【ワンピース】海軍大将ボルサリーノ(黄猿)は最強?強さ・技や悪魔の実の能力は?

ワンピースで海軍本部において大将を務めていたボルサリーノ(黄猿)は、他の2人の大将同様に最強戦力とされていました。自然系のピカピカの悪魔の実の能力者である彼は素早い動きとは真逆の抜けたような振る舞いと、間延びしたよう話し方をしていたため、周囲からは掴みどころがない人物として不気味がられていたのです。そこで、ワンピースで周囲を俯瞰して見ることができるボルサリーノの最強といわれている強さや素早い技、悪魔の実の能力、彼の声を担当している声優の石塚運昇さんについてもご紹介します。

【ワンピース】海軍大将ボルサリーノ(黄猿)は最強?強さ・技や悪魔の実の能力は?のイメージ

目次

  1. ワンピースの海軍大将ボルサリーノ(黄猿)とは?
  2. ワンピースのボルサリーノは最強?強さを考察
  3. ワンピースのボルサリーノの技や悪魔の実の能力
  4. ワンピースのボルサリーノの死亡説
  5. ワンピースのボルサリーノのモデル
  6. ワンピースのボルサリーノの声優
  7. ワンピースのボルサリーノに関する感想や評価
  8. ワンピースのボルサリーノの強さまとめ

ワンピースの海軍大将ボルサリーノ(黄猿)とは?

ワンピースでは激しい気性を持っている2人の他の大将とは異なり、どっちつかずの正義を掲げているボルサリーノ(黄猿)の存在がありました。彼は自然系のピカピカの実(悪魔の実)の能力者でもあったのです。素早い攻撃を得意としている彼でしたが、普段は抜けたような振る舞いと間延びしたような話し方をしていたために掴みどころがないといわれていました。

ワンピースで戦いにおいても周囲を俯瞰して観察することができるボルサリーノは、感情を表に出さなかったゆえに仲間内でさえも腹の底が読めない飄々とした雰囲気が漂っていたため不気味がられていました。そこで、三大将として最強の戦力といわれている彼の強さや悪魔の実の能力・技、声を担当している声優の石塚運昇さんについてもご紹介します。

ワンピースの作品情報

ワンピースの概要

1997年7月(34号)から週刊少年ジャンプによって連載がスタートした「ワンピース(ONE PIECE)」は、熊本県熊本市出身の漫画家である尾田栄一郎さんによって描かれた漫画となっています。2020年4月の時点では96巻まで単行本で刊行され、現在も連載中の人気作品です。ワンピースでは、海賊王を目指しているルフィが仲間と一緒にバトルを繰り広げながら絆や友情を深めていく感動エピソードが随所に盛り込まれています。

さらに、思わず笑ってしまうようなギャグシーンも盛り込まれているため子供から大人まで老若男女問わず人気となりました。週刊少年ジャンプでは、1976年~2016年にかけて連載された「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に次いで長期間連載されている作品として注目を集めています。数々の記録を打ち立てているワンピースは、3億9000万部という国内累計発行部数を誇っており日本の漫画では最高記録となりました。

ワンピースのあらすじ

海賊王となったゴール・D・ロジャーは、この世の全てを手に入れたとされています。彼はワンピースというひとつなぎの大秘宝を遺したとされていました。海賊に憧れていたルフィは海で溺れ死にそうになっていたところを友達となったシャンクスに救われます。友情を深めたルフィは立派な海賊になって再会することを誓い、仲間と一緒に旅に出掛けました。

ボルサリーノ(黄猿)のプロフィール

ワンピースで海軍本部の大将の1人として活躍しているのがボルサリーノ(黄猿)です。最高戦力とされている彼は、美しい黄色のストライプのスーツを着て、サングラスをかけているという独特なおしゃれを楽しむ中年男性でした。新兵時代には海軍本部でかつて大将を務めていたゼファーという教官によって鍛え上げられています。しかし、腹の底を読ませない不気味な性格だったゆえに教官からは苦手人物とされていたのです。

  • 本名:ボルサリーノ
  • 通称:黄猿(きざる)
  • 血液型:XF型
  • 誕生日:11月23日
  • 年齢:56歳→58歳
  • 出身地:北の海
  • 肩書:海軍本部・大将
  • 398話~751話のCV(声優):石塚運昇
  • 881話からのCV(声優):置鮎龍太郎

光の能力を持っている彼は素早い動きとは裏腹に抜けたような振る舞いをしていました。さらに間延びしたような話し方をして飄々と過ごしているため、掴みどころがない性格だと周囲からも思われていたのです。感情を表に出さない性格のボルサリーノは、三大将の中ではどっちつかずの正義を掲げていました。俯瞰して周囲を見ることができる彼は他の2人の大将のような極端な考えを持つことがなかったのです。

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ワンピースのボルサリーノは最強?強さを考察

ボルサリーノの強さ①これまでの戦歴

ワンピースで状況に応じて素早く活動できるボルサリーノ(黄猿)は、多くの戦いをしてきましたがほとんど無傷で戦いを終わらせているため最強といわれるようになります。シャボンディ諸島編では、かつてロジャー海賊団の副船長を務めていたシルバーズ・レイリーとは互角の戦いをしていました。

破戒僧海賊団の船長を務めるウルージや百獣海賊団で魔術師と呼ばれているバジル・ホーキンス、同じ海賊団で飛び六胞を務めるX・ドレーク、オンエア海賊団で船長を務めているスクラッチメン・アプーらは4人まとめて相手をしており、圧倒的な力を見せつけています。その後は人間兵器であるパシフィスタや部下の戦桃丸と一緒に麦わらの一味を追いつめることに成功しました。

壊滅寸前まで追いつめましたが、元革命軍幹部であったバーソロミュー・くまによって逃げられてします。マリンフォード頂上戦争編では、白ひげ海賊団の1番隊隊長マルコとは互角の戦いを繰り広げますが、中将を務めていたオニグモと一緒に戦うことで勝利を収めました。その後ハートの海賊団の船長を務めるローや好奇心旺盛なルフィを追い詰めますが、赤髪海賊団で副船長を務めるベン・ベックマンによって阻止されています。

ボルサリーノの強さ②パワー

ワンピースで自分の身体を光に変えることができる黄猿は、高速で移動したり、攻撃したりするパワーを持っていました。光人間といわれている彼は、長射程のレーザー攻撃や蹴りなどの速度を利用した体術を得意としています。特に蹴り技に関しては最強で敵に大きなダメージを与えることができました。重さ×速さによって作り出される運動量は光速の場合素晴らしい力となるため衝撃も最強となります。

光速で繰り出される彼の技は見聞色の覇気(意志の力)で先読みしていくことで何とか回避することができるかもしれませんが、完全に避けることは不可能でしょう。基本的に自然系のピカピカの悪魔の実の能力者であるため光速での攻撃を上手に活用して戦うことができます。一撃必殺の最強の攻撃をほぼ100%の命中率で繰り出せるため、光速の攻撃に関しては対処のしようがないというのが現実でした。

ボルサリーノの強さ③防御力

ワンピースでは白ひげ海賊団と世界政府・海軍による頂上戦争が繰り広げられていましたが、多くの死者や重傷者が多く出た中、唯一無傷だったのが黄猿です。光速で移動したり、攻撃したりすることができる彼は、防御をしなくても素早く相手からの攻撃をかわしたり、逃げたりすることができました。それゆえに、どんな戦いにおいてもあまり傷を負わずに済んだのです。

白ひげ海賊団で船医を務めているマルコから放たれる蹴りは同じ大将を務めている青キジは避けることができませんでしたが、素早く光速で移動することができる黄猿は見事に防いでいました。人情味溢れる白ひげが繰り出した地震アタックに対しては他の大将2人と一緒に防いでいるため、武装色の防御に関しても相当な能力を持っていることがわかります。

さらに家族を何よりも大切に思っている白ひげからの攻撃や能力も受け流して戦っていたため、ダメージを受け流す何か特別な技や能力があるのかもしれません。光速で移動できる彼はそれほど防御に力を入れずとも逃げ切ることができる能力を持っていますが、防御力にも優れているため激しい戦いが繰り広げられた頂上戦争でも唯一無傷でいられたのでしょう。

ボルサリーノの強さ④速さ

ワンピースでかつてスカイピアにおいて唯一の神であったエネルは、自然系のゴロゴロの実の能力者でした。悪魔の実の能力によって自らの身体を雷に変化させることができたのです。それゆえに、最大で2億ボルトの電撃を発することが可能で、攻撃の速さにおいては最速といわれていました。そんな彼と並ぶ攻撃力を持っているのが、光速で移動したり攻撃したりすることができる黄猿だったのです。

物理的には光が最速といわれています。それゆえに、自然系のピカピカの実の能力によって自らの身体を光に変えることができる彼は光速で移動したり攻撃したりすることができるため、雷となることができるエネルとは同等の最速の力を持っていました。光よりも速いものはないため、ワンピースの作中で2人は最速ということができるでしょう。

ボルサリーノの強さ⑤非情な性格

ワンピースで感情を表に出さない掴みどころがない性格の黄猿は、戦いにおいてはかなり非情になることができました。海軍本部には三大将が揃っていますが、その中で元帥を務める赤犬(サカズキ)は、「徹底的な正義」を貫くために悪をすべて倒そうとする姿勢を持っています。それゆえに、頂上戦争では世界政府側が圧倒的な勝利を収めているにも関わらず、必要以上に攻撃し敵も味方も多くの死亡者が出ました。

それに反して青雉(クザン)は感情に左右されるタイプだったゆえに「だらけきった正義」を掲げています。同じ大将でありながら両極端な正義を掲げる2人に対して掴みどころがない性格の黄猿は、周囲を俯瞰して見ることができるため「どっちつかずの正義」を掲げマイペースに行動していました。しかし、戦いになると彼は別人のようになります。優れた機動力を持っている彼はかつての恩師であっても手加減はしませんでした。

2012年には「ONEPIECE FILM Z」という映画が公開されていますが、そこでは元海軍大将を務めたかつての上司であるゼファーが姿を現しています。敵となった恩師に対しても心を乱さずに容赦なく戦うことができる彼は一見穏やかな雰囲気を漂わせていながらもかなり非情な性格を持っていたのです。他の2人の両極端な正義に振り回されることなく飄々とした性格の彼は腹の底を読ませないところがありました。

ボルサリーノの強さ⑥レイリーと比較

ワンピースで自らの身体を光に変えることができる彼は、白ひげ海賊団と世界政府との間で行われた頂上戦争でも傷一つ負うことなく戦うことができました。しかし、頂上戦争で唯一無傷だった最強といわれている黄猿に傷を負わせた人物がいます。その人物とはシャボンディ諸島で対戦したシルバーズ・レイリーです。彼はロジャー海賊団では副船長を務めていたほどの最強の海賊の1人だったのです。

当時、かなり年老いていたシルバーズ・レイリーは、かつては海賊王となったゴール・D・ロジャーの右腕として周囲からも恐れられていた最強の海賊でしたが一線を退き76歳を過ぎていました。そんな年齢でありながら黄猿と互角に戦い、彼に傷を負わせているため若き頃の全盛期のシルバーズ・レイリーと戦った場合は確実に負けていたかもしれません。

ボルサリーノの強さ⑦弱点はヤミヤミの実?

ワンピースでは、掴みどころがない性格の黄猿は、戦いにおいてパワー、速さ、防御のどれをとっても最強の能力や技を持っていました。しかし、彼にも天敵の存在があったのです。自らの身体を光に変えることができる彼の弱点は自然系のヤミヤミの実でした。黒ひげ海賊団の船長を務めている黒ひげが持っている自然系ヤミヤミの実は、あらゆる能力者の力を闇の力によって封じてしまうことができたのです。

戦いにおいてパワー、速さ、防御のどれをとっても最強を誇っている黄猿でしたが、自然系のヤミヤミの実の前では、自らの能力が全て封じられてしまうため、能力以外の力で戦わなければなりません。光速で移動したり攻撃したりすることに頼っている彼はかなり不利な状況になる可能性が高いです。海賊と世界政府との戦いで黒ひげ海賊団の船長を務めている黒ひげと戦うことになればかなり不利かもしれません。

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ワンピースのボルサリーノの技や悪魔の実の能力

ボルサリーノのピカピカの実の能力

ワンピースで抜けたような振る舞いが多いボルサリーノは、自然系のピカピカの実の能力を扱うことができました。自然系のピカピカの実の能力によって自らの身体を光に変えることができる彼は光速で移動したり攻撃したりすることができたのです。また、レーザービームという技を放つことができるため、素早い動きによって繰り出されるこの技は敵を圧倒していました。

光人間となることができる彼は、長射程のレーザー攻撃技や光速から繰り出される体術、特に蹴り技を得意としていました。光速で放たれるレーザーの技は、足裏や指先から発射することができます。足裏から放ったレーザーの技は、着弾点で爆弾のように大爆発を起こすことができました。また、指先から放つことができるレーザーの技の場合は、矢のようにレーザーを放ち相手の身体を貫くことができたのです。

光人間である最強の彼から放たれたレーザー技は、光熱が素晴らしかったゆえに全てを一瞬にして黒焦げにしてしまう威力を持っていました。その威力は最強で雲にまで届くほどの一撃を繰り出すことができたのです。戦いにおいて非情になることができる彼は、最強の光人間として手加減なしに技を繰り出していくため周囲に大きな被害をもたらしていました。

ボルサリーノの技①レーザービーム

ワンピースで自然系のピカピカの実の能力によって光人間になることができる彼は、強烈なレーザービームを放つことができました。レーザーとは誘導放出によって光を増やしていくことができる装置や、その装置によって作り出される光を意味しています。ビームとは光線などの粒子が一直線に飛んでいる様子を意味していました。

彼から放たれるレーザービームは、光線による最強の攻撃として相手に大きなダメージを与えることになります。さらに、鋭い光の攻撃をそのまま繰り出す以外に弾丸や剣として実体化することもできたため、光によって生み出された武器を使用して戦うこともできました。光人間となった彼は自ら発光することも可能なため戦いの際に光を放って相手の目を潰すことで死角から攻撃することもできたのです。

自らの身体を光に変えることができる彼は、逃げ足も速く攻撃が届かない上にどこまでも鋭く追いかけてくる光の攻撃によって敵はなすすべがなくなることが多く最強といわれることになりました。そもそも彼は光ゆえに攻撃が貫通してしまい当てることが不可能だったのです。何らかの攻撃によって身体をバラバラにすることができたとしても光の粒子を集めて再構成することができるため復活することもできました。

ボルサリーノの技②八咫鏡(やたのかがみ)

ワンピースで掴みどころがない性格の黄猿は、自然系のピカピカの実の能力によって最強といわれるようになります。しかし、便利に使用することができる悪魔の実の力に依存し過ぎてしまうところは彼の弱点でもあったのです。そんな彼からは八咫鏡(やたのかがみ)という技が繰り出されていました。八咫鏡という技は手で円を作るように構え光を照射します。照射した光を辿るようにして光速で移動することができました。

光は直線にしか進むことができないのですが、光の反射を上手に利用することで軌道をジグザグに変化させながら一瞬でどこにでも移動することが可能となります。瞬間移動したい場合で頑丈な障害物が発生した際には、八咫鏡によって応用を効かせて瞬間的に移動することもできたのです。しかし、ほぼ移動手段となっているため八咫鏡には攻撃力はありません。

また、瞬間移動したい光の道を先に見切って物理的に遮断することでその技は封じることが可能となります。しかし、あまりにも素早い光速なスピードとなっているため相当見聞色の覇気に秀でていないとそれは不可能でしょう。部下である戦桃丸はかつてこの技を封じることができる海賊を知りませんでした。しかし、ロジャー海賊団の副船長を務めていたシルバーズ・レイリーはその技を見切って封じていたのです。

ボルサリーノの技③天叢雲剣(あまのむらくも)

ワンピースで光人間となった彼は、天叢雲剣(あまのむらくも)という剣の武器を光によって作り出していました。光の剣として誕生した天叢雲剣は、彼の身体の半分以上の大きさだったのです。この技は白兵戦用となっていました。彼の技術と基礎戦闘力の高さによって作り出されています。自然系のピカピカの実の能力を持っていたとしても基礎戦闘力が低い場合は作り出すのは不可能かもしれません。

光の剣として誕生した天叢雲剣のおかげでかつての恩師であり上司のゼファーやロジャー海賊団の副船長を務めていたシルバーズ・レイリーとも互角に戦うことができたのです。光人間となることで攻撃や防除に関しても完璧さを誇っている彼ですが、光ゆえに剣自体の技の技術や力の向上はありません。自然系のピカピカの実の能力と彼自身の基礎戦闘力の高さによって天叢雲剣が作り出されているのです。

ボルサリーノの技④八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)

ワンピースで感情を表に出さないため周囲に不気味な印象を与える彼は、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)という技を放っていました。この攻撃は、まず両手の人差し指と親指によって円を作ります。そこから光の弾丸を無数に放つことで攻撃することができました。

光から作り出されている八尺瓊勾玉は、水中にも空中と同様の威力が発揮できるため、海の中に逃げ込んだとしても八尺瓊勾玉の攻撃から逃げるのは不可能となっています。光から作られた技や攻撃は光速の上にどこまでも貫く強さを持っているため隙がありません。彼を敵にするとほとんど命がないような感じとなりました。

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ワンピースのボルサリーノの死亡説

死亡説①部下の戦桃丸のモデル

海軍本部に所属しており大将である黄猿の部下として活躍しているのが戦桃丸です。金太郎のような見た目の彼は、世界一ガードの固い男と自称しており、ガードの固さにおいてはかなりの強さを持っていました。しかし、金太郎のような雰囲気の戦桃丸を部下にしている黄猿には死亡説が浮上しています。金太郎の物語では、のちに熊を家来にした彼は源頼光という武士に仕えていました。

源頼光に仕えていた金太郎は酒呑童子という鬼を倒します。しかし、金太郎が仕えていた源頼光は戦死してしまったのです。それゆえに、もし、金太郎の物語が参考になっているのだとしたら源頼光と同じように上司である黄猿が殉職する可能性が高いと考えることができます。

シャボンディ諸島で熊の姿をした改造動物となったパシフィスタを率いた戦桃丸は、麦わらの一味を追い詰めていきました。それゆえに、状況が一緒であるため上司である黄猿は、金太郎が仕えていた源頼光と同じような運命をたどる可能性は十分に考えられるのです。

死亡説②ゼファーの忠告

かつて海軍本部で大将を務めていたゼファーは、現在は海軍本部で大将を務めている黄猿の上司として教官の役割も担っていました。彼は、海軍本部で大将を務めていたお目付け役のセンゴクやロックス海賊団を倒し英雄となったモンキー・D・ガープ、中将を務めていたつるとは同期の間柄だったのです。かつて海軍本部で大将を務めていたゼファーは、感情を表に出さない黄猿を嫌っておりあまり2人の関係はよくありませんでした。

2012年に「ONEPIECE FILM Z」という映画が公開されましたが、そこで姿を現したゼファーは、掴みどころがない性格の黄猿に対して自然系のピカピカの実の能力に頼り過ぎだと忠告を度々しています。悪魔の実の能力者である彼は、その便利な能力に頼りすぎることで殉職すると考えることができるのです。能力に頼り切っている彼はヤミヤミの実によって能力を封じられた場合かなり苦しい戦いになるでしょう。

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ワンピースのボルサリーノのモデル

ボルサリーノは俳優の田中邦衛がモデル

悪魔の実の能力者の中では最強といわれている光の能力を持っている黄猿は、見てすぐ分かるようにモデルとなっている人物がいました。そのモデルは作者である尾田栄一郎さんから公表されています。彼のモデルとなった人物は俳優の田中邦衛さんです。海軍本部の三大将にはそれぞれモデルとなっている俳優がいますが、その中でも一番モデルに忠実に描かれているキャラクターが黄猿だといわれています。

また、味噌ラーメンが大好きな黄猿の名前は「トラック野郎 爆走一番星」という映画で俳優の田中邦衛さんが演じた役にちなんで付けられています。当時「トラック野郎 爆走一番星」という映画が大好きだった作者の尾田栄一郎さんは、「ボルサリーノ2」という役を俳優の田中邦衛さんが演じていたためワンピースでは海軍本部大将を務める「ボルサリーノ(黄猿)」というキャラクターを誕生させたのです。

ボルサリーノと田中邦衛は誕生日も同じ?

俳優として多くのテレビドラマや映画で活躍した田中邦衛さんの誕生日は11月23日となっています。ワンピースで海軍本部で大将を務めているボルサリーノ(黄猿)の誕生日も同じ11月23日となっていました。見た目の雰囲気もモデルにそっくりなキャラクターとなっていますが誕生日の設定も同じになっていたのです。ちなみに、正義感が強く悪を根本からなくそうと奮闘するサカズキ(赤犬)のモデルは俳優の菅原文太さんとなっています。

  • 名前:田中邦衛(たなかくにえ)
  • 血液型:O型
  • 生年月日:1932年11月23日
  • 出身地:岐阜県土岐市
  • 職業:俳優
  • 身長:167cm
  • 配偶者:あり
  • ジャンル:テレビドラマ、映画、演劇
  • 活動期間:1955年~2010年

さらに、感情が豊かゆえにだらけきった正義へと辿り着いてしまったクザン(青雉)のモデルとなっているのは、俳優の松田優作さんです。海軍本部の三大将と呼ばれている3人のキャラクターにはそれぞれモデルが設定されており、すぐにそのモデルが分かるようにそっくりに描かれていました。その中でも1番リアルに描かれ、誕生日も同じとなっているのがボルサリーノ(黄猿)だったのです。

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ワンピースのボルサリーノの声優

掴みどころがない飄々とした性格のボルサリーノ(黄猿)の声を担当した声優は石塚運昇さんです。声優の石塚運昇さんは2018年の8月に食道癌によって亡くなってしまったために第398話~第758話までを担当したことになります。

その後の第881話からは声優の置鮎龍太郎さんが引き継ぐことになりました。ここでは、第398話~第758話まで間延びしたような話し方が特徴の黄猿の声を担当した声優の石塚運昇さんのプロフィールや主な出演作品をご紹介しましょう。

石塚運昇のプロフィール

間延びしたような話し方が特徴のボルサリーノ(黄猿)の声を担当したのは、声優の石塚運昇さんです。石塚運昇さんは、声優の他にもナレーターや俳優など幅広く活躍していました。高校時代には、山岳部に所属していた彼はインターハイにも出場した経験を持っています。芝居をしたことがきっかけとなり、俳優や声優としての道を志すようになりました。

  • 名前:石塚運昇(いしづかうんしょう)
  • 血液型:A型
  • 生年月日:1951年5月16日
  • 没年月日:2018年8月13日
  • 享年:67歳
  • 出身地:福井県勝山市
  • 死没地:東京都
  • 最終所属事務所:青二プロダクション
  • 職業:声優、ナレーター、俳優
  • 声優活動:1984年~2018年

渋く低い声に定評のある声優の石塚運昇さんは、壮年以上の声優の役が多かったですが海外の吹き替えの仕事も多く携わっていました。ケヴィン・スペイシーやリーアム・ニーソン、ローレンス・フィッシュバーンなど多くの俳優の吹き替えを担当しています。食道癌を患った声優の石塚運昇さんは、その後も声優や俳優の仕事を続けていましたが、2018年8月に67歳という若さで亡くなってしまいました。

石塚運昇の主な出演作品

声優の石塚運昇さんの主な出演作品には、バーチャファイターのウルフ・ホークフィールド役や、カウボーイビバップのジェット・ブラック役、ナジカ電撃作戦の玖洛玄人役、WOLF'S RAINのクエント・ヤイデン役、GAD GUARDの蜂須賀小五郎役、プラネテスのウェルナー・ロックスミス役、ポケットモンスター サイドストーリーのオーキド博士役などがありました。

声優の石塚運昇さんが出演したその他のテレビアニメには、格闘美神 武龍の曹徳興役や、機動戦士ガンダム00のセルゲイ・スミルノフ役、まじっく快斗の中森銀三役、ヨルムンガンドのレーム役、熱風海陸ブシロードのサンダ役、ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダースのジョセフ・ジョースター役、テラフォーマーズ「アネックス1号編」のシルヴェスター・アシモフ役などもあります。

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ワンピースのボルサリーノに関する感想や評価

周囲を俯瞰して見ることができる彼は、他の2人の大将が両極端な正義を掲げているのに対して「どっちつかずの正義」を掲げていました。優柔不断に見える彼の正義ですが、ある意味でバランスが取れているともいえるのかもしれません。正義感が強く悪を毛嫌いしている赤犬ですが、元帥という立場でありながら彼の正義を否定するわけでもなく容認しながら上手くやっているという印象を持った人は多いようです。

ワンピースの個性豊かなキャラクターの中で抜けたような振る舞いや間延びしたような話し方が特徴のボルサリーノ(黄猿)が好きという人は意外と多くいました。普段は掴みどころがない性格で飄々としていますが、戦いにおいては最強で光人間としてカッコいい戦いを見せています。感情を表に出さない周囲を俯瞰して見ることができる不気味な印象も魅力のようです。

優雅に爪を切っているボルサリーノ(黄猿)の姿を見て足が長いと感じた人は多かったようです。顔も小さくすらっとした体型の彼はいつも黄色のストライプのスーツでキメていました。イケメンとは違う味のある雰囲気を漂わせている彼ですが、スラっとした足の長さに驚いてしまう人もいたようです。足の長さに気がついてかっこいいと感じている人もいました。

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ワンピースのボルサリーノの強さまとめ

自然系のピカピカの実の能力を扱うことができるボルサリーノ(黄猿)は、光人間になることができたために光速の攻撃や防御をすることが可能だったゆえに、激しい戦いとなった頂上戦争でも唯一無傷だったのです。どっちつかずの正義を掲げている彼は掴みどころがない性格をしており常に飄々と振舞っていました。腹の底を読ませない感情を表に出さない彼は戦いにおいてはかなり非情な性格が飛び出しています。

【ワンピース】黄猿の死亡説について考察!能力や強さも紹介 - Selvy

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