【リゼロ】死亡したキャラ一覧まとめ！死因は？最後のシーンや理由も解説

「Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)」は小説投稿サイト「小説家になろう」に連載されている作品で、作者は長月達平さんです。「小説家になろう」で連載開始したのは2012年4月からで、2014年からはライトノベル版「Re:ゼロから始める異世界生活」が刊行されました。ライトノベル版は2022年1月現在で本編・短編・外伝含めて39冊刊行されているほか、複数のコミカライズ版が刊行されています。

テレビアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)」は2016年4月から第1期、2020年7月から第2期が放送されたほか、2期放送に先立って1期アニメの再編集版が放送されました。このほか、異世界カルテットには「この素晴らしい世界に祝福を！」「オーバーロード」「幼女戦記」のキャラクターたちとともに登場しています。

引きこもりの高校生であるナツキ・スバルはコンビニの帰りに異世界へ召喚されました。右も左もわからない状態のとき、出会った銀髪の少女がなんの見返りもなく助けてくれました。そこでナツキ・スバルはその銀髪の少女へ恩返しをしようとします。彼女が探している徽章の手がかりを見つけた矢先、何者かにナツキ・スバルと銀髪の少女が襲われ死亡してしまいました。

ここからはリゼロで死亡したキャラクター一覧の死因や理由・最後のまとめについて紹介します。最初に紹介する死亡キャラ一覧まとめはエルザです。エルザは黒髪ロングの妖艶な雰囲気を纏う美女ですが、「腸狩り」という異名を持つ暗殺者で王都で指名手配されている人物です。ナツキ・スバルにとっては異世界に来てはじめて殺されて死に戻りをした因縁の相手です。

エルザはアニメ1期序盤でラインハルトの強力な攻撃を受けて大ダメージを追いましたが、この場面では死亡せずに逃亡しています。エルザが死亡したのはリゼロの第4章で魔獣使いメィリィと共に屋敷に襲いかかり、ナツキ・スバルの行く手を阻もうとしたときです。エルザは尋常ではない回復力を持っていますが、その理由は正体が吸血鬼のためです。しかし、そんなエルザでも死亡してしまいました。

この場面において、エルザは何度もナツキ・スバルを仕留めています。何度も死に戻りをするナツキ・スバルは、「聖域の盾」の異名を持つガーフィールを差し向けることに成功しました。しかし、ガーフィールをもってしてもエルザはなかなか倒れません。その理由はエルザは死なない体を持っているためです。しかし、ガーフィールはそんなエルザの弱点を発見します。

その弱点とは、エルザが死亡できる回数は有限ということです。何度も攻撃を繰り返しとうとう限界を超えたエルザ、その死因は岩豚という魔獣を投げつけてエルザを潰したことでこの戦闘は決着しました。

続いて紹介するリゼロで死亡したキャラクター一覧の死因や理由・最後のまとめはテレシアです。テレシアはラインハルトの祖母、そして「剣鬼」ヴィルヘルムの妻です。また、先代の剣聖です。剣聖と呼ばれるほどの剣の実力がありますが、心優しい性格で戦闘より花を愛でることを好んだキャラクターです。ヴィルヘルムとの仲は良好で、テレシアが死亡したあともヴィルヘルムは彼女を愛し続けています。

そんなテレシアが死亡したのは、ナツキ・スバルが異世界へ召喚されたときよりも過去の話です。テレシアには「死神の加護」という力があり、彼女が斬った相手は傷をふさぐことができないというもの。心優しいテレシアは相手を傷つけることに抵抗があり、思い悩み続けていました。そして、ヴィルヘルムからプロポーズされ剣聖から降りて家庭に入ります。

そんなテレシアはヴィルヘルムや子供たちとともに幸せな家庭を築きますが、白鯨討伐戦に駆り出されてしまいました。そこで加護を失ってしまいテレシアは死亡します。加護を失った理由として、夫のヴィルヘルムは息子のラインハルトが加護を奪ったからではないかと疑い確執が生まれます。つまり、ラインハルトが「望んだ加護を得る」という能力でテレシアの加護を奪ったことが直接の死因だと思ったわけです。

しかし、テレシアの本当の死因はラインハルトや白鯨ではないという説があります。その理由は、白鯨戦に魔女パンドラが現れてテレシアにとどめを刺したというものです。魔女パンドラとは「虚飾の魔女」と呼ばれる存在で謎に包まれています。しかしこの白鯨討伐戦や100年前のエリオール大森林襲来といった事象は、パンドラが引き起こしたものとされています。パンドラに直接殺されたという死因がもっとも濃厚な説のようです。

続いて紹介するリゼロで死亡したキャラクター一覧の死因や理由・最後のまとめはレグルスです。レグルスは魔女教大罪司教の強欲担当で、ナツキ・スバルと敵対したキャラクターです。ヴォラキア帝国の「城塞都市ガークラ」をたった1人で攻め滅ぼす、闘神「八つ腕のクルガン」を打ち倒すといったさまざまな被害を引き起こした人物で、初期の魔女教を知る数少ない人物の1人です。

レグルスは魔女教の大罪司教の中でも強力な力を持っているというだけではなく、作者が作中のキャラクターの中でもトップクラスの実力者であると言及しています。また、自称「平和主義者」で戦いを好まず、平和に過ごすことを望んでいます。しかしそれは表面上で、自分勝手で利己的な性格から気に入らない相手は「時間を停止させる「獅子の心臓」や「小さな王」という権能で殺害を繰り返しています。

ラインハルトですらレグルス相手では決定的なダメージを与えられないという強敵ですが、ナツキ・スバルとエミリアが弱点を見つけて撃破しました。その最後の死因は、「獅子の心臓」の持続性を封印され、地中深くに叩きつけられたときに大量の水があふれだし溺死したというものです。ちなみに、強力なキャラクターですが最も小者でもあると作者が言及しています。

ここからはリゼロで生死不明のキャラや、生き返ったキャラまとめ一覧を紹介します。最初に紹介するペテルギウスは先ほど紹介したレグルスと同じく魔女教の大罪司教で怠惰を担当しています。アニメリゼロ1期で最後に戦った相手で、「脳が震える」という名言、独特な見た目で「○○デス」という特徴的な語尾、そしてかなりの狂人といったキャラクターです。

そんなペテルギウスですが、もともと狂人だったわけではなく理性的で落ち着いた性格をしていました。そして100年前にはエミリアやエミリアの叔母であるフォルトナと親交があるだけではなく親しい関係を築いています。そんなペテルギウスが狂ってしまった理由は虚飾の魔女パンドラと先ほど紹介したレグルスが襲撃してきたことです。エミリアたちを守るために適性がない怠惰の魔女因子を体に取り込みました。

そしてパンドラとフォルトナを見間違えてしまい、フォルトナを殺害。そのまま狂人への道を進んでいきます。ペテルギウスはかなりの強敵で、指先という部下たちの体を自由に乗っ取ることができるためほぼ不死身でした。しかし、アニメ1期の最後の戦いで死に戻りをしたナツキ・スバルは指先の対策をしました。それは、ペテルギウス本人の前に指先から潰すというものでした。

その結果、ペテルギウスはナツキ・スバルたちに追い詰められてしまいます。その最後はユリウスとの戦闘でした。ペテルギウスの権能である見えざる手でしたが、ナツキ・スバルにはそれが見えています。ユリウスとナツキ・スバルが協力することで見事にペテルギウスを倒しました。しかし、死んだと思われたペテルギウスですがまだ死んでいませんでした。

エミリアを救いに行くナツキ・スバルたちを追いかけるペテルギウス、そこで本当の最後が訪れます。ペテルギウスの心のよりどころである福音書にナツキ・スバルが「終わり」と書いたことが死因となり、そこで力尽きました。しかし、ほかの体へ転移できるペテルギウス、最後に本当に死んだのかは不明とされています。　

続いて紹介する生死不明のキャラや、生き返ったキャラ一覧まとめはラインハルトです。リゼロの作中で最強とされている現在の剣聖であるラインハルトですが、一度死亡しています。それはエミリアを人質にされてしまったときで、レグルスにより殺害されました。しかし、ラインハルトには不死鳥の加護」がありあっさりと復活します。

続いて紹介する生死不明のキャラや、生き返ったキャラ一覧まとめはヴィルヘルムです。剣鬼の異名を持つヴィルヘルムにとって、白鯨は妻のテレシアの仇である重要な目標でした。その白鯨戦でヴィルヘルムは殺されそうになります。しかし死亡せずにその後もナツキ・スバルに協力をするキャラクターです。

死に戻りがテーマとなっているリゼロで、ナツキ・スバルが死亡した回数は2期アニメ30話の時点で18回。この回数はweb版のリゼロの死亡回数とまったく同じです。

アニメ版とweb原作版のリゼロは死亡回数など同じ点がありますが、描写については違うことが少なくありません。たとえば、アニメ31話で屋敷に戻ったスバルはエルザの手によって殺害されてしまうシーンです。web原作版においてはスバルはラムと一緒に屋敷に戻っていますが、アニメ版ではスバルのみが屋敷に戻っています。このほか、フレデリカとの会話が少なくなっている点が挙げられます。

web原作版と同じような流れで進行しているアニメ版リゼロですが、カットされている部分がかなりあります。そのため、アニメ版で描写が変更されているという点が、死亡シーンのほかにもあるようです。

リゼロは章ごとになんどもナツキ・スバルが死に戻りをして、何周もかけてトラブルを打ち破っていきます。ここではアニメ2期30話からのループ状況をネタバレで紹介します。エキドナにより3つの試練があると告げられたナツキ・スバルは、第1の試練を突破します。そしてロズワールと話をして彼の思惑について知ります。さらに、ロズワールがスバルを信じていることをはっきりと告げられました。

その後ナツキ・スバルはガーフィールを説得してアーラム村の住民を解放し、無人の屋敷へ帰還。レムのところへ向かうナツキ・スバルでしたが、エルザが登場して殺害されます。

死に戻りをした2周目でナツキ・スバルはロズワールと密談をして、レムとともに屋敷へ戻ります。1周目のときより2日早く到着したナツキ・スバルたちは、ペトラに迎えられました。ナツキ・スバルは怪しいと踏んでいるフレデリカに輝石について問い詰めますが、結果は判明しませんでした。そこへエルザが魔獣を引き連れてやってきます。

そこでレムとペトラは殺害され、ラムとフレデリカは行方不明になります。ナツキ・スバルはベアトリスに助け出されて禁書庫へ行きますが、エルザが侵入してきて死亡してしまいました。

死に戻りをして3周目に挑むナツキ・スバル、今回はオットーと話したあとにガーフィールと密談します。そこでガーフィールに監禁されてしまいますが、3日後にオットーにより救出されました。しかし、ガーフィールと戦闘になってしまい、ラムとオットーが死亡します。衰弱したナツキ・スバルは聖域内が一面の雪景色になっていることと、ほかに誰もいないことに気づきます。

途方に暮れるナツキ・スバルの前に現れたのは角を持った兎のような生き物。不用意に近づいたところウサギたちに食い殺されてしまいました。

死に戻りをしたナツキ・スバル、4周目ではエキドナと魔女の茶会で再会します。そこでエキドナが死に戻りを知っていることが判明します。また、ナツキ・スバルは大兎討伐のため暴食の魔女ダフネに会いに行き、ダフネ、テュフォン、ミネルヴァと接触しました。茶会を退席したあと、嫉妬の魔女が現れ逃げようとしますが失敗します。そこでナツキ・スバルはペトラのハンカチで自害しました。

５周目でナツキ・スバルは謎の研究施設でクリスタルリューズを発見。また、聖域はエキドナが不老不死の実験場として作った街だということが判明します。屋敷に戻ったナツキ・スバルはベアトリスと接触しますが、そこへエルザとメイリィが乱入したことでベアトリスが殺害されます。ナツキ・スバルはベアトリスの魔法によって聖域に戻りますが、そこではエミリアが精神崩壊を起こしていました。

また、ロズワールの本当の思惑が判明。さらに、レムとガーフィールが殺害されます。そしてロズワールが大雪を降らせ、またしても大兎により死亡しました。物語は６周目へと入っていきます。

リゼロの感想の多くは、死に戻りという設定がよく活かされていて面白い作品だったというものです。とくに、ナツキ・スバル自身はほかに強力な力がなくても、死に戻りで繰り返しながら困難を打ち破っていくところが面白いという感想があります。

リゼロにはさまざまな人気キャラクターが登場しますが、その中でもペテルギウスが好きという方がたくさんいました。

「小説家になろう」からアニメ化された作品がたくさんありますが、その中でもリゼロが一番好きと言う方が少なくありませんでした。

リゼロの死亡キャラや、生死不明なキャラクター一覧まとめについて紹介しました。死に戻りをするナツキ・スバルをはじめ、さまざまなキャラクターが死亡して時間が戻り復活するリゼロ。その中でも、完全に死亡という扱いのキャラクターがいます。また、ペテルギウスのように生死不明のキャラクターが復活するのか注目しましょう。