チェンソーマンの名言・名シーン集！印象に残る独特の名セリフをまとめて紹介

『チェンソーマン』は漫画家・藤本タツキによるホラー漫画です。2019年から『週刊少年ジャンプ』にて連載された作品で、第1部「公安編」が2021年に完結した時点で累計発行部数が640万部を突破するなど人気を博しています。そして、第1部の続編となる第2部が、『少年ジャンプ＋』から連載が予定されています。

『チェンソーマン』の舞台は、人間の悪感情を糧に力を増す化物「悪魔」が日常に蔓延る世界です。そんな悪魔と日々戦っているのが「デビルハンター」と呼ばれる存在でした。主人公・デンジは「チェンソーの悪魔」へと変身する能力を持つ人物であり、悪魔と人間、どちらにも該当しない特殊な存在。そんな彼が公安のデビルハンターであるマキマと出会い、その身を管理されることになった時から物語が大きく動き出します。

『チェンソーマン』の名言集や名シーンランキングTOP20位には、ヒルの悪魔の夢を聞いた時にデンジが放ったセリフがランクイン。デンジはヒルの悪魔から夢を問われ、「女の胸を揉むことだ」と答えました。

一方、ヒルの悪魔はコウモリの悪魔との壮大な夢を追っていたため、デンジの夢を聞いて下賤な夢だと馬鹿にします。高尚な夢を持っていれば偉いのか？下賤な夢を持つ者はだめなのか？デンジの生々しい感情の動きが表れ、痛快なまでのキレっぷりが伝わる名言となりました。

『チェンソーマン』の名言集や名シーンランキングTOP19位には、マキマとの最終決戦に臨む直前でデンジが放ったセリフがランクイン。デンジは恵まれた環境で育てられなかったため、極貧生活から抜け出すことを望んでいました。

しかし、そんな中でも大切な友人であるポチタとの幸せや、マキマに与えられたものだったとしても、パワーやアキといった大切な人との幸せは確かに存在していたのです。この名言はどれほど高邁な理想を示されようと、最後までデンジらしくあったことを示すセリフとなっています。

『チェンソーマン』の名言集や名シーンランキングTOP18位には、心臓の在りかを隠したことで不死身となった悪魔を倒す時にデンジが放ったセリフがランクイン。デンジは常識外れの発想を思い付くキャラです。

この名言は不死身となった永遠の悪魔を倒す方法を思い付いた時に放ったセリフですが、なんと彼は悪魔の体内で滅茶苦茶に暴れまわることで相手を痛めつけ、自殺に追い込むという作戦を思い付いたのです。デンジのぶっ飛んだ性格に痺れるセリフとなりました。

『チェンソーマン』の名言集や名シーンランキングTOP17位には、レぜを追い込んだ時にマキマが放ったセリフがランクイン。マキマから裏路地に追い込まれる前のレぜは、デンジにイソップ童話「都会のネズミと田舎のネズミ」の話をして、どちらがいいのかを問いかけていました。

この名言はその時の会話内容を持ち込んで放ったセリフです。その場にいなかったはずのマキマがなぜか話を把握していた上に、田舎でネズミを駆除するのが好きだと言う、マキマの底知れぬ恐ろしさが伝わるセリフとなりました。

『チェンソーマン』の名言集や名シーンランキングTOP16位には、デンジとポチタで出会ったシーンで放たれたデンジのセリフがランクイン。ポチタは父の自殺と彼が残していった借金という事実を受けて途方に暮れていたデンジの前に姿を現しました。

デンジは悪魔が現れたことで死を覚悟しましたが、ポチタがケガをしていたため助けることにします。ぶっ飛んだ主人公として描かれることが多いデンジですが、人間らしい一面もあるということが分かる名シーンとなっています。

『チェンソーマン』の名言集や名シーンランキングTOP15位には、真の姿を現したチェンソーマンが店に訪れた時に放った店員たちのセリフがランクイン。ポチタはデンジの夢「汚れてないハンバーガーを食べてみたい」を思い出し、ハンバーガー店を訪れます。そこは公安対魔特異課を辞職したコベニが新たな就職先として選んだ場所でした。

そしてチェンソーマンがハンバーガーを不明瞭な言葉で頼んでいますが、そんな彼を見てパニックに陥った客と店員は真っ先に逃げようとしたものの彼に小突かれて肉塊と化してしまいます。こうして血肉と死体が転がる修羅場と化したハンバーガー店。

一方、チェンソーマンは純粋にハンバーガーを食べたい一心でした。チェンソーマンのハンバーガーを食べたいという純粋な望みと、生きるか死ぬかの瀬戸際でパニックに陥っている店員たちのズレた対応が高度なギャグを成しています。

『チェンソーマン』の名言集や名シーンランキングTOP14位には、銃の悪魔への復讐に逸るアキを案じる、姫野からのメッセージがランクイン。このメッセージは姫野が使役していた幽霊の悪魔から渡されたものです。アキが生前の姫野のアドバイスを受け入れ、デンジやパワーと共に気楽に復讐していこうと誓ったことが伝わる名シーンでもあります。

『チェンソーマン』の名言集や名シーンランキングTOP13位には、元バディである岸辺にマキマ暗殺計画を持ち掛けられた時に放ったクァンシのセリフがランクイン。この名言は暗殺計画の協力要請を断るために持ち出したたとえ話で、クァンシのマキマに関わりたくないという本音と、愛する女性ともう一度手を取り合いたいという複雑な心境がうかがえるセリフとなりました。

『チェンソーマン』の名言集や名シーンランキングTOP12位には、永遠の悪魔との戦闘でデンジが放ったセリフがランクイン。デンジを含む公安対魔公安4課のメンバーは、永遠の悪魔によってホテルに囚われてしまいました。そして永遠の悪魔はデンジの心臓を差し出せば解放すると提案します。さらに永遠の悪魔は心臓が別の場所にあるため、実質不死身の存在となっていました。

そこで、デンジは徹底的に悪魔を痛めつけることで自殺に追い込むという奇策で対処し、それが功を奏し見事悪魔討伐に成功します。3日も寝ずに切り刻んでいるのにも関わらずこの名言を放っているため、デンジのイカれっぷりが存分に発揮された名シーンでもあると言えるでしょう。

『チェンソーマン』の名言集や名シーンランキングTOP11位には、チェンソーの悪魔であるポチタがデンジに心臓を捧げた時のセリフがランクイン。借金取りのヤクザに裏切られたことで、殺害されてしまったデンジとポチタでしたが、ポチタはデンジを助けるために心臓を捧げることにしました。この名言が放たれたシーンは、チェンソーマンが誕生した名シーンでもあります。

『チェンソーマン』の名言集や名シーンランキングTOP10位には、銃の悪魔の討伐前にアキが放ったセリフがランクイン。この名言を放つ前のアキは銃の悪魔への復讐のために全てを懸けて戦い続けていました。しかし、デンジとパワーと生活していくにつれて次第に生き方を変えたいと思うようになります。この名言はアキにとって、デンジとパワーがいかに大きな存在なのかが分かるセリフです。

『チェンソーマン』の名言集や名シーンランキングTOP9位には、銃の悪魔に乗り移られて破壊の限りを尽くすアキと、彼の後輩であるデンジの対決シーンがランクイン。デンジは銃の悪魔に乗り移られたアキを取り戻そうと、必死に名前を呼び掛けていました。

しかし結局アキの意識は戻ることがなかったため、デンジは一方的に叩きのめされてしまいます。今や大切な存在となったアキを倒すという苦渋の選択を迫られた、デンジの絶望に苦しむ姿が痛々しいほど印象的なシーンとなりました。

『チェンソーマン』の名言集や名シーンランキングTOP8位には、デンジの目の前でパワーを殺害した直後にマキマが笑ったシーンがランクイン。マキマはパワーを殺害するだけでなく、アキをも謀殺しています。

2人はデンジの気の知れた友人であり、仕事上の良きパートナーでもありました。マキマは2人を殺害してなぜ笑っていられるのか？それは全てマキマのシナリオ通りに事が進んだからです。あえてデンジに幸せを与え、それを壊すことで絶望に追い込むという驚愕の展開となりました。

『チェンソーマン』の名言集や名シーンランキングTOP7位には、デンジがマキマを食べるという驚愕のシーンがランクイン。マキマは総理大臣との契約で、事実上ほぼ不死身となっています。では、どうやってマキマを倒せばいいのか？デンジは突きつけられたこの難題に、尋常ならざる奇策で対処しています。

デンジはチェンソーマンの能力「食べた悪魔を完全に消滅させる」を使い、マキマを完全に消滅させようとしたのです。こうしてマキマを料理して毎日少しずつ食べるという手段を取ります。デンジの決意と異常性が見受けられ、読者に強烈なインパクトを与えた名シーンとなりました。

『チェンソーマン』の名言集や名シーンランキングTOP6位には、真の姿を現したチェンソーマンの登場シーンがランクイン。マキマに全てを奪われたことで、デンジは完膚なきまでに心が折れてしまいました。そして何も考えずに、ただマキマの命令に従うのみとなったデンジ。

そんな時、マキマが公安のデビルハンターに襲撃され、危機的状況に陥ってしまいます。そこでマキマがデンジに助けを求めたことによって、デンジが異形へとその姿を変えました。物語の裏に隠されていた真実が一気に明かされていくと同時に、真の力を開放したチェンソーマンの凄まじいまでの活劇が痛快極まる名シーンとなっています。

『チェンソーマン』の名言集や名シーンランキングTOP5位には、パワーがマキマからデンジを守る時に放ったセリフがランクイン。パワーはマキマから殺害されてしまいましたが、ポチタが力を分け与えてくれたおかげで奇跡の復活を遂げました。

そしてマキマからデンジを守ろうと奮闘しますが、手も足も出なかったため、それを見たマキマは「デンジを差し出せば助ける」と提案します。しかし、パワーはそれでも「初めてできた友達」を守りたいという一心で命がけの逃亡を図りました。自由気ままで自分本位に生きてきたパワーが見せた、デンジへの深い友情に心揺さぶられる名シーンでもあります。

『チェンソーマン』の名言集や名シーンランキングTOP4位には、マキマから命がけの逃亡を見事果たしたパワーを見て、デンジが放ったセリフがランクイン。デンジが目を覚ました時、眼前には殺害されたはずのパワーの姿がありました。再会を喜ぶ2人でしたが、心身共に疲れ切っていたデンジはパワーの助けに来たというセリフに対して「もういいんだ」と言います。

しかし、パワーはそれに対して「アホ」と連呼し、そんなにいじけるほどに恋しいのか？と問いかけました。この名言はその問いに答えた時のセリフです。いつも騒がしく言い争い、何かあれば互いに責任転嫁をし続けてきたデンジとパワーでしたが、いつの間にか友人として、家族としての情愛が存在していたことを感じさせる名シーンでもあります。

『チェンソーマン』の名言集や名シーンランキングTOP3位には、マキマが「チェンソーマンのファンだ」と口にした後に言ったセリフがランクイン。遂にマキマの目的が明かされることになったわけですが、一見最善の目的に見えて、実際はチェンソーマンを支配したいだけなのです。

マキマはチェンソーマンに食べられて消滅したとしても、彼の一部になれるなら光栄だと言っているため、「より良い世界を作る」というのはチェンソーマンを手に入れる口実であることが分かります。名言が放たれたこのシーンでは、歴史上の出来事が列挙され、現実世界でも実在しているような言葉まで並べ立てられていたため、作者の卓越した世界観の構築能力を計り知ることができます。

『チェンソーマン』の名言集や名シーンランキングTOP2位には、自分の命を犠牲にして幽霊の悪魔と契約した姫野が放ったセリフがランクイン。姫野を含む特異4課のメンバーの前に現れたソードマンとヘビ女は圧倒的な強さを誇っていました。

そこで、残されたアキはソードマンに立ち向かっていくのですが、遂にアキも瀕死の状態に陥ってしまいます。それを目の当たりにした姫野は苦肉の策として、幽霊の悪魔に全てを捧げ仲間を守ろうとしました。自分の死を厭わずに最後まで戦った姫野の覚悟がヒシヒシと伝わってくる名言となっています。

『チェンソーマン』の名言集や名シーンランキング堂々の1位に輝いたのは、アキに生半可な気持ちでデビルハンターは務まらないと言われたことに対してデンジが返したセリフです。デンジはアキに裏路地に連れ込まれ、生半可な気持ちでデビルハンターをするなら辞めろと言われてしまいました。そこで、デンジはこの名言を放ちます。過酷な人生経験に裏打ちされた名言と言えるでしょう。

『チェンソーマン』の主要人物・デンジは本作の主人公です。ヤクザに裏切られたことで殺害されてしまったことを機にチェンソーの悪魔に変身する能力を身に付けたキャラで、マキマに拾われて公安のデビルハンターとして活動することになっています。チェンソーの悪魔であるポチタを前にしても物怖じしないなど肝が据わっており、大胆な性格を持っていました。

『チェンソーマン』の主要人物・マキマはデンジの上司の女性です。内閣官房長官直属のデビルハンターであり、デンジが所属する公安対魔特異4課を創設した人物でもあります。ミステリアスな印象を受けるキャラでしたが、その正体は内閣総理大臣と契約した「支配の悪魔」です。チェンソーマンの力を使って「より良い世界」を作るという高尚な目標を掲げてはいますが、実際はチェンソーマンを支配したいだけでした。

『チェンソーマン』の主要人物・早川アキはデンジの先輩です。マキマのことを「命の恩人」と慕い、好意を抱いていたのですが、彼女の正体が支配の悪魔ということが判明したことで、支配されていたのではないかという噂が飛び交っています。同居することになったデンジとパワーの兄のような立ち振る舞いをしていたのですが、最後はマキマの謀略でデンジに殺害されるという悲惨な末路を辿ってしまいました。

『チェンソーマン』の主要人物・姫野は、アキのバディでありデンジの先輩です。明るくノリの良い性格と、トレードマークの眼帯が特徴。特異課での飲み会で見せたデンジへのゲロキス(キスと同時にゲロを吐く)で読者に衝撃をもたらしました。最後はサムライソード戦でアキを守るため、幽霊の悪魔に自分の全てを捧げて命を落としてしまいます。

『チェンソーマン』の主要人物・東山コベニはデンジの同僚です。特異課への所属は彼女自身が望んでいたものではなく、公安のデビルハンターになったのも兄を大学に行かせるためにやむを得ずなったという事情が関係しています。さらに9人姉妹で姉からのお下がりを私服にしていたり、ソフトクリームを一度しか食べたことが無かったりと荒らんだ家庭環境であることが推測されます。

『チェンソーマン』の主要人物・岸辺は早川と姫野の師匠です。公安対魔特異1課所属のデビルハンターで、中盤から特異4課の隊長を務めることになっています。自称「最強のデビルハンター」で、近接戦最強と言われるクァンシと互角の戦いを繰り広げるなど確かな実力を持っています。

こちらでは『チェンソーマン』の名言集があげられています。ランキング1位となった名言はデンジの「ノーベル賞…」です。デンジのぶっ飛んだ考え方が分かる名シーンでもあるので、興味を持たれた方はそのシーンをチェックしてみてください。

こちらでは『チェンソーマン』の2巻に関する感想があがっています。2巻では姫野の活躍を多く見ることができます。感想では2巻では名言のオンパレードと言われているので、ぜひ2巻を読んで名言をチェックしてみてください。

こちらでは『チェンソーマン』の岸辺に関する感想があがっています。岸辺の名言集として投稿されているのですが、中でも岸辺のセリフ「何も見たくねえ…」が印象的ではないでしょうか？名言が放たれたシーンでは、マキマが能力を使う時に目隠ししている岸辺の姿があります。現実から逃げたいという岸辺の心境が伝わる名言となりました。

『チェンソーマン』の名言・名シーンをランキングで紹介してきましたがいかがでしたか？ランキング1位にランクインしたのは、デンジの「俺は軽～い気持ち…」から続くセリフとなりました。『チェンソーマン』は衝撃的かつ強烈なインパクトを与える名シーンが多い作品ですが、その中でも感動的なセリフもしっかりと存在しています。これを機に『チェンソーマン』の名言に注目してみてください。