【天空の城ラピュタ】パズーはかっこいい主人公!性格やシータとのその後を考察

『天空の城ラピュタ』のパズーはかっこいい主人公!性格やシータとのその後を考察していきます。父が見たという天空に浮かぶ城・ラピュタを信じる少年・パズーは、ヒロインであるシータとの出会いをきっかけに大冒険に繰り出す事になります。大人顔負けの根性と勇気によって数々の困難を乗り越えていくパズーのかっこいい姿は視聴者を感動させてくれました。今回はそんなパズーの年齢や名セリフなど、語り切れないほどの魅力をお伝えしていきます。

【天空の城ラピュタ】パズーはかっこいい主人公!性格やシータとのその後を考察のイメージ

目次

  1. 天空の城ラピュタのパズーはかっこいい主人公
  2. 天空の城ラピュタのパズーの性格は?かっこいい魅力を紹介
  3. 天空の城ラピュタのパズーとシータの関係やその後
  4. 天空の城ラピュタのパズーのかっこいい名言や名セリフ
  5. 天空の城ラピュタのパズーが朝にトランペットを吹いていた理由
  6. 天空の城ラピュタのパズーのカンブリアランタンやラピュタパン
  7. 天空の城ラピュタのパズーのアニメ声優
  8. 天空の城ラピュタのパズーに関する感想や評価
  9. 天空の城ラピュタのパズーまとめ

天空の城ラピュタのパズーはかっこいい主人公

『天空の城ラピュタ』の主人公・パズーのかっこいい魅力を紹介していく前に、パズーのプロフィールを紹介していきます。パズーの年齢や職業についても解説しますので、パズーについて詳しくなれる内容となっております。また、もはや日本では知らない人がいないほどの有名作品である『天空の城ラピュタ』ですが、ここであらためて作品概要やあらすじもまとめていきますので、ぜひご覧になってみてください!

天空の城ラピュタの作品情報

天空の城ラピュタの概要

『天空の城ラピュタ』は宮崎駿が監督を務め、1986年に公開された『スタジオジブリ』のアニメ映画作品です。原作は存在しておらず、宮崎駿が小学生時代に考えていた作品をもとに作られた初めてのオリジナル監督作品となっています。

主人公であるパズーが空から降ってきた少女・シータと出会った事で大冒険へと繰り出していくという物語が幅広い年齢層から支持され、2020年に行われた『一番好きな宮崎駿監督作品』では圧倒的得票数により1位となりました。

天空の城ラピュタのあらすじ

政府によって捕えられた少女・シータは飛行船に乗せられていました。そこに空中海賊ドーラ一家が襲撃してきた事で、シータは混乱の中で逃げ出そうとしますが、誤って飛行船から転落してしまいます。気絶してしまうシータでしたが、母から受け継いだ青いペンダントが輝きだし、ゆっくりと地上へと降りていきます。時を同じくして鉱山で働くパズーは、ゆっくりと落ちてくるシータを受け止めると、冒険の始まりを予感するのでした。

パズーの年齢は?プロフィールを紹介

『天空の城ラピュタ』の主人公であるパズーは、少し茶色がかった髪色と常に被っているワーキングキャップがトレードマークの少年です。年齢は10代前半ですが、映画の制作初期段階での年齢設定は13歳でした。13歳という年齢設定が無くなった理由は不明となっています。また、徳間書店の『ロマンアルバム』によると、パズーの年齢は12歳だと記載されています。

パズーは天涯孤独の身で、亡くなった両親が残してくれた家で1人暮らしをしています。パズーの父は冒険家で、ラピュタを目撃して写真に収めていましたが、周りはラピュタの事を信じなかった事から嘘つき呼ばわりをされて死んでしまったという事です。パズーは父の汚名返上を心に誓い、自作の飛行機に乗ってラピュタを探し出す事を夢見ています。そんな中でシータと出会った事でラピュタを巡る冒険の旅へと出る事になっていきます。

パズーの職業は見習いの機械工

パズーは1人暮らしをしている為、10代前半という年齢ながらも自分で働いて生計を立てています。職業は機械工で、親方であるダッフィーと共にスラッグ渓谷でエレベーターや坑内のエンジンなどを扱っています。その事から機械には詳しく、ドーラ一家と仲間になってからは機関士であるハラ・モトロの助手として手際の良さを見せ、タイガーモス号の垂直尾翼の点検や機関室でのレバーを引くなどの作業をしていました。

また、機械に詳しいパズーは家で自作のはばたき飛行機・オーニソプターも作っており、若い年齢ながら大人顔負けの技術力を見せています。しかし、機械工としては見習いである事から、空から降ってきたシータの事が気になっていたとは言え、初のレバー式エレベーターを動かした際にはブレーキレバーを引き忘れそうになるという未熟さも見せていました。

天空の城ラピュタ - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

天空の城ラピュタのパズーの性格は?かっこいい魅力を紹介

10代前半という年齢ながら1人暮らしをし、機械工としてたくましく働いているパズーは、それだけでもかっこいいと言えます。しかし、パズーの魅力は語り切れないほど多く、『スタジオジブリ』作品の中でもかっこいいイケメンキャラとして人気です。それは性格が主な理由となっていますが、大人気作品『天空の城ラピュタ』の主人公・パズーのかっこいい魅力はそれだけではなく、劇中での驚くべき活躍が大きく関係しています。

かっこいい魅力①明るく元気な性格

パズーは10代前半という年齢らしく明るく元気な性格をしています。その事から誰からも好かれる性格をしており、初対面にも関わらずシータともすぐに打ち解けていました。仕事をしている時でも元気で、残業していても疲れた様子も見せずに食べ物屋の店主に明るく振る舞う様子を見せています。また、優しく勇敢なところもパズーの魅力です。見ず知らずのシータを匿い、ドーラ一家が襲ってきた時には身を挺して守ろうとしていました。

シータがムスカに捕まった時も命がけで助けようとしており、ドーラのフラップターに乗った時には逆さまになりながら手を伸ばしてシータを抱きとめるという危険を顧みない勇気のある行動をしていました。そして、パズーは純粋で素直な性格の持ち主でもあります。シータが空から降ってきた時には天使だと思い、これから素敵なことが始まる事を予感してワクワクしていたという事を述べていました。

かっこいい魅力②人脈の広さ

パズーはその純粋で明るい性格から非常に広い人脈を持っています。町中の人がパズーの事を知っており、食べ物屋の店主もパズーが買い物に来ると自然と話しかけていました。また、パズーの人脈は浅く広くというわけではなく、厚い信頼を感じさせる事から深く広くと言っていいでしょう。シータがドーラ一家に襲われた時にパズーが親方に守ってくれるように頼むと、即座に助けてくれていた事からもパズーへの信頼がうかがえます。

また、廃坑内にたポムじいさんとも知り合いで、仲良く話していた事から親しい事が分かります。これほどまでに人脈が広いというのは、もちろんパズーの明るく元気で優しい性格もありますが、幼い年齢の時に両親を亡くした事が大きな理由となっていると考えられます。少年でありながら1人で生活してきたパズーは機械工として働きながら大人の世界で生きてきました。この事がパズーが人脈を広げる結果となったと考察出来ます。

かっこいい魅力③人を見かけで判断しない

パズーは人を決して見かけで判断しようとせず、その人ときちんと接しようとします。パズーはシータを初めて見た時、空から降ってきた正体の分からない不思議な少女であるにも関わらず助けようとし、自分のベッドに寝かせて自分は床で寝ていました。普通の人なら警戒しそうなものですが、パズーはシータをきっと良い人であると信じて世話をしました。怖がることなく人助けをしようとするパズーのかっこいい一面です。

世間の人に嫌われる存在である海賊のドーラ一家に対してもパズーは内面を見ています。序盤は敵対していましたが、一緒に冒険をしていくうちに信頼関係で結ばれていきました。それはパズーがドーラ一家を海賊としてではなく人として見ているからで、ドーラに対しても『見かけよりも良い人』というセリフを述べていました。ドーラは実際には悪党ではありますが、仲間になってからはパズーやシータの事を大切に思うようになります。

『天空の城ラピュタ』のラストでは無事にラピュタから戻って来たシータをドーラが抱きしめており、このシーンでも本当は心の温かい人物だという事が確認出来る事から、『良い人』と言ったパズーのセリフは芯をとらえていた事になります。少年でありながらも老若男女問わず多くの人との関りを持ち、優しく育ったパズーは人を見かけで判断しないというかっこいい人物へと成長しました。

かっこいい魅力④用意周到さ

パズーは圧倒的に準備の良い人物です。例えばパズーがシータと一緒にドーラ一家から逃げた際に廃坑内に入りましたが、この時にカバンからトーストと目玉焼きを取り出しており、かなりの準備の良さを見せていました。さらにリンゴも取り出しており、いつの間に準備をしていたのかと視聴者に考えさせます。シータにも『パズーのカバンって魔法のカバンみたいね』というセリフを述べられるほどでした。

パズーはドーラ一家がシータを探して家に押しかけて来た時に急いで準備を済ませて家を出たにも関わらず、この用意周到さを見せたため、非常に速い速度で臨機応変な行動を取ったと言えます。また、パズーはドーラの仲間になる時に40秒で支度をしましたが、この時にもカバンに必要なものを詰め込み、準備したナイフでドーラ一家を救うシーンもありました。用意周到なところもパズーのかっこいい魅力です。

かっこいい魅力⑤身体能力が高い

パズーは劇中でまるでアスリートのような身体能力を見せています。その事が分かるシーンは多数ありますが、まずはシータが空から降って来たシーンです。初めは飛行石の力でフワフワ浮いていたシータですが、その後に飛行石の光が消え去り、全体重がパズーの腕に一気にのしかかります。この時にパズーは瞬時に力を込めて腕の力のみでシータを支え、そのまま細い鉄柱の上を走り抜けていました。

また握力や腕力も考えられないほど強く、ドーラ一家から逃げている時に列車に乗った際に、貨物列車部分を腕と足の力のみで切り離す常人を超えた離れ業を見せています。ラピュタに行った際には突起物の無い壁をよじ登っており、驚くべき握力を持っていると言えるでしょう。そしてパズーは石頭と目の良さという生まれ持った力も備えています。石頭に関してはパズーは『親方のゲンコツよりも固いんだ』というセリフを述べていました。

また、ムスカにも『あの石頭は私のより頑丈だよ』と言われており、パズーは自他ともに認める石頭という事になります。目の良さに関しては推定で数10メートルから数100メートル先にいるシータを肉眼で見つけ出しており、圧倒的な視力を発揮していました。これらのすさまじい身体能力を持つパズーは、もはや超人的と言ってよいほどとなっていますが、『天空の城ラピュタ』を盛り上げてくれているかっこいい魅力です。

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天空の城ラピュタのパズーとシータの関係やその後

『天空の城ラピュタ』の主人公・パズーのかっこいい魅力について解説してきましたが、ここからはヒロインであるシータとの関係やその後について考察していきます。初めての出会いから仲の良い姿を見せていたパズーとシータですが、一緒に冒険をしていくうちに厚い信頼関係で結ばれていきました。そんな2人はムスカとの戦いを経てラピュタから帰還したその後、どうなったのでしょうか?

シータのプロフィール

『天空の城ラピュタ』のヒロインであるシータはおさげのロングヘアーとカチューシャがトレードマークのかわいい少女です。年齢はパズーと同じく10代前半ですが、初期制作時点では12歳という年齢でした。12歳という年齢設定もパズーと同じく廃止されています。また、パズーと同様に天涯孤独の身で、亡くなった両親や祖母が残したヤクや畑によってゴンドアの谷という場所にある家で1人暮らしをしていました。

先祖代々伝わっている飛行石を受け継いでおり、当初はその意味が分かっていないながらも常に首から下げていました。実はかつて天帝としてラピュタに君臨した宗家であるトエル家の末裔で、『リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ』という継承名を持っています。『トエル』は王、『ウル』は真という意味で、シータがラピュタの真の王である事を表しています。

シータの性格は明るくて優しく、パズーの家にいるハトと笑顔で戯れている姿はかわいい名シーンとなっています。また、ドーラ一家のタイガーモス号に乗った時には暴風が吹き荒れる見張り台に残るなど、少女とは思えないほどの行動力も見せていました。さらに、物語の終盤でピストルを持っているムスカと対峙した時には勇敢にも立ち向かっており、命を投げ出す覚悟さえしていました。

また、1人暮らしが長い事もあって家事全般が得意で、パズーと共にドーラ一家の仲間になった後は食事や洗濯、掃除などを1人で担当する事になります。シータは顔がかわいい事からドーラの息子達や子分達に人気となり、アイドルのような扱いを受けて率先して家事の手伝いを受けるほどでした。ドーラ一家の子分達はシータにアピールをしていましたが、シータは嫌がることなく接しており、純粋な性格をしている事が分かります。

パズーとシータの関係

生まれも育ちも違うパズーとシータですが、シータが空から落ちてきてそれをパズーが受け止めた事ですべてが始まります。初めて会話をした2人はすぐに仲良くなり、それ以降はお互いが最も信頼出来る関係へとなっていきます。パズーは自分の命に代えてでもシータを助けようとし、シータは自分を犠牲にして軍にパズーを釈放するように頼んでいた事からも、お互いを思い合う気持ちが本当である事が分かります。

パズーとシータのその後

『天空の城ラピュタ』のラストではラピュタから無事に帰還したパズーとシータがドーラ一家と合流し、それぞれの場所へと向かうところで物語が終わります。その後がどうなったのかという事については劇中では明かされませんでしたが、『天空の城ラピュタ』の小説版にて後日談が描かれています。小説版でのパズーはドーラ一家と別れた後にシータをゴンドア谷まで送り届け、自分も元の家に帰っていきました。

別々の家で暮らす2人でしたが、文通によって交流を続けています。パズーは手紙にオーニソプターが完成しそうな事と、完成したら操縦してゴンドア谷まで行くという事などの内容を書いていたようです。また、パズーはラピュタを見つけて父親の汚名を晴らす事を1つの目標としていましたが、結局ラピュタの事は誰にも語らなかったという事が小説版にて明らかになっています。

シータはムスカによっておさげをピストルで撃たれた事でショートヘアーになっていましたが、パズーと文通をしていた数か月間の間に髪が伸び、おさげに出来るくらいになったという事でした。そしてパズーはついにオーニソプターを完成させ、花束を持ってシータの家に到着した事が『スタジオジブリ作品関連資料集』にて絵で描かれていました。小説版では離れて暮らしていても強い絆で結ばれているパズーとシータを確認出来ます。

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天空の城ラピュタのパズーのかっこいい名言や名セリフ

明るく優しい性格や驚異的な身体能力などパズーの魅力は語り切れないほどありますが、そんな彼はセリフもかっこいいです。パズーの劇中でのセリフは10代前半という年齢ながら大人の心さえ動かし、視聴者にも感動を与えてくれました。また、年齢相応で純粋なかわいい名セリフもありますので、ぜひご覧になってみてください!

パズーの名言①「君が空から降りてきた…」

君が空から降りて来たときドキドキしたんだ。 きっと素敵なことが始まったんだって

パズーがシータに発言した名セリフです。もしも空から人が降りてきたら普通の人なら驚いて警戒しそうなものですが、冒険心溢れるパズーは何かが始まる予感でワクワクします。パズーが純粋で優しい心の持ち主だという事が分かる素敵なセリフとなっており、シータもこのセリフを聞いて安心したような様子を見せていました。どんな事でもポジティブに考えられるパズーらしさ溢れるかっこいい名セリフです。

パズーの名言②「ひょっとすると天使…」

ひょっとすると天使なんじゃないかって、心配してたんだ

パズーの家で目覚めたシータに対してパズーが発言した名セリフです。空からゆっくり少女が降りてくるという状況に素敵な予感を感じていたパズーでしたが、実は人間ではなく天使なのではないかと心配していました。しかし、ハトと戯れながら笑顔で喜ぶシータの姿を見て普通の女の子だと分かったパズーは、素直に思っていた言葉を口に出します。自然にこれほどかっこいいセリフが出てしまうパズーに感服の名シーンとなっています。

パズーの名言③「シータ…」

シーターッ!!

ムスカによって捕われているシータを助け出すときのパズーの名セリフです。ドーラの操縦するフラップターからパズーが逆さまの状態でシータを抱きとめるという非常にかっこいい名シーンでの名セリフで、シータを助けたいと思うパズーの熱い気持ちが伝わります。シータもこのパズーの本気の気持ちを信じて壁から飛び降りて自分の命を預けており、2人の信頼関係もうかがうことが出来ます。

この時のパズーはお姫様を助けに来た王子様の如く非常にかっこいい事に加えて臨場感もある事から、たびたび『天空の城ラピュタ』が誇る名シーンとして挙げられています。しばらく離れた状態にあったパズーとシータはこの後もしばらく抱きしめ合っていました。

パズーの名言④「僕の父さんは嘘つきじゃない…」

僕の父さんは嘘つきじゃないよ。 今、本物を作ってるんだ。 きっと僕がラピュタを見つけてみせる。

パズーがシータに自分の父の話をしている時に発言した名セリフです。パズーの父はラピュタをカメラで撮影したものの嘘つき呼ばわりされて亡くなってしまいました。しかし、息子であるパズーは父の言葉を信じてラピュタの存在を信じて疑いません。父の汚名を晴らすために、そして自分の冒険心や夢の為に飛行機を作っており、強い決意を感じられるセリフとなっています。

実際にパズーはラピュタにたどり着くことになりますが、父はやはり本当のことを言っていたという事を一番初めに喜んでおり、父の事をどれだけ好きで信じていたのかが伝わります。

パズーの名言⑤「僕が馬鹿じゃなくて…」

僕が馬鹿じゃなくて力があれば守ってあげられたんだ

シータを必死に守ろうとしていたパズーでしたが、結局は政府の軍隊によってシータが捕えられてしまいます。そしてシータにも『ラピュタの事は忘れて』と言われてしまった事でパズーは喪失感の中で家へと戻りますが、そこではドーラ一家が宴をしており、パズーはロープで縛られてしまいます。そしてドーラによって説教を受けるパズーは、それによって改めてシータを助ける決意を固めてドーラにこの名セリフを発言しました。

シータはパズーを助けるためにラピュタから手を引くように言いましたが、パズーはこの時にその真意を理解し、自分の事を馬鹿で力の無い存在だと実感します。そしてドーラの仲間になる事を決意し、ドーラもパズーの本気の覚悟を感じた事でそれを受け入れるのでした。ちなみにこの後にパズーは支度をしますが、ドーラの『40秒で支度しな!』はファンから大人気の名セリフとなっています。

パズーの名言⑥「あの石のおかげで…」

あの石のおかげで僕はシータに会えたんだもん

シータはラピュタの真の王を継ぐ者であり、継承者の証である飛行石を持っている事から政府の軍に追われて危険な目に遭ってきました。穏やかに普通の暮らしがしたかったシータにとって飛行石は邪魔なものでしかなく、早く捨ててしまえばよかったと感じたようです。しかし、そんなシータに対してパズーは飛行石が無かったらシータに会うことが出来なかったと返し、それを聞いたシータも考えを改めた様子を見せていました。

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天空の城ラピュタのパズーが朝にトランペットを吹いていた理由

朝にパズーが演奏していた曲は「ハトと少年」

パズーが自宅の屋根の上でトランペットを吹いているのは有名なシーンです。明るく爽やかな曲調である事からファンからも人気となっていますが、この曲にもきちんと名前があります。曲名は『少年とハト』で、作曲者は数々のジブリ音楽を手掛けてきた久石譲となっています。そして実際に曲を演奏しているのは日本を代表するトランペッターとして知られる数原晋だという事です。

朝にパズーがトランペットを吹いていた理由

理由①既に他界していた両親への挨拶

パズーはトランペットを上手に吹きこなしている事から、毎日のルーティンであると考えられます。ではなぜ毎日朝になるとトランペットを吹いているのかという事についてですが、今は亡き両親に対して挨拶をしているという可能性があります。まず、劇中ではパズーの父については語られていますが、母に関しての言及はほとんどありません。

パズーは父の形見としてゴーグルを持っていますが、それに対してトランペットが母の形見なのではないでしょうか。母のトランペットを聞きながら育ったパズーは、父から冒険の話を聞き、優しい性格ながらもたくましく育ちました。もしかするとパズーは、父から聞いたラピュタへの想いを募らせながら、母のトランペットを吹いていたのかもしれません。

理由②村人たちに朝を知らせる

パズーが朝にトランペットを吹いているもう1つの理由として、村人たちに朝を知らせる役目だったのはないかという事が考えられます。よく漫画やアニメ作品では朝にニワトリが鳴いて朝を知らせるという場面が見られますが、パズーのトランペットも同じようなものだったのではないでしょうか。毎日朝にトランペットを吹くことで村人たちも朝の準備を始めるという、村の中ではおなじみの習慣となっていたのかもしれません。

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天空の城ラピュタのパズーのカンブリアランタンやラピュタパン

シータから『魔法のカバン』と称されていたように、パズーのカバンには様々な物が入っています。その中にカンブリアランタンとラピュタパンがあり、ともに視聴者から大人気です。『天空の城ラピュタ』の多くのファンは、パズーの持っていたカンブリアランタンと同じものを購入したり、劇中でパズーとシータが美味しそうに食べていたラピュタパンを作って食べて楽しんでいます。

ここではパズーのカバンの中に入っているアイテムの中でも大人気のカンブリアランタンとラピュタパンについて詳しく紹介していきます。特にラピュタパンに関してはレシピも紹介しますので、ぜひご覧になってみてください!

パズーのカンブリアランタンがオシャレ

パズーとシータはドーラ一家から逃げ切った後に廃坑内へと入ります。そしてパズーはマッチでカンブリアランタンに火をともしますが、これが非常にオシャレでファンから大人気です。カンブリアランタンと『カンブリア』とはイギリスのウェールズ地方にて古くから使われていた言葉で、住民はカンブリアランタンを主に炭鉱などで使用していました。水に強い性質を持っている事から、キャンプなどでもよく使用されます。

高い性能を持っている事に加えてオシャレである事から、イギリスではチャールズ皇太子やエリザベス女王にも献上されたことがあるそうです。また、アンティークな見た目である事からインテリアにも最適で、インスタ映えもする事から『天空の城ラピュタ』のファンでなくてもそうでなくても多くの人が購入しています。

パズーとシータが食べる通称「ラピュタパン」のレシピ

カンブリアランタンに続き、廃坑内ではラピュタパンが登場します。ラピュタパンという呼び名はファンから呼ばれている通称で、美味しい食テロシーンである事から人気です。トーストに目玉焼きを乗せただけのシンプルな料理ですが、パズーが豪快に目玉焼きを口に入れる事から非常に美味しそうに感じ、見ているだけでお腹が空きます。ファンはそんなラピュタパンを実際に作ってツイッターなどのSNSに写真を載せて楽しんでいます。

多くのファンが写真を載せていますが、ラピュタパンはアレンジするとさらに美味しくなるようです。特に人気でお手軽なのは、ベーコンを使ったラピュタパンとなっています。用意するのは食パン・卵1個・ベーコン2切れ・マヨネーズ・バター・黒コショウで、まずは食パンにバターを塗り、マヨネーズでパンの表面の外側を囲みます。マヨネーズの囲いが出来たら生卵をこぼれないようにパンに落とします。

その後に黒コショウを加えてトースターで8分程度焼いて完成です。8分はあくまでも目安なので、焼き加減はお好みで調節しましょう。おすすめは卵が半熟になるくらいとなっています。ジブリ飯の中でもお手軽で美味しい人気メニューなので、ぜひ作ってみて下さい。

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天空の城ラピュタのパズーのアニメ声優

田中真弓のプロフィール

『天空の城ラピュタ』の主人公・パズーの声を担当した声優は田中真弓です。東京都出身で1955年1月15日生まれの2022年6月現在年齢は67歳で、血液型A型、身長150センチ、事務所は『青二プロダクション』に所属しています。声優デビューは1978年で、初めての役は『激走!!ルーベンカイザー』の高木涼子でした。デビュー当時からボーイッシュな見た目と低い声であった事から、男性キャラを演じる事が多かったという事です。

声優デビュー当時からもともとの目標であった女優活動もしており、テレビドラマや映画にも出演していました。現在でも本業は女優であるという事で、舞台を中心に活動しています。また、バラエティ番組などのナレーションも多く行っており、幅広い活動をしています。

田中真弓の主な出演作品や演じたキャラ

田中真弓の代表的なキャラとして『ドラゴンボール』のクリリンが挙げられます。田中真弓が最も長く演じ続けているキャラで思い入れが強いという事でした。劇中では主人公である悟空と幼い頃から一緒に修行をした親友ともいうべき存在で登場回数も多い事から『ドラゴンボール』を代表するキャラの1人となっています。田中真弓はクリリン役に決まった当初はまだ新人だった為、ベテラン声優に囲まれて緊張していたと語っていました。

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天空の城ラピュタのパズーに関する感想や評価

この世で一番かっこいい男子はパズーだというファンの感想があります。今回のまとめでも紹介してきましたが、命がけでシータを守ろうとするかっこいい姿は10代前半という年齢とは思えないほど勇敢なものです。また、手先が器用でてきぱき仕事をこなす姿や、とてつもないジャンプ力を見せたシーンなど、パズーのかっこいい魅力は語り切れません。かっこいいイケメン男子のパズーは多くの視聴者を魅了しています。

パズーが毎回シータが欲しがっている言葉を贈っている事に感動するファンの感想があります。シータは自分の過酷な運命から劇中では何度も辛い体験をしています。そしてそれを毎回救っているのはパズーの優しくて男らしい言葉です。人の辛さを自分のことのように考えられるパズーだからこそ発言できるイケメンセリフの数々は作品の大きな魅力にもなっています。最後に滅びの言葉を一緒に言うと言ったパズーの覚悟は必見です。

パズーがラピュタパンを食べているシーンが素晴らしい飯テロだというファンの感想があります。パズーはラピュタパンの目玉焼きの部分を先に食べますが、笑顔で一気にほおばる姿は非常に美味しそうに見えます。その後、その食べ方を見たシータが同じように目玉焼きを食べますが、パズーと比べておしとやかな食べ方ではあるものの、食いちぎることはせずに一気に食べきっています。ジブリ作品が誇る飯テロシーンです。

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天空の城ラピュタのパズーまとめ

『天空の城ラピュタ』の主人公・パズーのかっこいい魅力やシータとのその後を紹介してきましたが、明るくて優しい性格をしたイケメン男子で、冒険が終わった後はシータと文通しながら交流を続けているという事が分かりました。ラピュタを見つけるため、そしてシータを守るために命がけで行動するパズーは、ジブリ作品が誇るかっこいい主人公です。

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