【ブルーロック】伊右衛門送人は脱落した?一次・二次選考の活躍シーンを紹介

「ブルーロック」の一次選考に登場した伊右衛門送人は、潔世一がいたチームZのメンバーで、一次選考では全試合でゴールキーパーを務めた苦労人です。二次選考進出後のその後は本編で描かれず、後に脱落したことが示唆されています。本文では、ブルーロック・伊右衛門送人の脱落の有無や再登場の可能性について考察しました。その他、伊右衛門の一次・二次選考の活躍シーンやその後もまとめて紹介します。

【ブルーロック】伊右衛門送人は脱落した?一次・二次選考の活躍シーンを紹介のイメージ

目次

  1. ブルーロックの伊右衛門とは?
  2. ブルーロックの伊右衛門は脱落した?再登場は?
  3. ブルーロックの伊右衛門の一次選考の活躍シーン
  4. ブルーロックの伊右衛門の二次選考の活躍シーン
  5. ブルーロックの伊右衛門の性格や能力
  6. ブルーロックの伊右衛門の声優
  7. ブルーロックの伊右衛門に関する感想や評価
  8. ブルーロックの伊右衛門まとめ

ブルーロックの伊右衛門とは?

ブルーロック・伊右衛門送人の紹介・イメージ画像

「ブルーロック」の伊右衛門は、潔世一率いるチームZの一員で、一次選考ではGKを務めました。二次選考での脱落が確定したものの、作中ではフィールドでの活躍が描かれず、残念キャラとしても注目されています。以下では、「ブルーロック」伊右衛門こと伊右衛門送人の脱落や再登場の可能性についてネタバレ考察しました。また、伊右衛門送人の一次・二次選考での活躍やアニメ声優なども、まとめて紹介します。

ブルーロックの作品情報

アニメ化された「ブルーロック」は、金城宗幸原作・ノ村優介作画によるサッカー漫画です。2018年から「週刊少年マガジン」で連載開始、単行本は2022年10月時点で計21巻が刊行されています。2021年には第45回講談社漫画賞・少年部門に選ばれ、中高生を中心に絶大な人気を誇っています。一方、デスゲーム要素を含んだストーリーや個性や己のエゴを追及する作風から、「史上最もイカれたサッカー漫画」とも呼ばれています。

ブルーロックの概要

W杯2022の開催を機にさらなる注目を集めるブルーロックは、2022年10月から待望のアニメシリーズが開始されました。また、同年7月には、三宮宏太作画によるスピンオフ作品「ブルーロック-EPISODE 凪-」が、「別冊少年マガジン」で連載されています。スピンオフでは、本編の主要キャラ・凪誠一郎を主人公に迎え、御影玲王との出会いからブルーロックに挑戦するまでの経緯が描かれています。

ブルーロックのあらすじ

日本サッカーの低迷を受け、日本フットボール協会は、日本をW杯優勝に導く未来のストライカーを育成するプロジェクトを立ち上げます。青の監獄(ブルーロック)には、全国から将来有望な高校生FW選手・300名が招集され、様々な選抜試験を受けます。日本代表の座と、己のサッカー人生をかけた壮絶な戦いは最終選考に突入し、海外サッカーを巻き込んだ大規模なプロジェクトへと発展しました。

伊右衛門送人のプロフィール

ランキング298位でブルーロック(青の監獄)入りしたチームZのメンバーです。プロフィールは、11月19日生まれの18歳、身長:187cm、血液型:A型、高知県の出身です。好きな選手は、ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のエディン・ジェコ選手です。短髪でサイドを刈り上げたヘアスタイルと、顎髭を生やした大人っぽい容貌が特徴で、喫茶店・コーヒーショップ巡りが趣味のコーヒー好きでもあります。

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ブルーロックの伊右衛門は脱落した?再登場は?

伊右衛門の脱落や再登場の可能性を考察・イメージ画像

一次選考では、チームZのGK・のまとめ役として活躍した伊右衛門でしたが、二次選考ではその後の活躍が描かれませんでした。そして、二次選考を通過したチームの顔ぶれから、伊右衛門をはじめとする元チームZの脱落が示唆されました。以下では、ブルーロック・伊右衛門送人の二次選考での脱落や、再登場の可能性について、あらすじネタバレを交えながら考察しました。

伊右衛門は脱落した?

伊右衛門の尽力もあり、チームZとして一次予選を通過できたものの、二次予選からは他棟の選手と合流した本格的な選抜が開始します。一次予選では目立った活躍ができなかった伊右衛門も、二次予選では自分のプレーを発揮できるように意気込みました。しかし、最初の関門・1stステージでつまづき、出遅れてしまいます。その影響もあり二次選考は思うように進まず、二次選考通過者の発表から脱落が確定しました。

伊右衛門の脱落の理由は、目立った活躍ができなかったことや実力不足に加え、ブルーロックが求めるエゴの欠如も敗因を招いたでしょう。また、ブルーロックを脱落する原因は他にもあり、スポーツマンらしからぬプレーや、向上心が持てなかった例も見られます。このプロジェクトをを勝ち抜くには、仲間よりも自分の向上を目指す、エゴを追及し続ける姿勢や強い精神力が必要不可欠でしょう。

伊右衛門のその後の再登場はある?

ブルーロックの脱落者は、最終選考・新英雄対戦開始時点で計265名にのぼります。その中には吉良涼介のように将来を期待された選手もおり、日本サッカーとしても惜しい決断だったでしょう。しかし、ブルーロックでは、脱落者を対象にした新たなプロジェクト・敗者復活(ワイルドカード)が始動します。そして、数多くの脱落者のうち國神錬介だけが復活を認められ、ブルーロックに再加入しました。

ワイルドカードの挑戦者は、二次選考2ndステージで脱落した選手を対象とし、伊右衛門を含めた元チームZのメンバーも参加していたでしょう。一方、プログラムの内容は謎に包まれており、詳しい内容は分かっていません。國神のセリフによると、ノエル・ノアと同じ肉体を生み出す訓練が行われ、数値上でもっともノエル・ノアに近づけたことで、國神の復活が認められたことが判明しています。

ワイルドカードでの復活者は、本編では國神1人しか登場しておらず、復活できる人物は1人だけと推測されています。一方で、通過基準を満たせたのが國神1人だけだった可能性も考えられ、他脱落者が復活・再登場する可能性は低いでしょう。そのため、伊右衛門もブルーロックへの復活はないと考えられるも、何かしらの形で本編に再登場する展開はあり得るでしょう。

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ブルーロックの伊右衛門の一次選考の活躍シーン

伊右衛門の一次選考の活躍シーンを紹介・イメージ画像

ブルーロック・一次選考にて、潔世一と同じチームになった伊右衛門でしたが、チーム戦のポジション決めでGKに選ばれます。伊右衛門自身は他のポジションを希望しつつも、断れない性格から全ての試合でGKとして活躍しました。伊右衛門がいなければ、チームZの一次通過は難しかったでしょう。以下では、チームZ勝利の功労者とも呼べる、ブルーロック・伊右衛門送人の一次選考の活シーンを、ネタバレ紹介します。

一次選考の活躍シーン①GKのポジションになった理由

チームZのGKに選ばれた伊右衛門・イメージ画像

ブルーロックの一次選考「総当たりグループリーグマッチ」は、同じ棟に配属されたチームとの試合を行い、上位2チームが次のステージに進めます。ポジションはチームごとに話し合って決めることになり、全員がFW出身ということから、全員がフィールドを走る役目を希望します。一方、守備を担うGKは未経験などの理由から誰もやりたがらず、GKだけが一向に決まりませんでした。

そこで、久遠渉の提案により、じゃんけんに勝った順に好きなポジションを選ぶことに決まります。それぞれが好きなポジションを獲得する中、最後まで負け続けた伊右衛門は、最後に残ったGKに決まります。やむを得ない形でGKになったことを受け、伊右衛門は不満を覚えます。しかし、次の試合くらいでポジションの入れ替えがあるとすかな希望を持ち、気持ちを入れ替えて初戦に挑みます。

一次選考の活躍シーン②チームXとの対戦

チームZの初戦は、馬狼照英をエースとするチームXであり、潔世一たちの激しい攻防戦が繰り広げられました。伊右衛門もGKとして出場し、相手チームのシュートを阻止するべく、構える姿勢に出ます。しかし、初めてのGKのため、どう動いたらよいのか見当が付きませんでした。また、ごールめがけて迫ってくる馬狼の圧倒的な強さに前に緊張し、身体を思うように動かせないまま得点を許してしまいます。

その後チームZは、潔世一・蜂楽廻・國神錬介の奮闘により、何とか1点を奪い取ることができました。しかし、今度は敵チームに4点を許してしまい、点数差が広がる一方でした。対チームXとの対戦結果は、チームZの惨敗となりました。また、GKを始めて経験した伊右衛門にとっても、ゴールを防ぎきれなかったという責任感から、苦いスタートとなりました。

一次選考の活躍シーン③チームYとの対戦

一次選考2回戦は、ニ子一揮を司令塔とするチームYとの対戦となり、引き続き伊右衛門がチームZのGKを担います。高校サッカーで名の知られた大川響鬼の実力に圧倒されつつも、今度こそ相手チームのゴールを阻止するべく、身体を張ります。しかし、GKのタイミングを外すシュートテクニックを持つ大川に惑わされ、フェイントを駆使した罠を見抜けなかったことで、ゴールを守り切れませんでした。

前半戦はチームYがリードする結果となるも、後半戦ではチームZの巻き返しで同点に追いつき、その後は両チームともに加点を許さない攻防戦が続きます。そして、試合終了残り1分にさしかかり、最後の総力戦に取り掛かり始めたチームYは、1分殺反撃(ワンタイム・キルカウンター)を繰り出します。ボールの主導権は二子一揮が握り、だんだんとゴールに迫ってくる二子を前に、伊右衛門はプレッシャーを強めます。

チームZの勝利のためにも、何としてでも二子のシュートを食い止めると心に決めたものの、ボールは再び大川にパスされます。あのテクニックがまた起きると頭をよぎった伊右衛門に、絶対絶命の危機が訪れます。その時、潔世一の機転により、伊右衛門は窮地を脱します。潔の判断によって試合の流れはチームZへと変わり、終盤で1点をあげることに成功したチームZが勝利します。

一次選考の活躍シーン④チームWとの試合

一次選考・3回戦は、双子の鰐間兄弟による連携プレーが持ち味のチームWとの対戦に挑みます。前半戦は、鰐間兄弟の連携プレーに苦戦を強いられながらも、久遠渉の活躍によりチームZがリードします。このままいけば勝てると仲間を鼓舞する伊右衛門でしたが、後半戦ではチームの調子が狂い始めます。伊右衛門のミスだけでなく、久遠のパスミスが続いてしまい、たちまち同点に追いつかれます。

そして、試合の流れがチームWへと変わり始め、相手選手たちは、伊右衛門が反応できないシュートを繰り出すことで得点を挙げていきます。伊右衛門は不利な状況を強いられながらも、必死にボールに食らいつきながら、相手チームのシュートを阻止します。同時に、GKという視野を生かし、潔世一たちへこぼれ球を拾って点を稼ぐことを指示し、自身も死ぬ覚悟でゴールを守り切ると仲間を鼓舞します。

久遠の裏切りを受け、不穏な空気が漂っていたチームZでしたが、伊右衛門という新たな司令塔を獲得したことで持ち直します。また、伊右衛門の闘志はチームメイトにも響き、過去にとらわれていた千切豹馬の覚醒を覚醒させるきっかけをもたらしました。俊足を取り戻した千切によってチームZは得点を伸ばし、伊右衛門も味方のゴールを守り抜き、試合結果は両者引き分けとなりました。

一次選考の活躍シーン⑤チームZのまとめ役に

最初は仕方なくGKを務めていた伊右衛門でしたが、初戦での苦い経験をばねに守備力を上げる練習に励みます。同時に、仲間への気遣いも忘れず、いつしかチームの兄貴的存在として慕われ、頼りにされていきます。そして、最後の対戦相手・チームVとの戦いに向けたミーティングでは、伊右衛門が中心となって進めれられました。

まずは、各チームの順位や状況を把握し、次にチームVの攻略に取り掛かります。チームZが一次選考を確実に通過するためには、次の試合で勝つことが必須条件でした。そして、対チームV戦で勝利するためには、主力とされる3人のストライカーの攻略が重要であり、チームZは主力選手3人の対策を練ります。

一次選考の活躍シーン⑥チームVとの試合

チームVには、高い身体能力を武器とする凪誠士郎とオールラウンダーの御影玲王、爆発的な加速力を誇る剣城斬鉄がおり、チームZは序盤から苦戦を強いられます。一次選考も終盤戦を迎え、今までにない強さを誇る選手の登場に、伊右衛門も反応が鈍ってしまいます。ミスをしたことで相手チームに得点を許してしまい、ここまで仲間を鼓舞してきた伊右衛門も、自身の力不足に落ち込み、チームZに敗北ムードが漂いはじめます。

しかし、蜂楽がシュートを決めたことでチーム全体が活気を取り戻し、前半戦での得点差を1点に縮めることに成功します。後半戦では、凪のトラップ技に翻弄されながらも、何とか同点にたどり着きます。伊右衛門もゴールを全力で守り抜き、凪との一騎打ちを何とか乗り越えていきます。また、御影玲王のフリーキック時には、彼の心理を見抜いたうえでシュートコースを読み、見事、ボールを止めることに成功します。

その後の試合の流れはチームZが優勢となり、潔世一たちの連携プレーが功を奏し、逆転勝利を迎えました。一次選抜の結果、チームZは2位通過が決定し、伊右衛門たちは次のステージに勝ち進みます。また、ブルーロック内のランキングも上昇し、伊右衛門は273位から101位へランクインしました。

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ブルーロックの伊右衛門の二次選考の活躍シーン

伊右衛門の二次選考の活躍シーンを紹介・イメージ画像

一次選考通過を決めた伊右衛門でしたが、その後は本編に登場せず、単行本・10巻の巻末にてその後の動向が描かれました。二次選考の1stステージに苦戦して出遅れ組となった伊右衛門でしたが、ある人物の冗談にショックを受けて倒れてしまいます。以下では、ブルーロック・伊右衛門送人の二次選考でのその後について、ネタバレ紹介します。

二次選考の活躍シーン①チームを組もうとする伊右衛門

二次選考からは他棟の選手も加わった大規模な選抜試験となり、入寮テスト時点では300名いた参加者も、すでに125名に絞られました。二次選考は、5つのステージからなる奪敵決戦(ライバルリー・バトル)で競われます。最初は1stステージを受け、制限時間内にホログラムのGKからシュート100本を決めなければ、次のステージに進むことができません。

次の2ndステージ以降は、3人1組でチームで対戦し、勝ったチームは負けたチームから好きな選手を1人引き抜き、最終的に5人1組のチームが完成すればクリアです。一方、選ばれなかった選手は降格となり、2ndステージで敗北が決定すると脱落となります。二次選考は、誰とチームを組むかも勝敗を左右し、潔世一など実力ある選手は最初の関門をすぐにクリアし、強い選手同士でチームを組み始めます。

一方、伊右衛門は1stステージで時間がかかってしまい、出遅れ組になってしまいます。クリア後、急いでマッチングルームに駆けつけるも、なかなかチームを組む相手が見つかりません。そこへ、元チームZの今村遊大が現れ、伊右衛門は彼とチームを組みます。しかし、2ndステージに進むにはメンバーがあと1人足りません。この選考での勝敗を左右するチーム選びに、伊右衛門は頭を悩ませます。

二次選考の活躍シーン②久遠渉を誘う

2ndステージに向けて誰をメンバーに引き入れようか考えていると、久遠渉と遭遇します。一次選考で味方のチームを裏切った行為は、ブルーロックの他棟の選手にも知られ、久遠は誰と組めずにいました。自分たちは出遅れ組だと自覚する伊右衛門は、今は顔見知りの者と組むことが重要だと考えます。そこで、久遠に声をかけ、伊右衛門・今村・久遠のチームで2ndステージに進みます。

二次選考の活躍シーン③失神して倒れた?

伊右衛門の結末を紹介・イメージ画像

苦労の末、やっとチームを作ることができた伊右衛門は、これでフィールドを駆け巡ることができると喜びに沸きます。一次選考でGKに選ばれた時は不満を覚えたものの、その時に経験したことは無駄ではなかったと、幸せを感じます。しかし、今村の余計な一言が伊右衛門をどん底に突き落とします。それは、伊右衛門とチームを組む条件として、自分たちのチームのGKをやってほしいというものでした。

ストライカーとしての活躍を望む伊右衛門・イメージ画像

しかし、二次選考ではBLUE LOCK MANというGKが用意されているため、チーム内でGKを決める必要はありませんでした。もちろん、今村の発言は冗談でしたが、一次選考にてとてつもない苦労を強いられてきた伊右衛門は、それらを真に受けてしまいます。二度とGKをやりたくないとの思いや、守備を任されることへのプレッシャーから取り乱し、ショックのあまり失神してしまいます。

久遠たちがブルーロックのスタッフを呼び、伊右衛門は介抱されたものの、本編での二次選考の結果から、伊右衛門送人・今村遊大・久遠渉チームの脱落が決定しました。伊右衛門の脱落の経緯は語られていないものの、今村の冗談がその後の伊右衛門に悪い影響を及ぼしたとも言えるでしょう。

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ブルーロックの伊右衛門の性格や能力

伊右衛門の性格や能力を考察・イメージ画像

伊右衛門送人といえば、断れない性格から不憫なキャラとして認知されています。一方で、面倒見がよく、男気あふれる姿から兄貴的存在としても慕われています。作中では、FWでありながらGKをやらされた苦労人であるものの、与えられた役目を全うした姿は、ファンに賞賛されています。以下では、ブルーロックの伊右衛門送人の性格や潔世一との関係、伊右衛門の能力についてネタバレ考察しました。

伊右衛門の性格

伊右衛門送人といえば、自身でも自覚している断れない性格があげられる一方、律儀で真面目、仲間思いなど人柄の良さも彼の魅力でしょう。全国クラスのFW選手が集められたブルーロックプロジェクトは、常識外れの選抜試験・トレーニングから、それらをこなすだけで精一杯でしょう。伊右衛門自身も過酷なトレーニングに音を上げながらも、周囲への気遣いを怠りませんでした。

例えば、練習のために必要なコーンの準備を率先して行ったり、最後まで居残り練習しているメンバーがいれば自分も最後まで残るなど、面倒見の良い一面も見せています。彼の仲間への気遣いはやがて信頼に変わり、Zチームのまとめ役として一次選考の通過を成し遂げました。優しさや男気あふれる性格、大人びいた姿から、伊右衛門はZチームの兄貴的存在と呼べるも、それらが彼の断れない性格を強めているでしょう。

伊右衛門と潔世一の関係

一次選考はチーム戦で、Zチームはじゃんけんでポジションを選ぶことになり、負けてしまった伊右衛門は最後に残ったGKにつきます。伊右衛門自身も別のポジションをやりたかったものの、元来の断れない性格からGKを請け負います。しかし、慣れないポジションに悪戦苦闘、相手チームに得点を許すなどのミスが目立ち、初戦は散々な結果で終わりました。

GKとしてこのままではいけないと思いつつも、内心ではいつまでGKをやらされるのか、不満や疑問を抱えていました。そこで、最初に決めたポジションは、一次選考が終わるまで変えないのかとメンバーに打ち明けます。ひとまず希望するポジションにつけた五十嵐栗夢・雷市陣吾は、チームが勝利しているから仕方がないと、自分本位な考えをぶつけます。

しかし、潔世一だけは伊右衛門の心境を理解し、誰もやりたがらなかったGKを引き受けてくれたことに感謝していました。潔のフォローを受け、自分の努力が報われたような感覚を覚えた伊右衛門は、GKの役目を全うしようと誓います。その後、伊右衛門の覚悟は仲間たちにも良い影響を与え、一次選抜の終盤にはチームのまとめ役として信頼されるようになりました。

伊右衛門の能力

伊右衛門の能力を考察・イメージ画像

伊右衛門送人の二次選考以降の活躍は描かれておらず、FW選手としての実力や強み・武器は不明とされています。一方、一次選考でそれぞれの強みを紹介する場面にて、伊右衛門はオールマイティーと自己申告しています。作中ではGKとしての活躍しか描かれなかった伊右衛門でしたが、初めて経験するポジションへの適応力の高さを見せており、まさにセリフの通りだったでしょう。

また、伊右衛門送人の能力は、選手だけでなくチームのまとめ役・司令塔という面も挙げられ、周囲への気遣いが仲間からの信頼に変わったでしょう。当初、チームZのまとめ役は久遠が担っていましたが、対チームW戦に向けたミーティングでは、伊右衛門が代わりを務めます。これまでの行いからメンバーの伊右衛門に対する信頼は深く、伊右衛門がまとめ役になったことに反論する者はいませんでした。

その後の試合でも、GKとしての自覚を芽生えさせた伊右衛門は、自分のポジションを全うしながら、劣勢に弱気になる仲間を励まします。そして、最終戦・チームV戦に向けたミーティングでは、仲間の士気を高め、チームZの勝利を確実にする作戦を練ります。ブルーロックではFW選手としての活躍ができなかった伊右衛門送人でしたが、リーダーシップに優れた面は彼にしかない能力であり、また強みと言えるでしょう。

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ブルーロックの伊右衛門の声優

ブルーロックの伊右衛門の声優・イメージ画像

原作漫画も高い人気を集めるブルーロックは、2022年10月から待望のアニメシリーズが開始されました。原作では味わえないスピード感あふれる作画はもちろん、担当声優陣の演技がファンを魅了しています。以下では、ブルーロックから伊右衛門送人のアニメ声優・綿貫竜之介さんのプロフィールなどを紹介します。

綿貫竜之介のプロフィール

伊右衛門送人のアニメ声優・綿貫竜之介さんは、1991年生まれ、埼玉県出身の声優です。声優養成所を卒業後の2012年から声優活動を開始し、アニメやゲーム作品の他、海外作品の吹き替えを行っています。

綿貫竜之介の主な出演作品や演じたキャラ

声優・綿貫竜之介さんの主な出演作品は、アニメ「映像研には手を出すな!」後藤役、「ピアノの森」エキエルト役、「新・テニスの王子様」A・フランケンシュタイナー役等です。ゲーム作品では、「魔法使いと黒猫のウィズ」アルガムナド役、「バイオハザード レジスタンス」タイローン・ヘンリー役等です。

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ブルーロックの伊右衛門に関する感想や評価

ブルーロックの伊右衛門に関する感想や評価・イメージ画像

一次選考にて潔世一のチームメイトとして戦った伊右衛門は、二次選考での脱落が確定しました。チームZではFWとしての活躍がなく、その後の動向が期待されたものの、本編では描かれませんでした。また、10巻の巻末ページではさらなるアクシデントに見舞われ、伊右衛門の不憫さを引き立てました。以下では、ブルーロック・伊右衛門送人に関する感想や評価を紹介します。

感想1:伊右衛門がかっこいい

伊右衛門送人は高知県出身の18歳ですが、まだ高校生とは思えない渋い雰囲気や大人びいた趣味・嗜好が魅力的なキャラです。また、性格面も非常に良く、断れない性格が玉にキズであるものの、仲間を大切に思う気持ちや男気あふれる姿がかっこいいでしょう。作中での扱いがひどいとも評される伊右衛門ですが、ファンからはかっこいいとの声が寄せられ、高い人気を誇っています。

感想2:伊右衛門のおかげで今のブルーロックがある

ブルーロックに招集された選手たちは、潔世一も圧倒されるほどの実力者だけでなく、性格面でもかなり癖が強いです。チームZも、個性の強いメンバーが揃い、まとまりがないように思えたものの、伊右衛門の気遣いがチームの空気を変えていきました。作中では目立った活躍がなかったものの、今のブルーロックがあるのは伊右衛門のおかげとも評されており、人格面での評価は非常に高いでしょう。

感想3:FWなのにGKという設定が面白い

じゃんけんに負けたことでGKを引き受ける羽目になった伊右衛門でしたが、当初はポジションは試合のたびに変えると思われました。しかし、その後の試合でもポジションは変わることなく、伊右衛門は最後までGKを務めました。そのような伊右衛門が不憫だという声が上がる一方で、FWでありながらGKばかりをやらされている設定が面白いとの声も見られます。

感想4:GKとしての活躍がすごい

GKは、潔世一を含めたチームZの誰もがやりたくないポジションでしたが、最終的には伊右衛門に決定します。彼もGKはやりたくなかったものの、断れない性格が災いし、引き受けることになりました。そんな彼の優しさを潔世一だけは感謝しており、仲間の期待に応えようと伊右衛門も奮起します。本来はFWですが、未経験のGKでも強さを発揮し、伊右衛門のGK力がすごいとの感想も寄せられています。

感想5:実は以外と強いという見方も

作中ではストライカーとしての活躍がなく、その後も出番がないまま伊右衛門の脱落が確定しました。作中ではGKの印象が強い伊右衛門ですが、FW選手としての実力はかなり高い・強いとも考察されています。伊右衛門のFWとしての登場も期待されましたが、その後は本編に出ることなく脱落が決定しました。このことから、伊右衛門の実力はあまり高くなかったと推測できるでしょう。

感想6:伊右衛門が可哀そう

作中では頼りがいのあるGKとして描かれた伊右衛門でしたが、彼自身も一次選考ではGK以外のポジションを希望していました。潔世一のフォローもあり、全ての試合でGKを担ったものの、FWとしての活躍のチャンスは来ませんでした。一部のファンからは、押し付けられる形でGKをやらされた伊右衛門がかわいそう・不憫など、伊右衛門の苦労に同情する声も寄せられています。

感想7:自己主張できなかったことに原因があった

伊右衛門送人といえば、作中での扱いのひどさから不憫なキャラとしても注目されています。一方で、潔世一たちの前で自己主張できなかったことがダメだったとの見方もされています。自分ばかりがGKをやらされていることへの不満をぶちまけば、ポジション変更も検討されたでしょう。しかし、優しすぎる伊右衛門は自分の主張を通すことができず、最後までGKをやることになりました。

感想8:敗者復活に伊右衛門も含まれている?

敗者復活は、二次選考を脱落した選手を対象に行われた特別ルートであり、伊右衛門もこのステージにいたのか注目が集まっています。一次選考での扱いのひどさから、このままでは伊右衛門はGKのために登場させたキャラだという厳しい声も寄せられています。敗者復活の通過者は國神1人であるものの、今後の展開によっては伊右衛門をはじめとする他キャラの復活もあり得るでしょう。

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ブルーロックの伊右衛門まとめ

ブルーロックの伊右衛門まとめ・イメージ画像

ブルーロック・伊右衛門送人の脱落やその後、作中での活躍などをネタバレ紹介しました。潔世一と同様、良識ある数少ないキャラであり、断れない性格ゆえにブルーロック内での苦労が絶えませんでした。一方、伊右衛門の存在がチームZを勝利に導き、彼がいたからこそ潔世一たちが残れたとも考えられます。伊右衛門のその後は残念な結果となりましたが、選抜を勝ちぬくメンバーのその後に大きな影響を与えたでしょう。

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