【終末のワルキューレ】アダムが強くてかっこいい！能力やゼウス戦の勝敗もネタバレ

「終末のワルキューレ」に登場するアダムは、神VS人類最終闘争（ラグナロク）・第2回戦に出場した神殺しの13人で、全人類の父として子供たちを守るべく、最高神・ゼウスとの戦いに挑みました。以下では、強い・かっこいいキャラクターとして人気の高い「終末のワルキューレ」のアダムプロフィールや、アダムの能力や強さのネタバレ、対ゼウス戦のネタバレと勝敗、アダムのアニメ声優などをネタバレ紹介します。

「終末のワルキューレ」は、梅村真也原作・フクイタクミ構成・アジチカ作画によるファンタジー・バトル漫画です。原作漫画は、コアコミックス刊行の漫画雑誌「月刊コミックゼノン」にて、2018年から2021年現在まで連載されており、単行本は2021年3月時点で計10巻、累計発行部数は600万部を突破しました。

2019年12月からは、オノタケオ作画によるスピンオフ作品「終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝」が、コミックゼノンで連載開始され、第1回戦に出場した呂布奉先の物語が展開されています。

「終末のワルキューレ」の登場キャラクターは、ギリシア神話を始めとする伝承や宗教上の神・人物、東西の歴史上の人物をモデルとし、人類と神の壮絶な戦いと独創的な世界観、戦乙女と呼ばれるワルキューレとの共闘が注目されています。また、漫画・終末のワルキューレは、「このマンガがすごい! 2019 オトコ編・第5位」をはじめ複数のマンガ賞受賞に輝いており、漫画界でも高い注目を集めています。

2021年6月17日から、動画配信サービス・Netflixにて、アニメ「終末のワルキューレ」の配信予定が発表されました。アニメ版では、主人公・ブリュンヒルデ役の沢城みゆきさんを始めとする声優陣の豪華な顔ぶれや、マキシマム ザ ホルモンの主題歌起用が大きな話題を呼びました。

人類誕生から700万年後、神々によって1000年に一度開かれる人類存亡会議では、進歩の兆しがない人類に終末を与える決議が下されました。しかし、戦乙女（ワルキューレ）の長姉・ブリュンヒルデの異議申し立てにより、神と人類の戦い・ラグナロクの開催が決定、人類の終末を阻止するべく、戦乙女と共闘する最強の戦士・神殺しの13人による、神々との壮絶な戦いの火ぶたが切られます。

神殺しの13人（エインへリャル）の1人で、第2回戦に出場した原初の人類です。外見は、あどけなさが残る童顔と、露出の多い筋肉質の身体が特徴で、全人類の父祖として、最高神・ゼウスに挑みます。かつては、エデンの園にて、妻・イブや動物たちと何不自由ない生活を送っていました。しかし、楽園に棲む蛇神が、イブを自分のものにするべく、イブが禁断の果実・善悪の実を食べたと嘘の告発をします。

蛇神の訴えは、夫・アダムへの操を貫くイブへの逆恨みによるもので、蛇神自身が禁断の果実を食べ、その罪をイブに擦り付けることで、イブを手に入れようと画策します。神々の権力が絶対のエデンの園で罪を犯したイブは、蛇神の訴えを信じた神々の裁きにより、楽園追放を言い渡されます。その時、アダムは、大量の善悪の実を持って法廷に繰り出し、自ら神々の前で果実を食べることで、イブと共に罪を被る決意を見せつけます。

その後、蛇神はアダム・イブの能力により倒されましたが、2人は新たな楽園を築くために、地上に降りたち、後の人間界を作り上げました。このような経緯から、アダムの闘技場への参加は、当初は、神々への憎悪や恨みを晴らすためと思われれいました。しかし、アダムは、我が子とも呼べる人類の未来を明るいものとするべく、戦いに身を投じ、彼の奮闘は人類の希望として、人類の勝利に大きな貢献をもたらしました。

「終末のワルキューレ」のアダムのモデルは、旧約聖書・創世記に記された、唯一神・ヤハウェが生みだした最初の人類・アダムに由来します。イブの善悪のリンゴを巡る裁判は、旧約聖書では、蛇にそそのかされたイブが、最初に禁断の果実を食べてしまい、イブに誘われるようにアダムも果実を口にします。そして、知恵を手に入れた2人は、お互いの姿を恥ずかしく思い、イチジクの葉で身体を隠すようになります。

2人が禁断の果実を食べたことは、もれなく神の知ることになるも、アダムは、禁断の果実を食べた罪をイブに擦り付けてしまいます。この出来事は、アダムが最初に冒した罪となり、神々の怒りに触れた2人は楽園を追放されます。その後、地上に降り立ったアダムとイブは、自分たちの食糧を手に入れるために働くこととなり、現在の人間界が形成されていったと伝えられています。

ギリシア神話の最高神・ゼウスを圧倒させたアダムは、人類戦士のエース的存在であり、強いだけでなく、かっこいいキャラクターとして多くの注目を集めました。以下では、全人類の父祖として、子供たち人類を守るべく戦い抜いた「終末のワルキューレ」の強い・かっこいいキャラクター・アダムの武器や、ゼウスに苦戦を強いらせたチート級の能力・神虚視（かみうつし）についてネタバレ紹介します。

アダムの武器は、指にはめて打撃攻撃を繰り出すメリケンサックで、相手へのダメージを増幅させると共に、自身の手の怪我を防ぐ効果もあります。メリケンサックの神器錬成（ヴェルンド）は、戦乙女の七女・レギンレイヴで、「神々の残された者」を意味します。アダムとレギンレイヴの神器錬成シーンは、ミケランジェロの名画「アダムの創造」をモデルに描かれています。

神々との戦いで使用される神器錬成（ヴェルンド）とは、戦乙女ことワルキューレが持つ能力で、人間の戦士と心を通わせることで、自らを戦士の特性に合った神器に変化するものです。神器錬成は、心を通わせた戦士と戦乙女が一蓮托生となって生を共にすることを意味し、所有者である戦士が死亡すると、戦乙女（ワルキューレ）も神器のダメージに関係なく、消滅していく運命が定められています。

「終末のワルキューレ」にて、チート級の強さを誇るアダムの能力は、自身が見た技をコピーして相手に反撃することができる神虚視（かみうつし）です。神によって生み出された最初の人類・アダムは、神の分身とも呼べる存在であり、どんな技も完璧に近い形で模倣・攻撃を繰り出す様子は、劇中トップクラスの強い能力と呼べるでしょう。また、アダムの神虚視は、光よりも早いスピードを持つ技にも有効です。

また、アダムの強さは、神が繰り出す技の再現度の高さだけでなく、相手が技を発動させると同時に神虚視を発動させ、その技を瞬時に見切ってかわし、カウンター技として相手の技を再現してみせる隙のない戦い方が特徴でしょう。そのため、アダムの神虚視は、ゼウスの黄昏流星群（メテオジャブ）・神の斧、そして、時の番人・クロノスの技・時を超える拳もコピーし、圧倒的な力でゼウスを追い詰めていきます。

通常であれば、相手の技をコピーして使用する能力は、オリジナルに比べると威力が劣ってしまうケースが多く見られ、相手に与えるダメージもいくらか軽くなってしまいます。しかし、アダムの神虚視は、単純なコピーではなく、オリジナルに近い完璧なコピーに加えて、相手が繰り出す技を見切る能力も習得することで、オリジナルを超える使い方を実現し、相手を追い詰めていきます。

また、技の威力だけを見れば、神を倒すことは容易に思えるアダムの神虚視ですが、特殊な能力やチート級の強い威力が発揮できるため、使用回数には限度がもうけられています。そのため、神虚視（かみうつし）を使い続けてしまうと、能力者の神経回路に負荷がかかります。そして、最悪のケースになると、能力者の目が流血・失明を引き起こし、神虚視自体が使えなくなるリスクがあります。

大切な存在を守ることを糧に、最高神との戦いに挑んだアダムは、人類側でもっとも強い・かっこいい戦士であり、対ゼウス戦での壮絶な最期は、多くの涙を誘いました。以下では、強い・かっこいい人類の父祖・アダムと、神々の頂点に君臨するゼウスとの戦いと、対ゼウス戦の勝敗のネタバレ、終末のワルキューレのアダムの死の真相をネタバレ紹介します。

神VS人類最終闘争（ラグナロク）・第2回戦は、アダム対シヴァの戦いが予定されていましたが、戦闘に対する衝動を抑えきれないゼウスの希望により、急きょ、ゼウスが参戦することに決まりました。お互いに拳骨による攻撃で激しい打ち合いを繰り広げる中、アダムは相手の能力をコピーする神虚視を駆使して、ゼウスの攻撃を見切ると同時に、攻撃をそのまま返していきます。

ゼウスの攻撃は、通常であれば回避不可能なスピードを持つ技が特徴ですが、アダムの神虚視は、それらのスピードをさらに上回る速さで、かつ完璧なコピー力でゼウスを追い詰めていきます。一方、ゼウスは、一撃必殺の攻撃をことごとく躱された挙句、相手に仕向けた攻撃をそのまま返されたことから、大きなダメージを受け続けていました。

アダムの神虚視から逃れることができないゼウスは、闘技場に倒れ込み、観客たちがアダムの勝利を確信します。しかし、死んでもおかしくない状態にありながらも、ゼウスは立ち上がり、戦闘を再開させます。そして、アダムに対して、イブに濡れ衣を着せ、エデンの園からの追放を命じた神に対して、憎悪や怒りを持っているだろうと質問します。

アダムが神との戦いに参加する意思を決めた理由について、ブリュンヒルデをはじめ、人類側・神々の側の多くが、自分たちを陥れた神への復讐だと思い込んでいました。しかし、闘技場に足を踏み入れたアダムからは、神への憎悪や怒りなどの負の感情が全く感じられず、ゼウスをはじめ、観客の多くはアダムのラグナロクへの参加を不思議に思います。

そして、アダムはゼウスや観客に対して、自分は神に対する憎しみや復讐が目的で戦うのではなく、全人類の父として、子供たち・人類を守るために戦いに来たことを訴えます。観客席からは、妻・イブの声援が聞こえ、アダムは人類の未来を救うべく、最強の神・ゼウスとの戦いに挑みます。

音速より速い黄昏流星群（メテオジャブ）や、圧倒的な破壊力を持つ蹴り技・神の斧で責めるゼウスでしたが、繰り出す技の全てがアダムの神虚視によって見切られ、完璧なコピーとして自分にはね返っていきました。そして、渾身の技として繰り出した時を超える拳も、会場の空間のが止まったような感覚の中でも神虚視は発動され、ゼウスは大ダメージを受けます。

度重なる神虚視のカウンター攻撃により、ゼウスの身体はボロボロになってもおかしくない状態にありましたが、それでもゼウスは気力で這い上がり、勝利を目指していきます。しかし、アダムにダメージを与えることが出来ないゼウスは、切り札として、最終形態・阿陀磨須（アダマス）を発動させ、肉体を極限まで絞り上げることで、エネルギーを増幅させることに成功します。

阿陀磨須は、通常であれば12,3分はその状態をキープすることが可能ですが、対アダム戦で大ダメージを負った今のゼウスでは、多く見積もって5,6分が限界と見えました。限られた時間でアダムを倒すべく、ゼウスは渾身の拳でアダムに挑みかかるも、アダムの神虚視からは逃れられず、自身が喰らうダメージが蓄積される一方でした。

しかし、対ゼウス戦で、神虚視を使い続けてきたアダムに陰りが見え始めます。神虚視は、乱用し過ぎると能力者の神経回路に負担がかかり、アダムの目も流血が見え始めていました。そして、オーバーヒートを迎えたアダムの目は、神虚視の使い過ぎや返り血が目に入ったことによる刺激で失明し、神虚視の能力も失われました。

肉体を極限まで絞り込むも、カウンター攻撃で更なるダメージを受けたゼウスと、神虚視の乱用による負担で失明したアダムの戦いは、終盤で形勢逆転を迎えます。これまでノーダメージだったアダムに、ゼウスの容赦ない拳が突きだされるも、アダムがゼウスの髪を掴んだことで、殴り合いによる決着が勃発します。

お互いに体力が消耗していながら、渾身の拳をぶつけ合う2人の戦いは長時間にわたり、力尽きたゼウスが先に腰を落としました。会場は、アダムの勝利と確信するも、衝撃的な事実を突きつけられます。

長時間の殴り合いを制したと思われたアダムは、ゼウスが腰を落とした後も、神を掴んだまま拳を突きだした状態で硬直していました。実は、アダムは試合中にすでに死んでいたことが判明します。第2回戦の結果は、ゼウスの勝利となりましたが、拳を突きだして立ったまま死んでいったアダムの姿は人類の希望となり、その後の対神との戦いにて、人類は勝利を積み重ねていきます。

アニメ化が発表された「終末のワルキューレ」では、出演声優の発表も行なわれ、アニメ版・アダムには斉藤荘馬さんが起用されました。ややあどけなさを残しながら、大切な人を守るために戦い抜いたかっこいいアダムのイメージにぴったり合うと、早くも称賛の声が相次いでいます。以下では、「終末のワルキューレ」でのアダムの演技に注目が集まる声優・斉藤荘馬さんのプロフィール・主な出演作品を紹介します。

終末のワルキューレ・アダムの担当声優・斉藤荘馬さんは、1991年生まれ、山梨県出身の声優・シンガーソングライターです。2008年に第2回81オーディション・優秀賞を受賞、2013年から本格的に声優業を開始し、翌年には、アニメ「アカメが斬る!」の主人公・タツミ役で初主演を果たしました。2019年には、アニメージュ第41回アニメグランプリ・声優部門にてグランプリに輝きました。

声優・斉藤荘馬さんの主な出演作品は、アニメ「ハイキュー!!」山口忠役、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」ヤマギ・ギルマトン役、「怪盗ジョーカー」シャドウ・ジョーカー（シアン）役、「フューチャーカード バディファイト」龍炎寺タスク役等です。近年では、「啄木鳥探偵處」吉井勇役や、「バクテン!!」竜ヶ森恭一役、「RE-MAIN」網浜秀吾役等を演じています。

また、2021年にアニメ化が発表された「友達の妹が俺にだけウザい」の小日向乙馬役、「天才王子の赤字国家再生術」のウェイン・サレマ・アルバレスト役の担当声優に選ばれています。ゲーム作品では、「グランブルーファンタジー」フェザー/鶴丸国永役、「あんさんぶるスターズ!」葵ひなた/葵ゆうた役、「刀剣乱舞」鯰尾藤四郎/鶴丸国永役、「神撃のバハムート」エイデン役等、数多くの作品に出演しています。

「終末のワルキューレ」にて、急きょ、アダムとの対戦を希望したゼウスは、ギリシア神話上の最高神であり、劇中でも神々の頂点として君臨し、最高神にしか出せない強い技・能力を見せつけ、アダムと死闘を繰り広げました。以下では、「終末のワルキューレ」にて、アダムとの激戦を制した、神々の代表・ゼウスの強い能力のネタバレや、ゼウスのかっこいい子供についてネタバレ紹介します。

「終末のワルキューレ」のゼウスは、神々の中で高い権力を有するヴァルハラ評議会の議長であり、全宇宙の父（ゴッドファーザー・オブ・コスモス）とも呼ばれています。神VS人類最終闘争（ラグナロク）では、最終決戦での出場が予定されていましたが、元来の戦闘好きを抑えきれず、シヴァに出番を譲ってもらい、第2回戦・対アダム戦にて激闘をを繰り広げました。

外見は、小柄かつ痩せた身体が特徴で、かなり老成しているものの、神々の中では1,2位を争うほどの戦闘狂と言われており、戦闘モード時には、筋肉を肥大化させて巨大化し、神器を使用せず、音速を超える拳や、蹴り技を駆使した攻撃を繰り出します。ゼウスの技や能力は、音速を超えるスピードで無数の拳を打ち込む「黄昏流星群（メテオジャブ）」や、対象物を真っ二つに割る蹴り技「神の斧」や「蹴人」等があります。

また、時の番人であり、父・クロノスの技であった「時を超える拳」は、神も見ることができないほどの驚異的な速さで繰り出される打撃で、あまりにも早すぎて会場の空間が止まると言われています。時を超える拳を出すには、肥大化した肉体を極限まで絞り上げる最終形態・「阿陀磨須（アダマス）」に変身して、スピード力を増すことが必要ですが、万全の時で12,3分が限界であり、ゼウスの切り札として使用されています。

「終末のワルキューレ」のゼウスのモデルは、ギリシア神話の最高神・ゼウスをモデルとし、全宇宙・天候の支配を司る天空神、人類と神々の秩序を守護・支配する神々の王、全知全能の存在と言われています。神話上のゼウスの武器は、全宇宙を焼き尽す強力な雷を用いた雷霆（ケラウノス）や、万物を切り刻むことができる、魔法の鎌・アマナスを使用しています。

「終末のワルキューレ」の対アダム戦では、神器を使わず、素手と己の肉体だけで戦いに挑んだゼウスでしたが、今後の展開では雷霆（ケラウノス）をモデルとする新たな技や、神器が登場すると予想され、人類側を更なる苦戦を与えるでしょう。また、神話では、人間や動物などあらゆる生物に姿を変えることができると言われ、次の戦いでは、人間以外の生物に姿を変えることも考えられるでしょう。

ギリシア神話では、ゼウスは好色な神として描かれ、正妻3人以外にも17人の愛人がおり、子供の数は、正妻・愛人との子供を含めて47人いると言われています。ゼウスの子だくさんは、全宇宙・人間界の基盤を整えるためとされ、ゼウスの子供たちの中には、後の強力な神々や、人間の母親から生まれた半神半人が誕生しています。

「終末のワルキューレ」では、ゼウスの息子で半神（へロス）のヘラクレスが、神VS人類最終闘争（ラグナロク）の対ジャック・ザ・リッパー戦に出場しています。ヘラクレスは、ギリシア神話の英雄をモデルとし、父・ゼウスにすら屈指ない強靭な精神力から、「不屈の闘神」と呼ばれ、人類側として戦う戦乙女（ワルキューレ）や神々からも、英雄として慕われています。

また、「終末のワルキューレ」では、ゼウスの血（アムブロシア）にまつわる伝説があり、真の英雄が飲むと不死の肉体を、偽りの者が飲むと死が与えられると言われています。ヘラクレスも、ゼウスの血を飲み、アムブロシアを耐え抜いたことから、神である父・ゼウスの力を手に入れました。そして、対リッパー戦では、変化自在に来る攻撃に果敢に挑むも、リッパーの神器に倒れ、消滅しました。

「終末のワルキューレ」のアダムと言えば、人類と神の壮絶な戦いを繰り広げた最高神・ゼウスのアニメ声優に起用された高木渉さんにも注目が集まりました。高木さんのゼウス役への起用は、アニメファンの間でも話題を呼び、アニメ版では、どのような演技を見せるのか、期待が高まっています。以下では、終末のワルキューレ・ゼウスのアニメ声優・高木渉さんのプロフィールや、主な出演作品を紹介します。

終末のワルキューレ・ゼウスのアニメ声優・高木渉さんは、1966年生まれ、千葉県出身の声優・俳優で、養成所を経て、1987年にアニメ「ミスター味っ子」でデビューしました。2005年には、アニメ「ドラえもん」の声優交代を受け、のび太のクラスの先生役や、「ゲゲゲの鬼太郎（第5作）」では、ねずみ男役に選ばれました。また、藤原啓治さん等、逝去された声優の一部の持ち役を引き継いでいます。

声優・高木渉さんの主な出演作品は、アニメ「名探偵コナン」小嶋元太役、「はなかっぱ」黒羽根屋蝶兵衛役、「Yes!プリキュア5」ブンビー役、「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」虹村億泰役、「MIX」立花英介役等です。また、2009年10月～2010年5月にかけて放送された、NHKの人形劇「新・三銃士」にて、メインキャラ・ポトス役と、バッキンガム公爵役を演じました。

海外作品の吹き替えも数多く担当しており、映画「ハリーポッターシリーズ」のドビー役で知られるトビー・ジョーンズや、ジャック・ブラック、ショーン・ウィリアム・スコット等の担当声優としても知られています。また、2016年には、NHK大河ドラマ「真田丸」小山田茂誠役にて、テレビドラマ初出演を果たし、アニメファンから大きな反響を呼びました。

強い・かっこいいと多くの注目を集めたアダムは、対ゼウス戦で壮絶な最期を遂げましたが、6月17日から配信予定のアニメ版「終末のワルキューレ」での活躍や、子供たちのために戦う意志を示した名シーンに、多くの期待が寄せられています。以下では、劇中屈指の強い・かっこいいと称賛されたアダムや、「終末のワルキューレ」に関する感想や評価をネタバレ紹介します。

旧約聖書では、禁断の果実を食べた罪をイブに被せたことで楽園を追放されたアダムでしたが、「終末のワルキューレ」では、ネタバレで紹介したように、イブと罪を分かち合うべく、自ら禁断の果実を食べる決断を下し、共に新たな楽園作りを始めました。アダムの勇気ある行動は、多くのファンから称賛されており、イブを大切に想う優しさや、強い・かっこいいイメージが作り上げられました。

人類の存亡をかけて、神・人間の壮絶な戦いが繰り広げられる「終末のワルキューレ」では、神器錬成と呼ばれる特殊な武器による戦いがかっこいいと注目を集めています。一方で、今回ネタバレ紹介したアダム対ゼウスのように、神器を使用しない素手同士の戦いは、神や人間の枠を超えた激烈な戦いとも評され、アダムの強い・かっこいいキャラクターのイメージを定着させるきっかけをもたらしました。

「終末のワルキューレ」のアダムと言えば、腰の部分を葉で覆ったインパクトあるキャラデザで、初登場時から、多くの注目を集めました。旧約聖書の一節をモチーフにした絵画がモデルと推測されるアダムですが、対ゼウス戦では、斬新な外見を感じさせない強い意思と渾身の拳骨で最高神を圧倒し、子供達の未来を守るために戦い抜いたアダムの最期は、多くの涙を誘いました。

2021年6月17日から、動画配信サイトでのアニメ放送が決定した「終末のワルキューレ」は、豪華声優陣の起用や作画の美しさから、アニメファンだけでなく、原作漫画ファンからも多くの期待が寄せられています。「終末のワルキューレ」の配信決定を受けて、Netflixへの加入を検討する声も見られる一方、一部のファンからは、斬新な出で立ちが特徴の、アダムのアニメでのキャラデザにも多くの注目が集まっています。

アニメ「終末のワルキューレ」の配信決定のお知らせでは、第2回戦に出場するアダムのキャラデザとアニメ声優も発表され、アダム役には斉藤荘馬さんが起用されました。声優の演技力にも注目するアニメファンからは、原作漫画通りのイメージにぴったりと、斉藤さんの起用を称賛する感想が多く投稿されており、アニメ版「終末のワルキューレ」でのアダム役の演技にも期待が高まっています。

原作漫画では、第6回戦に突入した神VS人類最終闘争（ラグナロク）は、どの戦いも見る者をハラハラ・ドキドキさせる迫力ある一戦が描かれており、アニメ版では、各対戦の再現度の高さにも期待が寄せられています。その中でも、「終末のワルキューレ」でもっとも強いと評される、アダムとゼウスの殴り合いやその結末が、アニメではどのように表現されるのか、楽しみという声も見られます。

「終末のワルキューレ」のアニメ配信に対する期待は、人気コミック待望のアニメ化はもちろん、豪華声優陣の起用も、アニメへの注目度を高めています。アダムのイメージにぴったりと称賛された斉藤荘馬さんや、老成したゼウス役の演技に注目が集まる高木渉さんをはじめ、人気と実力を兼ね備えた声優が一同に介した豪華な顔ぶれも、アニメ「終末のワルキューレ」の認知度を高めているでしょう。

人類の存亡をかけて神との壮絶な戦いを描いた「終末のワルキューレ」は、原作漫画の認知度は低いものの、登場キャラクターは、神話上の神々や東西の歴史上の人物のように、歴史ファンにはたまらない顔ぶれとなっています。また、「終末のワルキューレ」のキャラは、歴史ロマン要素だけでなく、キャラデザもかっこいいも評されており、漫画や歴史好きな方におすすめの作品です。

「終末のワルキューレ」のアダムの能力や強さのネタバレ、対ゼウス戦のネタバレと勝敗、アダムのアニメ声優などをネタバレ紹介しました。インパクトある外見やあどけなさが残る童顔が特徴のアダムですが、人類の父として、子供の未来を守るために最期までゼウスに挑み続けた姿は、「終末のワルキューレ」でもっとも強い・かっこいいキャラクターとして、多くの人気を集めています。