ジャイアントキリングのネタバレ解説・あらすじまとめ!強さランキングも

GIANT KILLING(ジャイアントキリング)をあらすじからネタバレ、強さのランキングなど、多方面からジャイアントキリングの魅力をご紹介。個性豊かなキャラクターやそれに伴う紆余曲折などネタバレを交えて掘り下げて解説。これを見たらきっと原作読みたくなります。

ジャイアントキリングのネタバレ解説・あらすじまとめ!強さランキングものイメージ

目次

  1. ジャイアントキリングとは
  2. ジャイアントキリングのあらすじ【ネタバレあり】
  3. ジャパンリーグとは【ネタバレあり】
  4. チーム紹介:ETU(East Tokyo United)
  5. チーム紹介:東京V(東京ヴィクトリー)
  6. チーム紹介:名古屋グランパレス 
  7. チーム紹介:大阪ガンナーズ
  8. チーム紹介:川崎フロンティア
  9. チーム紹介:モンテビア山形
  10. ジャイアントキリング強さランキング【ネタバレあり】
  11. ジャイアントキリングのまとめ【ネタバレあり】

ジャイアントキリングとは

「GIANT KILLING(ジャイアントキリング)」とは、弱者が、強者を事前の予想を覆して勝利すること(番狂わせ・大物食い)を意味します。弱者の戦略が強者を倒すように、スポーツ競技において実力差がある格上の相手に対し格下が勝利を挙げた場合に使用されます。一言でいうと「下剋上」です。今回紹介するGIANT KILLING(ジャイアントキリング)は、サッカー漫画です。

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ジャイアントキリングの原作は?

GIANT KILLING(ジャイアントキリング)の原作は、2007年より「モーニング」で連載されている人気漫画です。その強さの秘密はどこにあるのでしょうか?原作は綱本将也、作者はツジトモ、コミックスは46巻まで発刊されています。(平成30年1月23日現在)ジャイアントキリング=通称「ジャイキリ」と呼ばれます。2010年には、テレビアニメも放送されました。

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ジャイアントキリング強さの秘密①

スポーツを題材にした漫画なので、普通プレーヤーが主人公のものが多いですが、GIANT KILLING(ジャイアントキリング)はクラブチームの監督、達海猛が主人公です。

個性豊かなキャラクターは特徴的ですが、選手・監督・フロント・サポーターなどその他多くの人が絡み合い、その中で生まれる感情も豊かに表現され、サッカーが分からない人でもサッカー以外の人間模様に自然と引き込まれます。基礎となるあらすじが、サッカーの部分だけでなくしっかりしている点と、等身大の人間を描くことにより情熱や苦悩、勝負の中での強さや弱さにぶち当たる心情などがリアルに実感できる漫画です。

ジャイアントキリングの強さの秘密②【ネタバレあり】

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ジャイアントキリングの強さには、人を引き付ける魅力が多いというのもひとつです。人を引き付ける強さのツールとして、「ジャイキリ名言集」というのがTwitterにあるように、本当に名言の多い作品になります。ネタバレになりますが達海の発する言葉でストーリーが動きだす、そんなシーンも多くあります。その他各選手のTwitterもあります。

ジャイアントキリングの強さの秘密③

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ジャイアントキリングの強さの秘密の最後は、毎年宝島社が発表する、各界の漫画好きが本音で選んだ「このマンガがすごい!」が1年に1度、ランキングされます。GIANT KILLING(ジャイアントキリング)は、2008年が6位、2009年は3位、2年連続でランキングに入った作品なのです。

kashiwamori108さんの投稿
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この賞を取った作品は、ほとんどの本屋さんで目立つ場所においてもらっている本ばかりです。サッカー漫画なのにサッカーを知らなくても面白い!GIANT KILLING(ジャイアントキリング)の概要やあらすじ(ネタバレも含む)、キャラクターやランキングなど幅広い魅力とともにあらすじを紹介します。

ジャイアントキリングのあらすじ【ネタバレあり】

【ネタバレ】ジャイアントキリングを起こす男のストーリー

GIANT KILLING(ジャイアントキリング)は、リーグジャパンの1部リーグに所属しているチームETU(East Tokyo Uneited:イーストトウキョウユナイテッド)をメインに描かれています。(ネタバレが含まれますのでご注意ください。)

かつて達海猛を中心に人気チームとして大活躍します。そんな時、達海は負傷のためにチームを離脱します。その間の成績は芳しくありませんでした。達海自身はフットボーラーとして、できるプレーを今までしてきていました。でもその他周りの人達には、そんな達海が影響を与える姿は、ワンマンにしか見えなかったのです。

【ネタバレ】ジャイアントキリングを起こす男の苦悩

達海が光るほど、選手としてのプレーや成績以外にも、その他様々なものを背負わされていきます。トッププロなら仕方がないのかもしれません。でも、当時GM(現在ETUのスカウト)の笠野は、自分達の環境のせいで苦しむ達海を見かねて、海外への移籍を促しました。

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ETUは、チームの仲間やサポーターそしてフロント、その他のファンも含め、楽しそうにプレーする達海に惹かれ魅せられて、出来たチームでした。その光が達海でした。でも、今のままでいたら、達海自身が大切なものを失ってしまうことを危惧した笠野なのでした。そして、達海はプレミアリーグに電撃移籍するのです。ここまでがETU現役での達海のあらすじです。

【ネタバレ】達海の移籍後、ジャイアントキリングはどこに…

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達海が突然プレミアリーグに移籍した事でチームは歯車をなくし、ランキングもみるみる下ります。とうとう2部リーグへ降格してしまいます。突然移籍してしまった達海は、「ETUの裏切り者」というレッテルを張られてしまいます。

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ミスターETUこと村越茂幸を中心にまた1部リーグに復帰しますが、毎年2部リーグとの降格争いをするような弱小チームに成り下がった状態です。そんな状況を危惧したクラブのフロントは、紆余曲折があったものの、海外でサッカーチームの監督をしていた達海をETUの監督に迎え入れることに成功します。

【ネタバレ】達海が監督?ジャイアントキリングは?

2部リーグに降格させた「ETUの裏切り者」というレッテルが貼られた達海に対し激しく反発する選手、そして選手と心を共にし、一度は2部リーグに落ちますがまた這い上がってきた選手を見守り続けたサポーターからの直談判やその他反発もありました。

ETUを弱小チームから強豪チームに変えることが出来るのでしょうか?達海猛と選手・サポーターは一体となれるのでしょうか?GIANT KILLING(ジャイアントキリング)を起こすことができるのでしょうか?そこに行くまでの紆余曲折が、リアルな人間臭さが出ていてたまらない作品なのです。

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ここまでが大きな流れのあらすじとなります。だんだん読むにつれて、ジャイアントキリングのかけらが見え始めるわけですが、その過程もしっかりとした基礎のあらすじがあることによって、読みごたえがあるのです。

ジャパンリーグとは【ネタバレあり】

「GIANT KILLING(ジャイアントキリング)」の舞台は、リーグジャパンフットボール(LEAGUE JAPAN FOOTBALL、JF)。ジャイアントキリング内の架空のプロサッカーリーグとなります。2部リーグで構成で、その下にニッポン・フットボール・リーグが存在します。

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全18チーム、全34節で戦います。45巻では、第29節です。残りも少なくなってきて、ランキング争いも佳境に入っています。ネタバレですが、第29節の東京V戦では東京ダービーを10年ぶりに勝利という結果でした。

GIANT KILLING(ジャイアントキリング)のリーグジャパンは、サッカー漫画なので、やっぱりモデルになったチームもあるようです。次は、ETUはもちろん主要チームを紹介します。(選手概要にあらすじとネタバレが含まれます)

チーム紹介:ETU(East Tokyo United)

達海監督率いるETU:ジャイアントキリングは起こせるか?

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ETU(East Tokyo United:イースト トウキョウ ユナイテッド)チームカラーは、赤と黒です。平均年齢は少し高めです。メインのチームなので、選手・スタッフ・サポーターなど幅広く紹介します。「ETUの裏切り者」というレッテルが貼られた達海監督の元、どう変わっていくのでしょうか?(紹介の中にはあらすじ・ネタバレも含まれます。)

緑川 宏(みどりかわ ひろし)

背番号:1、愛称:ドリさん、ポジション:GK、年齢:33歳、身長:184cm、体重:77kg、血液型:AB、利き足:右 、チーム最年長のETUの守護神です。以前は日本代表にも選ばれた頼れるベテラン選手です。ETUの最終ラインと共に、チームの成長に安定感をもたらす貴重な存在となります。

黒田 一樹(くろだ かずき)

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背番号:2、愛称:クロ、ポジション:DF、年齢:28歳、慎重:170cm、体重:67kg、血液型:A、利き足:右、杉江とともにCBを任されています。CBとしては上背に欠けますが、その部分は負けん気でカバーしています。監督にも遠慮せずに思ったことをすぐに口に出すので「あいつは人をいらいらさせる才能がある」との評価です。

杉江 勇作(すぎえ ゆうさく)

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背番号:3、愛称:スギ、ポジション:DF、年齢:28歳、身長:182cm、体重:72kg、血液型:B、利き足:右、黒田とともにCBを任されています。恵まれた体格とを活かし、相棒の黒田をうまく使いながら、冷静な判断力で、攻撃を防ぐETUの最終ラインです。ミスターETUよりキャプテンを引き継ぎ、新生ETUを引っ張っていく存在となります。

熊田 洋二(くまだ ようじ)

背番号:4、ポジション:MFまたはDF、年齢:27歳、身長:178cm、体重:68kg、利き足:右、本来ボランチのプレーヤーですが、その他左サイドバックもこなせます。守備能力が高いです。

石神達雄(いしがみ たつお)

背番号:5、愛称:ガミさん、ポジション:DF、年齢:30歳、身長:176cm、体重:72kg、血液型:O、利き足:右、右のSBです。シーズン序盤は石浜の台頭によってリザーブメンバーでしたが、川崎戦からスタメン復帰しました。どんな時でもマイペースな所がガミさんの持ち味です。

村越茂幸(むらこし しげゆき)

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背番号:6、愛称:コッシー・コシ、ポジション:MF、年齢:32歳、身長:180cm、体重:74kg、血液型:A利き足:右、ETUの元キャプテンで、ボランチを任されています。中盤の要であり、熱い攻撃もできる所が魅力です。責任感の高さから、ETUが2部リーグに転落した際に他のチームから移籍のオファーがありましたが、全て断りました。ミスターETUと呼ばれ、サポーターからも愛されいます。

椿 大介(つばき だいすけ)

背番号:7、愛称:バッキー、主にジーノが呼びます、ポジション:MF、年齢:20歳、身長:174cm、体重:65kg、血液型:O、利き足:右、今シーズンサテライトから昇格し、ボランチに入ることが多いです。精神的に打たれ弱いところがあり、夜一人グラウンドでさみしくボールを蹴ったりするチキンハートの持ち主です。

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スピードを生かしたドリブル突破には定評があり、波に乗せると厄介なプレーヤーです。達海が現役時代つけていた背番号7番を受け継いでいます。主人公達海のストーリーがメインですが、だんだん椿の成長ストーリーに変化しつつあります。

堀田 健二(ほった けんじ)

背番号:8、ポジション:MF、年齢:29歳、身長:178cm、体重:73kg、血液型:A、利き足:右、中盤のポリバレントプレーヤーです。昨年までは、ボランチに入ることが多かったですが、足元の技術は高く、トップ下もこなします。(右が堀田です。)

堺 良則(さかい よしのり)

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背番号:9、愛称:サック、ポジション:FW、年齢:31歳、身長:174cm、体重:69kg、血液型:A、利き足:右、今シーズンは、ケガから復帰の夏木の存在や若手世良の台頭もあり、かなか出場機会に恵まれませんでしたが、自分だけのプレースタイルをとプロ意識は高い人です。

ルイジ吉田(ルイジ よしだ)

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背番号:10、愛称:王子・ジーノ、ポジション:MF、年齢:26歳、身長:176cm、体重:64kg、血液型:B、利き足:左、ETUのゲームメーカーです。視野の広さから繰り出されるパスは、まさに神の技です。そしてどこから湧いてくるその自信と言わんばかりのセリフが飛び出します。だが、何も言いませんが達海のことを尊敬し、理解しているジーノです。

ボールを追うような献身的なプレーは好まないジーノの変化も見どころの一つです。年上だろうが、監督だろうが、自分のスタイル貫き通します。やっぱり王子です。

夏木 陽太郎(なつき ようたろう)

背番号:11、愛称:ナツ・ナッツ、ポジション:FW、年齢:26歳、身長:175cm、体重:69kg、血液型:B、利き足:右、ETUのFWエースストライカーです。なのに、簡単なボールはへまをします。でもここぞというボールは決めてくる豪快な男なのです。人一倍落ち込みやすく、気分の浮き沈みが激しい性格ですが、チームナンバー1の得点力を持っています。

丹波 聡(たんば さとし)

背番号:14、愛称:タン、ポジション:MF、年齢:31歳、身長:173cm、体重:66kg、血液型:AB、利き足:右、FWもこなすユーティリティープレーヤーです。左のSMFでもあり、その他チームのムードメーカー的存在となっています。

赤崎 遼(あかさき りょう)

背番号:15、愛称:ザッキー、ポジション:MF、年齢:21歳、身長:175cm、体重:68kg、血液型:AB、利き足:右、右のSMFです。オリンピック代表に選出されるなど、ETUの若手の注目株です。サイドを切り裂くスピードを武器に、ゴール前に切リ込みアグレッシブにシュートも狙います。物怖じしない性格で、よく黒田と喧嘩になっています。(左から2番目が赤碕です。)

清川 和巳(きよかわ かずみ)

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背番号:16、愛称:キヨ、ポジション:MF、年齢:23歳、身長:174cm、体重:66kg、血液型:O、利き足:右、染めた長い髪が特徴の選手で、俊足を活かした攻撃参加が得意です。同じサイドバックで同期入団の石浜と仲がよく、セットで描かれることが多いです。(左が石浜、右が清川です。)

ガブリエル・ペレイラ

背番号:17、愛称:ガブ、ポジション:DF、年齢:19歳、身長:170cm、体重:63kg、利き足:右、左のSBです。笠野がスカウティングし、加入したブラジル人です。高速ドリブラーで、サイドから切り込むプレーが得意です。南米らしい陽気な性格で、トノさんと同時期に入団しました。

宮野 剛(みやの つよし)

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背番号:18、愛称:ミヤーノ、ポジション:FW、年齢:20歳、身長:175cm、体重:70kg、血液型:A、利き足:右、リザーブメンバーで、本職はFWだが右のSMFとして起用されることが多いです。同い年の椿とは仲が良く、生真面目な性格です。

世良 恭平(せら きょうへい)

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背番号:20、愛称:セリー、ポジション:FW、年齢:22歳、身長:166cm、体重:60kg、血液型:O利き足:左。若手で伸び盛りのFWで、基本的には能天気な今どきの青年です。身長は低めですが、スピードと運動量を生かし、迷いのないプレースタイルが持ち味なセリーです。

矢野 真吾(やの しんご)

背番号:21、ポジション:MF、年齢:24歳、身長:170cm、体重:68g、血液型:A、利き足:右。控えの左SMFで主に丹波の控えとなっています。

石浜 修(いしはま おさむ)

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背番号:22、愛称:ハマ、ポジション:DF、年齢:23歳、身長:176cm、体重:70kg、血液型:B、利き足:右、右のSBで、そのフィジカルとスタミナは達海も信頼を寄せています。現在、ヴァンガード甲府へレンタル移籍をしています。

佐野 正(さの ただし)

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背番号:23、愛称:サーノ、ポジション:GK、年齢:27歳、身長:188cm、体重:89kg、血液型:O、利き足:右、2番手キーパーですが緑川がケガで戦線離脱のため、現在はスタメンとして出場しています。

上田 研人(うえだ けんと)

背番号:25、ポジション:FW、年齢:18歳、身長:175cm、体重:65kg、利き足:右、高卒ルーキーのFWです。ゴール前でのふてぶてしさが武器と言われています。

小林 実(こばやし みのる)

背番号:26、ポジション:DF、年齢:25歳、身長:178cm、体重:76kg、利き足:右、控えのCBで、黒田と杉江が出場停止となったリーグカップに2人の代わりに出場しました。

亀井 武士(かめい たけし)

背番号:27、愛称:カメ、ポジション:DF、年齢:22歳、身長:177cm、体重:78kg、血液型:B、利き足:右、第三センターバックとして黒田、杉江のいずれかが負傷やその他の場合に出場します。その他ボランチに入るなど出場機会を重ねています。

殿山 充(とのやま みつる)

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背番号:30、愛称:トニー・トノさん、ポジション:MF、年齢:24歳、身長:174cm、体重:62kg、利き足:右、ガブリエルと同時期に二部リーグの福岡から移籍してきた選手です。ボールタッチ、ゲームメイクの能力は折り紙付きです。その他影の薄さが試合では強みとなっています。

湯沢 洋行(ゆざわ ひろゆき)

背番号:31、ポジション:GK、年齢:21歳、身長:185cm、体重:77kg、利き足:左、3番手キーパーで、おっとりした性格です。安定感に欠ける湯沢を「夏木のキーパー版」と嘆いており、いつもGKコーチの所に怒られています。緑川の長期離脱でチャンスに恵まれ、出場試合を伸ばしています。

監督:達海猛(たつみ たけし)【ネタバレあり】

達海猛(愛称:タッツミー・タッツ、35歳)今シーズンよりETUの指揮を任されています。ETU選手時代の背番号は、現在椿が使用している背番号と同じ7番でETU在籍時、自分の存在により生まれた様々な軋轢を憂い、「チームを見捨てた裏切り者」の汚名を着てプレミアクラブへ移籍しました。デビュー戦にて足の故障を悪化させ、26歳にして選手生命を絶たれ表舞台から姿を消してしまいます。

その後、イングランド5部リーグの監督を務めていましたが、GMの後藤と永田有里に説得されETUの監督就任を決意します。とりあえず会見では「つまんない」といいかげんな態度を取りながらも、憎み切れない天然系監督です。好きな食べ物は、ドクターペッパーとタマゴサンドの達海監督です。

ヘッドコーチ

コーチ:松原(愛称:松ちゃん・松さん、45歳)ETUのヘッドコーチです。温厚な性格から達海にからかわれながらも、選手から慕われる縁の下の力持ちタイプです。

その他コーチ

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コーチ:金田(愛称:金やん)ETUのコーチです。コーチ:徳井(愛称:トクさん)ETUのコーチです。コーチ:所 ETUのGKコーチです。GKの練習メニューは所の担当です。コーチ:加賀 ETUのフィジカルコーチです。フィジカルトレーニングの他、トレーナーとしても支えています。チームドクター:野口(のぐっちゃん)選手のサポートの重要な役割をになっています。

フロント【ネタバレあり】

GM:後藤恒生(39歳)元ETUのプレーヤーで達海とともにプレーしていました。低迷するETUを危惧し、達海を監督として招聘します。影となり日向となり、ETUを支えています。スカウト:笠野(元GM)ETUの専属スカウトで、才能のある選手を発掘しています。達海が監督として戻ってから、達海の要望によりフロントに復帰しました。笠野の存在は、ジャイアントキリングが人間味を描く中での隠れたスパイスになっています。

広報担当:永田 有里(ながた ゆり)

永田会長の娘で、広報でもあるが小さい時から熱血的なETUのファンです。小さい頃は達海が憧れの選手でした。30巻では、「そのくらい私の中では特別なの!ピッチ上で遊ぶようにボールを蹴って皆を驚かせる達海さんの姿は、私にとって永遠のヒーローなの」というくらいです。

会長、副会長:永田兄弟

会長:永田(兄)有里の父親で副会長の兄ですが弟とは犬猿の仲です。居酒屋を経営しています。副会長:永田(弟)会長の弟で、カツラを愛用しています。兄とは犬猿の仲です。

マスコットキャラクター「パッカ」

パッカ(別名:「マスコット界の潰し屋」)ETUのオフィシャルマスコットです。カッパがモチーフで、女性と子供には優しいが、男性とは握手はしないなど、個性が強いキャラです。単行本の見返りカットには必ず登場しています。

サポーター【ネタバレあり】

羽田 政志「ETUサポーター集団:United Skulls(ユナイテッド・スカルズ)」のリーダーです。「チームを強くするのはサポーター」と、コールリーダーとしてサポーターを統率しています。暗黒期の要因の原因と達海の監督就任を快く思っていない分、村越のことは「ミスターETU」とあがめています。ですが、だんだん和解していきます。職業は雰囲気に似合わず、数学担当塾講師なのです。

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田沼吾朗 ETUの古参サポーター。現役時代の達海のファンだったが、以前は「江戸前応援団」として、熱狂的なサポーターでした。達海が移籍し、ETUの凋落や子供の誕生などで、試合会場にも足を運ばなくなってしまいましたが、達海が監督として復帰すると聞いて、再度スタジアムへ向かいます。応援スタイルの違いもあって「スカルズ」とは距離を置いてましたが、紆余曲折を得て和解。現在は共に応援しています。

田沼 幸太(愛称:コータ)小学生で吾朗の息子です。ETUのサッカースクールに通っています。途中、独自の「TEAM OKKO(チームオッコ)」を結成しましたが現在は、父と一緒にスカルズと応援しています。このサポーター達の紆余曲折の出来事も、ジャイアントキリングには外せない内容のひとつになっています。

チーム紹介:東京V(東京ヴィクトリー)

昨シーズンのチャンピオンチームです。日本代表選手も多数在籍し、同じく東京都を本拠地とするETUとの対戦は「東京ダービー」と呼ばれています。(紹介の中にはネタバレも含まれます。)

監督:平泉(ひらいずみ)

口髭を蓄えたダンディーな監督です。チーム連覇など黄金時代を築きあげた名将と呼ばれています。

持田 蓮(もちだ れん)

背番号:10(MF)攻撃的MFでヴィクトリーのゲームメーカーで、天才的なテクニックを持ちつつピッチに立つだけでサポーターが熱狂するほどのカリスマ性を持っています。勝負に対する執念の強さは人一倍で、チームメイトに対しても厳しい人です。第29節の東京ダービーでもケガに見舞われ、故障が多いのが唯一の弱点です。

チーム紹介:名古屋グランパレス 

個性的なブラジル人トリオを中心に据え、リーグ優勝を狙っています。(紹介の中にはネタバレも含まれます。)

監督:不破(ふわ)

監督:不破(元ETU監督)ETU時代、フロントや選手との確執が絶えず、チームを2部降格という原因を作りました。選手、フロントと、全てにおいて高いレベルでのプロフェッショナルなチームを作ることを信条としています。

ゼウベルト

背番号:8(MF、ブラジルトリオの1人)グランパレスのゲームメーカーで、視野が広く絶妙なパスセンスを見せます。

カルロス

背番号:17(MF、ブラジルトリオの1人)ボランチでグランパレス攻守の要です。少々天然気味で、行動面でも目が離せません。

ペペ

背番号:20(FW、ブラジルトリオの1人)スピードのあるFWでストライカーとしては一級品ですが、カルロスに輪をかけた天然な性格です。

チーム紹介:大阪ガンナーズ

ダルファーの元、リーグ屈指の攻撃力を誇るチームです。昨シーズンはリーグ戦を2位で終えており、今シーズンも優勝争いの一番手として名を上げています。(紹介の中にはネタバレも含まれます。)

監督:ダルファー

攻撃サッカーを志向する大柄なオランダ人監督です。我が強く、自分の戦術に絶対の自信を持っていて、作品の発言にも表れています。達海との対戦を楽しみにしている1人なのです。

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園田(通訳)ダルファー専属の通訳です。ダルファー監督を尊敬しており、おだててあからさまなお世辞を使うが、監督の気分を上げるのが上手く、ダルファー曰く「世界一の通訳」と言われています。

平賀 純一(ひらが じゅんいち)

背番号:5(MF)ボランチでガンナーズのキャプテンです。ヒラガンやヒラさんと慕われています。攻撃的なチームにおいて、ガンナーズの大黒柱ともいえる選手です。

窪田 晴彦(くぼた はるひこ)

背番号:7(FW)ガンナーズが誇る4トップの一角を占め、攻撃的サッカーの核になる選手にまで成長した1人です。セカンドボールのアッシュ率が非常に高いのですが、スタミナ不足が弱点です。

志村 春人(しむら はるひと)

背番号:10(MF)ガンナーズの司令塔で愛称はシムさんと慕われています。冷静沈着でパスセンスに優れ、大阪4人のFWを自在に操るガンナーズの司令塔です。性格は温和の天然キャラなのです。

ハウアー

背番号:18(FW)長身のポストプレーヤーで、頼れるオランダ人です。ごつい顔にかかわらず、ミスマッチな美しいヘアースタイルや髪型を気にする繊細な一面もあり、ダルファーの誘いを受け来日しました。

チーム紹介:川崎フロンティア

躍進著しい攻撃的なチームで、選手層は若手が多いです。(紹介の中にはネタバレも含まれます。)

監督:ネルソン

ブラジル人監督で若く勢いのあるチームを率いることに長けています。ゲーム中はよく、右手の人差し指をたてるポーズをしているのが特徴的です。

八谷 渡(はちや わたる)

背番号:13(MF)渇きでは攻守の要となり、攻撃センスにもあふれている選手です。人の話を聞かない熱血漢で、暑苦しい性格なのが欠点です。川崎でボランチにコンバートされたことで才能を開花させることになり、厄介な相手となっています。

チーム紹介:モンテビア山形

リーグ開幕当初は下位と言われていたが、前半戦終了時点で12位まで上昇しました。サックラーを中心に団結力の強いチームです。(紹介の中にはネタバレも含まれます。)

監督:佐倉 ひとし(さくら ひとし)

監督にしては選手経験が皆無に等しい。アルバイトスタッフから監督まで上り詰めた苦労人です。ちなみに、巧みな戦略でチームを率いる頭脳派なのです。達海とはオールスターで意気投合し、「タッツミー」「サックラー」と呼び合う仲になります。大勢いる監督の中でも、達海にとって最もやりずらい相手と思われます。

古内 健(ふるうち けん)

背番号:11(通称:ケン様)長年に亘ってサッカー界を牽引してきたパイオニア的存在で、40歳を越えてなお モンテビアの中心選手として現役を続けています。豊富な経験や技術など、空気を一変させるカリスマ性を持っています。

ジャイアントキリング強さランキング【ネタバレあり】

「GIANT KILLING(ジャイアントキリング)」ランキングを作ってみました。人気面・技の強さ面・さらに精神面までも考慮に入れて作成しました。(ネタバレ込みの最新刊46巻までを考慮)今回は現在選手でない、達海監督もランキングに参加です。

5位:村越 茂幸(ETU)

やっぱり「ミスターETU」村越は外せないので、5位となりました。ETUが苦しい時期も長い間キャプテンとして支えてきた村越です。技術面はもちろんのこと、精神面での高さは脱帽ものの部分が大きくポイントを伸ばしました。サポーターや選手にも慕われる、男の中の男です。

4位:椿 大介(ETU)

達海が監督になってから、椿の成長は目を見張るものがあります。総合的にはまだ上の選手もいるでしょうが、成長度と期待度から4位へランキングとなりました。あとは、PKに耐えられる精神面を鍛えられたら、言う事なしです。U-22日本代表に選出され、更にはA代表にと大抜擢が期待されます。これからの椿がどう変わるのか楽しみです。

3位:ジーノ/ルイジ吉田(ETU)

やっぱりトップ3からは外せないジーノです。広い視野と左足から繰り出す多彩で精度の高いパスは芸術的としか言いようがありません。ETUのファンタジスタのジーノです。なのに守備意識が低く、集中力が途切れやすいのが欠点。そして何より王子様で居られない(ワガママがある程度許されないと無理)チームは無理というお方ですが、そこがジーノなのです。

2位:達海猛(ETU監督・元ETUプレーヤー)

14nononさんの投稿
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ジーノを抑え、堂々の2位!となった達海です。おそらく現役選手であったなら、自分でジャイアントキリングを起こしていたかもです。達海が現役でいたら、ジーノは違った動きもして、2位と3位の逆転もあるかもです。監督でもジーノをあそこまで動かすのですから、チームメイトだったら、達海効果は恐ろしいの一言です。ファンとしては、見てみたかったです。

1位:持田(東京ヴィクトリー)

故障癖が多いのが弱点ですが、やっぱり技術面を考えれば1位も納得の持田です。リーグ後半戦のETU戦の掲載してある45巻は、見どころです。あの癖のある性格のキャラも読めば読むほど、魅力的です。もし、達海が現役だったとしても、技術面では持田に軍配が上がると思います。

結果、上位をETUが独占してしまった感じになりましたが、今回書いてあるあらすじやネタバレより、実際ETU選手の個々の強さや、今まで機能して来なかったチームの強さが大きくなり、今まで以上の活躍が大きくなったのが、今回のランキングには反映されています。これならば、きっとジャイアントキリングを起こせるはずです。

ジャイアントキリングのまとめ【ネタバレあり】

いろいろな苦悩や葛藤、その他たくさんの感動を紹介してきましたジャイアントキリングですが、最後にこの30巻だけはぜひ、読んでみてほしい部分のひとつです。ETUの雰囲気が停滞してきた中、達海は自分自身が現役復帰をすると宣言します。その真意には、達海の想いが託されていました。

ミニゲームを行い、はじめはあの頃の達海が戻ってきた様なプレイで周りをびっくりさせます。でも、楽しい時間は短く、すぐに足が限界で悲鳴をあげました。ボロボロになりながらも、ボールを追い続ける達海。自分が大好きだったサッカーですが、現役も今も、突然の運命によってフットボーラーの人生が終わってしまったのです。

shu_tokさんの投稿
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もっとサッカーをしたかった、ゴールも決めたかった、タイトルもとりたかった、ワールドカップにも出たかったと本音を語ります。一握りのプロでできる幸せを、その時間の尊さを感じてほしいと達海は願うのです。この部分からまた、ETUの選手たちがいろいろな意味で変わっていくという新しい展開に入ります。

ga9sさんの投稿
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このセリフ。達海はフットボーラー(サッカー選手)に向けて発信しています。でも、人生ってそうかもって思わせる一言です。ジャイアントキリング奥深い作品です。今は電子書籍などでも、無料で読める時もあります。ぜひ、一度読んでみてください!

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