【ブルーロック】あらすじをネタバレ!異色サッカー漫画の魅力と登場人物を解説

王道からは外した異色なサッカー漫画ながら人気を博している作品がブルーロックです。そのあらすじは冒頭からなかなかインパクトのある作品で、一部には一種の炎上商法なのではないかとも感想が集まる程になっています。今回は異色サッカー漫画、ブルーロックについて、あらすじや登場人物をネタバレありで紹介しつつ、トリビアや感想、評価をまでネタバレありでまとめて紹介していきます。

【ブルーロック】あらすじをネタバレ!異色サッカー漫画の魅力と登場人物を解説のイメージ

目次

  1. ブルーロックとは?
  2. ブルーロックの漫画あらすじネタバレ
  3. ブルーロックの魅力や見どころ
  4. ブルーロックのキャラ・登場人物一覧
  5. ブルーロックの名言や名セリフ集
  6. ブルーロックのトリビアを紹介!炎上の理由は?
  7. ブルーロックに関する感想や評価
  8. ブルーロックのあらすじネタバレまとめ

ブルーロックとは?

ブルーロックの概要

ブルーロックは2018年から講談社が発売する漫画雑誌「週刊少年マガジン」で原作金城宗幸先生、作画ノ村優介先生のコンビで連載しているサッカーを題材とした作品です。「史上最もイカれたサッカー漫画」の異名を持つ作品で、ベースの舞台は高校サッカーながらどちらかといえばデスゲームにも近い設定を持っている作品です。

またスポーツ漫画で多く描かれるチームワークなどよりも個人のエゴを求める事に主題を置いている作品でもあります。人気と共に評価も集めている作品であり2021年には第45回講談社漫画賞の少年部門を受賞し、累計発行部数は500万部を超える作品になっています。また2022年にはアニメ化が行われる事も発表されている作品でもあります。

ブルーロックの用語

ブルーロックのあらすじを解説する上で通常のサッカー漫画には登場しない様々な用語を最初に説明しておきます。

用語解説①青い監獄(ブルーロック)

タイトルにもなっているブルーロック(青い監獄)は日本をワールドカップ優勝に導くFWを養成するべく作られた施設です。5つの棟から構成されこの中で選ばれたFW300人が競い合う事になります。外部とは完全に隔離された施設であり、生活に必要な最低限な設備とサッカーのトレーニングの為の様々な仕掛けが取り入れられています。

用語解説②青い監獄プロジェクト(ブルーロックプロジェクト)

施設ブルーロックを舞台に行われる最強のFW養成プロジェクト、それが青い監獄(ブルーロック)プロジェクトです。参加者はこのプロジェクトのコーチを務める事になった絵心の独断と偏見で選ばれた300人で、その中で勝ち残れるのはわずか1人となっています。またこのプロジェクトの参加条件としてこのプロジェクトで脱落した者は以降日本代表に選ばれる権利を失うという物があり、参加者はまさに人生を賭けて挑む事になります。

用語解説③ランキング

ブルーロックは壮大な選抜テストである為、選手1人1人の評価を数値化しランキングがつけられています。このランキングはトレーニングなどの中で変動しているものでしたが、その役割は選抜試験毎に変化しており、第1次選抜の時点では選手のやる気を引き出す意味合いが強くなっています。三次選考の終了時点では上位7名のみが発表され、それ以下の選手のランキングは不明になりました。

用語解説④日本フットボール連合

ブルーロックの世界において日本のサッカーを取りまとめる組織です。略称はJFUである事、関係者の何人かが判明していますが、詳しい権限などは不明になっていますがブルーロックプロジェクトの実施者でもあるなど少なからず関わっている組織です。

用語解説⑤FLOW

ブルーロック作中で度々登場するのが「FLOW」という用語です。これは提唱者の絵心いわく「奇跡の方程式」とも呼ばれ、「人は何かに集中する事で、時間も忘れて夢中になることがある、その行為を楽しみ、脳がわくわくしている状態にある事」とされています。ブルーロック作中ではこの現象は決してサッカーに限らず発揮されるものであるとされています。

『ブルーロック(1)』(金城 宗幸,ノ村 優介)|講談社コミックプラス

ブルーロックの漫画あらすじネタバレ

あらすじネタバレ①入寮テスト

強化指定選手の招集を受けて集められた300人の選手達。ブルーロックプロジェクトの概要をコーチである絵心に説明された選手達に課せられた最初の評価に繋がる入寮テストが「オニごっこ」でした。ルールは単純で同じ部屋になる12人の中でボールを当てられた者をオニとし、制限時間が終わった時にボールを持っていた「オニ」が脱落、ブルーロックに入寮する事すら許されないというものです。

主人公の潔世一はオニになってしまうと最初は途中で怪我をしてしまった五十嵐を狙おうとしますが、方針を転換、12人の中で1番優れた相手を狙おうと考え、吉良を狙う事にします。苦労しながらもなんとか吉良にボールを当てる事に成功した潔は無事に入寮を果たし、吉良がここで脱落する事になるのでした。入寮からしばらくトレーニングが続く中、潔は蜂楽と交友を深めていく事になります。

あらすじネタバレ②1次選考

そんな中行われた1次選考は総当りのグループマッチです。V~Zチームに分けられた選手たちで10試合行い、上位2チームのみが先に進む事が出来ます。これだけならまだ普通の試合ですが、肝心になったのは負けたチームでも「チーム内で得点王になった者だけは先に進む事が出来る」というルールでした。つまり25人だけが先の選考に進むことができ、175名が一気に脱落するというシステムでした。

もちろん集まっているのは全員がFWという事もあり、簡単にチームとして機能する事はありません。潔がいるチームZは最初の試合となったチームXとの試合で0-5で敗北する事になります。チームXは馬狼照英を中心にチームとしてまとまっていたのです。チームZは負けた事でさらにバラバラになりかけますが、時間でFWを交代し、そのFWを中心に動くという方針で以降の試合に望む事になります。

潔も自身の空間認識能力の高さやゴールへの嗅覚など少しずつ自身の武器を見つけていきます。チームZは途中で久遠の裏切りという異常事態にも見舞われますが、少しずつ選手達も覚醒していきギリギリながらもチームで一次選考を突破する事に成功します。一次選考の後、他の棟の者達とも合流し、2次選考から125人による選考が行われる事になります。

あらすじネタバレ③2次選考

2次選考は全5つのステージで構成された奪敵決戦(ライバルリー・バトル)という選考が行われます。まず1stステージではホログラムのGK相手に90分間で100本のシュートを決めるという試験が与えられます。ただこの1stステージの失敗だけでは脱落とはならず、成功した者は3rdステージから、失敗した者は2ndステージから始まるという一種の振り分け試験でした。

潔はこの試験をただ単にクリアするのではなく一次選考のチームVとの試合の中で掴んだ自身の「ゴールの方程式」をしっかりとものにする事を目指して挑戦。どんどん敵が増えるなど障害も増える中、潔は自身の成長を楽しみながらこのステージをクリアする事に成功。一気に3rdステージに進む事になります。ただここからが奪敵決戦(ライバルリー・バトル)の本領でした。

先にネタバレしておくと2ndステージから5thステージでは2ndステージなら2人1組、3rdステージなら3人一組とチームを組んでいき試合を行い、勝ったチームが負けたチームから評価できる選手の1人を選び先のステージに進み、負けたチームは1つ前のステージに戻るというステージ構成になっています。そして2ndステージで敗れてパートナーが選ばれて1人になった者から脱落するという選考になっています。

3rdステージから開始となった潔は蜂楽・凪とチームを組み、2次選考の時点でのランキングトップ3でチームを組んでいた糸師凛・蟻生十兵衛・時光青志に挑みます。この試合は得点も上げて健闘こそしたものの結果的には潔達の負けとなり、潔チームから蜂楽が引き抜かれ潔は凪と共に2ndステージに落ちる事になります。

負けが許されない2ndステージの戦いでは1次選考で因縁のあった馬狼・成早チームと対決する事になります。両者の長所を潰し合うような試合展開でしたが最後には潔が成早の武器だった「裏への飛び出し」をトレースする事に成功、馬狼を引き抜き再び3rdステージに舞い戻る事になります。2度目の3rdステージの試合では國神・千切・玲王チームと試合を行う事になります。

エゴの強い馬狼との連動こそ上手くいかなかったものの、馬狼の覚醒が覚醒した事もあり試合に勝利、千切を引き抜いて4thステージに進みます。4thステージで挑む事になるのは因縁のある凛達のチームです。潔は同じ武器を持ち自身より格上の凛に苦戦します。

ただチームとしてはなんとか反撃をするなど一進一退の攻防を繰り返します。しかし最後の結果はネタバレすると凛チームに敗れます。ただなんとここで潔が引き抜かれる事になり潔は不本意な形で二次選考を突破する事になるのでした。

あらすじネタバレ④3次選考

3次選考ではブルーロックの選手達は世界のレベルを知るべく、絵心が招待した世界選抜の選手達と戦う事になります。結果的に惨敗したブルーロックメンバーですが、世界選抜のメンバーの1人レオナルド・ルナからこれがUー20日本代表の選考試合であった事が伝えられます。しかしその裏で動いていたのが日本フットボール連合の会長不乱蔦宏俊でした。

元よりブルーロックプロジェクトに否定的だった事もあり、ブルーロックプロジェクトの存続を賭けて、現在のU-20日本代表との試合が決定したのです。これにより絵心はプランを変更させずをえなくなり3次選考では「適性テスト」が行われる事になりました。余談ですが2次選考では計算上は最大で90名程クリア出来るはずですがネタバレするとこの適性テストの時点で残っていたのは35名程になっています。

この時点で絵心がランキングトップ6だと判断しているメンバーを2人ずつ3チームに分かれて残りのメンバーが好きなチームに参加、トップ6のメンバーとの相性を確認するようなテストが行われる事になったのです。潔が選んだのは因縁深い凛と士道がいるAチームでした。ただこのAチームの代表の2人である凛と士道はそのプレイスタイルからかなり相性の悪い存在でした。

試合でもその相性の悪さを発揮する凛と士道でしたがそこに活路を見出したのが潔でした。2人との共存状態を作り上げ、氷織からもらった「思考を反射で行う」というアドバイスを受けて「奇跡を起こす方程式」の感覚を僅かに掴み、凛と士道を出し抜いてダイレクトシュートを決める事に成功。これによりU-20日本代表と戦うブルーロック選抜メンバーの1人に選ばれる事に成功するのでした。

あらすじネタバレ⑤U-20日本代表との試合

こうして試合が行われる事になるU-20日本代表との試合ですが、ここで1つブルーロック側にとって痛手とも言える事件が起きます。日本フットボール連合の会長不乱蔦宏俊がブルーロックを潰すべく、海外のトップチームでも活躍しているMF糸師冴をU-20日本代表に招集するのです。これだけならブルーロックに痛手はないわけですが、糸師冴の指名により士道がU-20日本代表側として試合に出場する事になるのでした。

ブルーロックプロジェクトはその強引とも言えるやり方もあり世間から批判されるだろうと思われていた事もあり、そしてあまり認知されていなかった事もあり、下馬評ではU-20日本代表が圧倒するだろうと言われていました。しかし実際の試合は熾烈なゴール合戦が行われる事になります。先制点を取ったのはU-20日本代表でしたがその後、ブルーロック選抜が2点を返し逆転する事に成功します。

前半を終えて2-1でリードしていたブルーロック選抜でしたが、後半からはU-20日本代表キャプテンオリヴァの交渉により前半は出場していなかった士道も出場する事になります。糸師冴から士道の連携により同点にしたかと思えばFLOWに入り3点目も士道があげます。この士道によって作られた流れを変えるべく馬狼が投入されるブルーロック選抜。しかし奇しくもFLOWに入ったオリヴァによりチャンスを悉く潰されてしまうのでした。

しかしブルーロック選抜は馬狼にある作戦を授けていました。それは馬狼の武器である「味方を食う」事を生かして「潔を食うことに固執しろ」というものでした。潔が作り出したチャンスを利用して潔が凛に出したはずのパスを奪うとゴールを決めてしまったのです。

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ブルーロックの魅力や見どころ

見どころ①他人を蹴落とすシステム

ブルーロックはサッカー漫画ではありますが、通常では考えられない「他人を蹴落とすシステム」が満載の作品になっているとされています。得点王だけ先に進めるルールや全員FWなのにチームを組んで試合をしたりとどう考えても揉める要素しかない事を敢えて取り入れているのです。このブルーロックは世界で通用するFWを育てる為にはエゴこそが必要であるという絵心の思想を反映したものになっています。

このようなシステムの中で少しずつエゴをむき出しになっていく選手の変化などがブルーロックの大きな魅力です。またこのような仕組みは元々「神さまの言うとおり」や「僕たちがやりました」などデスゲームや人間の本質を描く事で評価されてきた原作者である金城宗幸の本領が発揮される作品になっているとも評価する感想が集まる結果になっています。

見どころ②人生においても役立つ考え方

ブルーロックはサッカー漫画であり、基本的には全てサッカー、もっというとFWの為を考えられています。しかし上記でも紹介したように人のエゴを引き出すような仕組みなどはサッカー以外の場面、人生の様々な場面で役立つ考え方が学べる作品であるとも評価されています。これらの考え方に共感を受けたという感想も多いです。

見どころ③選手たちの熱い想い

あらすじでもネタバレしたようにブルーロックに登場する登場人物はいずれも自身が世界一のストライカーになろうとしています。この熱量こそがブルーロック最大の魅力だという評価の感想も多いです。普通のサッカー漫画であればポジションが分かれている為生まれない衝突も当たり前に起こりますし、そういった熱量の描き方の上手さも評価出来ると感想を集める漫画になっています。

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ブルーロックのキャラ・登場人物一覧

潔世一

ブルーロックの主人公を務めるのが潔世一(いさぎよいち)です。元々は一難高校の2年生FWで、勝ったら全国出場が決まる試合で「11人でサッカーをやる」べくパスを出してしまった事で吉良のチームに負けてしまったFWです。そのような経歴から無名な選手でありブルーロックでも最初のランキングは300人中で299位でした。最初は自身の武器すら分からない状態でしたが、空間認識能力を武器として見つけ少しずつ成長していく主人公です。

絵心甚八

ブルーロックプロジェクトの考案者であり、コーチを担当するのが絵心甚八(えごころじんぱち)です。元は自身もサッカー選手でしたが、革命的なストライカーがいない日本のサッカーを嫌っており、ブルーロックシステムを作り出す事を提案しました。最低限の事しか説明せずまた後述する炎上発言をした張本人であったりと掴みどころがない登場人物です。

蜂楽廻

ブルーロックで潔と最初に交友を持ったのが蜂楽廻(ばちらめぐる)です。自身の中に「かいぶつ」がいるイカれたストライカーで、潔にもかいぶつをみた事で協力的な姿勢を示すようになります。武器はドリブルで、特に追い込まれた状況になるほど覚醒する性質を持っています。

五十嵐栗夢

一次選考で潔とチームを組む事になった1人が五十嵐栗夢(いがらしぐりむ)です。寺の息子で寺を継ぐ運命を嫌いサッカー選手になる事を目指しています。ランキングでは登場人物300人の中で最下位ながらも諦めない心を持ち合わせています。

國神錬介

同じく一次選考でチームZのメンバーになったのが國神錬介(くにがみれんすけ)です。正々堂々と戦う事を好む登場人物で、左足のシュート力を武器としています。また1次選考の最中に無回転ロングシュートも体得しています。

千切豹馬

チームZメンバーの1人が千切豹馬(ちぎりひょうま)です。長い赤髪と整った顔立ちから「お嬢」と呼ばれています。怪我が理由でスタミナこそ不安が残りますが、そのトップスピードはブルーロックの中でも最高速を誇る健脚の持ち主です。

久遠渉

チームZの中で仕切り役を担当していたのが久遠渉(くおんわたる)です。ジャンプ力を武器としていますが、高校でのチームメイトとの温度差から「自分だけでも勝ち続ける」という思いを持っており、1次選考ではチームWと八百長を仕掛けました。

雷市陣吾

荒っぽい性格で潔に突っかかる場面も多かったのが雷市陣吾(らいちじんご)です。華麗なシュートテクニックを武器としていますが、ブルーロック作中ではディフェンスでの活躍も多いです。結局最後まで出場機会こそありませんでしたがU-20日本代表のサブメンバーに選ばれていました。

今村遊大

チャラ男でサッカーを恋愛に例えて考えているのが今村遊大(いまむらゆうだい)です。テクニックとスピードを武器にしています。

伊右衛門送人

チームZのメンバーで断れない性格をしているのが伊右衛門送人(いえもんおくひと)です。オールラウンドな事を武器としており、チームZのまとめ役にもなっています。その断れない性格が災いし1次選考では全試合GWを担当していました。

吉良涼介

松風黒王高校のエースストライカーとして登場し、冒頭の試合で潔をやぶったのが吉良涼介(きらりょうすけ)です。元々は飛び級してU18に選ばれるなど日本の宝とも言われる選手でしたが、ブルーロックでは入寮テストで潔に敗れる事になりました。

馬狼照英

チームXを束ねる「キング」として登場したのが馬狼照英(ばろうしょうえい)です。元々はかなり独善的な性格をしておりその性格を許すだけの実力を持っていましたが選考の中で潔に敗れた事で絶望に突き落とされ成長、「フィールドの悪役としてゴールを奪う」というスタイルを確立する事になります。自身を挫折させた事から潔に対しての執着心が強いですが同時にアドバイスをするなど認めた存在にもなっています。

大川響鬼

チームYにてエースストライカーをしていたのが大川響鬼(おおかわひびき)です。フェイントを駆使してGKのタイミングを外すシュートを得意としています。熊本県大会得点王という実績を持ち、ブルーロックが始まる時点でも知名度を持っている選手でしたが、一次選考で脱落しています。

我牙丸吟

チームZのメンバーの1人で肉弾戦を得意とし、そのバネが特徴的な登場人物が我牙丸吟(ががまるぎん)です。食べ物を素手で食べる様子から周囲からは「野生児」と呼ばれています。その特性からブルーロック内では最もGK適正が高いという事でブルーロック選抜ではGKに選ばれました。実際に試合ではU-20日本代表のエース閃堂を何度も防ぎ、士道と競り勝つような場面も見せています。

成早朝日

チームZのメンバーの1人で裏への飛び出しを得意としているのが成早朝日です。やんちゃな言動が目立ち他人の食べ物をつまみ食いする事が多いです。2次選考の2ndでは2ndステージで潔・凪組と対決し敗れパートナーだった馬狼が選ばれた事で脱落する事になりました。

二子一揮

一次選考にてチームYで司令塔を務めていたのが二子一揮(にこいっき)です。武器は潔と似ている空間認識能力とチームを支配する頭脳です。チームYは1次選考で4位だったものの、得点王を奪取した事で2次選考に進みました。U-20日本代表戦ではその武器からCBを担当しています。

鰐間兄弟

チームWにてキーマンだったんが鰐間兄弟(わにまきょうだい)です。兄弟らしい2人の連携が武器ですが、チームWは3位だった為、兄の淳壱が残っていました。

剣城斬鉄

チームVのメンバーで爆発的な加速力と左足の正確なシュートを武器にしている登場人物が剣城斬鉄(つるぎざんてつ)です。あまり頭が良くない事から周囲からは「バカ斬鉄」と呼ばれています。U-20日本代表戦ではサブメンバーに選ばれていました。

御影玲王

チームVのメンバーで参謀役も担っている登場人物が御影玲王(みかげれお)です。オールラウンダーですが当初はそれ故に飛び抜けた武器を持っていませんでした。ブルーロックの中で新しい武器として相手の能力を99%コピーする「模写」を発揮するようになり活躍するようになります。

凪誠士郎

高いトラップ力を起点に高い身体能力を使ったシュート、ドリブルやパスにまでつなげる事がでいる登場人物が凪誠士郎(なぎせいしろう)です。元々は玲王に誘われた事でサッカーを始めただけでそこまで熱量を持っていませんでしたがチームZとの試合でサッカーに熱量を持つようになります。2次選考ではそのきっかけを作った潔とチームを組む事になりました。

糸師冴

世界有数の名門クラブ「レ・アール」の下部組織所属の天才MFが糸師冴(いとしさえ)です。新世代世界11傑にも選ばれる選手で、日本をサッカー弱小国と呼び「生まれる国を間違えた」といった発言も飛び出しています。ただブルーロックの仕組みを知り日本に生まれるFWに興味を持ちU-20日本代表の招集に応じる事になりました。

帝襟アンリ

日本フットボール連合の新人職員でブルーロックプロジェクトを成立させている1人でもある登場人物が帝襟アンリ(ていえりあんり)です。新人職員ながらも日本をワールドカップで優勝させる事を夢見ており絵心を推薦したのも彼女です。

不乱蔦宏俊

日本フットボール連合の会長を務めている登場人物が不乱蔦宏俊(ふらつたひろとし)です。サッカーはあくまでもビジネスであり、儲かっているなら勝つ必要はないと考えています。また日本がワールドカップで優勝出来るとも考えておらずブルーロックプロジェクトも快く思っていません。

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ブルーロックの名言や名セリフ集

名言①「”たまたま”勝つな…」

たまたま”勝つな 勝つべくして勝ち奪れ

1次選考でバラバラになっていたチームZに向けて絵心がアドバイスとして送った言葉がこの名言です。ここで絵心は世界のストライカーには自身のゴールの方程式があると説明し成功の再現性を見い出せと発破をかけるのでした。ブルーロックのシステムなど非常な面も持つ絵心ですが、しっかりとアツいと感想を集める名言になっています。

名言②「俺は潔とサッカーが…」

俺は潔とサッカーがしたい

エゴイストを生むブルーロックだからこその名言と言われているのがこの名言です。このセリフはサッカーを初めてから半年、常に一緒に走ってきて一緒にブルーロックに参加した凪と玲王の間で行われた会話です。第2選考で共に1stステージを成功させ3rdステージから始まった凪と玲王。玲王は当然凪を誘い、もう1人を誘うつもりでしたが、凪は一次選考で自身を破った潔に興味を持っていました。

この時既に潔は蜂楽と組んでいた事もありこちらに潔を誘うわけにもいきません。そこで凪は玲王よりも潔を選ぶのですがそれを玲王に伝えたセリフになっています。決して激しいセリフではありませんがこれもまたエゴの現れた形であると感想を集めるセリフです。

名言③「ぬりぃんだよ…」

ぬりぃんだよ、慰めてもらえるとでも思ったか?低能が

さらにブルーロックらしいセリフになっているのがこの名言です。この名言はブルーロックよりも前、確執を持っている糸師冴と凛の過去にあった出来事です。元々は2人で最強のストライカーを目指していましたが冴はスペインに渡って世界を知った事でMFを目指すと伝えるのです。その夢をかけて1vs1をするも凛は敗れてしまいます。そこで冴からぶつけられた言葉がこのセリフです。

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ブルーロックのトリビアを紹介!炎上の理由は?

トリビア①炎上した理由

ブルーロックが炎上し、すぐに打ち切りになるのではないかと言われた要因になっているのが1巻の絵心のセリフです。実在するサッカー選手の名前を上げた上でそれを貶めるような発言が使われました。世界の一線で活躍するような選手を侮辱したとも言える発言に多くのサッカーファンが反応し炎上したと言われているのです。この炎上が1巻収録のエピソードだった事もあり打ち切りになって終わるのではないかともされていました。

ただこの炎上に関しては、作者側も狙ってやった事、いわゆる炎上商法だったのではないかともされています。ただでさえ多いサッカー漫画の中でも目立つ為、また作品のテーマ的にも現状を否定しなければ始まらない為、敢えて挑発的とも言えるセリフで炎上させたのではないかとも言われているのです。この炎上商法とも言われる方法が功を奏したのかは不明ですが2021年現在ブルーロックは人気漫画となり打ち切りの話はなくなっています。

トリビア②元サッカー日本代表の選手もアニメ化を祝福

炎上商法とも言われ注目を集めたブルーロックですが、アニメ化が発表されると元サッカー日本代表の大久保嘉人選手、岡崎慎司選手がお祝いのコメントを出したりもしています。特に大久保嘉人選手は「ブルーロックのエゴイストFWというテーマを貫き通す事がエゴイストなFWに必要なもので、この作品を面白くしている」と評価しているのです。

トリビア③実在のサッカー関係者の名前がモデル?

特徴的な名前の登場人物が多いブルーロックですが、一部の登場人物、主に日本フットボール連合の関係者の名前は実在したサッカー関係者の名前もモチーフにしていると言われています。帝襟アンリは元フランス代表のティエリ・アンリさん、会長の不乱蔦宏俊は国際サッカー連盟会長のゼップ・ブラッターさん、U-20日本代表監督の法一保守は日本代表監督の森保一さんがモチーフではないかと言われています。

トリビア④現代サッカーとリンクしている?

ブルーロックは活躍する登場人物こそ高校生がメインですが、現代サッカーにかなりリンクさせたデザインになっていると言われています。作中でも日本が世界的に活躍出来るポジションはSBとMFという発言があったり、日本サッカーの欠点とされる生粋のストライカーの不在などが代表例です。これもまた作品のリアルさに繋がっており評価されるポイントになっています。

むしろかなり現代サッカーにリンクさせた設定になっているからこそ上記でも紹介した炎上が起こったのではないかとも評価されるポイントにもなっています。ギャグテイストなら許されるというわけではありませんが、不必要なリスクを犯してまでの炎上したセリフをいれた事は現代サッカーをイメージさせる為だったとも言われています。

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ブルーロックに関する感想や評価

ここからは既に漫画ブルーロックを既に読んだ人の感想や評価をネタバレありで紹介していきます。ブルーロックはサッカー漫画の中ではかなり王道から外れたイロモノ漫画と言われる事が多いです。ただイロモノ漫画といってもギャグテイストは低く、舞台設定こそ非現実的なものの登場人物がリアルな為、妙な緊張感が生まれる作品になっていると評価する感想が多くなっています。

また1話の炎上に関しても方法論の是非は分かれるものの、納得感があるという感想も多いです。サッカー日本代表はずっと生粋のストライカーがいないと言われ続けているのもまた事実であり、実名を上げてでもブルーロックという漫画のテーマを押し出したのはまさに「エゴ」であると評価する感想も見られます。むしろ炎上商法と言われてでも最初にこの事実を上げた事がブルーロックらしさであるとも感想を集めています。

2022年にはアニメ化される事も発表されているブルーロックですが、元々アツい展開も多い漫画でありサッカーという動きのある漫画なので楽しみにしているという好意的な評価をする感想が多くなっています。またノ村優介先生の漫画独特の線や表現がどのような形で表現されるのかが気になるという感想も多いです。やはりサッカー漫画という事で動きのあるアニメで見たいという感想も見られます。

その一方で、1話の炎上を知っている人からはアニメ1話も炎上しそうと心配するような感想もあります。もしかしたら差し替えられるかもしれないとも言われておりエゴイストをテーマとする作品だけにそこは挑戦して欲しいとも言われており別の意味での注目も集めています。或いはこの炎上を避けるかどうかがそのままアニメの評価に繋がる可能性もあるのではないかとも評価する感想も見られます。

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ブルーロックのあらすじネタバレまとめ

ブルーロックのあらすじは端的に言ってしまえば300人のFWが集められて行われる壮大な選抜テストです。ただその中での成長や作品のテーマにもなっている「エゴイスト」、登場人物達それぞれの思いの交差などがかなりアツい展開の漫画になっています。2022年にはアニメ化も予定されているのでまだブルーロックを読んだことがないという人はぜひ1度読んでみてはいかがでしょうか?

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