2021年01月19日公開
2021年01月19日更新
【呪術廻戦】作画がすごいと話題!作画監督やアニメの神シーン・感想も紹介
2020年下半期の覇権アニメとなった呪術廻戦。現在でも原作である漫画が手に入らないほどの大ヒットを残しました。さらに、アニメでは特に作画が神がかっていると話題に。SNSなどでも大きな反響がありました。今回はそんな呪術廻戦のアニメの作画監督や制作会社、作中の作画がすごい神シーンについて感想を交えて紹介していきます。また、原作漫画の作者である芥見下々の性別についても考察していきます。
呪術廻戦とは?
呪術廻戦の作画について見ていく前に、まずは呪術廻戦の基本的な概要やあらすじについて紹介していきます。
呪術廻戦の概要
「呪術廻戦」は芥見下々による漫画が原作で、2018年より週刊少年ジャンプにて連載されています。2020年10月からは制作会社MAPPAによってアニメ化され、2020年下半期の覇権アニメとなりました。人間の負の感情から生まれる化け物、呪霊を呪術を使って祓う主人公らの戦いを描いたダークファンタジーです。
呪術廻戦のあらすじ
人助けを志す主人公虎杖悠仁(いたどりゆうじ)はひょんなことからオカルトサークルに所属していました。ある日人の指と思われる呪物を拾ってしまい、そのことから学校中が怪物だらけに。悠仁はなんと呪物を口にし、呪いを抑え込むことに成功しました。そして悠仁は呪術師の伏黒恵(ふしぐろめぐみ)と共に呪物を探す旅に出ることになります。
呪術廻戦の作画がすごい!アニメの神シーンを紹介
アニメではとにかく話題となった作画。呪術廻戦のすごい作画をアニメの神シーンと共に紹介していきます。
神作画シーン①OP
まずOPの最後に映る、登場人物全員でお花見をしているシーン。写実感があり、映画をみているかのような一枚絵になっています。本編とは異なり、皆が戦いを忘れて仲良さそうに集っているのも感慨深いです。
神作画シーン②1話
1話で挙げられるすごい作画シーンは、やはり学校に現れた怪物たちと戦う伏黒と悠仁のアクションシーンでしょうか?また、呪物を取り込んだ悠仁の顔が化け物のように歪んでいくシーンでは、呪霊の怖さがありありと伝わってくる作画となっています。
神作画シーン➂2話
2話の見どころはなんといっても五条悟の登場。声がついたことにより原作以上に魅力的で大人の雰囲気漂う余裕さがあふれるキャラクターとなっていました。また、両面宿儺が暴れまわるシーンも作画が細かく、非常に迫力のある場面となっていました。
神作画シーン④3話
3話では「野薔薇兄貴」の愛称で親しまれる釘崎野薔薇が登場。野薔薇の芻霊呪法の様子や戦いの様子が迫力のある綺麗な作画で描かれ、野薔薇の魅力が伝わる話となっています。
神作画シーン➄4話
4話ではついに両面宿儺の領域展開の様子が描かれました。登場から強さがただよっていた宿儺ですが、4話の活躍でさらに最強さがアピールされました。領域展開の伏魔御廚子際の作画の気合の入りようがそのまま宿儺の強さを表しているように感じます。
呪術廻戦のアニメ制作会社や作画監督
そんなすごいアニメをつくった制作会社は一体どこなのでしょうか?呪術廻戦のアニメ制作会社や作画監督を紹介します。
呪術廻戦のアニメ制作会社はMAPPA
呪術廻戦のアニメ制作会社は「MAPPA」。2020年には8作品ものアニメ制作を担当している今注目のアニメ制作会社です。今期は呪術廻戦と共に「進撃の巨人 The Final Season」や「ゾンビランドサガ リベンジ」なども担当しており、どのアニメも作画の綺麗さが話題に。また、呪術廻戦と同じ少年漫画である「チェンソーマン」の制作も決定しており、今からクオリティの高さに期待が高まっています。
呪術廻戦の作画監督①平松禎史
呪術廻戦の作画監督、キャラクターデザインを担当するのはMAPPA所属のアニメーター、平松禎史。代表作としては、「寄生獣 セイの格率」「ユーリ!! on ICE」などが挙げられます。
「ユーリ!! on ICE」はスケートを題材にしたストーリーですが、滑っている様子を実際に撮影して絵に起こしたり、スケート選手の織田信成さんが「現役選手の間にもすごい話題になっている」と話したりと、非常に話題になった作品でした。この「ユーリ!! on ICE」から平松禎史の評価が上がったのだと考えられます。
呪術廻戦の作画監督②小磯沙矢香
呪術廻戦のもう一人の作画監督が小磯紗矢香。主にアニメ映画などで活躍されている作画監督なので、呪術廻戦のOPやEDのフィルム写真のような一枚絵や構図は小磯紗矢香の映画製作での経験が活かされているのかもしれません。
呪術廻戦の他には「ドロヘドロ」の作画監督、「PEACE MEKAR」のキャラクターデザインと総作画監督、「犬夜叉 完結編」の作画監督など、幅広いジャンルに携わっている方です。
呪術廻戦の原作漫画の作者は女性?
呪術廻戦の原作漫画の作者が女性だという噂があります。作者が女性とされる根拠について見ていきましょう。
呪術廻戦の作者が女性だと噂される理由
呪術廻戦の原作漫画の作者である芥見下々(あくたみげげ)。漫画家には珍しく性別非公開の作者でしたが、熱心なファンからは女性なのではないかと言われていました。
その理由としては、巻末などの自画像が女性であったこと、昔詩集を作っていたことがあること、釘崎野薔薇の台詞に「寝不足か?毛穴開いてるぞ」という女性ならではの視点があったことが挙げられました。しかしどれも憶測の域を出ないままで、芥見下々の性別は確定していませんでした。
芥見下々本人がジャンフェスに登場
今まで性別素顔などすべて非公開だった芥見下々ですが、2019年のジャンプフェスタにてついに読者の前に登場。顔出しNGのため、素顔は分かりませんでしたが、声が明らかに男性のものであったことから男性であると確定しました。
芥見下々が読者の前に姿を現したのも女性説を否定するためだそうです。芥見下々の強い希望もあって、ネットでの芥見下々女性説は完全に否定されてしまいました。
呪術廻戦の最終回に関する芥見下々の爆弾発言
女性説否定のためにジャンプフェスタ2019に登壇された芥見下々ですが、トークイベントにて呪術廻戦の最終回に関わる重大なネタバレをしています。それは「最終回では、虎杖悠仁、伏黒、野薔薇、五条の4人のうち誰かが死ぬ」「もしくはこの4人の中から1人を残して全員死ぬ」という衝撃的なもの。
これにはファンもびっくり。公式キャラブックでの「伏黒の最期は決まっているが虎杖はまだ決まっていない」という発言も合わせて、推しキャラの死を覚悟するファンが大勢いました。これだけ最終回に言及しているということは、逆に考えれば芥見先生にとってキャラクターたちの死は物語のクライマックスではなく、キャラクターたちが死んだ後にもうひと盛り上がりする展開が待っているということかもしれません。
呪術廻戦の作画に関する感想や評価
呪術廻戦の作画のすごさや作者について分かったところで、実際にSNSでの呪術廻戦の作画に関する感想や評価をチェックしていきましょう。
#呪術廻戦
— こはく (@potyapoltyaa) January 15, 2021
五条先生の作画半端ない。さすがはMAPPA! pic.twitter.com/QKhGTAT2Ge
五条悟は女性を中心にファンが多いキャラクターなこともあり、作画の気合の入り方も一味違うようです。また、制作会社であるMAPPAへの信頼もうかがえます。
まさかの高田ちゃん再登場。良かったね東堂さん…いや高田ちゃん何歳でセーラー服!?相変わらず食べ物の作画力高いですね!色々ツッコミどころで救われつつ次回へ続く… #呪術廻戦 #jujutsukaisen pic.twitter.com/Ur8IkwAQAD
— ガタリ (@gatariblue) January 15, 2021
食べ物の作画がいい、というのも呪術廻戦の大きな特徴。どうしてもキャラクターの作画に力を注ぐあまり食べ物や小物の作画が雑になってしまうというのはよくあることですが、呪術廻戦では細部まで力を入れて描かれているようです。
呪術廻戦14話、終始ギャグ詰めまくりでテンポ感につられて声出して笑った。
— 灸場メロ (@9baMelo) January 16, 2021
本編もそうだけどOP、EDの作画、映像が特に綺麗で好き…。
あと無下限呪術を使っているので傘を指す必要が無く、雨の中濡れる事なく花束(献花?)持ち歩く五条先生がかっこよかったです。
本編もさることながら、OPとEDは特に作画の評判が良いようです。縦画面を使った構図など、一秒ごとに止めて見たくなるような凝った仕掛けもあるという気合の入りようです。
作画が凄すぎる#呪術廻戦 pic.twitter.com/iW6xpvIZkO
— 🎐siro🎐 (@siro_3060) January 16, 2021
シャボン玉を吹かすシーンや、デザートにチョコレートをかける描写など、とにかく雰囲気づくりがすごいというのが呪術廻戦の作画の特徴です。もちろんバトルシーンの迫力も劣っていないので、作画にかけるコストの高さがうかがえます。
呪術廻戦の作画まとめ
今回は話題となっている呪術廻戦の作画について、神シーンや制作アニメ会社、作画監督などを交えて紹介しました。まだまだ話数を残しているアニメ呪術廻戦。現在評判の高いアニメ制作会社、「MAPPA」の力でどれほどの作画を見せてくれるのか、今後も目が離せません。
また、芥見先生による原作漫画についても、芥見先生が最終回について言及した場面が何回かあることから、どうなっていくのか考察が捗ります。漫画もアニメも大人気の呪術廻戦にこれからも注目していきましょう!