【ブルーロック】二次選考の結果と突破したメンバーは?入寮テストや一次選考も解説

『ブルーロック』は、世界に通用するストライカーを生み出すための施設「ブルーロック」で、サッカー少年たちが凄絶な蹴落とし合いを繰り広げる作品です。登場人物たちは一次選考、二次選考を突破してさらに上を目指していくのですが、ここでは二次選考が何巻から何巻まで描かれているのかや、二次選考の結果ランキング、突破したメンバーや脱落者の情報を見ていきます。また、ここでは入寮テストや一次選考についても紹介していきます。

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目次

  1. ブルーロックの二次選考とは?
  2. ブルーロックの二次選考の結果と突破したメンバー
  3. ブルーロックの二次選考の始まりや突破したシーンは何話?
  4. ブルーロックの入寮テストをネタバレ
  5. ブルーロックの一次選考のルールと第1~3試合
  6. ブルーロックの一次選考の最終試合
  7. ブルーロックの二次選考に関する感想や評価
  8. ブルーロックの二次選考まとめ

ブルーロックの二次選考とは?

『ブルーロック』の二次選考とは、一次選考をクリアした選手たちを待ち受けていたより厳しい試練です。ここでは、二次選考の詳細を紹介していきます。二次選考の話は何巻から読むことができるのか、二次選考の結果ランキングはどのようになったのか、誰が突破して誰が脱落者となったのかなどをチェックしていきましょう。

ブルーロックの作品情報

ブルーロックの概要

『ブルーロック』は、2018年から『週刊少年マガジン』で連載されている漫画作品です。原作は『神さまの言うとおり』の原作・原案で知られる金城宗幸、作画はノ村優介が担当しています。高校生のFW選手300名が世界一のストライカーを目指して凄絶な蹴落とし合いに挑むという作品で、時に実在の選手をけなすような過激な表現が見られることから「史上最もイカれたサッカー漫画」という異名がつけられました。

ブルーロックのあらすじ

W杯で日本が優勝するために必要なのは、強力なストライカーである。そう考える男・絵心甚八は、日本全国からユース年代のFW300人を集め、最強のストライカーを生み出すための計画「青い監獄(ブルーロック)」プロジェクトを始動させました。最終的に生き残るのは最強のストライカーである1人だけで、それ以外の299人は永久に日本代表への登録資格を失うという過酷なプロジェクトに、主人公の潔世一が挑みます。

二次選考とは?

一次選考を突破した潔たちを待ち受けていたのは、一次選考よりも格段に突破難易度が跳ね上がる二次選考でした。二次選考は5つのステージで構成されており、クリアした者だけが次のステージに進めるようになっています。一次選考で生き残った選手たちはまず、1人ずつある部屋へと入れられました。部屋の中には「ブルーロックマン」という存在がいて、ゴールの前に立ちはだかっています。

90分の制限時間内にブルーロックマンから100本のゴールを奪えば、ファーストステージはクリアです。シュート1本ごとにゴールの位置、ボールが出てくる場所は変わり、さらにコート内で選手が移動できる範囲はどんどん狭まっていきます。瞬時に状況を判断し、次々とゴールを決めなくてはいけません。ゴールを決めるごとに、難易度は上っていきます。

ファーストステージを突破した者は、セカンドステージではなくサードステージに進みます。サードステージは、3人1組のチームを作って試合をし、5点先取したチームが勝利です。勝利したチームは相手チームから1人を引き抜き、4人のチームを作ります。戦いに勝ち進んで仲間を5人まで増やしフィフスステージまで辿り着いたチームが、二次選考クリアとなります。

負けて人数が減ると、前のステージに逆戻りするしかありません。例えを挙げると、3人1組のサードステージで敗北し、相手チームに引き抜かれずに2人になってしまった場合、2対2で戦うセカンドステージに落とされます。そこでも敗北し、相手チームに引き抜かれず1人になってしまった場合は脱落となります。

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ブルーロックの二次選考の結果と突破したメンバー

ここからは、ブルーロックの二次選考の結果ランキングと、突破したメンバーについて紹介していきます。突破したメンバーがどのような顔ぶれで、誰がランキング何位にいるのかという情報は物語を読み進めていく上で重要です。二次選考時点で、主人公の潔がランキング何位なのかという点にも注目してみましょう。

二次選考の結果ランキング

二次選考の結果、ブルーロックランキング1位となったのは、世界的MF・糸師冴を兄に持つ糸師凛です。ランキング2位は高いジャンプ力と手足の長さが特徴的な蟻生十兵衛で、ランキング3位は俊敏反応に長けた時光青志でした。ランキング4位はギザ歯が特徴的な黒名蘭世で、ランキング5位は少々下品な田中信玄です。

番号が飛んでランキング7位がスピンオフでは主人公を務めた凪誠士郎、ランキング10位は凪誠士郎の相棒である御影玲王となっています。ランキング13位は高校生ナンバー1の高身長を誇る石狩幸雄で、ランキング15位は『ブルーロック』の主人公である潔世一でした。ランキング16位には、潔と友好的な関係である蜂楽廻が入っていました。

二次選考を突破したメンバーと脱落者

二次選考を突破できたのは、結果ランキングで紹介したメンバーを含めた35名です。脱落者は5名でした。ここからは、脱落者について触れていきます。二次選考では、一次選考で潔と同じチームZのメンバーだった5人が脱落者となっています。脱落者その1は、潔が早くから信頼を寄せるようになったメンバー・國神錬介です。脱落者その2は、速さと技術に自信を持っていたメンバー・成早朝日。

脱落者その3はチームZの和ませ役であったメンバー・今村遊大で、脱落者その4はチームZのリーダー的な役割を果たしていたメンバー・伊右衛門送人です。脱落者その5はチームZを裏切ったことがあるメンバー・久遠渉でした。國神錬介は脱落者ですが、後に敗者復活戦を勝ち抜き、二次選考を突破することになります。

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ブルーロックの二次選考の始まりや突破したシーンは何話?

物語がより盛り上がる二次選考の部分を早く読みたい、と考える人は少なくないでしょう。ここからは、二次選考が何巻何話から始まったのか、二次選考を突破したシーンは何巻何話で見られるのかを紹介していきます。見たいところが何巻何話にあるのかを知り、必要な巻数を購入しましょう。

二次選考が始まったシーンは何巻何話?

二次選考が始まったシーンが『ブルーロック』の何巻何話なのかというと、コミックス6巻41話です。41話のタイトルは「BLUE LOCK MAN」で、潔たちはホログラムのGKを相手取り時間内に100回ゴールを決めるという二次選考ファーストステージに挑みます。以上、二次選考が始まったシーンは『ブルーロック』の何巻何話なのかについての紹介でした。

二次選考を突破したシーンは何巻何話?

主人公の潔が二次選考を突破したシーンは何巻何話なのかというと、コミックス10巻85話です。潔のチームは糸師凛のチームに敗北してしまうのですが、糸師が潔を自分のチームに引き抜きました。この瞬間、糸師凛・蟻生十兵衛・時光青志・蜂楽廻、そして潔世一の二次選考突破が決定します。以上、主人公の潔が二次選考を突破したシーンは何巻何話なのかについての紹介でした。

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ブルーロックの入寮テストをネタバレ

ここからは『ブルーロック』で描かれた入寮テストについてネタバレありで紹介していきます。入寮テストは何巻から何巻まで描かれているのかや入寮テストのルール、ストーリー展開やテストの結果を見ていきましょう。

ネタバレ①入寮テストのルール

ブルーロックに集められた潔たち300人の選手はまず、入寮テストを受けることになります。入寮テストは12人1組で行われる「オニごっこ」でした。ボールを持った人間が「オニ」となり、誰かにボールをぶつけます。ぶつけられた人間は次の「オニ」となり、また誰かにボールをぶつけることで「オニ」が入れ替わります。

制限時間136秒の間にそれを繰り返し、タイムアップの瞬間に「オニ」だった人間が脱落者となります。ハンドは禁止ですが、誰かを羽交い締めにして「オニ」がボールを当てるアシストをする、他人に蹴りを入れるなどの行為は禁止されていません。

ネタバレ②ルームZの入寮テストの参加者

『ブルーロック』の主人公である潔は、ルームZという部屋で自分以外の入寮テスト参加者と出会います。潔を含めた参加者は皆、絵心の独断と偏見によってランキングされていました。潔以外のルームZのメンバーは289位の吉良涼介、290位の蜂楽廻、291位の國神錬介、292位千切豹馬、293位の久遠渉、294位の雷市陣吾、295位の今村遊大、296位の我牙丸吟、297位の成早朝日、298位の伊右衛門送人、300位の五十嵐栗夢です。

潔のランキングは299位でした。入寮テストではこの12人のメンバーのうち1人が脱落者となり、生き残った11人は同じ部屋で過ごすルームメイトになります。彼らは「チームZ」と呼ばれるようになり、時に協力し時に裏切るライバルとしての日々を過ごしていきます。

ネタバレ③入寮テストのストーリー展開

入寮テストは、漫画『ブルーロック』の1巻で見ることができます。ルームZで入寮テストである「オニごっこ」が始まりました。最初にボールを持つ「オニ」となったのは、ランキング最下位である五十嵐です。五十嵐は隙を見せた國神にボールを当て、「オニ」が変わりました。國神は五十嵐にボールを当て返そうとするのですが、彼が蹴ったボールは五十嵐が羽交い締めにして動きを封じていた潔に当たってしまいます。

潔は足を痛めた五十嵐にボールを当てようと考えますが、自分よりも強い人間を倒さないと何も変わらないと思い、狙いを変えました。それを見ていた蜂楽は潔からボールを奪い、ルームZのメンバーの中で一番ランキングが上の吉良にボールを当てようとします。蜂楽は吉良が逃げた先にいる潔にボールを上げました。そのボールを受け、潔は強い人間を倒すべくシュートを放ちます。

ネタバレ④入寮テストの結果

潔の放ったシュートは吉良に当たり、そこでタイムアップとなりました。ルームZのメンバーの中で最もランキングが高い吉良がブルーロック最初の脱落者となる結果に、他のメンバーは驚愕します。吉良は絵心に文句を言いましたが、結果が覆ることはありませんでした。吉良はブルーロックからの退去を命じられ、残った11人が「チームZ」として行動を共にしていくことになります。

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ブルーロックの一次選考のルールと第1~3試合

ここからは『ブルーロック』で描かれた一次選考についてネタバレで紹介していきます。一次選考は何巻から何巻まで描かれているのかや、一次選考のルール、ストーリー展開や結果を見ていきましょう。

一次選考のルール

「オニごっこ」で脱落者が1人出たため、ルームZのメンバーは11人になりました。ブルーロックは5つの棟で構成されており、潔たちはランキング下位のメンバーが集められているという伍号棟で生活しています。一次選考は、同じ棟にいる5チームの総当たり戦でした。各チーム4試合ずつ行い、上位2チームが二次選考へと進出、残りの3チームは脱落となります。

試合をして勝てば3ポイント、引き分けは1ポイント、敗北すれば0ポイントを獲得し、ポイントの合計で順位が決まります。ワールドカップのグループリーグと基本的には同じです。ワールドカップと違うところは、上位2チームに入れなければチームとしては脱落しますが、各チームの得点王は二次選考へ進出できるというルールになっている点です。

チームの中で最も多く点を取っていれば、チームが負けても二次選考に進めるようになっているのです。チーム内で最多得点数が並んだ場合はフェアプレーポイントが採用され、ペナルティーポイントの少ない者が勝ち上がれます。チーム同士で競い合うことはもちろん、チーム内での競い合いも必要となるルールとなっています。

一次選考第1試合をネタバレ

チームZの選手や状況

潔たちチームZは、チームXと戦うことになりました。全員がFWであるため、まずは大まかなポジション分けをするのですが、ポジション分けに費やす時間も、細かい作戦を練っている時間もないという状況です。そのため、ポジション分けはジャンケンで行い、勝った潔がCF(センターフォワード)を務めることになりました。

顔を合わせたばかりのメンバーで、かつ各々が得点王になりたいと考えているチーム状況です。試合が始まると、チームメイトであるはずの雷市が潔からボールを奪って得点を決めようとするなどし、試合は大きく乱れました。

チームXの選手や状況

潔たちチームZと戦うチームXは、243位~253位のメンバーで構成されたチームです。このチームには、自らを「キング」だと称するストライカー・馬狼照英がいました。置かれている状況はチームZもチームXも変わりません。

そのためチームXもチームZ同様、チームメイト同士で諍いを起こしていたのですが、馬狼照英が圧倒的な実力を見せつけることで状況は一変しました。チームXは自然と馬狼を中心にまとまるようになり、組織的なサッカーをするようになります。

第1試合のストーリー展開

一次選考第1試合は、漫画『ブルーロック』の2巻で見ることができます。ジャンケンでポジション分けをしたチームZは、チームXとの試合に挑みます。ジャンケンに勝ちCFとなった潔を中心に試合を進めていく予定でしたが、雷市が味方の潔からボールを奪ったことがきっかけで、試合は敵味方関係なくボールを奪い合う大惨事となりました。その混乱の中でボールを奪いシュートを決めたのが馬狼です。

馬狼のゴールをきっかけに、チームXはまとまりを見せ始めました。馬狼という圧倒的な個の力がチームを生み出したのです。一方、チームZは仲間割れをしたままでした。点差がつけばつくほど、チームZのメンバーは自分のことしか考えなくなり、よりチームはバラバラになります。試合の途中で潔は一次選考の意味・絵心の狙いに気づきますが、時すでに遅し。反撃の手立てすら考えられないまま、試合は進んでいきます。

第1試合の結果

第1試合の結果は、5対1でチームXの勝利となりました。最後の最後に潔のパスから國神がゴールを決め1点返したものの、チームZは大敗を喫してしまったのです。一次選考であるトーナメント戦は、2敗してしまうと上位2チームに残れる可能性がほとんどなくなります。チームZが生き残るためには、それぞれが自分の持ち味を発揮するための策が必要でした。

一方、國神のゴールをアシストした潔は、パスを出した自分自身にショックを受けていました。ブルーロックでは、自分がゴールを決めるのだという強いエゴが何よりも必要だとされています。潔は自分でシュートをせず味方にパスをしてしまったことによって、自分はストライカー失格なのではないかという不安に苛まれることになりました。

一次選考第2試合をネタバレ

チームZの選手や状況

早速敗北してしまったチームZは、次の試合で負けたら終わりともいえる状況にありました。バラバラだったチームZのメンバーもさすがに危機感を抱き、試合に勝つ方法を真剣に考え始めます。散々の結果だった第1試合を通して潔たちは、サッカーやチームは圧倒的なストライカーから生まれること、ストライカーが0から1を生み出すためには強力な武器が必要で、それを各々がどう活かしていくかが勝利への鍵となることを学びました。

それを踏まえて久遠が考えた作戦が「次俺9」作戦です。この作戦は、時間を区切ってメンバーが1人ずつFWを担うというものです。DFとGK役を買って出た千切・伊右衛門を除く9人がFWを交代していくため「次俺9」作戦と名付けられました。

ストライカーたちはドリブル技術やスピード、ミドルシュートなど、自分の武器を持っています。それぞれの武器を活かすため、FW以外はフォーメーションを組んで、そのときのFWがやりたいことをサポートしていくのです。FWはランキング順に10分で交代します。この作戦であれば平等にゴールのチャンスが与えられるため、第1試合のような味方同士でのボールの取り合いも起こりません。

チームYの選手や状況

チームZの第2試合の相手はチームYです。チームYもチームZ同様、初戦で敗北しているためほとんど後がない状況でした。チームYの要注意人物は、熊本県大会で得点王になった大川響鬼です。追い詰められたチームZ同様に、チームYも策を練ってフィールドに立っていました。

第2試合のストーリー展開

一次選考第2試合は、漫画『ブルーロック』の2巻で見ることができます。FWが次々と入れ替わる「次俺9」作戦は、Zチームの中で一番ランキングが上である蜂楽から始まりました。蜂楽の武器はドリブルです。彼は自分の持ち味を発揮しようとしますが、チームYもチームZを研究して作戦を練ってきており、容易に抜かせてはくれません。

チームZがそれぞれの武器を活かす超攻撃的布陣なのに対し、チームYはそれを潰す守備的布陣を敷いていました。絶対に勝ちが欲しいはずの試合でひたすら守備をし、得点王である大川が動かないというチームYの状況に、潔は違和感を抱きます。その違和感の理由はすぐに明らかになりました。チームYは消極的だったわけではなく、わざとチームZに攻めさせることによって、カウンターを狙っていたのです。

チームYの二子一揮が大川にパスをしたことでカウンター攻撃が始まり、チームZは点を奪われてしまいました。気持ちを切り替えて戦い続けるチームZですが、誰がFWになっても自分のサッカーをさせてもらえず、時間だけが刻々と過ぎていきます。やがて潔は、チームYの心臓が大川ではなく二子であること、彼を止めればチームYの機能を停止させられることに気づきました。

潔は二子に渡りそうだったボールを奪ってそのままシュートします。潔のシュートは阻まれましたが、弾かれて軌道が変わったボールを我牙丸が押し込み、チームZは1点を返しました。残り時間1分、チームYは初めてチーム全員での総攻撃を仕掛けます。チームZはゴールを奪われかけますが、ゴールの匂いに反応した潔がこれを阻止し、カウンターを返します。

第2試合の結果

蜂楽のパスを受けて潔がゴールを決め、第2試合は2対1でチームZの勝利という結果に終わりました。チームZは勝ち点3を獲得。チームYは2敗したため、リーグ上位通過は難しい状況となります。チームYの11人の夢を、潔が自らのゴールで打ち崩したのです。悔しがり崩れ落ちる二子や大川を見て、潔は罪悪感ではなく快感を覚えました。

一次選考第3試合をネタバレ

チームZの選手や状況

チームYとの試合が終わり、ブルーロックランキングのチーム内順位変動が行われました。これにより、ビリから2番目だった潔がチームZのトップランカーとなります。チームYとの戦いを経て連帯感のようなものが生まれていたチームZの中に、これまでとは違うライバル意識が生じました。皆が潔を意識し、潔に負けないよう自分を高めていく姿勢を見せます。チームZは、潔を中心に回るようになったのです。

チームWに勝利するため、チームZは新しい作戦を考えました。チームYとの試合での反省点を踏まえて考案された作戦は「3✕3(サザン)オールスター」作戦です。「次俺9」作戦では、FWが1人ずつ交代していました。「3✕3(サザン)オールスター」作戦では、相性の良い武器を持った3人が3トップを組み、30分間ずつ前に出て攻撃を担うシステムに変更されています。

作戦も決まり、次の試合に向けてチームZの士気は高まっていくのですが、ただ1人、ずっとDFを引き受けている千切はずっと静かなままでした。潔は、千切が過去に大怪我を負い以前のようなプレーができなくなったこと、夢を諦めるためにブルーロックへ来たことを知ります。

チームWの選手や状況

チームZの次の対戦相手であるチームWは、チームVに1対5で敗北、馬狼擁するチームXに4対1で勝利していいました。1勝1敗であるため状況は潔たちチームZと同じで、負けたら終わりです。チームWのキーマンは、ブルーロックランキング232位の鰐間計助と233位の鰐間淳壱です。2人は双子でコンビネーションプレーを得意としており、馬狼がいるチームXに勝利した際もこの2人が4得点を決めました。

双子の武器であるアイコンタクトによって繰り出されるコンビネーションプレーは、対策を練っていてもそう簡単に止められるようなものではありません。チームZも、双子のコンビネーションプレーに翻弄されることになります。さらに鰐間兄弟は千切と顔見知りであり、千切の過去のトラウマを刺激してきました。

第3試合のストーリー展開

一次選考第3試合は、漫画『ブルーロック』の3巻で見ることができます。チームWのキーマンである鰐間兄弟は、千切と同じ高校の出身でした。得意のコンビネーションでチームZのメンバーをかわしゴール前まで攻め込んできた双子は、千切が持つ怪我への恐怖心を煽り、千切も抜き去ります。幸い、潔がファール覚悟で双子を止めたため得点にはなりませんでした。

逆にチームZの久遠がハットトリックを決め、チームZが3点リードした状態で前半が終了します。チームZが余裕で勝利すると思われましたが、後半になって状況が一変しました。前半に大活躍した久遠のミスが目立つようになり、チームZは3対3の同点に追いつかれてしまいます。試合の中で、潔は久遠が自分たちを裏切っていることに気がつきました。

チームZの実力では総当たり戦の上位2チームには入れない。そう判断した久遠は、チームWにチームZの情報を流し試合に勝たせる代わりに、自分にハットトリックを決めさせるよう取引を持ちかけたのです。そうすれば、チームZが敗退しても得点王となった久遠は一次選考を突破できます。久遠がチームWについたため、試合はチームWが12人、チームZが10人という状況になりました。

人数的に不利なチームZは1点を奪われ、4対3とリードされたまま時間は進んでいきます。このまま負けてしまうかと思われましたが、諦めない潔の姿を見て、これまで沈黙していた千切が動き出しました。千切は怪我への恐怖から発揮できていなかった自分の武器であるスピードを駆使して、ゴールをもぎ取ります。

第3試合の結果

千切がゴールを決めた直後に試合が終わり、結果は4対4の引き分けでした。チームZの勝ち点は4となり、首の皮一枚繋がった状態です。チームZはひとまず安堵し、チームWの面々は勝ちきれなかったことで、取引を持ちかけてきた久遠を責めていました。

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ブルーロックの一次選考の最終試合

ここからは、『ブルーロック』で描かれた一次選考の最終試合について見ていきます。潔たちが最後にどのようなチームと戦い、どのようにして一次選考を突破して二次選考へと進んだのか、詳しく見ていきましょう。

チームZの選手や状況

千切が自分の武器を活かして動けるようになったおかげで、チームZの攻撃力は上がりました。しかし一方で、チームZは裏切り者の久遠を抱えたままです。チームWとの試合が終わったあと、久遠はチームVにも取引を持ちかけていました。チームVはそれを相手にしませんでしたが、次の試合で八百長がないからといって久遠をチームに戻すわけにはいきません。

チームZメンバーは、次の試合で久遠に何もしないことを求め、久遠も試合に参加する気はありませんでした。第3試合が終わった時点で、チームZは勝ち点4でリーグ3位。暫定2位のチームWは勝ち点5で全試合を終えています。もしチームZがチームVと引き分けた場合、勝ち点はチームWと並びますが、得失点差で負けてしまいます。そのため一次選考をチームZのメンバー全員が突破するには、チームVに勝つしかありません。

実質10人で、伍号棟トップの強さを誇るチームVと戦わなければならないチームZのメンバーは、眠れぬ夜を過ごしました。潔は夢が終わる恐怖を感じながら、自分の武器を最大限活かしてゴールを奪う「方程式」を考え続けます。

チームVの選手や状況

チームVは伍号棟で行われているグループリーグの中で、唯一負けなしのチームです。その強さを支えているのは、3試合で18ゴールを叩き出している3人のストライカーでした。5ゴールを決めた剣城斬鉄、6ゴールを決めた御影玲王、そして7ゴールを決めたチームVの暫定得点王・凪誠士郎です。

チームZとの最終試合を残して、チームVの勝ち点は9でした。2位のチームWが勝ち点5で全試合を終えており、これから戦うチームZは勝ち点4です。もしチームZに負けたとしても、チームZの最終的な勝ち点は7にしかならないので、チームVの一次選考トップ通過は確定しているという状況でした。

最終試合のストーリー展開

一次選考第3試合は、漫画『ブルーロック』の4巻~5巻で見ることができます。最終試合が始まってすぐに、チームZはチームVの恐ろしさを知ることになります。あっという間に3点を叩き込まれ、チームZは戦意喪失しました。その中で、唯一戦意喪失するどころか喜んでいたのが蜂楽です。蜂楽は自身の武器であるドリブルを駆使してチームVの面々を突破し、1人で1点を返しました。

その姿を見ていたチームZのメンバーは戦意を取り戻します。その後、覚醒した國神と千切のゴールによって、チームZは同点まで巻き返しました。しかし、試合の中で覚醒したのはチームZのメンバーだけではありません。受動的で常に御影の指示でしか動いていなかった天才・凪が能動的に動き始めたのです。自らの意思でゲームメイクを始めた凪のゴールによってスコアは4対3になり、チームVがまた1歩リードしました。

そのままチームVの流れになりかけましたが、潔が空間認識能力を活かして流れを変え、味方にゴールの機会を与えます。4対4になり試合は振り出しに戻るのですが、覚醒した凪がチームZのゴール前に迫っていました。その凪を久遠がレッドカード覚悟のプレーで止め、チームZは何とか失点を免れます。そしてようやく、最後の最後に潔が自身の「成功(ゴール)の方程式」を見つけました。

最終試合の結果

潔の「成功の方程式」に足りなかった最後のピースは、誰にも自分のシュートを止める隙を与えない「ダイレクトシュート」でした。完成した方程式によって、潔は見事ゴールを決めます。ホイッスルが鳴り、試合は4対5でチームZの勝利という結果に終わりました。

これにより、伍号棟で行われたトーナメントの順位は1位がチームV、2位がチームZとなり、この2チームに属する22名が一次選考を突破します。そこに、下位3チームの最多得点者が加わり、一次選考突破の合計人数は25名でした。それ以外の人間は、脱落者としてブルーロックから去ることになります。

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ブルーロックの二次選考に関する感想や評価

漫画『ブルーロック』の何巻から二次選考編が読めるのか気になっている人のコメントです。アニメ『ブルーロック』で二次選考編が始まり、漫画の何巻から何巻までが二次選考編なのか気になる人が一気に増えているようです。

二次選考では、潔が一次選考で共に戦ったチームZのメンバーからも脱落者が出ることになります。一次選考のストーリーで潔以外のチームZのメンバーに愛着を持つようになった人は多く、だからこそ二次選考でその中の誰かが脱落者となってしまうことを悲しむ声が多く上がっていました。

二次選考では、一次選考時のチームがバラバラになり、3人1組の新しいチームを作って選手たちが戦っていきます。スポーツ漫画でチームメンバーが次々と入れ替わっていく展開は珍しく、そこが面白いと考える人は少なくないようです。

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ブルーロックの二次選考まとめ

『ブルーロック』の二次選考を中心に、どのエピソードを何巻で見ることができるのかや、各選考の結果、脱落者などを紹介してきました。『ブルーロック』はデスゲーム要素のあるサッカー漫画で、各選考によって決まる勝者と敗者の描写が魅力的な作品です。

二次選考は特に盛り上がり、多くの読者の心を惹きつけました。二次選考はアニメ『ブルーロック』でも描かれる予定になっているため、漫画でもアニメでもチェックしてみるといいでしょう。

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