【ダイの大冒険】バランはダイのかっこいい父親!強さや使用技・呪文は?

バランとは漫画ダイの大冒険に登場するキャラクターの1人です。漫画ダイの大冒険に登場するバランは魔王軍の最強軍団「超竜軍団」を率いているかっこいいキャラクターであり、「竜騎将バラン」とあだ名されています。実はその正体は竜の紋章を持つ最後の「竜の騎士」であり、「竜の騎士」に関する強力な技を使用することが出来ます。漫画ダイの大冒険の主人公・ダイとは親子関係にあるものの、作中で敵同士となって壮絶な親子喧嘩を行なうことになります。本記事ではかっこいいバランについて技やハドラーとの戦いなどをご紹介します。

【ダイの大冒険】バランはダイのかっこいい父親!強さや使用技・呪文は?のイメージ

目次

  1. ダイの大冒険のバランとは?
  2. ダイの大冒険のバランはダイのかっこいい父親!関係を考察
  3. ダイの大冒険のバランの強さや使用技・呪文
  4. ダイの大冒険のバランの声優
  5. ダイの大冒険のバランとダイに関する感想や評価
  6. ダイの大冒険のバランとダイの関係まとめ

ダイの大冒険のバランとは?

ダイの大冒険の作品情報

漫画ダイの大冒険の作中で「竜騎将バラン」とあだ名されているダイのかっこいい父親・バラン。漫画ダイの大冒険に登場するバランはある理由から魔王軍の傘下に入った最後の「竜の騎士」であり、作中内でトップクラスの強さを持つ技や呪文を会得しています。しかしバランはダイとの親子喧嘩の中でハドラーと戦い、死亡してしまいました。本記事ではそんなバランについて技やハドラーとの戦い、ダイとの関係などをご紹介します。

ダイの大冒険の概要

ではかっこいいバランの技やハドラーとの戦いなどをご紹介する前に、バランが登場する漫画ダイの大冒険の作品情報と簡単なストーリーのあらすじについてまとめてご紹介していきます。かっこいいバランが登場するダイの大冒険とは大人気ゲーム「ドラゴンクエスト」を原作にした三条陸と稲田浩司の漫画作品です。漫画ダイの大冒険は1989年に漫画雑誌「週刊少年マガジン」で連載が開始され、1996年に最終回を迎えて完結しました。

単行本は合計37巻で完結しており、文庫本版や新装版といった書籍も刊行されています。そんな漫画ダイの大冒険はゲーム「ドラゴンクエスト」をモデルにしていることから非常に高い人気を博しており、2019年時点でその累計発行部数は4700万部以上を記録しています。この人気から漫画ダイの大冒険は1991年にアニメ化されました。さらに漫画ダイの大冒険はリメイク版として2020年の10月に再度アニメ化されることになりました。

ダイの大冒険のあらすじ

漫画ダイの大冒険の世界はかつてハドラーと呼ばれる魔王が存在していたものの、ある勇者パーティーによって平穏が訪れていました。そんな世界で勇者を夢見る主人公のダイはデルムリン島でモンスター達と共に平和な日常を送っていました。この平和な日常の中でダイはパプニカ王国の王女であるレオナ姫と出会います。このレオナ姫との出会いがきっかけとなってダイは勇者になるため、大冒険に出立することになるのでした。

バランのプロフィール

本記事で技やハドラーとの戦い、ダイとの関係などをご紹介するバランとは漫画ダイの大冒険に登場するキャラクターの1人です。漫画ダイの大冒険に登場するバランは「超竜軍団」の団長を務めている魔王軍側のキャラクターであり、かっこいい鋭い目つきと口髭が大きな特長となっています。「超竜軍団」を率いるかっこいいバランはとある理由で妻を失った悲しい過去を持っており、この過去が原因となって人間達を強く憎んでいます。

そのためバランは自身を邪魔する者に容赦しない冷酷な性格をしています。しかし本当は武人気質に満ちた心優しい性格の持ち主であり、女や子供などの弱者に一切手を出しません。実はそんなかっこいいバランはダイの実の父親であり、作中内で激しい親子同士の戦いを演じます。しかしバランは親子同士の戦いの後にハドラーと対峙し、命を散らしてしまいます。ちなみにバランはおうし座a星(アルデバラン)が名前の由来となってます。

ドラゴンクエスト ダイの大冒険 アニメ公式サイト

ダイの大冒険のバランはダイのかっこいい父親!関係を考察

考察①竜の紋章

ではここからは漫画ダイの大冒険に登場するかっこいいバランの親子喧嘩やハドラーとの戦い、過去などをまとめてご紹介していきます。漫画ダイの大冒険の作中で魔王軍に所属しているバランの正体は「竜の騎士」です。「竜の騎士」とはかつて神々の時代に竜の神・魔族の神・人間の神という3人の神が生み出した究極の生物であり、誰も敵わない最強の力を有した存在といわれています。「竜の紋章」とはこの「竜の騎士」を表す象徴です。

漫画ダイの大冒険の世界で「竜の騎士」は「聖母竜マザードラゴン」が生みの親となっており、「戦いの遺伝子」と呼ばれる高い戦闘能力が代々受け継がれています。作中に登場するバランは最後の「竜の騎士」であり、「竜の紋章」に過去の「竜の騎士」の遺伝子が全て蓄積されています。そんなバランは「竜の騎士」の歴史で初めて子供をもうけました。そのため主人公のダイは生まれつき「竜の紋章」を持っており、最強魔法を簡単に使用出来ます。

考察②親子喧嘩

上述でご紹介した通り、漫画ダイの大冒険に登場するかっこいいバランは敵である魔王軍で「超竜軍団」の団長を務めています。そんな「超竜軍団」の団長・バランは漫画ダイの大冒険の作中で息子のダイと手を組み、共に人間を滅ぼそうと考えます。しかしダイはこの誘いを拒否し、親子関係にあるバランへ攻撃を仕掛けました。これにより親子同士の戦いの幕が上がり、バランは「竜の紋章」の共鳴の力を使ってダイの記憶を奪い去ります。

このダイの危機を脱するためにポップやレオナ姫が親子喧嘩に参戦し、バランと共にいる竜騎衆を倒します。そして勇者アバンの一番弟子・ヒュンケルがバランの説得を試みました。しかしバランは葛藤の末に竜魔神に変身し、戦いを継続します。一方ダイはポップの力で記憶を取り戻し、親子であるバランと再度激突します。この親子喧嘩でバランは正気に戻り、竜の血をポップに与えてダイに殺されることで罪を清算すると決め去りました。

考察③バランとダイが使う刀

漫画ダイの大冒険に登場するかっこいいバランは「真魔剛竜剣」と呼ばれる刀を使用します。このバランが作中で使用する「真魔剛竜剣」とは「オリハルコン」という神が作ったといわれる材料で出来た刀であり、「竜の騎士」の間で代々受け継がれている「竜闘気」を完全に耐えることが出来る能力を持っています。また「竜闘気」の衝撃に耐える他に「真魔剛竜剣」は自己修復能力も兼ね備えており、どんな強力な攻撃を受けても折れません。

この強さから魔界の名工と謳われるロン・ベルクは「真魔剛竜剣」に匹敵する武器の鋳造を目指し続けていました。一方「竜の騎士」バランの血を引くダイは「鎧の魔剣」や「覇者の剣」、「ダイの剣」といった多数の刀を武器にしています。特に「ダイの剣」はロン・ベルクが作ったオリハルコン製のダイの専用武器であり、「天地を揺るがす」と評されるほどの威力を持っています。ダイはこの刀を使い、ハドラーや大魔王バーンと渡り合いました。

考察④立ちはだかるハドラー

ダイとの親子喧嘩が終わった後、バランは魔王軍を見限って世界消滅を企むバーンと敵対します。その途中でバランはハドラーの親衛隊である僧正・フェンブレンを倒し、ヒュンケルとクロコダインにバーン討伐を止められます。それは自らの命と引き換えにする行動だったからでした。しかしバランは提案を拒否し、二度と戦えないほどの重傷をヒュンケルに負わせます。ただバランはヒュンケルの思いを汲み、ダイと行動を共にします。

そしてバランとダイはバーンパレスにて「黒の核晶」を埋め込んだハドラーと対峙します。「黒の核晶」が首を刎ねると止まることを知るバランは「ギガブレイク」でハドラーを圧倒します。しかしキルバーンとの戦いで刀が腐っていたため、バランはハドラーの首を刎ねることに失敗しました。そこでバランは竜魔人となり、「黒の核晶」を止めることに成功します。しかしミストバーンで「黒の核晶」が作動し、バランはダイを守って死亡しました。

考察⑤ソアラという女性

かつて勇者アバンが魔王ハドラーと戦っていた時、若かりしバランは冥竜王ヴェルザーという強敵と激戦を繰り広げていました。この戦いでバランは瀕死の重傷を負い、奇跡の泉に向かう途中で意識を失ってしまいます。しかしバランはソアラという女性に命を助けられました。このソアラこそダイの実の母親でした。アルキード王国の王女であったソアラはバランを受け入れるものの、彼の素性を知らない者に忌み嫌われてしまいます。

その結果、ソアラはアルキード王国の城から追放されてしまいました。その中でソアラはバランとの間に子供を授ります。この子供こそが主人公のダイでした。その後バランはソアラと共にテラン王国の森まで逃げるものの、城の追っ手に捕まって公開処刑となります。しかし公開処刑の時、ソアラがバランを庇って代わりに死亡してしまいました。これに激怒したバランはアルキード王国を滅ぼし、魔王軍の参加に入ることになるのでした。

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ダイの大冒険のバランの強さや使用技・呪文

強さや技①竜闘気

ではここからは漫画ダイの大冒険に登場するかっこいいバランの技や呪文をまとめてご紹介します。まず最初にご紹介するバランの技・呪文は「竜闘気(ドラゴニックオーラ)」です。「竜闘気」とは「竜の騎士」に代々受け継がれている技であり、「メガンテ」以外の攻撃を防ぐ防御力を身体に宿すことが出来る能力を持っています。また攻撃面でも非常に便利な技とされており、「竜の騎士」の「竜の紋章」が輝くことで使うことが出来ます。

強さや技②竜の牙

2つ目にご紹介するかっこいいバランの技・呪文は「竜の牙(ドラゴンファング)」です。バランが作中で使用した「竜の牙」とはドラゴンの頭の形をしたアクセサリーの名称であり、竜魔人に変身する際に使用されます。バランは竜魔人になる時、雷を「竜の牙」に受けることで変身しています。漫画ダイの大冒険の作中でバランは左目を覆うように「竜の牙」を装備し、対峙したハドラーの隙を作る時に「竜の牙」を使用していました。

強さや技③極大電撃呪文(ギガデイン)

3つ目にご紹介するかっこいいバランの技・呪文は「極大電撃呪文(ギガデイン)」です。バランが使用する「極大電撃呪文(ギガデイン)」とは電撃系の中で一番強いといわれている呪文であり、ゲーム「ドラゴンクエストシリーズ」にも登場しています。威力は非常に絶大であるものの、MPの消費量が多いという弱点があります。作中でバランはダイとの親子喧嘩でMPが消費したため、「ライデイン」という下位互換の呪文を使用していました。

強さや技④ギガブレイク

4つ目にご紹介するかっこいいバランの技・呪文は「ギガブレイク」です。バランが使用する「ギガブレイク」とは上述の「極大電撃呪文(ギガデイン)」を纏わせた魔法剣の名称であり、作中を通してトップクラスの強さがあります。ハドラーもこの強さに関して自分の首を簡単に刎ねてしまうほどと高く評価しています。作中でダイはバランの「ギガブレイク」を「アバンストラッシュ」と合わせ、「ギガストラッシュ」という魔法剣を編み出しました。

強さや技⑤ドルオーラ

5つ目にご紹介するかっこいいバランの技・呪文は「ドルオーラ」です。バランが使用する「ドルオーラ」とは「竜の騎士」しか使うことが出来ない竜闘気砲呪文であり、超圧縮させた魔力を放つ能力を持っています。この「ドルオーラ」は「竜の騎士」しか使えないだけあり、アルキード王国を一瞬で滅亡させるほどの威力があります。しかし魔力を大量に消費するため、最後の「竜の騎士」であるバランも3発しか「ドルオーラ」を使用出来ません。

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ダイの大冒険のバランの声優

バランの声優①石塚運昇

アニメダイの大冒険でかっこいいバランを演じた声優は1991年版と2020年版で変わっています。まず1991年版のアニメダイの大冒険でバランを演じたのは大ベテラン声優である石塚運昇です。バランを演じた石塚運昇とは1984年にデビューしたベテラン声優であり、「ポケモン」のオーキド博士や「ナルトシリーズ」の桃地再不斬などを演じています。しかし石塚運昇は食道癌を患い、2018年の8月に67歳で死去しました。

バランの声優②速水奨

2020年版のアニメダイの大冒険でかっこいいバランを演じたのは日本の男性声優である速水奨です。2020年版でバランを演じた速水奨とは1980年から活動しているベテラン声優であり、非常に穏やかな低音ボイスを持つ声優として知られています。そんな速水奨は2021年1月現在までに「BLEACHシリーズ」の藍染惣右介役や「Fateシリーズ」の遠坂時臣役、「フェアリーテイル」の一夜=ヴァンダレイ=寿役などを担当しています。

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ダイの大冒険のバランとダイに関する感想や評価

漫画ダイの大冒険に登場するバランとダイに関する感想ではバランがかっこいいといった感想が多く寄せられていました。漫画ダイの大冒険に登場するバランは強さとかっこよさを併せ持つキャラクターであり、漫画ダイの大冒険ファンから高い人気を博しています。またバランは当初敵対していた息子のダイを命懸けで守る優しい心の持ち主でもあり、この性格や行動も高い人気の理由となっています。

漫画ダイの大冒険に登場するバランとダイに関する感想ではダイを守って死亡した最後が泣けるといった感想も多く寄せられていました。当初バランは魔王軍の一員としてダイの敵でした。しかしバランは正気を取り戻し、ハドラーとの戦いでダイを守って壮絶な最期を遂げました。このダイ守って死亡したバランの最期は多くの漫画ダイの大冒険ファンを涙させています。

漫画ダイの大冒険に登場するバランとダイに関する感想ではバランが最強だといった感想も多く見受けられました。漫画ダイの大冒険の主人公であるダイは「竜の騎士」として「肉体の力」と「魔法の資質」を受け継いでおり、非常に強力な魔法を簡単に使用できます。ダイにはバランの「闘いの遺伝子」が無く、完璧な「竜の騎士」ではありません。なので純血で完璧な「竜の騎士」バランは作中で最強のキャラクターだといっていいでしょう。

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ダイの大冒険のバランとダイの関係まとめ

本記事では漫画ダイの大冒険に登場するかっこいいバランについてダイとの関係やハドラーとの戦い、技などをまとめてご紹介しました。漫画ダイの大冒険に登場するかっこいいバランはハドラーとの戦いで死亡してしまったものの、最終的に息子のダイと手を取り合うことが出来ました。また最後に「父さん」とダイから呼ばれたため、おそらくバランは一切の後悔を残さず幸せな気持ちであの世へ行けたのではないでしょうか?

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