【ドラゴンボール】ガーリックジュニアの目的と最後は？強さ・戦闘力も考察

ガーリックJr.(ガーリックジュニア）が登場する映画「ドラゴンボールZ オラの悟飯をかえせッ!!」は、作者・鳥山明による漫画「ドラゴンボール」の劇場版映画・第4作目の作品で、1989年7月に公開されました。「ドラゴンボールZ」としては初めての映画で、悟空、ピッコロとガーリックJr.との戦いが描かれています。そして、2022年6月11日に映画最新作「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」の公開が決定しました。

映画「ドラゴンボールZ オラの悟飯をかえせッ!!」は公開当時、サブタイトルの「オラの悟飯をかえせッ‼」は付けられていませんでした。その後、ビデオ版「ドラゴンボール大全集6」でサブタイトルが記載されましたが、バンダイチャンネルなどでは「ドラゴンボールZ」で統一されています。この映画に登場するガーリックJr.(ガーリックジュニア）はアニメ版オリジナルキャラクターとして登場します。

300年前、神の座を巡って地球の神と戦い、封印されたガーリック。彼の息子であり生まれ変わりでもあるガーリックJr.（ガーリックジュニア）が復活します。ドラゴンボールを集めるために動き始めたガーリックJr.は、まずピッコロを襲撃します。次にガーリックJr.が狙ったのは四星球（スーシンチュウ）を持つ孫悟空です。四星球と共に悟飯を奪われた悟空とガーリックJr.の戦いが始まります。

ガーリックJr.(ガーリックジュニア）は300年前に神の座を巡って戦い、封印されたガーリックの息子であり、生まれ変わりです。ガーリックジュニアにはジンジャー、ニッキー、サンショという3人の手下がいます。映画・第4作で登場したガーリックジュニアは、この後アニメ版「ドラゴンボールZ」のアニメだけのオリジナル編「魔凶星編」に登場します。

次に、ガーリックジュニアの目的と最後について見ていきます。300年前、神の座を手に入れたいガーリックは「神の後継者」として名乗りをあげますが、ガーリックの秘めた野望に気づいていた神は彼を退けます。怒ったガーリックが神に戦いを挑みますが、封印されてしまいます。ガーリックは300年後に必ず復活し、復讐するという言葉を残しました。

その言葉通りに300年後に息子・ガーリックジュニアとして蘇りました。ガーリックジュニアの目的は、ガーリックを神の後継者として認めず、封印した神への復讐と全世界を自分のものにすることです。ガーリックジュニアの最後について見ていくと、7つのドラゴンボールを集めて永遠の命を手に入れますが、悟空とピッコロとの戦った際、自身で作り出したデッドゾーンに閉じ込められました。

映画「ドラゴンボールZ オラの悟飯をかえせッ‼」に登場し、自身で作り出したデッドゾーンに閉じ込められるという最後を迎えたガーリックジュニアですが、アニメ版だけのオリジナル編「魔凶星編」で復活を果たしました。次は、映画で悟空とピッコロと戦ったガーリックジュニアの戦闘力や強さと必殺技について見ていきます。

ガーリックジュニアの戦闘力について見ていくと、通常時のガーリックジュニアは体も小柄で、悟空とピッコロの二人の戦闘力に比べると劣ると言われています。ただし、ガーリックジュニアは映画版で「永遠の命」を手に入れています。そのため、悟空とピッコロにとっては苦しい展開になります。

また、ガーリックジュニアが巨大な姿に変身し、スーパーガーリックジュニアとなってパワーアップした状態では、悟空とピッコロの戦闘力を上回ることができます。しかし、悟空とピッコロが重量のある服を脱いだ場合、ガーリックジュニアの戦闘力では二人に勝てません。

ガーリックジュニアの必殺技は「デッドゾーン」です。真っ暗な闇が広がる「デッドゾーン」は、どんなものでも取り込んでしまう地獄のような空間です。ガーリックジュニアは悟空たちをこの空間に閉じ込めようとしますが、潜在能力に目覚めた悟飯にパワーを押し返され、自ら「デッドゾーン」に取り込まれてしまいました。

ガーリックジュニアのもう一つの必殺技は「アクアミスト」です。これは魔族化させる黒い霧で、これを吸い込んでから24時間が経つと、たとえ超神水を使っても元の姿に戻れなくなります。

ガーリックジュニアとラディッツの戦闘力を比べると、ラディッツは悟空とピッコロが大きな犠牲を払ってなんとか勝てたという強敵です。ガーリックジュニアは悟空とピッコロよりも戦闘力が劣っており、従ってラディッツよりも弱いことが分かります。

ただし、映画の後、アニメ版の「魔凶星編」ではガーリックジュニアは故郷の魔凶星の接近によって星からパワーを受け取り、「デッドゾーン」からの復活を遂げました。この時に得たパワーがあれば、ラディッツに勝てるかもしれないということです。

ガーリックジュニアとフリーザの戦闘力を比べると、戦闘力だけを見ると、フリーザの方が圧倒的に強いということです。しかし、ガーリックジュニアは永遠の命を授かっており、フリーザからどれほど攻撃を加えられても命までは取られることはありません。

ここからは、ガーリックジュニアの名言を紹介します。こちらの名言は、悟空とピッコロと戦ったときの言葉です。二人との戦いを優位にすすめようと、ガーリックジュニアはパワーアップし、巨大化しました。

こちらの名言は、7つのドラゴンボールを集めたガーリックジュニアが神龍（シェンロン）に願い事をしたときの言葉です。続く言葉は、永遠の命をもらったガーリックジュニアが喜びを露わにして放った名言です。悪役で永遠の命を得た者は珍しく、ガーリックジュニアの他にはザマス（ドラゴンボール超）がいます。

こちらの名言は、ガーリックジュニアが初めて登場した時のセリフです。一人、訓練に励むピッコロのもとに、3人の手下を連れたガーリックジュニアが襲い掛かりました。襲撃を受けたピッコロは激しく岩場に打ち付けられ、倒れました。

ここからは、ガーリックジュニアの手下3人衆の名前と戦闘力について紹介していきます。ガーリックジュニアの手下は、ジンジャー、ニッキー、サンショという3人です。

ガーリックジュニアの手下、3人衆の一人でリーダー的存在のジンジャーはスピードを生かした攻撃が得意で、いつの間にか相手の背後に迫り、攻撃を加えることができます。さらに、2本の刀を体から取り出して戦うこともあります。「ショウガヤキ」と叫ぶことで巨大化します。ショウガ（英語でジンジャー）が名前の由来です。ジンジャーは画像右上の緑の顔のキャラクターです。

ガーリックジュニアの手下、3人衆の一人、ニッキーは女性の様な言葉遣いが特徴です。悟飯を捕らえたときは、世話を引き受けますが、天真爛漫な悟飯の言動に振り回されます。ニッキーも2本の刀を体から取り出して戦い、戦闘力は強い方です。「ノドアメ」のと叫ぶことで巨大化します。「ニッキ（肉桂）」が名前の由来です。

ガーリックジュニアの手下、3人衆の一人、サンショは3人の手下の中で最も大きい体格です。戦闘力はジンジャーやニッキーと変わらないということです。「ウナジュー」と叫ぶことで巨大化します。「山椒（さんしょう）」が名前の由来です。

ここからは、アニメ「ドラゴンボールZ」でガーリックジュニアの手下、3人衆、ジンジャー、ニッキー、サンショの声を担当している声優について紹介します。

ニッキーの声優・千葉繁（ちばしげる）は1954年2月4日生まれ、熊本県出身、所属は「81プロデュース」で、「C&Oアクターズスタジオ」の所長でもあります。主な出演作は「ONE PIECE」バギー、「オーバーロード」セバス・チャン、「平家物語」後白河法皇。

ジンジャーの声優・戸谷公次（とたにこうじ）は1948年7月12日生まれ、2006年2月に逝去されています。愛知県出身、所属は「青二プロダクション」です。主な出演作は「太陽の勇者ファイバード」ガードウィング、「鋼の錬金術師」マルコー、「キン肉マン」五部刈刑事。

サンショの声優・堀之紀（ほりゆきとし）は1952年9月12日生まれ、東京都出身、所属は「青二プロダクション」です。主な出演作は「北斗の拳」「名探偵コナン」ジン、「ドラゴンボール改」人造人間19号、「北斗の拳」ジャドウ、ギャモン。

映画「ドラゴンボールZ オラの悟飯をかえせッ‼」でガーリックジュニアの声優を担当しているのは、神谷明です。神谷明は1946年9月18日生まれ、神奈川県出身、声優事務所「冴羽商事」の代表取締役です。主な出演作は「名探偵コナン」毛利小五郎（2009年まで）、「シティーハンター」冴羽獠、「北斗の拳」ケンシロウ、「キン肉マン」キン肉マン、「うる星やつら」面堂終太郎、「めぞん一刻」三鷹瞬。

ガーリックジュニアのテレビアニメ版声優を務めているのが千葉繁です。千葉繁はニッキーも担当しており、プロフィールと主な出演作を紹介しました。「ドラゴンボール」シリーズでは他にもラディッツ、ピラフ、孫悟飯（悟空のじっちゃん）などを担当しています。主な出演作は「鬼滅の刃」善逸の師匠、「呪術廻戦」漏瑚、「ゲゲゲの鬼太郎」（第4作）ねずみ男、「幽☆遊☆白書」桑原和真。

ガーリックジュニアは映画「ドラゴンボールZ オラの悟飯をかえせッ‼」で初登場し、その後、テレビアニメ「ドラゴンボールZ」のオリジナルストーリー「魔凶星編」で復活を果たしました。映画だけだと思っていたガーリックジュニアが登場するストーリーが面白いという感想です。

「ドラゴンボール」シリーズの劇場版映画を観た感想です。特にガーリックジュニアが登場する映画「ドラゴンボールZ オラの悟飯をかえせッ‼」が好きで、最後の戦闘場面が良いという感想です。

「ドラゴンボール」シリーズに登場するキャラクターは、個性が重ならないのが凄いという感想です。中でもガーリックジュニアやマジュニア（ピッコロ）などが好きだという感想です。「ドラゴンボール」シリーズは映画版も含め、楽しみだということです。

いかがでしたか？映画「ドラゴンボールZ オラの悟飯をかえせッ‼」とテレビアニメ「ドラゴンボールZ」のオリジナル編「魔凶星編」に登場するガーリックJr.(ガーリックジュニア）について紹介しました。ガーリックジュニアは映画版で永遠の命を得て、悟空とピッコロとの戦いに挑みます。巨大化してパワーアップしたガーリックジュニアですが、悟空とピッコロの戦闘力には及ばず、自身が作った必殺技デッドゾーンに封印されました。

その後、ガーリックジュニアはテレビアニメ「魔凶星編」で復活を遂げました。悪役キャラとしては珍しく、永遠の命を得たガーリックジュニアが登場する映画版、テレビアニメ版共に面白いという感想も寄せられていました。様々なキャラクターが活躍する「ドラゴンボール」シリーズは、映画最新作の公開も決定しました。これからも「ドラゴンボール」シリーズをどうぞお楽しみください。