浮竹十四郎の過去と霊王との関係とは？斬魄刀・卍解や最期について考察

浮竹十四郎とは、『BLEACH』に登場するキャラクターの1人です。護廷十三隊の十三番隊隊長を務めている人物です。今回は、作中の終盤にて明らかになった浮竹十四郎の過去と「霊王」の関係、浮竹十四郎の最期に隊長は死んでしまったのか…。詳しくご紹介をしていきます。

『BLEACH』は、週刊少年ジャンプにて2001年から2016年まで長期連載されていた漫画です。漫画だけでなくアニメ化、アニメ映画、実写映画化もされている大人気の漫画作品です。作者は、久保帯人さん。単行本のポエムも人気があります。

『BLEACH』は、「死神代行編」から始まり、ホウロとの戦いから「尸魂界編」へと移ります。そして最終決戦である「千年血戦篇・訣別譚」までが描かれています。単行本全72巻。

主人公の黒崎一護が、ある日、死神の朽木ルキアと出会い、ホロウという謎の物体と出会い、倒すところから物語は始まります。ルキアの死神の力を奪い、一護が「死神代行」として活躍する姿が序盤では描かれています。

浮竹十四郎のプロフィールをご紹介します。浮竹十四郎（うきたけじゅしろう）の​​​​​誕生日は、12月21日です。星座は、いて座。身長は、187cm、体重は72kgというデータになっています。下級貴族の出身であり、護廷十三隊の十三番隊隊長を務めている人物です。アニメ声優は、石川英郎さんです。好きな食べ物は「梅干し茶漬け」と「おはぎ」です。

浮竹十四郎は、部下からの信頼も厚く、ルキアの上司であり、父親のような眼差しで見守ってくれる優しい男です。生まれつき身体が病弱なこともあり、肺の病気を患っています。肺の病気が原因となり髪の毛の色がしろくなっています。身体が病弱ではありますが、隊長の誰よりも霊圧が強い人物だということが分かっています。

ここでは、「浮竹十四郎の過去と霊王との関係」について詳しくご紹介をしていきましょう。過去に一体、何があったのでしょうか…？また、『BLEACH』の物語のカギとなる「霊王」との関係とは一体、何なのでしょうか…？それでは、ご覧ください。

浮竹十四郎の幼少期や過去についてご紹介します。護廷十三隊の総隊長である山本元柳斎重國からも自身の子どものように可愛がられるなどされている人物です。浮竹十四郎の過去である、幼少期の頃から、肺の病気を患っており身体が病弱でした。肺の病気の影響で、髪の毛が白くなり、吐血をすることもしばしばありました。

そんな病弱な体質な浮竹でしたが、100年以上も護廷十三隊の十三番隊隊長を務めていたのです。部下が中々成長せず、満身創痍で隊長をしていたという理由もありそうですが、浮竹十四郎自身が相当な霊圧を持っていることも分かっています。隊長としての実力を備えていたと言えるでしょう。

ここからは、「霊王」との関係についてご紹介をします。まず1つ目は、「霊王の体の一部が憑依」していたことについてみていきましょう。先ほど上記でもご紹介したように、浮竹自身は、他者を圧倒するほどの「霊圧」を持っています。更木ですら勝てないほどの「霊圧」を持っている理由は、「ミミハギ」です。3歳の頃に肺の病気で死にかけた時、「霊王」の右腕だった「ミミハギ」を肺に憑依させたことで生きることができたのです。

物語を読んでいた読者は、浮竹の過去を知って驚いた人も多かったことでしょう。「霊王」の右腕がなぜ浮竹がいたところの近くにあったのか…などは本編でも語られていなので謎に包まれたままです。浮竹十四郎が生き延びることができたのは、「ミミハギ」のおかげであり、「霊王」の一部が身体にあることで驚異的なエネルギーを手にすることができたというわけです。

「霊王」との関係2つ目については「霊王の身代わり」になったのか…？ということです。最終決戦にて、浮竹十四郎が自身の身体を張り、『BLEACH』の世界を救った展開は、読者の間で興奮と感動を与えていたことも分かっています。物語の終盤にて、ユーハバッハが登場し、尸魂界を破壊する行動をとっていたのですが、ユーハバッハは、「霊王」を殺害してしまいます。
 

「霊王」が居なくなったことで、世界の均衡がとれなくなると考えた、浮竹十四郎は、「ミミハギ」を開放して「霊王」の身代わりになったとされています。世界の均衡を保つことに成功をしたのですが、結局のところユーハバッハに、力を奪われて浮竹は、倒れてしまうのでした。

ここでは、浮竹十四郎の斬魄刀や卍解についてご紹介します。『BLEACH』のキャラクターの中で護廷十三隊・十三番隊の隊長を務めていた人物が浮竹十四郎ですが、病弱体質ということもあり戦いなどに参戦することはほとんどありませんでした。彼の能力や斬魄刀、卍解などはどのようなものなのか見ていきましょう。

浮竹十四郎の斬魄刀は、「双魚理（そうぎょのことわり）」といいます。彼が持つ斬魄刀は、二刀の斬魄刀であり、尸魂界（ソウル・ソサエティ）にただ二つしかないものです。尸魂界（ソウル・ソサエティ）にただ二つしかないものと紹介しましたが、もう一刀は、京楽春水が持っている斬魄刀の「花天狂骨（かてんきょうこつ）」です。開放する前は、一刀ですが、開放することで二刀になることも明らかになっています。

浮竹十四郎の斬魄刀の「双魚理（そうぎょのことわり）」の始解についてご紹介します。「双魚理」の解号は「波悉く我が盾となれ 雷悉く我が刃となれ（なみことごとくわがたてとなれ いかずちことごとくわがやいばとなれ）『双魚理』」です。この斬魄刀の能力は、「反射能力」になります。片方の刃では、相手の攻撃を吸収し、もう片方の刃でその攻撃を跳ね返すことができるのです。

一番隊隊長の山本の炎系の攻撃も反射することができるようですが、放射系の攻撃の方がより能力を発揮しやすい模様です。物理的な攻撃だと反射できないようです。

浮竹十四郎の斬魄刀の「双魚理」には、「卍解」が登場しなかった理由について考察をして行きましょう。十一番隊の隊長・更木以外の隊長は、「卍解」を習得していると作中にてありましたのでおそらく浮竹十四郎も「卍解」を習得していたと考えられています。しかし、作中では「卍解」が描かれることはありませんでした。浮竹十四郎が「卍解」を使わなかった理由は、「パワーバランスの崩壊」と考察されています。

元々、浮竹自身は病弱的な身体ということもありましたので「卍解」を使えば死ぬ可能性もある…という説もあるかもしれません。浮竹十四郎の肺には、「ミミハギ」が憑依していたので「霊王」のエネルギーが注がれている特殊な身体であることも判明しました。もし、浮竹が「卍解」を使っていると、世界のバランスも崩れていたのかもしれないという考察が出来上がったというわけです。

浮竹十四郎の教えには、「戦いには2種類ある」という名言もあります。1つは、「誇りを守るための戦い」があり、もう1つは「命を守るための戦い」の2種類だという持論を持っている人物です。浮竹は、部下にも信頼されている人物であり、部下の海燕の最期の戦いでもその信念は揺らぐことがなかった人物です。

浮竹十四郎の「霊圧や攻撃力・タフさ」についてご紹介をします。病弱な身体とされていますが、護廷十三隊の中でもとびぬけた霊圧・戦闘能力を持っている人物なのです。しかし、戦闘中に吐血をすることもあるので身体が病弱なのは間違いありません。性格から「攻撃力」は、自らが攻撃することに向いていない人物です。

「タフさ」ですが、持病さえなければ、相当強い人物だと予想することができます。「速力」についてですが、京楽と共に、瞬歩にて移動する速度が、凄まじく速いとされています。七番隊の副隊長の伊勢七尾が体力を使い果たす距離を瞬歩で移動しても、2人とも息を切らすことなく移動することができます。肺が弱い浮竹十四郎ですが、息を切らさず瞬歩できるという凄い能力を持っている人物なのです。

ここでは、最終決戦のユーハバッハとの戦いで死んだとみられている浮竹十四郎の最期やその後についてご紹介します。『BLEACH』ファンの間で、浮竹十四郎が死んだということは大きくショックを受ける事態となっていたようです。ファンの間では、死んでないという考察まであるほど人気のキャラクターでした。彼はなぜ死んだのでしょうか…？詳しく見ていきましょう。

浮竹十四郎の最期について簡単にご説明します。ユーハバッハの攻撃により「霊王」が重傷を負いました。「霊王」の命を延命させるために、浮竹十四郎は、自分の肉体の全てを「ミミハギ」に捧げたとされています。こうして浮竹十四郎は、倒れてしまい、最期に死んだとみられています。

最終決戦が終わった後、最終回では、10年後が描かれています。10年後では、一護は織姫と結婚をして、ルキアは、幼馴染の恋次と結婚をしたことが描かれています。ユーハバッハに能力を奪われてしまい倒れた浮竹十四郎は、生きているのか…死んだのか…ということに注目が集まっていました。10年後を描いているシーンがありますが、浮竹十四郎の墓標が登場しており、ここで死んだことが明らかになっています。

しかし、ファンの間では、「浮竹十四郎は死んでいないのでは…？」と異を唱える人もいるのです。墓標があるからといって本当に死んでいるかどうかは分からないという見方もあるのだとか…。浮竹十四郎のその後の予想では、「護廷十三隊の隊長の座を他の人（朽木ルキア）に譲り渡し、静養をしている」という内容もあるのです。浮竹十四郎の肺は、「ミミハギ」が憑依していて、解き放ったことで「霊王」の身代わりになる形でした。

ユーハバッハは、それを待ち望んでいたかのように、解き放った能力を吸収しています。しかし、浮竹十四郎の本来の力（自分の力）は残っていると考えている人もいるのです。「ミミハギ」が消えても、浮竹十四郎の全ての力が無くなったわけではない…と考えている人も多いようです。ここから浮竹十四郎は、死んだのではなくて生きていると思う人もいたようです。

浮竹十四郎が死んだことでショックを隠し切れない人も多いようです。漫画を読んでいた人、キャラクターだけを知っていた人様々ですが、最終決戦での展開があまりにも驚きすぎて…という人も多かったことがSNSを見ると分かりました。

浮竹十四郎が死んだときいて、息が止まりそうな思いをした方もいたようです。『BLEACH』を読んでいてもいなくても、『BLEACH』自体はとても有名な漫画なのでキャラクターを知っている人も多いことでしょう。浮竹十四郎さんは、優しいキャラクターでした。隠されていた真実が最終決戦にて明らかになったことによりよりショックを受けた方もいたようですし、衝撃も多かったことが分かります。

浮竹十四郎は、病弱なキャラクターということもあり、戦いなど、目立った活躍はしていませんでしたが人気のキャラクターです。原作を最後まで追いかけていない方も、浮竹十四郎が死んだと聞いてショックを隠せない人や、最期はどのように迎えたのか…など気になっている人も多かったようです。

『BLEACH』の原作にて、浮竹十四郎があっけない最期を迎え、死んだことが認められないファンの方も多いようです。人気キャラだったこともあり、多くの人に最期の展開に衝撃を与えたと言えます。

『BLEACH』に登場するキャラクターの浮竹十四郎の過去や最期の結末などをまとめました。浮竹十四郎の過去や最期の展開は、多くのファンがびっくりしたことでしょう。『BLEACH』の最終決戦にて突然出てきた「ミミハギ」に喰われてしまう展開がファンの中では、驚きと戸惑いがあったようです。SNSでも、こういった感想が多くありました。

浮竹十四郎の過去や最期を知ったことで、もう一度『BLEACH』という漫画を読みたくなった人もいるのではないでしょうか？この機会に是非、1巻から読んでみてはいかがでしょう？新しい発見もあるかもしれません！