【攻殻機動隊】トグサの声優は誰?ARISEでのキャストや名セリフも紹介

「攻殻機動隊」に登場するトグサは、公安9課(攻殻機動隊)のメンバーの1人で、アニメ声優はベテラン声優の山寺宏一さんが務めています。今回はそんなトグサのアニメ声優・山寺宏一さんのプロフィールを紹介し、山寺宏一さんが演じた他のキャラ・アオイ(笑い男)についてみていきます。さらに「攻殻機動隊ARISE」でのトグサのアニメ声優・新垣樽助さんや、実写キャストも紹介し、トグサの名言・名セリフや、義体化、愛用の銃や家族などについてもみていきます。

【攻殻機動隊】トグサの声優は誰?ARISEでのキャストや名セリフも紹介のイメージ

目次

  1. トグサとは?
  2. トグサのアニメ声優は?ARISEや実写のキャストも紹介
  3. トグサの名言や名セリフ集
  4. トグサの義体化や銃・家族を紹介
  5. トグサと「公安9課」メンバーとの関係
  6. トグサに関する感想や評価
  7. トグサの声優まとめ

トグサとは?

攻殻機動隊の作品情報

今回は「攻殻機動隊」のトグサのアニメ声優・山寺宏一さんについて紹介し、山寺宏一さんが演じた他のキャラ・アオイについてみていきます。さらに「攻殻機動隊ARISE」でのトグサのアニメ声優・新垣樽助さんや実写キャストについても紹介し、トグサの名言・名セリフなどもみていきます。まず、ここでは「攻殻機動隊」の作品情報をみていきます。

攻殻機動隊の概要

「攻殻機動隊」は士郎正宗先生によるSF漫画を原作とし、テレビアニメや劇場版アニメ、ゲームや小説など様々なメディア展開がなされている人気作品です。劇場版アニメは1995年に第1作目が公開となり、以降、複数の作品が公開となっています。

さらに、テレビアニメは2002年~2003年、2004年~2005年、2006年にそれぞれ放送されており、原作や劇場版アニメとは舞台設定などが異なる、パラレルワールドが展開されています。さらに、2017年にはアメリカで制作された実写映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」が公開となりました。

攻殻機動隊のあらすじ

舞台は科学技術が飛躍的に向上したことで、人体の電脳化やサイボーグ化が進んでいる21世紀の日本。科学技術により、大勢の人が電脳を使ってインターネットに直接アクセス可能となり、社会にはアンドロイド、電脳化した人間、生身の人間らが混在していました。そんな近未来の日本において、攻殻機動隊こと公安9課のメンバーはこれから発生するであろう犯罪を事前に察知し、犯罪による被害を最小限に抑えるため、奔走していきます。

トグサのプロフィール

「攻殻機動隊」に登場するトグサは主人公・草薙素子が率いる「攻殻機動隊」こと公安9課のメンバーで、攻殻機動隊の中で最も義体化率が低く、攻殻機動隊で唯一の妻子持ちです。元々は警視庁捜査一課の特別班に所属する刑事でしたが、草薙素子に引き抜かれたことで攻殻機動隊へと移籍しました。

元刑事のトグサは戦闘経験が少ないため、よくバトーとペアを組み、彼のサポート役を務めています。その一方で、トグサは元刑事なだけあり、直観力や推察力、情報収集力に長けています。ただ、その正義感の強さゆえに任務の中でも感情的になったり、激情に駆られたりするなど、人間らしい一面もあります。そのことから、トグサは超人的な能力を有する公安9課のメンバーの中で、最も一般人に近い存在だと言われています。

トグサの性格

「攻殻機動隊」のトグサは情に厚く、非常に正義感の強い性格をしています。そのため、卑劣な犯罪への強い怒りや憤りを見せることが多々あり、真実を明らかにするため、辞表を出そうとしたほどです。さらに、トグサは罠にハメられて逮捕された際には、裁判で正々堂々と戦う姿勢を見せるなど、実直な性格でもあります。

ただ、そんなトグサの性格は原作や、テレビアニメシリーズ、劇場版アニメ作品によって、大きな違いが見られることもあるようです。実際、原作の序盤では、トグサの粗暴な言動や自己主張が目立ち、我を通そうとして空回りする姿も描かれています。ただ、草薙素子がいなくなってからのトグサは精神的な成長を見せ、落ち着いた性格となりました。

攻殻機動隊 SAC_2045 公式サイト

トグサのアニメ声優は?ARISEや実写のキャストも紹介

ここでは「攻殻機動隊」のトグサのアニメ声優キャスト・山寺宏一さんのプロフィールを紹介していきます。また、山寺宏一さんは「攻殻機動隊」でトグサの他にアオイ(笑い男)役も兼任しています。そこで、山寺宏一さんが演じた他のキャラ・アオイ役についてもみていきます。さらに「攻殻機動隊ARISE」でのトグサのアニメ声優キャスト・新垣樽助さんや、実写キャストのチン・ハンさんについても紹介していきます。

トグサのアニメ声優は山寺宏一

「攻殻機動隊」のアニメシリーズでトグサの声優を務めたのは、ベテラン声優の山寺宏一さんです。ここでは、山寺宏一さんのプロフィールを紹介し、山寺宏一さんが「攻殻機動隊」で演じた他のキャラ・アオイ役についてもみてきます。

山寺宏一のプロフィール

トグサのアニメ声優キャスト・山寺宏一さんは1961年6月17日生まれ、年齢は60歳(2021年11月現在)で出身地は宮城県塩竈市。所属事務所はアクロスエンタテインメント、1985年から声優として活動しています。また、山寺宏一さんはその声の音域の広さから「七色の声を持つ男」の異名を持ち、業界では「困った時の山寺宏一」とも言われているそうです。

そんな山寺宏一さんの代表作は「それいけ!アンパンマン」めいけんチーズ役、かまめしどん役など多数、「ヤッターマン」ナレーション、ヤッターメカ役、「蒼天の拳」霞拳四郎役、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」ギュネイ・ガス役、「ONE PIECE」コラソン役、「新世紀エヴァンゲリオン」加持リョウジ役、「ルパン三世」銭形警部(2代目)役、「らんま1/2」響良牙/Pちゃん役などで、多くのアニメに出演しています。

さらに、山寺宏一さんはエディ・マーフィやウィル・スミスといった有名俳優の吹き替え声優も担当しており、多くの吹き替え作品に出演しています。また、山寺宏一さんは「アラジン」ジーニー役、「リトルマーメード」セバスチャン役、「美女と野獣」の野獣(ビースト)役など、多くのディズニー映画でも吹き替え声優も務めています。次に、山寺宏一さんが「攻殻機動隊」で演じた他のキャラ・アオイ役についてみていきます。

山寺宏一はアオイ役も担当

トグサのアニメ声優・山寺宏一さんは「攻殻機動隊」の作品の中で、アオイ(笑い男)の声優も担当しています。アオイは「笑い男事件」と呼ばれる事件の犯人です。そして、ハッキング能力に長けたアオイは、自分の顔を見た人間やカメラの記録をリアルタイムで、瞬時に笑いオトコのマークへと書き換えてしまう驚異的な能力の持ち主です。

山寺宏一さんはトグサの他に、そんな驚異の能力を持ったアオイの声も兼任しています。なぜ山寺宏一さんはトグサとアオイの2つの役を演じているのでしょうか?

トグサのアニメ声優キャスト・山寺宏一さんがアオイ役のアニメ声優にも起用されたのは、トグサが10年若返ったら、アオイと同じような理念を持っているのでは、という理由からだそうです。このように、山寺宏一さんが演じたアオイについてみてきました。次に「攻殻機動隊ARISE」でのトグサの声優キャスト・新垣樽助さんについてみていきます。

トグサの攻殻機動隊ARISEでの声優は新垣樽助

「攻殻機動隊」のアニメシリーズでは主に山寺宏一さんがトグサの声優を務めていますが、「攻殻機動隊ARISE」では新垣樽助さんがアニメ声優を務めています。「攻殻機動隊ARISE」は全4部構成の劇場版アニメシリーズです。「攻殻機動隊ARISE」ではキャラクターデザインと共に声優陣も大幅に変更となったそうです。

「攻殻機動隊ARISE」でのトグサのアニメ声優キャスト・新垣樽助さんは1976年6月18日生まれ、年齢は45歳(2021年11月現在)で、沖縄県島尻郡久米島町出身です。また「攻殻機動隊ARISE」でのトグサのアニメ声優・新垣樽助さんの所属事務所はマウスプロモーション、2000年から声優として活動しています。

そんな「攻殻機動隊ARISE」でのトグサのアニメ声優・新垣樽助さんの代表作は「テニスの王子様」木手永四郎役、「ツキプロ」眞宮孝明役、「刀剣乱舞」へし切長谷部役、「Fate/Zero」間桐雁夜役、「僕のヒーローアカデミア」通形ミリオ役などです。ここまで「攻殻機動隊ARISE」のトグサのアニメ声優・新垣樽助さんについてみてきました。次に、トグサ役の実写キャスト・チン・ハンさんについてみていきます。

トグサ役の実写キャスト

「攻殻機動隊」の実写映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」で、トグサの実写キャスト務めたのはシンガポール出身のハリウッド俳優、チン・ハンさんです。チン・ハンさんは2000年代からハリウッドで活躍しており、代表作は映画「ダークナイト」ラウ役、「ルーシー・リューの「3本の針」」Soldier Xuan役、「永遠の僕たち」ドクター・リー役、「2012」テンジン役、「コンテイジョン」スン・フェン役などです。

他にも、テレビドラマ「FRINGE/フリンジ」や「リーサル・ウェポン」などにも出演しています。そんな当時47歳だったチン・ハンさんは実写映画「攻殻機動隊」で、アニメシリーズよりも貫禄のあるトグサを演じたと好評でした。また、この実写映画の吹き替え声優もアニメシリーズ同様に山寺宏一さんが務めています。

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トグサの名言や名セリフ集

トグサの名言①「別にヒーローになりたかったわけじゃ…」

「攻殻機動隊」で山寺宏一さんらが声優を務めたトグサの名言・名セリフ、1つ目は「別にヒーローになりたかったわけじゃ…」です。「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の26話でトグサが言ったセリフです。

このエピソードで、少佐こと草薙素子が瀕死状態となります。そんな中、トグサは回想シーンを経て、このセリフを言いました。公安9課で最も正義感の強いトグサらしさが感じられ、公安9課の今後の在り方についても考えさせられる名セリフだと言われています。

俺は、別にヒーローになりたかったわけじゃない。だが、自分たちが信じる正義には、一点の曇りなくじゅんじてきたつもりだ

トグサの名言②「俺はマテバが好き…」

「攻殻機動隊」で山寺宏一さんらが声優を務めたトグサの名言・名セリフ、2つ目は「俺はマテバが好き…」です。トグサはリボルバー拳銃であるマテバを愛用していますが、下のセリフのように、マテバは装填できる弾数が少ない、と草薙素子から指摘されます。そこで、トグサはこのセリフを返しました。

草薙「ところで、まだリボルバーを使ってるんだって?ツーマンセルで2丁下げてもジャム※3が怖い?」 トグサ「俺はマテバが好きなの。」

また、トグサは援護射撃を頼まれた際にも「マテバでよければ」と言っています。トグサのマテバに対する愛が感じられる名言とされています。

トグサの名言③「死ぬな…」

「攻殻機動隊」で山寺宏一さんらが声優を務めたトグサの名言・名セリフ、3つ目は「死ぬな…」です。「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の24話で、荒巻大輔が言ったセリフです。このエピソードで公安9課は事件の黒幕を捕らえるために奔走しますが、逆に公安9課壊滅の危機を迎えてしまいます。そんな場面で、トグサが運転する車に乗り込んだ荒巻大輔は、草薙素子に対し、通信でこのセリフを言って指示を出しました。

死ぬな…… 必ず生き延びろ!

その後、トグサが敵の罠にかかって逮捕され、次々と他の公安9課のメンバーも襲撃されていきます。このセリフは荒巻大輔の名言であり、トグサが言ったセリフではありません。しかし、その後の一連の出来事の中で、自身の無力さや正義の意味について、自問自答することになるトグサに大きな影響を与えた名セリフとして知られています。

トグサの名言④「女房と娘の顔が…」

「攻殻機動隊」で山寺宏一さんらが声優を務めたトグサの名言・名セリフ、4つ目は「女房と娘の顔が…」です。「イノセンス」でトグサが言ったセリフです。このエピソードでトグサは、バトーとコンビを組み、事件を追っていました。そして、バトーと共に事件に関わっているとみられる暴力団事務所に聞き込みに出向いたトグサでしたが、バトーは話を聞くだけで絶対に発砲しないと約束したにもかかわらず、銃撃戦を展開。

幸い、命に別状はなかったものの、トグサはバトーに対し、彼のやり方に付き合っていたら、命がいくつあっても足りないと感じます。そして、下のセリフのように、バトーとの会話の中でトグサは「女房と娘の顔が…」というセリフを告げました。そんなトグサに対し、バトーは「そいつは女房でも…」と冗談めかして発言。相棒であるバトーとの関係性や、トグサの家族思いなところがよく分かる名言と言われています。

バトー「生きてるか、相棒。」
トグサ「女房と娘の顔が、頭ん中一杯に広がっちまって。」
バトー「そいつは女房でも娘でもねえ。死神って奴だ。」

トグサの名言⑤「それで世の中の何が…」

「攻殻機動隊」で山寺宏一さんらが声優を務めたトグサの名言・名セリフ、5つ目は「それで世の中の何が…」です。「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」にて、トグサが言ったのがこのセリフです。公安9課が壊滅状態となり、事件の黒幕が公安9課であるかのように報道されてしまいます。

そんな状況では、事件の黒幕がそのまま逃げ切ってしまうことを恐れたトグサはテレビに向かって、声を荒げながらこのセリフを言いました。その後、トグサは自ら事件の模倣犯となり、黒幕を襲撃しようと画策します。そんなトグサの憤りややるせなさ、正義感の強さが感じられる名言となっています。

それで世の中の何が変わるってんだ!!

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トグサの義体化や銃・家族を紹介

トグサの義体化

「攻殻機動隊」の舞台は科学技術が高度に発展した日本で、特に電脳化や義体化技術が発達しています。そのため、草薙素子やバトーら公安9課のメンバーの多くが、ほとんど全身サイボーグという状態であり、彼らは任務に適した義体を使いこなしています。しかし、トグサはそんな中でほとんど義体化されていない生身の人間であり、義体化は最低限、通信のために脳の一部をサイボーグ化しているのみにとどまっているようです。

そのため、公安9課の中で最も義体化率が低いと言われているトグサですが、彼はその後「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」にて、公安9課のリーダーとなります。そして、それにより、電脳化だけでなく、さらなる義体化にも着手しました。しかし、それでも、トグサは全身の義体化に至っていないようです。

トグサの銃「マデバ」

トグサはメンバーの中で最も義体化率が低いため、全身のほとんどがサイボーグ化している公安9課の他のキャラと比べ、格闘を苦手としています。トグサ本人もそのことを気にしているようで、銃に関して強いこだわりを持っています。そんなトグサの愛用の銃はイタリアの回転式拳銃「マテバ」です。

しかし、公安9課の仲間たちからは、弾数が少なく、装填ロスの大きいリボルバーのマテバよりも、弾数が多く、制圧力も高いオートマチックをオススメされています。ただ、それでもトグサはリボルバーのM2007や、オートリボルバーのN2008といったマテバ社の拳銃を愛用し続けています。しかし「攻殻機動隊」のシリーズごとにトグサが扱う「マテバ」が異なるようです。

「S.A.C.」の第1シリーズでのトグサはM2008とM2007スナブノーズを使用していましたが、劇場版「イノセンス」でのトグサはM2007バレルなどの改造されたものを扱っています。さらに、隊長となった「S.A.C. SSS」のトグサはオートマチックのセブロM10という組織が採用した拳銃を使用。それでも、トグサはマテバも一緒に携帯しており、マテバに対する強いこだわりが感じられると言われています。

また、トグサは公安9課の中で主にサポート役を務めており、相手の動きを牽制する目的で銃を使用する場面が多くなっています。このように、援護射撃中心のサポート役ならば、絶対に命中させなければならないということもないため、トグサはあまり命中率にこだわって来なかったようです。しかし、芸者ロボッを無力することに失敗し、人質を傷つけそうになったのをきっかけに、トグサは銃の腕を磨くようになります。

しかし、自身に求められているのは拳銃の命中率ではなく、刑事時代に培われた持ち前の洞察力であると、草薙素子から諭されたことで、トグサは目を覚まします。このように、マテバを愛用するトグサですが、作中に登場するトグサのマテバはどれも実在する銃がモデルとなっているそうです。

トグサの家族は?離婚した?

公安9課の中で唯一の妻帯者のトグサは非常に家族を大事にしています。そして、任務のために家に帰れないときにも、必ず家族と連絡を取っており、妻に頼んで子どもの寝顔の写真を送ってもらうなど、家族仲は非常に良好です。ただ、原作やテレビアニメシリーズ、劇場版アニメシリーズの作品によって、家族構成や家族との関係性などに多少の違いが見られるようです。

テレビアニメシリーズの「S.A.C.」では、高層マンション住まいで、家族構成は妻・息子・娘という設定となっています。その一方で、原作や劇場版シリーズでは一戸建てに住み、妻と娘1人という家族構成になっています。さらに、トグサは刑事を辞めた後、公安9課に移籍したことを家族に隠し、民間の警備会社に勤務していると嘘をついています。

しかし、本当のことを知らないながらも、トグサの妻は危険で多忙な任務に就く夫を理解し、支えています。一方「S.A.C. SSS」でのトグサは公安9課のことを妻に打ち明け、愛娘のために自ら命を絶とうとするシーンも描かれるなど、家族愛が強めに表現されています。また、劇場版「イノセント」では人間とロボットに関して、歪んだ思想を持つ検視官のハラウェイが「子育てとは実は人形遊びの延長上のもの」と語ります。

そのシーンでも、トグサが「子供は人形ではない!」と声を荒げるなど、こちらでも家族への想いが強い人物として描かれています。その一方で、2020年に制作された「攻殻機動隊 SAC_2045」でトグサは妻と離婚し、元妻が子どもの親権を持つことになります。それまでの作品の中で、愛妻家として描かれていたトグサが家族と離れる選択をしたことに対し、視聴者の間で衝撃が走りました。

トグサの死によってもたらされる事象

「攻殻機動隊 SAC_2045」の8話の「トグサの死によってもたらされる自称」というサブタイトルが話題になっています。トグサの死亡フラグとも受け取れる不穏なサブタイトルがつけられた8話。しかし、そのエピソードの中でトグサは公安9課を再結成するために奮闘します。公安9課が解体された後、元メンバーによって傭兵部隊「ゴースト」が組織されます。一方、トグサはその頃、日本の警備会社に就職していました。

しかし、荒巻から公安9課の再結成の話を聞かされたトグサは公安9課を再結成するために奔走します。そして、最終的には草薙素子からのミッションも見事に達成。その際、トグサはアメリカのエージェントであるスミスの中から、自身の記憶を消し去りました。結局、不穏なサブタイトルから危惧された、トグサが命を落とす展開はありませんでした。しかし、彼が大活躍するエピソードとなったそうです。

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トグサと「公安9課」メンバーとの関係

トグサと草薙素子の関係

「攻殻機動隊」のトグサと草薙素子との関係についてみていくと、攻殻機動隊の隊長である草薙素子とトグサは上司と部下として良い関係を築いています。元警視庁の刑事だったトグサを公安9課(攻殻機動隊)に引き抜いたのも草薙素子です。

劇場版「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」では、トグサが草薙素子に対し、なぜただの刑事だった自分を超人ばかりの公安9課に引き抜いたのか、と尋ねるシーンが描かれています。そのシーンで、草薙素子は「お前のようなやつだからよ」とだけ答えていましたが、直観力の優れる草薙素子は、トグサの持つ正義感や人間味、刑事としての優秀な手腕が公安9課に必要だと感じたようです。

実際、トグサが正義感の強さゆえに突っ走り、周囲から「青臭い」と言われるような言動をすることによって、事態が好転することがよくあります。このように、義体化率も差があり、性格も正反対なトグサと草薙素子ですが、その2人の違いこそが公安9課に良い影響を与えているのだろうと考えられています。

トグサとバトーの関係

「攻殻機動隊」のトグサとバトーとの関係についてみていくと、トグサはよく先輩であるバトーとコンビを組んでいます。バトーは元々は陸上自衛軍のレンジャー部隊に所属していた人物で、ほとんど全身が義体化しており、腕力に自信があります。

そして、感情に流されがちなトグサに対し、バトーが釘をさすことが多く、そのまま口げんかに発展することもよくあります。また、逆にバトーが冷静さを欠いたときには、トグサは「お節介」と言われながらも、バトーを優しく気遣うなど、相棒として良好な関係を築けていることがうかがえます。

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トグサに関する感想や評価

こちらは「攻殻機動隊」のトグサに関するツイートです。トグサの刑事の勘がフル回転するところが非常にかっこいいという感想となっています。

こちらも「攻殻機動隊」のトグサに関するツイートです。トグサの頼りがいがあり、家族を大事にしているところがかっこいいと評価されています。

こちらも「攻殻機動隊」のトグサに関するツイートです。トグサのアニメ声優・山寺宏一さんの声がとても好きだという感想で、トグサがかっこいいと評価されています。

Thumb攻殻機動隊のバトーは9課一の肉体派で人情家!声優や素子との関係は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

トグサの声優まとめ

いかがでしたか?「攻殻機動隊」のトグサのアニメ声優・山寺宏一さんのプロフィールを紹介し、山寺宏一さんが兼任しているアオイ(笑い男)についてもみてきました。さらに「攻殻機動隊ARISE」でのトグサのアニメ声優・新垣樽助さんや、実写キャストのチン・ハンさんについても紹介し、トグサの名言・名セリフについてみてきました。

さらに、トグサの義体化や愛用の銃「マデバ」についても紹介し、トグサは非常に家族思いで正義感に厚く、実直な性格であることが分かりました。今後も「攻殻機動隊」でかっこいいと人気のトグサ、そしてアニメ声優・山寺宏一さんらの活躍に注目していきましょう!

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