【東京リベンジャーズ】佐野真一郎の死亡シーンをネタバレ!マイキーの兄の死因は?

『東京リベンジャーズ』の佐野真一郎の死亡シーンをネタバレ!マイキーの兄の死因は?『東京卍リベンジャーズ』の本編開始時点ですでに故人であり、登場人物達によって度々語られる事の多い真一郎の死亡理由ですが、どうやら一虎が大きく関係しているようです。今回は死亡シーンのネタバレだけでなく、『東京リベンジャーズ』の重要人物である真一郎について詳しくなれる内容となっておりますので、ぜひチェックしてみて下さい!

【東京リベンジャーズ】佐野真一郎の死亡シーンをネタバレ!マイキーの兄の死因は?のイメージ

目次

  1. 東京リベンジャーズの佐野真一郎とは?
  2. 東京リベンジャーズの佐野真一郎の死亡シーンや最後・死因
  3. 東京リベンジャーズの佐野真一郎とマイキーの黒い衝動の関係
  4. 東京リベンジャーズの佐野真一郎の弟・マイキーと一虎のその後
  5. 東京リベンジャーズの佐野真一郎と黒川イザナ・エマの関係
  6. 東京リベンジャーズの佐野真一郎が初代総長だった黒龍とは?
  7. 東京リベンジャーズの佐野真一郎のアニメ声優
  8. 東京リベンジャーズの佐野真一郎に関する感想や評価
  9. 東京リベンジャーズの佐野真一郎の死亡シーンまとめ

東京リベンジャーズの佐野真一郎とは?

『東京リベンジャーズ』の佐野真一郎の死亡シーン・死因についてネタバレしていく前に、彼のプロフィールをご紹介です。真一郎とはどんな人物なのかという基本情報が分かる内容となっておりますので、事前に読んでおく事で後述のメインのネタバレがより一層楽しめます。また、『東京卍リベンジャーズ』の作品概要やあらすじも解説しますので、ぜひチェックしてみて下さい!

東京卍リベンジャーズの作品情報

東京卍リベンジャーズの概要

『東京卍リベンジャーズ』は和久井健による漫画作品で、『週刊少年マガジン』にて2017年から連載がスタートしました。ジャンルはタイムトラベルを題材にしたSFヤンキー漫画で、異色の組み合わせによって人気を博している事から2022年7月時点で累計発行部数は6500万部を突破しています。『東京卍リベンジャーズ』は2021年に『東京リベンジャーズ』のタイトルでテレビアニメ化を果たしている他、実写映画化や舞台化もされました。

東京卍リベンジャーズのあらすじ

中学時代の恋人である橘日向(通称:ヒナ)の死亡をニュースで知った26歳のフリーター・花垣武道は、翌日に駅のホームで線路に突き落とされた事で死んだかに思えました。しかし、タケミチが次の瞬間気が付くと金髪の少年の姿になっており、自分が12年前の中学時代に戻っている事が気が付きます。過去でヒナの弟であるナオトに会ったタケミチは、未来で姉が死んでしまう事と守ってほしいという事を伝え、現代に帰っていくのでした。

佐野真一郎のプロフィール

佐野真一郎は佐野万次郎(マイキー)の10歳年上の実兄で、伝説的なチーム・黒龍(ブラックドラゴン)の初代総長です。1980年8月1日生まれ、身長182センチ、体重69キロ、血液型O型となっています。『東京卍リベンジャーズ』で現代のタケミチがタイムリープした2005年時点ですでに故人であり、享年は23歳です。1995年2月22日に黒龍(ブラックドラゴン)を創設し、東京中の不良を率いて日本一のチームに導きました。

喧嘩にも女にも弱かったようですが、強い者にも立ち向かっていく無鉄砲さを持っており、さらにいざという時には頼りになる事もあって高いカリスマ性を持ち、多くの仲間達に慕われていました。両親が他界していた事からマイキーとエマの親代わりとなり、幼いマイキーに多大な影響を与えて不良の時代を作る事を決意させるきっかけにもなっています。異母弟である黒川イザナの事も気にかけており、文通をして交流を持っていました。

不良を引退してからはバイクショップ『S・S MORTORS』の経営者となり、度々引退した真一郎を敬愛する後輩が訪れてきたようです。将来はマイキーとイザナと共にバイクショップを経営するという夢を持っていました。慕われる事の多い真一郎ですが女性にはモテなかったようで、告白20連敗という武勇伝を持っています。タケミチとは一切面識はありませんが、マイキーをはじめ度々雰囲気が似ていると称されています。

『東京卍リベンジャーズ』

東京リベンジャーズの佐野真一郎の死亡シーンや最後・死因

『東京卍リベンジャーズ』の真一郎の死亡シーンや死因をネタバレです。不良を引退してからも伝説的な人物として慕われる事の多かった真一郎ですが、なぜ死亡する事になってしまったのでしょうか?どうやら東京卍會の創設メンバーである一虎が死因に深く関わっているようなので、『東京卍リベンジャーズ』の物語に沿って、順に解説していきます。黒龍の初代総長の意外すぎる死亡シーンとしてファンにとっては有名となっています。

ネタバレ①バイクを持っていなかったマイキー

真一郎の死亡シーンは東京卍會一番隊隊長である場地圭介の回想シーンによって描かれています。東京卍會を創設したばかりの頃、メンバー全員で横浜にツーリングに行きますが、マイキーだけ原付バイクだった事から他のみんなはマイキーのスピードに合わせて走っていました。仲間達はマイキーにいい加減バイクに乗り換えるように言いますが、マイキーはバイクにこだわりを持っており、現在のところ乗り換えるつもりはありません。

マイキーのこだわりはCB250Tホーク(バブ)にしか乗りたくないというもので、原付もそれにちなんでホーク丸という名前を付けていました。横浜に行く途中で地元の暴走族に絡まれながらも進みましたが、そんな中でマイキーの原付がガス欠になってしまいます。じゃんけんで負けた場地は1人でマイキーの原付をガソリンスタンドに持っていく事になりますが、途中で先ほどの暴走族に絡まれてしまうのでした。

暴走族達が原付を壊そうとしてきた事で、場地は身体を張って必死に守ります。そこにマイキーが現れて、自分の原付を蹴り飛ばして破壊し、『何…オレの大事なモン傷付けてんだ!!?』と暴走族達にメンチを切りました。その後、マイキーと場地の2人で暴走族を全員ぶっ飛ばします。そして横浜の帰り、一虎はマイキーの誕生日にバブをプレゼントしようと場地に提案し、とあるバイク屋の前に行き着くのでした。

ネタバレ②「S・S MORTORS」でバイクを盗む一虎たち

バイク屋でバブを盗もうと提案した一虎に対して、場地は『そんな事をしてもマイキーは喜ばない』と言いますが、一虎は『マイキーの喜ぶ顔が見たい』と言って結局はバイク屋に侵入します。場地は一虎の盗みの手順を聞いたのちにやはり止めようとしますが、何だかんだ付き合う事になるのでした。一虎と場地は窓を壊して鍵を開けて侵入します。場地は侵入してからも一虎を止めようとしますが、一虎は全く聞く耳を持ちません。

そして2人はバブの元に辿り着きます。すごいカスタムのされているそのバブはかなりかっこよく、場地はこのバイクにマイキーが乗ったらかっこいいだろうなと想像するのでした。そして、キーチェーンをワイヤーカッターで切り離す事に成功した場地と一虎はその場を後にしようとします。場地もマイキーに誕生日プレゼントを送れる事に喜びますが、次の瞬間店の奥から信じられない人物がやってきたのでした。

ネタバレ③バイク屋は佐野真一郎の店だった

バイクショップの奥から出てきた男はレンチを持っており、顔を見られた場地はどうするか必死で考えます。すると、男の方が場地の正体に気が付き、『ケースケか?』と聞いてきました。その男は佐野真一郎で、場地と一虎がいる店は真一郎が経営している『S・S MORTORS』だったのです。なぜ真一郎がいるのかという事がまだ分かっていない場地に対して、真一郎が『ここオレの店だもん』と言った事で場地はやっと理解します。

ネタバレ④羽宮一虎に殴られ佐野真一郎は死亡

盗みに入ったバイクショップが真一郎の店だと気が付いた場地が硬直していると、場地が大声で制止するのも聞かずに真一郎の後頭部を一虎がワイヤーカッターで思いっきり殴打しました。一虎は真一郎がマイキーの兄だという事を知らなかったのです。そしてこれが真一郎の死亡シーンになります。逃げようとする一虎に対して場地は真一郎がマイキーの兄だという事を伝えると、一虎は驚愕して硬直してしまいました。

場地が真一郎が息をしていない事を確認すると、2人は愕然とします。少しだけ冷静になった場地は救急車を呼んで逃げようと一虎に言いますが、一虎はあまりのショックで錯乱状態となっていました。そこにすぐに警察がやって来た事で結局は場地と一虎は逮捕されます。大騒ぎの現場となり、真一郎に呼ばれていたマイキーがやってくると、場地はマイキーに泣きながら『ごめんっ』と伝えるのでした。

ネタバレ⑤佐野真一郎がマイキーにバイクをプレゼントするはずだった

マイキーにバイクをプレゼントする為に盗みに入ったバイクショップは真一郎の店でしたが、実は場地と一虎が盗もうとしていたバブは真一郎がマイキーの誕生日にプレゼントしようとしていたものだったのです。つまり、場地と一虎が盗むまでもなく、バブはマイキーの物になるはずだったという事です。最悪の結果になってしまいましたが、マイキーはこの後、場地は許しますが真一郎を殺した一虎だけはどうしても許しませんでした。

ネタバレ⑥佐野真一郎が死亡したときの年齢と命日

佐野真一郎の命日は2003年8月13日で、死亡した時の年齢は24歳でした。かなり若くして亡くなってしまったという事になり、真一郎を慕う多くの不良達が悲しんだという事が考えられますが、やはり一番ショックを受けたのはマイキーで、彼の黒い衝動の大きな原因にもなっています。マイキーは真一郎の事を誰よりも慕っており、真一郎の事を語る場面がしばしば見受けられるので、かなり引きずっている事が分かります。

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東京リベンジャーズの佐野真一郎とマイキーの黒い衝動の関係

『東京卍リベンジャーズ』の真一郎の死亡シーンや死因についてネタバレしてきましたが、実はそれがマイキーの黒い衝動に深く関わっているという事なのでここで検証していきます。まだまだ分からない事の多いマイキーの黒い衝動が、真一郎とどういった関係にあるというのでしょうか?重要キャラでありながら『東京卍リベンジャーズ』の本編開始時点ですでに故人である真一郎も謎が多いですが、深い関係にあると考えられています。

マイキーの黒い衝動とは?

黒い衝動とはマイキーの中に眠るもう1人のマイキーで、覚醒する事で精神を支配します。明るくて子供のような面もあるマイキーとは正反対で、殺人さえなんとも思わないほどの冷酷非道な性格をしています。素のマイキーが何よりも大切にしている仲間さえためらいなく傷つける事から、黒い衝動によってどの世界線でのマイキーも闇落ちしているという事が『東京卍リベンジャーズ』の作中で明らかになりました。

タケミチの7回目のタイムリープ後の現代では東京卍會の主要メンバーが全員殺されているという最悪の状況となっていましたが、それも黒い衝動を抑えきれないマイキーによる犯行だという事が分かっています。また、マイキーの他にも六破羅単代(ろくはらたんだい)の総代である寺野南(てらのサウス)も黒い衝動を持っている事が明らかになり、初代黒龍の最強コンビであるワカとベンケイを再起不能にするほどの実力を見せていました。

佐野真一郎とマイキーの黒い衝動の関係

『東京卍リベンジャーズ』の単行本23巻の第200話にて、7回目のタイムリープの後に現代に戻って来たタケミチが、マイキーがタイムカプセルに残したテープレコーダーの映像を見るシーンがあり、そこで黒い衝動について語られていました。このシーンにて黒い衝動とは『制御出来ないもう1人の人格』のような存在だと言う事がマイキーによって語られており、今まで制御できていたのは大切な3人の存在があったからだという事です。

その3人とは真一郎・場地・エマとなっています。真一郎は撲殺による死因によって本編開始時点ですでに故人だった事から、マイキーの黒い衝動のきっかけになったと考えられます。その後に場地とエマも稀咲の策略によって死亡している為、制御する存在が1人も居なくなったマイキーは闇落ちする結果となっています。また、『東京卍リベンジャーズ』の第268話にて、黒い衝動は愛から生まれたという事がマイキーの口から語られました。

東京リベンジャーズの佐野真一郎の弟・マイキーと一虎のその後

真一郎は一虎に工具で殴られた事が死因となり、一虎はその直後に警察に逮捕されましたが、その後はどのような展開となったのかをネタバレしていきます。場地は真一郎の死亡に対してマイキーに泣きながら謝っており、2005年時点では東京卍會の一番隊隊長となっていますが、一虎はマイキーに対して場地とは違った感情を抱くようになったようです。また、タケミチのタイムリープによってマイキーと一虎の関係も変わっていきます。

ネタバレ①一虎はマイキーを逆恨みするようになる

一虎の工具による殴打が真一郎の死因となってしまいましたが、一虎はマイキーの兄である真一郎を殺したという事実を受け入れる事が出来ず、『マイキーのせいだ』と考えるようになり、マイキーを逆恨みするようになります。もちろんマイキーは悪くなく、一虎の自分を正当化しようという気持ちによる逆恨みですが、これは一虎が幼少期に母親がDVに遭っていたという出来事によって捻じれてしまった性格によるものです。

東京卍會の創設メンバーである一虎ですが、少年院を出てからはマイキーに対する逆恨みからチームには戻らず、芭流覇羅のナンバー3となって『血のハロウィン』にて場地を殺し、その事で黒い衝動に覚醒したマイキーに撲殺された事で、現代の東京卍會が作り出された要因となりました。タケミチはこの事実を現代のドラケンによって知り、場地を助ける為に6回目のタイムリープを行う事になっていきます。

ネタバレ②マイキーは一虎を恨んでいた?

工具による殴打が真一郎の死因となり、マイキーは場地の事は許す事が出来ましたが、直接手を下した一虎の事はどうしても許す事が出来ませんでした。マイキーは一虎が少年院から出てきたら真っ先に殺そうと考えていたほどです。タケミチのタイムリープ前の現代ではマイキーの恨みによる気持ちが爆発し、『血のハロウィン』にて一虎を怒りのままに撲殺してしまいます。その世界線でのマイキーはそのまま闇落ちしてしまうのでした。

ネタバレ③タケミチのタイムリープ後のマイキーと一虎

5回目のタイムリープにて、収監されているドラケンから『血のハロウィン』にて場地が死んだという事を教えてもらったタケミチはそれを阻止する為に6回目のタイムリープを決意します。タケミチは『血のハロウィン』の前日にすでに芭流覇羅に所属となっている場地に対して『死なないで』と言いますが全く聞く耳を持ってもらえずに抗争当日となってしまいます。抗争が始まるとタケミチは説得する為に場地を探し続けました。

無防備だった事から敵の格好の餌食となってしまったタケミチでしたが、ボロボロの状態になりながらも諦めずに戦い続けた姿を見せた事で東京卍會のメンバーの発破となりました。その後、タケミチは千冬と共に場地を説得しようとしますが、その最中に場地は一虎によって刺されてしまい、結局は刺し傷が死因となって場地は死亡してしまうのでした。そして、場地の死を見たマイキーは怒りに任せて一虎を殺そうとします。

過去に戻りながらも何も出来ていない事を感じたタケミチは身を挺してマイキーを止め、一虎の命を守る事に成功しました。その後に警察が来た事で一虎は鑑別所に入れられる事になりますが、『血のハロウィン』で場地が自分の命を捨ててまでマイキーと自分を救った事で改心する事になります。そしてマイキーも一虎に対して『オマエを許す』と笑顔で述べ、2人は『血のハロウィン』を通じて許し合う事となりました。

マイキーはタケミチのタイムリープ後の改変された『血のハロウィン』にて、一虎が真一郎を殺したという事実に対して気持ちの整理が出来たというわけです。ちなみに、タケミチは死んでしまった場地の後釜として千冬に指名され、東京卍會の新たな壱番隊隊長となります。様々な事が変わる事になったタケミチの6回目のタイムリープですが、その後に現代に戻るとタケミチはレンタルショップ店の店員から東京卍會の幹部となっていました。

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東京リベンジャーズの佐野真一郎と黒川イザナ・エマの関係

死因や死亡シーン、マイキーとの関係性などをネタバレしてきましたが、真一郎の兄弟はマイキーだけではありません。真一郎のマイキー以外の弟として黒川イザナがおり、妹にはエマがいます。どちらも『東京卍リベンジャーズ』の人気キャラで重要人物にもなっており、兄弟という事もあって真一郎との関係性も非常に深いものとなっています。ここでは真一郎とイザナ、そしてエマとの関係性を詳しくネタバレです。

佐野真一郎と黒川イザナの関係

黒川イザナは天竺の初代総長で、S62世代で最強とまで謳われている人物です。マイキーの異母兄でエマの実兄だと考えられていましたが実際は両親ともにフィリピン人である事が分かり、真一郎とも血の繋がりはありません。幼少期のイザナは施設で育ち、弟がいる事を知った真一郎がイザナを訪ねた事で兄がいるという事を知ったイザナは歓喜します。そしてイザナの真一郎に対する感情はいつしか独占欲のようなものになっていきます。

元々一緒に暮らしていたエマと別れて施設で暮らすようになった事で孤独を感じていたイザナにとって真一郎は誰よりも大切な存在となり、絶大な信頼を寄せるようになっていきました。イザナは不良の遊び方や服装や髪型、全てを教えてもらい、真一郎は兄であり親代わりのような存在になっていきます。そしてイザナは年少から出た後、真一郎に黒龍を継がせてほしいと伝えました。

しかし、イザナは真一郎の口から出た言葉に大きなショックを受けます。真一郎が言った言葉とは『兄弟で繋いでいくのが夢だった』『黒龍はイザナと万次郎に継がせたいから』というもので、真一郎が自分だけのものではない事を知ったイザナは精神が崩壊してしまいます。実際に黒龍の八代目総長に就任したイザナでしたが、それまで初代の意思を継いできた黒龍はイザナによって犯罪に手を染める組織となってしまいました。

これが柴大寿が総長を務めた十代目黒龍の原型にもなっています。さらに、イザナは真一郎と血が繋がっていないという事実も知ります。真一郎はこの事実を初めから知っており、血の繋がりなど関係無いとイザナに言いますが、イザナはこの事実を受け止める事が出来ませんでした。真一郎によって家族を知ったイザナでしたが、逆に更なる孤独を感じる結果となっています。

佐野真一郎とエマの関係

エマは3歳の時に黒川イザナと別れて佐野家に引き取られます。その当時のエマは3歳でしたが母親に捨てられたという事を分かっており、孤独を感じていた事から常に暗い表情を浮かべていました。真一郎にとってエマは異母妹で、来たばかりのエマを笑わせたいと考えた真一郎はいつも楽しく接していたようです。来たばかりで寂しそうにしているエマに対して『イケメンだからって惚れんなよ?』などとおちゃらけているシーンもあります。

マイキーも幼いながらもエマと明るく接し、兄2人の存在によってエマは少しずつ明るくなっていきました。エマは真一郎の事を『真兄』と呼んでいつもマイキーと一緒に真一郎についていくようになり、色んな事を教わりました。マイキーにとってもそうですが、エマにとっても真一郎は兄であり親のような存在だったと言えます。

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東京リベンジャーズの佐野真一郎が初代総長だった黒龍とは?

『東京卍リベンジャーズ』の作中で伝説的な人物と称される事の多い真一郎は、黒龍(ブラックドラゴン)の初代総長です。2005年時点では十代目となっており、柴大寿が総長を務めていましたが、その時には殺人や賭博など何でもありの極悪集団となっていました。しかし、現在でも語り継がれる初代黒龍は不良達の誰もが憧れるかっこいいチームで、総長である真一郎が慕われる理由にもなっています。

黒龍(ブラックドラゴン)とは?

黒龍(ブラックドラゴン)とは佐野真一郎が1995年2月22日に創設したチームです。初代は総長・佐野真一郎、副総長・明司武臣、親衛隊長・荒師慶三(ベンケイ)、特攻隊長・今牛若狭(ワカ)で、彼らによって日本一のチームにまで上り詰めました。それによって現在でも伝説的なチームとなっており、不良なら誰もが知るチームとなっています。真一郎の人柄もあって初代黒龍は他のチームのメンバーにも尊敬されていました。

七代目までは初代の意思を継いだチームでしたが、八代目総長となったイザナによって犯罪に手を染める極悪集団となってしまいます。イザナはその後、青宗に九代目黒龍を支えるように指示した後に引退し、3年後に天竺を創立しました。九代目となった黒龍の総長は斑目獅音が務め、東京卍會と抗争をして敗北した事で壊滅状態となります。ちなみに抗争の理由は一虎が九代目黒龍と揉めたからです。

一虎が黒龍のメンバーと揉めてしまい、それを助けるという名目で関東卍會は創立されました。一度壊滅状態となった黒龍でしたが、柴大寿の手によって十代目として復活を果たし、最恐最悪の集団となってしまいます。そんな十代目黒龍も『聖夜決戦』によって東京卍會に敗北し、東京卍會の傘下に下る事になりました。その後、乾青宗の指名でタケミチが十一代目黒龍総長となり、青宗が副総長を務める事となります。

一度犯罪集団にまで堕ちた黒龍でしたが、真一郎と雰囲気が似ていると言われる事もあるタケミチが総長となった事で本当の復活を果たしたと言えます。青宗もタケミチを総長に指名した理由として『初代の面影を見た』という言葉を述べていました。真一郎が黒龍を作った目的ですが、マイキーに継いでほしくて残したチームだという事が回想シーンにて明らかになっています。

黒龍(ブラックドラゴン)が解散した理由

初代黒龍は総長である真一郎の意向で解散となっています。真一郎が黒龍を解散した理由とは日本一のチームになったからです。それは頂点を極めたからという意味ではなく、『もう黒龍より上がねぇなら、この先弱い者いじめになっちまうだろ』と真一郎が語っていました。黒龍が日本一となった事で弱い者いじめさえも無くそうとしていた真一郎は不良という枠を超えて非常にかっこよく、人に慕われる理由も納得いきます。

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東京リベンジャーズの佐野真一郎のアニメ声優

松風雅也のプロフィール

アニメ『東京リベンジャーズ』にて佐野真一郎の声を担当した声優は松風雅也です。福島県出身で1976年9月9日生まれの2022年9月現在46歳で、身長177センチ、血液型O型、事務所は『青二プロダクション』に所属しています。元々は俳優として活動しており、1997年に『電磁戦隊メガレンジャー』の並樹瞬役になった事で役者デビューを果たし、その後に『おはスタ』のおはスタ番長などで役者活動を続けていきました。

声優デビューは1999年発売のゲーム『シェンムー』の主人公・芭月涼のモーションキャプチェも兼ねて声も担当した時で、それ以降は声優業を中心に活動するようになっていきます。

松風雅也の主な出演作品や演じたキャラ

アニメ『東京リベンジャーズ』で佐野真一郎の声を担当した松風雅也はアニメ『シェンムー』の主人公・芭月涼の声優として知られています。1999年に発売されたゲーム版『シェンムー』でも芭月涼役を務めていた松風雅也でしたが、アニメ版でも続投となりました。芭月涼は道場が実家の高校生で、父である芭月巌が目の前で中国の謎の組織の幹部である藍帝によって殺された事で、復讐の旅に出る事になっていきます。

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東京リベンジャーズの佐野真一郎に関する感想や評価

『東京リベンジャーズ』の真一郎の死因が一番しんどいというファンの感想があります。不良による抗争を描いている『東京リベンジャーズ』は過去話などでもかなりしんどいシーンが多く存在しますが、真一郎の死因が一番しんどいというファンの感想は少なくありません。盗みは悪い事とは言え、一虎もマイキーの喜ぶ顔が見たいと思う気持ちからの犯行だった事から、一虎の気持ちを考えてもしんどい死因と言えるでしょう。

『東京リベンジャーズ』の真一郎は髪を下ろしている時の方がかっこいいというファンの感想があります。『東京リベンジャーズ』の作中でも髪を下ろしている時はかなりのイケメンとして描かれており、告白30連敗記録というのが信じられないほどです。黒龍時代は髪を上げてリーゼントにしていた事から、もしかすると髪型がモテない理由だったのではないかとも考えられています。エマからダサいと指摘されているシーンもありました。

『東京リベンジャーズ』の真一郎の死因となったバイクショップでの出来事ですが、場地と一虎はなぜ真一郎の店を知らなかったのかという疑問を持つファンの感想があります。真一郎は不良のカリスマで、バイクショップには彼を慕う不良達が集まる事が多かったという事ですが、なぜか場地と一虎はマイキーの仲間でありながら店の場所を知らず、一虎に関しては真一郎の顔も知らなかった事で真一郎の死因となってしまいました。

『東京卍リベンジャーズ』の真一郎が性格や姿に似合わず煙草を吸っているのが好きだというファンの感想があります。黒龍を解散した後の真一郎は店で煙草を吸いながら作業をしているシーンが多くあります。見た目だけだと優しそうな青年に見える真一郎が煙草を吸っているというギャップがかっこよさを引き立てており、煙草のシーンは『東京卍リベンジャーズ』のファンから人気です。

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東京リベンジャーズの佐野真一郎の死亡シーンまとめ

『東京リベンジャーズ』の佐野真一郎の死亡シーンや死因についてまとめてきましたが、死因はマイキーの為に盗みを働こうとした一虎の工具による殴打であった事が分かりました。『東京リベンジャーズ』の中でも重要キャラとされており、様々な伏線を残している真一郎はこれからも『東京リベンジャーズ』の物語に深く関わってくるはずです。

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