2020年06月01日公開
2020年06月01日更新
【ワンピース】ルフィの左目の下の傷を考察!今後眼帯になる可能性は?
ワンピースでは海賊王を目指して豪快に仲間たちと旅をしているルフィの姿を見ることができます。晴れやかな笑顔が印象的な麦わらの一味の船長を務めている彼の左目の下の傷について今後の伏線が含まれているのではと注目を集めることになりました。そこで、他人を疑うことを知らないまっすぐな性格のルフィの左下の目の傷ができた理由や今後左目を失い眼帯になる可能性、左目に傷があるキャラクターや右目に傷があるキャラクターに秘められている伏線などを考察していきます。
目次
ルフィとは?
ワンピースでは好奇心旺盛で海賊王になることと夢見ているルフィは、麦わらの一味の仲間たちと一緒に伸び伸びと旅を続けていました。晴れやかな笑顔が素敵なルフィは他人を疑うことを知らない性格のため、すぐに人に騙されることもありましたが、あまり気にせずに自由奔放に生きていたのです。そのため、飾ることなく純粋にありのままの姿で人と向き合う姿勢から本当の意味で心が通じる仲間たちと出会うことができました。
普段は細かいことに関してあまり気にしない豪快な楽観主義の彼ですが、仲間思いだったために仲間が傷つけられた時はもちろん、弱者が惨い仕打ちを受けている際には我慢することができない心の優しさを持っていたのです。そこで、ワンピースで底抜けに明るい性格のルフィに左目の下の傷がある理由やその伏線について、将来的に左目を失って眼帯になる可能性などを考察していきます。
ワンピースの作品情報
ワンピースの概要
2020年5月の時点で第96巻まで単行本で刊行されている「ワンピース(ONE PIECE)」は、週刊少年ジャンプによって1997年34号(7月)から連載がスタートした漫画となっています。熊本県出身の漫画家である尾田栄一郎さんによって描かれたワンピースは現在も連載中です。ワンピースでは晴れやかな笑顔が素敵なルフィは海賊王になる夢を胸に仲間たちと一緒にバトルをしながら絆を深め成長していく姿が描かれていきました。
大笑いしてしまうようなユニークなギャグシーンから思わず号泣してしまうような感動的な名言やエピソードが随所に施されているため子供から大人まで人気となります。出版の国内最高記録をいくつも作り出しているワンピースは227万5000部の初週売上を第66巻で打ち立てており、国内での出版では史上最高記録の樹立となりました。また、週刊少年ジャンプでは2番目に長期連載されている作品として話題となっています。
ワンピースのあらすじ
世界政府や海軍にとっては危険人物となっていたゴール・D・ロジャーは、海賊の中では仲間思いの人格者として高い評価を得ていました。海賊王の彼はこの世の全てを手に入れたとされ、ワンピースという大秘宝を遺したようです。豪快な楽観主義のルフィは自由に生きることを叶えるために海賊王になることを目指していました。仲間思いで心優しい彼は仲間と共に喧嘩をしたり笑ったりしながら愉快な旅を続けていきます。
ルフィのプロフィール
豪快で楽観主義な性格を持っているルフィは、憧れの海賊であるシャンクスとの再会や海賊王になることを夢見て麦わらの一味の船長として仲間たちと一緒に自分自身を鍛え上げる旅を続けていました。好奇心旺盛な彼の左目の下の傷は、幼少期に自分自身の手によって恩人であるシャンクスをはじめ多くの海賊たちに自分の度胸を示すためにナイフによって付けたものだったのです。
- 名前:モンキー・D・ルフィ
- 異名:麦わらのルフィ
- 血液型:F型
- 誕生日:5月5日
- 年齢:17歳→19歳
- 出身地:東の海 ドーン島 ゴア王国 フーシャ村
- 所属:麦わらの大船団大頭、麦わらの一味船長
- 父親:モンキー・D・ドラゴン
- 祖父:モンキー・D・ガープ
- 悪魔の実:超人系のゴムゴムの実
肉が大好きな彼は大暴れした後は腹いっぱいになるまで肉を食べることを生き甲斐としていました。そのため、肉を食べながら食べている途中で眠ってしまうという子供っぽい要素を持っていたのです。超人系のゴムゴムの実の能力者である彼は思考回路が極端なところがあったために、麦わらの一味の船長を務めていながらも直情的に行動していつも仲間たちから叱られていました。
ルフィの左目の下の傷を考察
作中に登場している多くの海賊たちには戦いの勲章ともいえる傷が顔をはじめ身体中にできています。しかし、麦わらの一味の船長を務めているルフィの左目の下の傷は戦いによって付けられたものではありませんでした。彼の左目の下の傷は幼少期に自らナイフによって付けたものだったのです。その様子は第1巻第1話で描かれていました。どうしても海賊になりたいと思ったルフィは周囲も驚く行動に出たのです。
悪魔の実を食べたことで泳げなくなった彼は海で溺れて死にそうになります。そんな彼を救出したのがシャンクスでした。彼に強い憧れを抱いたルフィは赤髪海賊団の船に乗せてほしいと何度も頼みます。しかし、船長を務めているシャンクスは何度頼んでも許してくれませんでした。幼いルフィは自分の気持ちが本気であることや、自分の度胸を示すために大勢の海賊の前でナイフによって自ら左目の下を突き刺したのです。
しかし、そこまでしても赤髪海賊団の船長であるシャンクスは幼いルフィを連れていくことを許しませんでした。別れ際に彼は自分の大切な麦わら帽子を大泣きするルフィに預け、いつか立派な海賊になった時に再会することを約束しています。彼の左目の下の傷は、豪快な楽観主義の性格を持ったルフィが自ら自分の度胸を示すために付けた傷だったのです。
考察①眼帯の海賊
海賊といえば眼帯を付けているという印象を持っている人は多いようです。ワンピースの作中では多くの海賊が登場していますが、20年以上連載を続けている現在においても眼帯をしている海賊は1人も姿を現していません。
目に傷を負っている海賊もたくさんいますが眼帯は付けていないのです。幼少期に自らナイフで左の目を差したルフィも左目の下の傷がはっきりと残っていますが眼帯は付けていません。これには作者の強い思いが込められていました。
考察②傷の位置で仲間を分けている?
作中では多くの海賊が登場していますが、彼らには顔をはじめ身体中に傷が付いています。しかし、その傷の位置をよく観察していくとある伏線に繋がっていることを読み解いていくことができるのです。麦わらの一味の船長を務めているルフィをはじめ三刀流のゾロや四皇の1人であるシャンクス、好奇心旺盛なルフィの祖父であるガープ、革命軍において参謀総長を務めているサボらには左側に傷があります。
傷ではありませんが、自由奔放に生きるルフィの父親である革命軍のリーダーを務めているドラゴンは左側にタトゥーを入れていました。これらのことから底抜けに明るいルフィと同じ左目の下の傷はもちろん、左側に傷がある人は味方を意味する伏線かもしれません。逆に、海軍でかつて大将を務めていた青キジや海軍本部の新元帥になった赤犬、四皇の1人で百獣海賊団の船長を務めているカイドウには右側に傷があります。
そのため右側に傷がある人は敵の可能性の伏線と考えることができるかもしれません。女性説のあるクロコダイルや海軍本部において大将を務めている藤虎などは、左右両方に傷を負っていました。この場合は中立の立場の存在の伏線を考えることができます。これらのことから傷が左にあるのか右にあるのかによって仲間を分けていると考察することができ、両方にある存在は今後中立に立つ重要な役割をする伏線かもしれません。
ルフィが左目を失い今後眼帯になる可能性
考察①尾田栄一郎が眼帯の海賊を描かないのはポリシー?
幼少期に自ら左目の下の傷を作って海賊になる度胸を示したルフィでしたが、それは海賊といえば眼帯という発想が幼い彼の中にあったと考察することができます。しかし、左目の下の傷ができたものの眼帯をしている姿は1度も描かれていません。彼に限らず作中で眼帯をしている海賊は20年間1度も登場していないのです。これは作者である尾田栄一郎さんがあえて眼帯をしている海賊は描かないというポリシーから来ていました。
作者は海賊といえば眼帯というイメージがあるのであれば、あえて普通の少年が海賊になっていくプロセスを描いていこうと考えるようになります。それが作者のささやかな裏ポリシーとなったようです。そのため、20年以上連載され続けたワンピースの作中で1度も眼帯の海賊は姿を見せないことになりました。しかし、眼帯嫌いというわけではないため、終盤で眼帯の海賊を1度だけ登場させる予定だそうです。
考察②ルフィが左目を失う伏線
第1巻の第1話では幼いルフィが海賊になるために自ら左目の下の傷を作ろうとナイフを刺す衝撃的なシーンが描かれていました。また、間違ってゴムゴムの実を食べてしまったルフィを救うために左手を失うシャンクスの姿も登場しています。さらにおおらかな性格のシャンクスは黒ひげ海賊団の船長であり四皇の1人である黒ひげによって左目に傷を負っていました。
幼少期に赤髪海賊団の船に乗せてもらうために左目の下の傷を作ったルフィでしたが、これはこの後の重要な伏線であったと考察することができます。将来立派な海賊になって再会することを約束している2人は再会した際に、用意周到な黒ひげから恩人であるシャンクスを救うために思い立ったら即行動することができるルフィは左目を失うという伏線になるのかもしれません。
その際に作者である尾田栄一郎さんが以前コメントしていた終盤に1度だけ登場させる予定という眼帯の海賊を登場させると考えることができます。あらゆる場所に伏線を張り巡らせていることで有名な作品であるため、終盤に1度だけ登場させる予定の眼帯の海賊は豪快な楽観主義の性格を持つルフィの可能性が高いと考察することができるでしょう。
ルフィ以外にも左目に傷があるキャラはいる?
肉が大好きなルフィは左目の下の傷がはっきりとありますが、彼以外にも左目に傷があるキャラクターは存在していました。すでに死亡していますがかつて四皇の1人であった白ひげ海賊団で船長を務めていた白ひげは左側の頭部に大きな負傷をしたことで最終的には命を落としています。彼の祖父である海軍本部で中将を務めているガープも左目に傷を持っていました。
このことから彼と同じ左目や身体の左側に傷を持っている人は、彼にとって味方の伏線と考えることができるのです。そこで、好奇心旺盛なルフィの味方の伏線ではと考察することができる左目に傷があるキャラクターをご紹介します。
サボ
貴族出身で自然系メラメラの実の能力者となったサボは、革命軍の参謀総長を務めています。好奇心旺盛なルフィにとっては義兄の存在となっており幼少期を一緒に過ごした大切な仲間だったのです。炎を操ることができるサボには左目に火傷のような傷がありました。裕福な貴族として誕生した彼でしたがエゴイストは両親や自分のことしか考えていない周囲の貴族たちを軽蔑していたのです。
自由奔放に生きるために海賊になることを決意したサボは10歳という幼さでゴア王国から出航しようとします。しかし、ゴア王国に訪れた世界貴族とされている天竜人によって砲撃され船は粉々となり命を落としそうになりました。ちょうど通りがかった革命軍のリーダーであるドラゴンによって救われ、それ以降革命軍で過ごすようになります。彼の左目の火傷は天竜人によって付けられたものだったのです。
ゾロ
麦わらの一味のメンバーであり副船長のような役割を担っているゾロにも左目に傷があります。冷静沈着にふるまうことができるゾロは仲間意識は非常に高いのですが常に仲間と一歩距離を置いて付き合うところがありました。三刀流の使い手であるゾロは新世界編において突然左目に傷を負った状態で姿を現したため、彼に何が起こったのだろうと多くの読者を驚かせることになります。
片目になってしまったゾロの傷の経緯に関しては明らかになっていませんが、元王下七武海の1人であり剣豪として有名なジュラキュール・ミホークに2年もの間修業をさせてもらっているため、その際に付けられた傷かもしれません。いずれにしても麦わらの一味であり主要メンバーの1人であるため左目に負った傷に関しては今後その経緯が明らかになるでしょう。
シャンクス
四皇の1人であり晴れやかな笑顔が周囲を和ませるルフィの恩人であるシャンクスは左目に3本のひっかき傷があります。これは同じく四皇の1人となっている黒ひげ海賊団で船長を務めている黒ひげによって付けられたものです。麦わらの一味の船長を務めているルフィとは彼が幼少期の頃に出会っており、立派な海賊になってから再会することになっているためいずれ預かっている麦わら帽子を返すために再会するでしょう。
海賊でありながら聖地マリージョアに訪れ、世界政府の最高権力者である五老星と会っていることから怪しい行動が目立つシャンクスですが良識がある海賊であるため、その場の状況を冷静に判断して行動することができる人物となっています。そのためどちらかといえばルフィ側の人間と考えることができるでしょう。
ルフィとは違い右目や両目に傷があるキャラ
サカズキ
海軍本部において新元帥となったサカズキ(赤犬)は、身体の右側に大きく傷を負っています。徹底的な正義を貫こうとする彼は世界政府や海軍が掲げる正義が全て正しいという危険な偏った正義を掲げている人物でもあったのです。そのため弱い立場の市民を守るというよりは市民であっても少しでも怠けている場合は容赦なく攻撃することができました。
自らが正しいと思っている正義を貫くためであれば多くの命が犠牲になっても仕方がないと思える危険な考えの人物でもあったのです。右側の顔から肩あたりまで及んでいる彼の傷は新元帥の座をかけて無人島であるパンクハザードにおいて同じく大将を務めていたクザンと戦った際に負った傷とされています。好奇心旺盛なルフィと敵対しているサカズキには右側に傷があることから右側の傷は敵の伏線と考えることができるでしょう。
クザン
ダラけきった正義を掲げているクザン(青キジ)は、右肩に大きな火傷のような傷を負っています。これは無人島であるパンクハザードにおいて同じ大将であるサカズキと戦った際に負ったものです。彼は世界政府や海軍によって壊滅させられたオハラ事件から正義について深く苦悩するようになります。正義はそれを掲げる者の見方や立場によっていかようにも変化してしまうため絶対的な正義はないと知ったからです。
それと同時に徹底的な正義は時に人を狂気に駆り立ててしまうため危険と感じていました。そのため彼は胸を張ってダラけきった正義を掲げるようになります。普段はつかみどころがない飄々とした性格の彼ですが、徹底的な正義を掲げているサカズキが海軍本部において元帥に推薦された際には大反対したのはこれが理由だったのです。冷静沈着な性格の彼は物事を深く洞察する力がありました。
そのため、自ら元帥の座を求めていたわけではありませんが、徹底的な正義を掲げているサカズキにだけは元帥を務めさせてはいけないと強く感じたようです。元帥の座をかけて戦った2人ですが最終的にクザンは敗北してしまいます。その後海軍から退所して放浪していますが右肩に大きな傷を負っているため敵のようでもありますが、彼の左足は義足となっているため両立の立場の伏線かもしれません。
カイドウ
四皇の1人であるカイドウには右側の腹部に大きな傷がありました。麦わらの一味の船長を務めているルフィに対して敵と思われる人物にはほとんど右側に傷があるため、右側に傷があるのは敵の可能性が高いという伏線は信憑性が高いと考えることができます。
藤虎
海軍本部で大将を務めている藤虎は、仁義のある正義を掲げているため苦しんでいたり、困っていたりする国民のことを常に第1に考えることができる人物でした。そのため、徹底的な正義を掲げているサカズキとはいつもぶつかっています。彼は盲目の剣士として有名ですがその名の通り両目が見えていない状態となっており、左右の目に傷を負っています。
底抜けに明るい性格のルフィに対して左右に傷がある人物は中庸、中立的な立場になる可能性が高いと考えることができるかもしれません。海軍本部で大将を務めている藤虎は王下七武海の廃止を考えて行動している人間でもあるため海軍に所属しているものの、政府や海軍を絶対的な正義とは考えていない、人間としての人権を重んじる人物でした。
また、頂上戦争においては豪快な楽観主義の性格を持っているルフィもマグマを操ることができるサカズキによって胸の中央に大きな傷を負っています。そのため、自由をこよなく愛している彼も中立的な立場になる可能性を考えることもできるのです。
ルフィの左目の下の傷に関する感想や評価
ルフィの傷も左目ですよね
— ✺壱空✺ (@ichisorara) June 13, 2019
度胸試しなら腕でも足でも出来るのに何故左目の下を刺す描写をしたのでしょうね
左目 ホルスの目 プロビデンスの目
ホルスの目は世界各地を旅して戻って来たことから知識の象徴でもありますよね
ルフィも旅してますし
思い立ったら即行動に移したくなってしまうルフィには、幼少期にどうしても赤髪海賊団の船員になりたい一心で自ら付けた左目の傷がありました。彼のその傷を見て度胸試しであれば目でなくても足でも腕でもよかったはずなのにどうして左の目の下を差したのか疑問に思っている人もいます。左目をあえて狙っていたことからさまざまな人物の左目の傷と比較して考察している人もいました。
そう言えば…ルフィの左目下の傷エピソード、アニメではやらないのかな
— なっち (@sousa__kukko) March 5, 2019
思考回路が極端なために時に直情的に行動して麦わらの一味の仲間からも叱られてしまう彼の左目の下の傷については漫画の第1巻の第1話で紹介されているため知っている人も多いですが、そのエピソードをアニメではやらないのかと感じている人は多いようです。子供でありながらも必死に度胸を示そうとする彼の心意気をアニメ版でも確認したいと思っている人は意外と多くいました。
ありがとうございます。ルフィもいろんな戦いで顔に傷を受けるんですけど、子供の時に付けた左目下の傷以外は消えていくからね!左目の傷に意味があると思って私も調べ始めました。ちなみに左に比べて右目傷の人は非常に少ないのもポイントです。
— ZaNji和OP (@GaijinSj) June 24, 2019
他人を疑うことを知らない彼は麦わらの一味の船長を務めており、これまでも多くの戦いをしてきました。その度に顔や体に傷を作っていましたが、幼少期に自らナイフで刺した傷だけはいつまでも残り、他の戦いでの傷はすぐに癒えてなくなっていることに深い意味があるのではと考えている人もいました。左目に比べて右目に傷を負っている人が非常に少ないことに疑問を持っている人もいます。
ルフィの左目の下の傷まとめ
豪快な楽観主義の性格を持っているルフィには、左の目の下に傷がありました。この傷は幼少期に海賊になりたい彼が自分の度胸を示すために自らナイフで刺して作った傷となっています。この傷に関連して同じ左の身体に傷がある人物は味方の傾向があり、右側に傷がある人物は敵、左右両方に傷がある人物は中立的な立場になる可能性の伏線ではと思うような描き方になっていました。今後それらの事実が明らかになっていくでしょう。