【回復術士のやり直し】アニメ感想・あらすじまとめ!残念な点や面白いシーンも紹介

様々な理由で話題になったアニメが回復術士のやり直しです。そのあらすじやキャラクター性などは様々な感想を集めただけでなく作品としてはもちろんアニメとしても評価の分かれる要素にもなっています。今回はアニメ回復術士のやり直しについて、アニメ版のあらすじをネタバレありでまとめて紹介しつつ、アニメでの声優情報、既に視聴した人の感想や評価をネタバレありでまとめて紹介していきます。

【回復術士のやり直し】アニメ感想・あらすじまとめ!残念な点や面白いシーンも紹介のイメージ

目次

  1. 回復術士のやり直しとは?
  2. 回復術士のやり直しのアニメのあらすじネタバレ
  3. 回復術士のやり直しのアニメの残念な点
  4. 回復術士のやり直しのアニメの面白いシーンや見所
  5. 回復術士のやり直しのアニメ2期続編制作はある?いつから放送?
  6. 回復術士のやり直しのアニメ声優一覧
  7. 回復術士のやり直しのアニメに関する感想や評価
  8. 回復術士のやり直しのアニメの感想まとめ

回復術士のやり直しとは?

回復術士のやり直しの原作情報

回復術士のやり直しは2016年12月から小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載が開始されたいわゆるなろう系といわれるジャンルの作品です。読み手を選ぶ作風ながらも高い話題性と人気を集め、連載開始からわずか半年後の2017年6月にはKADOKAWAレーベルで書籍化、同時にヤングエースUPにて漫画化が行われるなどした異色の作品になっています。

残酷表現や異常性癖のあまりにも強い描写は元々連載されていた「小説家になろう」では公開し続ける事が出来なくなり作者によってまとめて削除された程で、小説家になろうでは2019年に作品を削除したものの、その後も書籍化や漫画化は続けられている作品になっています。

回復術士のやり直しのアニメ情報

そんな異色作である回復術士のやり直しですが、ファンの間ではその表現から流石にアニメ化が行われる事はないだろうと評価されていました。しかし2021年にはアニメ化がされる事になります。元々の作風から表現を緩くするだけではアニメ化出来ない為、地上波テレビ向けに規制をした通常Ver以外に、ネット配信の規制に合わせた「やり直しVer」、DVDなど購入者しか見れない環境向けの「完全回復Ver」の3種類が作られる対応がなされています。

制作は過去には「閃乱カグラ SHINOVI MASTER -東京妖魔篇-」「精霊使いの剣舞」などを手掛けたティー・エヌ・ケーが行い主題歌は栗林みな実さんが手掛ける「残酷な夢と眠れ」でした。

TVアニメ『回復術士のやり直し』公式サイト

回復術士のやり直しのアニメのあらすじネタバレ

1話あらすじネタバレ

アニメ回復術士のやり直し1話では主にこの作品のタイトルである「やり直し」の意味を示す展開にまとめられています。長閑で平和なアルバン村で育った少年ケヤルは勇者に憧れながら日々を送っていました。ある日、森の奥へと誘う声によって導かれた湖で出会った星の精霊から「翡翠眼」を譲り受けた事で自身がかつて「癒やしの勇者」として生きた事、そして旅の果てに時間を逆行させた事を思い出します。

思い出した1周目の記憶はケヤルにとってもかなり残酷なものでした。ケヤルが得る事になる癒やしの勇者の能力はヒールをする代償として相手のそれまでの経験を追体験するものであり、それによってケヤルは気を失ってしまうレベルだったのです。これに対し旅の仲間となる他の勇者達はケヤルを勇者としては扱わず、薬漬けにして奴隷にように連れ回す事にするのでした。

仲間になった3人の勇者はそれぞれに屈折した性癖を持ち、ケヤルに対し、奴隷のように扱うだけでなく暴力を振るい犯していたのです。薬漬けで正気を失っていたケヤルでしたが、薬を与えられ続けた事で薬物耐性を得て正気を取り戻すと旅の最後で勇者仲間達を裏切り単独で魔王を討伐、そして自身のヒールの力と魔王の体内にあった賢者の石を使って時間を逆行させたのでした。

2周目の人生でもケヤルが何かをしない限りは1周目と同じように時が流れます。癒やしの勇者に選ばれたケヤルは王国の第二王女であり術の勇者でもあるフレアに王城に招かれ、剣聖と呼ばれたクレハをヒールしますがやはり倒れてしまいフレアに見限られやはり薬漬けにされる人生を進む事になるのです。

2話あらすじネタバレ

未来に起こる事を知っているのにも関わらず同じ流れを追うケヤルでしたがそれはケヤルの計画の内でした。ケヤルは行動を起こすまでの半年の間、薬物耐性を得ながら同時に模倣のヒールで相手の能力をコピーしていたのです。そして王国で1番の力を持った国王が不在という話を聞いてケヤルはついに行動を起こします。

閉じ込められていた牢を脱獄したケヤルは復讐相手であったフレアの部屋に侵入すると自身の能力も利用してフレアの心を折り、陵辱を加えます。復讐を終えたケヤルは自身の能力で、ケヤル自身とフレアの顔を変え、さらにはフレアの記憶を操作し、ケヤルガを溺愛する従者「フレイア」に仕立て上げるとフレアの死を偽装した上で城を脱出する事にするのでした。

3話あらすじネタバレ

1周目の記憶を悪夢として見るケヤルガですが、旅を続けて自由都市ラナリッタにたどり着きます。この時のラナリッタでは謎の病気が流行っていました。ケヤルガは自身の力を使って病気の解毒薬を作るとそれを売ります。その売上でケヤルガが購入したのが奴隷、その奴隷は街で流行った病気に侵された氷狼族の少女でした。ケヤルガは様々な奴隷の中から敢えて気性の荒い彼女を選んで購入しています。

一方で王城ではケヤルガが王女フレア殺しの犯人に仕立て上げていたレナードの正体がバレる事になります。これにより、ケヤルガは正式に王国に追われる立場になるのでした。

4話あらすじネタバレ

4話のあらすじは3話で購入した氷狼族の奴隷の少女を治療する所から始まります。人間に対して強い敵対心を持つ氷狼族の少女セツナでしたが、ケヤルガが病気を治した事を知り、さらには襲いかかろうとしてケヤルガに抑えられるなどして大人しく話を聞く事にします。ケヤルガはセツナの話を聞き、ケヤルガの予想通りセツナが自身と同じく復讐心に燃えている存在である事を再確認します。

そこでケヤルガは勇者の力の1つである仲間を強化する力を使ってセツナを強化するべくセツナと身体を重ねます。これにより強くなったセツナと共に人間への復讐を行う事になります。野盗を装った王国軍による氷狼族狩りの現場に出向くとケヤルガとフレイア、そしてセツナは王国軍兵士を惨殺するのでした。その場の戦いを終えてもセツナの復讐心は途絶える事はなくケヤルガにとってはある意味で復讐仲間を手に入れる事になったのでした。

5話あらすじネタバレ

フレイアとセツナを可愛がりつつ、街で旅費を稼いでいたケヤルガの元に剣聖クレハが姿を見せます。捕捉としてネタバレしておくとクレハはケヤルガが最初にヒールした人物でありその時にケヤルガがクレハの一族が使う「クライレット剣術」をコピー、4話のあらすじの中で描かれた王国軍との戦いの中でそれを使用していました。そしてクレハはクライレット剣術を使う者がいるという話を聞きつけてやってきたのです。

クレハは事実とは逆に「ケヤルガ達が氷狼族の村を襲い王国軍はそれを守ろうとした」という形で出来事を捕らえており、セツナの説明も聞く耳を持たずにケヤルガと戦闘になります。その剣術は凄まじいものでしたが最後にはケヤルガが媚薬を用いて勝利を収めます。

そして気を失ったクレハを宿に運ぶと目を覚ましたクレハにフレイアの顔を一時的にフレアに戻し芝居を見せる事でクレハの王国への忠誠をへし折ります。そしてそれまで抱えていた王国への忠誠心が空いた隙間をケヤルガは見逃しません。媚薬の力も用いてクレハに自身への恋愛感情を芽生えさせ身体を重ねて自身の物としてしまうのでした。

6話あらすじネタバレ

王国では王女殺しのケヤルに対し、これをおびき出す為の作戦が行われます。ラナリッタに現れた王国軍が連れていたのはケヤルの故郷、アルバン村の村人達でした。王国はケヤルを悪魔が宿っているとし、村人を邪教を信じる異端として処刑にしようというのです。これを指揮しているのはケヤルに王女殺しの犯人に仕立て上げられたレナードでした。

もちろんケヤルガはこれを放っておく事はしません。結果的にレナードを釣り出す事に成功すると逆に捕らえヒールの力で肉体を女性にさせた上で男達に犯し殺させるという復讐を行います。ネタバレしておくとケヤルガがこのような方法を取ったのはレナードがケヤルガの育ての親であり初恋の人でもあったアンナを陵辱していた為です。

そして全ての事が終わった後、ケヤルガはアンナの救出に向かいますが、ここでケヤルガの能力の1つの限界が描かれる事になります。ネタバレするとその限界とは「死人を生き返らせる事は出来ない」という事です。アンナはケヤルガが監禁場所についた時にはまだ意識がありましたが、ケヤルガの顔を見て優しく微笑んだ上で息を引き取ってしまいました。

そしてこの6話ではもう1人の重要人物が描かれる事になります。それがフレアの妹で第二王女であるノルンの存在です。ケヤルガにとっては1周目でケヤルガが正気に戻った際、唯一正気に戻っている事を見抜いた警戒するべき相手でもあります。この時点でケヤルガは復讐の相手としてはいませんが、ネタバレしておくとレナードにアルバン村襲撃を献策したのは彼女であり十分な復讐対象になっているのでした。

7話あらすじネタバレ

7話のあらすじでは6話のあらすじから続き、アルバン村の村人の処刑に関しての話が続きます。主導したレナードこそ死亡していますが、あくまでもレナードは主導しただけでありアルバンの村人の処刑は王国全体としての決定なので取り消される事はなかったのです。コロシアムにて行われる処刑に姿を見せたケヤルガですが、それはまさに無双と呼べるような戦いを披露します。

さらにただ処刑を止めるだけではなく、王国への復讐の一手という形でフレイアを使い王国の闇を暴く事で暴動を扇動するのでした。結局村人は1人の子供しか生き残る事は出来ませんでしたがケヤルガはさして気にする様子もなく、次の街に向けて旅に出る事になるのでした。

8話あらすじネタバレ

クレハからの情報を元に世界で唯一人間と魔族が共存する街ブラニッカにやってきたケヤルガ一行。酒場で情報を集めている所に謎の少女イヴが姿を見せます。イヴは見た目こそ違いますが、1周目でケヤルガが倒した魔王でした。ただこの時点ではまだイヴは魔王ではなく「魔王候補」という立場で、同時に現魔王によって命を狙われているような状態でした。

そこでケヤルガは自身が癒やしの勇者である事を明かした上で護衛を打診します。ケヤルガの旅の目的の1つが現魔王を倒して賢者の石を手に入れる事でありそれはイヴの目的とも一致する為です。8話の時点では返事はまだ保留にした状態でまとめられています。

9話あらすじネタバレ

8話の時点では返事を保留にしていたイヴでしたが、9話にてケヤルガの申し出を受け入れます。ケヤルガ達はさらなる戦力を手に入れるべくイヴに黒翼族が使役できる神鳥カラドリウスの存在と使役するには試練を突破しなければいけない事を話します。イヴとの邂逅の際に襲われた酒場を潰されたとして食べ物の恨みを襲撃した狂牛族に晴らしたり、フレイア用に杖を購入しているタイミングでノルンが軍を連れてブラニッカに訪れるのでした。

元々ノルンがブラニッカ遠征を計画している事をクレハからの情報で知った上でブラニッカに来ているのでそれ自体には驚かないケヤルガでしたが、問題はそのメンツでした。なんと王国軍の中には回復術士のやり直し冒頭から復讐対象の1人として名前が上がっていた剣の勇者ブレイドがいたのです。

10話あらすじネタバレ

ブラニッカの街にて仲良くなった魔族の商人カルマンからの情報でブレイドの女癖の悪さの話を聞いたケヤルガ。それも壊されたという話もあったのでケヤルガはフレイアやセツナ、イヴを囮にする事を躊躇います。ネタバレしておくと元々はあくまでもヒロイン達を道具として見ていたケヤルガですが、愛着が湧き始めていたのです。そこでケヤルガは自らが女装するという作戦を取ります。

フレイアに化粧もしてもらい「ケアーラ」となったケヤルガは早速酒場でブレイドと邂逅。早速ブレイドから口説かれたケアーラがやんわり断るとブレイドは睡眠薬を口移しで飲ませる程の強硬手段を取ります。眠っている間に拘束されたケアーラでしたが、ブレイドが極端な男嫌いが災いして状況を逆転した所で10話のあらすじはまとめられています。

11話あらすじネタバレ

回復術士のやり直し11話のあらすじは10話から続くブレイドへの復讐の完結から描かれます。立場を逆転しブレイドを捕らえたケヤルガは、食欲と性欲の狭間にいる男達をブレイドに差し向けます。ブレイドはなんとか性欲に男達の意識を向けようとしますが最後には食われて死亡するという最期を迎えています。ちなみにこの間、ケヤルガはなんと目の前で食事をしていました。これにてブレイドへの復讐は完了します。

そしてこれによりケヤルガはブレイドが持っていた神装宝具をも奪う事に成功し、自身の神装宝具である神甲ゲオルギウスを手に入れる事に成功しています。1周目のケヤルは神装宝具を与えられなかった為、ここで初めて勇者としての自身の武器を手に入れる事になるのです。

ブレイドを失った王国軍でしたが作戦に変更はなくノルンによる「ブラニッカ浄化作戦」が開始されます。これは魔族を滅ぼし、魔族に操られた人も死によって開放する」というとんでもない作戦で、これによりケヤルガと友人になった商人カルマンも亡くなってしまいます。ただこれによりケヤルガは明確にノルンを復讐対象に加える事になるのでした。

12話あらすじネタバレ

中隊規模以上の兵を倒してノルンの前に姿を現したケヤルガ。その前に立ちはだかったのは王国でも3本の指に入る三英傑の1人でノルンの護衛として同行していた鷹眼のトリストでした。しかしこれを手に入れたばかりの神甲ゲオルギウスの力で倒したケヤルガがノルンを拘束します。

ノルンへの復讐には犬にされたフレイアも使って行われ、陵辱された上でフレイアと同じくノルンも記憶を改竄されます。ノルンはケヤルガの生き別れの妹、エルンとなりケヤルガの一行に加わる事になるのでした。そして回復術士のやり直しのラストは残っている復讐対象ブレットのおぞましさが描かれながらもケヤルガ達がブラニッカの街から去る所で完結しています。

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回復術士のやり直しのアニメの残念な点

残念な点①「復讐もの」と呼べる内容ではない?

回復術士のやり直しは「復讐」がテーマの作品ですが、肝心の復讐がどこか行き当たりばったりに感じるという感想が見られます。フレイアへの復讐はともかく、それ以降は旅をする目的が復讐相手を探している感じではないというのがあるのです。ケヤルガは魔王への思いもあったので正確には復讐だけが旅の目的ではないとはいえ、これでは復讐の為の旅なのかハーレム作りの為の旅なのか分からないという感想も見られます。

そしてもう1つ大きな要素となっているのが復讐自体の内容です。アニメ回復術士のやり直しではフレイア、レナード、ブレイド、ノルン辺りが大きな復讐相手として描かれていますが、甘い内容が多いとされています。残酷ではあるのですが、レナードやブレイドの時は他者を使っており自身では手を出さないようにしているなど復讐をしたいと考えているのであれば何故もっと自身でやらないのかという評価もされています。

それでもケヤルガは度々復讐という言葉を口にするので結果的に復讐という言葉が軽くなり、復讐を拡大解釈して好き放題しているだけという感想もまとめられています。

残念な点②主人公の描かれ方

復讐の内容もそうですが、元々復讐相手ではなかった相手に手を出す際の謎の「復讐の美学」も理解出来ないという感想が多くなっています。ケヤルガのいう「復讐の美学」とは「己を害さない者は殺さない」というものです。これだけならまだ分かりますが、ケヤルガは自ら被害者になる事で自身の美学を守りつつ復讐をするという行動を取る事が多いのです。

元々回復術士のやり直しの主人公ケヤルガは精神異常者な側面も持っているので言動が矛盾する事は仕方ない部分もありますが、その復讐の美学を護る為に、自分や仲間だけでなく他人やアンナ、故郷の村の人々をも犠牲にしています。

また未来を知っている故の知力もウリにしているケヤルガですがどうにも脇が甘い所があります。そもそも故郷の村人の件に関していえば、何かが起こるまで一切の対策をしませんでしたし、フレアの死を偽装しておきながら、自身の死を偽装せずにいるという行動も見られます。頭の良さをウリにするのであればもう少しこういった所もしっかりして欲しかったという感想も見られます。

残念な点③エロシーンがワンパターン

アニメ回復術士のやり直しにおいて、もう1つの大きな要素であるエロシーン。あらすじでは省略している部分もありますが、毎話必ずと言ってもいいほどエロシーンと呼べるシーンが存在しています。しかしそのシーンはどうにもワンパターンで、フレイアとセツナとの3Pプレイがほとんど、タイミングによっては他のヒロインも混ざって人数が増えるだけといったものになっています。

確かにヒロイン達は基本的にはケヤルガの所有物という認識を持っていますが、特に一緒にいる事が多かったフレイアとセツナの2人だけでもそれぞれにタイプも仲間になった経緯も違います。ある意味で望んで仲間になったセツナと、強制的に仲間にされたフレイアなのだからそこに扱いの差を付けるだけでも変わったのではないかという評価もある程になっています。

もちろん地上波で放送する為に押さえている可能性もありますが、それにしてももう少しやれたのではないかという評価をされています。特にケヤルガのヒールは身体の欠損すらも治す事が出来るので通常では出来ないプレイが出来るにも関わらずという点がさらにこの評価に拍車をかけています。ただこれにはアニメ化ならではの事情があった事も明らかになっています。

実はアニメ回復術士のやり直しのエロシーンのうち、半分程は原作小説にはないアニメオリジナルのシーンなのです。アニメの尺の都合上このような措置が取られたわけですが、このオリジナルのシーンには原作者の月夜涙は関わっていなかったのです。アニメ放送後、原作者の月夜涙先生も、「2期がやれたら自身でエロシーンを提案したい」と言われているので2期があればエロシーンも期待できるかもしれないと評価されています。

残念な点④ヒールの限界が不明

アニメ回復術士のやり直しはなろう系小説の中でもいわゆる「主人公最強系」に分類されるチート能力ものと呼べる作品ですが、それにしてもケアルガの能力は万能すぎるという感想も多くなっています。これは好みもありますが、そもそもチート能力ものは戦闘が単調になりがちとされており、アニメ回復術士のやり直しでもケアルガがまともにやり合った相手はクレハと鷹眼のトリストくらいしかいません。

一応ケアルガの能力唯一の欠点としては「死人を蘇らせる事は出来ない」というのは分かりますが本来の弱点と思われる「相手の記憶や経験を読み取ってしまう事」もケアルガは自身の糧にしてしまっているので弱点らしい弱点もありません。チート能力ものとはいえ流石にやりすぎなのではないかという評価をされる事も多くなっています。

残念な点⑤ギャグ要素が少ない

作風故といえばそれまでですが、アニメ回復術士のやり直しにはギャグ要素らしいギャグ要素はかなり少ないです。ケヤルガの表情の変化、特に変顔などはありますが、上記でも紹介したようにそもそもケヤルガの理論が破綻している面もあるのでどうしても笑って見れる作品ではないという感想もまとめられています。

残念な点⑥ヒロインのキャラ

アニメ回復術士のやり直しはヒロインキャラの見せ方にも問題があるとする評価も多くなっています。物語の主軸がケヤルガにあるのは仕方ないにしてもヒロイン全員がケヤルガのYESマンで、ケヤルガのやる事ならどんな事でも受け入れてしまうキャラになっているのです。フレイアやノルンは記憶を書き換えられているので仕方ない部分はありますが、セツナやクレハはもう少し個性を主張しても良かったのではないかと評価されています。

唯一他のヒロインと差別化が出来ていたのはイヴですが、口の上手いケヤルガの言い分を言い負かす事が出来る程ではなく、基本的にはケヤルガの思うままに物語が進みます。特にフレイアやエレンに関してはフレア、ノルン時代の方がキャラがたっていたので従順にするのとは違う形に出来なかったのかという評価も見られます。

回復術士のやり直しのアニメの面白いシーンや見所

回復術士のやり直しのアニメの面白いシーンは2話

アニメ回復術士のやり直しの中でも特に良かったと評価を集めるのは2話です。あらすじ紹介でネタバレしたように2話はケヤルがフレアに復讐をするエピソードになるのですが、計画性、復讐内容、見せ方どれも良かったという評価が多くなっています。特に指折りに関してはケヤルガのヒールの能力を分かりやすく使っている事も回復術士のやり直しの作品性を象徴するエピソードになっているとする感想が多いです。

加えて2話はまだ1話と2話の冒頭でケヤルガの1周目の記憶を見せている後という事もあってこれが復讐である事が分かりやすい為スカッとしたという評価も見られます。

回復術士のやり直しのアニメの面白い魅力や見所

ここまでにアニメ回復術士のやり直しの様々な残念ポイントをまとめて紹介しましたが、それは前半の見せ方の旨さがあったからこそ期待値が上がった結果としてアニメ全体の評価はかなり高めです。やはりテーマになっている復讐シーンや、エロシーンなどは見所といえますし、ケヤルガがエロシーンを含めた方法を取る事から、他の作品だと絶対にしない選択肢を取るケヤルガの行動が良かったという感想も多いです。

ただアニメ回復術士のやり直しに関してはどちらかといえば復讐ものというよりはやはりエロシーンに特化しているという評価がまとめられている事が多いです。

回復術士のやり直しのアニメ2期続編制作はある?いつから放送?

回復術士のやり直しのアニメ2期続編はある?

2021年12月現在、アニメ回復術士のやり直しについての2期、続編の制作については正確な発表はありません。ただ続編が制作される可能性は非常に高いと見ているファンが多いです。アニメ2期の制作には1期の評判、DVDやBlu-rayの売上、原作のストックなどが大きく影響しますが、トータルしてまとめると2期を制作するには十分な数字を出しているとされる事が多いです。

特にアニメ回復術士のやり直しのDVDは「完全回復Ver」として地上波や配信サイトではかかっていた規制が完全にないバージョンになっている事が関係してか、売れなくなっていると言われるDVD業界では異例な数字を叩き出しています。また海外人気も高くなっている事もアニメ2期の制作の後押しになるのではないかとされています。

回復術士のやり直しのアニメ2期の放送日はいつから?

仮に回復術士のやり直しのアニメ2期が放送されるとしたら、早ければ2022年の冬アニメになるのではないかという考察が一般的です。なろう系小説に限ってもかなりの作品があるのであまり間が空いてしまうと作品として忘れられてしまう為、2期をやるなら早いだろうとされる事が多い為です。

また近年では高い人気を誇る「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」などもアニメから映画までの流れがスムーズだった事がヒットの一因になっているとされている事もこの流れと同じ流れを追うなら2022年冬アニメぐらいがちょうど良いのではないかとされています。

回復術士のやり直しのアニメ声優一覧

ケヤルガ役/保住有哉

アニメ回復術士のやり直しにて主人公ケヤルガ役の声優を担当したのが保住有哉さんです。2015年にデビューした声優さんでアニメやゲームにおいても少しずつ主要なキャラクターを演じる機会が増えている声優さんです。これまでには「ドリフェスR」の日高なな緒役、「ACTORS -Songs Connection-」の住田詩役、「セブンナイツレボリューション-英雄の継承者-」のギルダン役などのキャラクターを演じています。

フレイア役/渋谷彩乃

アニメ回復術士のやり直しにてヒロインフレイア役の声優を担当したのが渋谷彩乃さんです。2014年にデビューした声優さんで主要なキャラクターを演じるのは回復術士のやり直しのフレイア役が初めてですが、少しずつ経験を積んでいる声優さんです。これまでには「僕のヒーローアカデミア」の絢爛崎美々美役、「キラキラ☆プリキュアアラモード」の神楽坂りさ役のキャラクターなどを演じています。

セツナ役/石上静香

アニメ回復術士のやり直しにて氷狼族のヒロインセツナ役を演じたのが石上静香さんです。2010年にデビューした声優さんで過去には実際に商業誌で漫画を連載した事がある程の画力を持った声優さんです。これまでには「健全ロボダイミダラー」の喜友名霧子役、「精霊使いの剣舞」のエリス・ファーレンガルト役、「落第騎士の英雄譚」のステラ・ヴァーミリオン役などのキャラクターを演じています。

クレハ役/相川奈都姫

アニメ回復術士のやり直しにて剣聖クレハ役の声優を担当したのが相川奈都姫さんです。2010年代から活躍する声優さんでこれまでには「進撃の巨人」のペトラ・ラル役、「ガンダムビルドファイターズ」のベイカー役、「モンスター娘のいる日常」のセントレア・シアヌス役などのキャラクターを演じています。

イヴ役/高森奈津美

アニメ回復術士のやり直しにてイヴ役の声優を担当したのが高森奈津美さんです。2009年から活躍する声優さんで落ち着いた声質から女性キャラはもちろん少年キャラを演じる事も多い声優さんです。これまでには「ワールドウィッチーズ発進します!」のニッカ・エドワーディン・カタヤイネン役、「メジャーセカンド」の茂野いずみ役、「南鎌倉高校女子自転車部」の神倉冬音役などのキャラクターを演じています。

ノルン役/津田美波

アニメ回復術士のやり直しにてノルン役の声優を演じたのが津田美波さんです。2009年にデビューした声優さんで幅広い声に対応でき、透明感のある声が特徴の少女キャラクターから、低いトーンの少年役なども演じています。これまでには「フラクタル」のフリュネ役、「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」の四月一日いおり役、「虹色デイズ」の小早川杏奈役などのキャラクターを演じています。

ブレイド役/ふじたまみ

アニメ回復術士のやり直しでブレイド役の声優を担当しているのがふじたまみさんです。2006年にデビューした声優さんでこれまでには「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」の高坂京介の幼少期役、「アイカツ」の近藤真子役などのキャラクターを演じています。

ブレット役/稲田徹

アニメ回復術士のやり直しにてブレット役の声優を担当したのが稲田徹さんです。1994年から活躍する声優さんで、アドリブを入れる事の多い声優さんとして知られています。これまでには「呪術廻戦」の組屋鞣造役、「旗揚!けものみち」のMAO/マカデミアンオーガ役、「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」のビッテンフェルト役などのキャラクターを演じています。

アンナ役/西明日香

アニメ回復術士のやり直しにてアンナ役を演じているのが西明日香さんです。2008年にデビューした声優さんでこれまでには「魔法科高校の優等生」のアメリア役、「八男って、それはないでしょう!」のエリーゼ・カタリーナ・フォン・ホーエンハイム役、「ブラッククローバー」のミモザ・ヴァーミリオン役などのキャラクターを演じています。

回復術士のやり直しのアニメに関する感想や評価

ここからは既にアニメ回復術士のやり直しを視聴した人の感想や評価を紹介していきます。回復術士のやり直しはエロシーンも残酷表現もかなり多い作品だけに、原作小説回復術士のやり直しファンからもアニメ化される事はないだろうと評価にまとめられていました。実際にアニメになった後にも本当にこのアニメを地上波で放送したのかとする感想が多くなっています。

アニメ回復術士のやり直しの実際の内容に関しては少なくとも復讐するまでは相手も相手なのでスカッとするという評価が多くまとめられており、残念な点がないとは言えないものの、ぜひ見ておきたいアニメの1つとして評価する感想もある程になっています。最終回までを含めてもしっかりまとめられた内容になっているので2期を楽しみにしたいという感想も見られます。

アニメ回復術士のやり直しに関しては内容はもちろんながら声優さんを評価する声も多いです。特に女性陣に関してはほぼエロシーンや残酷シーンがないキャラクターはいない為、やりにくかったと思うという感想も多くなっており、回復術士のやり直しが作品として高い完成度になっているのも声優陣の頑張りがあってこそという感想もまとめられています。

回復術士のやり直しのアニメの感想まとめ

アニメ回復術士のやり直しは復讐ものとハーレムものをまとめたような作品で、残念な点も上げられているものの、高い評価を得ている作品です。賛否両論あり、見る人を選ぶ作品であるのは間違いありませんが、「賛」が多い作品でもあり日本国内でも海外でも高い人気を誇る事から2期が放送される可能性も十分にあるのではないかとされる作品にまとめられています。

少なくともこの手のジャンルが好きな人にとってはかなり楽しめる作品にまとめられているのでまだ回復術士のやり直しを視聴していない人はぜひ1度回復術士のやり直しを視聴してみてはいかがでしょうか?

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