【キングダム】黒羊攻防戦編(41〜45巻)のあらすじを解説!見どころや結末は?

「キングダム」の黒羊攻防戦編は、飛信隊と桓騎軍が合同で趙軍と黒羊丘を巡って激闘を繰り広げた戦いです。地味な存在の渕副長の活躍や、虐殺・略奪を行った桓騎と羌瘣の衝突シーン、慶舎が信に討たれるなど様々な見どころがあることで知られています。今回はそんな黒羊攻防戦が収録された「キングダム」の原作コミック41巻〜45巻までのあらすじや見どころをネタバレで紹介し、黒羊の戦いが本当にあったのか史実からの考察も行っていきます。

【キングダム】黒羊攻防戦編(41〜45巻)のあらすじを解説!見どころや結末は?のイメージ

目次

  1. キングダムの黒羊攻防戦編とは?
  2. キングダムの黒羊攻防戦編(41〜43巻)あらすじネタバレ
  3. キングダムの黒羊攻防戦編(44〜45巻)あらすじネタバレ
  4. キングダムの黒羊攻防戦編の見どころ
  5. キングダムの黒羊の戦いは本当にあった?史実を考察
  6. キングダムの黒羊に関する感想や評価
  7. キングダムの黒羊まとめ

キングダムの黒羊攻防戦編とは?

キングダムの作品情報

「キングダム」の黒羊攻防戦編とはどんな戦いだったのかを紹介し、黒羊攻防戦編が収録された原作コミック41〜45巻のあらすじや見どころをネタバレでみていきます。さらに「キングダム」の黒羊攻防戦は本当にあったのかについて、史実との比較で考察していきます。まず、ここでは「キングダム」の作品情報をみていきます。

キングダムの概要

「キングダム」は古代中国の春秋戦国時代末期を舞台にした、原泰久先生の青年漫画です。集英社の週刊ヤングジャンプにて2006年9号から連載されており、2020年9月時点で59巻まで刊行されています。さらに「キングダム」のコミックの累計発行部数(電子版も含む)は原作コミック59巻が刊行された時点で6800万部を突破している大人気作で、2013年には第17回「手塚治虫文化賞」にてマンガ大賞に選ばれました。

また「キングダム」はテレビアニメ化もされており、NHK BSプレミアムで第1シリーズが2012年6月4日から2013年2月25日の期間に全38話が放送され、第2シリーズが2013年6月8日から2014年3月2日の期間に全39話が放送されました。そして、NHK総合にて第3シリーズが2020年4月から放送中となっています。

さらに「キングダム」は2018年4月にコミックの刊行が50巻に達したことを記念し、実写映画化されることが発表され、2019年4月に山﨑賢人さん主演で劇場公開されました。そして、2020年5月には実写映画の続編となる第2弾の制作決定が公表されました。

キングダムのあらすじ

春秋戦国時代末期、中国の西方の大国の秦にて信と漂の2人の戦災孤児がいました。2人は下僕の身分ながら天下の大将軍になる夢のため日々稽古に明け暮れていましたが、ある時、漂のみが城で仕えることになります。その後、漂が深手を負って帰還し、信は息絶える間際の漂から紙を受け取ります。信はそれに書かれた場所で漂とよく似た秦王・政と出会い、漂の意志を継いで自らの夢を叶えるため、戦乱の世に出て行きます。

黒羊攻防戦編とは?

黒羊攻防戦編では、主人公の信が率いる飛信隊と桓騎将軍が率いる桓騎軍が連携し、密林の中にある黒羊丘を巡って趙軍と戦いました。趙軍の三大天に限りなく近いと謳われていた慶舎を討ち取った信や奇策に長けた桓騎将軍の活躍、手に汗握る心理バトルが見どころとなっており、読者からも非常に人気があります。

TVアニメ「キングダム」公式サイト

キングダムの黒羊攻防戦編(41〜43巻)あらすじネタバレ

ここまで「キングダム」の作品情報や「キングダム」の黒羊攻防戦編とはどんな戦いだったのかの概要をみてきました。次に、ここでは「キングダム」の黒羊攻防戦編が収録された原作コミック41巻〜43巻のあらすじをネタバレで紹介していきます。

41巻あらすじネタバレ

「キングダム」黒羊の戦いが描かれたコミック41巻のあらすじをネタバレでみていくと、秦国の覇権を争う嬴政と呂布韋の戦いが、嬴政の勝利で幕を閉じます。昌平君は新体制となった秦国において、天然の要塞として機能する黒羊丘に最初に目をつけ、桓騎将軍が率いる桓騎軍と信が率いる飛信隊を送り、黒羊丘を攻略しようと考えます。

しかし、飛信隊のメンバーの多くが桓騎軍に嫌悪感や恐怖心を抱いており、秦国軍の統率に問題がありました。そんな中でも、黒羊にある5つの丘を巡る陣取り合戦が趙軍との間で始まります。この黒羊攻防戦において、中央の最も大きな丘から奥にある地点に前線を敷くことを狙い、飛信隊は秦軍の右翼を任されます。

42巻あらすじネタバレ

「キングダム」黒羊の戦いが描かれたコミック42巻のあらすじをネタバレでみていくと、黒羊攻防戦の2日目、飛信隊は初日の失敗を挽回しようとより一層士気を高めて臨みます。この日の秦軍は、最低でも趙軍を中央の丘よりも奥へと押し込むことを目標としていました。そのため、敵が川の対岸を陣取っている状況でも川を渡り切らなければなりません。しかし、橋も船もない中で川を渡るのは困難で軍略が立てられませんでした。

そこで、飛信隊は軍略に頼れないなら、力技で行くしか無いと考えますが、それでも趙軍との戦力差が圧倒的でした。そのため、状況の打破は困難と考えた飛信隊の軍師である河了貂は副長の渕を作戦の要とした策を立てます。渕は副長とは言っても同じく副長として華々しい活躍をみせる羌瘣の影に隠れてきた地味な存在でしたが、ここで一気に焦点が当てられることになります。

43巻あらすじネタバレ

「キングダム」黒羊の戦いが描かれたコミック43巻のあらすじをネタバレでみていくと、黒羊攻防戦の4日目、趙軍の総大将・慶舎はこれまで一向に姿を見せない桓騎にしびれを切らし、自ら丘を下って飛信隊を襲撃します。慶舎の急襲により、飛信隊は壊滅の危機に陥りますが、桓騎軍のメインの部隊の1つであるゼノウ一家が援軍に駆けつけ、戦局は一変します。

慶舎が逆にピンチを迎えたことを知り、援軍として紀彗軍が登場。互角の展開となり、大乱闘となります。そして、慶舎は冷静さを取り戻し、丘の奥に向かって退却をはじめますが、それを見た信は中央丘での戦闘を捨て、趙の総大将である慶舎を討ち取ることを決めます。

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キングダムの黒羊攻防戦編(44〜45巻)あらすじネタバレ

ここまで「キングダム」の作品情報や「キングダム」の黒羊攻防戦編の概要を紹介し、黒羊攻防戦の前半が収録された原作コミック41巻〜43巻のあらすじをネタバレでみてきました。次に「キングダム」の黒羊攻防戦の後半が収録された原作コミック44巻〜45巻のあらすじをネタバレでみていきます。

44巻あらすじネタバレ

「キングダム」黒羊の戦いが描かれたコミック44巻のあらすじをネタバレでみていくと、黒羊攻防戦の5日目、桓騎は中央丘を取ることを諦めます。そして、黒羊丘の周辺にある村で略奪や虐殺などをし始めます。実はその被害に遭った村は羌瘣が怪我をした際に治療し、彼女を匿ってくれた恩人のいるところでした。羌瘣は自分を助けてくれた人の無残な姿を目の当たりにし、味方にも関わらず桓騎軍の兵を切り捨てるほど激怒します。

そして、そのままの勢いで桓騎将軍のもとへ詰め寄ります。また、信も桓騎軍が非武装の村人たちを虐殺し、略奪行為をしていることを知り、憤慨します。黒羊の戦いの初日から続いた飛信隊と桓騎軍との不仲はここに来て、最悪の状態となってしまいます。

45巻あらすじネタバレ

「キングダム」黒羊の戦いが描かれたコミック45巻のあらすじをネタバレでみていくと、黒羊攻防戦もいよいよ佳境に入り、中央丘を取りに行くのを諦めた桓騎将軍。彼の真の目的は紀彗軍でした。紀彗軍の本拠地は黒羊丘の近くに立地する離眼城で、この戦いで趙軍が負けることがあれば、紀彗軍の離眼城も無事では済みません。

桓騎将軍は黒羊の戦いが終わる前に離眼城を攻め滅ぼし、城内の民を虐殺すると脅迫します。この時点で紀彗軍が持ち場を離れることは、趙軍の敗北を決定づけることになります。

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キングダムの黒羊攻防戦編の見どころ

ここまで「キングダム」の作品情報や黒羊攻防戦編の概要を紹介し、黒羊攻防戦が収録された原作コミック41巻〜45巻のあらすじをネタバレでみてきました。次に、ここでは渕や羌瘣の活躍など「キングダム」の黒羊攻防戦辺の見どころを考察していきます。

見どころ①渕副長の活躍

「キングダム」黒羊攻防戦編の見どころ、1つ目は渕副長の活躍です。飛信隊の副長の1人である渕は、同じく飛信隊の副長である羌瘣の華々しい活躍の影で目立たない存在でした。そんな渕が黒羊攻防戦では大いに活躍することとなります。羌瘣は1人でも無双の戦いができる武将ですが、渕は日頃から自身がそんな羌瘣と同じ副長の役職にいることを疑問に思っていました。

しかし、黒羊攻防戦で飛信隊の存亡をかけた非常に大事な任務を任されたことで、自身の役割を自覚します。一見すると地味な存在のように思われる渕の活躍が見られるということも、黒羊の戦いの見どころの1つとなっています。

見どころ②羌瘣と桓騎

「キングダム」黒羊攻防戦編の見どころ、2つ目は羌瘣と桓騎です。黒羊攻防戦で桓騎軍がある村を襲撃し、罪のない民を虐殺したり、略奪行為をするという出来事がありました。羌瘣は自身が負傷した際に、手当してくれた老婆が桓騎軍によって無残に殺害されたことを知り、自分の立場を忘れるほど激怒。桓騎将軍に刀を向けます。普段は冷静沈着な羌瘣が熱くなる姿を見られるところも黒羊の戦いの見せ場となっています。

見どころ③羌瘣が拾った離眼のお守り

「キングダム」黒羊攻防戦編の見どころ、3つ目は羌瘣が拾った離眼のお守りです。紀彗軍の軍師である劉冬は軍の中核を担う武将ですが、黒羊攻防戦では羌瘣と2度、一対一で勝負する機会がありました。そして、1度目の勝負で羌瘣は離眼のお守りを拾い、2度目の勝負の際、劉冬に返しています。このシーンでの劉冬の表情や離眼のお守りが感動を呼ぶとして、見どころの1つだと言われています。

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キングダムの黒羊の戦いは本当にあった?史実を考察

ここまで「キングダム」の作品情報や黒羊攻防戦編の概要を紹介し、黒羊攻防戦編が収録された原作コミック41巻〜45巻のあらすじや見どころをみてきました。

そして、黒羊攻防戦編では、それまで地味な存在だった渕副長の渡河の活躍や、村人を虐殺・略奪した桓騎将軍と衝突した羌瘣の熱さ、さらに羌瘣が拾ったお守りを劉冬に返したシーンなどが見どころとして挙げられていることが分かりました。次に「キングダム」の黒羊の戦いは本当にあったのかについて、史実と比較して考察していきます。

史実①黒羊丘という地名が中国にない

「キングダム」黒羊の戦いの史実についての考察、1つ目は黒羊丘という地名が中国に存在しないことです。春秋戦国時代の趙国内に黒羊丘という地名が存在しないどころか、中華圏で探しても黒羊丘という地名は見つかりませんでした。

また、密林の中に複数の丘があるという、軍略のし甲斐がありそうな都合の良い地形が実際に存在するのも考えにくいため、地名に関しても地形に関しても「キングダム」オリジナルのものだろうと推測されています。

史実②桓騎将軍の活動期間は短かった?

「キングダム」黒羊の戦いの史実についての考察、2つ目は桓騎の活動期間に関してです。桓騎は紀元前237年に将軍に任命されますが、その数年後の紀元前233年に李牧によって追い込まれ、燕に逃亡、または李牧に討ち取られたとされています。そのため「キングダム」の作中では結構前から活躍しているイメージの桓騎将軍ですが、史実での桓騎の活動期間はたったの4年と、それほど長くないのです。

このように、史実での桓騎は秦王の政が加冠の儀を行ってから活躍し始めたようで、桓騎の活躍のほとんどは「キングダム」オリジナルの創作だと考えられています。

そして、黒羊丘の戦い自体が「キングダム」のオリジナルだろうと推測されていると紹介しましたが、ここで黒羊丘は視界が遮断される密林から一気に視界が開ける地形です。そのため、黒羊攻防戦は奇策を考えつくのに長けた桓騎が活躍できるように創作されたのではないかと考えられているそうです。つまり、この黒羊の戦いは作品が面白くなるように考えられたのではないかと予想されているようです。

史実③史実上で桓騎は趙のどこを攻めた?

「キングダム」黒羊の戦いの史実についての考察、3つ目は桓騎将軍が史実上では趙のどこを攻めたのかについてです。「キングダム」オリジナルの創作とされる黒羊の戦いはさておき、史実上での桓騎は趙のどこを攻め、戦果を挙げたのでしょうか?

「キングダム」作中では実際の春秋戦国時代末期の秦と趙、そして周辺の国との境目が分かりにくいと言われています。次に、秦と趙の実際の春秋戦国時代末期の領土の境についてみていきます。

史実④趙の大半は秦に組み込まれていた?

「キングダム」黒羊の戦いの史実についての考察、4つ目は趙国の領土の大半は秦国に組み込まれていたことに関してです。実際、春秋戦国時代末期の趙は軍事拠点としていた晋陽を秦に制圧されており、秦はその場所に太原郡を置き、直接的に支配していました。

コミック「キングダム」では圧倒的な強さを誇る大国として描かれている趙ですが、史実での趙はその領土の大半が秦に組み込まれてしまっていることが分かります。さらに、実際の趙は周辺国の魏や韓と同じく崩壊寸前の国家となっており、当時、秦と真っ当に勝負できる体力のある国は楚だけだったようです。

史実⑤紀元前236年趙に攻め込む

「キングダム」黒羊の戦いの史実についての考察、5つ目は紀元前236年に趙に攻め込むことです。当時の趙は秦によって領土の半分を奪われた状態でしたが、紀元前236年には桓騎、王翦、楊端和という秦の名だたる武将3人に攻め込まれています。

王翦はこの戦いで鄴を陥落させ、それだけでは良しとせず、その近くにあった9城を攻め落としたそうです。このため、邯鄲の周辺の城はほとんど王翦によって陥落させられたのだと推測されています。このとき、王翦は桓騎に留守を任せているため、単独で9城を落としたことになり、その腕前が高く評価されています。

史実⑥紀元前234年斬首10万人

「キングダム」黒羊の戦いの史実についての考察、6つ目は紀元前234年の戦で斬首された10万人の兵に関してです。紀元前234年には今度は桓騎が単独で趙を攻め、平陽と城1つを陥落させています。このとき、斬首された兵の数が10万人にのぼるそうです。

それまでにも趙は散々、秦によって苦しめられており、その上さらに10万人もの兵を失ったため、相手が桓騎ではなくても諦めムードになるだろうと推測されています。そして、そんな士気の下がる中、翌年にもう一度桓騎は趙を襲撃しています。

史実⑦紀元前233年李牧に敗北

「キングダム」黒羊の戦いの史実についての考察、7つ目は紀元前233年に李牧に敗北したことです。桓騎は紀元前233年にも単独で趙に攻め込んでおり、その際には平陽と東の武城を陥落。宜安を制圧することで、邯鄲にプレッシャーをかけました。しかし、ここで北方の守りを任されていた李牧が現れ、邯鄲の別の部隊と合流します。

さらに、李牧は宜安の近くの城に籠もって持久戦に持ち込み、本拠地から遠い場所で物資の補給がままならずに苛立つ桓騎の心理を読みます。そして、宜安から桓騎が兵を引き上げて肥を攻めた際、李牧は油断しきっていた宜安の守備軍を一気に撃破し、食糧を奪います。そして、大慌てで引き返してきた桓騎を打ち破ったのでした。

絶体絶命の桓騎がその後どうなったのか?燕に逃亡した説と李牧に捕らえられて斬首された説が伝えられており、いずれにしても桓騎は李牧を前にして大敗したようです。

Thumb【キングダム】渕は飛信隊の副長!かっこいい名シーンや信との関係も紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

キングダムの黒羊に関する感想や評価

こちらは「キングダム」の黒羊攻防戦編での渕副長に関するツイートです。黒羊攻防戦で渕副長が川を渡ったシーンが感動するという感想となっています。

こちらも「キングダム」の黒羊攻防戦編での渕副長に関するツイートです。渕副長が追い詰められた飛信隊の突破口を開いたという感想となっており、飛信隊が互いの強みを活かし、弱みを補い合い、それぞれの役割につき責任を果たしている姿が評価されています。

こちらは「キングダム」の黒羊攻防戦編での桓騎に関するツイートです。黒羊攻防戦で桓騎将軍は非常に非人道な戦い方をしたが、その結果味方の死者の数が想定の半数以下だったことで、いろいろ考えさせられたという感想となっています。

こちらも「キングダム」の黒羊攻防戦編での桓騎に関するツイートです。村人を虐殺した桓騎軍と信との衝突シーンにおいて、桓騎の恐ろしさを表現する上で非常に大事な伏線として機能していると評価されています。

こちらも「キングダム」の黒羊攻防戦編での桓騎に関するツイートです。黒羊攻防戦では慶舎を討ち取った信よりも、慶舎をそうなるように誘導した桓騎の方がすごかったと評価されており、黒羊攻防戦編での桓騎の活躍が目立ったことが分かります。

こちらは「キングダム」の黒羊攻防戦編での桓騎や信、羌瘣に関するツイートです。黒羊攻防戦では桓騎の戦略の巧みさが描かれていると評価されていますが、それ以上に信が慶舎に言い放った言葉も最高だと絶賛されています。さらに、信が羌瘣を助け上げたシーンも感動したという感想となっています。

こちらも「キングダム」の黒羊攻防戦編での羌瘣に関するツイートです。原作コミックの44巻で信が羌瘣を助け出したシーンが評価されており、その密着率にドキドキしたそうです。このように、黒羊攻防戦編は「キングダム」屈指の人気のシーンとして挙げられています。

Thumb【キングダム】慶舎は史実上も実在した?将軍としての強さ・実績と最期を考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

キングダムの黒羊まとめ

いかがでしたか?「キングダム」の黒羊攻防戦編について、それが収録されている原作コミック41巻〜45巻のあらすじをネタバレで紹介し、渕副長の活躍や一般人の虐殺を行った桓騎と羌瘣の衝突、羌瘣が拾った離眼のお守りを劉冬に返したシーンなどが見どころとして挙げられていることが分かりました。

さらに、黒羊の戦いは史実上では確認できず「キングダム」のオリジナルだと考えられていることや、作中では圧倒的な強さを誇る趙が史実ではその領土の大半をすでに秦に奪われていたことなどが分かりました。それまで地味な存在だった渕副長の活躍や普段は冷静な羌瘣が熱くなるところが見られ、桓騎の恐ろしさを実感できるとして人気のある黒羊の戦いに皆さんもぜひ注目してみて下さい!

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