【ダイの大冒険】陸戦騎ラーハルトの強さと必殺技を考察!ダイ様と呼ぶ理由は?

『ダイの大冒険』に登場する陸戦騎ラーハルトはご存じでしょうか?ラーハルトは、大魔王6軍団の中でも髄一の戦力を誇る「超竜軍団」の竜騎衆に所属する人物です。竜騎衆については竜騎将バラン曰く、「選りすぐりの最強の竜使い、いわば最強のエリート集団」とのことでした。では、ラーハルトはどれほどの強さを誇るのでしょうか?当記事では『ダイの大冒険』のラーハルトの強さや必殺技をヒュンケルとの戦闘シーンに触れながら紹介していきます。また、ダイ様と呼ぶ理由や生い立ちも紹介していますので合わせてご覧ください。

【ダイの大冒険】陸戦騎ラーハルトの強さと必殺技を考察!ダイ様と呼ぶ理由は?のイメージ

目次

  1. ラーハルトとは?
  2. ラーハルトの強さや必殺技
  3. ラーハルトがダイ様と呼ぶ理由は?生い立ちも考察
  4. ラーハルトの名言や名セリフ・名シーン
  5. ラーハルトは一度死んだ?復活した?
  6. ラーハルトに関する感想や評価
  7. ラーハルトまとめ

ラーハルトとは?

『ダイの大冒険』に登場する魔王軍の実力者たちは、主人公・ダイの熱い心に惹かれて味方になる場合が多いです。これから紹介するラーハルトもその中の1人でした。登場初期から圧倒的な強さを見せつけ、視聴者と主要人物たちを絶望させたキャラクターですが、彼の強さの秘訣とはなんなのでしょうか?ここからは『ダイの大冒険』の作品情報を交えつつ、ラーハルトの強さについて具体的に解説していきます。

ダイの大冒険の作品情報

ダイの大冒険の概要

『ダイの大冒険』は原作・監修:三条陸、作画:稲田浩司によるファンタジー漫画です。単行本の累計発行部数が2019年時点で4700万部を記録するほどの人気作品となっており、1991年からはアニメ『ダイの大冒険』がTBS系列にて放送されました。本作はエニックスによるRPG『ドラゴンクエストシリーズ』の世界観を元に制作されていますが、ストーリー自体はオリジナルとなっておりゲーム作品との接点はありません。

ダイの大冒険のあらすじ

ここでは『ダイの大冒険』のあらすじを簡単に紹介していきます。勇者率いる勇者パーティーの活躍によって、世界は魔王ハドラーが率いるモンスターの支配から解き放たれ、平和が訪れます。それから10年の月日が経った頃、怪物の島・デルムリンに唯一住む少年・ダイは、友達のモンスターと共に平和な暮らしを送っていました。そんなある日、ダイは冒険の途中でパプニカ王国王女のレオナ姫と出会います…

ラーハルトのプロフィール

『ダイの大冒険』に登場するラーハルトとは、魔軍司令の下で構成されている大魔王6軍団の竜騎将バラン直属の部下「竜騎衆」の1人です。通称「陸戦騎ラーハルト」。ラーハルトは竜騎衆に所属する3人の中でも最強と謳われる人物でした。

魔族の父親と人間の母親から生まれたハーフで、そんな生まれが影響してか見た目もかっこいいです。そんなラーハルトは、『ダイの大冒険』のラテン進行編でヒュンケルとヒムがキングと戦っている時に初登場していました。ダイを奪還しようと動く上司バランの呼びかけによって竜騎衆と共に登場しています。

ダイの大冒険 ポータルサイト

ラーハルトの強さや必殺技

ラーハルトとヒュンケルはどっちの方が強い?

ラーハルトの強さについて、結論から述べると『ダイの大冒険』の全体から見て8番目くらいの強さだと考えられます。ラーハルトの武器は魔界最高峰の武器職人であるロン・ベルクが作った「鎧の魔槍」です。持ち前の俊敏性を活かして戦っており、さらに魔槍を用いた精密な攻撃も繰り出すためスピードと正確さで敵を圧倒します。

では、それほどの強さを誇るラーハルトとヒュンケルはどちらの方が強いのでしょうか?ラーハルトとヒュンケルはクールな表情が「同系統」と言われており、クールなイケメンで、冗談が通じないというキャラクター設定が被っていました。実際に、ラーハルトとヒュンケルが戦っているシーンがあり、その時はヒュンケルが勝利を飾っています。

結果だけを見ればラーハルトよりもヒュンケルの強さが勝っていると言えるでしょう。ただ、対戦時では9:1の割合でラーハルトが責め立てていたため、攻撃力やスピード面における強さはラーハルトの方が勝っていると言えます。そして勝利を収めたヒュンケルは攻撃を捨て身でおこなっており、相手の虚を突いた作戦を用いているため運が良かったと捉えることができます。

実際にヒュンケルの攻撃はラーハルトにほとんど当たっていませんでした。ただ、総合力の強さで比較すると、やはり軍配が上がるのはヒュンケルでしょう。ヒュンケルには闘気といったチート級の力があり、一方、ラーハルトは飛び道具が無く攻撃の時には相手の懐に飛び込む必要があるためそれが弱点になります。

ラーハルトの必殺技は「ハーゲンディストール」

ラーハルトは「鎧化(アムド)」で鎧の魔槍をフォームチェンジさせることができ、その時に必殺技「ハーゲンディストール」を使い敵を仕留めます。必殺技「ハーゲンディストール」とは、鎧の魔槍を超高速回転させることで生じる真空波を相手に放つという技です。

作中では、2種類の攻撃方法を見ることができます。1つ目の攻撃方法が大きくジャンプして真下に技を繰り出すタイプ。2つ目が突進して相手を斬りつけるタイプです。ただ、ラーハルトとヒュンケルとの会話で呪文が得意ではないことが明かされています。

ラーハルトがダイ様と呼ぶ理由は?生い立ちも考察

考察①ダイ様と呼ぶ理由

ラーハルトは最終的にバランの下を離れてダイたちと合流していました。これにはラーハルトの生い立ちが関係しています。ラーハルトは竜騎士と人間との間に生まれていますが、その後1人になったところをバランに拾われています。それがきっかけでバランを父親のように慕うようになっており、作中の終盤でダイに加勢したのもダイがバランの息子だったからです。

ただ、ダイと行動を共にするヒュンケルやポップは仲間とは考えておらず、あくまでもダイの目的を果たすための部下と認識しています。さらに、バランからの手紙でダイに協力して欲しいとお願いされたことで、ダイに忠誠を誓うようになりました。ラーハルトがダイ様と呼ぶのは、ダイがバランの息子であり、バランが竜騎士の中で最上位に位置する存在だからです。

考察②生い立ち・過去

ラーハルトはテランへの侵攻を阻止しようとするヒュンケルとポップに対して、自らの過去を話していました。前述の通り、ラーハルトは魔族と人間のハーフです。しかし、魔族の父親を持つがゆえに人間から迫害されていました。物語が始まる15年前に起きた「魔王マドラーの侵略」が原因で迫害されるようになっています。さらに、彼は幼少期に父親と母親を亡くしています。

この事件がきっかけで人間に対する憎悪の念が生まれ、ラーハルトはそのまま大人になりました。作中ではラーハルトとバランの出会いまでは深く言及されていないのですが、バランもラーハルトと同じように迫害を受けており、それがきっかけで最愛の妻を失っているため、おそらくラーハルトと自分の境遇を重ねたのでしょう。

だからこそ、ラーハルトの良き理解者であり、もう1人の父親として愛情を注いできたと言えます。ラーハルトの生い立ちを聞いたヒュンケルとポップは涙したものの、ダイを守るためにはやむを得ないということでラーハルトと命を懸けた戦いをすると宣言していました。しかし、ラーハルトはその時に2人から「他人への思いやり」を感じ取ります。その時に感化され人間を見直したからこそ、終盤でダイと合流したのかもしれません。

考察③ミストバーンを足止めする

ポップとタッグはダイとレオナ、ゴメちゃんを魔王バーンの元に向かわせるためにミストバーンと戦っていました。しかし、ミストバーンは魔王軍最後の大幹部であったため、2人は追い詰められてしまいます。するとそこでラーハルトが2人を助けにきました。

しかし、ラーハルトの魔槍による攻撃も全く通じない様子。ミストバーンに対して何度も一撃を入れるのですが、傷つくのは槍だけでした。その後、ラーハルトとヒムが同時攻撃を繰り出すのですが、それも結局ノーダメージとなります。さらに、ヒムの破壊されたオリハルコン製の腕をミストバーンに叩きつけるのですが、逆に粉々にされてしまいました。

遂にポップが放ったメドローアまでも封じられ、敗北は濃厚となってしまいます。しかし、ラーハルトだけはダイが必ず倒しに来ると信じて疑いませんでした。完全な敗北になりそうな雰囲気となったミストバーンとの戦いですが、この時の奮戦がミストバーンの弱点を見抜くことに繋がります。ミストバーンの不死の秘密が「凍れる時間の秘法」にあると老師が見抜いたのです。さらに、ヒュンケルもミストバーンの真の正体に気付きます。

考察④天地魔闘の弱点をダイたちに教える

ラーハルトはミストバーンに太刀打ちできなかったものの、彼はダイが勝利したらそれで良いと考えていました。そこで弾避けになる覚悟で復活したポップとアバンと共に勇者の元へと向かいます。真バーンが繰り出した「天地魔闘の構え」による三段攻撃のダメージを負うダイとポップは、何とか回復魔法で戦闘を続けていました。

その途中でバーンに攻撃を仕掛けるラーハルトとアバン、ヒムの3人ですが、天地魔闘の前では最強の3人であっても傷1つ与えることができません。さらに、ラーハルトは視力を失うほどの深手を負ってしまいます。しかし、それでもダイに貢献するために命を投げ出す覚悟でバーンに立ち向かっていきました。

結局、ラーハルトは天地魔闘に敗れ、鬼眼の中に閉じ込められてしまいます。しかし、その直前にラーハルトはポップにサムズアップを送っていました。これによって、ダイたちは天地魔闘の弱点である「メドローアとの時間差攻撃で一瞬の硬直時間が発生する」ということに気付かされています。

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ラーハルトの名言や名セリフ・名シーン

ラーハルトの名言①「心配いらん…」

「心配いらん・・!ダイ様は必ず勝つ・・・!!あの方は・・戦神の息子なのだから・・!!」

上記の名言はバランの息子・ダイの勝利を信じて疑わないラーハルトのセリフです。大魔王バーンが真の姿になり、絶望的な状況になりながらもラーハルトはダイが必ず勝つと宣言していました。ダイに対して、絶対的な信頼感があるのがこの名言から分かります。

ラーハルトの名言②「くれてやるぞ…」

「くれてやるぞ!!オレの生命!!!」

上記の名言はラーハルトがダイに必殺技を決めてもらうためにバーンへと突撃する際に放ったセリフです。この時のラーハルトは目が見えていない状態でした。しかし、それでも自分ができることを考え、ダイに貢献しようとする熱い思いが伝わってきます。

ラーハルトの名言③「速いと知っているだけで…」

「速い と知っているだけで勝てるなら世話はない」

上記の名言はラーハルトがマキシマムと一戦を交えた時に放たれたセリフです。マキシマムはラーハルトのデータを得意げにひけらかしていました。しかし、ラーハルトはそのセリフを全く気にしておらず、スピード力と必殺技を持ってマキシマムをあっさりと倒しています。この名言・名シーンからは、膨大なデータを上手く活用するためには、そのデータを活かすだけの実力が備わっていなければならないということが分かります。

ラーハルトは一度死んだ?復活した?

ラーハルトは死亡した

ラーハルトはヒュンケルとの戦いで瀕死の重傷を負って敗北していました。そこで、ラーハルトはヒュンケルに鎧の魔槍を託しています。ここで多くの視聴者がラーハルトが死亡したと考えました。

ラーハルトが復活した理由

ラーハルトはヒュンケルとの戦いによって死亡したと考えられていたのですが、彼は大魔王バーンとの最終決戦の前に復活し、ヒムとヒュンケルの前に姿を現しました。なぜラーハルトは復活できたのでしょうか?ラーハルトは確かにヒュンケルに敗北し死亡していました。実はこの時、ダイに敗北したバランの「竜の血」でラーハルトは復活していたのです。

「竜の血」というのは精神力が強い者だけが血の力の影響を受けることができるというもの。ラーハルトの棺の中に残されたバランの遺言で「ラーハルトだけが復活できるだろう」と書いてあったため、竜の血で復活できるのはラーハルトだけということが分かります。バランの予想は的中し、実際にラーハルトは復活を遂げているため、遺言はラーハルト復活の伏線だったということなのでしょう。

ラーハルトに関する感想や評価

こちらでは『ダイの大冒険』のヒュンケルと戦った時のラーハルトに関する感想があがっています。どうやら、ラーハルトの強さに絶望したようです。ヒュンケルが圧倒的な強さを持ち、そんなヒュンケルをラーハルトが圧倒したからこそこのような感想を抱くことになったのでしょう。

こちらは『ダイの大冒険』のラーハルトの強さに関する感想です。なぜラーハルトがあんなに強かったのか?と疑問視されています。確かに、作中の描写を見るとラーハルトの強さの理由があまり分かりません。他にも同じような感想が上がっているため、ラーハルトの強さの秘訣が気になる方は多いのでしょう。

こちらは『ダイの大冒険』のラーハルトの異常な強さと生い立ちに関する感想です。魔族と人間のハーフはラーハルトしかいないという事実だけ見ても特殊なキャラクターであることが分かります。やはり、彼の強さの理由について気になっているようです。感想の通りラーハルトの父親が関係しているのでしょうか?これを機にラーハルトの父親について考察してみるのも良いかもしれません。

ラーハルトまとめ

『ダイの大冒険』に登場する陸戦騎ラーハルトの強さと必殺技を考察し、ダイとの関係性や生い立ちなども紹介してきましたがいかがでしたか?ラーハルトの強さの秘訣は鎧の魔槍を使ったスピードの速さと正確さ、そしてラーハルト自身の精神力の強さと言えるでしょう。

必殺技「ハーゲンディストール」も2種類のタイプで技を繰り出すことができるため、テクニックと柔軟性も兼ね備えていることが分かります。当記事でラーハルトの強さや必殺技に興味を持たれた方は、ぜひラーハルトが戦うシーンに注目してみてください。

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