【リゼロ】セクメトはかわいい怠惰の魔女！過去・死因や強さをまとめて紹介

本記事では、リゼロに登場したセクメトの強さや死因をネタバレしながら紹介していきます。大罪魔女は謎が多いため、読者の間ではセクメトに対して様々な考察がされています。セクメトとペテルギウスの関係や、アニメで声を演じている声優のプロフィールをまとめていきます。

怠惰の魔女のセクメトの強さや死因を知る前に、まずはリゼロの基本情報を紹介していきます。リゼロは2012年に「小説家になろう」で連載がスタートした作品で、2014年から書籍版が刊行されています。2016年からはアニメ放送がスタートしており、アニメでは「異世界おじさん」「こみっくがーるず」「涼宮ハルヒの憂鬱」などの作品に携わっている「渡邊政治」が監督を務めています。

リゼロの主人公はナツキ・スバルです。スバルは17歳の高校生ですが、学校に行かずに怠惰な生活を送っており、コンビニで夜食を買った時に異世界に転移しました。また、転移してすぐにエミリアと出会い、見返りを求めずに手を差し伸べてくれたエミリアに好意を抱いていきます。リゼロの世界には魔女が存在しており、セクメトは怠惰の魔女という肩書で登場しました。

リゼロのセクメトは大罪魔女の1人で、赤紫の髪が特徴的なキャラクターです。怠惰の魔女の名に相応しい怠惰な性格をしており、呼吸をすることにすら憂鬱そうな姿を見せています。20歳前後の見た目をしていますが、約400年前から大罪を背負っているため、詳しい年齢は不明のようです。また、物語が始まった時点で故人のため、スバルとはエキドナの精神世界で対峙しています。

ここからは、リゼロに登場したセクメトの過去と死因をネタバレしながら紹介していきます。セクメトは緩い性格をしているキャラクターですが、作中では意外な過去や死因が描かれています。セクメトの言動や性格の情報もネタバレしながらまとめていきます。

リゼロの大罪魔女は個性的な性格をしているため、一般常識が通じない部分が多々あります。怠惰の魔女のセクメトは冷静沈着な性格をしており、大罪魔女の中では一番の常識人という印象を見せています。また、肩書き通りに怠惰な性格をしているため、地面に寝そべりながら会話していることが多いです。学園リゼロでは「6人姉妹の長女」の設定で、ゴミ出しに行ってゴミ捨て場で寝ている姿が描かれていました。

怠惰の魔女のセクメトの名前の由来は、エジプト神話の女神セクメトです。女神セクメトは「普段は穏やか」「暴れ始めると手が付けられない」という特徴があるため、リゼロのセクメトと通ずる部分があるようです。また、他の魔女に世話をさせるほどの面倒臭がりですが、「結婚したら意外と良い妻になること」が分かっています。

リゼロのテュフォンは、「傲慢」の肩書きを持つ大罪魔女です。出会う人々に「アクニン」かどうかを尋ね、罪の意識がある場合には裁きを下しています。テュフォンはセクメトにとても懐いているため、風呂に入らないセクメトの代わりに体を拭いています。また、セクメトを「母」と呼んでいますが、本当の親子かは不明のようです。

セクメトは怠惰の魔女の肩書きを持っていますが、人間時代は自堕落な生活を送っていなかったようです。セクメトは人間時代に権能を得ており、「権能を得たことで怠惰な性格になった」と言われているため、権能が人格に大きな影響を与えていることが分かります。また、隠し事が無いため、大罪魔女の中では一番付き合いやすいキャラクターと言われています。

怠惰の魔女のセクメトは、「巨人族の始祖」を目指して産み落とされた存在です。始祖の再臨を望んでいた巨人族は、様々な禁術を使って禁忌を犯しており、失敗した儀式で誕生したセクメトは「疎まれる存在」になりました。そのため、セクメトは赤ん坊の時に森に捨てられましたが、禁術で生み出されたことで生き長らえることができたようです。

人間社会を知らないセクメトは、山で野獣のように生きており、セクメトを退治するために男たちが山に登ってきました。男たちは美しい容姿をしているセクメトを飼うことを決め、セクメトは男たちから言葉や知識を学んでいます。また、セクメトは男たちを殺すことを決めましたが、恩義を感じていたことで一切の苦痛を与えませんでした。

怠惰の魔女のセクメトは、自分を捨てた巨人族を殺害しています。また、セクメトは殺した巨人族を放置しましたが、自分を育てた男たちの遺体は丁寧に埋葬しました。この時にセクメトは自由を得たことに気付き、生まれて初めての幸福を感じました。巨人族のほとんどはセクメトに殺されているため、リゼロの世界の巨人族は希少な種族になっているようです。

リゼロの「死者の書」は、タイゲタの書庫に保管されている書物です。死者の書には「世界に誕生した時から死亡した時の一連の出来事」が記されており、死者の書でセクメトの死因が明かされています。過去にセクメトは、神龍ボルカニカを東の大瀑布に追いやっていますが、自らも大瀑布に落ちたことで命を落としました。

リゼロのボルカニカは、賢者や剣聖と共に嫉妬の魔女を封印した英傑です。龍の中ではかなり年老いた存在で、肉体は全盛期を保っていますが、精神は認知症末期のような状態になっています。ボルカニカはセクメトに圧倒されているため、セクメトのことを苦手にしているようです。また、セクメトは争いを好まない性格をしているため、ボルカニカと戦った詳しい理由が不明です。

過去や死因を知った後は、リゼロに登場したセクメトの強さと能力を紹介していきます。セクメトは戦うことが面倒と思っていますが、大罪魔女の中では最強クラスの強さを誇っているようです。大罪魔女の中でのセクメトの役割もネタバレしながら解説していきます。

セクメトは魔女因子に適合しており、「怠惰」の権能を行使しています。また、大罪司教のペテルギウスも怠惰の権能を持っていますが、セクメトとペテルギウスの権能は似て非なるものです。戦闘シーンの描写が無いため、詳しい能力は不明ですが、セクメトは「とてつもない破壊力をもった衝撃波を操る」と言われています。

リゼロの権能は、「魔女因子によって引き出される能力」のことです。権能は「取り込んだ者で変化する」という特徴があり、所有者が倒された際には権能が移ることが分かっています。セクメトは「衝撃波を操る権能」を持っていますが、「権能が便利過ぎたことで怠惰な性格になった」と言われているため、セクメトの権能は大罪魔女の中でも特に謎が深いようです。

大罪魔女の中で最強の存在はサテラで、セクメトはサテラに次ぐ強さを持つと言われています。大罪魔女はそれぞれが特殊な能力を使用できますが、「セクメトが本気を出せば他の魔女を一瞬で倒せること」が分かっています。大罪魔女は些細なことで争っているため、一番強いセクメトが制止役になっているようです。

リゼロの「三大魔獣」は凄まじい強さを誇っていますが、セクメトは本気を出せば三大魔獣の全てを一瞬で葬ることができます。また、パンドラは「事象を自由に改変する」という恐ろしい能力を持っていますが、セクメトの強さはパンドラ以上と言われています。そのため、セクメトの権能は事象を無視できるという考察がされています。

セクメトはボルカニカを大瀑布に追いやっていますが、「ボルカニカの強さはサテラに匹敵する」という意見も挙がっています。そのため、セクメトの権能はボルカニカとの相性が良い可能性があります。また、リゼロの世界の最強はラインハルトと言われているため、セクメトの権能はラインハルトの加護には効果が無いのかもしれません。

前述したように、セクメトは大罪魔女の中で2番目に強いと言われているため、曲者揃いの大罪魔女の制止役になっています。また、テュフォンは暴走することが多いですが、慕っているセクメトの言葉には素直に従っています。2人は生前からの知り合いで、生前はテュフォンの暴走を止めるために壊滅的な被害が出たと言われています。

死因や強さ、能力を知った後は、リゼロに登場したセクメトとペテルギウスの関係を解説していきます。怠惰の魔女のセクメトはペテルギウスと似た存在ですが、両者には大きな違いがあるようです。また、セクメトとペテルギウスの強さを比較していきます。

リゼロのペテルギウスは、「怠惰」を担当している大罪司教です。魔女教の中で突出した被害を出しているため、強欲のレグルスと並ぶ高い知名度を誇っています。元々は「ジュース」という温厚な青年でしたが、パンドラとレグルスがエルフの森を強襲した時に魔女因子を取り込み、心が崩壊したことで狂人のような人格に変貌しました。

ペテルギウスはセクメトと同じ「怠惰の魔女因子」を取り込んでいますが、ペテルギウスは「勤勉であること」を尊んでいます。また、信仰対象であるサテラに異常な愛を抱いているため、同じ魔女のセクメトは許されない存在と考えています。ペテルギウスはサテラと同じ「見えざる手」を使用しているため、魔女因子は人によって権能が変わることが分かっています。

ペテルギウスの「見えざる手」は、初見殺しと言われる強力な権能ですが、サテラの権能の劣化版に過ぎません。また、周囲を精神汚染する権能も持っていますが、セクメトには効果が無いと予想されています。セクメトの権能は相手を一瞬で倒すことができるため、同じ怠惰でもセクメトの方が戦闘能力は高いようです。

セクメトとペテルギウスは同じ権能を持っていますが、まったく共通点が無いと言われています。また、ペテルギウスは魔女因子に適合しておらず、フォルトナとエミリアを守るために無理やり魔女因子を取り込んでいるため、権能の一部しか使用できないと予想されています。

死因や強さ、能力を知った後は、リゼロで描かれたセクメトの活躍をネタバレしながら紹介していきます。セクメトは登場シーンが少ないキャラクターですが、作中では面白い一面も描かれているようです。

怠惰の魔女のセクメトは、第四章の「永遠の契約」に登場しています。スバルはエキドナと契約を結ぼうとしていましたが、突然姿を見せたセクメトが「契約のデメリット」を説明しました。そのため、邪魔をしたセクメトはエキドナに睨まれてしまいますが、セクメトは「義理は果たす」と反論しています。

怠惰の魔女のセクメトは、外伝の「魔女のアフターパーティー」に登場しています。魔女たちは「メイエルの魔晶石」に魂を移して聖域から出ることを決め、セクメトも他の魔女に同行しています。また、セクメトは不用意に薄着で外に出てしまったため、「凍死したら笑える」と言っていました。

怠惰の魔女のセクメトは、外伝の「魔女のアフターパーティー/魔女たちの反省会」に登場しています。夢の城で茶会を開いたオメガは、他の魔女に「今後の方針」を相談しており、セクメトは「エキドナが世界への興味を失ったら、世界は崩壊する可能性がある」と話しました。また、スバルの身を案じていたため、セクメトがスバルに特別な感情を抱いていることが分かりました。

死因や強さ、能力を知った後は、怠惰の魔女のセクメトの伏線と謎を考察していきます。セクメトとスバルはエキドナの精神世界で初対面していますが、セクメトはスバルに対して複雑な感情を抱いているようです。セクメトの「あの子への義理」の意味をネタバレしながら考察していきます。

セクメトは茶会で「あの子への義理を果たす」と発言しており、「あの子」は大罪魔女のステラと予想されています。ステラはスバルに対して異常な愛情を抱いているため、ステラへの義理を果たすために、セクメトはスバルに「エキドナとの契約のデメリット」を説明した可能性があります。また、「ステラは他の大罪魔女を守るために封印された」という考察がされています。

茶会ではダフネが「賢人候補」と発言しており、発言を聞いたセクメトがダフネを制止しています。魔女因子を取り込んだスバルは賢人になれる可能性がありますが、賢人になった時点で「スバルがスバルではなくなる可能性」があるため、ステラのためにセクメトはダフネを制止したのかもしれません。

エキドナは知識を渇望している存在のため、世界への興味を失ったら世界を滅亡させる可能性があります。セクメトは世界の滅亡には興味がありませんが、「世界が滅亡したらスバルが困る」と考えてエキドナを恐れているようです。そのため、セクメトは「エキドナには世界に興味を持ち続けてほしい」と考えています。

死因や強さ、能力を知った後は、リゼロのアニメでセクメトの声を演じている声優を紹介していきます。大罪魔女は声優が豪華と言われているため、セクメトの声も人気声優が担当しているようです。声優のプロフィールや出演作品をまとめていきます。

リゼロで怠惰の魔女のセクメトを演じているのは、声優の中原麻衣です。中原麻衣は福岡県出身で、2001年から声優活動を行っています。生年月日は1981年2月23日で、所属事務所は「アイムエンタープライズ」です。小学生時代に見ていた「七つの海のティコ」が声優に興味を抱いたきっかけで、デビュー前には医療事務の仕事をしながら養成所に通っていました。

声優の中原麻衣は、アニメ「CLANNAD」で「古河渚」というキャラクターを演じています。古河渚は本作のメインヒロインで、高校に通っている高校生です。病弱な体を持つことで高校を留年しており、岡崎朋也と出会うまでは孤独な学校生活を送っていました。古河渚が登場した本作は、2004年に発売されたゲームが原作で、2007年から2009年までアニメが放送されていました。

声優の中原麻衣は、アニメ「ひぐらしのなく頃に」で「竜宮レナ」というキャラクターを演じています。竜宮レナは本作のメインヒロインで、主人公の前原圭一の同級生です。普段は穏やかで優しい性格をしていますが、怒った時には鬼のような表情を見せています。竜宮レナが登場した本作は、2002年に発売されたゲームが原作で、2006年から2021年までアニメが放送されていました。

声優の中原麻衣は、「おねがい☆ツインズ」「組長娘と世話係」「無能なナナ」「うどんの国の金色毛鞠」「有頂天家族」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。2002年からは音楽活動を開始しており、様々なアニメでキャラクターソングを歌っています。プライベートでは料理を趣味にしており、声優の清水愛や植田佳奈、斎藤千和と仲が良いようです。

死因や能力、声優を知った後は、怠惰の魔女のセクメトに関する感想をまとめていきます。リゼロの大罪魔女は人気があるため、セクメトに対しても様々な感想が挙がっているようです。セクメトの性格や能力に関する感想をまとめていきます。

怠惰の魔女のセクメトは、スタイル抜群の美人キャラクターのため、読者と視聴者から「セクメトは可愛い」という感想が挙がっています。また、気怠そうな話し方をしているため、「セクメトはセクシー」という感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したように、セクメトはサテラに次ぐ戦闘能力を持っているため、読者と視聴者から「セクメトは強い」という感想が挙がっています。また、本格的な戦闘シーンは描かれていないため、「大罪魔女の本気の戦いを見たい」という感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したように、リゼロのアニメでは声優の中原麻衣がセクメトの声を演じています。中原麻衣が演じたセクメトや竜宮レナ、古河渚は性格がまったく違うキャラクターのため、アニメ視聴者から「中原麻衣の演技が上手い」という感想が挙がっています。また、「中原麻衣が演じたことで、セクメトが更に可愛いキャラクターになった」という感想も挙がっているようです。

本記事では、怠惰の魔女のセクメトの能力や声優を紹介していきました。セクメトは壮絶な過去を経験していますが、争いを好まない穏やかな性格をしているようです。また、大罪魔女の中では常識人という設定のため、セクメトの存在が大罪魔女同士の争いを阻んでいます。セクメトが登場したエピソードを見たことが無い方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。