【ワンピース】ルフィの性格は良い？悪い？初期から変わったという噂も考察

大ヒット漫画・『ワンピース』の主人公・ルフィ。そんなルフィとは一体どんなキャラクターなのでしょうか？まずは、『ワンピース』の作品情報と、『ワンピース』の主人公・ルフィについてのプロフィールをチェックしてみましょう！

『ワンピース』は週刊少年ジャンプにて1997年34号より現在も連載中の尾田栄一郎によるマnです。そんな『ワンピース』は2020年4月現在の単行本既刊は96巻で、2015年6月には『最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ』としてギネス世界記録に認定されています。

かつてこの世の全てを手に入れた男と呼ばれた海賊王、ゴールド・ロジャー。そんなゴールド・ロジャーが遺した『ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）』を手に入れるため、海賊王を夢見るモンキー・D・ルフィが一人で航海に出ます。その旅路で多くの仲間たちと出会い、冒険しながら『ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）』を目指します。

• 所属：麦わらの一味船長、麦わら大船団大頭（ドレスローザ編以後）
• 懸賞金：3000万ベリー→1億ベリー→3億ベリー→4億ベリー→5億ベリー→15億ベリー
• 出身地：東の海 ドーン島 ゴア王国 フーシャ村
• 年齢：17歳→19歳
• 誕生日：5月5日
• 身長：91cm（7歳時）→172cm（超新星編）→174cm（新世界編）
• 星座：おうし座
• 血液型：F型

人気漫画・『ワンピース』の主人公として読者たちを魅了し続けるルフィ。そんなルフィの性格は良いのでしょうか？それとも悪い…？お次は、『ワンピース』・ルフィの性格が良いのか悪いのか、長所と短所から考察していきましょう！

『ワンピース』・ルフィの性格は良い？悪い？長所の考察1つめは、『冒険好き』です。『ワンピース』のルフィといえば、冒険好きなイメージが強い方も多いのではないでしょうか。ルフィは海賊王を目指す男です。そんな目標のためはもちろんなのですが、ルフィ自身が冒険を楽しんで旅をしています。

ルフィは見知らぬ土地や見知らぬ島など、冒険の匂いがするところが大好きです。初めて見るものに対して恐怖心を抱くのではなく、目を輝かせて興味を持つ傾向が多いようです。そんな冒険好きなルフィの性格は、初めて見るものに対して恐怖心を抱いてためらったりすることはありません。冒険好きなルフィの性格に、麦わらの一味たちも思わず一緒にワクワクさせられることも多いようです。

『ワンピース』・ルフィの性格は良い？悪い？長所の考察2つめは、『自信家』です。ルフィはかなりの自信家です。悲観的に物事を考えることはほぼほぼなく、楽観的に、そして自分自身に自信を持って物事を考えています。そのため、相手が圧倒的な各上の相手でも躊躇なく喧嘩を売ってしまうのもルフィの性格です。自信家なルフィですから強敵にも後先やその後の危険を考えずに動いてしまうところは悪い一面とも言えます。

しかし、自分自身を一番に信じてあげられるのはどんな時も『自分』しかいません。ルフィはどんな時も自分を信じ、相手がどれだけ強い海賊だとしても「海賊王になるのはこの俺だ」と宣言してしまいます。自信を持って行動するルフィの姿は船長として頼もしい姿でもあり、きっと麦わらの一味たちもそんなルフィを支えたいと思うのでしょう。自信家なルフィは人の上に立つ性格として適任と考えられます。

『ワンピース』・ルフィの性格は良い？悪い？長所の考察3つめは、『仲間を増やすのが上手』です。ルフィは元々一人で航海に出ました。しかし、気付くとあれよあれよという間にどんどん仲間が増えていきました。ルフィは仲間を増やすのがとても上手な性格です。それは、ルフィ自身の性格が気取っていないことが大きく関係しているようです。

ルフィの仲間になっていったキャラクターたちはルフィに誘われたことで仲間になっているのですが、そんな仲間たちに共通しているのは、『ルフィ』という存在に惹かれていることです。ルフィのかっこよくて気取らない姿は、親しみやすいけれども信用できる人間像を描き、キャラクターたちもどんどんルフィに好意を持つようになっていきます。

『ワンピース』・ルフィの性格は良い？悪い？長所の考察4つめは、『目標をひたむきに追いかける』です。『ワンピース』を拝見したことがある方なら誰もがご存知の通り、ルフィには幼少期からの目標があります。その目標というのが『海賊王』です。ルフィは事あるごとに「俺は海賊王になる！」と宣言しています。

そんなルフィの目標がブレたことはありません。また、ルフィは幼少期からの目標である『海賊王になる』ために、どんなに強い敵にもひるむことなく立ち向かって行きます。ルフィは強さを持つだけでなく、真っ直ぐな性格で多くの人たちを魅了します。

『ワンピース』・ルフィの性格は良い？悪い？短所の考察1つめは、『わがまま』です。今となってはルフィという人物に好意を持っているのは明らかに見える麦わらの一味たちですが、そんな仲間たちも全員が最初から乗り気でルフィの仲間になったわけではありません。最初は仲間になることを渋っていたキャラクターもいます。

しかし、ルフィは相手の言い分を聞かず、とにかく仲間になれとガンガン誘っていました。そんなわがままな性格は短所と感じてしまう方も少なくありません。しかし、『わがまま』という短所は言い換えれば、『意思が強い』『相手のことを信頼している故』ということです。自信家で真っ直ぐな性格のルフィですから、時にはわがままに見えるようなシーンもあるのでしょう。

『ワンピース』・ルフィの性格は良い？悪い？短所の考察2つめは、『言動で仲間を危険に晒す』です。冒険好きで好奇心旺盛なルフィの悪いところとして挙げられる『言動で仲間を危険に晒す』という行動。ルフィはあまり物事をじっくりと考えて動くタイプではないので、パッと思いついたら行動してしまいます。そんなルフィの言動で仲間達を危険に晒してしまうこともありました。

魚人島編では電話越しにビッグマムに喧嘩を売っています。サンジがビッグマムの娘との政略結婚を受け入れて麦わらの一味を抜けることとなったのは、その怒りを鎮めるためというのも関係していました。ルフィが後先考えずに動いてしまうことで物事が悪い事態に進んでしまうこともあるので、このような性格は短所と言えるでしょう。

ルフィも人間ですから、良いところもあれば悪いところもあります。しかし、やはりルフィはとても魅力的な性格のキャラクターで、『ワンピース』読者はそんなルフィに憧れている方も少なくありません。そんなルフィですが、性格が変わったという風に感じる読者もいるようです。

主人公であるルフィはブレない性格が特徴でもあります。そんなルフィの性格がいつしか変わったと言われるようになった理由はなぜなのでしょうか？お次は、『ワンピース』・ルフィの性格が変わったと言われる変化について考察してみましょう！

『ワンピース』・ルフィの性格は変わった？変化を考察1つめは、『1巻〜2巻』についてです。初期の頃のルフィの性格は、超能天気な一面が覗く少年らしさがありました。また、『なるようになるさ』というような精神で行動していることが多々ありました。この頃のルフィは怒りを一気に発散するというよりは内に溜めてるような印象がありました

『ワンピース』・ルフィの性格は変わった？変化を考察2つめは、『3巻〜9巻』についてです。前述した1巻〜2巻でのルフィは怒りを内に溜めてるような印象でしたが、3巻～9巻では今のルフィに近くなり、怒りが表情による威圧で表現されるようになりました。奔放さやちょっぴり間抜けな一面もあり、かつてのクールな印象から変化し、少し親しみやすい感じに変わったようです。

『ワンピース』・ルフィの性格は変わった？変化を考察3つめは、『10巻〜12巻』についてです。10巻〜12巻のルフィは、3巻〜9巻の時とそれほど変わったところはありませんでしたが、ナミの過去を意図的に聞かないようにするため「ねる」と言ったり、少し掴み所が無くなったようです。仲間の暗い過去は聞きたくないと思うルフィの気持ちが不器用に表現されたのでしょうが、少し何を考えているか分からない一面に変化しました。

『ワンピース』・ルフィの性格は変わった？変化を考察4つめは、『13巻〜34巻』についてです。13巻〜34巻のルフィは、少し少年っぽさが滲み出てくるようになりました。かつてはクールで掴み所がない印象でしたが、このころのルフィは少し変わったようで、変身やヘラクレスに憧れたりする一面が現れ、幼くて無邪気な年頃の男の子っぽさが表現されました。

『ワンピース』・ルフィの性格は変わった？変化を考察5つめは、『35巻〜38巻』についてです。この頃のルフィは、メリー号の件でアイスバーグに渇を入れられ、船長としての威厳が初めて現れたメリー号との別れの決断しました。無邪気な少年っぽさがあったルフィですが、ガラッと変化して船長として仲間を束ねる威厳や、頼りになる一面を見せてました。

これまでルフィの長所や短所、変化についてチェックしてきましたが、そんなんルフィの性格を心理学の面から考察してみると一体どのようなものとなるのでしょうか？お次は、『ワンピース』・ルフィの性格を心理学の面から考察してみましょう！

『ワンピース』・ルフィの性格を心理学の面から考察1つめは、『ビッグファイブ分析とは？』についてです。まず、『ビッグファイブ分析』とは、心理学において人間の性格は『開放性』・『誠実性』・『外向性』・『協調性』・『神経症傾向』という５つの特性が組み合わさって構成され、それぞれの特性の多寡によってその人間の性格を分析しようとするものです。

『開放性』は好奇心やアイデアなどといった知的・美的・文化的に新しい経験に開放的な傾向があり、『誠実性』は、自己規律や良心・身長といったような責任感があり勤勉で真面目な傾向があり、『外向性』は、積極性や社交性などの興味関心が外界に向けられる傾向があります。

『調和性』は、思いやりや優しさ・献身的などといったようなバランスを取り協調的な行動を取る傾向があり、『神経症傾向』は、ストレスや不安などといった落ち込みやすいなど感情面・情緒面で不安定な傾向があります。これら5つの因子が、0か100で備わっているというわけではなく、人は5つの因子の特性をもっており、それぞれの強さの度合いがパーソナリティを構築するのが『ビッグファイブ分析』です。

『ワンピース』・ルフィの性格を心理学の面から考察2つめは、『外向性の傾向が強い』についてです。『ビッグファイブ分析』からルフィの性格を分析すると、外向性の傾向が強いと考えられます。前述した通り、『外向性』は、積極性や社交性などの興味関心が外界に向けられる傾向があります。

『外向性』はポジティブな情動を手に入れるために絶え間なく行動を続ける放浪者のような特徴が挙げられます。ルフィは行動力を持っていますし、非常にポジティブです。また、自信家で明るい性格なので、『外向性』にかなり当てはまると考えられます。

『ワンピース』・ルフィの性格を心理学の面から考察3つめは、『外向性のデメリット』についてです。『外向性』はポジティブで積極的な性格で、一見するとデメリットなど存在しないようです。しかし、『外向性』にもデメリットは存在します。

『外向性』のデメリットとして挙げられるのが、『外向性』タイプの人は身体を動かすのが好きで、危険の多いことをしがちな傾向があります。ルフィも後先考えずにパッと行動を起こしてしまうため、慎重さにかけています。そのため、時に危険な目に遭ってしまうのですが、これが『外向性』のデメリットと一致するようです。

『ワンピース』・ルフィの性格を心理学の面から考察4つめは、『調和性と神経質傾向が低い』についてです。先ほど、『調和性』は思いやりや優しさ・献身的などといったようなバランスを取り協調的な行動を取る傾向、『神経症傾向』はストレスや不安などといった落ち込みやすいなど感情面・情緒面で不安定な傾向があると説明しました。

ルフィはこの『調和性』と『神経症傾向』が低いと考えられます。『神経症傾向』の特徴であるネガティブな感じはルフィとは正反対と考えられますし、ルフィは仲間思いですが基本的に協調性に欠けているので思いやりや優しさ・献身的な性格の『調和性』にも少し当てはまりません。このことから、ルフィは『調和性』と『神経症傾向』が低いと考えられます。

『ワンピース』の主人公・ルフィは性格もかっこいいので、度々かっこいい名言や名セリフも残しているようです。では、ルフィの名言の中でも特にかっこいいと話題を集めているのは一体どのような名言が挙げられるのでしょうか？お次は、『ワンピース』・ルフィのかっこいい名言や名セリフ・名シーン集をチェックしてみましょう。

様々な性格を見せてくれるルフィ。そんな『ワンピース』のルフィに対して、世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか？最後に、『ワンピース』のルフィに対する世間の人々の感想や評価をチェックしてみましょう。

こちらの方はルフィに対して「ルフィの性格いいな…ルフィみたな性格になりたかった」とツイートしています。ルフィの性格に憧れる読者は非常に多く、『ワンピース』を見る度にルフィみたいな性格になりたかったと感じる読者もいるようでした。

こちらの方はルフィに対して「ルフィが2年後から変わったとか言われるの単純に仲間集めのフェーズが終わっただけだと思うんですよね。四皇に喧嘩売ったのも友達がいる魚人島を苦しめてたからだし、ローの提案に乗ったのも、ローが良い奴でなんか面白そうだと思ったから。前とそんなに変わってない」とツイートしています。変化がある様に思えるルフィですが仲間集めのフェーズが終わっただけで変わってないと分析する方もいます。

こちらの方はルフィに対して「アラバスタ編読んでて思ったんだけど今のルフィと性格違うわ。今は直情的で一気にガッとフルボルテージで怒ってる感じだけどアラバスタの時はふつふつと湧き上がっていく怒りが感じられる。後者の方が好みだな。前者も良いんだけどね。ちょっと子供っぽい。」とツイートしています。怒り方が変わったルフィですが、ふつふつと怒りが湧き上がっていくルフィの方が好きだという声もありました。

『ワンピース』・ルフィの性格まとめについてはいかがでしたか？『ワンピース』の主人公であるルフィの性格は、やはり人間ですから良い所もあれば悪い所もあります。しかし、そんな中でも仲間思いだったり、冒険好きだったり、自信家だったり、自分の目標をひたむきに追いかけたり…と、ルフィの性格の良いところはたくさん感じられ、読者の中にはルフィみたいな性格になりたかったと思う方もいるようでした。

そんなルフィの性格は少しずつ変化しているようで、中でも怒り方についての表現が変わったようでした。心理学の面からルフィの性格を考察すると、積極性や社交性などの興味関心が外界に向けられる『外向性』の傾向が強いようでした。そんな少年漫画の主人公らしいかっこいい性格が魅力のルフィが活躍する『ワンピース』、ぜひ一度チェックしてみてくださいね！