【ダイの大冒険】魔王軍軍団長一覧！6つの軍団の特徴と構成モンスターは？

本記事では「ダイの大冒険」に登場した魔王軍軍団長のプロフィールや強さランキングを紹介していきます。その他には、物語途中にダイの仲間になった軍団長の情報や読者・視聴者の感想を一覧化して載せていきます。

軍団長のプロフィールやキャラクターの強さランキングを見る前に、まずは「ダイの大冒険」の基本情報を紹介していきます。ダイの大冒険は1989年から1996年まで連載されていた漫画が原作で、1991年と2020年にアニメが放送されています。原作漫画の作画を担当した稲田浩司は1985年から活動を行っている人物で、これまでに「冒険王ビィト」「イルカ岩で…」などの作品にも携わっているようです。

漫画・アニメ「ダイの大冒険」では勇者一行と魔王軍の戦いが描かれています。主人公・ダイは赤ん坊の時にデルムリン島に流れ着いており、そこで暮らしていたブラスというモンスターに育てられています。またダイは島の温厚なモンスターたちと友達になりましたが、魔王ハドラーが復活した事でモンスターが狂暴化してしまいます。そしてダイは勇者アバンと出会った事で次世代の勇者になっていきます。

ダイの大冒険の魔王軍は大魔王バーンがトップで、その下に魔王ハドラーが位置しています。このハドラーに六大軍団が与えられており、ハドラーは司令として六大軍団を統括しています。六大軍団は種族ごとの特徴を持っており、「軍団長は得意な分野ならハドラーの強さを凌ぐ」と言われています。

ここからは「ダイの大冒険」に登場した軍団長キャラクターのプロフィールを一覧化して紹介していきます。軍団長の作中の行動・活躍や、ダイの仲間になった経緯を解説していきます。ダイの大冒険はキャラクターが魅力的な作品のため、敵である軍団長も読者・視聴者に人気があるようです。

クロコダインはワニの頭をしている獣人で、百獣魔団の団長を務めているキャラクターです。年齢は人間に換算すると30歳前後で、ハドラーを凌駕するほどの腕力と強靭な肉体を持っています。またハドラーやバーンに対して強い忠誠心を抱いており、その忠誠心を買われて軍団長になった事が分かっています。戦いでは闘気を相手にぶつける獣王痛恨撃という必殺技を使用しています。

クロコダインはダイと初めて戦った軍団長で、ダイの攻撃を受けて片目を失っています。またダイに敗れた事でザボエラに利用されてしまいますが、武人の誇りを捨てる事はできないと考えて魔王軍から離脱しています。その後、ヒュンケルの攻撃からダイを庇い、最後のバーンとの戦いまでダイの味方として戦っています。

ヒュンケルはアバンの一番弟子で、不死騎団の団長を務めているキャラクターです。魔王ハドラーが町を攻撃をした時に親に捨てられ、赤ん坊だったヒュンケルを拾ったバルトスというモンスターが親代わりになっています。そのためヒュンケルはバルトスを本当の父親のように慕っていましたが、ハドラーが倒された事でバルトスが消滅してしまい、ハドラーを倒したアバンに対して憎しみを抱くようになりました。

アバンから離れたヒュンケルはミストバーンから暗黒闘気の使い方を学んでおり、バーンに見出されて不死騎団の団長になっています。そのためアバンの弟子であるダイと死闘を繰り広げていますが、戦いの最中で「アバンがヒュンケルの憎しみを知っている事」に気付いて改心しています。そしてダイたちがフレイザードから攻撃を受けていた時に窮地を救っています。

フレイザードは「右半身が氷の岩」「左半身が炎の岩」で出来たエネルギー生命体で、氷炎魔団の団長を務めています。軍団長の中でも特に残虐非道な性格をしており、女性の顔を炎で焼くという凶暴さを見せています。またフレイザードはハドラーの禁呪法で生み出された存在のため、ハドラーの精神を色濃く受け継いでいます。

狂暴な性格をしているフレイザードですが、狂暴さと同時に氷のような冷静さを持ち合わせており、「戦う事ではなく勝つ事が好き」と豪語しています。戦いでは5本指全てでメラゾーマを放つという恐ろしい技を使用しており、核を壊されない限り復活できるという特性を持っています。またミストバーンの暗黒闘気でパワーアップしましたが、最後はダイのアバンストラッシュで斬られて命を落としています。

ザボエラは妖魔軍団の軍団長で、魔軍司令の補佐も兼任しています。軍団長の中で最強クラスの魔力を持っており、戦闘データを使って超魔生物の研究などを行っています。また自らは手を下さないという卑怯な性格をしており、役に立たない存在をゴミと言っています。見た目通りに肉弾戦は得意にしておらず、体内に数百種類にも及ぶ毒素を持っている事が分かっています。

ミストバーンは魔影軍団の軍団長として登場したキャラクターで、ハドラーがいなくなった後に魔軍司令になっています。軍団長でありながらバーンの側近を務めており、キルバーンと同様にバーンから直接指令を受けている姿が描かれています。また生物に憑依する能力を持っているため、その能力を使ってバーンの若い肉体を保っている事が判明しています。

バランは超竜軍団の軍団長で、主人公・ダイの父親です。魔王軍最強の強さを持つキャラクターで、戦いでは「真魔剛竜剣」という武器を使用しています。魔王軍に入る前は卑怯を嫌う性格だったようですが、最愛の妻を殺された事で人間に対して憎しみを抱くようになったようです。当初はダイを魔王軍に引き入れようとしていましたが、戦いで成長を感じてダイの考えを尊重しています。

キャラクターのプロフィールを知った後は、軍団長が指揮する魔王軍六大軍団を紹介していきます。魔王軍六大軍団のそれぞれの特徴や作中の行動を載せていきます。

百獣魔団は名前の通りに「獣系のモンスター」で構成されている軍団です。軍団長のクロコダインが破壊や侵攻にあまり興味を持っていないため目立った行動は見せていませんでしたが、ダイたちとの戦いが勃発した時に軍団がロモス王国への侵攻を開始しています。

不死騎団は「ガイコツやゾンビなどのアンデッド系モンスター」で構成されている軍団です。軍団は大魔王バーンの魔力をもとにして活動しているため、バーンが倒されると消滅してしまいます。前述したようにヒュンケルは人間ですが、父親代わりのバルトスがアンデッド系モンスターだったため不死騎団の軍団長になったという考察がなされています。

氷炎魔団は「炎・氷・岩石生命体のモンスター」で構成されている軍団で、軍団長フレイザードと同様に好戦的な性格をしているモンスターが多いです。作中では登場した時点でオーザムという国を破壊しており、「氷炎結界呪法」の塔を建ててダイたちを弱体化させていました。フレイザードは戦闘能力だけでなく知能も高い事が分かります。

妖魔士団は「呪文を得意にするモンスター」で構成されている軍団で、直接的な戦闘だけでなく秘密裏にダイたちの監視なども行っています。本編では描かれていませんがベンガーナという王国を破壊しており、ザボエラの死と共に軍団は解体されたようです。

魔影軍団は「ミストバーンのような暗黒闘気の生命体」で構成されている軍団で、大魔王バーンの魔力を元にして行動しているため、バーンが倒されると消滅してしまうようです。ミストバーンはバーンの側近で参謀のような役割を担っており、作中ではバルジ島への攻撃を行っています。

超竜軍団は「ドラゴン系のモンスター」で構成されている軍団で、強さは軍団で最強と言われています。他の軍団は軍団長と平モンスターで構成されていますが、超竜軍団は「ラーハルト」「ボラホーン」「ガルダンディー」という幹部が存在しています。作中ではミストバーンが攻略に苦戦していたカール王国を5日で滅ぼす活躍を見せています。

キャラクターのプロフィールや魔王軍六大軍団について知った後は、物語途中に発足された新しい軍団を紹介していきます。物語終盤には勇者一行が大魔宮に乗り込んでおり、そこで強敵たちと激闘を繰り広げています。

ハドラー親衛騎団は禁呪法でオリハルコンのチェスが生命を得た存在で、名前の通りにハドラー直属の部下です。女王である「アルビナス」がリーダーを務めており、「ヒム」「シグマ」「ブロック」「フェンブレン」というメンバーで構成されています。またハドラーの精神を色濃く受け継いでいるため、ハドラーと同様に正々堂々とした戦いを好んでいます。

マァムたちの活躍でハドラー親衛騎団は倒されており、すぐにハドラー親衛騎団と同じ体を持つ「オリハルコン軍団」が登場しています。オリハルコン軍団は指揮を執るマキシマム以外は自我を持っておらず、ヒムの量産型のような姿をしています。そして重傷を負っているヒュンケルを一方的に痛めつけていましたが、駆け付けたラーハルトの攻撃でマキシマムは死亡しています。

キャラクターのプロフィールや大魔王バーンの軍団について知った後は、軍団長の強さランキングを紹介していきます。強さランキングと共に軍団長が使用している技・能力なども載せていきます。

ダイの大冒険の軍団長の強さランキング3位には「フレイザード」がランクインしました。フレイザードは核を破壊されない限り復活できるという特性を持っているため、その秘密に気付かれない限り無敵の存在になります。また5本指全てメラゾーマを放つという技でキャラクターと読者に恐怖を与えていました。

ダイの大冒険の作中でポップは全てを消滅させる「メドローア」という呪文を使用しています。メドローアは「炎魔法と氷魔法を高い水準で完全に一致させる」という呪文で、触れただけで対象を消滅させる最強の呪文です。前述したようにフレイザードは氷と炎の体を持っているため、成長したらメドローアの境地まで達していたという考察がなされています。

ダイの大冒険の軍団長の強さランキング2位には「バラン」がランクインしました。魔王軍六大軍団で最強は超竜軍団と言われているため、その軍団長を纏めるバランは他の軍団長とは比較にならないほどの強さを誇っています。またバランは「竜の紋章」を使用できるため、竜魔人の変身で戦闘能力を格段に上げる事ができます。

ダイの大冒険の軍団長の強さランキング1位には「ミストバーン」がランクインしました。純粋な戦闘能力ならミストバーンよりもバランの方が強いですが、ミストバーンは大魔王バーンの若い肉体を管理している存在のため、正体を現す事で圧倒的な戦闘能力を見せています。またミストバーンは暗黒闘気の塊のため、通常攻撃を受けないというチートな能力も持っています。

強さランキングや大魔王バーンの軍団について知った後は、軍団長に関する読者・視聴者の感想を紹介していきます。ダイの大冒険は累計発行部数4700万部を突破している大ヒット作品のため、軍団長に対して様々な感想が挙がっているようです。作中の行動・活躍に関する感想なども載せていきます。

フレイザードは氷と炎という特異な体を持っているため、中二病の心に刺さるキャラクターと言われているようです。また最強の軍団長ではありませんが、軍団長の人気ランキングなら上位に入るという声が挙がっているようです。

クロコダインは初めてダイと戦った軍団長で、一番初めにダイの仲間になった軍団長でもあります。そんなクロコダインはモンスターでありながら武人の誇りを大切にしているため、読者・視聴者から渋くてかっこいいという感想が挙がっているようです。物語終盤にはやられ役になっていましたが、それでもダイのパーティーに欠かせない存在という感想も挙がっているようです。

バランは人間を深く憎んでいるためダイと戦っていますが、最終的にはダイと和解・共闘しています。そんな親子の共闘が熱いという感想や、息子を命がけで守ろうとするバランの姿が泣けるという感想が挙がっているようです。またダイとバーンの最終決戦で「真魔剛竜剣」が空から降って来るという演出に感動した読者・視聴者も多いようです。

本記事では「ダイの大冒険」に登場した軍団長のプロフィールや強さランキングを紹介していきましたがいかがだったでしょうか？軍団長はそれぞれが個性的な性格をしているため、全員が魅力的でかっこいいという声が挙がっているようです。そんな軍団長が大暴れしているエピソードを見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。