【アオアシ】一条花の名言集!「人間は考える葦である」など名セリフを紹介

サッカー漫画「アオアシ」のヒロイン、一条花の名言を紹介します。「アオアシ」のヒロインとして主人公の青井葦人(アシト)を支える一条花は「人間は考える葦である」などの名言と言われる名セリフをたくさん発言しています。ここでは、一条花の名セリフ、名シーンを紹介します。また、ヒロインの一条花とアシトは互いのことをどう思っているのでしょうか?ここでは、一条花とアシトの関係についても見ていきます。

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目次

  1. アオアシの花とは?
  2. アオアシの花の名言「人間は考える葦である」を考察
  3. アオアシの花のその他の名言や名セリフ・名シーン
  4. アオアシの花とアシトの関係
  5. アオアシの花の声優
  6. アオアシの花に関する感想や評価
  7. アオアシの花の名言まとめ

アオアシの花とは?

アオアシの作品情報

作者・小林有吾による漫画「アオアシ」は男子高校生年代の「Jユース」を舞台にしたサッカー・青春漫画で、ビッグコミックスピリッツで連載中です。スポーツライターの飯塚健司が監修を担当しています。2015年から連載中の漫画「アオアシ」は、2022年11月で最新刊30巻が発売されました。テレビアニメ化された「アオアシ」は、2022年4月から9月までNHKEテレで全24話放送されました。

アオアシの概要

漫画「アオアシ」が誕生したきっかけは「スピリッツ」の2015年当時の副編集長の、「Jユース」を題材にした漫画がない、という一言でした。そこで、当時の月刊スピリッツでその実力を高評価していた漫画家・小林有吾に依頼をしたということです。漫画「アオアシ」は2017年に「マンガ大賞」の4位、2020年には「小学館漫画賞(一般部門)」を獲得しています。コミックの累計発行部数は2022年8月で1500万部を記録しています。

アオアシのあらすじ

愛媛県の中学校のサッカー部員である青井葦人(アシト)は抜群の才能とサッカーへの熱い思いを持つ少年です。アシトの才能に注目した「東京シティ・エスぺリオンFC」のユースチームの福田監督は、ユースのセレクションに誘います。セレクションに合格し、ユースのメンバーになったアシトは周りとの実力差に圧倒されます。しかし、天性の才能と不断の努力によってアシトは試合を経験するたびに成長を遂げていきます。

一条花のプロフィール

「アオアシ」のヒロイン、一条花のプロフィールは、6月17日誕生、身長157㎝、体重46㎏、A型、ふたご座。「東京エスぺリオンユース」の福田達也監督の義理の妹です。花が幼少期に、花の父親と福田監督の母親が再婚し、義理の兄妹という関係になりました。花は福田監督が現役時代からの大ファンで、幼い頃は福田監督のお嫁さんになりたかったそうです。現在はスポーツ外科医を目指しています。

『アオアシ』 小林有吾 | ビッグコミックBROS.NET(ビッグコミックブロス)|小学館

アオアシの花の名言「人間は考える葦である」を考察

「アオアシ」のヒロイン、一条花は青井葦人(アシト)と出会い、彼と交流を続ける中で、いくつかの名言と言われるセリフを発言しています。その中で、花のセリフ「人間は考える葦である」という名言について、この名言の元ネタ、意味を考察し、花がこの名言を言ったシーンを紹介します。

「人間は考える葦である」の元ネタ

「アオアシ」のヒロイン、一条花が「人間は考える葦である」というセリフを言ったのは、コミック1巻の第6話でした。この「人間は考える葦である」という言葉の元ネタは、ブレーズ・パスカルの言葉です。フランス人のパスカル(1623年生誕、1662年死去)は哲学者、数学者、思想家、発明家など様々な学問で功績を成した人物です。パスカルの定理やパスカルの原理、パスカルの三角形などで知られています。

パスカルの「人間は考える葦である」という言葉は、生前のパスカルの言葉やメモ書き、原稿などを、彼の死後に遺族など関係者が集めてまとめた遺稿集「パンセ」(1669年)で見ることができます。

「人間は考える葦である」の意味

川辺に生える葦

「アオアシ」のヒロイン、一条花のセリフ「人間は考える葦である」の元ネタであるこの言葉の意味について見ていきます。パスカルは、人間を植物の葦と捉え、自然の中では人間は弱く小さなものであると言っています。しかし、人間は考えることができ、考えることこそが尊く偉大だということです。これが、パスカルの「人間は考える葦である」という言葉の意味です。

それでは「アオアシ」の中で一条花はどのような意味でこのセリフを言ったのかについて見ていきます。一条花は子どもの頃から世界で一番好きというほど福田監督の大ファンです。福田監督は現役時代から本当によく考える選手でした。サッカーをしている時だけでなく、サッカー以外の時でも、それこそ四六時中考えていました。そうすることで、いつしか考えなくても自然に身体が動くようになるということです。

「人間は考える葦である」という言葉は、福田監督のサッカーへの取り組み方をずっと見てきた一条花だからこそ出てきた言葉だったのです。ちなみに「葦」とは、川や湖、沼などの水辺に群生する植物で、イネ科の多年草です。日本では「アシ」と読むことで「悪し」という意味になることを嫌い、「ヨシ」と呼ばれ、これが和名となりました。背が高く、丈夫な葦の茎ですだれ(よしず)にしたり、茅葺屋根の材料に使われたりします。

花が「人間は考える葦である」と言うシーン

「アオアシ」のヒロイン、一条花が「人間は考える葦である」と言ったのは1巻の6話「考える葦」でした。一条花がこの言葉を言うシーンは、主人公のアシトが受けた「東京シティ・エスぺリオンFC」のユースのセレクション(入団試験)の一次試験後です。一次試験で、はじめは特に注目するようなプレーではなかったアシトが、突如、まるでピッチの配置がすべて見えているかのような目の覚めるようなロングフィードを見せました。

このアシトのスーパープレーを見ていた一条花がアシトに、偶然にできたプレーだったのかと尋ねます。アシトが「体が勝手に…」と言うと、一条花は福田監督のことを話し始めます。福田監督はサッカーのことばかりいつも、どんな時でも考えていたと言います。そして、いつか考えなくても自然に身体が動くようになる、という福田監督の言葉をアシトに語り、アシトに「人間は考える葦である」という言葉を贈りました。

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アオアシの花のその他の名言や名セリフ・名シーン

ここまで「アオアシ」のヒロイン、一条花のセリフ「人間は考える葦である」の元ネタと言葉の意味、花が言ったシーンを紹介してきました。「アオアシ」は一条花だけに限らず、名言や名シーンが多いと言われています。ここからは、一条花が言ったセリフの中から名言、名シーンを紹介します。

花の名言①「悔いのないよう…」

こちらの名言・名シーンは「アオアシ」のコミック25巻に登場します。青森星蘭高校との試合は前半が終了し、スコアは0-0。前半戦を振り返ってみると、エスぺリオンは青森青蘭の強いハイプレスに苦しみ、また、エスぺリオンユースの元同僚のGK槇村の見事なブロックにシュートを阻まれます。アシトは俯瞰の能力を発揮し、ボールを拾っていきますが、青森青蘭の1年生・北野蓮に翻弄されます。

北野蓮は日本代表(U-18)にも選出されたほどの実力者です。前半戦、青森青蘭の一方的な試合となってしまい、アシトの中で船橋戦のトラウマが蘇ります。高校最強とも言われる船橋学院との試合で、エスぺリオンはFWのトリポネと二原の2トップに苦戦を強いられます。しかし、難しいとされる5レーン攻撃に成功したエスぺリオンは次第に調子を上げていきます。そんな時、トリポネに点を奪われてしまいます。

失点に絡んでいるアシトは精神状態が乱れ、トリポネの強烈なシュートを思わずハンドで止めてしまいレッドカード。試合途中での退場はアシトにとって思いもかけない痛恨の出来事でした。この船橋学院戦でのトラウマが蘇ったアシトに一条花が言ったセリフが名言で、このシーンは名シーンと言われています。

悔いのないよう最後までーー逃げることなく!

花の名言②「頑張れ…」

こちらの名言・名シーンは「アオアシ」のコミック11巻に登場します。東京武蔵野蹴球団との試合のハーフタイムで福田監督とアシトの会話が描かれた107話。前半戦でのアシトの動きから、福田監督はアシトが「フィニッシャーの位置に自分を持ってこようとするのはやめろ」と言い、アシトが備えている才能の使い方について語ります。福田監督の言葉に驚きながらも素直に頷くアシトです。

福田監督に「守備は完璧にやれ」と言われ、さらに「自分の想像を超えろ」と言われたアシトはFWへの想いに蓋をして、DF(サイドバック)への転向を決意します。そしてアシトは一条花に一言が欲しいと言います。そう頼まれた一条花がアシトに贈ったセリフがこちらの名言で、名シーンと言われています。

頑張れ、負けるな、力のかぎり

花の名言③「3歩進んで2歩下がる…」

こちらの名言・名シーンは「アオアシ」のコミック29巻に登場します。アシトは、東京エスペリオン・トップチームの練習に参加できることになりました。プロを目指す自分にとって、いいアピールの場になると思い、張り切って参加したアシト。しかし、プロの高い壁を思い知ることになります。中でも大ベテランの司馬選手の技術の高さを目の当たりにし、その司馬選手にアシトは「頭を作り替えろ」と言われてしまいます。

司馬選手は、プロでものになる選手は教わるだけでなく、自ら「あること」をしてきたと言います。さらに混乱するアシトでしたが、アシトは紅白戦で司馬やトップチームのプロ選手たちにアピールをすることに成功。司馬もアシトについて、教えがいのある子に出会ったのは久しぶりだと言います。アシトはわがままを言って紅白戦3本目に出してもらいますが、司馬が出ていなかったためか、まったくいい所がなく終わりました。

一条花がこちらの名言を言ったのは「アオアシ」のコミック29巻の297話でした。アシトを河川敷に呼び出した一条花は、トップチームの練習に参加しているアシトのことを心配して、彼と話をしたくて呼び出したのでした。アシトは3本目の紅白戦では上手くアピールできなかったことを話します。そこで一条花が言ったセリフが、こちらの名言で、名シーンと言われています。

3歩進んで2歩下がる そんぐらいでいーんだよ
着実に1歩は前に進めてる

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アオアシの花とアシトの関係

ここまで「アオアシ」のヒロイン、一条花の名言、名シーンを紹介してきました。一条花はアシトが落ち込んだ時や新しく始めようとする時などに、アシトを奮い立たせるような言葉を掛けてきました。常にアシトを見守り、言葉で支えてきた一条花。二人は互いをどのように思っているのでしょうか?ここからは、一条花と主人公のアシトとの関係について見ていきます。

アシトのプロフィール

「アオアシ」の主人公・アシト(青井葦人)のプロフィールは、誕生日・7月3日、愛媛県出身、血液型・A型、身長・172㎝、体重・60㎏です。愛媛県の中学校のサッカー部員だったとき、福田監督に才能を見込まれて「東京シティ・エスぺリオン」のユースに合格し、入団します。ポジションはFW、背番号は33番。東京武蔵野蹴球団との試合でDF(サイドバック)に転向し、司令塔として目覚めます。

花とアシトの関係

「アオアシ」のヒロイン、一条花とアシトの関係について見ていきます。東京エスペリオン・ユースのセレクションで一条花とアシトは出会いました。試合形式で行われた試験でプレーするアシトを見ていた花は、彼のプレーに注目するようになります。それは、アシトのプレーが大好きな福田監督を彷彿とさせたからです。一次試験を通過したアシトは最終試験に挑みますが、試験はユースの選手との試合です。

実力差のあるユースの選手たちが相手でも諦めなかったアシトはゴールを奪うことができました。アシトの活躍を目の当たりにした花は、試合前であるにも関わらず大食いしていたアシトのために、試験後に献立表を渡します。花は福田監督の義理の妹ということもあり、手伝いなどでよく練習場に来ていました。しかし、アシトがユースメンバーになってからはその回数が増え、特に試合にアシトが出るときはほとんど毎試合観戦しています。

ここまでは、アシトを応援するファンのような存在だった花。ところが、アシトがAチームに昇格したと聞いたとき、花は思わずアシトを抱きしめました。我に返った花は「冗談」などと言いながら立ち去ろうとしますが、ちょうど大雨が降ってきました。二人は雨宿りをするのですが、気まずい雰囲気になってしまいます。それでも福田監督の現役時代の話などをしながら、アシトが花に、応援してくれると力が沸くと言います。

少し元気がないように見える花の気持ちを盛り立てようと、さらにアシトが声を掛けると、花は黙ってアシトの額にキスをします。花の大胆な行動に気持ちが追いつかないアシトは、ただ混乱するだけです。このような花に対して、アシトの気持ちはまだ恋愛感情にまでは至っていないようです。ただし、花自身も想いを言葉でアシトに伝えていません。それは、アシトの邪魔になりたくないからです。

そんな花にアシトは「お前がいてくれた方がいい…」と言うなど、花が大切な存在であることは認識しているようです。そんなはがゆい関係の二人ですが、20巻の202話で花がアシトに対する愛情を肯定した名シーンがあります。その名シーンとは、アシトが途中で退場となった船橋学院戦でのことでした。花と共に観戦していたアシトの母・紀子が「アシトを愛してくれているのね」と花に言うと、花は「はい」と答えています。

「アオアシ」のヒロイン、一条花とアシトの関係について、恋愛関係に発展し、交際が始まるのかについてはまだ分かりません。しかし、両想いだと言われており、いつかは交際することになる可能性はあるということです。今後の二人の関係に注目していきましょう。

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アオアシの花の声優

ここまで「アオアシ」のヒロイン、一条花の名言、名シーンを紹介し、一条花とアシトとの関係について見てきました。ここからは、アニメ版「アオアシ」で一条花の声を演じている声優・河瀬茉希のプロフィール、主な出演作と演じたキャラを紹介していきます。

河瀬茉希のプロフィール

「アオアシ」のヒロイン、一条花の声優・河瀬茉希は1995年12月31日生まれ、千葉県出身、血液型A型、「アーツビジョン」に所属する声優です。「日本ナレーション演技研究所」のオーディションに合格。2010年代から声優として活動を開始し、2018年のアニメ「ひそねとまそたん」でメインキャラを演じました。初主演作はアニメ「くまクマ熊ベアー」のユナ役です。

河瀬茉希の主な出演作品やキャラ

「アオアシ」のヒロイン、一条花の声優・河瀬茉希の主な出演作とキャラ、「ひそねとまそたん」星野絵瑠、「百錬の覇王と聖約の戦乙女」イングリット、「ゾンビランドサガ」紺野純子、「メルクストーリア-無気力少年と瓶の中の少女-」フリューリング、「ブギーポップは笑わない」今崎静子、里香、「ドメスティックな彼女」柳瀬、「戦×恋」早乙女八雲、「メジャーセカンド」沢弥生、「モンスター娘のお医者さん」苦無・ゼナウ。

「くまクマ熊ベアー」ユナ、「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω」トリア、「精霊幻想記」ヴァネッサ・エマ―ル、「最果てのパラディン」ウィル、「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」ニックス、「サマータイムレンダ」菱形朱鷺子、「リコリス・リコイル」春川フキ、「デュエル・マスターズWIN」覚知山ボウイ、「刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火」新多弘名、「アイドルマスターシンデレラガールズ劇場Extra Stage」桐生つかさ。

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アオアシの花に関する感想や評価

アオアシのアニメ版19話の感想で、一条花とアシトの関係についての感想です。アニメ19話では、アシトが花の想いに気づいているような、いないような、という微妙な関係が描かれています。そんな一条花とアシトの関係は、二人が互いに好きだという気持ちを自覚していないような、そんな関係ではないかという感想です。

アオアシのアニメ版について、一条花とアシトのやり取りがとても好きで、花がとても可愛いという感想です。漫画版も読んでみたいということです。

アオアシのアニメ版・最終回での感想です。一条花とアシトの関係について、鈍感なアシトにヤキモキするけれど、花が可愛いという感想です。また、漫画版でも描かれましたが、アニメ版でもアシトが花に「応援が力になる」と、言葉にしたことが花にとって重要だったという感想です。

アオアシの漫画版についての感想で、何度も読み返していくうちに、ヒロインの一条花が最高になっていくという感想です。

「アオアシ」の一条花は東京武蔵野蹴球団との試合の際、アシトがDF(サイドバック)に転向したときにアシトに頼まれて名セリフと言われる言葉を掛けています。一条花の名セリフ、名シーンのところでも紹介しましたが、こちらの方もこの名セリフを唱えることで自分を振るい立たせているということです。

ここまで「アオアシ」の漫画版、アニメ版から一条花に関する感想・評価を紹介しました。一条花とアシトの関係についての感想や、一条花が可愛いという感想、さらに一条花の名セリフについての感想が寄せられていました。

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アオアシの花の名言まとめ

いかがでしたか?アオアシのヒロイン、一条花の名セリフ、名シーンを紹介すると共に、一条花とアシトの関係について見てきました。一条花は「人間は考える葦である」をはじめとする数々の名セリフをアオアシの中で発言しています。それらの名セリフは一条花がアシトのために掛けた言葉で、そのシーンは名シーンだと言われています。

一条花とアシトの関係については、二人が恋愛関係になるのはまだ先のようです。一条花に関する感想でも、二人の関係性が好きだという感想や、二人の関係にヤキモキするという感想が寄せられていました。これからも一条花とアシトの関係など、二人の今後に注目してアオアシをお楽しみください。

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