スラムダンク安西先生の名言・名シーン集!その魅力と鬼監督だった過去

スラムダンクの安西先生と言えば知らない人はいないというぐらい素晴らしい名言があります。己の道に迷う選手たちに道を示し、導く素晴らしい監督として今も尊敬されています。仏の監督は過去に鬼監督と呼ばれていました。スラムダンクの安西先生の名言と過去について紹介します。

スラムダンク安西先生の名言・名シーン集!その魅力と鬼監督だった過去のイメージ

目次

  1. スラムダンクの紹介
  2. スラムダンク安西先生のプロフィール
  3. スラムダンク安西先生率いる湘北高校バスケットボール紹介
  4. スラムダンク湘北高校バスケットボール部メンバー紹介
  5. スラムダンク安西先生の過去
  6. スラムダンク安西先生の教え子谷沢龍二の死
  7. スラムダンク安西先生の魅力
  8. スラムダンク安西先生の名言を紹介!聞き覚えのあるあのセリフも?
  9. スラムダンク安西先生の名シーンを紹介!有名なあの名場面も!
  10. スラムダンクいつまでも素晴らしい名監督安西先生

スラムダンクの紹介

スラムダンクは井上雄彦先生原作の高校バスケットボールが題材です。週刊少年ジャンプで1990年から1996年まで全276話が掲載されました。累計単行本発行数は1億2000万部を突破し、第40回平成6年度小学館漫画賞少年部門受賞、文化庁メディア芸術祭「日本のメディア芸術100選」では1位に輝きました。スラムダンクはアニメ化、ゲーム化もしています。

スラムダンクは不良で喧嘩ばかりしていた桜木花道が赤木晴子に一目ぼれしてバスケットボール部に入部します。晴子目当てで始めたバスケットボールの面白さにハマっていき、急成長を遂げてチームに貢献していきます。スラムダンクはインターハイトーナメント戦の途中で終了していて、井上先生は「山王戦より面白い試合を描けない」などの理由を説明しています。連載終了後、「スラムダンク-あれから10日後」が描かれました。

スラムダンク奨学金

井上先生が設立したスラムダンク奨学金は印税の一部と集英社の資金が元になっています。奨学金制度は高校卒業もバスケットを続けたい高校生が対象となっています。設立の理由はスラムダンクの題材となったバスケットボールに対する恩返しの意味があります。

奨学生は卒業した3月から14ヶ月支援を受けられます。渡米して寮に入り語学力、学力を身につけつつ、競技力を上げて大学進学を目指します。現在も奨学金制度は続いており、第11回奨学生の二人は2018年4月から渡米して学業とバスケットボールの研鑽に励みます。

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スラムダンク安西先生のプロフィール

安西光義(あんざいみつよし)先生はスラムダンクに登場する神奈川県にある湘北高校バスケットボール部の監督で、温厚で物腰が柔らかいことからホワイトヘアーブッタ(白髪仏)と呼ばれています。花道からは容赦なく二重顎をたぷたぷとゆすられます。バスケ界では有名な監督で他校の監督は敬意を払って「安西先生」と呼んでいます。湘北高校バスケットボール部の赤木、三井、宮城は安西先生を慕って入学してきました。

温厚な性格ではありますが、問題児の花道達を黙らせるほどの威圧感を持っていたり、太った体型でミドルシュートを9本成功させるなど、お飾りの監督に見られがちな安西先生の意外な一面があります。山王戦で背中を負傷した花道に気付いていながら、試合の中で成長していく花道のプレイを見ていたいという理由で交代させなかったことを後悔し、指導者失格ですと吐露する等、指導者として魅力的な場面もありました。

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スラムダンク安西先生率いる湘北高校バスケットボール紹介

スラムダンクに登場する湘北高校バスケットボール部は成績が悪く、無名高でしたが、桜木、流川コンビの入部、宮城、三井の復帰により、県予選2位でインターハイ出場、インターハイを三連覇した山王工業に勝利して全国ベスト16の成績を残しました。「オフェンス力なら1,2を争うチーム」と言われていますが、スタメンの5人の内一人が抜けると戦力が落ちてしまい、「試合での立ち上がりが悪い」と指摘されたこともあります。

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スラムダンク湘北高校バスケットボール部メンバー紹介

湘北高校バスケットボール部を引っ張っているのは「神奈川インサイドの覇者」と呼ばれるセンター赤木武憲(あかぎたけのり)です。バスケ部の主将であり、大黒柱です。厳格な性格で、バスケに対する愛は凄まじく、全国制覇という目標を掲げて厳しい練習を課していましたが、それを苦に部員は次々と退部してしまいます。チームメイトに恵まれず、埋もれていた赤木も素晴らしい仲間を得て才能を開花させていきます。

湘北高校バスケットボール部に所属する三井寿(みついひさし)は中学時代チームを県大会優勝に導き、最優秀選手を獲得した天才シューターでした。試合中安西先生の言葉に感銘を受けて湘北高校バスケットボール部に入部しましたが、膝を負傷して完治しないまま練習に参加して再発、赤木の活躍を見て挫折した三井は不良になります。バスケ部を逆恨みして襲撃しましたが、安西先生に会い、未練を捨てきれず復帰する道を選びました。

湘北高校バスケットボール部に所属する宮城リョータ(みやぎりょーた)は神奈川県内でも5指に入るポイントガードで安西先生に憧れて強豪校の誘いを全て断り、入学しました。生意気で目立つという理由で当時不良だった三井のグループにぼこぼこにされて入院、退院後にバスケ部に復帰しています。スピードプレイが持ち味で安西先生は「チームにスピードと感性をもたらした」と評価しています。

湘北高校バスケットボール部に所属する流川楓(るかわかえで)は中学時代、スタープレイヤーとして様々な学校から誘いを受けましたが、家が近いという理由で湘北高校に進学することを決めました。無口ですが、ルックスがいいので「流川楓親衛隊」というファンクラブが非公式に存在し、晴子も流川に片思いしています。負けず嫌いで勝つためなら嫌いな花道とも連携します。

湘北高校バスケットボール部に所属する桜木花道(さくらぎはなみち)はスラムダンクの主人公で、当初は不良でしたが一目惚れした晴子に近づく為、バスケットボール部に入部します。気性が荒く、トラブルをよく起こしては主将の赤木にげんこつをくらっています。パワースタミナスピードは一級品でリバウンドをとりまくり、相手を驚かせます。観客を味方につける力があり、桜木のプレイで心を動かされる人が多くいます。

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スラムダンク安西先生の過去

湘北高校バスケットボール部の監督である安西先生はホワイトヘアードブッタ(白髪仏)と呼ばれていますが、過去にとある大学の監督を務めていた時は練習内容はスパルタで気性の激しい性格からホワイトヘアードデビル(白髪鬼)と呼ばれていました。今よりずっと痩せていて口調も表情も厳しいので、今の安西先生とは似ても似つきません。

以前、大学の監督をしていた安西先生がなぜ引退し、今のような性格になったのか、それにはとても深い事情があります。スラムダンクではキャラクターの過去を深く掘り下げることはあまりありません。ですが、安西先生の過去と今の安西先生になった転機について丁寧に描いて下さいました。それだけ重要なお話ということでしょう。では、どんな過去があったのかご紹介します。

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スラムダンク安西先生の教え子谷沢龍二の死

安西先生は過去に大学の教え子の中に期待を寄せる選手がいました。谷沢龍二(やざわりゅうじ)は2メートルの長身で運動能力も素晴らしく、将来を期待されていました。体格に頼ったプレイをしていた為、基礎を叩きこもうと基礎練習を重点的にしていましたが、谷沢は安西先生の意志を汲み取れず、無断でアメリカに渡米しました。

しかし、彼より体格も技術もある選手ばかりで指導者もいなかった谷沢は挫折して最後は薬に手を出し、車の激突事故で亡くなります。谷沢の死と彼の苦悩を知り、安西先生は大学の監督を引退し、白髪鬼から白髪仏になりました。教え子の死が安西先生の監督としての在り方を大きく変える出来事となりました。

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スラムダンク安西先生の魅力

安西先生は湘北高校バスケットボール部の監督になってから、練習内容や試合で口を挟むことはほとんどありません。常にどっしりと構え、選手たちを信じて見守っています。もちろん、アドバイスもします。アドバイスは的確で試合の流れを変える力を持っています。安西先生がベンチに座っているだけで選手たちには安心感があるでしょう。常に選手を信じ、時に導く安西先生の監督としての在り方がとても魅力的です。

安西先生と言えば、とても恰幅のいい体です。お腹周りは丸く、顔回りも肉付きがいいです。柔和に笑う顔には一種の癒しがあります。花道は過去の安西先生を知らない為、何か不満があれば遠慮なく安西先生の顎の肉をたぷたぷと叩きます。安西先生と桜木のこのやりとりは度々あり、笑いを誘われます。何事もおおらかに笑って許してしまう安西先生の懐の深さも魅力の一つです。

スラムダンク安西先生の名言を紹介!聞き覚えのあるあのセリフも?

スラムダンク安西先生の名言①

スラムダンクの中でもかなり有名な安西先生の名言です。このセリフだけなら知っているという方も多くいるぐらい有名な言葉です。中学時代の三井は安西先生のこの言葉に感銘を受け、自分のチームを優勝に導き、湘北高校に進学するきっかけとなります。このセリフはいろいろなところで使われていますが、作中のキャラだけでなく現実でも助けられた人は多くいるでしょう。それぐらい心に残る名言です。

スラムダンク安西先生の名言②

湘北高校バスケットボール部に所属する一年生の流川は安西先生にアメリカ留学を考えていると話しました。バスケの力をアメリカで磨きたいと考える流川に安西先生は反対しました。過去に教え子の谷沢がアメリカ留学をして悲しい結末を迎えた事が反対した大きな理由の一つです。

流川の才能を認めているからこそ、今度こそ間違えないようにという考えでしょう。「とりあえず日本一の高校生になりなさい」という安西の言葉に流川も日本一になることにやる気を出します。流川を想い、過去の谷沢の二の舞にならないように導く安西先生の名言です。

スラムダンク安西先生の名言③

圧倒的な戦力差の前で、出来ることは全てを出し切ることです。安西先生はこの試合で選手たちがすべてを出し切ったと言える試合にできるよう言いました。全てを置いてくるつもりで戦えという気構えを教えたかったのかもしれません。安西先生の言葉はどれも深みがあり、選手を思う安西先生の魅力が出ています。

スラムダンク安西先生の名言④

過去の白髪鬼と呼ばれた時代の安西先生の名言です。この頃からチームプレイを大事にしていることが伝わる一言です。ですが、やはり過去の白髪鬼である安西先生の口調はきついのが印象的です。言葉はとても素晴らしく、名言と言えるセリフでしょう。

スラムダンク安西先生の名シーンを紹介!有名なあの名場面も!

スラムダンク安西先生の名シーン①

拙いバスケをしていた桜木の成長スピードに一番喜び、楽しんでいたのは安西先生でしょう。伸びしろがあり、教えたことを吸収して急成長する桜木は手もかかりますが、それ以上に孫のように愛おしかったはずです。桜木も安西先生には不器用ではありますが、慕っていました。選手と監督でありながら、祖父と孫のような関係の二人に温かく微笑む人も多かったでしょう。安西先生が桜木の成長に喜ぶ名シーンです。

スラムダンク安西先生名シーン②

白髪仏だった安西先生が白髪鬼に一瞬だけ戻った名シーンです。普段、威圧感を出すことはありますが、白髪鬼に戻るようなことはありませんでした。まさかふっくらした安西先生の白髪鬼バージョンが見られるとは誰も思わなかったでしょう。本当に一瞬だけ白髪鬼は出ましたが、すぐに戻ってしまいました。性格が温厚になって見た目が変わっても白髪鬼の要素は残っていることがわかる名シーンでした。

スラムダンク安西先生名シーン③

安西先生の魅力は選手一人一人を信じているところです。誰もが無理だと言う中、安西先生だけは宮城の力を信じて託すところが監督として素晴らしい在り方であり、安西先生の魅力の一つです。慕っている監督にすべてを託されたら嬉しいでしょうし、やる気も違うでしょう。周りの意見に左右されず、選手を信じて託す安西先生の素晴らしい名シーンです。

スラムダンク安西先生名シーン④

名シーンといえば、安西先生の転機となった教え子谷沢の死です。安西先生は教え子の死を知り、大学の監督を退き、白髪鬼を返上して白髪仏となりました。とても期待を寄せていた教え子が反発してアメリカ留学をしたものの、レベルの差に挫折し、最後は薬に手を出して事故で死んでしまいました。教え子の死をきっかけにその後を人生を大きく変えた安西先生の名シーンです。

スラムダンク安西先生名シーン⑤

普段の安西先生はにっこり微笑むぐらいですが、試合中に誰よりも先にガッツポーズをしたのはこのシーンが初めてでしょう。読者もとても驚いたシーンのはずです。三年生の小暮が一番驚いているのでやはり、今までになかった反応をした安西先生のようです。夢中になって応援している安西先生が魅力的で可愛らしくも見える名シーンです。

スラムダンク安西先生名シーン⑥

三井は安西先生のことをとても尊敬しています。過去には湘北高校バスケットボール部を襲撃して部員に怪我をさせたことがあります。ブランクがあることでスタミナも落ちて自分自身を信じられないことも数多くあったでしょう。その三井に対して安西先生は「君がいてよかった」と言いました。一番尊敬する先生から言ってもらえて言葉にできないぐらい嬉しかったんじゃないでしょうか?

スラムダンク安西先生名シーン⑦

かつて監督生活の最後に日本一の選手に育て上げるつもりでいた教え子の谷沢を超える逸材を二人も見つけた安西先生が身震いしているシーンです。強い選手と戦うことで才能を開花させていく桜木と流川の姿を見てかつての教え子を思い出すのもぐっと来ます。常にどっしりと構えている安西先生の身震いするところは新鮮であり、それだけ二人がすごいのだと伝わってくる名シーンです。

スラムダンクいつまでも素晴らしい名監督安西先生

スラムダンクの安西先生の魅力、名シーン、名言、過去について紹介しました。いつまでも愛されているキャラクターであり、スポーツをされている人は安西先生のような監督に出会いたいと思う人も少なくないでしょう。恰幅のいい体と穏やかな性格は人として魅力的ですし、チームを的確なアドバイスで導く監督としての姿も素晴らしいです。これから先も安西先生が素晴らしい名監督として残ることでしょう。

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