【キングダム】合従軍編のその後は?各エピソードのあらすじをネタバレ紹介

「キングダム」の合従軍編では周辺の国々が連合を組んで、秦国に侵攻してきた戦いが描かれており、それは作中屈指の長く熱い戦いとも言われています。今回はそんな原作漫画「キングダム」の合従軍編の次のエピソードを紹介し、羌瘣副長の敵討ち編や王弟謀反編をみていきます。さらに「キングダム」の合従軍編のその後に秦国や各国はどうなったのかを紹介し、黒羊攻防戦や鄴攻略など、合従軍編のその後のエピソードのあらすじもネタバレでみていきます。

【キングダム】合従軍編のその後は?各エピソードのあらすじをネタバレ紹介のイメージ

目次

  1. キングダムとは?
  2. キングダムの合従軍編のその後・次はどんな話?
  3. キングダムの合従軍のその後はどうなった?
  4. キングダムの合従軍編のその後の各エピソードあらすじをネタバレ
  5. キングダムの合従軍編で死亡した将軍や裏切り者
  6. キングダムの合従軍編に関する感想や評価
  7. キングダムの合従軍編のその後まとめ

キングダムとは?

キングダムの原作漫画や映画の概要

「キングダム」は2006年1月から「週刊ヤングジャンプ」で連載されている、中国の春秋戦国時代の末期を舞台にした漫画です。原作者は原泰久先生、ゲーム化や実写映画化などもされています。さらに、テレビアニメは第1期から第3期が2012年~2021年に放送。第4期も2022年春頃から放送が開始される予定です。

キングダムのあらすじ

戦国時代末期、秦国で下僕という低い身分から天下の大将軍になる夢を抱き、日夜剣の稽古に励む2人の少年・信と漂がいました。あるとき、漂が1人だけ士官し、後に瀕死の状態で城から戻ってきます。漂が息を引き取る前、彼からある場所の書かれた紙を託された信はそこへ向かい、漂とそっくりな秦の国王・嬴政に出会います。初めのうちは政に反発していた信でしたが、やがて漂との夢を叶えるべく乱世に身を投じていくことになります。

TVアニメ「キングダム」公式サイト

キングダムの合従軍編のその後・次はどんな話?

原作漫画「キングダム」の合従軍編の次は大きな戦いではなく、サイドストーリーのようなエピソードが描かれました。ここでは「キングダム」の合従軍編の次に描かれた、羌瘣副長の敵討ち編と王弟謀反編についてみていきます。

合従軍編のその後①羌瘣副長の敵討ち編

合従軍との戦いには参加していなかった羌瘣(きょうかい)。彼女の生きる目的は登場当初から仇討ちでした。そして、そのために旅を続けて来た羌瘣はついに仇の幽連(ゆうれん)と出会います。ただ、それまで復讐のために生きて来た彼女ですが、飛信隊に入ったことで彼女の中にも次第に人間性が生じ始めており、飛信隊を自らの帰るべき場所と認識するようになっていました。

生きるための新しい目標を得た羌瘣はさらに強くなり、とうとう限界を突破します。そして、羌瘣は幽連との激戦を繰り広げた結果、見事仇討ちを成し遂げました。その後、羌瘣は自らが帰るべき場所、飛信隊のもとへと歩みを進めます。そして、合従軍との戦いを終えた飛信隊と無事に合流を果たし、彼女の帰りをずっと待っていた飛信隊の面々は大喜びするのでした。

合従軍編のその後②王弟謀反編

秦王・政の弟にあたる成蟜(せいきょう)ですが、かつて王座を狙って謀反を起こしたことがありました。しかし、政は合従軍で王都を留守にする際、そんな弟の成蟜に空座を預けました。このことから、謀反を起こしたこと自体は許されることではありませんが、同じ過ちを繰り返すような愚か者ではないと、政が弟の本質を見抜いていること。成蟜のことを信頼していることが、うかがえると言われています。

成蟜はそんな兄の信頼に応え、見事留守を守りましたが、呂不韋(りょふい)の謀略にハメられ、王弟謀反の汚名を着せられてしまいます。王弟謀反の情報は政の耳にも入りますが、到底それを信じられない政は成蟜がハメられたのではないかと察します。

そこで、政はこれは謀反を起こした王弟との戦いではなく、成蟜を救い出す戦いになると踏み、信頼できる信に成蟜の救出を頼みました。しかし、囚われの身の成蟜を救い出すのは困難を極め、下手に近づけば躊躇なく成蟜を殺されると信たちは推察します。そして、思い切って救出に飛び出していけないもどかしさを抱え、身動きもとれない信たち。結局、救出が間に合わず、成蟜は命を落としてしまいました。

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キングダムの合従軍のその後はどうなった?

ここまで、原作漫画「キングダム」の合従軍編の次に描かれた、羌瘣副長の敵討ち編と王弟謀反編についてみてきました。次に「キングダム」の合従軍編のその後をネタバレでみていきます。

ネタバレ①合従軍の進路を斉へと変更

合従軍の総大将だった春申君(しゅんしんくん)は、戦いが始まる直前に裏切った斉(さい)に向けて進軍。敗戦の悔しさをぶつけるように一気に進路を反転し、斉への報復に向かいました。しかし。斉国王の王健王(おうけんおう)はまったく合従軍の襲撃に慌てることなく、家臣たちに迎え撃つよう命令します。

一方、その頃、長期に及ぶ総力戦で満身創痍の秦軍でしたが、蒙武(もうぶ)軍が合従軍を追撃しながら斉まで辿り着きます。激戦を繰り広げた直後にもかかわらず、蒙武軍の勢いはまったく衰えることなく、合従軍の背を攻撃し続けていました。そのため、次々に斉の都市を落としていた合従軍でしたが、秦軍との挟み撃ちに見舞われ、饒安(じょうあん)という斉の都市を落とした後、ようやく解散となりました。

ネタバレ②秦では論功行賞が開かれた

合従軍が解散となってから1か月後、秦では合従軍との戦いで功績をあげた者たちをねぎらう論功行賞が開かれました。信は蕞の住民や楊端和ら山の民と共に蕞を守り切った功績から、特別準功を与えられます。さらに、合従軍との戦いでの武功が認められ、飛信隊も三千人将に昇格しました。

他のキャラでは、楚軍の総大将・汗明を討ち取った蒙武将軍に第一功が授与。蒙驁(もうごう)将軍や桓騎(かんき)将軍、王翦(おうせん)将軍や騰将軍、さらに戦死した張唐(ちょうとう)将軍や麃公(ひょうこう)将軍たちは、それぞれ特別大功を与えられました。

ネタバレ③蒙驁将軍の危篤

合従軍との戦い後、冬を越して年が明け、しばらくは次の大きな戦いがありませんでした。そんな中、突如、蒙武の父で蒙恬(もうてん)の祖父にあたる将軍・蒙驁が危篤という報告が入り、信と蒙恬は急いで蒙驁のもとへ駆け付けます。

蒙恬が「じーちゃん」と声をかけると、しばらく意識のなかった蒙驁が反応し、起き上がります。そして、自分の過去を静かに語り始めた蒙驁。最後には穏やかな表情で「蒙恬と信と王賁、三人で一緒に高みへ登れ」という言葉を送り、そのまま息を引き取りました。

ネタバレ④新たな命の誕生

蒙驁の死から少しして、秦国にとっておめでたい出来事が起こります。秦王の嬴政と宮女の向(こう)の間に女の子が誕生し、麗(れい)と名付けられました。秦国内は新たな命の誕生に歓喜します。そして、知らせを受けた信たちも、秦国の王女が誕生したことを祝いながら、休暇期間を終え、戦地に向けて出発しました。

ネタバレ⑤春申君不在の朝廷は荒れていく

敗北した合従軍はそれぞれの国に帰り、楚では合従軍の総大将を務めた春申君が責任を取らされ、田舎にある都市の来虎(らいこ)に左遷されていました。一方、合従軍で大いに活躍した将軍・媧燐は楚軍の第二将に昇格。しかし、春申君のいない楚の朝廷は荒れていました。

ネタバレ⑥趙では李牧が更迭される

合従軍の戦い後の趙でも、合従軍の発起人である宰相の李牧が責任を問われ、宰相の地位をはく奪されていました。しかし、李牧は落ち込んでいませんでした。彼は冷静に大きな戦いの後に起きるであろう各国の内乱の時期を分析し、合従軍との大きな戦いに勝利した秦こそ、最も過激な内乱が発生するだろうと読んでいました。

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キングダムの合従軍編のその後の各エピソードあらすじをネタバレ

ここまで、原作漫画「キングダム」の合従軍編の次に描かれた、羌瘣副長の敵討ち編と王弟謀反編を紹介し、合従軍編のその後をネタバレでみてきました。次に「キングダム」の合従軍編のその後のエピソードについて、あらすじをネタバレでみていきます。

あらすじネタバレ①著雍攻略

原作漫画「キングダム」の合従軍編のその後のエピソード、1つ目は著雍攻略です。合従軍との戦いから2年後、李牧と春申君によって、秦の国境は中華進出が難しくなるようなものへと書き換えられていました。そこで、秦は中華進出を阻む要所の都市・著雍を奪取すべく魏と戦うことになります。秦軍の大将は騰将軍、飛信隊と玉鳳隊も援軍として参加していました。

対する魏軍は呉鳳明(ごほうめい)を総大将とし、地形などを利用して隙のない布陣を敷いていました。また、魏には秦六将や趙三大天と並び称される魏火龍七師(ぎかりゅうしちし)という7人の英雄も参加していました。信が五人将へと昇格する重要な戦いとなります。

あらすじネタバレ②嬴政加冠

原作漫画「キングダム」の合従軍編のその後のエピソード、2つ目は嬴政加冠です。秦王の嬴政の「加冠」の儀式が執り行われます。「加冠」とは国内外から正式に王であると認められる、重要な儀式でした。

これにより、政は正式に秦国の王となりますが、そこで政の母である太后や、若き王の政を補佐する丞相の呂不韋の思惑が交錯し、秦の内乱が勃発します。そして、秦王の政と呂不韋の戦いへと発展。秦が国として新たな出発ができるのかどうかの重要なエピソードとなっています。

あらすじネタバレ③黒羊攻防戦

原作漫画「キングダム」の合従軍編のその後のエピソード、3つ目は黒羊攻防戦です。黒羊攻防戦ではそれまでの戦いとは異なり、密林の中で趙軍と黒羊丘を取り合う戦いとなりました。秦軍では桓騎軍と飛信隊が連携することになりますが、やり方が元々まったく異なる桓騎軍に合流した、信や飛信隊は戸惑うことになります。

また、桓騎の奇策や、限りなく「趙軍の三大天」に近いと言われていた慶舎を信が討ち取るシーンなど、目が離せない心理バトルが見どころの戦いとなっています。

あらすじネタバレ④斉王との会談

原作漫画「キングダム」の合従軍編のその後のエピソード、4つ目は斉王との会談です。秦王・政との会談で、彼の王としての覚悟や器の大きさを目の当たりにする斉王。しかし、秦国はこのエピソードで宰相の蔡沢を失うことになります。政が他国の王に対して、初めて中華統一の夢を打ち明けるシーンや、饒舌な秦王・政と斉王のバトル、蔡沢(さいたく)の最期などが見どころとなっています。

あらすじネタバレ⑤募兵の入隊試験

原作漫画「キングダム」の合従軍編のその後のエピソード、5つ目は募兵の入隊試験です。飛信隊の選抜試験が実施され、厳しい入隊試験を突破した個性豊かなキャラが飛信隊に入隊しました。飛信隊の成長を実感でき、新たなキャラたちの人間ドラマも楽しめるエピソードとなっています。

あらすじネタバレ⑥鄴攻略

原作漫画「キングダム」の合従軍編のその後のエピソード、6つ目は鄴(ぎょう)攻略です。秦と趙の戦いで、それぞれの大将は王翦と李牧です。中華統一を本格的に目指し始めた秦は、趙の龐煖(ほうけん)将軍が燕に侵攻し、手薄になっている趙国内を狙います。

まず、秦軍は趙の第2の都市である鄴や、鄴の周辺の9城を落とします。さらに王翦は秦と趙の因縁の地である閼与(あつよ)や轑陽(りょうよう)も陥落。しかし、その後兵糧の問題が発生したため、武功のない者を帰還させ、少数の精鋭部隊を率いて戦うこととなりました。王翦と李牧の知将同士のバトルが見どころとなっています。

また、鄴攻略の総大将は王翦ですが、実は桓騎軍や山の民を率いる楊端和も参加し、三大連合軍を組んでいました。そのため、各軍のいずれの戦いも非常に大きな戦いを展開していました。そのうちの1つが山の民たちの戦いです。山の民を率いる楊端和軍の援軍として壁(へき)軍が合流し、橑陽の地で6万の兵力を趙軍にぶつけます。しかし、趙の舜水樹(しゅんすいじゅ)は軍を橑陽の犬戒王ロゾのところまで、あえて下がらせました。

ある理由から、ロゾは舜水樹率いる趙軍に協力します。また、途中で壁軍が守っていた秦軍の兵糧庫が舜水樹によって燃やされる事件が発生。兵糧の半分を失ってしまいます。さらに、逃げ場をなくした楊端和軍が窮地に立たされてしまいます。そんな苦戦を強いられる中、壁はフィゴ族のダントら山の民と連携し、見事犬戒王ロゾを討ち取る功績をあげました。

あらすじネタバレ⑦姓を「李」にした信

原作漫画「キングダム」の合従軍編のその後のエピソード、7つ目は姓を「李」にした信です。とうとう将軍になった信。姓が必要となった彼は「李」を名乗りたいと政に伝えます。実は漂が政の身代わりになったとき、彼は政から「李」という名字をもらっていました。

2人で天下の大将軍となり、中華全土に名を轟かせるという夢を誓い合った信と漂。信は漂の意思を継ぐという意味で「俺も李信にする」と言い出します。そんな信の想いを察した政も「了解した」とだけ答え、信の漂への想いや政との深い絆が感じられる感動のシーンと言われています。

あらすじネタバレ⑧什虎の戦い

原作漫画「キングダム」の合従軍編のその後のエピソード、8つ目は什虎の戦いです。秦は魏と同盟を結び、蒙武を大将として什虎城を襲撃します。相手はかつて楚に滅ぼされかけた小国の生き残りたちで、大将は満羽。蒙武と満羽の一騎打ちや、秦がどのように什虎城を攻略するのかが見どころとなっています。

あらすじネタバレ⑨王騎将軍の死と新しい時代

原作漫画「キングダム」の合従軍編のその後のエピソード、9つ目は王騎将軍の死と新しい時代です。かつて秦には他国に脅威を与える「六大将軍」がいました。しかし、時代の流れと共に六大将軍は王騎のみとなり、その王騎も戦死してしまいました。

そこで、再びこの制度が必要だと考えた政は、六大将軍の復活を宣言。新六大将軍の第一将は蒙武、第二将は騰、第三将は王翦、第四将は楊端和、第五将は桓騎、そして、第六将は空席となりました。新たに権限を与えられた六大将軍が、今後どのような活躍を見せていくのかに注目が集まっています。

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キングダムの合従軍編で死亡した将軍や裏切り者

ここまで、原作漫画「キングダム」の合従軍編の次のエピソードや、その後の戦いなどのあらすじをみてきました。次に「キングダム」の合従軍編で死亡した将軍や、裏切り者ではと疑われた人物を紹介していきます。

合従軍編で死亡した将軍

合従軍編で死亡した秦国の将軍、1人目は同金です。かつて王騎軍で第5軍長を務めていた武将で、王騎が討ち取られた後は騰軍の第5軍長となりました。合従軍との戦いで、楚軍の将軍である臨武君(りんぶくん)に討ち取られてしまいました。

合従軍編で死亡した秦国の将軍、2人目は鱗坊です。かつて王騎軍の第3軍長を務めていた武将で、王騎が討ち取られた後は騰軍の第3軍長になりました。臨武君との戦いの最中、楚国の弓の名手・白麗(はくれい)の放った矢に射抜かれ、討ち死にしました。

合従軍編で死亡した秦国の将軍、3人目は張唐です。函谷関防衛を任された大将軍で、韓の総大将である成恢(せいかい)の放った毒により、死亡しました。ただ、最後には、桓騎の奇策により、瀕死の状態ながら最後の力を振り絞り、見事成恢を討ち取っています。

合従軍編で死亡した秦国の将軍、4人目は麃公です。経験値と勘の鋭さを武器に相手を翻弄する本能型の武将で、その実力はかつての王騎将軍ら六大将軍にも引けを取らないほどです。信を気に入り、合従軍との戦いでは飛信隊と行動を共にしていました。

そして、函谷関の陥落を断念し、南道から秦の王都・咸陽(かんよう)を狙う李牧の策略に気づいた麃公。李牧に追いついたものの、趙の大将軍・龐煖との一騎打ちとなり、討ち取られてしまいました。次に、合従軍編で死亡した合従軍側の将軍たちをみていきます。

合従軍編で死亡した合従軍側の将軍、1人目は臨武君です。剛将と呼ばれる楚の武将ですが、合従軍編の序盤、かつて王騎軍で副官をしていた将軍の騰によって、あっけなく討ち取られてしまいました。

合従軍編で死亡した合従軍側の将軍、2人目は万極です。趙の将軍の1人で、秦国に対する深い恨みを抱える「長平の呪い」そのものです。秦にとって厄介な敵でしたが、信と一騎打ちとなり、討ち死にしました。

合従軍編で死亡した合従軍側の将軍、3人目は成恢です、毒攻撃に長けた韓軍の総大将ですが、一騎打ちではそれほど強くありません。最後は桓騎の奇策にハマり、張唐によって討ち取られました。

合従軍編で死亡した合従軍側の将軍、4人目は汗明です。楚の総大将で「中華最強」を自称する、合従軍の武の要です。蒙武との一騎打ちで、あと少しのところまで蒙武を追い込んだものの、最後は討ち取られてしまいました。次に合従軍編で裏切り者ではないかと言われたキャラをみていきます。

合従軍編での裏切り者

合従軍編で裏切り者ではと疑われたキャラ、1人目は王翦です。名門として知られる「王」家の現当主で王賁(おうほん)の父親です。武功に優れ、頼もしい秦国の将軍ですが、実は自分が「国王」になるという野心を持ち、籠城などのその奇抜な戦闘スタイルから、読者の間では彼の秦国への忠誠心が疑われていました。

そんな王翦ですが、合従軍編では国門であり、王都に繋がる要所「函谷関」の防衛を任され、燕の総大将で「山読み名人」と謳われるオルドと対峙します。山間部での戦いとなるため、北の山岳族の出身であるオルドが有利かと思われていました。そして、案の定、いとも簡単に王翦が築いた砦が攻略され、王翦軍は撤退。そのまま王翦軍は姿を消してしまいました。

そのため、読者の間で「王翦逃亡か」「やはり秦国を裏切ったのか」などという声があがり、裏切り者疑惑が深まりました。しかし、王翦は逃亡したのではなく、実は奇襲作戦の準備をしていたのです。一時的に姿を消していた王翦軍は、その後、オルド軍の背後から現れ、猛攻を仕掛けて大ダメージを与えることに成功します。そして、山読みに長けたオルドを見事抑え込み、読者による裏切り者疑惑も晴れることとなりました。

合従軍編で裏切り者ではと疑われた、2人目はのキャラは昌平君(しょうへいくん)です。秦国の総司令官で、秦における最高ポスト「相国」を任されている呂不韋の四柱のうちの1人でもあります。元は政と敵対していましたが、合従軍の侵攻という秦国の存亡の危機に際して、秦国が生き残れる策を必死に考え出しました。彼が裏切り者ではと言われる理由は、彼の助言によって国王である政自ら戦地の前線に赴いてしまったからです。

元は敵対する呂不韋の部下だったことから、兵や民を鼓舞する作戦と称して国王を戦場に送り込み、そのまま死なせるつもりなのか、と読者から疑われた昌平君。しかし、実際には昌平君の作戦通り、政のカリスマ性が発揮されて蕞の民の士気が上がります。そして、その場で3万人の民兵を組織し、すぐに突破されると危惧されていた蕞の地を6日間、守り抜きました。結果、その軌跡の立役者となった昌平君の疑惑も晴れることとなりました。

Thumb【キングダム】鄴攻めを史実から考察!王翦と李牧の勝負の結末は?趙滅亡のきっかけ? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

キングダムの合従軍編に関する感想や評価

こちらは「キングダム」の合従軍編に関するツイートです。合従軍編は何度観ても面白いという感想となっています。

こちらも「キングダム」の合従軍編に関するツイートです。合従軍編がとても熱くて泣けるという感想で「キングダム」作中で最も盛り上がるエピソードだと評価されています。

こちらも「キングダム」の合従軍編に関するツイートです。合従軍編が熱いと評価されており、敵キャラも味方のキャラも登場するキャラはみんな好きだという感想となっています。

Thumb【キングダム】昌平君の裏切りの可能性は?楚の王になる?史実から考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

キングダムの合従軍編のその後まとめ

いかがでしたか?「キングダム」の合従軍編の次のエピソードを紹介し、羌瘣副長の敵討ち編や王弟謀反編をみてきました。さらに、合従軍との戦いの後、秦国や各国はどうなったのかを紹介し、黒羊攻防戦や鄴攻略など、その後のエピソードのあらすじもネタバレでみてきました。

また、合従軍編で死亡した将軍や、裏切り者疑惑のあるキャラも紹介してきました。皆さんもぜひ「キングダム」屈指の長く熱い戦いとなった合従軍編はもちろん、その後のエピソードもお楽しみください!

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