【攻殻機動隊】トグサの魅力と名言まとめ！担当声優や愛銃マテバも紹介

さっそく攻殻機動隊のメインキャラクターのトグサの魅力について説明していきます。トグサと言えばクゼと並ぶ攻殻機動隊のイケメンキャラクターで知られていますが、トグサの魅力は顔だけではありません。まずはトグサとは、どんな人物なのか説明します。トグサの義体化率、また同じメインキャラクターの素子やバトーとの関係や可愛いトグサの娘も紹介します。更にトグサの絡んだ事件にも触れていきます。

近未来の世界を描いた攻殻機動隊では、体の一部や全てに機械を埋め込む義体化（サイボーグ化）している人がほとんどです。ではトグサの義体化率は、どれぐらいなのでしょうか。作品毎に多少違いますが、実はトグサはほとんど義体化していません。トグサは通信のために脳の一部を少し電脳化している程度で、公安9課の中では体の義体化率が最も低いキャラクターです。経験も少ないので、公安9課の中では戦闘能力は低いです。

攻殻機動隊の主人公である素子との関係について掘り下げていきます。元々トグサは警視庁捜査一課特務班の刑事でしたが、総理直属の公安警察機関「公安9課」へ異動して来ました。トグサが公安9課へ異動したのは、公安9課の実質的なリーダーの素子が引き抜いたからです。 引き抜いた理由を尋ねるトグサに「お前のようなやつだからだよ」と素子が返すシーンもあり、トグサと素子は良い上下関係が築けています。

内閣総理大臣直轄の公安警察組織で犯罪の芽を事前に察知し除去していく事を目的とした公安9課は、実に様々な任務に対応しなくてはなりません。トグサは元・陸上自衛軍レンジャー部隊「レンジャー4課」の出身のバトーとコンビを組む事が多いですが、口論が絶えない間柄です。しかしトグサは情報収集力と推理力、義体化率の高いバトーは高い戦闘能力を有し互いが互いをカバーし合っています。トグサとバトーは名物凸凹コンビです。

トグサは義体化率だけでなく、家庭についても公安9課の中で異質です。トグサは公安9課の中で唯一の妻帯者であり、子供もいます。攻殻機動隊は作品毎に少しずつ設定が変わっており、トグサの子供も原作や劇場版では一女でしたが、「S.A.C」シリーズでは一男一女（姉弟）と変化しています。「S.A.C」シリーズで前面に出てきたトグサの娘は、ネットでも可愛いと評判で、トグサが溺愛しているのが分かります。

攻殻機動隊の中でも有名な「笑い男事件」は笑い男と呼ばれるハッカーがセラノゲノミクス社社長のアーネスト瀬良野を誘拐し、瀬良野が保護された後にマイクロマシンに殺人ウイルスを混入すると大手マイクロマシンメーカーを脅迫した事件です。笑い男事件特別捜査本部の刑事でトグサの同期の山口が遺した捜査資料を受け取ったトグサが、インターセプター不正使用の事実を突き止めたので公安9課が介入する事になりました。

捜査や犯人との攻防のシーンが多い攻殻機動隊にも、裁判をメインにした話が存在します。「攻殻機動隊S.A.C. 2ndGIG」の第10話のイカレルオトコという回で、非番のトグサが殺されそうになった女性を救おうと発砲した事でトグサが法廷に呼ばれる事となります。殺人を事故として処理したい弁護士に畳み掛けられ、怒ったトグサは公安9課を辞めると言い出します。素子の活躍により一発逆転して事なきを得ます。

「攻殻機動隊S.A.C.SolidStateSociety」では、「個別の11人事件」が終息し素子が任務中に失踪して2年が経過し公安9課は大々的な組織の変革を実施します。「10の力で1つの事件を解決する組織」から「8の力で3つの事件を解決する組織」へと方針を転換し、実力者のバトーは隊長の任を辞退しトグサが隊長となりました。トグサは経験を積み落ち着いた性格となっていて的確な指示を出しています。

攻殻機動隊には、多くの名言が存在しています。特に公安9課の創設者で部長（S.A.C.シリーズでは課長）荒巻や、主人公で公安9課の実質的なリーダーの素子の名言が多く有名です。しかしトグサも名言を残しています。そこでトグサの名言の中でいくつか抜粋し紹介します。トグサの名言を知る事で、トグサの正義感溢れ情に厚い性格や攻殻機動隊に珍しい常識的で人間らしい考え方に魅力を感じるのではないでしょうか。

義体化率の少ないトグサが、愛用にしている銃のマテバについて言及している名言です。この名言とゴースト・イン・ザ・シェルで登場する「マテバで良ければ」は、トグサのマテバに対する愛着を示す名言として有名です。義体化が少なく戦闘能力の低いトグサが身を守る為に携帯しているマテバは攻殻機動隊の原作から登場しており、こういったトグサの名言と相まってトグサと言えばマテバというイメージが付いています。

 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXの名言で、正式には「俺は、別にヒーローになりたかったわけじゃない。だが、自分たちが信じる正義には、一点の曇りなく殉じてきたつもりだ。」で知られています。正義感溢れる熱血トグサの熱い台詞であり、視聴者の心を揺さぶる名言です。義体化率が低くとも戦闘能力が低くとも公安9課の一員として、誇りを持って日々戦ってるトグサの心情が表れています。

こちらも攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXの名言です。素子の行方が分からず公安9課の職務を全う出来ない中でトグサが「笑い男事件」の報道を見ていた時に登場した名言です。公安9課の手柄を検察が誇らしげに語っている姿を見て、検察の手柄で公正疑獄が暴かれたとしても薬島は議員辞職すらしないかもしれないと感じたトグサの気持ちが溢れ出た名言です。無力なトグサの憤りが表れています。

攻殻機動隊は原作は士郎正宗によるSF漫画で、パラレルワールドの世界も含めて多くの作品が存在します。押井守の映画1作目「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」と映画2作目「イノセンス」そして黄瀬和哉の映画「攻殻機動隊 ARISE」があります。

またテレビアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」とルパート・サンダースの実写映画「ゴースト・イン・ザ・シェル 」も存在しています。攻殻機動隊は作品毎に時代設定やキャラクター設定が異なる点が特徴です。見る順番によっても、攻殻機動隊の楽しみ方が変わってきます。それではトグサの声優と実写版キャストについて紹介します。

攻殻機動隊は作品毎に声優も違います。トグサの声優として一番知られているのは、アニメ版の声優の山寺宏一です。山寺宏一は1961年6月17日生まれの57歳で、宮城県出身です。声優やタレントや司会者など幅広く活躍しており、ウイル・スミスやエディ・マーフィなどの吹き替えもしています。アニメの声優としてはアンパンマンのめいけんチーズが有名で、ルパン三世の銭形警部役も前任の納谷悟朗から引き継ぎました。

攻殻機動隊のトグサの他の声優には「攻殻機動隊 ARISE」の新垣樽助がいます。英語吹き替え版の声優は「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」ではクリストファー・ジョイス、それ以降の作品はクリスピン・フリーマンとトレバー・デュバルとアレックス・オーガンが演じています。このように攻殻機動隊は日本版だけでなく英語吹き替え版の声優も複数人存在しています。

ルパート・サンダースの実写映画「ゴースト・イン・ザ・シェル 」でトグサ役を演じたのは、シンガポールの俳優です。ハリウッドでも活躍している俳優で映画「ダークナイト」や「2012」うや「永遠の僕たち」、テレビドラマ「FRINGE/フリンジ」などにも出演しています。人気上昇中の俳優ですがトグサのイメージとはかけ離れているので、攻殻機動隊ファンからは残念だと言う声も上がっていました。

公安9課の中でも義体化率のトグサが愛用している銃のマテバについて調べました。そもそもマテバとは実在している銃なのでしょうか。また攻殻機動隊には作品毎でキャラクター設定も異なっていますが、トグサはどの作品でもマテバを使用しているのかも調査しました。トグサの名言にもなっているマテバを知る事で、より深くトグサについて知る事が出来るかもしれません。

トグサの愛用している銃は、マテバ社製のリボルバー（M-2007）やオートリボルバー(M-2008)です。トグサは命中精度の高いリボルバーを好んでいますが、公安9課から弾数と制圧力の高いオートマチックを薦められています。攻殻機動隊SACではM2008とM2007スナブノーズで、イノセンスではM2007バレルなど改造を施されたものを使用しています。隊長になってからはセブロをメインで使用しています。

トグサの愛銃マテバは、現実に存在しているマテバ2006Ｍをモチーフにしています。マテバ2006Ｍは弾の直径が0.357インチ（約9mm）の.357マグナムで、イタリアのマテバ社の製品のものです。2007年8月5日にトイガンメーカーのマルシンが、トグサの銃としてマテバＭ-Ｍ2007を発売しました。初回購入特典としてマーカー弾が付いたりトグサと同デザインのホルスターも同時発売され話題となりました。

攻殻機動隊のイケメンキャラクターのトグサについて、どのような感想や評価があるのでしょうか。トグサは素子やバトーと同じくメインキャラクターであり、いくつか名言もあるので比較的認知度は高いようです。トグサの代名詞のような存在で、名言にもなっているトグサの愛用している銃のマテバについての感想もありました。では実際に調査した感想や評価をまとめたので紹介していきます。

トグサの名言の1つである「マテバで良ければ」のワンシーンについて書かれていたツイートです。トグサの外見や内面と相まって、素子に返答するトグサにグッと来たのでしょう。やはりトグサと言えば、攻殻機動隊のカッコイイキャラクターという感想が多いようです。魅力的なキャラクターのトグサは、女性ファンを魅了しています。

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Societyで、トグサが娘の為に自決を覚悟したところに感激したというツイートです。攻殻機動隊の唯一の妻帯者で子供を溺愛しているトグサならではのエピソードです。トグサの男気溢れる熱いところも魅力の1つと言えるでしょう。少し感情的になり過ぎるところもありますが、人間臭い感じがファンを虜にしているのかもしれません。

トグサの愛用している銃のマテバを、実際に購入したというツイートです。トグサのマテバのトイガンは攻殻機動隊のファンのみならず、トイガンが好きな方も注目しています。マルシンの技術が惜しみなく投入されているので、実際に弾が飛び出てスイングアウトし排莢出来るマテバに仕上がっています。

素子を慰めるトグサの返答について書かれているツイートです。肯定も否定もしないというのは優柔不断のようにも思えますが、考えを押し付けないという意味では相手を不快にさせないベストな返答とも言えるでしょう。こういった柔軟な対応をするところも、トグサの魅力の1つなのかもしれません。

攻殻機動隊のイケメンキャラクターのトグサの魅力について名言や愛用している銃のマテバについて掘り下げながら紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。攻殻機動隊は作品毎で設定が違いパラレルワールドになっているので、それぞれのトグサに様々な魅力があります。すでに攻殻機動隊を観た事のある方もまだ観た事の無い方も、実際に作品を観て魅力を感じてみてはいかがでしょうか。