スラムダンクの主題歌一覧！歴代のオープニング・エンディング曲まとめ

井上雄彦（いのうえ たけひこ）先生原作アニメ、スラムダンクは、1993年10月～1996年3月に放送されました。バスケットボール漫画の大定番で、不良少年の主人公・桜木花道がバスケットボールを通して成長していく、という熱い青春マンガです。

湘北高校に入学した不良少年の主人公・桜木花道は、背の高さと身体能力からバスケットボール部主将の妹のヒロイン、赤木晴子にバスケットボール部に入るように薦められます。桜木花道は彼女に恋をして彼女目的で入部しますが、練習や試合を通してバスケットボールの面白さに目覚めていく…という内容になっています。

「あきらめたらそこで試合終了ですよ…？」登場人物の一人、安西先生のこの名言や、「バスケがしたいです！」等の名言はどこかで見たことがあるのではないでしょうか？熱い青春漫画ならではの、自分の奮い立たせてくれるようなシーンが数多くあり、スラムダンクを読むと自分も頑張ろう！という気持ちにさせてくれます。

週刊少年ジャンプにて「ドラゴンボール」や「幽☆霊☆白書」と並ぶ3大人気作の一つとして、ジャンプ黄金期を築き上げました。2010年時点で、累計発行部数は国内で1億1700万部を超えており、第40回小学館漫画賞少年部門を受賞しています。芸能人にもファンが多く、愛されている作品として有名です。

この記事では、みんなに大人気の熱いバスケットボール青春アニメ「スラムダンク」の歴代オープニング2曲、エンディング4曲の計6曲をを紹介していきます。アニメーションも合わせて是非見てみて下さい。

各主題歌のタイトル一覧です。オープニングは「君が好きだと叫びたい」「ぜったいに 誰も」の2曲、エンディングは「あなただけ見つめてる」「世界が終るまでは…」「煌めく瞬間に捕われて」「マイ フレンド」の4曲となっています。タイトル一覧だけではなく、それぞれ詳しく紹介していきます！

ちなみに、漫画スラムダンクの連載開始当時には、編集者の人から「バスケットボールは漫画の世界ではタブーとされている」「バスケットボールを題材にした漫画はヒットしない」と散々言われていたそうです。それらを覆して大ヒットしたスラムダンク。なんだか裏話まで熱いですね！

まず始めはオープニング主題歌から。アニメスラムダンク第1話から第61話で使用されたオープニング主題歌は、「君が好きだと叫びたい」です。作詞は山田恭二さん、作曲は多々納好夫さん、編曲は明石昌夫さんで、BAADが歌っています。スラムダンクといえば、の定番曲です。

やはり最初のスラムダンクのオープニング主題歌ということもあり、スラムダンクといえば定番のこの曲ですね！青春100%という感じで颯爽と駆け抜けていくメロディが素敵です。タイトルにもある「君が好きだと叫びたい」というのも、主人公の桜木花道がヒロインである春子さんに言いたい気持ちなのかな？と思わせてなりません。

カラオケでこの曲を歌えたらとてもかっこいいこの曲ですが、かなり声域が高く男性の方だけではなく女性の方もこれを歌うのはなかなか厳しそうです。練習してみてはどうでしょうか？

アニメスラムダンク第62話から第101話で使用されたオープニング主題歌は、「ぜったいに 誰も」です。作詞は高山征輝さん、作曲は織田哲郎さん、編曲と歌はZYYGです。アップテンポで、聴いたら元気が出てくる曲です。曲と一緒にオープニングを見ると、桜木花道の成長をひしひしと感じることができます。

イントロのギターソロがとてもかっこいい曲です。何度聴いてもかっこよくて惚れ惚れします。この曲を聴いていると、アニメの名シーンたちを思い出します。ひたすら努力して、勝利をこの手で掴んでみせる…！という主人公・桜木花道の熱い思いが伝わってきます。男性がこの曲を聴くとテンションが上がりそうな、そんな曲です。

さて、続いてはエンディング主題歌です。どれもオープニング曲とは違う雰囲気を感じられます。アニメスラムダンク第1話から第24話で使用されたエンディング主題歌は、「あなただけ見つめてる」です。編曲は葉山たけしさんですが、作詞・作曲・歌を全て大黒摩季さんが手がけています。

タイトルが全てを物語っています。これは、ヒロインである赤木晴子が登場人物である流川楓に対して言っていると言えますが、桜木花道が赤木晴子のことを「お前だけを見つめてる」という風にも解釈できます。高校時代の叶わない恋愛を上手く歌った、ほろ苦く甘酸っぱい恋愛ソングとなっています。

そんな激しい恋愛の曲ともなっていて、歌詞はストーカー的なところも感じられて少し怖くはあるのですが、それだけの強い想いを持っている、ということですよね。青春時代の若く情熱的な恋愛を思い出させる一曲となっています。

アニメスラムダンク第25話から第49話で使用されたエンディング主題歌は、「世界が終るまでは…」です。作詞は上杉昇さん、作曲は織田哲郎さん、編曲は葉山たけしさんで、WANDSが歌っています。しっとりとした失恋ソングです。エンディングはどれも恋心を歌った曲となっていて、オープニングと対照的で面白いですね。

カラオケでは、今でも人気曲ランキングにランクインしているほどの、歌いやすく歌詞もメロディも良い曲として大人気です。一言で言うと、最高で最強のアニメソングの一曲です。アニメソングを知らない人でもこの曲を知っているという人は多いので、友達と一緒にカラオケで歌ってみてはどうでしょうか。

アニメスラムダンク第50話から第81話で使用されたエンディング主題歌は、「煌めく瞬間に捕われて」です。作詞は高橋美鈴・川島だりあさん、作曲は川島だりあさん、編曲は明石昌夫さんで、MANISHが歌っています。他のエンディングテーマとは少しテイストの違う曲となっています。

イントロが、今聞くとレトロな印象でしびれます。サビにじわじわと上がっていく高揚感が何とも素敵で、サビ前のアニメーションもいいです。声も遠くまで伸びるようなきれいな声で、この曲ととてもマッチしています。歌詞をよく聴いてみると、考えさせられることが多いのもこの曲の特徴です。

アニメスラムダンク第82話から第101話で使用されたエンディング主題歌は、「マイ フレンド」です。作詞は坂井泉水さん、作曲は織田哲郎さん、編曲は葉山たけしさんで、ZARDが歌っています。この曲も、スラムダンクを知らない人でもこの曲は知っている、という人が多いです。

ずっと好きなのに、友達関係からなんだか抜け出せない。ずっと見つめてみるけど、なかなか言えないこの気持ちはなんだろう？でも、夢を忘れず、ずっと頑張っていて欲しい。そんな複雑な淡い恋心を歌った曲です。スラムダンクのエンディングテーマはどれも考えさせられる歌詞のものが多いですね。

ZARDという坂井泉水（さかい いずみ）さんを中心とした音楽ユニットのことは、知っている方も多いと思います。「負けないで」は言わずと知れた名曲ですよね。他の有名アニメ「名探偵コナン」の曲も歌っていたりと、アニメファンにも人気の方々です。

アニメ「スラムダンク」の歴代主題歌一覧を紹介しましたが、あなたのお気に入りの一曲は見つかりましたか？オープニングはアップテンポで1日を頑張ろうと思わせてくれるような曲、うって変わってエンディングはどこかメロディが寂しくて、歌詞も考えさせられるような良曲ばかりでしたね。

スラムダンクは神奈川を舞台に描かれた作品でもあり、アニメや漫画に登場する実際の場所もあります。神奈川は海がとても綺麗に見える場所なので、この夏、今回紹介したスラムダンクの主題歌を聴きながら、ひとりで、もしくは友達や恋人と聖地巡礼をしてみるというのも楽しそうですね。

古いアニメですが、今でも通用するアニメーション、そして何よりも、今のアニメにはいないほど熱くてまっすぐな主人公たちが懸命にバスケットボールに向き合う姿に、感動せずにはいられません。万人に愛された名作アニメ「スラムダンク」、是非あなたも見てみてはいかがでしょうか？