【ブルーロック】ノエル・ノアは世界一のストライカー！名言や元ネタのモデル選手は？

「ブルーロック」の第1話にて名前が言及されたノエル・ノアは、絵心甚八が求める世界一のストライカーの理想像であり、作中では潔世一の憧れの選手としても語られています。以下では、フェード2から本格登場を果たした「ブルーロック」のノエル・ノアのプロフィールや、サッカー哲学が詰まった名言、ノエルの元ネタのモデル選手、ノエル・ノアの能力などを、あらすじネタバレ紹介します。

史上最もイカれたサッカー漫画の異名で知られる「ブルーロック」は、金城宗幸原作・ノ村優介作画によるサッカー漫画で、2018年から「週刊少年マガジン」にて連載、単行本は2022年7月時点で計20巻が刊行されています。また、2022年7月には、三宮宏太作画によるスピンオフ「ブルーロック-EPISODE 凪-」が、「別冊少年マガジン」にて連載が開始され、本編の主要キャラ・凪誠士郎が主人公を務めています。

実在の日本サッカーや選手への非難とも捉えかねない過激なセリフから、連載初期は批判の声も相次いだ「ブルーロック」でしたが、デスゲーム要素を含めた斬新な作風が中高生を中心に人気を集め、第45回講談社漫画賞・少年部門に選ばれました。また、2022年10月にはアニメシリーズが開始され、「ブルーロック」への注目が高まっています。

日本サッカーの低迷を打開するべく、日本をW杯優勝に導く世界一のストライカーの育成を目的とする「青の監獄（ブルーロック）プロジェクト」が立ち上がり、全国から将来有望なFW選手が召集されます。選手の育成を目的とするブルーロックの正体は、WFの日本代表選手を決める選抜試験であり、ここでの脱落は日本代表の道を一生断たれることを意味し、少年たちは己の人生をかけて熾烈な競争に身を投じます。

ブルーロック・新英雄大戦（ネオ・エゴイスト・リーグ）からの登場人物で、ドイツ棟の指導者ストライカーです。年齢は31歳、代表国はフランスであるものの、所属クラブチームはドイツのバスタード・ミュンヘンで、背番号は9番です。チームの絶対的なエースとして君臨し、名実共に世界一のストライカーと評される、作中最高のFW選手です。

世界一のストライカーとしての人気と実力を兼ね備えたノエル・ノアは、絵心甚八が目指すFW選手の理想像であり、ブルーロックにも召集されています。潔世一も憧れたノエル・ノアの性格は、初対面では無表情で冷たそうな印象を与えるも、内面ではサッカーに対する揺るぎない自信や、どこまでも高みを目指すストイックさ等、サッカーに対する情熱を秘めた熱きハートの持ち主です。

また、自身が所属するクラブチームの理念から、超合理的な思考を持っており、選手の印象などを当てにせず、あくまで数値や結果を重視する傾向にあります。指導者としては基本的に放任主義であるものの、自分の実力を笠にきて調子に乗る選手を叱ったり、選手の欠点を鋭く指摘するなど厳しい一面をみせつつも、独自のサッカー哲学を用いたアドバイスを送るなど、人間性にも優れています。

ノエル・ノアの実績は、作中では言及されておらず、2018年に「ヨーロッパ年間最優秀選手」に選出されたことのみ説明されています。しかし、バスタード・ミュンへンの絶対的なエースという立ち位置や、世界一のストライカーには圧倒的なエゴが必要だと豪語する絵心甚八からも高く評価されている点から、ノエル・ノアの実力は計り知れないでしょう。

ノエル・ノアと言えば、独自のサッカー哲学に従い、自分にも他人にも厳しい一面が見られるも、彼のサッカー哲学は、自分は何のために生きているのか、自身の人生を振り返るきっかけにもなるでしょう。以下では、「ブルーロック」から、人生の教訓にしたい、ノエル・ノアの名言をあらすじネタバレを交えながら紹介します。

ノエル・ノアの名言1つ目は、ブルーロックプロジェクト開幕シーンにて、会場に集まった選手300名に向かって絵心甚八から発せられた名セリフです。ノエル・ノアは、ブルーロックの第1話からすでに登場しており、このシーンでは名前のみとなりましたが、絵心甚八が目指す世界一のストライカー・エゴイストの理想像として、ノエルの名言が紹介されました。

味方の勝利に貢献することよりも、自分が満足のいく活躍ができたうえで負けた方が良いという考えは、まさにエゴイストであり、ノエルのかっこいい魅力が詰まっています。

ノエル・ノアの名言2つ目は、自分に憧れる潔世一から相談を受け、自身のサッカー哲学を基にアドバイスを送る指導者としての名言です。朝起きてから、頭の中はすでにサッカーのことを考えており、例え1秒でも無駄にしたくない、ノエルのサッカー哲学がもっとも表れた名言・名セリフでしょう。

「ブルーロック」では、実在の選手を元ネタ・モデルにしたキャラが登場するも、サッカーの実力だけでなく、人格すらも完璧なノエル・ノアには、元ネタやモデルになった選手がいるのか気になるでしょう。以下では、「ブルーロック」から、ノエル・ノアの元ネタやモデルの選手の有無や、ノエル・ノアの元ネタやモデルと言われる選手を紹介します。

「ブルーロック」の登場キャラの中には実在のサッカー選手を元ネタに生み出され、フェーズ2での指導者ストライカー陣では、イングランド棟のクリス・プリンスは、クリスティアーノ・ロナウド選手、フランス棟のジュリアン・ロキは、キリアン・エンバペ選手がモデルではと推測されています。一方、ノエル・ノアに関しては、公式情報では元ネタやモデルはいないとされ、オリジナルキャラクターとなっています。

潔世一が憧れるノエル・ノアは、「ブルーロック」でも世界最高峰と評される名ストライカーであり、選手としてだけでなく人格も非常に優れ、作者の理想の選手像を具現化させたキャラと考えられるでしょう。一方で、ノエル・ノアとの共通点の多さから、以下に紹介する2名の実在の選手が元ネタ・モデルとも推測され、彼らを参考にノエル・ノアというキャラが誕生したとも推測されます。

ブルーロックのノエル・ノアの元ネタやモデルの1人目、ロベルト・レヴァンドフスキ選手は、ポーランド代表のFW選手で、FCバルセロナに所属、2019-20シーズンには、UEFA欧州最優秀選手賞に選ばれました。また、ブンデスリーガでは、7度にわたる得点王獲得に加え、2019-20シーズンでは、11試合連続ゴールを決める記録更新を達成し、1シーズンでの最高得点記録・41点を記録するなど、圧倒的な実力を誇っています。

2010年代のサッカー界では、ポルトガル代表のロナウド選手、アルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手に次ぐゴール数を決めており、世界最高峰のストライカーとして名を馳せています。また、背番号は9番と、ノエル・ノアとの共通点も見いだすことができ、ノエル・ノアの元ネタやモデル候補としても注目されています。

ブルーロックのノエル・ノアの元ネタやモデルの2人目・フランク・リベリー選手は、元フランス代表のFW・MF選手で、背番号は7番、2021年9月からは、イタリアに拠点を置くUSサレルニターナ1919に所属しています。2018₋19シーズンにて、リーグ最多優勝記録を打ち立てた選手であり、貧しい街で生まれ育ち、トップ選手へ駆け上がった半生はノエル・ノアの半生を彷彿させます。

また、リベリー選手と言えば過激な言動でも知られ、SNSでは度々炎上が起きているものの、上から目線のように聞こえる内容からは、何も努力せずに他人を批判する人間への抗議とも捉えられるでしょう。また、ノエル・ノアのセリフも、厳しいと感じられる内容こそあるものの、サッカーの本質に迫った彼のサッカー哲学は、リベリー選手をモデルに生み出されたと考察できるでしょう。

世界一のストライカーと評されるノエル・ノアの実力は、ダッシュだけでも異次元の強さを発揮し、潔たちブルーロック勢を圧倒させました。以下では、「ブルーロック」から、驚異的な身体能力でフィールドを駆け巡る、ノエル・ノアの能力をあらすじネタバレ紹介します。

世界一のストライカー・ノエル・ノアの実力は、足の速さだけでも異次元の高さを誇っており、新英雄大戦・ドイツの1試合目では、桁外れのスピードを発揮した超加速ダッシュでフィールドを圧倒します。潔世一も、必死にノエルの後を追いかけるも、ノエルの凄まじいスピードについていくのがやっとどこか、2人の距離は広がる一方でした。

走り込み1つ取っても異次元の実力を見せつけたノエル・ノアの能力と言えば、鍛え抜かれた体幹だからこそ出来るトラップ技術も外せません。見るだけなら簡単そうでも、実際にやってみるととても難しく、ノエルだからこそ自在に繰り出せるでしょう。

あらゆる能力・技術の完成度の高いノエル・ノアの姿は、まさにサイボーグであり、驚異的な速さに加え、ボールを相手に渡さない、隙のないドリブルも彼の強みとなっています。ノエルのドリブルは、機械的行脚（マシーン・ドリブル）と称され、ノエルからボールを奪うことは至難の技でしょう。

ノエル・ノアのサッカーは無駄が全くない合理的なサッカーを目指しており、シュートに関しても両足で打つことができる稀な能力を持っています。両足が使えることは、あらゆる角度からシュートを打つことが可能であり、ノエル・ノアが世界一のストライカーになれた最大の武器と呼べるでしょう。

ノエル・ノアと言えば、己のサッカー哲学を盛り込んだ名言や、圧倒的な強さ・能力が目を引く一方、彼の生い立ちやブルーロックへ参加した目的に関しては、いまだ不明な点も多く、ミステリアスな雰囲気もノエルの魅力を引き立てています。以下では、「ブルーロック」のノエル・ノアから、彼の知られざる生い立ちや、潔世一との関係などを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

「ブルーロック」の第1話から登場し、潔世一の憧れのストライカーとして言及されたノエル・ノアですが、彼の生い立ちは、華やかなサッカー人生からは想像がつかないものでした。フランスのスラム街に生まれたノエル・ノアの家は貧しく、街では犯罪と暴力が猛威を振るっていました。そんな生活環境の中で出会ったのがサッカーであり、たった1つのボールがノエルの運命を変えるきっかけとなりました。

ノエルの過去はいまだ不明な点が多く、彼が世界一のストライカーに上り詰めるまでの経緯は明かされていません。しかし、貧困からサッカーのスター選手へ駆け上がるまでには、血のにじむような努力があったことは間違いなく、その時に味わった苦労が、ノエルの人格や彼のサッカー哲学に大きな影響を与えたでしょう。

フェーズ2の開始に伴い、ヨーロッパ5ヵ国から名だたるストライカーが指導者として召集され、ドイツチームにはノエル・ノアが配属されました。ブルーロックの選手は、所属チームを自由に決める権利が与えられ、潔世一は、イングランドとドイツのどちらかで迷った末、ノエル・ノアのいるドイツチームを選びました。

これまでは憧れの選手に過ぎなかったノエル・ノアから指導を受けられるとあって、潔も胸を躍らせる一方、ノエルの方は、潔のことをバスタード・ミュンヘンのレギュラー獲得を目指す日本人選手としか見ていません。しかし、ノエルとの出会いは、潔のサッカーに良い影響を与える結果となり、今後の展開にて2人の関係にも進展が現れるでしょう。

ノエル・ノアの目的は、自身が指導をするバスタード・ミュンヘンの勝利であり、確実に得点を稼げる選手をレギュラーに選出することです。しかし、それは表向きの理由とも捉えられ、真の目的は別にあるとも推測されます。

バスタード・ミュンヘンのレギュラーを決めるべく、ノエルは選手たちの身体能力の数値を図るべく、あるトレーニングを課します。その内容は、直線・坂道ダッシュ、ラダースプリント、ステップジャンプ、ボールドリブル＆シュートの5つのゾーンで構成されたもので、どの選手たちにも平等にレギュラー入りのチャンスを与えるものでした。

トレーニングを開始した潔は、ドイツチームや敗者復活戦を勝ち抜いた国神との実力差を思い知らされるも、ここで高い数値を出せばレギュラー入りのチャンスが巡って来ると確信します。その後も、ノエル・ノアによる厳しいトレーニングは続き、過酷な試練を通じて選手たちの力量が見定められます。

ノエル・ノアのサッカー哲学は、自身が所属するバスタード・ミュンヘンの哲学に基づいた超合理性を重視するもので、選手個人の感情や印象など視えない力・能力は信用せず、あくまでトレーニング・試合で得た結果を重視しています。潔たちに課した過酷な試練も、実は選手の身体能力を測定する一環であり、そこで得た数値から勝利に必要な基準を満たしている者を、レギュラーに選出するという目的がありました。

ノエル・ノアのサッカー哲学は、彼に憧れる潔世一にも影響を与え、ドイツチームでのレギュラー獲得と、何かと自信を挑発してくるミヒャエル・カイザーに勝つべく、まずはノエルのトレーニングで高い数値を出し、ランキング上位に入ることを目指します。同時に、ランキングを上げるには、いかにノエルにアピールにするかも重要であり、そこでノエルへ相談を持ち掛け、カイザーに勝ちたいという思いを打ち明けます。

潔から相談を受けたノエルは、まず潔の武器や強みを聞き出し、それらを実行可能にする能力は何かと質問を投げかけます。潔は自分の強みはすらすらと答えられたものの、2つ目の質問では上手く言葉にできず、詰まってしまいます。一方、ノエルは質問を止めることはなく、サッカーに必要な全ての能力を手に入れたら、自分に勝てるかと投げかけます。

「分からない」と答える潔に対し、ノエルは彼の欠点を指摘し、自分のサッカー理論を全て言語化して説明できることが、理想に近づくための重要な要素だと教え、それが出来ない選手はレギュラーには選ばないと厳しく言い放ちます。しかし、ノエルの厳しい指摘にもめげず、潔は食らいつきます。

そこでノエルは、「起床したら一体何をやるのか」と質問を投げかけ、その行動は果たして世界一のストライカーになるための行動なのか、全ての時間をサッカーに費やしているのかと、独自のサッカー理論を教えます。ノエルとの対話を通じて、自分に足りないものに気が付いた潔は、自身のサッカーを改めて振り返り、自身のサッカーを飛躍的に成長させました。

以下では、指導者ストライカーとしての活躍や、ドイツチームに参戦した潔世一との関係が注目される、「ブルーロック」のノエル・ノアに関する感想や評価を紹介します。

「ブルーロック」の第1話から登場し、潔世一の憧れの選手として知られていたノエル・ノアは、フェーズ2から本格登場を果たし、世界一のストライカーとして、エゴイストとして完璧なキャラ設定がファンを魅了しています。また、作中では数少ない明るい髪色・短髪キャラであり、厳格な性格がもっとも表れたセリフは名言として親しまれ、かっこいいとの声も寄せられています。

ブルーロックでは、指導者ストライカーとして登場したノエルの指導方法は、放任主義とも呼べる内容で、選手たちの欠点を鋭く指摘する自他共に厳しい性格をのぞかせています。一方で、潔世一との対話では、彼の欠点を指摘しつつも、潔がさらに成長できるようにアドバイスを送るなど、指導者としても優れている点が良いとの声も見られます。

「ブルーロック」の第1話では、絵心甚八が目指すエゴイストの完成形として紹介されたノエル・ノアでしたが、フェード2で登場するまでは謎多きキャラとされ、一部では性格がやばそう、只者ではないなど、様々な憶測が飛び交いました。本編に登場後も、ノエル・ノアに関してはいまだ謎めいた部分も多く、ノエルに対する注目も高まっています。

世界一のストライカーと評されるからには、ノエル・ノアの能力も他選手とは比較にならない者だろうと予想され、世界一のストライカーの能力はどんなものか気になるとの感想も寄せられています。ノエル・ノアの能力は、フェーズ1の初戦で披露され、他者を寄せ付けない圧倒的なスピードとボールを自在に操るテクニック、両利きでのシュートなど、すべてが異次元であり、世界一のストライカーに相応しい能力でしょう。

「ブルーロック」にも最も期待が高まったノエル・ノアの登場は、王者らしい名言の数々や、圧倒的な強さはもちろん、彼に憧れる潔世一との対談も注目の的となりました。ノエルと潔の関係は、ドイツチームの指導者・選手の関係ですが、潔が世界一のストライカーに評価されたシーンはまさに名シーンであり、更なる高みを目指す、潔世一のターニングポイントとなったでしょう。

「ブルーロック」のノエル・ノアの名言や元ネタやモデルの選手、ノエルの能力や作中での活躍などを、あらすじネタバレ紹介しました。潔世一の憧れの選手であり、絵心甚八からもエゴイストとして注目されるノエル・ノアは、世界一のストライカーとしての輝かしい戦績だけでなく、独自のサッカー哲学など多くの魅力に富んでおり、潔世一との関係にも注目が集まっています。