【ブルーロック】剣城斬鉄は知的に見えるけどバカキャラ？能力や活躍シーンは？

「ブルーロック」の剣城斬鉄は、角眼鏡がチャームポイントの知的キャラとみせながら、実際は頭が少し弱い一面があり、作中では「バカ斬鉄」とも呼ばれています。以下では、知的な外見と内面のギャップが面白い、ブルーロックの剣城斬鉄のプロフィールや能力、千切豹馬との速さ対決、作中での活躍や、凪誠士郎・御影玲王との関係、アニメ声優などを、あらすじネタバレ紹介します。

金城宗幸原作・ノ村優介作画による漫画「ブルーロック」は、2018年から「週刊少年マガジン」にて連載されているサッカー漫画で、単行本は2022年7月時点で計20巻、累計発行部数は1000万部を突破しました。また、2022年7月から、三宮宏太作画による外伝「ブルーロック-EPISODE 凪-」が、「別冊少年マガジン」にて連載開始し、本編の主要キャラ・凪誠士郎が主人公を務めています。

「ブルーロック」は、選手の圧倒的な個性とエゴを求める作風を特徴とし、デスゲームさながらの過激な選抜試験や、実在のサッカー界を卑下するようなセリフから、「史上最もイカれたサッカー漫画」とも評され、賛否両論が繰り広げられています。一方、従来のサッカー漫画にはない独特のストーリー展開は、中高生を中心に人気を集め、2021年には、第45回講談社漫画賞・少年部門を受賞しました。

高校サッカーの全国大会進出を逃した潔世一は、FW選手の育成を目的とするブルーロックから誘いを受け、プロジェクト参加を決意します。施設には、全国に名の知られた高校生FW選手・計300名が召集され、潔たちは日本代表の座をかけたブルーロックの選抜試験に挑みます。選抜の脱落は、日本代表になれる資格を永久に失うことを意味し、ブルーロックでの優勝と世界一のストライカーを目指し、少年たちは競い合います。

ブルーロックの一次選抜から登場する剣城斬鉄は、伍号棟最強のチームV出身で、元メンバーには凪誠士郎・御影玲王がいます。プロフィールは、10月30日生まれの16歳、身長:188cmとブルーロックの中では長身であり、短髪が特徴です。普段から角眼鏡をかけているものの、作中のセリフから伊達眼鏡とも疑われ、知的に見せるための演出とも考えられるでしょう。

ちなみに好きな食べ物は、カレーとハンバーグ、嫌いな食べ物は、味の違いが分かりにくいとの理由から魚系を上げています。趣味は、瞑想と称した日向ぼっこで、自分の長所は、素直でいい奴・勉強熱心なところをあげるも、頭の弱さを短所にあげています。一方、座右の銘は「初志貫徹」です。

「ブルーロック」では、頭の弱さをチームメイトに指摘され、玲王から「バカ斬鉄」のあだ名まで付けられた剣城斬鉄でしたが、怒りに我を忘れる玲王をなだめるなど、冷静沈着で仲間思いな一面も秘めています。以下では、「ブルーロック」から、知的に見える剣城斬鉄は本当にバカキャラなのか、剣城斬鉄の性格やチームメイトとの交流などを基にネタバレ考察しました。

実年齢よりも年上に見える剣城斬鉄は、はじめこそ知的でクールなキャラに見えるも、実際は知的キャラとは思えないセリフを発しており、意味も分からず難しい単語を並べては、仲間たちに突っ込まれています。また、剣城斬鉄の知的キャラを演出する角眼鏡も、知的な自分を演出するための伊達メガネの可能性も浮上しており、バカキャラと言われる要因となっているでしょう。

意味も分からず難しい言葉を使ったり、角眼鏡を着用することでインテリキャラを装う剣城斬鉄ですが、そおような小細工は、学業面でも優秀な御影玲王には見抜かれており、「バカ斬鉄」とも呼ばれています。実際、剣城斬鉄は学業が苦手であり、全ての教科を苦手科目にあげていることや、自身でも「バカなこと」を自覚しており、短所としています。

そのため、自分がバカであることを周囲に悟られないようにと、知的キャラを演じることを思いつくも、表面的なことばかり取り繕っても、中身は変わっていないため、本当の頭の良い人間からは、その浅はかな考えを見抜かれています。しかし、剣城斬鉄は本当にバカキャラかと言えば、そうではなく、勉強に関しては苦手としつつも、相手選手の不正に激昂する玲王をなだめるなど、冷静沈着な一面も秘めています。

そのシーンは、ブルーロック・一次選抜にて、潔世一率いるチームZとの対戦にて、相手選手の久遠渉がわざとファウルを出したことで、凪誠士郎のシュートのチャンスを奪う展開が起きました。久遠のファイルは悪質と判断され、レッドカードによる退場を余儀なくされるも、Vチームにとっても、この時のシュートは味方の勝利を確実に出来た1点であり、久遠の悪だくみに苛立ちを覚える玲王は殴り込みに行こうとします。

その時、剣城斬鉄が玲王の止めに入り、ここで騒ぎを起こせば、イエローカードが2枚になって玲王にも退場処分が下されると説得にあたり、その場を収めました。その時の剣城斬鉄の態度は終始冷静であり、難しい言葉を無造作に並べることで、インテリキャラを装うカッコつけたがりの姿はそこにはなく、玲王を仲間として大切に思う優しさがうかがえます。

そして、試合は残り3分に突入し、Vチームでは、得点を取れなくても、同点で守り切れる作戦が練られるも、Zチームと同点では負けに等しいと豪語する剣城斬鉄や、凪・玲王の反対を受け、Vチームも最後まで得点を上げる作戦で挑みます。伍号棟の一次選考の最終成績は、Vチームが一位通過を果たし、剣城斬鉄もバカキャラから、冷静沈着でサッカーに対するプライドの高いキャラへと評価が変わったでしょう。

頭脳面ではやや劣る剣城斬鉄ですが、サッカーでは他選手と同等の実力を発揮しており、得点力の高さはもちろん、千切豹馬に並ぶ足の速さが強みとなっています。以下では、「ブルーロック」の一次選考で発揮された、剣城斬鉄の能力や足の速さ、ブルーロック屈指の俊足を誇る千切豹馬との速さ比較を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

頭脳方面にはあまり恵まれなった剣城斬鉄でしたが、それらを補うようにサッカーの能力は高く設定され、短期集中型のスピード力や、左シュートを持ち味とする得点を稼ぐ力など、ストライカーに必要な能力を網羅しています。以下では、「ブルーロック」の剣城斬鉄の能力や強さ、ブルーロック屈指の俊足を誇る千切豹馬との速さ比較を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

剣城斬鉄と言えば、ブルーロック屈指の加速力の持ち主であり、188cmの長身や瞬発力を生かし、爆発的なスタートダッシュを切っています。彼の加速力は、初速10メートル以内でその凄まじさい強さが発揮され、攻撃にもつなげやすいことも、この能力の強みとなっています。

剣城斬鉄の能力と言えば、序盤から多くの得点を稼いだ力強い左足のシュートは外せず、Vチームとして参戦した一次選考では、左足で5点を挙げるなどずば抜けた強さを見せつけています。ブルーロック参加者の多くが右足シュートの中、左足シュートは貴重な存在であり、相手選手と利き足が反対だと意外な角度でのシュートを繰り出すことができます。

剣城斬鉄の加速力は、まるで足首にジェットエンジンをつけたような速さがあり、初速10メートルでの加速力は、ブルーロックでも1位・2位を争う強さを言っても過言ではないでしょう。また、ブルーロックの俊足と言えば、中性的な容姿から「お嬢」のあだ名を付けられた千切豹馬は外せず、一次選抜ではいまだ自分の力を出し切れずにいたものの、試合では驚異的な速さを見せつけ、他選手を圧倒しました。

剣城斬鉄と千切豹馬は、ブルーロックの俊足の首位を争う足の速さを持つものの、2人の早さを比較した場合、どちらが早いのか、気になるでしょう。「ブルーロック」では、2人のスピード対決と呼べるシーンが登場し、加速力に優れる剣城斬鉄は、初速で圧倒的な強さを見せつけ、千切豹馬から敵わないと言わしめました。

しかし、長距離疾走に突入後は、千切豹馬の強さが発揮され、初速10メートルの範囲内では剣城斬鉄に負けるものの、10メートルを越えた範囲からは、千切豹馬に軍配が上がっています。2人の俊足勝負は、短距離は剣城斬鉄、長距離疾走は千切豹馬が制し、2人の足の速さは互角と判断されます。

ブルーロックの一次選考から登場する剣城斬鉄は、伍号棟のトップ・Vチームの主力メンバーであり、最終試合では潔世一たちZチームに苦戦を強いらせた選手であり、凪・玲王に劣らぬ強さや、千切豹馬との速さ対決など、意外な活躍を見せつけました。以下では、フェーズ2ではフランスチームを選択した、ブルーロックの剣城斬鉄の作中での活躍シーンを、あらすじネタバレ紹介します。

全国から将来有望な高校生FW選手が召集され、プロジェクト開始早々、入寮テストと称された「オニごっこ」が開始され、悪質とも言えるゲームルールに翻弄され、各部屋から1名ずつ脱落者が決まり、その中には優勝候補と言われた選手も例外なく含まれていました。一方、剣城斬鉄はランキング:241位で召集され、入寮テストでは棟内最高順位を記録し、伍号棟のトップとなりました。

一次選考では、Vチームに所属し、凪・玲王と共にチームの主力ストライカーとして活躍し、自身の強みである爆発的な加速力を生かした攻撃や、チームメイトとの連携が上手くいったことが功を奏し、強力な左足シュートで5点を獲得しました。そして、最終試合時には首位に上り詰め、一次選考の通過がほぼ確実と思われたところで、Zチームと対戦します。

その頃、Zチームでは、久遠渉の裏切りによってチームは混乱状態にあり、久遠は味方のチームを窮地に陥れるべく、Vチームへ八百長の試合を持ちかけます。しかし、剣城斬鉄は、久遠の提案は自分たちにもメリットがないと指摘し、正々堂々と戦うことを選びます。一部始終を見ていた玲王からは、自分を賢く見せていると言われるも、この時の剣城斬鉄には、そのような意図はないと思われます。

そして、Vチームの最終結果を左右する対Zチームとの試合が開始され、凪がさっそく先制点を取り、2点リードし、玲王のパスやフォローも相まって、試合はVチームの優勢となります。一方、Zチームも負けておらず、俊足の千切豹馬が形勢逆転のチャンスを狙うも、ここで同じく俊足の剣城斬鉄が立ちふさがり、爆発的な加速力を駆使して千切からボールを奪い、玲王と連携プレーを取りながら、左足でシュートを決めます。

凪・玲王・剣城斬鉄の主力ストライカーの活躍により、Vチームが3点をリードする結果になったものの、Zチーム側も蜂楽廻のスーパープレーをきっかけに巻き返しをはかり、同点に追いつきます。その後は、お互いに譲らない展開が続き、激しい攻防戦が繰り広げられる中、剣城斬鉄と千切豹馬による俊足対決も再燃し、戦いを長距離疾走に持ち込むことで、千切が勝利しました。

一時は、Zチームの久遠渉の妨害を受け、一時はフィールド全体が混乱状態に陥るものの、久遠にレッドカードが出たことで両チームの調子も戻り、剣城斬鉄は攻撃と並行して守備に回りながらチームの勝利を目指します。そして、アディショナルタイムのフリーキックで、玲王が外したボールにチャンスを見出した剣城斬鉄でしたが、彼の動きに反応した雷市陣吾に阻まれ、潔世一にゴールを決められたことで、逆転してしまいます。

最終試合はVチームの負けとなったものの、一次選考の最終結果は3勝1敗、勝ち点9と得失点差+14と好成績を収め、伍号棟首位となり、二次選考進出を決めました。一次選考は、最終成績で上位2チームが通過でき、下位3チームは脱落を余儀なくされるも、各チームの最多得点王には復活枠が設けられ、選考通過と見なされます。

二次選考からは、他棟の参加も加わり、計125名による「奪敵決戦（ライバルリー・バトル）」が開始されます。このゲームは、3人1組で試合に挑み、勝ったチームは負けたチームから好きな選手を1名引き抜くことができ、5th時点で5人1組のチームが完成すれば選考通過となります。ステージは全5つあり、試合を勝ち抜くか、または相手チームに選ばれる力量を見せつけられるかが、この選考を勝ち抜く鍵となっています。

一方、試合に負けて、かつ相手チームから引き抜かれなかった選手は、ステージを降格させられ、2ndステージを敗北し、1人になった時点で脱落が決定します。二次選考は、ブルーロックマンから100ゴールを奪うステージを経て、2ndステージに進むことができ、控え部屋で3人1組のチームを作ります。

元Vチームの凪誠士郎は、潔世一・蜂楽廻とチームを組み、御影玲王も千切豹馬・國神錬介から声をかけられ、二次選考では2人の活躍もクローズアップされました。一方、剣城斬鉄の二次選考での動向は本編では描かれておらず、単行本・9巻のおまけページにて、3人1組でチームを作る際のエピソードが語られています。

凪・玲王と共にVチームの勝利に貢献し、一次選考を通過した剣城斬鉄は、二次選考でも2人とチームを組むことを想定し、彼らから声がかかる時を待っていました。しかし、凪・玲王は他選手から誘いを受けてしまい、剣城斬鉄の元へ来ることはありませんでした。そんな彼に興味を持ったのが、チーム選びを慎重に行なっていた二子一揮でした。

剣城斬鉄に対して、少し頭が弱い印象を持ちつつも、爆発的な加速力は捨てがたいものであり、自分ならば彼の強みを最大限に活かせると見て、彼に声をかけます。予想通り、剣城斬鉄の頭の悪さがここでも露見したものの、ニ子一揮は剣城斬鉄にとっても有益なものであり、2人の交渉は成立します。その後、3人目のメンバーや二次選抜での活躍は不明とされるも、二次選考も無事にクリアできた模様です。

そのシーンは、三次選考のジョイントルームで確認でき、凪誠士郎と千切豹馬、馬狼照英と一緒のチームで2番目に通過できたものの、最初に組んだ二子一揮はその中にいませんでした。おそらく、3rdステージで敗北後に凪たちのチームに引き抜かれる形で4thステージへ進出でき、とんとん拍子で二次選考をクリアできたでしょう。

一時はどうなることかと思われた二次選考でしたが、持ち前の運の良さで何とか通過でき、ブルーロックのランキングも、二次選考通過時点で53位に急上昇しました。三次選考は、世界選抜チームによる査定を目的とする一次ノルマと、U-20代表戦のスタメンを選考する二次ノルマ・適性試験（トライアウト）が実施されます。

トライアウトは、一次ノルマ終了時点のTOP6から、各2名を代表とする3チームを作り、7位以降の選手は、3つのチームから1つを選び、1人につき1試合のみ出場します。この試合の目的は、代表選手との相性を図るもので、ここでのアピールが対U-20戦への出場の可否を決まります。ちなみに、剣城斬鉄は凪のCチームを選び、第5試合に出場したことのみが言及され、三次選考での活躍は不明となっています。

絵心甚八のある思惑から実現した対U-20代表戦には、世界11傑にも選ばれたMF選手であり、ブルーロックのトップを走る糸師凜の兄・糸師冴も参戦し、サッカー界を巻き込んだ注目の一戦となりました。序盤こそ、U-20代表との実力差を見せつけられ、苦戦を強いられる場面も多かったブルーロックでしたが、FLOW状態に突入するメンバーの活躍や、潔世一の渾身のシュートが勝敗を決め、奇跡の勝利を収めました。

剣城斬鉄は、対U-20代表戦に参戦することは出来なかったものの、サブメンバーの1人に選ばれ、試合中も選手交代の要請が入らなかったことから、ベンチ待機で終わりました。

対U-20代表戦に勝利し、ブルーロックに束の間の休日が訪れ、選手たちがそれぞれの余暇を楽しんでいる頃、ブルーロック側では、次のプロジェクトに向けた準備が進められ、フェーズ2が始動します。そして、新英雄大戦（ネオ・エゴイスト・リーグ）と命名された最終選考では、W杯代表をかけた本格的な選抜へと突入し、欧州五ヵ国から、指導者ストライカーと各国のトップリーグの選手を召集しました。

参加国と各国の指導者ストライカーは、イングランドのクリス・プリンス、フランスのジュリアン・ロキ、イタリアのマルク・スナッフィー、スペインのラヴィーニョ、そして、ドイツのノエル・ノアで構成され、世界トップクラスの選手が一同に集まりました。ブルーロックの選手は、この5ヵ国から好きな国を選択し、指導者ストライカーの下でトレーニングを積みます。

このトレーニングには、リーグ戦出場をかけた選抜試験でもあり、指導者ストライカーに実力をアピールし、リーグ戦のレギュラーメンバーに選ばれることが重要です。また、リーグ戦では、チームの勝敗に関わらず、あくまで選手個人の実力を測るもので、試合後には各国のチームから選手入札が実施され、その時に提示された落札額をブルーロックでの順位とし、全試合終了時の上位23名をU-20選手に指定します。

主人公の潔世一は憧れの選手のいるドイツを、凪誠士郎・御影玲王はそれぞれの理由からイングランドを選択、剣城斬鉄は、何となく頭がよさそうという理由から、直感を頼りにフランスを選びました。剣城斬鉄の動機は、傍から見ればやっぱりバカと言いたくなるものの、どこまでも剣城斬鉄らしさが出ており、彼の今後の活躍にも注目が集まっています。

サッカー選手としては高い能力を持つ剣城斬鉄ですが、頭脳面には恵まれず、自らも頭の弱さを自覚し、少しでも知的に見せようと難しい言葉を多用してはチームメイトに突っ込まれるなど、コミカルな役回りが面白いキャラでしょう。以下では、「ブルーロック」から、一次選考でチームの主力として戦った、剣城斬鉄と凪誠士郎・御影玲王との関係を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

御影玲王は、ブルーロック一次選考から登場する選手で、ランキングは二次選考までに10位に上昇、対U-20代表戦では、サブメンバーとして選出されるも、二子一揮との交代でCBに入ります。凪誠士郎とは同じ高校のサッカー部で、サッカー歴は半年と浅いものの、持ち前の器用さをいかんなく発揮したオールラウンダーとして活躍します。

剣城斬鉄とは、ブルーロックの一次選考でのチームメイトで、Vチームの主力ストライカーとして共闘しました。一緒に食事を取るなど良好な関係であり、お互いの能力を認め合い、連携プレーを成功させることでチームの勝利に貢献しました。一方、剣城斬鉄の知的キャラが演技であることを見抜いており、八百長試合をもちかける久遠との会話にて、難解な言葉を多用することで知的に見せようとする剣城斬鉄に呆れています。

そして、意味も理解せず、難解な言葉を使うことで自分をカッコよく見せている剣城斬鉄の欠点を指摘し、「バカ斬鉄」と言い放ちます。しかし、剣城斬鉄は自分がバカであることを自覚しているためか、玲王の「バカ斬鉄」に対して怒る素振をみせることはなく、その後も何事もなかったように接しています。

凪誠士郎は、御影玲王と同じ高校のサッカー部出身で、サッカー歴半年ながらブルーロックの勧誘を受けた天才で、ランキングは251位から第三次選考にて4位に浮上、対U-20代表戦の選抜メンバーであり、ポジションはOMFです。身体能力の高さを活かしたシュート力やトラップ力を武器とする選手で、ブルーロックでは潜在能力を開花させるなどの成長を見せています。

かなり面倒くさがりな性格であり、ブルーロックへも玲王の熱意に押され、しぶしぶ参加したものの、一次選抜のZチームへの敗北をきっかけにサッカーの面白さに目覚め、以降は自身の技に磨きをかけるべく、勉強に励むなど、向上心を見せ始めています。剣城斬鉄とは、一次選考から交流があり、彼の頭の弱さを見抜き、玲王と共に「バカ斬鉄」と言いつつも、良好な関係を築いています。

二次選考では、凪のいるチームに引き抜かれる形で通過しており、三次選考のトライアウトでも、凪率いるCチームを選び、5試合目に挑んでいます。一次選考以降は目立った活躍がなく、凪との絡みも少なくなった剣城斬鉄でしたが、三次選考では凪のチームを選んだことから、彼に対して信頼を寄せていると推測されるでしょう。

2022年10月にアニメ放送が開始予定の「ブルーロック」では、各キャラのアニメ声優が発表され、推しの声優やキャラのイメージにぴったりな声優キャストの起用に盛り上がりを見せる中、剣城斬鉄の声優も発表され、千切豹馬との速さ対決に期待が高まっています。以下では、「ブルーロック」から、剣城斬鉄のアニメ声優・興津和幸さんのプロフィール、主な出演作品や演じたキャラを紹介します。

ブルーロック・剣城斬鉄のアニメ声優・興津和幸さんは、1980年生まれ、兵庫県出身の声優で、大学卒業後のの2000年代から声優活動を行っています。2012年には、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」で、主演・ジョナサン・ジョースター役に抜擢され、注目を集めました。

声優・興津和幸さんの主な出演作品は、アニメ「機動戦士ガンダムUC RE:0096」ガロム・ゴルガ役、「アイ度リッシュセブン」大神万理役、「フルーツバスケット」草摩はとり役、「86-エイティシックス-」ヴィレム・エーレンフリート役等です。ゲーム作品では、「刀剣乱舞」蜂須賀虎徹役、「The Order:1886」ラファイエット侯爵役、「白猫プロジェクト」ガルガ・ドラグ役等です。

登場初期は、インテリキャラを装ったバカキャラの印象が強かった剣城斬鉄でしたが、彼の出番が多かった第一選考では、爆発的な加速力を強みとする能力や、千切豹馬との俊足対決など意外な一面も多く見せており、剣城斬鉄の今後の活躍にも注目が集まっています。以下では、「ブルーロック」から、剣城斬鉄に関する感想や評価をネタバレ紹介します。

知的に見せられるとの理由から眼鏡をかけるなど、コミカルな要素が詰まった剣城斬鉄は、「ブルーロック」の登場人物の中でかなりコミカルなキャラであり、自身の頭の弱さを隠そうと必死になる剣城斬鉄の姿は、面白おかしく見えるでしょう。また、剣城斬鉄のキャラ設定が良いとの感想も見られ、剣城斬鉄と友達になりたいとの声も寄せられており、コアなファンに愛されています。

バカキャラのイメージが強調されながらも、サッカー方面では高い能力を秘めている剣城斬鉄は、ブルーロック二次選考以降は目立った活躍こそなかったものの、最終選考まで残れた実績から、選手としての実力が高いと推測されます。最終選考では、頭が良さそうとの理由からフランスチームを選び、剣城斬鉄の作中での活躍が見たい、出番をもっと増やして欲しいとの意見も寄せられています。

「ブルーロック」の剣城斬鉄と言えば、作中では珍しい眼鏡キャラであるものの、伊達メガネ疑惑が浮上したり、知的な印象を与えながも、勉強が苦手という外見とのギャップが魅力にあげられ、くすっと笑ってしまうような面白いキャラ設定が読者を楽しませています。また、サッカー選手としては高スペックとも評されており、能力は高いのに作中での活躍シーンが少ないとの指摘も見られます。

「ブルーロック」のかっこいいキャラと言えば、容姿端麗でサッカーのスペックが非常に高く、かつ学業も優秀という、絵に描いたようなキャラが多く見られる一方、ファンの中には剣城斬鉄が一番かっこいいとの意見もみられ、眼鏡姿が一番似合うキャラとも呼べるでしょう。剣城斬鉄は、頭の弱さや知的に見せようと見ている点が少し残念であるものの、外見は実年齢よりも年上に見え、10代とは思えない渋さも彼も魅力でしょう。

一次選考のチームメイトの凪・玲王からのあだ名から、ブルーロックファンからも「バカ斬鉄」と呼ばれる剣城斬鉄ですが、彼が出て来るたびに笑いがこみあげてきそうな独特の存在感がファンに受け、ブルーロックで一番好きなキャラにも挙げられています。最近では、剣城斬鉄の出番が少なく、バカ斬鉄と呼ぶ凪・玲王との絡みも見たいとの声も寄せられています。

「ブルーロック」の剣城斬鉄のプロフィールや能力・強さ、千切豹馬との速さ対決、作中での活躍などを、あらすじネタバレ紹介しました。登場初期は、凪・玲王から「バカ斬鉄」とあだ名を付けられ、知的に見えながらバカキャラとも評された剣城斬鉄でしたが、時には冷静さや仲間を想う優しさを見せており、最終選考でのフランスチームとしての活躍にも期待が寄せられています。