2020年06月08日公開
2020年06月08日更新
呪術廻戦のあらすじをネタバレ解説!見どころ・面白さや感想をまとめて紹介
話題沸騰中の人気漫画『呪術廻戦』のあらすじや登場人物をネタバレ解説していきます。『呪術廻戦』は2020年10月にテレビアニメ化も決まり、面白い&おススメ漫画としても話題を呼んでいます。「呪い」がテーマの『呪術廻戦』は一体どんなストーリーのあらすじなのでしょうか?気になる点をピックアップしながら感想も踏まえ、漫画の面白さなどを伝えていきますので、『呪術廻戦』が気になった方はぜひチェックしてみてください。
目次
呪術廻戦とは?
呪術廻戦の概要
今回のまとめでは、大人気沸騰中の漫画『呪術廻戦』のあらすじや面白さをネタバレしながらまとめていきます。『呪術廻戦』とは一体どんなストーリーなのでしょうか?中盤では登場人物や専門用語、感想に関してもネタバレしていきます。では、『呪術廻戦』に関してまとめていく前に、『呪術廻戦』の概要やあらすじについて見ていきましょう。
漫画『呪術廻戦』は2018年より『週刊少年ジャンプ』にて連載が始まった芥見下々(あくたみげげ)さんの漫画です。コミックは2020年5月現在10巻まで刊行されています。また、本編の漫画の他、北國ばらっどさんによるスピンオフ小説『呪術廻戦 逝く夏と還る秋』 や『呪術廻戦 夜明けのいばら道』も刊行されています。
呪術廻戦がアニメ化
また、『呪術廻戦』は2020年10月よりTBS系列にてアニメ化が決定しています。アニメーション制作にはテレビアニメ『BANANA FISH』や『賭ケグルイ』などで知られるMAPPAが担当することが決定しました。監督は朴性厚さんが担当します。脚本やシリーズ構成には、テレビアニメ『終わりのセラフ』や『ドロヘドロ』でも脚本を手掛けた瀬古浩司さんが務めることが発表されました。
また、キャラクターデザインにはテレビアニメ『寄生獣 セイの格率』や『ユーリ!!! on ICE』でもキャラデザを担当した平松禎史さんが手掛けることが決定し、読者からの期待は高まりつつあります。最近では『呪術廻戦』のPVも順次されており、『呪術廻戦』のアニメ化は今から期待されていることが窺えます。終盤では感想も含めながら紹介していきますので、最後までご覧ください。
呪術廻戦の漫画あらすじネタバレ解説
あらすじネタバレ①じいちゃんの言葉
主人公の虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、仙台市で祖父と2人で暮らしていました。仙台市の杉沢第三高校に通う高校1年生で、高校では「心霊現象研究会」に所属していたのです。6月のある日、仙台市の病院に入院していた祖父は亡くなってしまいます。祖父は虎杖に「強いのだから人を助けろ」といった言葉を遺し、虎杖はその言葉を反復しながら生きることや死ぬことについて逡巡するようになります。
虎杖が病院で後片付けをしていると、伏黒恵と名乗る人物が現れたのです。伏黒は「両面宿儺」というものの”指”を探していました。その「両面宿儺」は高校の研究会で魔除けとして保管されていたものだったのです。2人は学校へ向かいますが、そのころ研究会の部員は両面宿儺の箱の封印を開けてしまっていました。高校に到着するも、既に指は逃げ出してしまいますが、虎杖は伏黒と協力し回収することに成功します。
あらすじネタバレ②両面宿儺を取り込む主人公
回収後、呪霊の攻撃により伏黒は戦闘できない状態になってしまいます。窮地に陥った虎杖でしたが、祖父の言葉を思い出し皆が助かる方法を必死に考えたのです。そして、虎杖は両面宿儺の指を食べることにしました。通常、呪物を体内に入れると受け付けずに死んでしまうのですが、虎杖は死なずに体はその指を受け入れてしまったのです。そして、両面宿儺の指は虎杖の中に収まりました。
その後、呪術高専東京校の教師である五条によって場は収束していきます。そして、虎杖は東京にある呪術高専に連れて行かれ、特級の呪霊を取り込んでしまった虎杖の処分が下されようとしていました。両面宿儺の災いなどを恐れた幹部たちは両面宿儺を取り込んでしまった虎杖ごと死刑にしてしまおうという結論をだしたのです。ですが、両面宿儺を受け入れられる”器”は1000年もの間誕生しませんでした。
貴重な存在だということで、五条や伏黒は死刑撤回を求めます。両面宿儺は多くの指が行方知らずになっていることから、虎杖に両面宿儺の指の回収を手伝ってもらい、全てを回収し身体に取り込んでから両面宿儺と共に死刑をするという”執行猶予”つきの処分となったのでした。虎杖は呪術高専東に編入し、これまで触れてこなかった呪術の世界へと足を踏み入れるというストーリーになっています。
呪術廻戦の見どころ・面白い理由
見どころや面白い理由①スピーディなストーリー展開
漫画『呪術廻戦』が面白いと言われている理由や漫画の見どころについて見ていきましょう。まず1つ目は、スピーディなストーリー展開がされている点です。何がスピーディなのかと言うと、呪術高専に入学する前後で起こる日常では経験しない過酷な試練や、辛く苦しい葛藤などの”心情描写”の描き方やそのスピード感が絶妙な塩梅で描かれていることです。
また、その葛藤などの心情をダラダラと長く描かずにテンポよくストーリーに組み込んでくるのも面白さの1つと言えるでしょう。
見どころや面白い理由②独自のフィルターを通した感じ
続いての見どころや面白い理由は、”独自のフィルターを通した感じ”が出ている点です。『呪術廻戦』はたびたび「ジャンプっぽい漫画」と言われることが多いのですが、実際に漫画を読むと「ジャンプっぽさ」が伝わってきます。また、これまでにジャンプで連載されていた人気作のオマージュも見られます。例えば『ジョジョ』や『ナルト』など。
ですが、そのオマージュさえも『呪術廻戦』独自のものに変えてしまっており、また、オマージュを隠さず見る人が見れば分かるオマージュになっている点が、『呪術廻戦』が面白い漫画になっている所以だと言えるでしょう。
見どころや面白い理由③映画の1シーンのような表現
続いての見どころや面白い理由は、映画の1シーンのような表現がある点です。『呪術廻戦』は映画ではなく漫画ですが、ところどころに映画で見られる演出的なシーンが描かれているのです。躍動感や「ここぞ」という時に映画のカットのようなシーンが散りばめられているのも『呪術廻戦』がテンポよく面白い漫画になっている秘訣だと考えられるでしょう。
見どころや面白い理由④「NARUTO」に似ている?
続いての見どころや面白い理由は、②でも紹介したように、ところどころにジャンプ作品のオマージュが見られる点です。例えば、「『NARUTO』に似ている?」といった感想がよく言われていることについてです。上の画像のように、『NARUTO』っぽさが伝わる戦闘シーンなどが多々見られます。『NARUTO』っぽさもあるのですが、実際に漫画を読んでみるとパクリではなくオリジナリティも加わっていることが感じられます。
見どころや面白い理由⑤呪力を使ったバトル
続いての見どころや面白い理由は、呪力を使ったバトルが繰り広げられるところです。『呪術廻戦』は一言で「呪力」といっても式神を駆使する呪術だったり、代々伝わる術式を使った強力な呪力だったりと様々な種類があります。そんな呪術を使ったバトルは見応えがあり、毎回激しいバトルが繰り広げられるのが『呪術廻戦』の見どころなのです。アニメ化ではどんな戦闘シーンになるのか楽しみな方もいるのではないでしょうか?
見どころや面白い理由⑥虎杖悠仁と両面宿儺の関係
続いての見どころや面白い理由は、虎杖と両面宿儺の関係にあります。虎杖は1000年に1人の逸材と言われた両面宿儺の器であり、一方両面宿儺は虎杖の中に取り入れられてしまったという本来は敵対する関係性にあります。ですが、両面宿儺は虎杖の側にいる伏黒を気に入ったことから虎杖の命を助けるなど、両面宿儺の気まぐれに虎杖の命は左右されてきます。
また、両面宿儺は虎杖に「1分の間身体を明け渡す」という契約を取り付けており、虎杖はその契約を守らねばなりません。この2人の歪な関係性はまだ謎な部分が多く、これからの展開にも関係してくるとして注目されています。
呪術廻戦の主要な登場人物
虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)
それでは、『呪術廻戦』の主な登場人物を見ていきましょう。まず1人目は、主人公の虎杖悠仁(いたどりゆうじ)です。虎杖は呪術高専東京校に通う1年生の男の子です。呪術高専には編入生として入りました。呪術高専前は仙台市にある杉沢第三高校に通っており、三高ではオカルト研究会に所属していました。身長は173cm、体重80kgを超える筋肉質な身体付きをしています。茶髪の短髪にオレンジのパーカーがトレードマークです。
心優しく素直で純粋、誰とでも仲良くなれるフレンドリーな性格をしています。呪術師にはあまりいない明るさを持ち合わせているため高専でも目立った存在なのです。身体能力も高く”人間を超越するほど”と称されるくらいの実力があり、また、呪術の猛毒に耐えられる”器”としての能力もあることが判明した人物です。攻撃方法は「逕庭拳(けいていけん)」という呪力を込めた殴打です。
伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)
続いての登場人物は呪術高専東京校に通う1年生の伏黒恵(ふしぐろめぐみ)です。伏黒は虎杖の同級生で2級の呪術師です。「術師殺し」という通り名を持つ伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)を父親に持ち、甚爾が御三家・禪院家の出身であることから伏黒は禪院家が持つオリジナルの術式を受け継いでいます。因みに、この術式は禪院家を受け継ぐ子どもたちには受け継がれておらず、伏黒は才能を持った者として一目置かれています。
父親・甚爾と母親を亡くしており、姉と2人で暮らしています。身長は175cmで身体能力も虎杖に負けず劣らずそれなりの強さを持っていますが、戦闘時は主に影を用いた式神によるものです。性格は虎杖とは真逆の性格をしており、冷静でクール、サッパリとしています。冷淡なように見えますが、実は情に厚く優しい性格をしており、虎杖が窮地の際には担任の五條に助けを求めるなどしました。
戦闘時は「十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)」という式神を遣います。この式神を遣った術法が禪院家のものなのです。式神には「玉犬(ぎょくけん)」という白と黒の2体の式神、飛行能力のある「鵺(ぬえ)」、水を具現化する「満象(ばんしょう)など様々な式神を使用しています。
五条悟(ごじょう さとる)
続いての登場人物は、呪術高専1年生の担任五條悟です。五條は虎杖や伏黒のクラスを担当する教師として登場する「最強の呪術師」と言われるほどの”特級”呪術師です。特級呪術師は日本国内で4名ほどしかいないと言われています。御三家の1つである五条家の出身で菅原道真は先祖、伏黒とは以前からの顔見知りでした。宿儺(すくな)の器となってしまい死刑の処分となってしまった虎杖を執行猶予付きで呪術高専に呼んだ張本人です。
1989年12月7日生まれの28歳、身長は190㎝以上あり容姿も端麗なことから女子からは凄まじい人気を誇っています。何を考えているか分からず飄々としている一方、フランクでノリが良く一見付き合いやすい人物ですが、冷淡さもあることから掴めないキャラクターとして描かれています。いつもサングラスをかけており、目からの表情が読み取れません。上層部の年寄りたちを毛嫌いする一方で若いものには優しい態度を見せます。
戦闘時には「無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)」という五条家に伝わる術式を使います。近くにある物体を使い潰す、飛ばすといった攻撃のほか瞬間移動なども可能の術式です。
夜蛾正道(やが まさみち)
続いての登場人物は、呪術高専の教師で1級呪術師の夜蛾正道(やがまさみち)です。夜蛾はサングラスに顎髭を生やし、ツーブロの整った髪型に強面の顔つきをした怖そうな見た目をしたキャラクターです。後に紹介するパンダを生み出した人物でもあります。呪術高専東京校の面接官でもあり、夜蛾の面接を通過しなければ呪術高専東京校に入学することができません。虎杖も夜蛾の面接を受けましたが、一旦は入学拒否をしました。
ですが、「後悔したくない」という虎杖の決意を知り虎杖の入学を許可しました。見た目とは裏腹に生徒への思いやりがあります。また、パンダを見ても分かるように意外にも”可愛いもの”が好みの様でもあります。夜蛾は「傀儡呪術学(かいらいじゅじゅつがく)」の第一人者で、人形を操る”呪骸”を使う戦闘をするのです。その戦闘能力は非常に高く、見た目通りの恐れを知らない戦い方を繰り広げます。
釘崎野薔薇(くぎさき のばら)
続いての登場人物は、『呪術廻戦』のヒロインであり呪術高専に通う虎杖たちの同級生・釘崎野薔薇です。野薔薇は3級の呪術師で、身長は160㎝前後です。盛岡出身で「クソ田舎」と揶揄し都会に憧れている女の子です。さっぱりとした性格をしていますが、口が悪く自分の容姿が良いことを知っています。自分を確立していて自身に満ち溢れた性格をしており、喧嘩を売るなど肝が据わっている人物です。
野薔薇は「芻霊呪法(すうれいじゅほう)」という戦法を使います。この術式は釘に呪力を込めて打込むという野薔薇らしく恐ろしい戦法です。また、偶に”わら人形”を使うこともあります。後に紹介する禪院真希(ぜんいんまき)とは似たような性格をしており、お互い仲が良くいい関係を築いています。普段は、原宿や六本木など東京を感じられる場所が大好きな普通の女子高生の姿を見せます。
伊地知潔高(いじち きよたか)
続いての登場人物は、呪術高専で補助監督を担当している伊地知潔高(いじちきよたか)です。補助監督というのは、黒いスーツを着た呪術師のサポートをする仕事の人たちです。伊地知は事務仕事が得意な26歳の青年です。眼鏡がトレードマークで真面目で取っつきにくい雰囲気を纏っています。呪術高専の卒業生で五条の2個下の学年でした。淡々と事務作業をこなす非常に真面目で責任感の強い性格をしています。
家入硝子(いえいり しょうこ)
続いての登場人物は、呪術高専で医師をしている家入硝子(いりえしょうこ)です。黒のロングヘアーに泣き黒子が特徴的な女性で、いつも気だるげな印象を与える人物です。呪術高専内でも数少ない「反転術式」という呪術を使った治療ができる医師で、僅か2年ほどで医師免許を取得した優秀な医者でもあります。五条や後に紹介する夏油とは同級生で28歳です。かなりの酒豪でヘビースモーカーでしたが、現在は禁煙しています。
禪院真希(ぜんいん まき)
続いての登場人物は、呪術高専2年生で4級呪術師の禪院真希(ぜんいんまき)です。真希はその名の通り、御三家の1つである禪院家の人物で父親は禪院家26代目の当主・禪院直毘人です。真希は双子で、妹に禪院真依がいます。禪院家の人間でありながら、呪力を持っておらず家では期待されずに育ちました。因みに、妹の真衣は多少の呪力はありますが3級レベルに留まっており、同じくあまり期待されていません。
真希は呪力を持っていないながらに反骨精神が強く禪院家を見返してやるという強きな意思から、4級でありながら2級呪術師ほどの戦闘能力を持っています。眼鏡は呪霊が見える特殊なもので「呪具」を用いて戦闘をします。呪具の扱いに優れており、身体能力も高いです。ポニーテールにスタイルも良いのですが、口調が荒く雑な性格をしています。一方で仲間思いで野薔薇とも気が合う情に厚い人物です。
狗巻棘(いぬまき とげ)
続いての登場人物は、呪術高専の2年生で準1級呪術師の狗巻棘(いぬまきとげ)です。狗巻はいつもハイネックのインナーで口を覆っているのが特徴的な少年で、代々「呪言師(じゅごんし)」の狗巻家の末裔でもあります。言葉に強い呪力が乗っかるため、普段は言葉をあまり話ません。口もと隠しているのは、狗巻家の印しである「蛇の目」と「牙」がある為だといいます。呪言は高等術式であり、強い強制力が発生してしまいます。
「爆ぜろ」と言えば爆死させることができ、「潰れろ」と言えば押しつぶすことが可能なのです。呪言は自分に跳ね返ってくることもある危険な術式なので扱いが難しいとされています。
七海建人(ななみ けんと)
続いての登場人物は、呪術高専に所属している1級呪術師の七海建人です。七海は五条たちより1学年したの後輩で27歳です。茶髪に茶色のスーツ、変わった眼鏡をかけています。身長は180㎝を超える長身で呪術高専の卒業生でもあります。表情に乏しく非常に真面目で堅実な性格をしており、冷淡に見えますが優しい心の持ち主です。いつも敬語で話すのが特徴的です。
呪術高専を卒業後は呪術師としてのやる気をなくし普通の企業に勤めサラリーマンをしていましたが、ある女性との出会いによってやる気を取り戻しました。戦闘時は呪符を巻き付けた鉈のようなものを使い、相手の弱点を生み出し”十劃呪法「瓦落瓦落」(とおかくじゅほう がらがら)”という術式を使用します。
冥冥(めい めい)
続いての登場人物は、1級呪術師で呪術高専の協力者でもある冥冥です。冥冥は五条の先輩で普段はフリーとして単独行動をしている人物です。白髪のロングヘアーにスタイル抜群なプロポーションをしています。お金に目がなく、お金を積まれた方の仕事を引き受けるという性格をしていますが、情で動かないことからある意味で信頼されています。術式は「黒鳥操術(こくちょうそうじゅつ)」というカラスを使った術を使います。
日下部篤也(くさかべあつや)
続いての登場人物は、いつもキャンディを舐めている怖い顔の日下部篤也です。日下部は呪術高専の2年生で1級呪術師ですが、その戦法はまだ明かされていません。実力者として今後活躍するであろう人物です。
パンダ
続いての登場人物は、夜蛾が生み出した「突然変異呪骸(とつぜんへんいじゅがい)」であるパンダです。人語を話すことができ、呪術高専の2年生で準2級の呪術師として活躍しています。元来呪骸は感情もなければ話すこともできませんが、パンダは夜蛾の最高傑作として会話もでき感情もあります。呪骸でパンダの見た目をしていますが、コミュニケーション能力は高く気も遣えるのです。
夜蛾の呪骸でありながら準2級の呪術師であることから戦闘もできます。戦闘は近接戦闘が得意で頭脳を駆使しながら戦う頭脳戦も得意としています。また、力もあることから真希の呪具を運ぶなどサポート役としても活躍するキャラクターです。
両面宿儺
続いての登場人物は、特級の呪物として扱われる両面宿儺(りょうめんすくな)です。両面宿儺は作中では宿儺と呼ばれています。宿儺は1000年前に存在していた「呪いの王」と呼ばれていた人物です。特級呪霊であるためその力は最強で、約1000年、20本もの屍蝋の指は消す事が不可能とされ呪術高専で保管されていましたが、虎杖の通っていた杉沢第三高校に1本が封印されていましたがひょんなことから解けてしまったのです。
そして虎杖が1本を取り込んでしまいましたが、実は宿儺は1000年もの間”器”となる人物が現れることがなかったのです。虎杖が1000年に1度の逸材と言われるのは、”宿儺の器”としての適正があったからです。宿儺には自我があり自己中で奔放、狡猾な性格をしています。器の虎杖を殺そうと試みますが、伏黒を気に入り虎杖の中に留まっています。現在、虎杖は4本の宿儺を取り込んでいます。
夏油傑
続いての登場人物は、特級呪術師の1人で五条のかつての親友・夏油傑(げとうすぐる)です。夏油は長髪の黒髪に五条袈裟を身に纏った人物で身長は190㎝以上あります。五条と似たような性格をしていますが、常識人でまともな人物でした。現在は「人間を抹消し呪術師だけの世界を造り上げる」ことを目的に暗躍しています。また、親友だった五条がその目的に邪魔であることから五条の封印を目論んでいます。
漫画『呪術廻戦』の0巻では夏油の過去についても描かれていますので、気になった方はぜそちらもチェックしてみてください。夏油の術式は「呪霊操術(じゅれいそうじゅつ)」という呪霊を降伏させて取り込むという厄介なものです。また、この術式には不明なところがあり扱いが難しい術式だと危惧されています。
漏瑚(じょうご)
続いての登場人物は、特級呪霊の漏瑚(じょうご)です。漏瑚は大地を恐怖する人の感情から生まれてしまった人の姿をした小柄な呪霊で、”偽夏油”と手を組んでいる呪霊でもあります。協力者である呪詛師が「ボス」にいるといいます。呪霊ながら人の言葉を話すことができ感情もあります。夏油とは同じような目論見を目標としており、呪物のコレクションを趣味しています。
怒ると「ポッポー」と機関車のように頭から湯気がでます。爆発をする「火礫蟲 (かれきちゅう)」という術式をつかいます。人間を殺すことに躊躇いのないサイコパス的キャラクターで、漏瑚は両面宿儺9本分くらいの強さを持っていると言われていますが、実際五条からは「弱い」と言われ憤慨している様子を見せています。
花御(はなみ)
続いての登場人物は、漏瑚と同じく特級呪霊の花御(はなみ)です。花御が生まれた理由も漏瑚と同じです。花御は長身で人の姿をしている一方顔は昆虫と人間のミックスのような見た目をしています。花御は人の言葉は理解できるものの話す時は独自の言葉を話すため、味方であるはずの漏瑚からは「気色悪い」と称されています。花御が使う術式は植物を使ったもので、攻撃のほか心理戦も得意としています。
真人(まひと)
続いての登場人物は、漏瑚や花御たちと同じく特級呪霊の真人です。真人は漏瑚たちとは違って青年のような見た目をしています。人の言葉を理解し子どものような明るい性格をしている一方、冷淡で非道な一面も持ち合わせています。「無為転変(むいてんぺん)」という対象の肉体を変えたり圧迫することで殺害したりすることのできる術式を使います。低級呪霊ながらそこそこの強さを持っています。
呪術廻戦の用語をネタバレ解説
用語ネタバレ①呪力
続いては、漫画『呪術廻戦』内で何度も登場する用語についてネタバレ含め見ていきましょう。まず1つ目の用語は「呪力」です。呪力とは、人間が生み出すネガティブな感情、つまり「負のエネルギー」のことを指しています。この呪力は生まれ持った能力で、呪力を体内に持っていなければ呪霊を見たり触ったり、祓うことすらできないのです。
また、虎杖は両面宿儺の器であったことから呪力を後天的に手にいれましたが、通常呪力は先天的なもので、後から備わるものではありません。虎杖はイレギュラーな存在だということになります。
用語ネタバレ②呪霊(呪い)
続いての用語ネタバレは呪霊です。呪霊とは、呪術師ではない人間が無意識に出している負のエネルギーを基に形成されていく怪物のことをいい、呪霊は人間を襲う危険なバケモノとなります。主に病院や学校など人が集まりやすく日常のストレスなどが生み出されやすい場所に発生する事が多いです。呪霊は呪力を持った攻撃をされると消滅しますが、両面宿儺が虎杖と受肉したように、誰かとくっついてしまうと消滅は不可能となります。
用語ネタバレ③術式
続いての用語ネタバレは、術式です。術式とは、呪力を体内に流すことによって発動されるいわば”超能力”や”特殊能力”の1つと言っていいでしょう。呪力に関しては先述しているように、呪力は先天的なものであり虎杖のように後天的に発生することは稀です。
用語ネタバレ④呪術師
続いての用語ネタバレは、呪術師です。呪術師とは、一般社会で暗躍している呪霊を祓う人達のことをいいます。ほぼ全員が呪霊を視ることができ、尚且つ”呪霊を祓うことのできる呪力”を先天的に持っている人です。呪術師は呪力が漏れることが一般の人間と比べて極めて少ないという特徴があります。呪術師にとって人間の殺害はタブーであり、もし殺害してしまった場合は「呪詛師(じゅそし)」として処罰の対象となってしまいます。
また、呪術師は呪霊と同じく階級が設けられており、4級から特級まで振り分けられます。階級は呪霊と呪術師とで比例していきます。一般に準1級まで上り詰めると頭打ちになることが多いのですが、ごく少数の呪術師が1級、そして特級と上がっていきます。
用語ネタバレ⑤領域展開
続いての用語ネタバレは領域展開です。領域展開とは、「生得領域(しょうとくりょういき)」と呼ばれる非呪術師の人間や呪霊が心の中に持っているものを、術式を使って外部に作り直した”結界”の様な物のことをいいます。領域内での術式は100%命中します。領域展開は”呪術の極致”と言われるほどの力で、呪術師の中でもこの術式が使える人は限られた人にしか扱えません。呪力の消費が激しいので使用には注意が必要となってきます。
呪術廻戦のアニメ声優キャスト
虎杖悠仁役/榎木淳弥
出典: https://festy.jp
続いては、『呪術廻戦』のアニメ声優について見ていきましょう。主人公の虎杖悠仁の声優を担当するのは声優の榎木淳弥さんです。榎木さんは1988年10月19日生まれの東京都出身、アトミックモンキーに所属しています。主な出演作は、テレビアニメ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』館脇正太郎、『活撃 刀剣乱舞』堀川国広、『風が強く吹いている』城太郎、『厨病激発ボーイ』九十九零などがあります。
伏黒恵/内田雄馬
続いて、伏黒恵の声優を担当するのは歌手としても活動している声優の内田雄馬さんです。内田さんは1992年9月21日生まれの東京都出身、アイムエンタープライズに所属しています。「第13回声優アワード」では主演男優賞を受賞しました。主な出演作は、テレビアニメ『マクロスΔ』ハヤテ・インメルマン、『弱虫ペダル』新開悠人、『BANANA FISH』アッシュ・リンクス、『ぐらんぶる』北原伊織などがあります。
釘崎野薔薇/瀬戸麻沙美
続いて、釘崎野薔薇の声優を担当するのは声優の瀬戸麻沙美さんです。瀬戸さんは1993年4月2日生まれの埼玉県出身、シグマ・セブンに所属しています。主な出演作は、テレビアニメ『ちはやふる』綾瀬千早、『TARI TARI』宮本来夏、『ウィッチクラフトワークス』火々里綾火、『東京喰種トーキョーグールシリーズ』真戸暁、『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』桜島麻衣、『刻刻』間島翔子などがあります。
呪術廻戦に関する感想や評価
感想や評価①面白い
呪術廻戦はマジで面白いからオススメ#呪術廻戦 pic.twitter.com/lpI2qmIjNj
— ญ๊ํゴキブリのフレンズ (@gokivuri_hoihoi) May 26, 2020
続いては『呪術廻戦』の感想を紹介していきます。『呪術廻戦』の感想に多かったのは「面白い」と絶賛するものでした。テレビアニメ化も決まり、期待が高まりつつあることが感想から窺えました。
感想や評価②アニメが早く見たい
呪術廻戦面白いわ〜
— 🌸あっきぃ🌸卑劣とも読む(らしい) (@akki_yuruyuru) May 25, 2020
はやくアニメ観たい!
続いての感想も『呪術廻戦』が面白いというものです。ほかにも「呪術廻戦のアニメが楽しみ」といった内容の感想が多く見られました。
感想や評価③延期しないで
10月から呪術廻戦アニメか!
— きょろ@かおりすと (@kyorosanjo) May 25, 2020
楽しみ✨
延期しないこと祈る💦
続いての感想は、こちらの方のように『呪術廻戦』のアニメ化を楽しみにしている感想も多くありました。ですが、10月放送ということで延期を心配する声もちらほらありました。全体の感想としては、「楽しみ」「面白い」といったポジティブな感想が多かったので、まだ『呪術廻戦』を読んでいない方はぜひチェックしてみてください。以上、『呪術廻戦』についての感想でした。
呪術廻戦のあらすじネタバレまとめ
以上、漫画『呪術廻戦』のあらすじや見どころなどのネタバレまとめでした。また、『呪術廻戦』のあらすじや感想のほか、面白い魅力や登場人物、テレビアニメ化時の声優などについても見てきましたがいかがでしたか?『呪術廻戦』はこれから盛り上がりを見せる漫画と言われていますので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。