【転スラ】シエルがかわいい！能力やリムルとの関係・正妻と呼ばれる理由は？

「転生したらスライムだった件(転スラ)」に登場するシエルは、シエルとして序盤から登場するわけではありませんが、ファンの間では「リムル様の正妻」と呼ばれるほどの人気キャラクターです。今回は、そんなシエルの正体とはなにかという点のほかに、シエルのかわいい魅力や正妻と言われる理由、活躍といったことを紹介します。

「転生したらスライムだった件(転スラ)」は、小説投稿サイト「小説家になろう」へ連載されていた作品で作者は伏瀬さんです。「小説家になろう」へ掲載されているweb版は2013年2月から連載開始、2015年10月に完結しています。このweb版をベースに2014年からライトノベル版転スラが出版され、2021年12月現在で19巻まで刊行されています。

また、コミカライズ版転スラは2015年からスタートし、2021年12月現在で19巻まで刊行されています。このほかスピンオフ漫画「転生したらスライムだった件 魔物の国の歩き方」「転生しても社畜だった件」「転ちゅら！ 転生したらスライムだった件」などのほか、「島耕作シリーズ」とのコラボ「転生したら島耕作だった件」が発表されています。

人気作品の転スラはアニメ化もされていて、2018年10月から1期、2021年1月から2期が放送されました。このほか、スマホ用ゲーム「転生したらスライムだった件〜魔国連邦創世記（ロードオブテンペスト）〜」「転生したらスライムだった件〜魔王と竜の建国譚〜」がリリースされています。

主人公の三上悟は、通り魔に刺されて死亡してしまいます。死んだはずの三上悟が目を覚ますとそこは異世界の洞窟の中、しかもスライムとして転生していました。そして洞窟内で暴風竜ヴェルドラ＝テンペストと出会い仲良くなります。スライムになった三上悟はヴェルドラと名前を交換することでネームドモンスターとなったほか、さまざまなスキルを身に着けて洞窟から外へ出ました。

転スラに登場するシエルはファンの間からリムル様の正妻と呼ばれています。そんなシエルは完璧主義者で博識、さらに新しい知識をどん欲に得て日々進化を続けています。このほか、シエルの正体や正妻と呼ばれる理由、詳しい能力についてはこれ以降の項で詳しく紹介していきます。

ここからは転スラに登場するシエルの能力や、スキル・強さをシエルへ進化する過程の大賢者・智慧之王・シエルという順番で紹介していきます。

大賢者の能力である思考加速とは、その名前の通り使用者の思考を加速するものです。思考加速は大賢者特有のものではなく、ほかにも使用者がいますが効果は使用者によって違います。大賢者の思考加速は、知覚速度を通常の1000倍に加速させます。そのため、一般人では判断できないことを瞬時に判断して対策できるという強力な能力になっています。

大賢者の能力である森羅万象とは、異世界において隠蔽されていないすべての事象を理解できるというものです。かなり便利な能力で、異世界に転生したばかりの主人公三上悟はすぐにこの世界のことを理解できました。しかし、なにもせずにすべての事象を把握できるわけではありません。リムル自身が触れたもの、そして自分自身が知り得る事情のみを解析できます。

大賢者の能力である詠唱破棄とは、呪文を詠唱無しで使えるようになるというものです。この異世界において一般的に魔法は詠唱する必要があります。詠唱破棄の能力を持つリムルは、瞬時に魔法を発動できるということで大きなアドバンテージを得ています。

大賢者の能力である並列演算とは、自分の思考と切り離して別の事象を演算できるようになるものです。他者と会話しているときや休憩しているときだけではなく、戦闘中であってもほかの事象の演算を続けることができる便利なスキルです。

大賢者の能力である解析鑑定とは、リムルが解析したいと思ったものの能力を解析して鑑定できるものです。人やモンスター相手に使えば、その相手がどんな弱点を持っているか見抜くことができます。

リムルが真の魔王へ進化したときに、リムルが持つスキルの大賢者もまた進化しました。その進化した先は智慧之王(ラファエル)です。智慧之王に進化した結果身に着けたスキルは、スキルを自由に統合・分離できる「統合分離」そして「能力改変」です。また、大賢者時代からのスキルももちろん使えるだけではなく、より強化されています。

たとえばおよそ1000倍の加速度だった思考加速は、智慧之王に進化した状態だと100万倍の加速度と大きなパワーアップをしています。

転スラの作中で、シエルと主人公のリムルが協力して作ったスキルが登場します。その代表的なものが「暴食者」を進化させた「暴食之王」です。スキル「暴食之王」は捕食したものを解析する「胃袋」とリムルが取得した能力を部下に分配できる「食物連鎖」を併せ持つ強力なスキルです。また、「捕食者」の擬態とスライム特有の「溶解・吸収・自己再生」を組み合わせて「溶解・吸収・自己再生」を作り出しました。

シエル、そしてリムルは将来的にこれまで以上の強力なスキルを生み出せる可能性があります。それは時間停止や次元超越です。作中では解析がまだ終わっていないこの2つのスキルですが、時間停止は智慧之王のときにクロエから情報を聞いて分析をはじめています。また、次元超越はヴェルグリンドがリムルのいる世界に富んだ時に情報を聞いて分析をはじめました。

転スラのシエルは「かわいい」と言われるだけではなく、リムルの正妻と言われることがあります。ここからは、かわいいと評判のシエルがどうしてリムルの正妻と言われるかについて紹介していきます。まずは、シエルとリムルの信頼関係についてです。シエルの正体については次の項で詳しく解説していきますが、簡単に紹介するとリムルが異世界に転移したときに持っていたスキルの「大賢者」がその正体です。

リムルにとっては異世界に転生してからもっとも長い付き合いの存在で、はじめて出会った他者の暴風竜ヴェルドラ以上の長い付き合いと言えます。リムルは大賢者のスキルによって異世界のことを詳しく知ることができただけではなく、強力な力を獲得しこの異世界を生き抜くことができました。リムルとシエラは長い付き合いと言うだけではなく、お互いのことを知り尽くしています。

そのため、敵とのバトルをする時や困難な状況に直面したとき、シエラはリムルの考えを即時に理解して最適なサポートを行います。この2人の信頼関係は、転スラに登場するほかのキャラクターには見られないレベルのもののためリムルの正妻と言われる理由の1つになっています。

転スラのシエルがかわいいと言われるだけではなく、リムル様の正妻と呼ばれる理由は長い付き合いや信頼関係だけではありません。リムルは女性キャラに人気があり、シエルだけではなくシュナやシオン、ミリムといったキャラクターたちが正妻の座を争っています。そんななかでもシエルが「リムル様の正妻」と呼ばれている理由とはどんなものがあるのでしょうか?

そもそも、シエル自身が「自分こそがリムル様の正妻だ」という意識が強いです。それはweb版の最終話で「我が主の正妻は私ですから」と不敵に言うシーンからもわかります。また、シエラは嫉妬深いところがあり、リムルがほかの女性キャラクターと話をすると嫉妬したりすねたりする姿が描かれます。そして、リムルは転スラの世界で最強クラスの力を持ちますが長い付き合いのシエルに頭が上がりません。

リムルを尻に敷いている姿から「シエラこそリムル様の正妻で間違いない」というファンの声が大きくなりったようです。ちなみに、web版で正妻を名乗ったシエラですが本当に正妻になったとは描かれていません。まだ完結していない小説版やアニメ版で、リムルの正妻が明確に描かれる可能性があります。誰が正妻になるのか注目してみてはいかがでしょうか?

ここからはかわいいという評価が多いシエルの正体とはどんな存在なのか詳しく考察していきます。ここまで紹介してきたとおり、シエルはもともとリムルのスキルである「大賢者」です。スキルは基本的に自我がないため、その正体としては不自然です。しかしスキルが自我を持つようになった理由があります。その理由とは、リムルが名前をつけた神智核になったためです。

スキル「大賢者」時代から割と自由に話していましたが、リムルが名付けたことにより明確に自我を抱くようになりました。もともとスキルが正体であるシエルに本来ならば性別はありませんが、自分で「リムル様の正妻」と言うように自身を女性として認識しているようです。自我を持つようになったシエルは、リムルとは別の考えをもって行動できる存在になっています。

しかし、シエルは大賢者のスキルだったときと同じようにリムルが持つ権能を自由に使って戦えます。大賢者時代より強力になったシエルは、リムルと組むことでより最強のキャラクターとなりました。ちなみに、転スラにはシエル以外に「神智核」へ進化したものがいます。それは、ヴェルダナーヴァのスキルから派生したミカエルです。

転スラでかわいいと評価されるシエルの正体の考察、続いては智慧之王から分離した理由とはなにかについてです。もともとリムルのユニークスキル「大賢者」が正体であるシエル、リムルが魔王覚醒したときに大賢者が進化して「智慧之王(ラファエル)」になりました。この時点ではシエルという名前ではなくラファエルと呼ばれていたスキル、リムルがシエルと名付けたことで強力な自我が生まれます。

ちなみに、リムルがシエルと名付けた理由とは「なんでも教えてくれる存在」が由来です。つまり「教える」から「お」を外してシエルという名前にしました。ちなみに、大賢者時代は1000倍だった思考加速はラファエル時代は100万倍、そしてシエルと名付けられたことによりその速度は数億倍まで強化されています。このほかのスキルについても、名付けられたことにより強化されました。

そんなシエルですが、もともとのスキル「智慧之王」から分離したと明確に描かれていませんが、分離したものとされています。それは、「智慧之王」とは別個体として活動するようになったためです。分離した存在のシエルはリムルとは別の演算装置として活動、そしてリムル自身も高度な演算力をもち続けています。つまりシエルは人間性を手に入れただけではなく、新たな演算装置としてリムルを強力にサポートするキャラクターです。

転スラでかわいいと評価されるシエルの正体の考察、続いては智慧之王が大賢者から進化した理由とはなにかについてです。結論から言うと、智慧之王が大賢者から進化した理由とはリムルが魔王覚醒したときにスキルも一緒に進化したためです。それでは魔王覚醒とはいったいどういうものなのでしょうか?転スラの世界では、魔物たちの中で最上位に位置する存在として魔王がいます。

転スラの世界では魔王は10人までという暗黙の了解があり、リムルが転生した時点で10人の魔王は「十魔王」と呼ばれていました。しかしクレイマン・カリオン・フレイが抜けたことで8人に減り「八星魔王(オクタグラム)」となりました。そして魔王には「魔王種・魔王・覚醒魔王・大魔王」の4段階があり、魔王になるためには、まず魔王種になった後にワルプルギスで現職の魔王3人から承認される必要があります。

この魔王からさらに上位の存在となるのが覚醒魔王で、リムルが転生した時点でも複数の覚醒魔王がいました。大魔王はさらに上位の存在で、複数の覚醒魔王を配下に持つ存在です。アニメ「転生したらスライムだった件」ではまだリムルは大魔王になっていませんが、原作小説版では大魔王になったリムルが描かれています。

ちなみに、リムル以外の覚醒魔王は「ギィ・クリムゾン」「ミリム・ナーヴァ」「ディーノ」「ルミナス・ヴァレンタイン」です。十魔王で覚醒できていないキャラクターは、能力が弱いのではなくほかの要因があるとされています。覚醒魔王になるためには能力のほかに、究極能力を複数所持していることやその究極能力が大罪系のスキルであることが必要です。

レオンは魔王カザリ―ムを倒したときに、覚醒魔王ではなく真なる勇者へ覚醒しました。また、ダグリュールは聖属性のため覚醒魔王になれず、ラミリスは妖精のため覚醒魔王になれなかったとされています。

転スラでかわいいと評価されるシエルの正体の考察、続いてはシエルの正体がルシアである可能性についてです。ルシアとは勇者ルドラの妹で、魔王ギィに挑んだ勇者パーティーの1人そして、世界最上位、最強種である竜種の長兄である星王竜ヴェルダナーヴァの伴侶です。なぜシエルの正体がルシアであるとされているかについては、リムルの正体とはいったい何かというところから説明します。

転スラの作中でなんどか言及されていますが、リムルこそ星王竜ヴェルダナーヴァの魂が生まれ変わった存在だとされています。それは、ヴェルダナーヴァの考え方がリムルと一緒なことや、ヴェルダナーヴァが生み出したディアブロから忠誠を誓われている点などさまざまな証拠があります。そんなリムルが異世界に転生したときに獲得したスキルだからこそ、大賢者のスキルの正体はルシアかもしれないとされています。

異世界人が転生してくるとき強力なユニークスキルを身に着けることが多いですが、その中でも大賢者は異質だと言われています。その理由は、スキルである大賢者が名付けをする前からすでにある程度の自我のようなものを持っていることです。大魔導士だったルシアの魂が元となったスキルであれば、そのような現象が起きてもおかしくないとされています。

ここからはかわいいと言われる転スラのシエルの性格について紹介します。まずはシエルが改造を好むという点です。シエルになる前のラファエルの時点から、リムルのスキルの統合・分離をしていました。しかし、それはあくまでもリムルが主導していたもので、ラファエルが積極的に介入していたわけではありません。しかし、リムルに名付けられてシエルになったことで、改造好きな面が表に出てきます。

シエルとなってから改造して生まれたスキルとして「アザトース」や「シュブ・ニグラト」があります。「アザトース」に関しては自身の元となったラファエルすら改造の材料としていました。スキル「アザトース」はラファエルとベルゼビュートを統合、そしてヴェルドラとヴェルグリンドを生贄にして生まれたもので暴喰・虚無崩壊・虚数空間・時空間支配といったさまざまな能力を持っています。

スキル「シュブ・ニグラト」はラグエルとウリエルを統合したもので、能力創造・能力複製・能力贈与・能力保存といった能力を持ちます。ただでさえ強力なスキルを、積極的に改造してより強く便利にしていくシエル。リムルのためを思っての行動ではありますが、改造すること自体を好んでいると言って間違いないようです。

続いて紹介するかわいいと言われる転スラのシエルの性格は、リムルへの忠誠についてです。リムルの正妻であると自分で言うほどリムルを愛しているシエルですが、ただ愛しているだけではなくリムルに対して絶対の忠誠心をもっているとされています。それは、もしリムルが失われるのであればどんなことをしてでもリムルの復活を目指すと言っています。

また、自身と同じような存在のミカエラがヴェルダナーヴァ復活を目指していることに理解を示しています。また、独立した存在となったシエルですがその行動はすべてリムルのためになるものばかりです。

ここからは転スラでかわいいと言われるシエルの活躍をネタバレ含めて解説します。まずは、シエルの深淵解放編での活躍です。深淵解放編では、リムルがヴェルグリンドとヴェルドラという竜種2体と戦うとき、「智慧之王(ラファエル)」にノリでシエルと名付けました。スキル「智慧之王(ラファエル)」にシエルと名付けたところ、自我が芽生えて神智核となり自分で行動するようになります。

リムルはシエルにヴェルグリンドの相手を任せたところ、シエルはより強力になった演算能力によりヴェルグリンドの攻撃を数十秒間防ぎます。その隙にリムルはヴェルドラの捕食に成功、さらに向かってきたヴェルグリンドも捕食しました。リムルが強力な竜種2体に完全勝利できた理由は、ラファエルから進化したシエルの強力なサポートがあったからです。

そしてシエルは苦戦しているリムルの仲間たちの意識に現れて、それぞれの仲間に能力改変を実行します。その結果、リムルの仲間たちはそれぞれが強力な能力を取得しました。強力な能力をもった仲間たちの力でその戦いを完全勝利で終わらせます。

続いて紹介するかわいいと言われるシエラの活躍は、遊戯終了編でのものです。転スラの遊戯終了編は、ライトノベル版「転生したらスライムだった件」の16巻で描かれるエピソードです。ここではリムルはテンペストに戻り、部下たちと面談します。この中でシエルは、守護組に入っていて先の戦いで能力改変をしていなかった部下たちの能力改変をしました。これによりリムルの部下たちはより強力になります。

さらにシエルはリムルの能力もより強力なものへ改変します。その結果、リムルのスキルは統合され「豊穣之王」「虚空之王」の2つになりました。スキル「豊穣之王」の能力は能力創造・能力複製・能力贈与・能力保存といったもの、「虚空之王」の能力は魂暴食・虚無崩壊・虚数空間・時空間支配・多次元結界・竜種解放・竜種核化といったものです。

続いて紹介するかわいいと言われるシエラの活躍は、王都騒乱編でのものです。王都騒乱編でのシエルは、これまで以上の活躍を見せます。新興勢力の魔王であり、白金の剣士(プラチナナムセイバー)の二つ名を持つレオンが黄金郷エルドラドで天使陣営にさらわれてしまいました。そんなレオンとリムルたちはダマルガニアの戦いで再会します。そこでリムルはシエラにレオンを天使の支配から解放するよう命令します。

その結果、レオンを悪魔陣営に取り戻すことに成功しました。また、ミカエルとの戦いでシエラはより強力な能力を手に入れます。ミカエルとクロエが停止時間のなかで繰り広げた戦いを観察したシエラ、その戦いを分析したほか、クロエから「誓約之王」の残滓の情報をもらい解析を成功させます。そして停止時間の中でも動けるという強力な能力を身に着けました。

さらに、リムルがミカエルと戦うときにリムルはシエラに自分の体のコントロールを預けます。体を任されたシエラはミカエルの攻撃をあっさり看破してすべて防ぎ切ります。そこでリムルに体のコントロールを返し、リムルがミカエルに完全勝利を収めました。

ミカエルに勝利したリムルは「虚空之神」でミカエルを捕食します。その結果、リムルは7つの天使系究極能力の情報、そして3つの竜の因子の情報をコンプリートしました。シエラはそれでかなり上機嫌になり、喜びながら解析を始めます。

転スラでシエラ役を演じる声優は豊口めぐみさんです。豊口めぐみさんは小学生時代に「ドラゴンボール」にはまり、とくにヤムチャ役を演じていた古谷徹さんのファンになりました。そして古谷徹さんが出演していた「ドラゴンクエスト」の登場人物の物まねをするうちに声優に興味を抱いたそうです。高校卒業後に日本工学院へ入学した豊口恵さんは、在学中に「広井王子のマルチ天国」のオーディションに参加。

そこでグランプリを獲得した豊口めぐみさんはラジオのレギュラー出演を果たし、それをきっかけにして81プロデュースへ所属、声優としてデビューを果たします。豊口めぐみさんの声優デビュー作品は1997年のゲーム「POWER DoLLS2」で、1998年にはテレビアニメ「アリスSOS」でメインキャラクターのアリス役を演じています。

アニメ声優として「BLACK LAGOON」のレヴィ役をはじめさまざまなメインキャラクターを演じている豊口めぐみさん、アニメ声優としてだけではなく映画の吹替やラジオのパーソナリティなど幅広く活躍している人気声優です。

「BLACK LAGOON」は広江礼威さんの漫画作品で、2006年4月から1期アニメ「BLACK LAGOON」、2006年10月から2期アニメ「BLACK LAGOON The Second Barrage」が放送されました。タイの架空の犯罪都市ロアナプラを舞台に運び屋のラグーン紹介やそれを取り巻く犯罪組織などの物語を描いたアクション作品です。「BLACK LAGOON」で豊口めぐみさんが演じたのはヒロインのレヴィです。

「トゥーハンド」の異名を持つラグーン紹介の切り込み役で、ニューヨーク出身の中華系アメリカ人です。危険人物ばかりのロアナプラでも有名な実力者で、「ソード・カトラス」とレヴィが呼ぶ銃で戦います。主人公のロックとはぶつかり合うことが多いですが、お互いを相棒として一緒に行動することが多いキャラクターです。

「バンブーブレード」は土塚理弘さん原作、五十嵐あぐりさん作画の漫画作品で、2007年10月からアニメ化されました。私立室江高校剣道部を舞台にした作品で、女子剣道部員たちの活躍や顧問の石田虎侍の成長などを描いた作品です。アニメ版は途中からオリジナル展開となっていて、原作コミック版とは違う結末が描かれます。豊口めぐみさんが「バンブーブレード」で演じるのは千葉紀梨乃役です。

千葉紀梨乃は作品スタート時点で私立室江高校2年、そして剣道部部長です。お気楽な性格で部内でのムードメーカー、それでいて部長としてほかの部員たちから信頼されています。剣道の腕は川添珠姫などには劣りますが、真面目に剣道に取り組んでいるためそれなりの実力があります。しかし、部員たちのお姉さん的存在で面倒見がいいという性格が災いし、試合中も自分以外を期にかけてしまい集中できないという弱点があります。

「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation」はゲームが原作で、2013年にアニメ化されました。超高校級の才能を持つ者しか入れない「希望ヶ峰学園」を舞台に、入学してきた苗木誠たちが閉じ込められコロシアイ学園生活を送らされるという物語です。「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation」で豊口めぐみさんが演じるのは江ノ島盾子役です。

江ノ島盾子は表向きは「超高校級のギャル」ですが、その正体は「超高校級の絶望」でコロシアイ学園生活の黒幕です。学園内を絶望に染めるだけではなく、日本中を絶望で染め上げた危険人物。最後は自身が処刑されることになりますが、その絶望的状況こそ求めていたものとして喜んで処刑されます。また、後継作品においても処刑された江ノ島盾子が大きな影響を与えています。

転スラのシエルについての感想は、やはり「かわいい」というものがかなりありました。そして、シエルの出番がもっと欲しいという方がいます。

転スラのリムルの周辺には、シエル以外にもさまざまな女性キャラクターたちがいます。その中でも、シエルが一番正妻に感じるといった感想がありました。

転スラのシエルは大賢者から智慧之王、そしてシエルへと進化していきました。最初は無機質な声だった大賢者が進化とともに声が人間味を帯びてくるところがよかったという感想があります。

転スラのシエルがかわいいと言われたり、リムルの正妻と言われる理由について紹介しました。リムルにとってもっとも長い付き合いとなるシエル、シエルに注目して転スラを視聴してみてはいかがでしょうか?