【チェンソーマン】クァンシは中国のかわいい刺客!岸辺との関係や死亡・復活シーンを考察

『チェンソーマン』の単行本7巻52話で初登場を果たしたクァンシは、中国から主人公・デンジを捕らえるために来日した刺客です。4人の魔人を従えている上に圧倒的な強さを披露した人物ですが、正体や強さが言及されないまま死んだため、最後まで謎に包まれたキャラクターとなっていました。そこで、今回は『チェンソーマン』で描かれた中国の刺客・クァンシと岸辺の関係や、死亡・復活シーンを考察しながら彼女の正体と強さに迫ります。

【チェンソーマン】クァンシは中国のかわいい刺客!岸辺との関係や死亡・復活シーンを考察のイメージ

目次

  1. チェンソーマンのクァンシの正体は中国のかわいい刺客
  2. チェンソーマンのクァンシと岸辺との関係や過去
  3. チェンソーマンのクァンシは死んだ?死亡シーンと復活を考察
  4. チェンソーマンのクァンシの強さや能力
  5. チェンソーマンのクァンシの愛人
  6. チェンソーマンのクァンシに関する感想や評価
  7. チェンソーマンのクァンシまとめ

チェンソーマンのクァンシの正体は中国のかわいい刺客

『チェンソーマン』に登場する中国の刺客・クァンシは、多くのぶっ飛んだキャラクターが登場する中、守りたいものを信念を持って守ろうとする、数少ないまともなキャラクターでした。しかし、彼女の正体や強さに関する情報が明かされることなく死んだため、本作の謎キャラの1人となっています。そこで、ここからはクァンシの正体と強さを解説。それではまず『チェンソーマン』の作品情報からご覧ください。

チェンソーマンの作品情報

チェンソーマンの概要

『チェンソーマン』は、チェンソーの悪魔へと変身する力を持つ主人公・デンジが戦う姿を描いたダーク・ファンタジー漫画です。漫画家・藤本タツキによる作品となっており、2019年から2021年にかけて『週刊少年ジャンプ』にて連載されました。なお、2021年1月時点で第1部「公安編」が完結し、第2部が『少年ジャンプ+』にて連載される予定です。

チェンソーマンのあらすじ

ここでは『チェンソーマン』のあらすじを簡単に見ていきましょう。人外の化け物「悪魔」が存在する世界で、チェンソーの悪魔であるポチタと共に暮らしている少年・デンジが本作の主人公です。彼は父親が残した借金を返済するために、悪魔を駆除する「デビルハンター」として活動していました。

ところがある日、デンジは仕事を斡旋しているヤクザに裏切られ、ポチタと共に殺害されてしまいます。そこで、ポチタは普通の生活を送ることを引き換えに、デンジの心臓となることで彼を復活させます。こうして復活を果たしたデンジはチェンソーの悪魔へと変身する力を手に入れるのですが、それがきっかけで壮絶な悪魔との戦いに巻き込まれていくのでした…

クァンシのプロフィール

『チェンソーマン』に登場するクァンシは、右目の眼帯が特徴的な気だるげな女性です。従えている4人の魔人と食事をしたり、情事におよんだりするばかりで仕事への熱意を感じさせない人物ですが、岸辺曰く「素手の殴り合いなら人類最強」とのことなので相当な実力者であることがうかがえます。また常に無表情で感情が読み取りずらいのですが、魔人たちが殺された際は怒りを露わにするなど彼女らに対する愛情は持ち合わせているようです。

クァンシの初登場

クァンシは『チェンソーマン』の単行本7巻52話で初登場しています。クァンシの初登場シーンでは、中国の雑多な街中で4人の魔人たちと情事にふけっていたところで、中国当局と思われる男からの依頼を受けていました。

中国当局の男の依頼は「日本に行ってノコギリ男を捕まえてこい」というもので、クァンシはこの命を受けてご褒美を要求。クァンシの正体は明確にされていませんが、慣れた様子で依頼を引き受けていることから、普段からデビルハンターだけでなく暗殺業のような稼業を生業としているのが分かります。

『チェンソーマン』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

チェンソーマンのクァンシと岸辺との関係や過去

中国当局の男の依頼で来日したクァンシは、初登場を果たしてからしばらくは4人の魔人と一緒に食事をするなど日本を観光していました。そしてアメリカの三兄弟がデンジを襲撃した後、サンタクロースが行動を移し始めたと同時にクァンシも動きだしています。それからクァンシの正体が徐々に明らかになっていきました。そこで、ここではクァンシと岸辺の関係や過去、目的を紹介していきます。

クァンシの岸辺の元相棒だった過去

ここではクァンシの正体を岸辺との関係性から明らかにしていきます。まず、クァンシはデンジの心臓を狙うためにアメリカやロシア、ドイツに並んで中国から来日してきた刺客です。デンジの活躍が報道されたことで各国から彼の命が狙われることになっているのですが、その報告を受けたマキマは刺客の中でもドイツのサンタクロースと中国のクァンシを要注意人物として警戒していました。

その時にマキマと会話していたのが岸辺で、彼はクァンシについて「とにかくやりにくい女だな」と言っています。その後、なぜ岸辺がこのような発言をしたのか、その理由が明らかになりました。

岸辺はクァンシとの戦闘をなるべく避けようとして、彼女が従えている魔人たちを人質にとって会話する機会を設けているのですが、そこでクァンシは自ら岸辺のことを「元バディ」と言っていたのです。そして岸辺はクァンシにマキマの殺害計画の協力を要請するのですが、クァンシはそれを受け入れませんでした。その結果、岸辺とクァンシの戦闘が始まります。

クァンシが戦う目的

クァンシの初登場シーンでは中国当局の男にご褒美を要求しているとお伝えしまたが、そこで彼女の目的が明かされていました。まず、クァンシは従えている魔人たちのことを「お嬢さん方」と呼んでとても大切にしています。クァンシの目的はその魔人たちと関係があり、ご褒美として魔人に義務教育と人権を与えることを要求していました。

裏を返せば、4人の魔人は人権がなく義務教育を受けていないということになります。デンジとパワーも公安対魔特異4課が廃止されてしまえば始末されてしまうため、その可能性は高いと言えるでしょう。そしてクァンシが義務教育を求めた理由としては、クァンシが魔人たちに仕事のご褒美として何が欲しいのかを尋ねた時の答えも影響している可能性があります。

リスクの高い仕事を請け負っているにも関わらず、「ドーナツ100個」「ハロウィン」「血」といった純粋な子供のような報酬を求めたのです。クァンシが戦う理由は彼女たちへの愛情そのものであり、これからの幸せを願ってのことなのかもしれません。

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チェンソーマンのクァンシは死んだ?死亡シーンと復活を考察

大切にしている4人の魔人に人権と義務教育を与えることを目的に、中国からの依頼を受けて来日したクァンシ。しかし、来日後の彼女は死亡と復活を繰り返すなど壮絶な戦いを強いられています。ただ、どうやって復活したのか、その部分が分かりずらくなっていました。そこで、ここからはクァンシの死亡・復活シーンを紹介していきます。

クァンシはサンタクロースとの戦いで死亡

クァンシは1度、サンタクロース戦で死んだのを確認できます。サンタクロースはデンジを狙った刺客が一堂に会した時、地獄の悪魔の力を借りたことでデンジやクァンシ、アキなどの面々を地獄へと送り込みました。そこに闇の悪魔が姿を現したことで皆が共闘して倒そうとするのですが、数人の生存者以外、クァンシを含めたメンバーが死亡してしまいます。

しかし、それを聞きつけたマキマが救出にやってきたことで地獄へと送られてきたメンバーは現世へと帰還。そして死んだクァンシは、ツギハギ(仮称)が蘇生したことで復活を遂げます。この時、クァンシたちを地獄へと送ったサンタクロースは、デンジの心臓を対価に闇の悪魔の肉体の一部を貰っていたため、それを体内に取り込んでパワーアップを果たしていました。

そして大量の人形を操ってデンジの命を狙い始めます。一方、復活を遂げたクァンシは弓矢の悪魔のような姿となっており、サンタクロースを倒すためにデンジと共闘することに。その後、クァンシとデンジはサンタクロースの討伐に成功します。

ところが、クァンシは共闘は終了だと言ってデンジの首を斬り落とします。クァンシが死んだのはちょうこの瞬間でした。突如クァンシの前にマキマが姿を現したのです。そこでクァンシはマキマには勝てないと判断したのか早々に降伏しますが、それを受け入れてもらえずマキマに首を斬られて死んでしまいます。

クァンシの復活シーン

​​​​​​【復活条件】

  • 人でも悪魔でもない存在
  • チェンソーマンに食べられた後に存在が消滅しなかった存在

2回も死んだクァンシですが、またもや復活を遂げていました。クァンシが復活を遂げたのは『チェンソーマン』の第86話です。マキマは真の姿となったチェンソーマンと戦うために、レゼやサムライソード、クァンシなど死んだ人物たちを復活させます。そしてマキマの公安対魔特異5課の作戦開始という指示によって、クァンシは悪魔の姿に変身しました。ちなみにマキマが死んだ人物を復活させたのは上記の存在だと説明しています。

クァンシが瞬殺されるシーン

クァンシを含め復活したキャラは一斉にチェンソーマンに襲い掛かっていました。しかし、真の姿となったチェンソーマンは桁違いの強さを誇っていたため、7人の悪魔の猛攻をものともせず圧倒します。それもマキマに「勝てる気がしない」と言わしめるほどでした。2度目の復活を遂げたクァンシでしたが、チェンソーマンの強さを前にあっけなく瞬殺されてしまいます。

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チェンソーマンのクァンシの強さや能力

これまでにクァンシの正体や死亡・復活シーンを紹介してきました。クァンシはマキマに要注意人物として名前が挙がっていたドイツのサンタクロースと互角の戦いを繰り広げるなど、かなりの強さを持っていることがうかがえます。そこで、ここからはクァンシの強さや能力に焦点を当てて解説していきます。

強さや能力①素手での格闘の強さ

まず『チェンソーマン』で描かれたクァンシの強さを「素手での格闘戦」から見ていきます。岸辺曰く「全人類が集まって素手で殴り合う競技があったら世界一」と語られたクァンシですが、彼女の素手での格闘戦が見られるのは第62話で描かれたクァンシVS岸辺、クァンシVS吉田の戦いです。

まず、岸辺は自称「最強のデビルハンター」であり、デンジとパワーの2人を子ども扱いするほどの強さを誇る人物ですが、クァンシはそんな岸辺の攻撃をものともしていませんでした。そしてクァンシは岸辺の右足の蹴りを受け止め、そのまま彼を窓の外に蹴り飛ばします。

その後、吉田との戦いになりますが、吉田に一発だけ蹴りを入れられてしまったものの、彼もまた窓の外に投げ飛ばしました。吉田はクァンシとの戦いの最中に「まともに受けたら死ぬな」と言っているため、クァンシの徒手格闘技の破壊力はかなり高いと推測されます。

強さや能力②剣技

次に『チェンソーマン』で描かれたクァンシの強さを「剣技」から見ていきます。クァンシは徒手格闘技だけでなく、剣技の腕前も一流です。第60話、クァンシが二刀流の構えを取って凄まじい速さで移動すると、彼女が移動した跡に残ったのはデビルハンターや人形たちの亡骸でした。

その速さは斬られた本人が気づかずに、棒立ちしたまま首と胴体が切り離されているほど。身体能力の高さを活かした徒手格闘技の強さと一流の剣技を持ち合わせたクァンシは最強のデビルハンターと言っても過言ではないでしょう。

強さや能力③悪魔に変身できる?

最後に『チェンソーマン』で描かれたクァンシの強さを「悪魔の姿」から見ていきます。クァンシと戦った吉田は「人間の力じゃないだろ、キミィ」と、簡単に彼女の正体を言及していましたが、その後描かれたサンタクロース戦で悪魔に変身できることが明らかになっています。また、クァンシの正体についてサンタクロース曰く「最古のデビルハンター」とのこと。

クァンシが何の悪魔に変身するのか、その正体については明らかになっていませんが、外見と戦い方を見ると「弓の悪魔」と「矢の悪魔」といった説が有力です。

悪魔に変身したクァンシは、首や腕に矢のような物体が出現した見た目をしており、その矢のような物体で敵を攻撃する能力があります。クァンシの正体はチェンソーの悪魔に変身できるデンジや、爆弾の悪魔に変身できるレゼと同じような、悪魔や魔人にも該当しない存在と言えるでしょう。

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チェンソーマンのクァンシの愛人

死亡と復活を繰り返したクァンシですが、彼女はこれまでに1人で戦っているわけではありませんでした。クァンシと一緒に中国からやってきた4人の魔人たちも戦闘に参加している時があります。そしてクァンシがなぜリスクを冒してまで来日してきたのか、それには4人の魔人たちへ人権と義務教育を与えるという目的が関係していました。そこでここからは、クァンシと深く関わるピンツィ、ロン、コスモ、ツギハギを紹介していきます。

ピンツィ

『チェンソーマン』に登場するクァンシの愛人・ピンツィは、黒髪をポニーテールにした少女の姿をした魔人です。別名「フタクチ」。何の魔人から不明ですが、黒髪のポニーテールを輪っかにして覗くと対象が契約している悪魔の情報を見る能力を持っています。

4人の魔人の中で1番理性が高いため、最も多く喋る機会がありました。来日した時は回転寿司店を見つけてはしゃいだり、仕事の報酬にドーナツを100個要求したりするなど無邪気な一面を見せています。

ロン

『チェンソーマン』に登場するクァンシの愛人・ロンは、頭部から生えた2本の角が特徴的な魔人です。2本の角は血の魔人であるパワーと似ていますが、ロンの場合は後ろに倒れているため若干の違いがあります。彼女も何の魔人なのかは分かりませんが、ロン(龍)の名前と後ろに倒れた角から「龍の魔人」と考えられます。

また、彼女の口から火を吐く能力も龍の特徴に似ています。そして普段は両手を手錠で拘束されているのですが、戦闘時には自力で引き千切っていました。理性の高さについては回転寿司の皿を噛み砕いて食べているため低いと言えるでしょう。

コスモ

『チェンソーマン』に登場するクァンシの愛人・コスモは、脳みそと眼球が垂れ下がった外見をしている魔人です。ピンツィとロンの場合は会話が成り立っているものの、コスモの場合は「ハロウィン」しか言わないため会話は不可能なようです。4人の魔人の中では1番正体がはっきりしている魔人で、その正体はあらゆる知識を有した「宇宙の魔人」。

相手を図書館のような精神世界に連れ込むことで、そこにある全ての情報を標的に流し込んだ後に無力化する能力を持っています。そして全ての情報を流し込まれた相手は、死ぬまでハロウィンのことしか考えられなくなり、普段のコスモのようにコミュニケーション不全となってしまいます。この能力を使ってサンタクロースを無力化しているため、かなり強力な技と言えるでしょう。

仮称ツギハギ

『チェンソーマン』に登場するクァンシの愛人・ツギハギ(仮称)は、体中にツギハギがある魔人です。ツギハギは仮称で、4人の魔人の中で特に情報が乏しいキャラでした。

ただ、体中にあるツギハギの姿や、闇の悪魔にバラバラにされたクァンシを復活させる役割から「死体の魔人」だと推測されます。そして作中では全くの無表情であり、初登場時から一言も言葉を発していません。また、常に人形のようにぐったりしているためどんな性格をしているのかも分からず謎が多いです。

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チェンソーマンのクァンシに関する感想や評価

こちらでは『チェンソーマン』に登場するクァンシの正体に関する感想があがっています。感想で言われている通り、クァンシは正体と力についての言及が無いまま死んだことで8巻の謎の1つになっていました。他の感想では「クァンシは死んだのか?」と言われており、これは正体が明確になっていない状態で死んだため疑問視されることになったのでしょう。

こちらでは『チェンソーマン』に登場するクァンシが死んだことにに関する感想があがっています。この方の場合はクァンシが死んだことに対して「かっこよすぎて死んだ」と捉えているようです。どうやらクァンシの無表情がかっこいいと好評のようですが、やはり推しが死んだのには堪えているのが分かります。

こちらでも『チェンソーマン』に登場するクァンシが死んだことに関する感想があがっています。この方は「死んだとは全く思えない」と感じているようです。

おそらく、このように感じるのはクァンシの圧倒的な強さと、正体が言及されずに死んだことが関係しているのでしょう。特に気になるのは、クァンシの正体が「最古のデビルハンター」ということです。もし第2部でデビルハンターに関する話があれば、クァンシの正体についても言及されるかもしれません。

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チェンソーマンのクァンシまとめ

  • 中国から来日した最古のデビルハンター
  • 弓・矢の悪魔に変身できる
  • 徒手格闘技と剣技が桁外れに優れている

『チェンソーマン』に登場する中国からの刺客・クァンシについて、岸辺との関係や死亡・復活シーンを考察しながら紹介してきましたがいかがでしたか?クァンシは正体や能力が言及されていない状態で死んだキャラなので、感想でもみられたように本作の謎の1つとして注目されることになりました。ここでクァンシの正体と強さについてまとめると上記のようになります。

岸辺とバディを組んでいた過去があるものの若いままの状態であることと、最古のデビルハンターということを踏まえると不老体質であることが分かります。最後に正体に関する謎を残したまま退場してしまったキャラですが、最期まで大切にしていた魔人を守りながら死んでいったかっこいいキャラでした。今回はクァンシの正体や強さについて考察しましたが、興味を持たれた方はぜひ考察を参考にして彼女の活躍シーンにも注目してください。

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