【ブルーロック】黒名蘭世（くろならんぜ）は三つ編みの謎キャラ！能力や登場シーンは？

「ブルーロック」は、日本各地から300人のFW選手が招集され、特殊な環境の中で生き残りをかけるサッカー漫画です。さまざまなキャラクターの選手が登場し、それぞれが得意技や必殺技を披露します。本記事では、選手の一人である黒名蘭世（くろならんぜ）にスポットを当てて、持っている能力や活躍シーンなどを解説していきます。

また、個性的な髪型をしており無口な彼が、どのような性格をしているのか気になる人も多いでしょう。登場シーンなどから彼の性格を考察していくため、ぜひチェックしてみてください。

黒名蘭世（くろならんぜ）が登場するブルーロックは、2018年8月より週刊少年マガジンにて連載開始されました。高校生を中心としたサッカーの漫画ですが、学校の部活や同好会とは異なります。日本各地のFW選手が招集され、総勢300名が生き残りをかけて試合にのぞむという、デスゲーム要素を含んだ物語です。

また、スポーツ漫画によく見られる絆や仲間などがテーマではなく、強烈な個性やエゴなどを前面に出しているのが、作品の特徴となっています。日本サッカーや実在の選手に対する卑下とも捉えかねない描写もあり、連載当初は批判もあった様子です。このようなことから、ブルーロックは「史上最もイカれたサッカー漫画」という異名を持ちました。

2021年5月には、第45回講談社漫画賞の少年部門を受賞しています。また、2022年7月には、累計発行部数が1000万部を突破するという記録を達成しました。メディアミックスとしては、2022年10月8日よりテレビアニメ放送がスタートしました。

【漫画】

• 原作・原案：金城宗幸
• 作画：ノ村優介
• 出版社：講談社
• 掲載誌：週刊少年マガジン
• 巻数：既刊20巻（2022年7月の時点）

• 原作：金城宗幸、ノ村優介
• 監督：渡邉徹明
• シリーズ構成：岸本卓
• 脚本：岸本卓
• キャラクターデザイン：進藤優（メイン）、田辺謙司、戸谷賢都
• 音楽：村山☆潤
• アニメーション制作：エイトビット
• 放送局：テレビ朝日系列ほか
• 話数：全24話

日本フットボール連合は、日本をW杯優勝に導けるようなストライカーを養成するために、「青い監獄プロジェクト」を立ち上げました。そのために、ブルーロックと呼ばれる施設を建設して、ユース年代のFW300人を招集します。また、失格者は日本代表入りのチャンスを、永遠に失うという厳しい条件つきでした。たった一人だけがなれるFWを目指して、少年たちはブルーロックに軟禁され、特殊なトレーニングを受けます。

黒名蘭世（くろならんぜ）は、ブルーロックの中でビジュアルが良いと一定の人気を得ています。また、どことなくミステリアスな雰囲気があり、どのような人物であるかつかめないイメージです。ここでは、黒名蘭世のプロフィールや性格、特徴のある髪型について解説していきます。

黒名蘭世（くろならんぜ）のプロフィールについては、作中でまだ明らかになっていません。生年月日や年齢、過去に何をしていたかも不明です。しかし、彼の見た目や雰囲気から、ただ者ではない印象を受けます。見た目は特徴的な髪型をしており、歯がギザギザで猫のような目つきをしています。今後のストーリー展開で、黒名蘭世がどのようなキャラクターであるのか、明らかになることを期待しましょう。

ブルーロックの黒名蘭世（くろならんぜ）といえば、特徴のある髪型が印象的です。彼の髪型は、片側だけ長い三つ編みになっています。髪型が個性的なことから、自己主張の強いタイプかと思いがちですが、実際は無口の様子です。作中でほとんど言葉を発したことがなく、人見知りの可能性もあると考察できます。

髪型が特徴的な黒名蘭世（くろならんぜ）は、どのような性格をしているのでしょうか？黒名蘭世は常に冷静沈着で、感情的な表情を見せないため、何を考えているのか分かりにくい一面もあります。潔世一と接する場面も多くありますが、必要最低限の会話しかしていない様子です。登場シーンがまだ少ないため、今後の試合などを通して、黒名蘭世の性格なども分かってくるでしょう。

黒名蘭世（くろならんぜ）は、片側だけ三つ編みをした個性的な髪型で、物静かなキャラクターです。まだ登場シーンが少ないため、本来持っている実力のわずかしか披露していません。主人公の潔世一との連携プレーがスムーズになるため、練習やアピールを積極的に行っている様子です。ここでは、黒名蘭世がどのような能力を持って試合に活かしているのかを、解説していきます。

黒名蘭世（くろならんぜ）は、ブルーロックのフェーズ2で新英雄大戦に参加しました。そして、ドイツチームとしてイングランドと戦います。黒名蘭世は、小回りの効くスピードを活かせる能力が抜群です。相手の嫌がるところにポジションを置いて、味方にチャンスができるような判断を瞬時に行えます。

彼が的確なパスを出すからこそ、潔世一も良いプレーができるのでしょう。小回りを活かした能力を発揮するには、相当の運動量が必要です。黒名蘭世は体力はもちろんのこと、強靭な脚力の持ち主だと考察できます。また、敏捷性もある黒名蘭世が、敵を翻弄する姿は非常にかっこ良いです。

黒名蘭世（くろならんぜ）は、データ分析に優れた能力を持っていると考察できます。ブルーロックで潔世一と一緒に、新英雄大戦でドイツを選択したシーンがありました。サッカーの練習が終わったあと、彼は寝室でパソコンを開き何かを調べています。一方、潔世一はワイルドカードからの復活を成し遂げた國神錬介の変貌を、気にかけている様子でした。

すると、黒名蘭世は潔世一に、「國神のデータをチェックするか？」と声をかけます。黒名蘭世は、自身が調べていた國神の情報を、潔世一に見せました。このことから、黒名蘭世は情報を収集したり分析したりする能力があると、考察できます。先述した小回りを瞬時に出せる能力も、データを重視した結果に繋がったのかもしれません。

髪型が個性的な黒名蘭世（くろならんぜ）は、登場シーンが少なくセリフもほとんどないキャラクターでした。漫画18巻第158話あたりから、少しですが描写されるようになります。ここでは、黒名蘭世の登場シーンに注目して、彼の活躍などを考察していきます。

二次選考では、ブルーロック以外の棟の参加者も加わります。300人の中から125人が二次選考を受けることが可能です。ライバルリー・バトルは、1st～5thステージに分かれています。1stステージを突破できると、3rdステージからスタートする仕組みです。

3人一組としてチームを組み、試合に勝てば相手チームから一人を引き抜くことができます。人数に応じてステージは変動し、2ndステージを敗退して一人になると、脱落するというルールです。

二次選考では糸師凛が注目されましたが、実は黒名蘭世もランキング4位という好成績を残しています。黒名蘭世がどのように活躍したのか、詳細までは描写されませんでした。ちなみに、二次選考時点での上位5位は次の通りです。上位の3人を見れば、彼もかなりの実力者だというのが分かります。

• 1位：糸師凛
• 2位：蟻生十兵衛
• 3位：時光青志
• 4位：黒名蘭世
• 5位：田中信玄

三次選考に進んだ潔たちは、手はじめとして世界選抜プレーヤーと試合をすることになります。しかし、潔たちのチームは、世界のトッププレーヤーを前に、なす術がなく敗退をしました。試合が終了したあと、世界選抜プレーヤーのレオナルド・ルナが、この試合がU-20日本代表の選考であることを伝えます。

黒名蘭世（くろならんぜ）は、三次選考で鋭いパスを出す様子が描写されていました。そのプレーが、チームAを勝利へ導くことになるのです。三次選考で黒名蘭世は、青い監獄選抜チームのサブメンバーの一人に選ばれました。そして、彼は糸師凛と士道龍聖が率いるチームAを選択します。彼が自身の能力を発揮したのは、第5試合です。凛と士道のいる前線に、確実でスムーズなパスを出します。

凜がそのボールをシュートして、決勝点を獲得したのです。ブルーロックの作中で黒名蘭世は、この時点で1コマだけしか姿を見せていません。だからこそ、貴重な名シーンとなりました。黒名蘭世は、勝利に導く能力を持った人物であることは間違いないと考察できます。

世界選抜戦後は、残留した選手たちに数日間の英語学習が課されました。そんな中、ブルーロックのメンバーでチームを組み、U-20と試合をすることになったと、絵心からプラン変更について伝えられます。黒名蘭世は、U-20代表戦でベンチ入りをしました。選抜された他のベンチメンバーは、時光青志や馬狼照英、御影玲王などです。

作中で活躍している選手ばかりのため、黒名蘭世も実力選手と並ぶくらいの能力があると考察できます。彼の能力が評価されたからこそ、ベンチ入りのメンバーになれたのでしょう。ちなみに、ベンチメンバーから試合に起用されたのは、御影玲王、氷織羊、馬狼照英でした。残念ながら、U-20代表戦で黒名蘭世を見ることはできませんでした。

黒名蘭世（くろならんぜ）は、ブルーロックのフェーズ2へ進みました。欧州5大リーグを再現した「新英雄大戦」では、ドイツを選択します。潔世一と同じところを選んでいますが、その理由は明らかにされていません。

潔世一のプレースタイルに順応できるように、自主的にSBの適性を上げるトレーニングを行いました。自身のプレーをアピールすることで、見事に試合への出場権を獲得します。そして、彼は初めて試合でスポットを浴びることになるのです。

ちなみに、新英雄大戦に出場するためには条件があります。イングランド、スペイン、イタリア、フランス、ドイツの5ヶ国を代表する各チームいずれかとの合同訓練に、参加しなければなりません。そして、チームの中でレギュラーを獲得することです。それから、各チームのレギュラー同士でリーグ戦を行います。3点先取制度で、スタメンの交代は無制限、FW以外のポジションの志望も可能というルールです。

また、それぞれのチームには、ノエル・ノアやジュリアン・ロキなどのスター選手が、指導者として就きます。指導者に対しては特別ルールがあり、1試合に3分だけ出場することが可能です。新英雄大戦は「ブルーロック・ティービー」によって、全世界に中継配信されます。そして、試合後に各国による選手入札が行われており、落札額が年俸となるシステムです。

ドイツチームを選択した黒名蘭世（くろならんぜ）は、自身の存在をアピールできるように、潔世一と練習に励みます。その効果もあり、イングランドチームとの対戦では、見事な連携プレーを披露して周囲を驚かせました。ここでは、彼のドイツチームでの活躍を考察していきます。

黒名蘭世はドイツチームを選択しますが、チーム内で2つの派閥が発生します。1つはバスタード・ミュンヘンのFWミヒャエル・カイザーを中心としたグループです。カイザーのグループは、非常に攻撃的かつ圧倒的なプレーを展開し、不変の動きが見られました。そこに新しい風を吹き込んだのが、潔世一と國神錬介です。

潔世一たちは今までとは違う方法で、ドイツチームの強化を図ろうとしていました。チーム内はカイザー側につくか、潔世一たちの新勢力につくかで揺れ動きます。そのような状況の中、黒名蘭世は潔世一たちにつくと宣言しました。そして、彼は自身の存在をアピールするために、潔世一と激しいトレーニングを何度も行います。

また、潔世一のプレースタイルに適応するため、日々努力を続けていました。ブルーロックのスターティングメンバーになるための、選択だったとも考察できます。結果的にはU-20日本代表戦での出場はできませんでしたが、真剣に取り組む姿勢は今後の糧となるでしょう。また、潔世一を支持する理由は、他にあるかもしれないと考察する声も上がっています。

ちなみに、潔世一は本作の主人公で、世界一のFWとなってW杯で優勝するのが、子供の頃からの夢です。その夢を叶えるため、そして人生を変えるために青い監獄に参加しました。強くなるためや勝利するためであれば、他人の強さでさえも吸収しようとする貪欲さがあります。今後、黒名蘭世とどのような活躍をしていくのか注目していきましょう。

イングランドチーム戦で黒名蘭世は、指導者ストライカー・ノエルノアからSBのポジションに抜擢されます。潔世一からパスを受けると、彼の得意な小回りを活かしたスピードで、御影玲王を振り切りました。潔世一が常に最善のプレーができるような環境を、黒名蘭世が創り出していくのです。また、さまざまなパスが選択できるための、絶妙な距離感をとっていきます。

敵の嫌がる場所にポジションをとり、瞬時の判断で止まらずに動き回りました。彼は潔世一との連携をとりながら、「惑星ホットライン」という技でフィールド内を駆け巡ります。イングランドに勝つために絶妙なパスを出していき、ボールが潔世一に渡り最高のチャンスを築き上げました。イングランドの勢いを制止するための圧倒的プレーで、黒名蘭世は大活躍をします。

黒名蘭世は、登場シーンも少なくセリフもほぼありません。しかし、ファンの中ではビジュアルと髪型が最高という声が多く上がっています。また、彼の髪型や「くろならんぜ」という名前を考えた人は、天才だという感想もありました。黒名蘭世は出番が少ないにもかかわらず、インパクトのあるキャラクターであることが考察できます。

髪型がオシャレな黒名蘭世の私服は、どういう感じなのか気になるというファンもいるようです。「ダサかったらどうしようと思ったけれど、髪型に三つ編みを取り入れている時点で、オシャレに決まってるだろう」というファンの声もありました。また、中にはどうして片方だけ三つ編みをした髪型なのか、経緯を知りたいという人もいます。

黒名蘭世の魅力は、ミステリアスっぽいところだという感想もありました。彼の生い立ちなどプロフィール的なものが、作中で全く明かされていないため、ミステリアスなキャラになったと考察できます。

ブルーロックの主人公である潔世一よりも、彼に合わせられる黒名蘭世のほうがスゴイという感想もありました。黒名蘭世の的確なパスがあるからこそ、潔世一は見事なプレーができると考察しているのでしょう。黒名蘭世は、あまり目立たないキャラだったのですが、イングランドチーム戦の活躍で一気に注目を集めました。今後もさらに活躍しそうという期待の声も多く上がっています。

黒名蘭世は2次選考の時点で、ほぼセリフもなく目立ってなかったため、注目している読者は少なかったようです。しかし、この頃からすでに注目していた人は、彼の才能に気づいて本当にすごいという感想がありました。最初から活躍している人は目立って当然ですが、黒名蘭世が頭角を現し始めたことに、予想外だったファンもいると考察できます。また、ようやく黒名蘭世が台頭してきて嬉しいという声もありました。

物語の回を重ねるごとに、黒名蘭世のファンが増えている様子です。しかし、プロフィール的なことは、未だに明かされておらず不明なことも多くあります。ファンの中には、誕生日や趣味、休日の過ごし方などが知りたいという声も上がっています。また、22巻の表紙を飾ったことで、お祝いの言葉や喜びの声が多くありました。これから、さらにファンが増えて、黒名蘭世について詳細が公表されることを期待しましょう。

黒名蘭世は、片側だけを三つ編みにしている特徴的な髪型をしており、ビジュアルも良いことから人気のキャラクターです。登場シーンが少なくセリフもほぼないことから、人物像がつかみにくくミステリアスな雰囲気を持っています。二次選考では第4位を獲得したものの、U-20日本代表戦には出場できませんでした。しかし、ようやく新英雄大戦で、活躍のチャンスが巡ってきます。

潔世一側に付き、過酷なトレーニングにも挫けずに取り組みました。その成果もあり、試合では御影玲王を翻弄するほどの実力を発揮します。小回りが効いてスピード感のある彼の能力は、素晴らしいものがあります。今後も潔世一と共に見事な連携プレーを、フィールド内で披露する可能性は高いです。ますます活躍するであろう黒名蘭世にも、ぜひ注目してみてください。