【回復術士のやり直し】レナードはフレアの部下の騎士団長!ケヤルとの因縁や最後は?

回復術士のやり直しの中でも最後が悲惨と言われるのがレナードです。レナードはジオラル王国の近衛騎士団の団長でフレアに仕える騎士でしたが、ケヤルとの因縁から復讐の対象になってしまい悲惨な人生を送る事になります。今回は回復術士のやり直しのレナードについて、プロフィールから回復術士のやり直し作中での活躍、悲惨と言われる最後の結末までネタバレありでまとめて紹介していきます。

【回復術士のやり直し】レナードはフレアの部下の騎士団長!ケヤルとの因縁や最後は?のイメージ

目次

  1. 回復術士のやり直しのレナードはフレアの部下の騎士団長
  2. 回復術士のやり直しのレナードとケヤルの因縁
  3. 回復術士のやり直しのレナードの結末・最後をネタバレ
  4. 回復術士のやり直しのレナードによる復讐の内容
  5. 回復術士のやり直しのレナード
  6. 回復術士のやり直しのレナードに関する感想や評価
  7. 回復術士のやり直しのレナードまとめ

回復術士のやり直しのレナードはフレアの部下の騎士団長

回復術士のやり直しにてフレアの部下として登場したのがレナードです。今回はそんなレナードについてまとめて紹介していきます。

回復術士のやり直しの作品情報

回復術士のやり直しの概要

レナードが活躍する回復術士のやり直しは2016年から小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載されていたいわゆるなろう系小説です。なろう系小説の中でも特に「復讐もの」と言われる回復術士のやり直しはエロシーンの多さや残虐表現の多さから人を選ぶ作品とされながらもサイト内の日間、週間、月間それぞれランキングでは1位を獲得するなど高い人気を誇った作品になっています。

2017年には早くも書籍化が行われ、同時にヤングエースUPにて漫画化も行われるなどメディアミックス展開が始まりました。回復術士のやり直しファンの間ではアニメ化はないだろうとされていましたが2021年にはアニメ化も行われています。地上波、配信サイトそれぞれの規制に合わせて3パターンのバージョンが作られるなどの配慮もあり、さらに人気を高めた作品になっています。

回復術士のやり直しのあらすじ

癒やしの勇者に選ばれ王城に招かれた少年ケヤル。しかし癒やしの能力の代償とフレアの考えからまともには扱われず薬漬けにされて奴隷同然の扱いを受けます。勇者一行の冒険に同行する間もその扱いはエスカレートする一方でした。そんな中魔王戦で勇者一行を裏切ったケヤルは魔王の体内にあった賢者の石の力も使って世界の時間を逆行させ、復讐する事を誓い2周目の世界を歩む事になるのでした。

レナードのプロフィール

レナードは物語の舞台となるジオラル王国において近衛騎士隊の隊長を務めるキャラクターです。金髪と整った顔立ちが特徴のキャラクターで王国への忠誠心は高く、国王やフレアからの信用されていました。正確なステータスは明らかにされていませんが、近衛騎士として確かな実力があったようで、少なくとも投獄される時点でのケヤルは自身では歯が立たないと判断する程の実力を誇っていた事が明らかになっています。

回復術士のやり直し作中ではフレアの近衛騎士という立ち位置でありフレアに同行する事が多く、護衛役としてケヤルを初めて迎えに行く際のアルバン村にフレアと共に赴いたり、男性騎士でありながら特別な状態だったとはいえ第一王女であるフレアの私室に入る事を許されるなど確かな信用を得ているキャラクターです。

レナードの性格

表向きは王国への忠誠心の高さから国王やフレアからも信用されていたレナードですがその内心にはフレアに対しての支配欲と独占欲を抱いています。元々は好意的な感情を抱いていましたが、それが徐々に組み伏せて陵辱したいと妄想してしまう程に行き過ぎた支配欲と独占欲を抱くようになっています。その欲望は執念深く、長年積み重なってきた思いであるような節も見られます。

表立ってはこれらの性格は現していないですが、フレアがいない所では溢れる場合もあり、回復術士のやり直し作中でそれが溢れたのがケヤルへの対応でした。監禁される事になったケヤルに対し、必要がないにも関わらず28発もの暴行を加えているのです。拷問といえばそれまでですが周囲から止められてもやめない事からレナード自身のストレスの発散的な側面もあったと考えられています。本質的には粗暴な面があるのがレナードの性格と言えます。

TVアニメ『回復術士のやり直し』公式サイト

回復術士のやり直しのレナードとケヤルの因縁

ネタバレ①レナードはケヤルの容姿に変えられる

回復術士のやり直し作中で描かれているのは上記でも触れた28発だけですが、半年の間にそれ以上の事をした可能性もあります。いずれにしてもこれらの行動によってレナードはケヤルの復讐の対象になってしまうのです。復讐を実行するべく檻を抜け出したケヤルがまず始めに向かったのがフレアではなくレナードの元でした。ケヤルは騎士の格好をしてレナードの部屋に入るとレナードもそれがケヤルであると気づきます。

拳を振り上げるレナードですが、監禁生活の中で他者の能力を奪い続けていたケヤルにとってはもうレナードは相手になりませんでした。28発の仕返しとしてレナードは動けなくなるまで殴り続けられたのです。その上でケヤルの能力によって顔をケヤルに変えられフレアの前に連行される事になるのでした。上記のプロフィールで紹介したレナードの金髪で整った顔立ちが見れるのはここまでで最後になります。

ネタバレ②レナードはお尋ね者にされる

こうしてケヤルにされてしまったレナードはケヤルに変わって監禁生活を送る事になります。これまでも酷かったケヤルへの扱いを今度はレナードが受ける事になったのです。加えてケヤルがフレア殺害をレナードに偽装した事で、仮になんらかの方法でレナードがレナードの顔に戻れたとしても「フレアを殺害して逃亡した大罪人」としてお尋ね者にされてしまうのでした。

ネタバレ③レナードは復讐鬼としてケヤルを恨む

ケヤルの顔にされたレナード自身は自身がレナードである記憶まで変えられたわけではない為、ケヤルへの恨みが積み重なっていきます。レナードにとって幸運だったのがいくら姿形がケヤルでもレナードには「癒やしの勇者」としての力はない事でした。ヒールが使えない事を証拠に「自分はケヤルではない」と強く訴え続ける事が出来たのでした。

ただ当初はこのヒールが使えない事を本人が拒否しているだけと王国に判断されており、最後に訴えを認められるまでは具体的な内容は不明ですがむしろケヤルが受けていた時よりも酷い仕打ちを受けた事も明らかになっています。

ネタバレ④汚名返上のチャンス

レナードの必死の訴えから鑑定紙を使った判定が行われた事でレナードはついに自身がケヤルではないと証明される事になります。しかしそれでもケヤルを逃してしまったという事実とその結果フレアが殺されたという事実が変わる事はありません。フレアの近衛騎士の隊長としての責務的にはその場で死刑にされてこの場で最後の結末を迎えても不思議ではありませんでした。

しかしジオラル王国の国王としても逃げたケヤルを捕まえなければいけません。そこで目をつけたのがケヤルへの強い恨みを示していたレナードでした。こうしてレナードに汚名返上のチャンスを与えます。ただし信用したわけではなくあくまでも扱いは「無能」であるとしており、レナードのこれまで築き上げた立場は完全に無に帰していました。

ネタバレ⑤復讐を誓う火傷の跡

死刑を免れなんとか九死に一生を得たレナードですが、信用は完全に失墜、国王からも無能と扱われる事になります。しかしそんな事よりもレナードにとってはケヤルに復讐する事が全てになっていました。レナードはケヤルへの復讐を誓います。そこで煩わしく感じたのが自身の顔でした。レナードの顔はこの時点でもケヤルの顔のままだったのです。ケヤルの顔をした自身の顔を自ら焼き、その火傷の痕を敢えて残すのでした。

こうして顔に火傷の痕を負ったレナードは再び鎧に身を包み、大勢の部下を連れてケヤル捕縛の任に当たる事になります。信用は失っていたレナードですがフレアの近衛騎士団がそのまま役割を失っていた為か、フレアの近衛騎士総出での捕縛作戦となり、レナードはその陣頭指揮を取る事になるのでした。

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回復術士のやり直しのレナードの結末・最後をネタバレ

ネタバレ①ケヤルが振り撒いた神経性の毒

アルバン村の人々を人質にされたケヤルは氷狼族の村を襲った際に逃げ出した兵になりすまり、レナードへの接触を図ります。ケヤルの場所を知っているとしてレナードを呼び出したのです。これにレナードはまんまと引っかかり部下と共に指定された場所に赴きます。そこでケヤルが正体を明かすのでした。ケヤルの釣り出しにより対面したケヤルとレナード。

しかし最初に負けた時とは違いこの時レナードは大勢の部下も連れている状態でした。そのような状態であった為に油断したレナードはケヤルを絶望させようと嬉々としてアルバン村の事、そしてアンナの事を語るなどしています。しかしその油断が命取りでした。ケヤルは部屋の中に神経毒を撒き散らしておりこれによりレナードは部下共々身動き出来ない状態に追い込まれてしまったのです。

ネタバレ②女性の顔と身体になる

そのまま気絶してしまったレナード。目を覚ますと目の前にはケヤルが立っていました。これまでの恨みから気絶する前と変わらぬ態度でケヤルを罵倒し続けるレナードですが、そこでケヤルに割れたガラスを使って現在のレナード自身の状態を見せられます。これまでケヤルの顔にされていたレナードですが、今度は女性の顔と身体にされてしまっていたのです。

その状態でも変わらぬ態度を見せるレナードでしたが、レナードは自身の置かれている状況を理解していませんでした。ケヤルはレナードを女性の顔と身体にすると同時にレナードが連れていた部下達もゾンビ化させており、レナードの背後に控えさせていたのです。

ネタバレ③ゾンビ化した部下に襲われ死亡

欲望に呑まれたゾンビ化した部下達は容赦なくレナードを犯そうと襲いかかります。最後の最後まできてようやく命乞いをするレナードですが、ケヤルは「俺は思うんだ。他人に酷いことが出来るのは、他人の痛みが分からないからだって」と言って止める事はせずレナードは結末を迎える事になります。

つまりアンナを強姦したレナードに対し、レナードも犯される側を味合わせるという復讐方法を取ったのです。レナードの最後はゾンビ化した部下達に犯されながら死亡するという結末を迎える事になりました。

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回復術士のやり直しのレナードによる復讐の内容

ネタバレ①アルバン村を襲撃する

復讐に燃えるレナードですが、ケヤルを闇雲に捜索する事はしませんでした。ノルンの助言もあってケヤルの故郷であるアルバン村を襲撃するのです。アルバン村は長閑な村なので当然近衛騎士の襲撃などに応戦出来るはずもなく、大勢の村人が人質にされてしまうのでした。

人質にされた村人達は磔にされたままラナリッタまで連れて来られ公開処刑をする事を発表されるのでした。もちろんこれはケヤルをおびき出す為の罠で、ケヤルもそれに気づきますが、村人達への仕打ちにケヤルはこの作戦に乗っかる事にします。

ネタバレ②アンナを凌辱する

レナード達はアルバン村で人々を捕らえるだけでなく、強姦するなども行っています。その対象となった女の1人がケヤルの育ての親であり初恋の相手でもあるアンナでした。レナードは大勢の部下達の前でアンナを犯し、最終的には自殺にまで追い込んでいます。それがまたケヤルの復讐心に火を付ける事になるのでした。この行いが最終的なレナードの最後の結末を決定づける事になります。

ちなみにアニメでは少し結末が変えられており、アンナがレナードに陵辱されたのは変わりませんがアンナは自殺してはおらず、他のアルバン村の者達同様ラナリッタまで連れてこられていました。しかしすっかり放心状態であり、ケヤルが復讐を終えて助けに来た際には笑みを浮かべつつ意識を失いそのまま亡くなるという結末に変更されています。

このアンナの結末により、少なくともアニメでは万能とも思えるケヤルのヒールであっても死者を生き返らせる事は出来ない事が明らかにされました。

ネタバレ③アルバン村襲撃はレナードの作戦ではない

ケヤルから1度目の復讐を受けた後、ケヤルへの復讐を誓うレナードでしたが、その方法として最初からアルバン村の襲撃を考えていたわけではありません。レナードは完全に頭に血が上がっている状態だったのでフレアを護衛する形で訪れたアルバン村の事を覚えてはいなかったのです。そんなレナードにアルバン襲撃作戦を授けたのはジオラル王国第二王女のノルンでした。

ただしケヤルがレナードへ復讐を完了した時点ではケヤルに作戦を授けたのがノルンである事は明らかにされていませんでした。その為、ノルンはレナードが最後を迎えたこの時点では復讐の対象になっていませんでしたが、後々ブラニッカでケヤルに捕らえられた際にケヤルに確認され認めた事でこの事も含めて復讐されています。

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回復術士のやり直しのレナード

内匠靖明のプロフィール

アニメ回復術士のやり直しにてレナード役の声優を担当したのが内匠靖明さんです。東京俳優生活協同組合所属の声優さんで元々は俳優として2004年にデビューしました。声優としては2006年にデビューし以降はどちらかといえば声優としての仕事の方が多くなっている声優さんです。

内匠靖明の主な出演作品

内匠靖明さんがこれまでに声優を担当したキャラクターとしては「爆丸バトルブローラーズ」のエース・グリット役、「遊戯王ARC-V」の茂古田未知夫役、「ワールドトリガー」の辻新之助役、「信長の忍び」の浅井長政役、「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」の昭弘・アルトランド役、「プラスティック・メモリーズ」の水柿ツカサ役、「なんだかんだワンダー」のワンダー役などがあります。

内匠靖明さんが近年声優を担当したキャラクターとしては「薔薇王の葬列」のジョージ役、「ワンパンマン」の業火のフレイム役、「あひるの空」の唐沢役、「勇気の花がひらくとき やなせたかしとアンパンマンの物語」のたかし役、「転生したらスライムだった件」のカリオン役、「ぼくたちは勉強ができない」の大森奏役などがあります。

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回復術士のやり直しのレナードに関する感想や評価

ここからは既にアニメ回復術士のやり直しを視聴している人のレナードに関する感想を紹介していきます。レナードに関しては勇者達とは違うゲス野郎ですが、その一方で1度ケヤルに復讐を受けた後も生き残っていたキャラクターだけに流石に最後の結末が呆気なさすぎたという感想が多くなっています。特にアニメでは4話、5話とレナードが最後の引きを担当していただけにもう少し張り合いがあっても良かったのではないかとする声も多いです。

元々明らかなモブキャラだっただけに扱いが雑なのは仕方ないにしても女体化までさせたのであればケヤルならもっと違う結末を用意出来たのではないかという声や、敢えて女体化した上で放置するという手もあったのではないかという声もあり、また何故自分で犯す事はしなかったのかが気になるという声などもありレナードの最後の結末はどこか消化不良に感じるという声が多くなっています。

一方でレナードの復讐心の最大の被害者とも言えるアンナの最後の結末に関しては原作よりもアニメの方の演出の方が良かったという声が多いです。レナードはこの時ケヤルの顔をしていただけにアンナの絶望感は凄かったであろうという声が多く、アニメの方で浮かべた笑みが自身を犯したのがケヤルでないと気づいた事を示しているとして好感が持てるという感想が多くなっています。

その一方で必要性がないにも関わらずレナードがアンナを強姦した事に関しては、それまで溜め込んでいたフレアへの支配欲、独占欲がケヤルへの復讐心で溢れ出した結果だろうという考察もあります。レナードはアンナがケヤルの育ての親である事もまして初恋の人である事も知らなかったので自業自得とはいえレナードはとことん運が悪かったという声も多いです。

そもそもレナードの結末についてはケヤルがミスっているという声も多いです。ケヤルはフレア殺しを偽装した際、レナードをケヤルの顔にした上で殺害しておけば、「犯人はフレアを殺した上で死亡した」と出来たはずでその役はレナードで十分だったという声も見られます。

ケヤルガは敢えて復讐対象を増やすような行動をする事もありますが、その事を差し引いてもレナードは1度目の復讐の時点でフレア殺しの犯人としておいた方が良かったという声も多くなっています。アルバン村を襲ったのがノルンの作戦だったとはいえ実行犯がケヤルに復讐心を抱くレナードでなければ少なくともアンナの結末は変わっていただろうと考えるファンが多く、ケヤルの評価を下げる一因にもなっています。

レナードは1周目からケヤルの復讐の対象ではなくあくまでも2周目の行いで復讐対象になったキャラクターであり、加えて回復術士のやり直し作中ではレアなケヤルに復讐されても生きて敵対していたキャラクターだけにアナザーストーリーでも良いから生きているルートがみたいという声が多くなっています。

漫画版では本編の回復術士のやり直し以外に、スピンオフ作品として「回復術士のおもてなし」も連載されている事から別のスピンオフとして展開してくれたら面白そうという声も見られるようになっています。

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回復術士のやり直しのレナードまとめ

回復術士のやり直しのレナードはその行いによってケヤルの復讐の対象にされたキャラクターの1人です。1度はケヤルの復讐を受けながらも生きながらえた回復術士のやり直し作中でも唯一のキャラクターであり、そのケヤルの行いから強い復讐心を抱いていたキャラクターになっています。その結果、ケヤルの逆鱗に触れてしまい、最後には女体化させられた上で犯されつつ死亡するという結末を迎えています。

元々サブキャラクターではあったものの、その稀有な立ち位置からもっと長く活躍しても良かったと言われるキャラクターなのでまだ回復術士のやり直しを視聴していない人はレナードの動きにも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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