【攻殻機動隊】草薙素子の名言・名シーンまとめ!少佐のかっこいいセリフ集

近未来の日本を舞台した人気SFアニメ「攻殻機動隊」。個性的なキャラが活躍し、日本のみならず海外でも人気のアニメですが、多くの名言や名シーンがあることでも有名です。今回は主人公である草薙素子に注目し、草薙素子の名言やセリフ、名シーンを簡単な解説とともに紹介していきます。また、草薙素子の強さの分析やテレビアニメ攻殻機動隊S.A.C.シリーズで草薙素子を演じた声優についてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

【攻殻機動隊】草薙素子の名言・名シーンまとめ!少佐のかっこいいセリフ集のイメージ

目次

  1. 草薙素子は攻殻機動隊の女性リーダー
  2. 草薙素子の名言・少佐のかっこいいセリフ
  3. 草薙素子の名シーン
  4. 草薙素子のS.A.C.シリーズの声優
  5. 草薙素子の強さ
  6. 草薙素子に関する感想や評価は?
  7. 草薙素子の名言・名シーンまとめ

草薙素子は攻殻機動隊の女性リーダー

攻殻機動隊の作品情報

ここからは草薙素子が登場する攻殻機動隊の作品について、概要と簡単なあらすじを紹介します。

攻殻機動隊の概要

攻殻機動隊は士郎正宗先生によるSF漫画を原作に、映画、テレビアニメ、小説、ゲームなど多くの作品が作られました。作品によって時代背景やストーリー、キャラクターの設定が異なりますが、どの作品も多くの指示を集めています。アニメ化は、1995年に押井守監督の劇場版「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」が公開され、テレビアニメは2002年から始まります。

攻殻機動隊のあらすじ

1990年代に勃発した世界大戦以降、人類は飛躍的な科学技術の進歩により脳の神経にデバイスを直接接続する電脳化や体のサイボーグ化が進みますが、それに合わせて犯罪も狂暴化します。対抗手段が必要となり、政府は、内務省直属の公安組織公安9課を設立し、荒巻課長を筆頭に有能な人材を集めます。戦闘能力に長け、全身義体化した草薙素子も荒巻課長にスカウトされ、公安9課でリーダーとして様々な犯罪に対抗していきます。

草薙素子とは

草薙素子のプロフィール

草薙素子は全身義体化したサイボーグの女性で、世界屈指の義体使いです。攻殻機動隊S.A.C.シリーズでの年齢は25~26歳で身長は168cm。全身義体の経緯は作品により異なり、S.A.C.シリーズでは幼少期の事故により義体化したことが語られます。

草薙素子はかっこいい女性リーダー

陸軍の501機関に所属後、荒巻課長の勧誘を受け総理直属の公安9課へ移動。9課時代は軍に所属していたことから少佐と呼ばれ、癖の強いメンバーを束ね指示を出すリーダーを務めていました。

攻殻機動隊 Information Site

草薙素子の名言・少佐のかっこいいセリフ

名言・セリフ①「状況に応じて義体も脳殻も…」

S.A.C.の草薙素子の名言、「状況に応じて義体も脳殻も変えてきた…なら記憶も変えるまで」は、公安9課と軍の特殊部隊の衝突時に、バトーとの会話で出てきたセリフです。

名言・セリフ②「規範の中にいるときは…」

S.A.C. Solid State Societyでの草薙素子の名言、「規範の中にいるときは、それを窮屈と感じるけど、規範なき行為はまた行為として成立しない…」は、9課を抜け1人で活動する素子とバトーとの会話でのセリフです。ルールの中では思うように動けないと感じた素子ですが、結局は自由も制限の中にあることに気づきます。

名言・セリフ③「私たちは私たちの正義のために…」

S.A.C.での草薙素子の名言「私たちは私たちの正義のために戦っている…」には、多くの犯罪と向き合う素子たちの姿勢が、一部の権力者のためではなく自分たちが持つ信念に基づいた行動であることを示しています。人に流されず自分で進む道を決めているという、強い意志が感じとれます。

名言・セリフ④「機能しない名ばかりの英雄よりも…」

S.A.C.で、オリジナルが既に死亡し、ゴーストが国を治めていることを知り心配するバトーに、「機能しない名ばかりの英雄よりも、夢を語り続ける人形の方がいくらかまし…」と答えた素子。全身義体である自分に向けた励ましではないかとも言われています。

名言・セリフ⑤「そこに確かな疑問がある以上…」

「そこに確かな疑問がある以上、それを自分の目で確かめてみたい…」は、S.A.C.でトグサとの会話で出た名言です。自分で確かめることの大事さを伝えたセリフです。

名言・セリフ⑥「裏社会には論理が通用しない…」

「裏社会には論理が通用しない…」は、S.A.C.で提供者の承諾がない心臓が臓器移植されていた問題を調べていた9課が、臓器売買に手を染めた研修中の医学生に対し素子が言った名言です。恵まれた環境にいながら違法な小遣い稼ぎを行った研修医に対しお灸をすえ、今のうちに心を入れ替えろと諭しました。

名言・セリフ⑦「クゼ、お前、鶴を折れるか?…」

S.A.C.2nd GiGで、クゼとともに居たときの素子のセリフです。素子には幼少期の時に出会った少年に初恋の感情を抱いていましたが、その行方不明の少年がクゼなのかもしれないと考え、確かめようと、「お前、鶴を折れるか?それも左手だけで」と質問します。クゼからは、制御ソフトを入れれば誰だって折れると言われ、クゼがその少年だったのかは分かりませんでした。

名言・セリフ⑧「人間が人間であるための部品が…」

「人間が人間である為の部品が決して少なく無い様に…」は、GHOST IN THE SHELLで海に潜る理由を聞くバトーとの会話で出た草薙素子の名言です。自分が自分であるためには、顔や声、長叶った時の記憶、未来への予感など驚くほど多くの物が必要だと語りながら、記憶や体のすげ替えにより自分を失うことへの不安を口にしました。

名言・セリフ⑨「だけど私は情報の並列化の果てに…」

「だけど私は情報の並列化の果てに…」は、S.A.C.で笑い男と言われたアオイとの会話の中の名言です。ネットの中には同じような情報が溢れ、自分もその情報を得るとともにその考えに流され個性が失われていくことを危惧するアオイ。そのアオイに対し、個性を取り戻すための可能性が好奇心だ、と素子は伝えます。

名言・セリフ⑩「お前には勇気も才能もある…」

「お前には勇気も才能もある…」は、S.A.C.2nd GiGでクゼの足取りを調べていた時に出会った少年チャイに向けていった草薙素子の名言です。クゼに倣い、命を懸けて現状を変えようとマフィアと取引をしようとしたチャイですが、失敗に終わります。チャイの窮地を救った素子は別れ際に、生きることの大切さを伝えました。

名言・セリフ⑪「どんな娯楽も基本的には一過性のもの…」

「どんな娯楽も基本的には一過性のもの…」は、S.A.C.で電脳世界の中にある映画館で映画を観ることになった草薙素子が、映画を観終わった後外でその映画監督との会話で出た名言です。映画の感想を聞く監督に、素子はいい映画とも言えなくないと言いながらも、どんなに素晴らしいものだとしても観客を魅了したまま手放さないものは害であると言い切ります。

名言・セリフ⑫「戦闘単位として、どんなに優秀でも…」

「戦闘単位として、どんなに優秀でも同じ規格品で構成されたシステムは、どこかに致命的な欠陥を持つことになる…」はGHOST IN THE SHELLで、トグサがなぜ義体化していない自分を本庁から引き抜いたのか、と質問したときの草薙素子の返答です。素子はトグサが不正規活動経験がなく、所帯持ちで、電脳化も一部しかしていない生身の人間であるからこそ、必要な存在だと説明します。

名言・セリフ⑬「馬鹿になってるって事よ…」

「馬鹿になってるって事よ…」は、S.A.C.2nd GiGで世界を征服し独裁者になることで世界を平和に出来ると考えたクゼの行動力に対しての草薙素子の説明的な名言です。

名言・セリフ⑭「貴様、いい腕をしているな…」

「貴様、いい腕をしているな…」はS.A.C. 2nd GiGで、サイトーがタチコマに話していた昔話の回想シーンの素子のセリフです。素子の敵として狙撃戦を行ったサイトーですが素子には勝てず、逆に狙撃の腕を見込まれスカウトされます。

名言・セリフ⑮「残念だけど、私は現実世界を…」

「残念だけど、私は現実世界をそこまで悲観していない…」は、ARISEで消滅間際に自分の記憶を取り入れろといった電脳ウィルス仲介者のパイロマニアに向けていった草薙素子の名言です。現実をしっかりと見つめ生きている素子の力強さが表現されています。

名言・セリフ⑯「桜の24時間監視は中止!!…」

S.A.C. 2nd GiGで、タチコマが自分を犠牲にした以外にも多くの人が犠牲になった難民問題事件。様々な想いから覇気が無い素子は花見をしていましたが、荒巻からの命令もあり仕事の再開を伝えた時の素子らしいセリフです。

名言・セリフ⑰「小さい頃、うまく義体が使えず…」

「小さい頃、うまく義体が使えず…」は、S.A.C.でウィルスを仕込まれたアンドロイドの暴走事件解決後に、バトーに語ったセリフです。幼い頃から全身義体だった素子が、義体をうまく使えず大事な人形を握りつぶして泣いたことがあったと語ります。

名言・セリフ⑱「何が望みだ?俗悪メディアに洗脳…」

「何が望みだ?俗悪メディアに洗脳されながら…」は、漫画の攻殻機動隊で草薙素子が突入した施設の少年に向けたセリフです。福祉施設を隠れ蓑にした洗脳施設の強行捜査により、結果的に解放された少年に自分たちを助けにきてくれたと言われ、素子は、種(ギム)をまかずに実(フクシ)を食べることが望みなのか?と返答します。このセリフには、虚構と現実の区別がつかない人の増加を危惧するものだという人もいます。

名言・セリフ⑲「すべてが同じ色に染まっていく…」

「すべてが同じ色に染まっていく…」は、S.A.C.で笑い男を模倣する人々を指して言った草薙素子の名言です。電脳化により膨大な情報を共有することが可能となった社会では、他人の考えや行動を自分の考えだと錯覚する現象が現れます。他人を真似することで個性が失われていくことへの警鐘を鳴らしているセリフでもあります。

名言・セリフ⑳「哀れなほど、真実を知らない…」

S.A.C. 2nd GiGで、戦争で体の一部を失ったヘリパイロットに対し呟いたセリフが「哀れなほど真実を知らないプロレタリア(賃金労働者)…」です。現状から目を背け、勝手な思い込みにより犯罪を起こす人への皮肉めいたセリフともとれます。

名言・セリフ㉑「何が現実なの?何が真実なの?」

「何が現実なの?何が真実なの?」は、ARISEで陸軍501機関に所属していた草薙素子のセリフです。偽装記憶ウィルスに感染したことに気づかず記憶が奪われ続けている時に言った、素子の不安な気持ちを表したセリフです。

名言・セリフ㉒「見つけたわ。私の現実を」

「見つけたわ。私の現実を」は、ARISEで記憶が奪われ続けていた草薙素子が、周りの状況から自分の記憶に異常があることに気づき、棺の中のマムロ中佐を見つけた時に言ったセリフです。その後、中佐の義体から自身がウィルスに感染したことを知ります。

名言・セリフ㉓「あら、そう?なら、死になさい!!」

相手の弁明や脅し文句に耳を傾けず、「あら、そう?なら、死になさい!!」というセリフと共に躊躇なく敵を倒す草薙素子。クールでかっこいい素子にぴったりのセリフです。

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草薙素子の名シーン

名シーン①光学迷彩で街に溶け込む少佐

草薙素子の名シーンであり、攻殻機動隊シリーズの中で最も印象深いシーンといえば、光学迷彩で街に溶け込んでいく素子のシーンではないでしょうか。

名シーン②ネッ広

人形使いと融合し9課を離れる決意をした草薙素子が、どこへ行こうかしらと呟くGHOST IN THE SHELLのラストシーン。「ネッ広」という言葉は、素子がこの時言った「ネットは広大だわ」が元ネタになっています。

名シーン③ARISEを象徴するシーン

ARISEを象徴するシーンは、雨が降りしきる軍人墓地で、マムロ中佐の棺を掘り起こしていた公安9課の荒巻たちに対し、銃を構えながらその棺を開くなと言う、素子と荒巻の出会いのシーンです。

名シーン④心を許せる相手

S.A.C.2nd GiGで、クゼと2人きりになったときのシーンです。指導者として多くの難民から頼られていたクゼは、心を許せる誰かがいるのかと素子に尋ねます。素子は、いなくはないと答えますが、クゼはその相手をずっと探していると言いました。素子が心を許している相手は誰なのか気になるシーンです。

名シーン⑤遠足の時間

ARISEで、無駄話をしていたロジコマ(ロジスティクス・コンベイヤー・マシン)を集合させる草薙素子。「野郎ども、遠足の時間だ」と素子らしいジョークを使いながらロジコマたちの注目を集めます。

名シーン⑥消える記憶

ARISEでマムロ中佐の娘の記憶データを利用した偽装記憶ウィルスに感染していた素子が、改ざんを受けた記憶部位の除去を行います。それにより、偽りだった幸せの記憶が消え、クールな素子が現れます。

名シーン⑦義体交換時

S.A.C.で、負傷した義体の交換に訪れた研究室で敵の罠にはまり、危機一髪のところを電脳にアクセスしてきたアオイによって助けられます。笑い男事件の真相を教える変わりに自分が死んだあとのことを託すアオイに向け、素子は「ライ麦畑でつかまえて」の中の「未成熟な人間の特徴は理想のために…」を引用したセリフで返答しました。

名シーン⑧自走地雷と素子

ARISEの1話目で、マムロ中佐の棺を掘り起こしていた素子と荒巻が、棺の中から出てきた不気味な少女姿の自走地雷に襲われます。棺から現れ急に襲われたにもかかわらず、圧倒的な強さで素子は自走地雷を破壊します。

名シーン⑨草薙素子の不安

GHOST IN THE SHELLで、自分に似た義体を見た時にバトーに自分の抱える不安を話しました。自分はもしかして死んでいて、今の自分は模擬人格ではないか、自分という存在は最初から存在していなかったのではないか、と言い出します。圧倒的な強さを見せる素子が、内面に不安を抱えていたことが分かる貴重なシーンです。

名シーン⑩力強い少佐

S.A.C.で軍の特殊部隊の襲撃を受けた後、電脳世界で会話する素子とアオイのシーン。生きている状態で個を失う人にとってこの世界は絶望かと、アオイは素子に尋ねます。素子は「何をして絶望と捉えるか。とりあえず死んでみるっていう手もある」と答えますが、この力強さこそが素子の持ち味です。

名シーン⑪少年の自由

S.A.C.のラストで、アオイは自分の罪がどう裁かれるのか素子に質問します。素子はその件については荒巻に一任してあると言い、荒巻を紹介します。荒巻は笑い男のオリジナルは法的に存在していなかったとされ、アオイが自由の身であることを伝えつつ、9課にスカウトしますが断られます。

名シーン⑫武器を交換

ARISEで、最初は別機関に所属し敵対関係にもなっていた素子とバトーが、空中で武器を交換するシーンがあります。2人の息の合ったプレーから、相手を信頼し認め合っていることがわかります。

名シーン⑬まずは自分を変える

S.A.C.の冒頭のシーンで、テロを起こそうとした犯人を取り押さえ、「世の中に不満があるなら自分を変えろ。それが嫌なら…」と素子が言います。このセリフは、笑い男のロゴマークにある英文と同じ言葉でもあり、物語の中でも度々登場します。

名シーン⑭脳の並列化

S.A.C.の「すべてが同じ色に染まっていく」という名言が生まれたシーンです。笑い男を模倣した犯罪者の増加に対し、同じ情報を基に考えや行動をすることは脳の並列化をしていることに繋がると素子や荒巻は考えています。

名シーン⑮臓器売買の若者へ

S.A.C.の「裏社会には論理が通用しない…」のセリフに繋がるシーンです。違法な臓器売買を行っていた研修中の医学生に、法では裁けないと察した素子たちが、きついお灸をすえつつまともに生きるよう説教します。

名シーン⑯夢と行動

S.A.C.で電脳の中の映画館で映画を観た後、その監督と電脳の中で会話するシーンです。映画に感動しながらも、他人の夢に自分を投影させているだけの人は死んだも同然、という印象深いセリフもこのシーンでありました。

名シーン⑰メスゴリラ?

素子のあまりの強さと傍若無人ぶりに、9課のメンバーからメスゴリラと言われることがあります。イシカワが素子から嘘情報を送られたことに気づいたとき、つい口にした「あのゴリラ女」というセリフを、素子が後ろで聞いていたこともありました。

名シーン⑱個の取り戻し

S.A.C.のラストで図書博物館にいる笑い男のアオイと初めて対面し、会話するシーン。この中で、素子とアオイはオリジナルの不在がオリジナル無きコピーを作り出すという、スタンド・アローン・コンプレックスについて話ます。アオイはそれを絶望と感じましたが、素子はその中でも個を取り戻す一つの可能性、好奇心を見つけたと言います。

名シーン⑲素子とバトー

攻殻機動隊シリーズの中で、最も素子のそばにいてサポートしている人物がバトーです。バトーは素子を気にする素振りを見せますが、素子の態度は素っ気ないです。S.A.C.でも、バトーが素子を映画に誘うシーンがありますが、「本当に観たい映画は1人で行く」と断られます。

名シーン⑳義体と初恋

S.A.C.2nd GiGで、素子が子どもの頃の義体を見つけたシーンがありました。1つは素子の幼い頃の義体で、もう1つは自分のために左手で鶴を折り続けてくれた男の子の義体でした。消えた女の子を探し続けていた男の子の話を聞いた素子は、自分もその男の子が初恋の相手だったことを口にします。

名シーン㉑記憶を変える?

S.A.C.で軍の特殊部隊に襲われ、9課も解散し、思い出の品までも失いそうになっていることを心配するバトーに対し、素子は気丈に「状況に応じて義体も脳殻も変えてきた。なら記憶も変えるまでよ」と答えます。

名シーン㉒本気でキれる少佐

S.A.C.で、トグサを負傷させたアームスーツを着た強敵が現れ、素子たちと応戦します。本気でキレた素子は身動きが取れなくなった敵に何度も弾を打ち込みます。この時の素子のセリフ「サイトー、そいつをよこせー!」も有名です。

名シーン㉓有須田博士のこれから

S.A.C.2nd GiGで、タチコマのAIの開発研究を行った博士がアメリカに逃亡しよう企みますが、素子たちに阻止されます。バトーが、有須田博士はこれからどうなるのかと素子に尋ねると、素子は「自由を求めた彼に、もはや自由はない」と答えます。

名シーン㉔絶体絶命

S.A.C.2nd GiGで、素子がいる場所に核ミサイル打ち込まれるという絶体絶命の時、タチコマが子の命令を無視して自分たちで判断し、自らのAIが搭載されている衛星を核ミサイルにぶつけ相殺させました。僕らはみんな生きている、と歌いながらミサイルにぶつかるシーンには涙を流した人も多いようです。

名シーン㉕昔を思い語る少佐

S.A.C.では、昔を思い語る素子のシーンが見られます。「小さい頃、うまく義体が使えず大事にしていた人形を握りつぶして泣いたことがあった」とバトーに語る素子の顔は穏やかで、優しい顔をしています。

名シーン㉖再試験を提案するバトーへ

S.A.C.2nd GiGで公安9課の新規採用試験を行う素子たちですが、いい結果がでませんでした。訓練生の教官をしていたバトーが、自分の昔を思い出し難易度設定を見直して再度試験を行うことを提案します。素子も、「たしかに初めからうまく出来る人なんていない」とその提案に賛成します。

名シーン㉗人間ではない少佐

イノセンスでは、人形使いと融合後9課を離れ行方知れずになっていた素子が、バトーの前に現れ一緒に事件を解決します。別れ際にバトーは素子に、今の自分を幸福と感じるかと質問しますが、素子はその感情すら懐かしい価値観だと言い切ります。人間と言う殻に収まらなくなった素子との会話シーンです。

名シーン㉘怪盗ごっこ

S.A.C.2nd GiGで、怪盗に扮し事件を解決後プールで怪盗ごっこも楽しかったと余韻に浸る素子。休日を楽しんでるかのように見えますが、荒巻に仕事は山積みだと叱責され、「本気で転職、考えようかしら」と、素子が少し不満を口にするシーンです。

名シーン㉙少佐の冗談

GHOST IN THE SHELLの冒頭では、素子がクールに冗談を言うシーンがあります。話しかけても返事をしない素子に、「お前の脳ノイズが多いな」というバトー。そのセリフに対し、素子は「整理中なんだ」と答えます。

名シーン㉚記憶のカケラ

S.A.C.で軍の特殊部隊に追われている素子とバトーが逃げ込んだセーフハウス内のシーンでは、素子が自分を特定できるものとして大事にしていた、女性用の時計が出てきます。バトーからその時計を手渡され、素子もそれが自分の記憶のカケラであることを改めて感じます。

名シーン㉛チャイと少佐

S.A.C.2nd GiGでクゼの情報収集のために台湾を訪れた素子の前に、少年チャイが現れます。チャイは全身義体の素子に「全身義体ってできるの?」と好奇心を見せますが、素子に「試してみる?」と返され尻込みします。

名シーン㉜9課の解散

S.A.C.では、公安9課をテロ集団とみなし軍の特殊部隊が9課のある施設への突入を始めたとき、素子は9課のメンバーに「公安9課は、本日をもって解散する」と言うシーンです。

名シーン㉝絶望したタチコマ

S.A.C.で軍の特殊部隊に狙われたバトーがピンチに陥ります。バトーを助けるために飛び出したタチコマたちですが、敵を倒すための唯一の弾が不発弾だと分かり、「僕達は なんて無力なんだ…」と絶望します。しかし素子の励ましの言葉を聞き、自らを犠牲にしてバトーを助けます。

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草薙素子のS.A.C.シリーズの声優

S.A.C.シリーズはTV版

攻殻機動隊の作品の中のS.A.C.シリーズとは、2002年、2004年、2006年にテレビアニメ化されたものを指します。劇場版とは異なる舞台設定であり、社会問題をテーマに扱った作品です。

草薙素子を演じる田中敦子

田中敦子のプロフィール

1962年11月14日生まれ、群馬県出身、マウスプロモーション所属の声優です。アニメの声優だけではなく、洋画や海外ドラマの吹き替えも行っており、ニコール・キッドマンやジュリア・ロバーツなど有名女優の吹き替えを担当しています。草薙素子繋がりで、少佐という愛称で呼ばれています。

主な出演作

アニメ作品では、「ベルセルク」のスラン役、「銀魂」のフミ子役、「うみねこのなく頃に」の右代宮霧江役、「鬼灯の冷徹」の荼吉尼役、「機動戦士Vガンダム」のユカ・マイラス役など多くの作品に出演しています。

劇場版声優も担当

田中敦子さんはテレビアニメだけではなく、1995年に公開された「GHOST IN THE SHELL /攻殻機動隊」や2004年公開の「イノセンス」でも草薙素子を演じていますが、2017年公開のアメリカの映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」のスカーレット・ヨハンソンが演じたミラ・キリアン少佐の吹き替えも担当しています。

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草薙素子の強さ

戦闘能力は圧倒的

全身義体でありながら、義体を意のままに操る能力に長けている草薙素子。軍に所属し学んだ戦闘技術に加え、電脳により知りえた情報を瞬時に読み取り判断する能力にも長けており、他を寄せ付けない圧倒的な戦闘能力を持っています。

義体は特別仕様

激しい戦闘によっても損傷しづらい義体は特別仕様で、通常では手に入らない超高品質の素材を使用しています。しかし、見た目から高性能義体だと分からないように外見は量産している義体を使用し、悪用されることを防いでいます。

ハッカーとしても超一流

電脳社会において、力が無くても相手の動きを制限することができるハッカー。素子はエスパーよりも貴重な才能と言われる高度なハッキングスキルを持っており、ハッカーとしても超一流で、多くの事件の解決に役立てています。

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草薙素子に関する感想や評価は?

草薙素子は男性だけではなく女性からも人気があり、多くの人からカッコイイと評価されています。コスプレイヤーにも人気で、自分もカッコよくなりたいと髪型を真似する人もいるようです。

2020年配信予定の最新作の草薙素子のデザインが発表。そのイメージビジュアルを見たファンからは、作品に期待している声とともに、メスゴリラの義体やめたんだなど、素子の見た目に関する意見もありました。

草薙素子のアニメの声優は、田中敦子さんが主に演じていますが、素子の若い時代を描いたARISEと攻殻機動隊新劇場版では、坂本真綾さんが素子を演じています。シリーズごとに変化があるのも、攻殻機動隊の特徴です。

草薙素子の名言・名シーンまとめ

草薙素子のかっこいいセリフや名言、名シーンを簡単な解説とともにまとめて紹介しました。クールな冗談を言う事もありますが、考えさせられるような難しい言葉を使うことが多い素子。物語の背景やセリフの意味を知ると素子が何を伝えたいのかが分かるので、この記事を参考にしながら攻殻機動隊シリーズを視聴してみてはいかがでしょうか。

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