田清之助によって肉体を形成されています。

霊王の欠片⑧霊王の目(ユーハバッハ)

続いて霊王の目を宿すのは、ブリーチの最終章「千年血戦篇」に登場したユーハバッハです。ユーハバッハは本作の最大最強の敵として登場しており、すべての滅却師の祖とされています。その能力は「全知全能」というあらゆる未来を見通し意のままに改変する力です。実は霊王もまたユーハバッハと同様に未来を見通す力を持っていたことが零番隊・兵主部一兵衛によって語られています。

また、霊王は滅却師の力の源流であったと考えられており、ユーハバッハが霊王に「父」と言ったシーンもあります。つまり、滅却師の「力」の元がユーハバッハとするのならば、霊王とは滅却師という「存在」の元であると考えられるわけです。このことから、滅却師の始祖となったユーハバッハにも霊王と同じ未来を見通す能力が宿っていることは辻褄が合うと考えられます。

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霊王の欠片と黒崎一護の関係

一護の母親の真咲の正体

本作の主人公である一護の母親・黒崎真咲は、一護がまだ幼かった頃に虚・グランドフィッシャーに殺害されています。その正体は純血統の滅却師・黒崎家の最後の生き残りです。

一護にも霊王の因子が流れ込んでいた?

一護は藍染が造り上げた改造虚「ホワイト」を真咲から受け継いでいます。その改造虚の源は死神たちから回収した魂魄で作った崩玉にあるのですが、その中にはおそらく乱菊の魂魄から奪った霊王の爪が残っていたと捉えることもできるため、一護にも霊王の因子が流れ込んでいたと考えられます。

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霊王の正体を考察

考察①霊王の正体は「全ての祖」

霊王の正体は「全ての祖」と言われる存在です。尸魂界の歴史を知る綱彌は、霊王について「初めて虚と人の間に立った護り手、滅却師と死神、そして完現術者。全ての祖であるとでも言うべく存在さ」と話しています。虚圏や現世が生まれる以前の世界は、虚が人間を捕食し始めたのをきっかけに世界の循環が止まってしまいます。

そして、このままでは魂魄の全てが一つの巨大な大虚へ成り果て、世界が完全に静止することになるのを待つのみとなってしまいました。そんな中、虚を滅却して世界に循環を齎したのが、兵主部から「正に万能、全知全能に近い力を持っていた」と言われる初代霊王です。

考察②霊王と兵主部一兵衛の関係

小説版『BLEACH Can't Fear Your Own World』では、兵主部一兵衛が原初の世界に誕生した存在であり、霊王の親友だとされると描写されています。霊王が生まれた時代には、同じように特殊な力を持つ者が生まれていたようですが、兵主部もその一人でした。霊王護神対戦後、兵主部が昔話をする際にはかつての霊王を懐かしむように思い馳せる描写があります。

考察③霊王と五大貴族の祖の関係

ブリーチの世界には五大貴族と呼ばれる綱彌代家、朽木家、四楓院家、志波家、そして家名が不明の家門が存在しています。実はその家門五名の祖が霊王の存在に深く関係していました。まず、各一族は今ある世界を尸魂界・現世・虚圏の三界に分離させるという共通の目的を持っており、そのために全知全能に近い力を持っていた霊王の力を必要としていました。

そこで、志波家の祖が霊王の説得に当たろうとします。しかし、綱彌代家の祖がその隙を狙い霊王を水晶に封じ、左腕や右腕、爪などを削ぎ落して生も死もない状態に陥れた上で、五大貴族の祖にとって都合の良い無抵抗状態のまま世界をとどめ続けるための人柱にしました。

考察④志波家が没落した理由

歴史的に見れば志波家の祖も綱彌代家、朽木家、四楓院家の祖たちを止められなかったために同罪と言う見方もあることでしょう。ただ、志波家の祖だけは霊王を無理やり封印した綱彌代家に強く反発しており、「自分たちが為した罪を世に広く知らしめ裁きを世に委ねる」と主張しています。

そのため、志波家は綱彌代家によって長い間冷遇されると、護廷十三隊十番隊隊長を務めていた死神・志波 一心や護廷十三隊十三番隊副隊長を務めていた志波海燕の件で完全に没落してしまいました。

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霊王の欠片に関する感想や評価

ここまで霊王の正体や霊王の欠片と一護の関係性を交え、霊王の欠片(爪や右腕など)を宿しているキャラを一覧形式で紹介してきました。では、最後に一覧で紹介した霊王の欠片に関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

こちらでは一覧で紹介した霊王の爪に関する声があがっています。どうやらこの方は、霊王の爪について注目されているようです。小説版『BLEACH Can't Fear Your Own World』を読んでいなければ、乱菊が霊王の欠片(爪)保持者であり、霊王の欠片(爪)を愛染に奪われていたということを知ることができないと言われています。ほかにも一護が持っている霊王の欠片が霊王の爪であるという声があがっていました。

こちらでは一覧で紹介した霊王の右腕に関する声があがっています。どうやらこの方は、霊王の右腕が静止を司るということで、霊王の右腕を宿している浮竹の卍解も同じ性質なのかと気になっているようです。

こちらでは一覧で紹介した霊王の欠片である爪と右腕に関する声があがっています。どうやらこの方は、霊王の欠片である爪を宿していた乱菊と爪を宿していると予想される一護、そして右腕を宿している浮竹に注目されているようです。

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霊王の欠片まとめ

本記事ではBLEACH(ブリーチ)に登場する霊王の欠片を一覧形式で紹介してきました。ブリーチの千年血戦篇を読む際は、本記事の一覧を参考にしつつ霊王の欠片を宿しているキャラに注目していただければ幸いです。

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