【ダイの大冒険】ヒュンケルの技・能力を一覧で紹介！アバンストラッシュも使える？

本記事では「ダイの大冒険」に登場したヒュンケルの技・能力・武器を一覧化して紹介していきます。またヒュンケルがダイの敵になっていた理由や、作中の行動・活躍なども載せていきます。その他には、ヒュンケルに関する読者・視聴者の感想を紹介していきます。

ヒュンケルのブラッディースクライド・グランドクルスなどの技について知る前に、まずは「ダイの大冒険」の基本情報を紹介していきます。ダイの大冒険は1989年から1996年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されていた漫画が原作で、2020年からリメイク版アニメの放送が開始しています。原作者は1980年代から漫画家活動を行っている三条陸で、作画は稲田浩司が担当していたようです。

漫画・アニメ「ダイの大冒険」では勇者一行と魔王軍の戦いが描かれています。本編が始まる前には勇者・アバンが魔王・ハドラーを封印した事で世界に平和が訪れていましたが、ハドラーが復活した事でモンスターが狂暴化しています。更にはハドラーの上には大魔王・バーンが存在している事が判明したため、アバンの意思を受け継いだ弟子たちが大魔王・バーンの配下と戦っていきます。

ヒュンケルはアバンの弟子の1人で、ダイやポップの兄弟子に当たるキャラクターです。出身はパプニカ王国のホルキア大陸で、赤ん坊の時に親に捨てられた事が分かっています。とある理由でアバンを憎んでいたため「魔王軍の不死騎団軍団長」を務めていましたが、ダイとの戦いで正義の心に目覚めています。ちなみにマァムはヒュンケルの事が好きで、ポップはマァムの事が好きという三角関係が描かれています。

ここからは「ダイの大冒険」でヒュンケルが使用している技・能力を紹介していきます。ヒュンケルは敵から味方になったキャラクターのため、物語途中に使用している技の特性が変化しているようです。

ブラッディースクライドはアバンの修行を受けていた時にヒュンケルが開発した技です。剣や槍などの武器を高速回転させて相手を撃ち抜く技で、アバンが「反撃しないと死んでいた」と言うほどの威力を誇っています。ヒュンケルは幼少期にブラッディースクライドは開発しているため、その頃から常人離れした戦闘センスを持っていた事が分かります。

ブラッディースクライドの威力はアバンストラッシュに匹敵すると言われており、物語序盤のヒュンケルが相手にトドメを刺す時に使用しています。またブラッディースクライドは剣技として開発されていますが、ヒュンケルが武器を槍に変えた事でより貫通力を増しているようです。物語途中にヒュンケルは魔王軍を離脱しているため、技を使用する時に込めていた闘気が暗黒闘気から光の闘気に変わっているようです。

ブラッディースクライドという独自の技を開発しているヒュンケルですが、それだけでなくアバンから教わった技も使用する事ができます。アバンは弟子に「地」「海」「空」の技を教えていますが、ヒュンケルは弟子だった頃からアバンに対して復讐心を抱いていたため、正義の心が必要な「空」は習得できなかったようです。

ヒュンケルは数日の修行で「地雷閃」「海鳴閃」をマスターするという天才的な戦闘センスを見せています。また最後の「虚空閃」は修行中に習得する事ができませんでしたが、ミストバーンとの戦いで技の発動に成功しています。この時のヒュンケルはダイの味方になっていたため、邪悪な心があると「空」の技を習得する事ができないようです。

ヒュンケルは物語序盤にアバンストラッシュを使用していますが、「空」の技を習得していなかったため不完全な状態でした。それからはアバンストラッシュを使用しておらず、ブラッディースクライド・グランドクルスなどの自分独自の技を使用しています。また「魔王軍として人々を苦しめた自分がアバンストラッシュを使う資格はない」という考えを抱いているようです。

アバンストラッシュは勇者・アバンが魔王討伐時に使用した必殺技です。アバン流殺法の「地」「海」「空」を極めた者だけが使用できるため、作中で完全な状態のアバンストラッシュを使用したのはアバンとダイだけです。また竜騎士の力を覚醒させたダイはドルオーラなどの技を使用しているため、アバンストラッシュを使う頻度は少なくなっています。

闘魔傀儡掌は暗黒闘気の力で相手の自由を奪う技です。元々はミストバーンの技でしたが、魔王軍の団長になった時にヒュンケルがミストバーンから教わったようです。作中では1人を操る場面が目立っていますが、ヒュンケルは配下のガイコツたちを操って戦わせていたようです。

ヒュンケルは天才的な戦闘センスを持つため、「闘魔傀儡掌」の扱いはミストバーンを超えていたようです。ですが魔王軍を離脱したヒュンケルは暗黒闘気が少なくなっていたため、ミストバーンとの技の掛け合いに破れてしまったようです。また闘魔傀儡掌も「魔王軍として人々を苦しめた自分が使う資格はない」という考えを持っていたようです。

グランドクルスは剣の柄など十字状の媒体から闘気を放出する技です。グランドクルスはアバンから教わっており、元々は「武器が使えない状況」で使用する技だったようですが、ヒュンケルは武器を利用して発動させています。また闘気の制御が難しいため、「闘気を使い果たして死亡する」「闘気を十分に放出できない」という難易度の高い技のようです。

アバンからグランドクルスを教わったばかりのヒュンケルは闘気の制御ができず、闘気を使い果たして抜け殻のような状態に陥っていました。それからヒュンケルは生死の境目で闘気を制御する術を身に着けており、戦いでは最後の切り札として使用する事が多くなっています。また1度でもコントールをミスしたら死亡する可能性がありますが、ヒュンケルは連戦で3度グランドクルスを使用していました。

無刀陣は武器を手放して闘気をゼロにするカウンター技です。ヒュンケルはアバンからこの技を教わっており、アバンは無刀陣とアバンストラッシュで魔王・ハドラーを倒しているようです。ヒュンケルが初めて無刀陣を使用したのはラーハルトとの戦いですが、この時はまだ技名が決まっていなかったようです。

無刀陣は相手の攻撃を受け流して必殺の一撃を与えるという技ですが、闘気を放出していない状態なので攻撃を受けて死亡する可能性が高くなっています。そのような欠点があったため、物語終盤には「相手の攻撃が当たる前に自分の攻撃を当てる」という技に変化しているようです。

ブラッディースクライド・アバンストラッシュ・グランドクルスについて知った後は、「ダイの大冒険」でヒュンケルが使用している武器を紹介していきます。ヒュンケルの武器の特性や「アバンのしるし」で目覚めた魂の力について解説していきます。

鎧の魔剣はオリハルコンの次に固い金属で作られている鎧で、「鎧化」という呪文で剣から鎧に変化します。製作者は伝説の鍛冶であるロン・ベルクで、「電撃系以外の魔法を無効化する」という特性を持っています。傷ついても自身の闘気で修復する事が可能ですが、ダイの攻撃で刀身を折られて修復が不可能になっています。

鎧の魔槍は素材・特性が「鎧の魔剣」と似た作りになっていますが、防御力を重視している鎧の魔剣よりも鎧の魔槍の方が機動力に優れています。また「胸元のナイフ」「ブーメランになる盾」などの武器が仕込まれていますが、ラーハルトから鎧の魔槍を受け継いだヒュンケルは槍しか使用していません。物語終盤にはラーハルトが味方になっているため、その時にヒュンケルから返却されています。

鋼鉄の剣は少年時代のヒュンケルが使用していた武器です。名前の通りに鉄で作られた剣のため、破壊力・耐久性はあまり高くないようです。

アバンの弟子たちは卒業する時に「アバンのしるし」というアクセサリーを渡されており、「純粋」「勇気」などのそれぞれの特性にあった魂の力で「アバンのしるし」を光らせる事ができます。魔王軍の軍団長だったヒュンケルはアクセサリーを光らせる事ができないと思われていましたが、物語途中に「闘志」という魂の力を覚醒させています。

技・能力・武器について知った後は、ダイの大冒険で描かれたヒュンケルの過去を紹介していきます。ヒュンケルはアバンの弟子の1人でしたが、とある理由でダイたちの敵になってしまったようです。過去だけでなくかっこいい活躍シーンなども載せていきます。

ヒュンケルは赤ん坊の時に親に捨てられており、戦場で魔王軍の剣士・バルトスに拾われています。ヒュンケルの事を哀れに思ったバルトスは父親代わりになる事を決め、かつて魔界で名を轟かせていた剣士・ヒュンケルと同じ名前を与えた事が分かっています。そしてヒュンケルはバルトスを慕っていましたが、とある出来事で父親を失ってしまいます。

勇者・アバンは魔王・ハドラー討伐のため地底魔城に乗り込んでいます。そこでハドラーがアバンに倒されており、ハドラーの魔力で生み出されたバルトスは命を落としています。そしてヒュンケルはアバンの事を父親の仇として憎むようになり、本心を隠してアバンの弟子になっています。

ヒュンケルは復讐を成し遂げるためにアバンの弟子になって腕を磨いていきます。ですがアバンはハドラーとの再戦で自分ごと封印魔法を使用したため、ヒュンケルの復讐は成就しませんでした。そしてヒュンケルは魔王軍の軍団長になりましたが、弟弟子であるダイに敗れた事で正義の心に目覚めています。

技・武器・活躍シーンについて知った後は、アニメ「ダイの大冒険」でヒュンケルの声を演じている声優を紹介していきます。ダイの大冒険のアニメはリメイクされているため、2人の声優がヒュンケルの声を演じているようです。

1991年版アニメ「ダイの大冒険」でヒュンケルの声を演じたのは声優の堀秀行です。堀秀行は東京都出身で、1979年から声優活動を行っている人物です。声優になる前は板前の修業をしていましたが、「何かが違う」と考えた事で劇団に入団したようです。ヒーロー役から悪役までの幅広い役柄を得意にしており、これまでに「機動武闘伝Gガンダム」「魁!!男塾」などの作品にも出演しています。

2020年版アニメ「ダイの大冒険」でヒュンケルの声を演じたのは声優の梶裕貴です。梶裕貴は東京都出身で、2004年から声優活動を行っている人物です。学生時代から声優を目指しており、売れない新人時代は先輩・櫻井孝宏のお世話になっていたようです。高校生時代は演劇部に所属しており、これまでに「イナズマイレブン」「青の祓魔師」「進撃の巨人」などの作品に出演しています。

技・武器・声優について知った後は、ヒュンケルに関する読者・視聴者の感想を紹介していきます。ヒュンケルはダイの大冒険ファンの間で特に人気があるキャラクターのため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介した技や過去に関する感想なども載せていきます。

ダイの大冒険のヒュンケルはイケメンキャラクターのため、見た目がかっこいいという感想が挙がっているようです。またぶっきらぼうで口数が少ないキャラクターですが、弟弟子や仲間のために命を賭けて戦う姿がかっこいいという感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したようにヒュンケルはブラッディースクライド・アバンストラッシュ・グランドクルスという技を使用しています。そんなヒュンケルの技がかっこいいという感想や、物語序盤のブラッディースクライドが強すぎるという感想が挙がっているようです。

ダイの大冒険ファンの間ではヒュンケルのブラッディースクライドとグランドクルスがかっこいいという感想が多く挙がっているようです。また「グランドクルスは命を削る技」のため、使用時にはヒュンケルの死が示唆されていますが、何だかんだで死なないヒュンケルが面白いという感想も挙がっているようです。

ヒュンケルは「グランドクルス」を切り札として使用しているため、使用時には満身創痍の状態になっています。そこから逆転する事が多いため、ヒュンケルのグランドクルスは激アツな技として知られているようです。

本記事で紹介したように物語序盤のヒュンケルは「空の技」を会得していなかったため、完全なアバンストラッシュを使用する事はできませんでした。ですが終盤には「空の技」を会得できるほどの戦闘能力を身に着けているため、完全なアバンストラッシュを見たかったという感想が挙がっているようです。

本記事で紹介したようにヒュンケルはダイと同様にモンスターに育てられた事が分かっています。そんなヒュンケルの過去や親子の愛情が泣けるという感想が挙がっているようです。またヒュンケルのエピソードがメインキャラクターの中で一番深いという感想も挙がっているようです。

本記事では「ダイの大冒険」に登場したヒュンケルの技・能力・武器を紹介していきましたがいかがだったでしょうか？敵キャラクターで登場したヒュンケルですが、味方になってからは命を懸けて仲間を助けるかっこいい姿を見せているようです。そんなヒュンケルの活躍エピソードを見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。