【バナナフィッシュ】アッシュ・リンクスにはモデルがいる?リヴァー・フェニックス?

アッシュ・リンクスは『BANANA FISH(バナナフィッシュ)』の主人公です。かっこいい容姿をしているアッシュ・リンクスに、実はモデルがいることをご存知でしょうか?アッシュ・リンクスのモデルは2人おり、俳優・リヴァー・フェニックスと元男子プロテニス選手・ステファン・エドベリです。両者ともかっこいい男性で、アッシュと似ています。この記事では、『BANANA FISH(バナナフィッシュ)』のアッシュ・リンクスのモデルや、かっこいい魅力などもまとめてお届けします。

【バナナフィッシュ】アッシュ・リンクスにはモデルがいる?リヴァー・フェニックス?のイメージ

目次

  1. アッシュ・リンクスとは?
  2. アッシュ・リンクスの実在モデルは?リヴァー・フェニックス?
  3. アッシュ・リンクスのかっこいい名言や名セリフ集
  4. アッシュ・リンクスのアニメ声優
  5. アッシュ・リンクスに関する感想や評価
  6. アッシュ・リンクスのモデルまとめ

アッシュ・リンクスとは?

アッシュ・リンクスとは、『BANANA FISH(バナナフィッシュ)』の主人公です。老若男女問わず見惚れてしまうほど、かっこいいアッシュ・リンクスですが、実はモデルとなった人物がいます。その人物は、亡き俳優・リヴァー・フェニックスと元男子プロテニス選手・ステファン・エドベリです。

彼らのかっこいい魅力は、そのままアッシュ・リンクスに受け継がれていると言えるでしょう。この記事では、『BANANA FISH(バナナフィッシュ)』のアッシュ・リンクスのモデルとなったリヴァー・フェニックスとステファン・エドベリについて述べ、アッシュ・リンクスのかっこいい魅力にも迫ります。

BANANA FISH(バナナフィッシュ)の作品情報

『BANANA FISH(バナナフィッシュ)』の原作者は、『海街diary』『YASHA-夜叉-』などで知られる吉田秋生(よしだ あきみ)先生です。連載雑誌は『別冊少女コミック』で、連載期間は1985年5月号~1994年4月号でした。少女漫画の概念を覆したアクション・サスペンス描写が特徴的で、世代を越えて愛される作品です。

特に2018年のアニメ化によって、新規のファンを獲得した功績があります。『BANANA FISH(バナナフィッシュ)』のコミックス(全19巻)は絶版状態でしたが、2018年のアニメ化を記念し、復刻版(全20巻)が新たに販売されました。

BANANA FISH(バナナフィッシュ)のあらすじ

1973年のベトナム。米軍兵士・グリフィン・カーレンリースは錯乱状態で銃を乱射し、それを止めようと思った仲間に撃たれました。そして、グリフィンは謎の言葉「バナナフィッシュ」と呟きます。その後、1985年のニューヨーク。グリフィンは、ストリート・キッズのボスである弟・アッシュ・リンクスによって守られていました。

アッシュ・リンクスは、兄・グリフィンが時折呟く「バナナフィッシュ」という"何か"を追っていました。ある日、アッシュ・リンクスは偶然出会った瀕死の男性から「バナナフィッシュ」という言葉を聞きます。アッシュ・リンクスは男性からカプセルを受け取り、中身の分析をドクター・メレディスに頼みました。「バナナフィッシュ」の謎を追うアッシュ・リンクスは、その最中に運命の出会いを経験します。

その相手は、日本人の青年・奥村英二でした。ストリート・キッズの取材を手伝いに来た英二は、アッシュ・リンクスと親しくなります。しかし、アッシュ・リンクスが「バナナフィッシュ」を知っていることが、マフィアのボスであるディノ・F・ゴルツィネにバレてしまい、英二はその抗争に巻き込まれてしまいます。

ゴルツィネはアッシュ・リンクスの育ての親ですが、彼の兄・グリフィンを廃人状態にした「バナナフィッシュ」と深く関わっていたのです。アッシュ・リンクスの「バナナフィッシュ」を巡る戦いは、まだ始まったばかりでした…。 

アッシュ・リンクスのプロフィール

アッシュ・リンクス(Ash Lynx)こと、アスラン・ジェイド・カーレンリース(Aslan Jade Callenreese)は、誰よりも秀でた非凡な才能と、年齢性別問わずどんな人物でも虜にしてしまう美貌を持つ青年です。生年月日は1968年8月12日。年齢は17歳(物語の最後では19歳)。美しいブロンドの髪と緑色の瞳が特徴的。

アッシュ・リンクスは、育ての親であるディノ・F・ゴルツィネによって、英才教育を受け、マフィアの後継者として育てられるものの、それを拒否し、マンハッタンにて、ストリート・キッズのボスを務めています。アッシュ・リンクスは、幼少時代に性的暴行を受け、強制的に売春をさせられた経験があり、憎しみや悲しみに心が支配されてしまうこともありました。

しかし、純朴な青年・奥村英二と出会い、彼から見返りのない純粋な愛情を与えられたことで、アッシュ・リンクスの心は癒されます。大切な親友・英二を守るため、そして、自身を苦しめる裏社会に鉄槌を下すため、アッシュ・リンクスは類稀なる才能を発揮して戦います。

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アッシュ・リンクスの実在モデルは?リヴァー・フェニックス?

先述した通り、アッシュ・リンクスには、実在のモデルが2人存在します。初期のアッシュ・リンクスは、元男子プロテニス選手・ステファン・エドベリがモデルでした。そして、中盤~終盤のアッシュ・リンクスは、没後も愛される俳優・リヴァー・フェニックスです。この項目では、アッシュ・リンクスのモデルとなったステファン・エドベリとリヴァー・フェニックスのかっこいい魅力を紹介します。

モデル①リヴァー・フェニックス

『BANANA FISH(バナナフィッシュ)』中盤~終盤のアッシュ・リンクスのモデルは、俳優・リヴァー・フェニックスです。作品のちょうど中盤辺りから、アッシュは以前よりもさらに美しく描かれるようになりました。連載当時にそのアッシュの姿を見て、リヴァー・フェニックスを連想した人も少なくなかった言われています。

原作漫画・アニメでも、リヴァー・フェニックスと同じポーズを取るアッシュの姿を見ることができます。アニメ版『BANANA FISH(バナナフィッシュ)』におけるアッシュのかっこいい容姿は、美青年・リヴァー・フェニックスから受け継いだものと言っても過言ではありません。それでは、リヴァー・フェニックスとは一体どのような人物なのでしょうか?

彼が子役として活動を始め、テレビに出演した時の年齢は10歳でした。その後、1986年に公開の映画『スタンド・バイ・ミー(Stand by Me)』にて、主人公の親友であるクリス・チェンバーズ役として出演。クリス役を演じた際のリヴァー・フェニックスは、髪が短かった少年期のアッシュと非常に似ています。リヴァー・フェニックスは、『スタンド・バイ・ミー』出演後、人気が鰻上りします。

1988年の映画『旅立ちの時(Running On Empty)』では、アカデミー助演男優賞にノミネート。1991年の映画『マイ・プライベート・アイダホ(My Own Private Idaho)』では、ヴェネチア国際映画祭の男優賞を受賞し、演技力が高く評価されました。リヴァー・フェニックスは、23歳で死去しますが、忘れ去られることはありません。

『BANANA FISH(バナナフィッシュ)』の原作者である吉田秋生先生が、リヴァー・フェニックスの存在を知ったのは、1986年の映画『モスキート・コート(The Mosquito Coast)』がきっかけだったようです。その後、吉田先生はリヴァー・フェニックスの魅力に惹かれ、敬愛するようになります。

モデル②ステファン・エドベリ

『BANANA FISH(バナナフィッシュ)』の初期のアッシュ・リンクスは、中盤~終盤とは異なり、筋肉質なたくましい体をしていました。初期のモデルは、リヴァー・フェニックスではなく、元男子プロテニス選手・ステファン・エドベリだったと言われています。ステファン・エドベリは、「グラスの貴公子」という愛称があるほど、かっこいい容姿をしているのです。かっこいいだけがステファン・エドベリの魅力ではありません。

テニス選手としての確かな実力があり、その上紳士的でフェアプレー精神を重んじていました。ATP(男子プロテニス協会)は、そんなステファン・エドベリに対して、スポーツマンシップ賞を5回も与えました。1996年、ステファン・エドベリ(当時30歳)は現役を退きます。その後、2004年7月11日に国際テニス殿堂入りの選手となりました。ステファン・エドベリのかっこいい魅力は、語り継がれることでしょう。

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アッシュ・リンクスのかっこいい名言や名セリフ集

『BANANA FISH(バナナフィッシュ)』作中では、アッシュ・リンクスが発する名言が複数登場します。この項目では、アッシュのかっこいい名言はもちろん、儚い美しさを含む名セリフや、胸が切なくなる名言もお届けします。

アッシュ・リンクスの名言①「おまえはいいな…」

おまえはいいな…あんなふうに飛べて…

物語の序盤で、英二は高跳びの選手として培った力を発揮し、アッシュとスキップの目の前で行き止まりの高い塀を越えることに成功し、その足でアッシュ達を救うために、助けの呼びに行きます。その様子を見たアッシュは、印象的なその姿を瞳に納めようと、自然と目を見開きました。

その後、英二と病室で対面したアッシュは、感心するように、切なそうに、この言葉を英二に対して呟くのでした。アッシュは好んで裏社会にいるわけではありません。英二が壁を飛び越える姿を見て、アッシュ・リンクスは自分にはない「自由」を感じたのです。

アッシュ・リンクスの名言②「もうこれ以上はないくらい…」

もうこれ以上はないくらい――オレは幸福でたまらないんだ

アッシュ・リンクスは時折自己犠牲的な面を見せます。彼は英二という存在がいるだけで幸せだと主張したのです。自分を好きでいてくれる英二が安全でいられるのであれば、自分の自由が奪われても構わない、アッシュの覚悟は強いものでした。

類稀なる美貌と才能を有しており、周囲の人間に利用されるばかりだったアッシュにとって、英二は見返りの必要ない本当の愛を与えてくれる人物なのです。普通の人生を送れなかったアッシュ・リンクスにとって、純粋な気持ちで自分に接してくれる英二は心の支えそのものでした。

アッシュ・リンクスの名言③「思うことぐらい…」

思うことぐらい許されるだろう?

「バナナフィッシュ」を巡る争いが終わり、英二がアメリカを去る日が明日だということをアッシュは知ります。自身のせいで英二を戦いに巻き込み、負傷させてしまったことを申し訳なく思っていたアッシュは、生きている間、もう英二とは会わないと決心しました。

英二のことが大好きだからこそ、もう彼と関わることを止める、アッシュ・リンクスの切ない愛情が表されており、英二のことをどれだけ強く大切に思っているのか、直に伝わってくる名言だと言えるでしょう。

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アッシュ・リンクスのアニメ声優

『BANANA FISH(バナナフィッシュ)』のアニメ版で、アッシュ・リンクス役を演じた声優は内田雄馬さんです。この項目では、アッシュ・リンクス役の声優・内田雄馬さんのプロフィールや主な出演作品をお届けします。

内田雄馬のプロフィール

アッシュ・リンクス役を演じた内田 雄馬(うちだ ゆうま)さんは、声優活動の他に、歌手活動も行っています。1992年9月21日生まれ、東京都出身。所属している事務所はアイムエンタープライズ。同じく声優・歌手活動をしている内田真礼さんは、内田雄馬さんの実のお姉さんに当たります。内田雄馬さんは、どの世代であっても、主役をこなすことができる声優になりたいと語っています。

内田雄馬の主な出演作品

アッシュ・リンクス役の声優・内田雄馬さんの主な出演作品は、『アイドルマスター SideM』シリーズの桜庭薫役、『東京喰種トーキョーグール:re』の不知吟士役、『呪術廻戦』の伏黒恵役、『ダイヤのA』シリーズの奥村光舟役などが挙げられます。

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アッシュ・リンクスに関する感想や評価

2018年にテレビアニメが放送され、再び注目を浴びた『BANANA FISH(バナナフィッシュ)』。物語の中では熾烈な戦いが多く描かれており、主人公・アッシュ・リンクスは悲しみの連鎖に襲われます。17歳という若さで命がけの争いに巻き込まれたアッシュ。そんな彼の苦悩する姿を見て、涙を抑えきれなかったファンも少なくありません。

『BANANA FISH(バナナフィッシュ)』のアニメ化は大成功で、アッシュ・リンクスと奥村英二の尊い関係を画面越しに観て、涙を流したファンも少なくありません。物語の結末が気になりすぎて、アニメの最終回よりも前に原作のネタバレを読み、悲しみに打ちひしがれて涙する。この現象は『BANANA FISH(バナナフィッシュ)』ファンあるあるだと言えるでしょう。

『BANANA FISH(バナナフィッシュ)』の物語中盤~終盤のアッシュ・リンクスのモデルであるリヴァー・フェニックス。アッシュの姿を見れば見るほど、亡きリヴァー・フェニックスに似ていると感じることでしょう。アッシュのことをより知りたい場合は、リヴァー・フェニックスが出演している作品に触れてみると良いかもしれません。

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アッシュ・リンクスのモデルまとめ

この記事では、『BANANA FISH(バナナフィッシュ)』のアッシュ・リンクスのモデルとなったリヴァー・フェニックスとステファン・エドベリを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?リヴァー・フェニックスとステファン・エドベリがいたからこそ、アッシュ・リンクスは生まれたと言っても過言ではありません。

特にリヴァー・フェニックスは、『BANANA FISH(バナナフィッシュ)』の原作者・吉田秋生先生に多大な影響を与えており、アッシュ・リンクスという人物の形成にも関わっています。もし、リヴァー・フェニックスに興味を抱いた方は、彼が生前に出演した映画作品を是非チェックしてみてください!

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