2021年01月20日公開
2021年01月20日更新
【呪術廻戦】ミゲルとは何者?強さや現在の乙骨憂太・五条悟との関係は?
『呪術廻戦』に登場する呪術師・ミゲルをご存じでしょうか?ミゲルとは、夏油の仲間として五条と戦っていた百鬼夜行のMVPです。五条との戦いでは、苦戦を強いられている五条の姿が描かれていたことから、ミゲルの実力が相当高いことが分かります。そんなミゲルですが、ネット上では『呪術廻戦』33話の扉絵で乙骨と一緒にいたことで話題になっていました。果たしてミゲルとは何者なのでしょうか?当記事では、ミゲルの強さや現在の乙骨・五条との関係に焦点を当てて解説していきます。
目次
呪術廻戦のミゲルとは?
『呪術廻戦』に登場するミゲルとは、ベレー帽をかぶった外国人呪詛師です。五条はミゲルを「ボビー」の愛称で呼んでおり、さらに33話の扉絵では乙骨と一緒にいる姿が確認されています。では、ミゲルは敵なのか?味方なのか?ここからは、そんな彼の正体に迫っていきます。それではまず『呪術廻戦』の作品情報から振り返っていきましょう。
呪術廻戦の作品情報
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は2020年10月から放送されたテレビアニメおよび芥見下々によるダーク・ファンタジー漫画です。漫画版は『週刊少年ジャンプ(集英社)』にて連載され、アニメ版は毎日放送・TBS系列にて放送されています。本作のテーマは人間の負の感情から生まれる「呪い」。物語では呪いが具現化した呪霊と、それを祓う呪術師との戦いが描かれています。
呪術廻戦のあらすじ
出典: https://abema.tv
ここでは『呪術廻戦』のあらすじを簡単に紹介していきます。物語の舞台となるのは宮城県仙台市。そこでは、驚異的な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁が祖父と共に生活を送っていました。しかし、その生活は祖父が死去した夜に起こった出来事によって大きく変化してしまいます。虎杖が通う学校に突如人を襲う化物・呪霊が現れたのです。そこで、虎杖は呪霊がと共に現れた呪術師・伏黒恵と一緒に呪霊との戦いに身を投じます…
ミゲルは東京都立呪術高等専門学校に登場?
『呪術廻戦』に登場するミゲルとは、海外出身の呪術師です。夏油一派の幹部でもある人物ですが、彼は『呪術廻戦』の本編には登場していません。乙骨を主人公にした本作の前日譚『東京都立呪術高等専門学校』に登場しています。
ミゲルの登場回
ミゲルの登場回は『呪術廻戦』0巻の第3話「弱者に罰を」です。その後、ミゲルが外国人呪詛師として百鬼夜行のMVPであることが明らかとなっていきます。
呪術廻戦のミゲルは百鬼夜行のMVP?正体・強さを考察
『呪術廻戦』のミゲルは百鬼夜行のMVPと伝えましたが、そもそも百鬼夜行とは東京と京都でおこなわれた大勢の呪霊たちによる虐殺行為を意味しています。かつて一般人を大量虐殺していた特級呪詛師・夏油傑が突如現れたことで、百鬼夜行の実行が宣言されることになりました。では、百鬼夜行のMVPとして登場したミゲルの出身地や強さなど気になる情報を考察していきます。
考察①どこの国出身?
「コレ1本編ムノニ俺ノ国ノ術師ガ何十年カケルト思ッテル‼」
『呪術廻戦』のミゲルは百鬼夜行の際に上記のセリフを述べていることから、母国が日本以外のどこかにあるということが分かります。容姿も外国人であり、五条からも「ボビーオロゴンみたいな話し方しやがって」と言われているため、アフリカの方の出身なのではないかと考えれます。
考察②強さ・等級や術式
ミゲルは夏油傑一派のメンバーとして百鬼夜行に参加した際は、夏油が乙骨を殺害して折本里香を手に入れるまでの間に、五条悟の足止めをする役割を担当していました。その時にミゲルは五条悟に「面倒くさそうなやつがいる」と言われていることから、実力を高く評価されていることが分かります。
ここで気になるミゲルの等級と術式ですが、残念ながら0巻・本編のどちらにも描かれていないため現時点では不明です。ただ、五条に吹き飛ばされても無事だったミゲルの様子を見るに、ミゲルは一定以上の呪力を持ち、さらに身体能力の強化もおこなえる術式の可能性があります。
考察③網のような呪具
ミゲルの等級や術式については五条との戦いで明らかになることはありませんでしたが「網のような呪具」を駆使して戦う場面は描かれていました。この呪具について五条が「こっちの術式が乱される」と言っているため、術式を乱す呪いが込められた呪具であることが分かります。さらに、五条でさえも知らないような口ぶりから、日本には無い呪具と言えるでしょう。
考察④夏油の仲間?
これまでに百鬼夜行のMVPであることや、五条を足止めしたという事実から分かる通りミゲルは夏油の仲間です。夏油のことを「夏油」と呼び捨てにしているのですが、彼が仲間なったのには「夏油を王にする」という理由がありました。そしてこの目的を果たすために、ラルゥと共に夏油の仲間として活動しています。
呪術廻戦のミゲルと五条悟の関係やボビーの由来
ミゲルと五条悟の関係
百鬼夜行ではミゲルの仲間であり、王として不可欠な存在でもある夏油が乙骨の反撃に遭い、その後五条の手によって死亡しています。百鬼夜行のMVPとして五条と戦ったミゲルですが、夏油の死亡後どう動いたのか不明です。しかし、0巻巻末にミゲルが五条のイラストと共に描かれており、さらに苦労している様子なのでもしかすると五条に従うようになったのかもしれません。
ミゲルがボビーの愛称でよばれる理由
ミゲルがボビーの愛称で呼ばれる理由には、先に紹介したミゲルの話し方が関係しています。また、ミゲルがハート型のニップルステッカーを付けてオネエ口調で話すラルゥと一緒に行動しているのも、ボビーという愛称で呼ばれるようになった理由となっているのかもしれません。
呪術廻戦のミゲルは現在乙骨憂太と一緒にいる?
考察①33話の扉絵
ミゲルは『呪術廻戦』4巻33話の扉絵で乙骨と共に行動している様子が描かれています。そのため、ミゲルは夏油が死亡してから五条の命令で乙骨と共に行動している可能性が高いと言えるでしょう。
考察②ミゲルと乙骨がいる場所
ミゲルと乙骨がいる場所については、扉絵に描かれている背景がヒントになっています。背景に存在するのは「バオバブの木」です。この木はアフリカに存在するものであるため、おそらくミゲルの出身地ではないかと考えられます。
考察③ミゲルの母国で呪具を入手している?
ここでもミゲルの母国に関する考察ですが、その対象となるのが「術式を乱す網の呪具」です。この呪具について、ミゲルは網自体に出身国の呪術師が何十年もの年月をかけて呪いを込めていると言っているため、母国で呪具を入手しているのが分かります。
考察④乙骨が宿儺の身体の収集の任務をしている?
それでは、ここでミゲルと共に行動している乙骨が何をしているのか?ということにも触れていきます。乙骨のその後については今のところ詳しく分かっていませんが、唯一分かっているのが高専の任務で海外にいるということです。
しかし、『呪術廻戦』では宿儺の指を巡って高専と特級呪霊が争っている状況であり、高専側は宿儺の指をいち早く回収したいと考えるのが自然だということを考慮すれば、乙骨が宿儺の指を収集する任務に就いている可能性が高いと言えるでしょう。この場合、ミゲルは乙骨の案内を務める役割を担っているのかもしれません。
考察⑤高専の敵になる可能性
ここまでミゲルが仲間になった場合を前提に考察してきましたが、そもそもミゲルは呪詛師として敵側ついていた存在です。さらに乙骨が呪詛師・呪霊側に取り込まれている可能性もあります。
百鬼夜行では、五条を苦戦させるほどの実力を見せているため、タイミングを見計らって五条から逃げおおせることも不可能ではないでしょう。あくまでも可能性の話なので現段階では乙骨とミゲルが敵か味方か判断のしようがないです。
呪術廻戦のミゲルに関する感想や評価
4巻33話の扉絵でミゲルと一緒にアフリカっぽいとこいる挿絵あるから本場の呪術学んでるんじゃねみたいな考察ある
— ヤミー (@yamekaze) January 18, 2021
こちらは『呪術廻戦』の4巻33話で描かれた扉絵に関する感想です。この感想から、ミゲルと乙骨の居場所がアフリカなのではないかと考えられているのが分かります。
呪術廻戦のミゲルについてだけど
— おでん屋 (@oden_ya_) November 26, 2019
0巻でミゲルが今後苦労することになる…って描かれてるのでミゲルは既に五条sideで、乙骨に例の呪術無効の紐を渡すように五条に命令されてる説を考えました
それなら扉絵で2人が1緒に行動していた…っていうのも整合性がつくな…と二番煎じかもしんないけど
こちらは『呪術廻戦』のミゲルと五条の関係に関する感想です。こちらの感想からは、0巻を見たことでミゲルの五条への従属説にいきついたことが分かります。やはり、扉絵でミゲルと乙骨が一緒にいることが決定的な要素となっているようです。
呪術の0巻に出てきて一人で五条さんを足止めしたすごい人だよ(ミゲル)
— 茨磁目 (@shijima_KIKAKU) January 16, 2021
乙骨くん本編でもまだ出てきてないからなあ…
こちらは『呪術廻戦』に登場するミゲルの強さに関する感想です。感想ではミゲルの強さについて「五条を足止めした凄い人」と高く評価されています。乙骨の登場に期待しているようなので、付属的にミゲルにも期待しているのがうかがえます。
呪術廻戦のミゲルまとめ
『呪術廻戦』のミゲルとは何者なのか?彼の強さや術式、現在の乙骨憂太・五条悟との関係を考察しながら正体に迫ってきましたがいかがでしたか?ミゲルは百鬼夜行のMVPであり、夏油傑の仲間でもありました。
五条を苦戦させるほどの実力者であるため、今後高専側の仲間として登場するのを期待している方はきっと多いことでしょう。第33話の扉絵で乙骨と行動を共にしている姿が見られるため、その可能性は高いと言えるでしょう。今後も『呪術廻戦』をご覧になった際は、ぜひミゲルの動向に注目してみてください。