【転スラ】ミリム裏切りの理由は操られているから?敵になる?真の目的をネタバレ考察

転スラ(転生したらスライムだった件)の中でも驚きだったと言われるのがミリムの裏切り行為です。カリオンが国王を務める獣王国ユーラザニアを襲撃するなどの行為は完全に敵に回ったと考えられ、何故裏切り行為に及んだのか理由が分からないという声も多くなっています。今回は転スラのミリムについて、裏切りの理由からミリムの強さ、過去やアニメ転スラでの声優情報などをネタバレありで紹介していきます。

【転スラ】ミリム裏切りの理由は操られているから?敵になる?真の目的をネタバレ考察のイメージ

目次

  1. 転スラのミリムとは?
  2. 転スラのミリムの裏切りの理由は操られているから?敵になる?目的を考察
  3. 転スラのミリムの過去や性格
  4. 転スラのミリムの強さや能力・スキル
  5. 転スラのミリムとリムルは結婚する?
  6. 転スラのミリムのアニメ声優
  7. 転スラのミリムに関する感想や評価
  8. 転スラのミリムの裏切りまとめ

転スラのミリムとは?

転スラでリムルと親友(マブダチ)になりながらも裏切り行為に走ったのがミリムです。今回はそんなミリムについてまとめて紹介していきます。

転スラの作品情報

転スラの概要

ミリムが活躍する転スラ(転生したらスライムだった件)は2013年から小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載されたいわゆるなろう系と言われる作品です。異世界転生作品の中でも魔物に転生してしまう「魔物転生」系の作品として高い人気を誇る作品です。2014年にCGノベルズから書籍化されたのを皮切りに商業誌によるメディアミックス展開が行われ始めた事でより一般にも知られるようになりました。

2015年に本編の漫画化も行われたのを皮切りに様々なスピンオフ漫画が展開、2016年には書籍版、漫画版、スピンオフ漫画を組み合わせたアニメ化も行われるなど幅広いメディアミックス展開が行われ、2022年秋には劇場版映画の展開も発表されているなど今後の展開も期待されている作品です。

転スラのあらすじ

通り魔にさされてスライムに転生したリムルは転生者故に得た能力と、転生して初めて出会ったヴェルドラの影響も受けてユニークモンスターとなったリムルはその力を使って少しずつ街を広げていきます。結果的にジュラの森大同盟の盟主となったリムルに対し、新たに動き出したのは魔王でした。魔王の1人クレイマンの発案した作戦に賛同する形でリムルが作っていた街を訪れる事になるのが今回紹介するミリムです。

ミリムのプロフィール

ミリルは魔王の中でも最古の魔王の1人にして、世界で唯一の竜魔人(ドラゴノイド)と呼ばれる種族の少女です。外見は14、15歳くらいの少女で、長い桜金髪のツインテールが特徴的な見た目をしています。別名破壊の暴君(デストロイ)と呼ばれており、機嫌を損ねれば集落の1つが軽く消し飛ぶ程の危険人物です。長らく生きているキャラクターながらも生野菜、特にピーマンが大の苦手というギャップも抱えたキャラクターです。

一応領土として大陸の東端にある「忘れられた竜の都」を領土としていますが、実際の統治は彼女を信仰する神官戦士団に丸投げしています。これはかつてこの地を荒らす魔物を対峙した事で神と勘違いされて信仰対象になったのが由来で、彼ら神官戦士団の目を盗んでは大陸中を遊び歩くなど自由にしている事が多いです。

【公式】「転生したらスライムだった件」ポータルサイト

転スラのミリムの裏切りの理由は操られているから?敵になる?目的を考察

転スラ作中既にリムルを気に入り親友(マブダチ)となっていたミリムですが、そこから裏切り敵となり戦う事になります。ここからは裏切りの理由と流れをネタバレしつつ紹介していきます。

ミリムのカリオンへの宣戦布告

ネタバレ①カリオンとの一騎打ち

リムルに懐いてテンペストに滞在していたミリムですが、突然理由も告げずにと言って立ち去りました。それからしばらくした後、リムルの目線で入った連絡が獣王国ユーラザニアがミリムから宣戦布告を受けたという連絡でした。それまで魔王間の間にあった協定を理由もなく突然破ったミリムは攻撃を開始、これに対し、カリオンは操られている印象を抱かせつつもカリオンは国を守るべくカリオンと一騎打ちをする事になります。

ちなみにこの時、最初はユーラザニアが誇る三獣士であるアルビス、フォビア、スフィアがミリムに対峙しようとしますが、カリオンがこれを止めて避難誘導に当たるように説得しています。これはミリムの強さを十分に分かっているからこそのカリオンの判断であり、つまり一騎打ちを挑んだのはカリオン側からなのです。その後三獣士達は友好関係を築いていたリムル達テンペストを頼りリムルの耳にミリム敵対の知らせが届く事になります。

ネタバレ②ユーラザニアの首都を消す

カリオンは裏切り行為なのか操られているのか分からないままもミリムを止めるべく、カリオンは必殺技である「獣魔粒子砲(ビースト・ロア)」を放ちます。しかし魔王の中でも別格の強さを誇るミリムにとっては左手が痺れる程度のダメージしかありませんでした。対するミリムもドラゴノイド本来の姿に戻ると必殺技「竜星爆炎覇(ドラゴ・ノヴァ)」を放ちます。

この攻撃はカリオンを吹き飛ばし瀕死にまで追い込んだだけならず、ユーラザニアの首都を消滅させる程の一撃でした。特にアニメでは首都だけではなく首都の後ろの山を1つ貫通して吹き飛ばした上で地平線までを燃やし尽くす程の威力を誇っており、それまでほぼ味方として登場しておりその強さが未知数な部分もあったミリムの強さを示す事になりました。

ネタバレ③フレイに背後から襲撃されるカリオン

首都が吹き飛ぶような攻撃を受けたカリオンですが、そこは流石魔王で、この攻撃には耐えています。しかしカリオン自身がミリムの攻撃を受けられるとは思わずやはり何か理由があるのではないかと改めて今回の裏切り行為の理由を問いかけますが、ミリムはそれに答えませんでした。

操り人形のようなミリムに対しカリオンは何かに気づいたようなような素振りを見せますが、そこに背後からフレイに襲撃を受けます。ネタバレするとフレイはクレイマンに借りがあり、このミリムの裏切りに一枚噛んでいました。フレイはカリオンを斬り伏せるとカリオンを連れ去る形でミリムと共にクレイマン領である「傀儡国ジスターヴ」方面に飛び去っていきました。

ネタバレ④クレイマンの企み

フレイとミリムがクレイマンの元に戻った所で今回のミリムの裏切りを含む今回の騒動の全容がネタバレされる事になります。ミリムはクレイマンに操られておりフレイは借りは返しますが、ミリムの力を背景に従うように脅迫、これによりクレイマンは魔王であるミリムとフレイを配下に加える事になります。

ちなみにこの時点でクレイマンは独り言のようにこれまでと今後の目的をネタバレしており、リムルを陥れそれを理由にテンペストを襲う事で大義名分を得て覚醒魔王になろうとしている事、そして覚醒魔王になった後、魔王レオンを始末しようとしている事がネタバレされています。

ネタバレ⑤ミリムのカリオン襲撃はクレイマンの指示ではなかった?

ミリムがカリオンに行った襲撃ですが、実はクレイマンの指示とは違ったのではないかという考察もあります。クレイマンの当初の計画では「魔王カリオンがリムルに闇討ちされた」という偽の情報を流す事、そしてこの情報を元にテンペストを攻めて大量の魂を集めて覚醒魔王になる大義名分を得る事にあったのです。しかしミリムが大々的カリオンに宣戦布告をしてカリオンを襲撃した事でクレイマンのこの計画は通らなくなってしまいます。

ミリムからしてみればカリオンには遺恨もなくリムルは親友である為、2人を守る為に仕掛けたといえます。カリオンがミリムに倒されればクレイマンの計画は破綻する事、加えて自身がカリオンを襲撃すれば手加減して連れ去る事も出来るという算段もあったのではないかと考えられています。クレイマンもこの事を怒りますがミリムが手駒に加わった事でワルプルギスでミリムの強さを背景に無理矢理テンペストへの攻撃を敢行しようとしました。

ミリムの裏切りに関するワルプルギスでの伏線

ミリムが裏切り敵になったまま、魔王3名の承認で開催される魔王間の会議である「ワルプルギス」が開催される事になります。ここでもミリムは基本的には徹底してクレイマンに支配された素振りを見せていました。ワルプルギスの会場に最後にクレイマンと共に現れた際にはクレイマンに殴られるも無反応を決め込むなど普段のミリムからは考えられない行動も見せています。

一方それぞれのメディアミックスでは先の展開を知っているからこそ気付けるような伏線も張り巡らされています。クレイマンはワルプルギスにてリムルを槍玉に上げるような言動を繰り返しますが、最終的にギィの一言によりリムルとクレイマンが戦う事になります。漫画版ではこの展開には黙って座っているだけのミリムがテーブルの下でガッツポーズをしているなどといった描写が取り入れられているのです。

さらにはリムルと対峙する事になるとクレイマンから見えない角度で笑みを浮かべるような行動を見せる、ヴェルドラが現れた際にはクレイマンの命令を無視してクレイマンに向かうなどただ操られているわけではないかのような様子も描かれています。これらの様子からワルプルギスの展開自体がミリムの思った通りに動いていると考察される理由となりました。

ミリムの行動以外にも、ラファエルや遅れて登場したヴェルドラがミリムに対して何かを気づいているような描写も取り入れられていました。

ミリムの裏切りの理由

ここまでミリムの裏切り行為からの流れをネタバレありで紹介してきましたが、ここからはミリムの裏切りについての真相についてネタバレありで紹介していきます。

ネタバレ①クレイマンに操られていた?

転スラ作中では表立って描かれているのはクレイマンに操られているという形です。リムルもそう考えており、ワルプルギスでミリムと戦闘になった際にはラファエルに解析をさせています。ちなみにこの時点でラファエルは「ミリム自身には呪法が仕掛けられていない」「腕輪の宝珠に支配の呪法の痕跡がある」という事を明らかにしています。

ここでリムルがミリムとの戦いに集中してしまいますが、ラファエルが「腕輪の宝珠はミリムには影響がない」という事を言いそびれており結果的に読者にはミリムはクレイマンに操られているわけではない事が明らかにされる事になります。

ネタバレ②ユウキやカザリームに操られていた?

転スラ作中ではクレイマンが直接操っているような描写が目立っていましたが、読者の間では、理由はともかくクレイマンの後ろにいるユウキや呪術王カザリームが操っており、クレイマンはそれを隠蔽する為に自身が操っているように見せているのではないかという考察もありました。実際問題、魔王の中でも別格の強さを誇るミリムを操れればユウキの目的である世界征服に大きな戦力になるのは間違いないと考察されていたのです。

しかし上記のラファエルの解析の結果からクレイマン以外の者が呪法をかけて操っている可能性も否定される事になりました。

ネタバレ③ミリムは操られている演技をしていた?

最終的にはミリム本人の口からネタバレされる事になりますが、結論を紹介するとミリムは最初から操られてなどいませんでした。ミリムはクレイマンの裏にいるユウキやカザリームといった黒幕を引っ張り出す為の手段としてリムル達を裏切り支配されているかのような演技をしていたのです。余談ですが、フレイもミリムが操られていない可能性に賭けており、ミリムの裏切りの理由が明らかになるとミリムと共にクレイマンを裏切っています。

余談ですが、普段感情豊かなミリムが感情を抑えるのには相当苦労したようで、どうしても耐えられそうにない時には大嫌いなピーマンを口に突っ込んで鉄仮面を作っていたというエピソードが明らかにされています。またミリムが明らかにしようとしたクレイマンの裏にいる黒幕についてはクレイマンが最後まで明かす事はありませんでしたが、後にミリムの行動の結果もあってリムルがその正体を掴んでいます。

再び裏切りを見せるミリムとその後のミリム

結局操られていなかったミリムは、ワルプルギスでのリムルとクレイマンの戦いが進むとクレイマンの裏切り、これまで操られていたフリをしていた事を明かしています。リムルを新たな魔王と認めさせる為にクレイマンの戦いの決着には関与しなかったのですが、最終的にリムルがクレイマンを倒すとワルプルギスの続きにてフレイとカリオンが魔王を辞退してミリムの配下に加わる事になります。

ちなみにカリオンはワルプルギスの時点ではミリムとフレイの作戦に協力して身を伏せており、ワルプルギスには正体を隠してフレイの従者として参加していました。ミリムとフレイがクレイマンを裏切り話し合いに戻った後に正体を明かしており、その行動の理由を話した上で形はどうあれミリムと敵対する事で実力差を痛感した事からその場で魔王を辞退する旨を発言しています。

元々ミリムは自分の領土である「忘れられた竜の都」の統治を神官戦士団に丸投げしておりほとんど関与していませんでしたが、フレイとカリオンを配下に加えた事で彼らの領土であった「獣王国ユーラザニア」「天翼国フルブロジア」も統治する必要が出て領主としての活動を余儀なくされてしまいます。基本的にはフレイの指導の元に真面目に取り組んでいますが時折抜け出してはテンペストに遊びに来ています。

テンペストでは気ままに遊ぶ他、遊びの延長で地下迷宮の運営にも関わっており、フロアボスにするべくドラゴンを捕獲してきたり、リムルが用意したアバターを使って迷宮挑戦者の敵として迎撃を担当したりするなど自由気ままに過ごしています。フレイも一応説教しながらもたまにであればと抜け出すのを見逃しているなどしており、良き関係を築いています。

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転スラのミリムの過去や性格

ネタバレ①ミリムが魔王になったおとぎ話

長く生きる魔王であるミリムはその過去の話がそのままおとぎ話として残されています。具体的にはミリムが魔王として覚醒した時のエピソードで、はるか昔、ミリムは父ヴェルダナーヴァからペットとしてドラゴンをもらいます。このドラゴンにミリムはガイアと名付けて可愛がっていました。不老不死の力を持つミリムにとって長寿であるドラゴンのガイアは唯一と言っていい友人でした。

しかしある時、古代の魔法王国がガイアを罠にハメて殺されてしまいます。これに激怒したミリムは魔法王国の人々を殺し尽くします。これにより魔王化の条件を満たしたミリムは魔王として覚醒、ガイアの蘇生を試みますが既にガイアの魂はなく、凶悪なカオスドラゴンとして復活する事になってしまいます。ミリムがこのカオスドラゴンを自らの手で封印した所までがおとぎ話として残されています。

ちなみにこのおとぎ話には続きがあり、暴走したミリムが国を越えて世界を崩壊させかけ、当時から既に魔王だったギィが七日七晩の激闘を繰り広げて押し留めた他、ラミリスが怒りを中和した事でようやくミリムの暴走が収まったという話が残っています。この出来事によりラミリスは精霊女王から魔王に堕落したというエピソードも残されており、この出来事からミリム、ギィ、ラミリスの3者はそれぞれに一目置く関係になっています。

ただミリムにとってはこの覚醒魔王へと至るきっかけにはガイアの死が絡んでいる事もあってか、思い出したくない出来事になっており、リムルに魔王になった理由を聞かれた際にも「忘れた」と返しています。

ネタバレ②ミリムの性格

今回紹介したようにミリムは高い演技力を持ち、その演技は魔王達も見抜けない程ですが、本来のミリムの性格は無邪気で天真爛漫、退屈を嫌い少し喧嘩っ早いまるで子供のような性格をしています。ただこれはミリムが過程をすっ飛ばして結論に最短距離で向かう姿勢から来ている表向きのもので、長い時を生きているだけあって魔王の中でも屈指の切れ者だったりします。

元々転スラで見せていた姿は表向きの性格が中心だった為、裏切りをするのは違和感があると言われた程ですが、どちらかといえば天才肌で、特に戦闘においての頭の回転は転スラ作中の中でも圧倒的な速さを誇っています。このような性格と強さから「機嫌を損ねるととんでもない事になる」危険人物であるとされており、読者からは「見た目に騙されるな」を体現した姿をしているとされています。

ネタバレ③ミリムの出自

この世界でも唯一の竜魔人(ドラゴノイド)であるミリムですが、実は最初の竜種「ヴェルダナーヴァ」と東の帝国の皇帝ルドラの妹ルシアとの間に生まれた存在で、その強さの由来にもなっています。特に父であるヴェルダナーヴァの力の大半を受け継いでおり、その強さは関係性的には叔父、叔母に当たるヴェルドラら他の竜種をも凌ぐ強さの理由になっているとされています。

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転スラのミリムの強さや能力・スキル

強さや能力①竜眼(ミリムアイ)

ミリムが持つユニークスキルの1つが竜眼(ミリムアイ)です。あらゆる物事・事象を見通し看破する能力で、遠距離の監視魔法さえも即座に感知出来る程の能力になっています。また直接相手を睨めば隠し事は出来ないとされています。ただ自分に都合の悪いものは目に入らないという便利な能力です。系統としてはリムルの持つ大賢者の能力に近い解析系の能力の1つであるとされています。

強さや能力②竜耳(ミリムイヤー)

ミリムが持つもう1つのユニークスキルが竜耳(ミリムイヤー)です。どんな小さな物音や小声も聞き取る事が出来る能力で、詳細に聞き取る事が可能である為、謀略に対してかなりの強みを発揮する事が出来る能力です。竜眼と同じく都合の悪い事は聞こえないという能力も持っています。

強さや能力③竜星拡散爆(ドラゴ・バスター)

テンペストの主力メンバーが倒しきれなかったカリュブディスを一撃で吹き飛ばした技が竜星拡散爆(ドラゴ・バスター)です。魔力を凝縮して一気に拡散させる技で、都市1つを滅びす程の威力があります。これまでは闇雲に放つだけでしたが、テンペストでの一件から手加減して威力を落とした上で精度を上げる方法を体得し、カリュブディスを倒す際にはこちらの手加減版を使用しています。

強さや能力④流星爆炎覇(ドラゴ・ノヴァ)

上記でも紹介した裏切り中の敵となったカリオンに対して放ったミリムの究極にして最強の魔法が流星爆炎覇(ドラゴ・ノヴァ)です。その威力は直撃を回避したカリオンを余波で瀕死に追い込み、ユーラザニアの首都を壊滅させる程でした。ちなみにカリオンが回避出来たのもミリムがわざと外したからだとされており、本当に敵として本気で放てばカリオンすらも消し飛んだのではないかとされています。

強さや能力⑤憤怒之王(サタナエル)

ミリムが持っている事が確定しているものの詳細は不明なスキルになっているのがミリムが魔王に覚醒した際に得たとされる大罪系究極能力の憤怒之王(サタナエル)です。「正義之王(ミカエル)」と対を成す悪魔系究極能力であるとされており、後々その能力は「激しい怒り」を覚える事で魔素を無限に増幅させる事が出来る能力である事が明らかになりました。

強さや能力⑥ミリムの強さは作中でどれくらい?

敵になった時にも圧倒的な強さを発揮したミリムですが、2022年1月現在書籍版の最新刊である19巻時点において、転スラ作中でもトップ5に入る程の強さを誇っていると言われています。魔王の中では強さとしてもギィと同格かギィには少し及ばないもののすぐそばまでつけているとされており、またリムルとも互角以上に戦った事があるなどしています。

立場上自ら本気を出して戦う機会こそ減っていきますが、ミリムの評価が高い理由としてはやはり憤怒之王(サタナエル)はその強さの根源であり、それ以外の技を強化する要因として評価される事が多いです。直接敵対した事はないもののミカエルやユウキとは相性が良いと考えられています。

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転スラのミリムとリムルは結婚する?

ミリムとリムルは結婚する?

転スラの主人公であるリムムとリムルはかなり深い関係があります。元々はオークロードを倒したリムルにミリムが興味を持ったのがきっかけでリムルの元に敵としてミリムが訪れた事から関係が始まりますが、その後ミリムはリムルに懐いてしばらくテンペストに滞在する事になるほどでした。上記でも紹介したミリムの裏切りについてもリムルはミリムが操られていると考え、ただ倒すのではなくミリムにかけられた呪いを解こうとしていました。

このようなお互いの行動からミリムとリムルが最終的に結婚するのではないかという読者も多くなっています。お互いの立場的にも相応しいといえるカップルであるとして考えられています。裏切りエピソード以降のミリムもカオスドラゴンとなってしまったガイアを助ける為にリムルの力を借りたり、逆にリムルが東の帝国と戦争になった際には配下になっていた元魔王のフレイとカリオンを派遣するなどお互い頼り頼られる関係を構築しています。

リムルのその他の結婚相手候補

ミリムは可愛い見た目をしているのでリムルの結婚相手に相応しいと言われる一方でミリム以外にもリムルに相応しい結婚相手がいるという声もあります。読者の間で特に名前が上がるのが、秘書として共にいる事の多く明らかにリムルを好いているシュナやシオン、強い縁を感じさせるエピソードも多いクロエ、当初は敵として登場しながらも和解したヒナタなどが候補に上がっています。

実際転スラの原点でもあるWeb小説版の最終話ではミリムとシュナ、シオン、3人がリムルを取り合う中でクロエがリムルとお茶をしているというシーンが描かれています。この事からもリムルと特に関係が深い彼女たちがリムルの結婚相手に相応しいのではないかと考えられています。

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転スラのミリムのアニメ声優

日高里菜のプロフィール

アニメ転スラにてミリムの声優を担当したのが日高里菜さんです。2000年代から子役として活躍していましたが2008年から改めて声優として活動していく事になりました。学業も優秀な他、ダンスを得意としているなど才色兼備な声優さんとして知られ、甲高い萌え声が特徴的な声優さんなので比較的幼齢、幼齢に近い少女役を中心に演じる事が多い声優さんです。

日高里菜の主な出演作品

日高里菜さんがこれまでに演じたキャラクターとしては「とある魔術の禁書目録」の打ち止め役、「アクセル・ワールド」の上月由仁子役、「ソードアート・オンライン」のシリカ役、「妖狐×僕SS」の白鬼院凜々蝶役、「銃皇無尽のファフニール」のイリス・フレイア役、「ToLOVEるダークネス」のネメシス役、「自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」のシェリー役、「りゅうおうのおしごと!」の雛鶴あい役などがあります。

日高里菜さんが近年演じたキャラクターとしては「恋は世界征服のあとで」の有栖川ハル役、「社畜さんは幼女幽霊に癒やされたい」の幽霊ちゃん役、「可愛いだけじゃない式守さん」の八満役、「古見さんは、コミュ症です。」の山井恋役、「Vivy -Fluorite Eye's Song-」のオフィーリア役、「トロピカル~ジュ!プリキュア」のローラ/キュアラメール役などがあります。

Thumb【転生したらスライムだった件】ミリムの声優は日高里菜!プロフィールや出演作は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

転スラのミリムに関する感想や評価

ここからは既に転スラを視聴した人のミリムに関しての感想を紹介していきます。ミリムは転スラの中でも特に人気の高いキャラクターの1人で、その関係性からリムルの嫁候補の1人として名前が上がる程になっています。転スラはメインヒロインが明確になっている作品ではありませんが、ミリムがメインヒロインではないかとする声もある程です。

ただミリムの裏切り行為に関してはちょっと無理があったのではないかという声も見られます。いくら仕事でもそれまで描かれてきたミリムの性格からクレイマンに殴られ無反応というのは流石に違和感があるとされているのです。ミリムが魔王として優れている事を示すのが目的だとしてもそれならテンペストにいる時点でもう少し魔王らしさがないと乖離してしまっていると言われる事もあります。

ただ物語的にはともかく、ミリムが裏切り演技をして敵側に回った事でその強さが垣間見えたという声も見られます。特にリムルとの戦いでは懐柔されるという結果で強さが見えなかっただけにカリオンとの戦いやワルプルギスでのリムル、ヴェルドラとの戦いなどは演技とはいえ裏切り敵側になった事でしか描けない戦いもあり、強さ関係を描く意味でもミリムの裏切りの理由になったとする声も見られるようになっています。

おとぎ話として語られているミリムの過去についてはメディアミックスなどの何かしらの方法で描いてほしいという声も多くなっています。あくまでもミリムとガイアのエピソードは過去を思い出すような形で語られているだけなのでミリムの視点でその時のエピソードを描いてほしいという声が多いです。

またそれ以外にも本気ではなかった可能性も高いですが、裏切りにより敵対して描かれたミリムの戦闘をもっと見たいという声も多いです。人気の高いキャラクターだけにおとぎ話も含めてミリムを主人公にしたスピンオフ作品や、逆にミリムが敵となってしまうようなスピンオフ作品があってもいいのではないかとする声もあります。

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転スラのミリムの裏切りまとめ

転スラでも驚きだったという声が多いミリムの裏切りですがその理由はクレイマンの裏にいる黒幕を探り引っ張り出すのが目的でした。裏切り中はカリオンが国王を務めるユーラザニアの首都を消したりといった行動を見せ完全に敵になったような動きも見せている程でしたが、それも全てはクレイマンに疑われない為であり、ミリムは決して操られていないというのが真相でした。

演じていただけというのは流石に無理があるのではとも言われますが、裏切り敵になったからこそ描かれた戦いもあり、ミリムの強さが分かったという側面も多くなっています。いずれにしても重要な動きをする事も多いキャラクターなのでまだ転スラを視聴していないという人はミリムの裏切りを含む行動にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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