進撃の巨人の最終回がひどい?結末がつまらないと言われる理由や海外の反応を解説

2021年4月に最終回を迎えた漫画「進撃の巨人」は、涙を誘う感動的な結末に称賛の声が上がった一方、納得のいかない結末から、最終回がひどい・つまらないとの意見も見られました。本文では、漫画「進撃の巨人」の最終回から、結末がひどい・つまらないと言われる理由や海外の反応の解説、進撃の巨人の最終回に至るまでのあらすじ解説、エレン・リヴァイの謎等を、ネタバレ解説します。

進撃の巨人の最終回がひどい?結末がつまらないと言われる理由や海外の反応を解説のイメージ

目次

  1. 進撃の巨人とは?
  2. 進撃の巨人の最終回がひどい?海外の反応も紹介
  3. 進撃の巨人の最終回に至るまでのあらすじをネタバレ解説
  4. 進撃の巨人の最終回あらすじネタバレ解説
  5. 進撃の巨人の最終回のエレンの謎を考察
  6. 進撃の巨人の最終回のリヴァイを考察
  7. 進撃の巨人の最終回に関する感想や評価
  8. 進撃の巨人の最終回がひどいといわれる理由まとめ

進撃の巨人とは?

進撃の巨人の最終回を紹介・イメージ画像

感動の結末で最終回が締めくくられた漫画「進撃の巨人」でしたが、予想外の結末にひどい・つまらいとの感想も寄せられ、海外の反応からも最終回に対する厳しい意見が見られます。以下では、漫画「進撃の巨人」の最終回がひどいと言われる理由や署名運動まで起きた海外の反応の解説、「進撃の巨人」の最終回までのあらすじ解説、進撃の巨人・最終回のエレンとリヴァイの謎等を、あらすじを交えながらネタバレ解説しました。

進撃の巨人の概要

諫山創先生の漫画「進撃の巨人」は、2009年9月~2021年4月にかけて「別冊少年マガジン」で連載されたダークファンタジー作品で、単行本・全34巻で構成されています。別冊少年マガジンの創刊号に連載が始まった「進撃の巨人」は、連載初期から多くの注目を集め、国内はもちろん、韓国をはじめとする海外でも大きな話題を呼び、社会現象を巻き起こしました。

また、「進撃の巨人」は、2015年に実写映画版が制作され、前篇「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」、後篇「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」として上映され、映画オリジナルのストーリーやキャラクターの登場が話題を呼びました。また、2013年~2021年3月にかけて進撃の巨人のアニメ放送も行なわれ、2021年冬期には、「進撃の巨人」のアニメ4期・The Final Season part4が放送予定です。

進撃の巨人のあらすじ

壁外の世界に憧れる少年エレン・イェ―ガーでしたが、壁を超える超大型巨人の襲来により、母親・故郷、夢を奪われます。全てを失ったエレンは、 巨人への復讐を果たすべく、幼馴染のミカサ・アルミンと共に第104期訓練兵に志願し、調査兵団に入団します。進撃の巨人の能力に目覚めたエレンは、やがてパラディ島や島外の世界の秘密を知ることとなり、ある目的を達成するべく、暗躍を始めます。

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進撃の巨人の最終回がひどい?海外の反応も紹介

進撃の巨人の最終回に対する反応を紹介・イメージ画像

「進撃の巨人」の最終回は、これまでの殺伐した展開から一変し、平和な世界を生きるアルミン・ミカサのその後が描かれ、感動の結末と評されました。しかし、一部では、期待外れの結末から、最終回がひどいとの評価も見られ、海外の反応では最終回結末に納得がいかず、署名運動も起りました。以下では、「進撃の巨人」の最終回結末がひどいと言われる理由や、海外の反応について解説しました。

進撃の巨人の最終回結末がつまらない・ひどいと言われる理由

進撃の巨人の最終回がひどいと言われる理由を調査・イメージ画像

多くの読者が感動した涙を流したと称賛の嵐が巻き起こった進撃の巨人・最終回でしたが、一部の読者からは、予想外の結末ラストや、重大な伏線が未回収だった等の理由から、つまらない・ひどいとの評価も寄せています。進撃の巨人・最終回結末ラストがひどいと評価した感想では、ミカサの頭痛の原因や、彼女が始祖ユミルに選ばれた理由など、真相解明を終えないまま結末を迎えたことに対する厳しい意見も見られます。

一方、「進撃の巨人」の最終回は単行本の追加ページ分も合わせると、バッドエンド・ハッピーエンドとも捉えられる、あいまいな結末ラストだったことも、厳しい評価につながっています。そして、進撃の巨人の最終回がひどいと言われる最大の理由として、主人公・エレン・イェ―ガーの死が挙げられ、エレンに思い入れのあるファンにとって受け入れがたい展開も、進撃の巨人・最終回結末がひどいと評される原因になったでしょう。

進撃の巨人の最終回に対する海外の反応

進撃の巨人の最終回の海外の反応・イメージ画像

進撃の巨人の最終回に対する海外の反応も、これまでの殺伐した展開から一変したきれいな結末に称賛の声が寄せられています。しかし、一部の海外の反応からは、期待外れの最終回結末に納得がいかないとの声や、内容が難しく、進撃の巨人の最終回の解説が欲しいとの意見も寄せられています。また、海外では、進撃の巨人の結末の書き直しを求める署名運動も開始され、大きな話題を呼んでいます。

一方、人気作品の最終回の書き直しを求める署名運動は、海外ではよくある出来事と言われており、やや過激とも捉えられる海外の反応からは、漫画「進撃の巨人」に対するファンの熱い思いや、「進撃の巨人」の海外での人気の高さがうかがえるでしょう。また、海外の反応にて、「進撃の巨人」の最終回に関する厳しい意見の多さは、日本と海外の価値観の違いから発生したと捉えられます。

●「エレンの大量虐殺(ジェノサイド)を肯定する終わり方ががっかり・残念」
●「エレン可哀想だろ。ハッピーエンドに描き直せ。ミカサの選択も可哀想」
●「生き残り多過ぎて期待外れだぜ。あと意味不明だから解説誰かしてくれ」

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進撃の巨人の最終回に至るまでのあらすじをネタバレ解説

進撃の巨人の最終回までのあらすじ紹介・イメージ画像

漫画「進撃の巨人」は、人類と巨人の戦いを描いた独創的な世界観や戦記物を思わせる作風が、日本だけでなく海外でも人気を呼んだ一方、最終回目前で主人公が親友・仲間の手で討たれた展開は、賛否両論を巻き起こしました。以下では、国内外問わず、幅広い世代に愛される漫画「進撃の巨人」から、物語後半から最終回に至るまでのあらすじをネタバレ解説します。

ネタバレ①マーレに乗り込むエレン

シガンシナ区の奪還成功後、エレン達はシガンシナ区のエレンの実家の地下室に向かい、グリシャの日記からパラディ島と島外の世界の隠された真実を知ります。一方、マーレ国では、超大型巨人・女型巨人を失ったことによる戦力低下に目を付けられ、周辺諸国からの侵攻に脅かされるようになり、鎧・獣の巨人を能力を持つライナー・ジークは、敵対国との戦いに駆り出されます。

巨人の持つ圧倒的な力でマーレ国は侵略を食い止めることができたものの、同時に、巨人の脅威をみせつけるたびに、世界的なエルディア人への憎悪を煽ることに繋がっていました。マーレ国の戦力は、巨人の能力によってまかなわれていたものの、近隣諸国では技術面の向上が著しく、巨人と同等の威力を持つ最新兵器の開発にも乗り出し、マーレ国への侵攻の準備を進めていました。

敵対国の技術力の向上は、巨人の戦力を頼りにするマーレ国を滅亡も時間の問題となっていました。そこで、マーレ国の危機的状況に、元エルディア帝国の貴族・タイバー家が立ち上がります。タイバー家は、九つの巨人・戦槌の巨人を継承してきた一族でしたが、戦争に巨人を使わないことで諸外国からの信頼を勝ち取り、現在はマーレ国の庇護下を受けながら生活していました。

タイバー家では、始祖の巨人と不戦の契りについて知っていたものの、エレンが始祖の巨人を継承していた事実を受け、パラディ島を本当の人類の敵に位置づけ、宣戦布告をします。タイバー家の当主・ヴィリーの演説中、傷痍軍人としてマーレ国に侵入していたエレンは、進撃の巨人化してヴィリーに襲いかかります。この出来事は、世界の敵意をエルディア人に向けさせる結果となり、ヴィリーの思惑通りの展開となりました。

ヴィリーの死を受け、タイバー家は当主を失ったものの、戦槌の巨人の能力は、ヴィリーの妹・ラーラが継承していました。当主の最期を見届けたラーラは、戦槌の巨人化して、進撃の巨人化したエレンと交戦します。一時は、エレンに苦戦を強いらせた戦槌の巨人でしたが、弱点を見抜かれたことでエレンに捕食され、マーレ国の戦槌の巨人は、エレンに奪われてしまいます。

ネタバレ②ジークとパラディ島の勢力の結託

パラディ国とアズマビト家の結託・イメージ画像

エレンによるマーレ国襲撃より前、ジークとパラディ島は、全てのエルディア人の命を守る目的から結託、ジークが仲介したヒィズル国・アズマビト家の支援により、島ではインフラ整備が進められ、調査兵団にも最新の武器が支給されました。エレンは、ジークをパラディ島に連れて来るべく、マーレ国を襲撃し、ジークの死を偽装して運び出すことで、マーレ国からの島への攻撃を遅らせようと策を練ります。

始祖の巨人の真の能力の発動条件は、王家の血筋を持つ巨人との接触が必要であり、かつ不戦の契りを無効化できれば、地鳴らしを発動させて全てのエルディア人の命を守ることができることから、エレンにとってジークは欠かせない存在でした。しかし、万が一、始祖の巨人を奪われたら元の子もないと、ミカサ達は反対の意思を見せるも、結局はエレンの無謀な計画に振り回されることとなりました。

そして、エレンの突拍子のない言動を受け、仲間内ではエレンに対する疑心暗鬼に陥っており、ついに投獄を決断します。一方、密かに調査兵団を裏切っていたエレンは、自分の考えに賛同する者で結成したイェ―ガー派を作っており、その後、脱獄に成功します。マーレ国への襲撃で、世界の敵意を向けられたパラディ島の運命を変えるべく、エレンは始祖の巨人の能力を発動させるべく、ジークの元へ向かいます。

ネタバレ③パラディ島に襲来するマーレ軍

その頃、マーレ軍では、ジークの死亡が偽装だったことが判明し、全世界の戦力が集結する前に、始祖の巨人による地鳴らしの発動を食い止めるべく、パラディ島への侵攻を決定します。そして、マーレ軍の奇襲がパラディ島を襲い、エレンもライナーを相手に、巨人同士の戦いに身を投じます。マーレ軍は、ガリアードの顎の巨人やピークの車力の巨人も投入し、エレンは苦戦を強いられます。

そこへ、獣の巨人・ジークが助太刀に現れ叫びの力を発動させ、イェ―ガー派によってジークの脊髄液を摂取してしまったピクシス・ファルコは、無垢の巨人化に変貌し死亡しました。

ネタバレ④始祖の巨人の真の能力

顎の巨人ことガリアードは、ファルコを助けるべく自ら犠牲となり、エレンは隙を見てライナーからの逃亡を試みます。その瞬間を、ライナーの従姉妹・サシャが逃すことなく、銃でエレンの首を撃ち落とします。しかし、寸前のところでジークがエレンの首を手に取ったところで始祖の巨人の真の能力が発動され、2人は座標に到達します。

精神世界にも似たような場所では、全てのエルディア人の始祖ユミル・フリッツがおり、初代フリッツ王の命令により、2000年にわたって巨人を作り続けていました。大地の悪魔と契約を交わし、巨人の力を入れたユミルでしたが、彼女の死後、巨人の力3人の娘に受け継がれ、始祖・進撃・女型・鎧・獣・戦槌・顎・車力の能力が、現在まで継承されてきました。

また、ジークが目指すエルディア人の安楽死計画とは、世界で差別の対象とされたエルディア人の生殖機能を奪うことで、エルディア人を間接的に滅亡させる狙いがありました。そして、計画を成功させるには、始祖ユミルの力が必要でしたが、彼女は王家の血を引くジークではなく、エレンを選びました。

ネタバレ⑤エレンの夢

エレンの夢・イメージ画像

エレンは、表面ではジークのエルディア人安楽死計画に賛同していましたが、自由を求めるエレンは、別の目的を持っていました。思わぬ事実を知ったジークは、父・グリシャの過去を見せることで、エレンの改心を試みようとします。しかし、グリシャの過去を見せられたエレンは、レイス家殺害に戸惑うグリシャを洗脳し、計画を実行させます。

何事にも支配されない進撃の巨人には、歴代継承者の過去に干渉することができる能力があり、グリシャがレイス家を殺害し、始祖の巨人を奪った経緯も、実は未来のエレンから干渉を受けたことがきっかけでした。そして、グリシャに始祖の巨人を奪わせた目的は、地鳴らしを発動させることで、エルディア人以外の人類を全て駆逐し、パラディ島の脅威をなくすためでした。

一方、エレンは、始祖ユミルが座標で巨人を作り続けている理由や、2000年にわたって誰かを待ち続けていることを知っており、ユミルは涙を流します。ユミルは、王家の血を引くジークではなく、進撃・始祖の巨人を継承するエレンを選びます。そして、力を与えられたエレンは、始祖の巨人化し、地鳴らしを発動させ、島外の世界の滅亡を目論みます。

地鳴らしにより、壁に潜んでいた超大型巨人は覚醒を促され、群れを成してマーレ国へ進行します。巨人たちは一歩ずつ進むことに壁外の人類は踏みつぶされ、命が根絶やしにされていきます。一方、島外では、世界連合艦隊が集結し、最新兵器で巨人の群れに攻撃するも、人類に為すすべはなく、世界の崩壊は時間の問題となりつつありました。

ネタバレ⑥鳥と化したファルコ

暴走するエレンに対して、ミカサ達エレン・ストッパーズは、地ならしを停止するべく、エレンの本体を探します。しかし、巨人の骨の中に隠されたエレンを姿を捉えることは容易ではなく、ユミルの手で歴代の九つの巨人が具現化され、ミカサ達に苦戦を強いらせると共に、超大型巨人と化したアルミンを捕食します。

ユミルが生みだす巨人の群れに、なすすべがなくなってきたミカサ達の元へ、鳥の巨人化したファルコと彼の背中に乗るアニが駆けつけます。そして、リヴァイの計画により、一行はエレンのうなじの爆破・アルミンの救出の2班に分かれます。

ネタバレ⑦アルミンとジークの出会い

その頃、座標に到達したアルミンは、ジークと対面します。エルディア人の滅亡を目指すジークは、ユミルがなぜ、2000年にわたってフリッツ王の命令を守り続けているのか、理解できませんでした。しかし、エレンはユミルの考えを理解でき、それこそがユミルに選ばれる理由となりました。そして、最初は頑なだったジークは、アルミンとの対話を通じて、次第に考えを変えていきます。

ネタバレ⑧ミカサの最後の選択

全てのエルディア人は、過去から未来を通じてつながっており、かつての仲間の力を借りたアルミンとジークは、現実世界へと蘇ることに成功します。そして、地鳴らしが停止した瞬間に、エレンのうなじの爆破を成功させます。しかし、エレンは死なず、巨人となって復活を遂げます。また、謎の光る虫の影響で、ジャン・コニー・ガビを含めたエルディア人は無垢の巨人化します。

一方、ミカサはリヴァイと共に避難したため、巨人化は免れたものの、エレンを討つことが出来る唯一の存在でありながら、絶望的な状況に悲観し、激しい頭痛に襲われます。気が付くと、エレンと山小屋で過ごす光景が見え、その世界は現実世界から逃げ出したパラレルワールドのような場所でした。

そして、エレンと最後の対話を終えたミカサは、現実に戻るとある決断を下します。巨人化したエレンの口の中へ侵入し、彼の首を討ち取ります。

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進撃の巨人の最終回あらすじネタバレ解説

進撃の巨人の最終回あらすじ考察・イメージ画像

漫画「進撃の巨人」の最終回は、エレンの死を受け入れたアルミン・ミカサ達のその後が描かれ、きれいな締めくくりに称賛の声が上がる一方で、一部のファンや海外の反応では、厳しい意見も寄せられました。以下では、海外の反応からも賛否両論が飛び交った漫画「進撃の巨人」の最終回あらすじを、単行本の追加ページのあらすじと共に、ネタバレ解説します。

あらすじネタバレ①エレンとアルミンの会話

場面は、エレンとアルミンの会話に移り、少年時代に戻った2人は、エレンがミカサ・アルミンに対して突き放すような言動をした理由や、地鳴らしを発動させて、人類の8割を虐殺した目的、始祖ユミルを2000年に渡って縛り付けていたものの正体について語ります。次に、実年齢の姿に戻った2人の話題はミカサへ移り、ミカサの想いを踏みにじるような行為について、アルミンは怒りをぶちまけます。

一方、エレンもミカサの事を大切に想っており、ミカサが自分のことを忘れて他の男と一緒になることは嫌なこと、自分もみんなと一緒に生きていないと、本音を吐きます。その後、エレンとアルミンは最後の約束を交わし、アニに声をかけられたアルミンは、エルディア行きの船の中で目を覚まします。それらは、アルミンが見た夢の内容でしたが、直後にエレンによって消去されていました。

あらすじネタバレ②巨人の力の消滅

舞台は、スタトアの戦いに戻り、鳥の巨人化したファルコは、突然、蒸気を上げながら不時着し、巨人の力が解けていきました。また、他の巨人の能力者や無垢の巨人化された人々にも同じ現象が見られ、始祖ユミルの呪縛が解けたことで、巨人の力が消滅した結果でした。超大型巨人のアルミンも、元の姿に戻り、そこへエレンの首を持ったミカサが駆けつけます。

エレンの死を目の当たりにした2人が涙を流す中、人間に戻ったジャン・コニー・ライナー・アニは、夢の中でエレンと対話した記憶を思い出します。その頃、重傷を負ったリヴァイ兵長は、心臓を捧げていった仲間たちに敬礼を向け、別れを惜しみました。

あらすじネタバレ③戦いの最後

世界大虐殺者となったエレンの首は、ミカサの手でシガンシナ区へ運びこまれることとなり、残されたアルミンは、エレンの意志を叶えるべく、前に進みます。そして、巨人化が解けたエルディア人を警戒し、銃を向けるマーレ軍の前に立ちふさがり、自分たちは巨人でないことを証明すると同時に、エレン・イェーガーを討ち取った者として名乗り出ます。

あらすじネタバレ④3年後

エレンの死から3年後、人類の8割が犠牲になった地獄の光景は「天と地の戦い」と命名され、パラディ島では、世界からの報復に備え、かつてのイェーガー派を中心に軍事力の増強が進められていました。一方、パラディ島の女王・ヒストリアは、ヒィズル国のキヨミ・アズマビトとの国交を保ったまま対世界を見据えながら、島外に暮らすアルミン達と手紙のやり取りをしていました。

エレンの暴走を食い止めたアルミン一行は、世界の英雄として讃えられると同時に、パラディ島では、壁を壊し裏切った挙句、エレンを討った者としてイェ―ガー派から敵意を向かれていました。心配するアニをよそに、ライナー達は、ヒストリアを信じるように諭します。

あらすじネタバレ⑤マフラー

アルミン一行がパラディ島に向かう頃、ミカサはかつてエレンが居眠りしていた木の下にいました。エレンの首はミカサの手で埋葬され、簡素な墓石が作られました。3年がたった今も、エレンの事を忘れられずにいたミカサへ、1羽の白い鳥がマフラーをついばみ遠くへ旅立っていきます。ミカサは、天に向かってエレンへ感謝の言葉を送りました。

また、単行本収録の最終回では、ミカサと白い鳥のその後のエピソードが追加され、現代化が進んだパラディ島の様子や、ミカサのその後の人生が描かれました。そして、ミカサの晩年が描かれた後、エレンが埋葬された木は巨木となり、1人の旅人と飼い犬が木を見上げるところで結末を迎えました。

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進撃の巨人の最終回のエレンの謎を考察

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「進撃の巨人」の主人公でありながら、最終回目前でミカサの手で討たれたエレン・イェ―ガーの死は、読者に多くの衝撃を与えると同時に、エレンの死を受け入れなれないとの理由から、様々な意見が飛び交いました。以下では、「進撃の巨人」の最終回で登場したエレンの謎について、ミカサのマフラーをついばむ鳥との関係や、エレンが眠りについた木、墓石の文字についてあらすじや考察を交えながら、ネタバレ解説します。

考察①エレンと鳥

進撃の巨人・最終回ラストにて、ミカサの前に現れた白い鳥の正体は、自由を手に入れたエレンの生まれ変わりと考察されています。また、「進撃の巨人」では、鳥目線のエレンが描かれており、最終回の白い鳥とエレンの関連を匂わせているでしょう。

考察②エレンが眠りについた木

ミカサの手で運びこまれたエレンの首は、最終回にてミカサの手で埋葬されたことが明かされました。そして、エレンが眠りについた場所は、進撃の巨人・第1話にてエレンが居眠りをしていた木であり、木に刻まれた十字架が示しています。

考察③エレンの墓石の文字

進撃の巨人・最終回で描かれたエレンの墓石は、文字を逆さまにすると、「サイアイノ アナタ ココデトワニ イネムリニツク ミカサor854」という文章が浮かび上がります。「眠る」ではなく「居眠り」と表現した墓石の文字は、エレンの性格を表しているでしょう。

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進撃の巨人の最終回のリヴァイを考察

進撃の巨人の最終回のリヴァイの謎を考察・イメージ画像

「進撃の巨人」のリヴァイは、人類最強の戦士・調査兵団の兵長であり、劇中では唯一エレンを倒すことができる存在と言われてきました。進撃の巨人の終盤では、仲間が次々と失われる中、リヴァイもボロボロになるまで戦い続け、最終回で死亡するとも予想されていました。以下では、「進撃の巨人」の最終回のリヴァイと車椅子や涙の理由についてあらすじや考察を交えながらネタバレ解説します。

ネタバレ考察①リヴァイは死亡した?

リヴァイの死亡説・イメージ画像

「進撃の巨人」終盤で戦闘不能に陥ったリヴァイの姿から、多くの読者は最終回でリヴァイの死が描かれると予想されていました。しかし、「進撃の巨人」の最終回では、天と地の戦いの終結から3年後も、島外で生存していたことが判明し、良い意味で読者の期待を裏切ったリヴァイの結末は、大きな話題を呼びました。

ネタバレ考察②リヴァイの車椅子の理由

天と地の戦いを生き抜いたリヴァイの3年後は、車椅子に乗りながら新聞を広げる姿が描かれました。104期を除く主要調査兵団の唯一の生存者であり、リヴァイの車椅子姿からは、巨人の脅威が無くなった平和な世界の象徴と、命がけで戦い抜いてきたリヴァイへのねぎらいとも捉えられるでしょう。

ネタバレ考察③リヴァイの涙の理由

「進撃の巨人」の最終回のリヴァイと言えば、心臓を捧げていった仲間たちを前に流した涙のシーンは欠かせません。リヴァイの涙からは、命を捨てて戦い抜いた仲間への敬意や、もう二度と会うことはない寂しさが込められているでしょう。

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進撃の巨人の最終回に関する感想や評価

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進撃の巨人の最終回は、ファンの間で賛否両論が巻き起こり、海外の反応からも厳しい意見が寄せられています。しかし、進撃の巨人・最終回に対する評価は圧倒的に高く、初見で最終回にがっかりしたファンも、改めて読み直したことで最終回への評価を改めつつあります。以下では、進撃の巨人の最終回に関する感想や評価を、海外の反応に対する日本の反応や、進撃の巨人のあらすじネタバレを交えながら紹介します。

感想1:進撃の巨人・最終回の賛否両論に納得

進撃の巨人・最終回は、感動の結末に泣いたとの感想が多数を占める一方で、海外の反応のように結末に納得が出来ないと感じた読者も少なからずいます。このように、漫画「進撃の巨人」の最終回は、読み手の解釈によって評価が大きく分かれやすく、ネット上では賛否両論が飛び交っています。一方で、視点を変えることで異なる印象を感じさせる結末は、進撃の巨人ならではの魅力とも評価されています。

感想2:進撃の巨人・最終回に期待し過ぎた

進撃の巨人・最終回に関する厳しい感想の中には、予想していた結末とは正反対の締めくくりだったために、最終回を読み終えてがっかりしたとの声も見られます。最終回を待たず主人公の死を迎えた「進撃の巨人」は、最終回まで予想不可能な展開を見せ続け、感動の結末を迎えることができた一方、バッドエンドを予想していた読者には、物足りないラストだったとも評されています。

感想3:最終回に異議を唱える人の意見も気になる

進撃の巨人の海外の反応の解説で紹介したように、海外では「進撃の巨人」の最終回の書き直しを訴える署名運動も起き、「進撃の巨人」の人気の高さを改めて認識させました。日本でも、進撃の巨人・最終回に関する厳しい評価が見られる一方で、最終回の書き直しを求めるファンが思い描いた結末や、彼らが理想とする進撃の巨人のもう1つの最終回の内容にも興味・関心が向けられています。

感想4:主人公がハッピーエンドでない点が気に入らない

漫画「進撃の巨人」の最終回は、読み手の捉え方によってハッピー・バッドエンドに分かれやすく、特に最終回目前で起きたエレンの死は、大きな衝撃を与えました。最終回では、エレンの死によって世界に平和がもたらされ、最終的はハッピーエンドだったと評されています。しかし、主人公のハッピーエンドを望む読者にとって、進撃の巨人・最終回は、納得がいく終わり方ではなかったでしょう。

感想5:進撃の巨人は最高の作品

漫画「進撃の巨人」の最終回について、一部ではハッピーともバッドエンドとも言える、不思議な結末だったとも評されています。進撃の巨人・最終回で未回収となった伏線の多さや曖昧とも捉えられる結末に、海外では書き直しの署名運動が巻き起こりました。一方で、漫画「進撃の巨人」をエンターテイメントとして読めば、最高の作品だと評価する感想も見られ、賛否両論が起きた最終回を肯定する意見も見られます。

感想6:ひとつの歴史が終わったような喪失感を覚えた

壮大なスケールで描かれた「進撃の巨人」は、進撃の巨人の継承者として、世界の運命を大きく変えたエレンの一代記とも呼べ、漫画界にも大きな影響を及ぼしました。進撃の巨人・最終回について、様々な意見が飛び交うも、あらすじ解説で紹介したように、「進撃の巨人」は戦記物を彷彿させるストーリー展開が特徴で、「進撃の巨人」を読み終えた読者の中には、ひとつの歴史が幕を閉じたような感覚を覚えたとの声も寄せています。

感想7:進撃の巨人を通じて考えさせられた

エンターテイメントしての評価も高い漫画「進撃の巨人」は、人類と巨人の戦いや、伏線の多さが目を引く一方で、物語に込められたメッセージ性も注目を集めています。「進撃の巨人」はエレンの死という最悪の結末で締めくくられましたが、最終回ではエレンの遺志を受け継いだアルミン達の活躍や、歴史が繰り返されることを示唆するラストなど、哲学的な要素を含んだ描写も人気に拍車をかけています。

感想8:「進撃の巨人」を物語として読み直したい

「進撃の巨人」の第1話~最終回まで追ってきた読者の中には、物語の考察を楽しむ方もおり、ネット上でも「進撃の巨人」の伏線や最終回に関する考察が数多く投稿されました。そして最終回を迎えてからは、物語として「進撃の巨人」を読み直したいとの感想も見られ、1作品で2つの読み方ができることも、漫画「進撃の巨人」の魅力であり、おすすめポイントでしょう。

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進撃の巨人の最終回がひどいといわれる理由まとめ

進撃の巨人の最終回に関する評価まとめ・イメージ画像

進撃の巨人の最終回がひどいといわれる理由や海外の反応の解説、進撃の巨人の最終回に至るまでのあらすじ解説、進撃の巨人・最終回のエレン・リヴァイの謎について、あらすじを交えながらネタバレ解説しました。「進撃の巨人」の最終回について、一部のファンや海外の反応では厳しい意見も寄せられるも、SNSでは最終回を称賛する声が多数を占めており、進撃の巨人・最終回は、評価が分かれやすい結末だったと推測されます。

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