2021年03月09日公開
2021年03月09日更新
【チェンソーマン】最終回のネタバレあらすじ!マキマの最期やナユタについて考察
人気絶頂の中、惜しまれながら最終回を迎えた漫画「チェンソーマン」でしたが、待望のアニメ化や続編が発表され、さらなる盛り上がりを見せています。本文では、漫画「チェンソーマン」から、綺麗な結末とナユタの登場が話題を呼んだ最終回あらすじのネタバレ解説をはじめ、作品の謎の考察、マキマの強さのネタバレ解説や、強さ・目的の解説、作品に関する感想や評価などをネタバレ解説します。
目次
チェンソーマンとは?
2020年12月14日に最終回を迎えた漫画「チェンソーマン」は、悪魔を駆逐するデビルハンターとして生計を立てる少年・デンジの活躍を描いたダークファンタジー作品です。以下では、アニメ化や続編が発表された漫画「チェンソーマン」の最終回のネタバレ解説や謎の考察をはじめ、マキマの正体や目的の解説、続編やアニメ化に関する情報、漫画「チェンソーマン」の感想や評価を、ネタバレ解説を交えて紹介します。
チェンソーマンの概要
藤本タツキ先生の漫画「チェンソーマン」は、2018年~2020年12月14日にかけて、「週刊少年ジャンプ」で連載されていたダークファンタジー作品で、単行本は2021年3月時点で計11巻が刊行されています。少年漫画でありながら、グロテスクな描写が多いことから、少年漫画の王道を描いた作品が多い「少年ジャンプ」では、異色の作品として注目を集めました。
チェンソーマンのあらすじ
父親の借金を返すために、デビルハンターとして生計を立てていた少年・デンジは、ある日、仕事を斡旋していたヤクザに騙され、ポチタと共に殺害されてしまいます。しかし、デンジの血を飲んで蘇生したポチタは、契約と引き換えにデンジの心臓となり、デンジはチェンソーの悪魔として復活を遂げます。その後、駆けつけたマキマによって公安本部に移ったデンジは、ある戦いに巻き込まれていきます。
チェンソーマンの最終回ネタバレ!マキマの最期やナユタは?
人気絶頂の中、惜しまれつつ最終回を迎えた漫画「チェンソーマン」でしたが、「少年ジャンプ」で掲載されてきた物語は、第1部「公安編」と言われ、続編にあたる物語が「ジャンプ+」にて連載されることが発表されました。以下では、第1部・公安編の結末にあたる、漫画「チェンソーマン」の最終回をネタバレ解説します。
最終回ネタバレ①マキマを料理して食べるデンジ
心臓(ポチタ)にチャンソーマンのふりをさせマキマを戦わせる一方、デンジは黒服に扮してマキマの隙を狙い、彼女を殺害することに成功します。その後、マキマの肉をタッパーに保存したデンジは、生姜焼きやモツ煮など、あらゆる部位を料理して食べます。もしかしたら、自分が出した排せつ物やお腹からマキマが出て、復活するのではないかと淡い期待を抱いていました。
しかし、マキマの肉体を食べても、彼女は復活することはなく、ニャーコとマキマの犬の散歩に出かけたデンジは、公園のベンチで岸辺と話し込みます。あらゆる手段を用いても攻撃が通じなかったマキマをどうやって殺せたのか、岸辺の問いに対してデンジは、マキマは当初から、自分に危害を加えるつもりはなかったことを打ち明けます。
そして、マキマの肉体を食べる行為は、食べることで彼女と1つになりたいという、マキマへの愛から芽生えたものであり、マキマに対する愛情が、デンジのマキマを食べたい衝動につながりました。しかし、岸辺から見れば、デンジの考えや行為は、契約内容または認識の関係をそれなりに理解しただけのようでした。
最終回ネタバレ②匂い
デンジがマキマに気付かれずに攻撃できた理由は、マキマが匂いで人を判別しており、顔を記憶していないことを挙げました。マキマは、気になる人を匂いで記憶しているため、デンジを含めて周囲の人々の顔を認識していませんでした。マキマはが匂いで個人を判別していたことを発見したデンジは、マキマはデンジではなく、チェンソーマンだけを見ていた予想します。
そして、デンジの予想は見事的中し、チェンソーマンとしての匂いしか記憶していなかったマキマは、黒服の中にデンジ=チェンソーマンがいることを見抜けませんでした。その後、マキマはデンジの手で殺害され、デンジの血肉となりました。一方、マキマの事実を知ったデンジは、自分ではなく、チェンソーマンしか見ていなかったことにショックを受けました。
最終回ネタバレ③支配の悪魔の登場
デンジと岸辺が話し込んでいたベンチの周辺には、子供たちが遊んでいましたが、気が付いた時には子供たちは去っており、1人の女の子が犬と遊ぶ姿が見えました。岸辺と大事な話をしているとの理由から、デンジは子供を追い払おうとするも、怒りのあまり指を噛まれてしまいます。しかし、指の噛み方・噛む力は、死んだはずのマキマに似ていると感じます。
実は、デンジの目の前にいる女の子はマキマであり、岸辺が連れてきた子供でした。その子供は中国で発見され、その後、岸辺が極秘で連れ去った経緯を持っています。しかし、その女の子は、マキマの記憶は移っておらず、マキマの別個体、純粋な支配の悪魔と判明します。子供は、ナユタといい、彼女を国に預けてしまえば、再びマキマとして利用されるおそれがありました。
また、極秘で引き取った岸辺は、忙しさを理由にナユタの面倒を見きれないと言い、当面の間、ナユタをデンジの元で預かってほしいと懇願します。デンジは、子供の世話はできないとの理由から、岸辺の依頼を断わろうとした矢先、岸辺の姿はすでに消えており、目の前には支配の悪魔ことナユタが取り残されていました。
最終回ネタバレ④ナユタと暮らすデンジ
成り行きでナユタを預かることになったデンジは、ナユタをニャーコ達と共に自宅に帰ります。食べたいモノを尋ねられたナユタは、ピースサインをしながら「食パン」と答えます。ナユタにはマキマの記憶はないと言いつつも、自分が良くするポーズを見せたナユタには、何かしらの記憶が残っていると見えました。
その後、ナユタとニャーコ達と共に自宅に帰ったデンジは、ナユタのリクエストの食パンを食べて眠りに就き、そのままナユタと暮らすことになりました。
最終回ネタバレ⑤ポチタの夢
ポチタの夢は誰かに抱きしめてもらうことでしたが、その強さが邪魔をして抱きしめてもらうことが出来ずにいました。しかし、デンジによってようやくポチタの夢は叶えられ、幸せそうな顔を浮かべます。その後、ポチタは、ほかの人と対等な関係を築くという、支配の悪魔の夢も叶えて欲しいと、デンジに懇願します。
支配の悪魔は、これまで「支配」という恐怖を用いた関係しか築くことができず、自分と他の人と同じ目線でいられる、例えば家族のような関係に憧れていました。そして、これまでは、犬を飼ったり、疑似的な家族を作ってきましたが、それらは支配の悪魔が望むものではありませんでした。
一方、ポチタから支配の悪魔の願いを叶えることを託されたデンジは、家族を作るとか、どのようにして夢を実現させれば良いのか、戸惑っていました。しかし、支配の悪魔の夢を叶える方法は、以外と簡単なことであり、ポチタは「たくさん抱きしめて」とアドバイスをします。その後、デンジはナユタを抱きしめたまま、眠りに就きました。
最終回ネタバレ⑥高校生になったデンジ
街には、再び悪魔が現れ、人々はチェンソーマンの噂話で持ちきりでした。その内容は、チェンソーマンが悪魔を討伐したこと、しかし、今度のチェンソーマンは女の子しか助けないという、一風変わった人物像がささやかれていました。そして、今のチェンソーマンは、高校生になっていると話し込む人々の背後には、デンジの姿がありました。
学ランに身を包んだデンジは、高校生となっており、街の人々がささやき合った噂は、本当でした。そして、笑みを浮かべるデンジは、シャツを広げると、胸のスターターロープを起動させ、「チェンソーマン」は幕を閉じました。
チェンソーマンの最終回の謎をネタバレ考察
感動の最終回とも評された漫画「チェンソーマン」には多くの謎が残され、一部では続編で回収予定の伏線とも考えられます。以下では、漫画「チェンソーマン」の最終回の謎を解説を交えながら、ネタバレ考察しました。
考察①岸辺とコベニは別行動している?
岸辺のセリフから、本来ならば岸辺・デンジ・コベニの三人で行動するはずでしたが、武器人間を相手に戦っているシーンに、岸辺・コベニの姿はありませんでした。2人の行動は、マキマ討伐のためにデンジと別行動をとっていたと考察されるも、デンジが戦っている間、岸辺・コベニがどこで何をしていたかは、不明とされています。
一部では、マキマを暗殺するためには、マキマと契約者の契約の破棄が欠かせないものの、マキマの契約者は内閣総理大臣でした。そのため、岸辺・コベニ達も、マキマの契約者の正体について把握しているものの、デンジと別行動を取った2人に、マキマと内閣総理大臣の契約を破棄させる権限はなく、岸辺・コベニの別行動は、マキマの討伐以外、明かにされませんでした。
考察②1話のセルフをオマージュ
漫画「チェンソーマン」では、セリフオマージュと思われるシーンが多く見られ、チェンソーマン・マキマの戦いは、過去の戦いを再現したような描写や展開となっています。「チェンソーマン」のセルフオマージュは、原作者・藤本タツキ先生の「ファイアパンチ」を彷彿させるシーンが、多く取り入れられましたが、「チェンソーマン」終盤以降では、その頻度が増えたと指摘されています。
例えば、チェンソーマン88話にて、チェンソーマンがマキマ達を斬りつけるシーンは、過去にコウモリの悪魔を倒した時のシーンを彷彿させ、92話のパワーとデンジのやり取りは、ポチタ・デンジのやり取りのセリフオマージュと見えます。そして、最終回目前の96話では、デンジが復活したゴミ箱と全く同じ描写が指摘されています。
このように、セルフオマージュを散りばめた描写の多さも、漫画「チェンソーマン」の人気の要因であり、最終回では、1話の「俺たちの邪魔をするんじゃねぇ」と叫ぶシーンのオマージュが出るのではと、期待されました。
考察③コベニの契約する悪魔
コベニの契約する悪魔の正体は、「チェンソーマン」の最終回でもとうとう明かされることはなく、謎を秘めたまま第1部公安編が終了しました。一方、コベニの契約する悪魔に関する伏線は、チェンソーマン序盤で張られていたものの、コベニは「秘密」にしています。そのため、コベニの発言は、契約している悪魔を知られたくない、または秘密の悪魔との契約なのか、と考察されています。
また、コベニはすでに公安を辞めているため、悪魔との契約も破棄されたとみなされる一方、多数の殉職者を出した公安対魔特異課にて、数少ない生存者であることから、続編にてコベニに関する情報が新たに登場するのではと、注目されています。
考察④4人の騎士
マキマは、この世から「戦争」「飢餓」「死」をなくすことで、より良い世界にしたいと発言しており、それらはチェンソーマンが戦った4人の騎士のうちの3人を表す伏線だと考えられます。戦争・飢餓・死は、ヨハネの黙示録に記された4人の騎士の持つ権威を彷彿させ、残り1つ・支配は、マキマを指すと考えられています。
ヨハネ黙示録では、マキマは、支配を得る第一の騎士に数えられ、冠を身に着け、弓を武器に白馬にまたがる姿が特徴とされています。そして、戦争を起こさせる第二の騎士は、剣を武器に赤馬にまたがり、飢餓をもたらす第三の騎士は、天秤を片手に黒馬にまたがり、死をもたらす第四の騎士は、青白馬にまたがって、黄泉を連れているとされています。
マキマが無くしたいという3つの要素は、ヨハネ黙示録の4人の騎士をモチーフにしたと考察される一方、なぜか、支配に該当するマキマ自身は含まれていません。また、自身の能力を外したマキマの目的は、最終回で判明しています。
考察⑤戦争・飢餓・死の3つの悪魔も登場?
劇中では、チェンソーマンと武器人間・マキマを含めた4人の騎士が戦ったことが説明されており、マキマのセリフから、「戦争」「飢餓」「死」を意味する存在は、まだこの世から消えていないと考察されます。そして、それらの正体は、マキマが「支配の悪魔」であることから、戦争・飢餓・死もそれぞれ悪魔として、どこかで生き延びている可能性が高いでしょう。
「戦争」「飢餓」「死」の存在をチェンソーマンの力で消し去りたいと願うマキマでしたが、それら3つの悪魔は、「チェンソーマン」では未登場となりました。しかし、「チェンソーマン」続編が発表されたことから、最新作にて、「戦争の悪魔」「飢餓の悪魔」「死の悪魔」としての登場が予想されます。
考察⑥コベニの死亡フラグ
契約する悪魔の正体など、多くの謎を秘めたコベニについて、マキマのあるセリフと結末から、コベニの死亡説が浮上しました。マキマは、助けを求めた自分は殺されると話しており、最終回目前でチェンソーマンに暗殺されたことから、これらは死亡フラグではないかと考察されています。そして、「チェンソーマン」では、コベニがチェンソーマンに助けを求めるシーンがあります。
劇中では、コベニが働くバーガーショップにて、コベニが助けを求める原因となった店員たちを、チェンソーマンが次々と殺害しはじめる描写があります、そして、全ての店員が死を迎えた時に、チェンソーマンの魔の手は、コベニに向けられたと考えられ、マキマと同じ運命を辿ったと考えられます。
しかし、コベニの死亡フラグはあくまで考察に過ぎず、これまで幾度と命の危険にさらされながらも、生き延びることができたコベニだからこそ、チェンソーマンとの遭遇後も、生きているとの期待も寄せられています。
考察⑦ポチタはチェンソーの悪魔ではない?
劇中では、「チェンソーの悪魔」と言われているポチタのチェンソーマンの能力は、「食べた悪魔の名前を消し去る」とあり、チェンソーと結びつかない矛盾が生じています。ポチタは、前頭部のチェンソーを武器として戦うも、対象物を切る行為にあたり、チェンソーが何かを食べる行為は、不可解なことでしょう。
一方、ポチタには、解明されていない謎を秘めており、負傷した状態でデンジの前に現れたことや、チェンソーの悪魔が、悪魔にもっとも恐れられている点が挙げられます。また、ポチタの正体について、実はチェンソーの悪魔ではなく、根源的な恐怖から生み出された悪魔ではないかとも考察されています。
考察⑧マキマは何を探していた?
チェンソーマンは食べた悪魔の名前を消し去ることが可能であり、かつて存在したエイズや核兵器の悪魔も、チェンソーマンに食べられたことで、この世から消滅しました。一方、天使の悪魔のセリフによると、地獄で死んだ悪魔は、輪廻転生してこの世にやってくることが判明し、悪魔には、チェンソーマンに食べられる悪魔と、食べられずにこの世に来た悪魔が存在することになります。
また、特異課にいる悪魔は、信仰の違いこそあるものの、チェンソーマンを守るために戦ってきたという、マキマのセリフから、彼らはチェンソーマンに食べられることなく、この世に輪廻転生を遂げたと解釈できます。そして、この説が本当ならば、マキマがそのような経緯を持つ悪魔を、特異課に集めて管理・支配していたことになる一方、マキマの目的は謎を深めています。
チェンソーマンのマキマの正体や目的を解説
最終回目前で、デンジの手で殺害・肉を食べられるというショッキングな結末や、ナユタとの関係が注目される、マキマの正体や強さ、目的をネタバレ解説します。
考察①マキマの正体
マキマの正体は、表向きは内閣官房長官のデビルハンターとされていましたが、マキマが契約している悪魔を知ることは、一般のデビルハンターの間では禁忌とされていました。このような経緯から、マキマの能力は意図的に伏せられ、後に判明したのが「支配の悪魔」という真の姿でした。
マキマこと支配の悪魔は、日本の内閣総理大臣と直接契約を交わしている悪魔であり、人間ではない存在のため、何度死亡してもその都度蘇ることができます。また、マキマの脅威は、アメリカ大統領も恐れる存在であり、過去には銃の悪魔を用いて、マキマの駆逐を試みたこともありました。そのため、マキマは最強の悪魔として、チェンソーマンと共に忌み嫌われる存在でした。
考察②マキマの強さ
支配の悪魔であるマキマの能力は、自分よりレベルが低いと判断した者を完全支配するものであり、マキマがその気になれば、全ての者を支配することも可能でしょう。そのため、劇中では、人類最強と称された元デビルハンター・クァンシすら、マキマを前にすぐさま降参の意を示しており、一度も死に至ったことのない、闇の悪魔レベルで、ようやくマキマに太刀打ちできるほどです。
マキマには、指を銃に見立てて、実際に銃撃できる能力が頻繁に描かれ、それらは、マキマが支配している悪魔の能力と考えられます。しかし、チェンソーマンだけは、マキマの支配は及ばないとされ、チェンソーマンの名前の存在をこの世から抹消する能力に対して、マキマの支配(掌握する)する能力では、打撃を与えることが出来ないようです。
考察③マキマの目的
マキマの目的は、考察欄で紹介したように、「戦争」「飢餓」「死」の現象・概念を、チェンソーマンの能力を使って無くし、より良い世界を作ることとされていました。一方、「チェンソーマン」でのマキマの行動を見てみると、支配の悪魔らしく、あらゆる世界の完全支配を、チェンソーマンの能力を使って実現させたいようにも見えます。
また、マキマの目的を聞いた岸辺の反応からも、人間にとって負の要素を無くした世界は、マキマがチェンソーマンの能力を正しい方向に使って見せるための建前と見えます。同時に、本音では、支配の悪魔としての欲求を満たすべく、チェンソーマンの能力を利用したいとも考察できるでしょう。
チェンソーマンの続編はある?巻末コメントも紹介
少年ジャンプでの連載が終了した「チェンソーマン」でしたが、最終回と同時に続編の発表も行われ、高校生活を送るデンジやナユタのその後が注目されています。以下では、チェンソーマンの続編や原作者・藤本タツキ先生の巻末コメントを紹介します。
チェンソーマンの続編はある?
デンジが高校生となったところで最終回を迎えた漫画「チェンソーマン」は、続きを匂わせる結末から、一部では続編があるのではと推測されました。そして、「少年ジャンプ」で連載されていたパートは、第1部・公安編とされ、続編にあたる第2部は、「少年ジャンプ+」に移籍して連載されることが発表されました。
第2部の連載時期は、2021年3月時点で未発表ですが、デンジの気になる高校生活や、最終回を迎えた後も多くの謎が残った地獄を舞台にしたストーリーではないかと、多くの期待が寄せられています。一方、「少年ジャンプ+」への移籍について、前作「ファイアパンチ」での連載経験から、「少年ジャンプ」では描けない、グロテスクな要素が多くなるのではと予想されています。
チェンソーマンの最終回の巻末コメント
人気絶頂の中、ファンに惜しまれながら最終回を迎えた漫画「チェンソーマン」は、続編を匂わせる結末ラストと共に、作者・藤本タツキ先生の巻末コメントも大きな話題を呼びました。巻末コメントは、漫画家の先生によって、次回作への意欲や告知、ファンへの感謝のメッセージなどが投稿され、先生の人柄を垣間見える貴重な欄です。
しかし、藤本タツキ先生の「チェンソーマン」の最終回の巻末コメントは、「じゃあねー」の一言で締めくくられ、簡潔すぎるコメントに多くの注目が集まりました。一部では、グロテスク過ぎる描写が問題視され、不本意ながら「ジャンプ」での最終回を余儀なくされたと予測されています。しかし、藤本先生は、コミックスの帯コメントも一言が多いため、最終回の巻末コメントも、特に意味はないと言われています。
チェンソーマンがアニメ化
2020年12月14日、チェンソーマンのTwitter公式アカウントから、待望のアニメ化決定や、アニメ制作会社の発表がツイートされ、「鬼滅の刃」「呪術廻戦」に続くジャンプ人気作品のアニメ放送に、早くも多くの期待が寄せられています。以下では、アニメ放送の開始が望まれている「チェンソーマン」のアニメ制作会社と、気になるアニメ放送日について紹介します。
チェンソーマンのアニメ制作会社は?
「チェンソーマン」のアニメ化の発表は、「少年ジャンプ」の最終回冒頭にも掲載され、アニメ制作会社・MAPPAが手掛けることが告知されました。MAPPAは、大ヒットアニメ「鬼滅の刃」を手がけた制作会社として広く知られ、見る者を圧倒させる作画クオリティの高さ・美しさが高く評価されています。また、MAPPAでは、「進撃の巨人The Final Season」や「呪術廻戦」のアニメ制作も担当しています。
「チェンソーマン」のアニメ化について、MAPPA側のコメントからも、アニメ制作に対する意気込みがうかがえます。原作漫画では、ハードかつグロテスクな描写が多く、個性が強すぎる作風ゆえに、苦手とする読者も多いと言われる「チェンソーマン」ですが、アニメ版では過激なバトルシーンをどのように表現されるのか、アニメの完成度の高さも注目されています。
チェンソーマンのアニメ放送日は?
「チェンソーマン」のアニメ放送日に関する情報は、2021年3月時点で未定とされています。一方、MAPPAが手掛けた「鬼滅の刃」「呪術廻戦」のアニメ化発表からアニメ放送開始までの期間は、およそ10~11ヶ月の間が空いています。そして、これらを元に「チェンソーマン」のアニメ放送日を計算すると、2021年10~2022年前半の間に開始されると、予想できます。
また、アニメ「チェンソーマン」は、アニメの放送局も未定とされており、大ヒットアニメ「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」と同様に民放局での放送が有力視されています。一方で、制作会社MAPPAが、動画配信サイト・Netflixとの間に、新規作品制作における業務提携を締結していることから、一部ではNetflixで配信される噂も飛び交っています。
アニメ「チェンソーマン」の放送形態について、多くのアニメファンに知ってほしいとの想いから、民放局での放送が予想される一方、原作漫画のグロテスク過ぎる描写から、民放局では表現に限界が出てしまうとも考えられます。しかし、定額で視聴できる動画配信サイトであれば、過激な表現方法も可能となり、様々な憶測が飛び交っています。
チェンソーマンの最終回に関する感想や評価
以下では、デンジの高校生活編を匂わせる結末ラストや、続編でのデンジの活躍やナユタとの関わりに多くの注目が集まる、漫画「チェンソーマン」の最終回に関する感想や評価を、作品のネタバレ解説を交えながら紹介します。
感想1:チェンソーマンの完結を祝福
チェンソーマン完結おめでとうありがとう
— 中の人 (@STD_50) December 14, 2020
いろいろ楽しみ#チェンソーマン #チェンソーマン最終回 #チェンソーマンファンアート投稿 pic.twitter.com/zg34mdH3rT
人気急上昇により、物語のさらなる盛り上がりが期待されるも、惜しまれながら最終回を迎えた漫画「チェンソーマン」でしたが、待望のアニメ化や続編の発表が相次ぎ、大きな話題を呼んでいます。SNSでは、感動の最終回を迎えたことや、アニメ化の制作決定を祝福するメッセージが多く投稿され、「チェンソーマン」の最終回を前向きに捉える感想が多く見られます。
感想2:変わらないデンジの姿にほっとした
#チェンソーマン最終回 、何が個人的に良かったのかと言うとデンジくんがちゃんとデンジくんのまま生き抜いてくれたのが嬉しいかったです。
— ガッツ様は語りたい (@guts_comic) December 14, 2020
マキマさん食べちゃったから人格乗っ取られるんじゃないかとヒヤヒヤしました。
悪い笑顔で胸のエンジンをヴヴンと鳴らしながら締めてくれてホッとしたよ。
「チェンソーマン」の終盤は、デンジがマキマの暗殺・肉を食べるショッキングな展開となり、一部ではデンジの人格がマキマに乗っ取られるのではと、デンジを心配する感想が寄せられました。しかし、最終回で見せたデンジは、いつもと変わらない姿であり、バッドエンドを予想していた読者とって、良い意味で期待を裏切る結末だったでしょう。
感想3:初期の伏線の回収に驚き
#チェンソーマン最終回
— Привіт 傘 (@xq_pteix) December 14, 2020
初めの頃にマキマさんがデンジに教えてた相手をくまなく知ることが気持ちよくなるためのみたいな話が、まさかここでくるとは思わなくて思わず声出た。どっかであのシーン伏線あるかなとは思ってたけど完全に忘れてて「あー!!」となった。
「チェンソーマン」最終回の感想を記した投稿の中には、マキマのセリフの伏線に関する解説や、その回収方法に驚いたとの感想も見られます。何気ないセリフの中にも伏線が張られ、分かる人には分かるように伏線回収する手法は、読者に読み応えを与えるだけでなく、伏線を回収できた時の快感や感動も得ることができるでしょう。
感想4:最終回のラストシーンがかっこいい
一番カッコイイ終わり方やね#チェンソーマン #チェンソーマン好きと繋がりたい #チェンソーマン最終回 #チェンソーマンアニメ化 pic.twitter.com/9A07cnamji
— ぽレオポルド (@nittyantokanari) December 14, 2020
最終回ネタバレ解説の冒頭部分をはじめ、漫画「チェンソーマン」は過激すぎる描写が多いことから、漫画ファンの間でも、好みが分れやすい作品と言われています。一方、これまでグロテスク要素が多かったのに対して、最終回ではデンジの穏やかな日常が描かれ、「きれいな終わり方だった」「ラストシーンのデンジがかっこいい」などの感想や評価が多く寄せられています。
感想5:原作者・藤本タツキ先生をねぎらう
#チェンソーマン最終回 #模写
— はるすず (@hal0305) December 14, 2020
描く時間なく、過去絵で失礼します💦
藤本先生お疲れさまでした!ジャンプ+とアニメ化、楽しみにしています。複製原画も♪ pic.twitter.com/ov05FdFbgV
少年ジャンプでは、異色の作品と評された漫画「チェンソーマン」でしたが、他作品には見られない独創的な世界観が多くの読者に支持され、アニメ化や待望の続編に多くの期待が寄せられています。また、SNSでは、「チェンソーマン」の最終回に関する感想だけでなく、原作者・藤本タツキ先生をねぎらう投稿も寄せられ、藤本先生の次回作への期待が高まっています。
感想6:最終回で登場したナユタがかわいい
ナユタちゃんマジ可愛い#チェンソーマン #チェンソーマン最終回 pic.twitter.com/iw5TOYGBPZ
— うねり🐌🦄🐣 (@IeaUxLn6BUzgkmw) December 15, 2020
最終回ネタバレ解説で紹介したように、ナユタの登場シーンはごくわずかでしたが、かわいい外見から多くの注目が集まりました。SNSでは、「かわいい」との感想が多数投稿される一方、ナユタは、藤本先生の読切り作品「予言のナユタ」と似ているとの指摘も見られ、気になる続編でのナユタの登場や、一緒に暮らすデンジとの交流が、待ち望まれています。
感想7:新感覚のジャンプ作品だった
#チェンソーマン#チェンソーマン最終回#藤本タツキ
— * i.o (@io28140710) December 16, 2020
そういえばツイートしてないことに今気がついたw
なんかファイアパンチに比べて更に綺麗に終わったなって感じ。少年漫画にしては異色で、新しいジャンルというかカタチを作った作品だと思う!やっぱタツキ先生最高。一生ファンです。
漫画「チェンソーマン」を支持する読者の中には、他の少年漫画では見られない、新しいジャンルを生み出したと前向きな感想も寄せています。また、マキマの正体や強さのネタバレ解説で紹介したように、やや複雑なキャラ設定や考察ポイントの多さも、漫画「チェンソーマン」の人気に拍車をかけています。
チェンソーマンの最終回まとめ
漫画「チェンソーマン」の最終回あらすじネタバレ解説と劇中の謎の考察、マキマの正体のネタバレ解説や強さ・目的の解説、「チェンソーマン」の続編やアニメ化、作品に関する感想や評価をネタバレ解説しました。ラストシーンから続編では、デンジの高校生活が描かれると予想される「チェンソーマン」は、アニメ化は勿論、「ジャンプ+」での連載開始に、多くの期待が寄せられています。