【耳をすませば】天沢聖司のストーカー説を検証!雫との出会いからプロポーズまで考察

ジブリの中でもイケメンキャラとして人気を集めている『耳をすませば』の天沢聖司。そんな、かっこいいと人気の天沢聖司ですが、一部では月島雫のストーカー説が浮上しているようで、「かっこいいのに残念」と言われているようです。天沢聖司は本当に月島雫のストーカーなのでしょうか?今回は、『耳をすませば』の天沢聖司のストーカー説を検証すべく、月島雫との出会いからプロポーズまで考察してみました!

【耳をすませば】天沢聖司のストーカー説を検証!雫との出会いからプロポーズまで考察のイメージ

目次

  1. 天沢聖司がイケメンでかっこいい
  2. 天沢聖司のストーカー説を検証!雫との出会いは?
  3. 天沢聖司の雫へのプロポーズのセリフがかっこいい
  4. 天沢聖司の声優
  5. 天沢聖司が登場する耳をすませばの都市伝説
  6. 天沢聖司に関する感想や評価
  7. 天沢聖司のストーカー説まとめ

天沢聖司がイケメンでかっこいい

ジブリ映画のイケメンキャラクターランキングでは常に上位ランクインしている『耳をすませば』の天沢聖司。そんなイケメンでかっこいい天沢聖司とは一体どのようなキャラクターなのでしょうか?まずは、『耳をすませば』の作品情報と天沢聖司のプロフィールをチェックしてみましょう。

耳をすませばの作品情報

耳をすませばの概要

『耳をすませば』は、近藤喜文が監督を務めたスタジオジブリ映画で、1995年7月15日に公開されました。原作は柊あおいの漫画作品です。また、2020年には実写映画化が発表されており、月島雫役を清野菜名、天沢聖司役を松坂桃李が務めます。

耳をすませばのあらすじ

趣味は読書の月島雫は図書貸し出しカードに「天沢聖司」という名がたびたびあることに気がつき、顔も知らない彼への思いを巡らせていました。そんなある日、電車の車内で出会った猫に導かれて『地球屋』という不思議な店に迷い込み、天沢聖司と出会います。

天沢聖司のプロフィール

天沢聖司は、向原中学校3年生で、地球屋の主人・西司朗の孫の15歳です。ヴァイオリン演奏が得意で、将来はヴァイオリン職人になりたいと思っています。祖父が経営するアンティークショップ・『地球屋』の1階でヴァイオリン作り教室を行っています。

耳をすませば - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

天沢聖司のストーカー説を検証!雫との出会いは?

ジブリの男性キャラクターの中でも特にイケメンだと人気を集めている『耳をすませば』の天沢聖司。そんなイケメンキャラの天沢聖司ですが、一部では「残念なイケメン」「顔はかっこいいけど性格が残念」と言われているようです。その理由が、天沢聖司のストーカー説です。

天沢聖司がストーカーだと言われてしまうようになった原因は一体なぜなのでしょうか?お次は、『耳をすませば』に登場する天沢聖司が残念なイケメンと言われてしまっているストーカー説について詳しくチェックしてみましょう。

ストーカー説①図書カードに自分の名前を書き刷り込む

『耳をすませば』・天沢聖司のストーカー説1つめは、『図書カードに自分の名前を書き刷り込む』です。天沢聖司は、月島雫が図書館で借りそうな本を先回りして読み、図書カードに自分の名前を書き込んでいたようです。月島雫が借りる本に何度も何度も『天沢聖司』という名前を見かけるようになり、月島雫自身も顔も知らない天沢聖司のことを、「どんな素敵な人なんだろう」と、興味を持っていくようになっていきます。

天沢聖司は、月島雫と話す前から月島雫のことが好きだったようで、月島雫が読みそうな本を必死に探して図書カードに名前を書き込むことで記憶を刷り込んでいっています。これだけ聞くと、天沢聖司はめちゃくちゃ陰湿なストーカー気質だと思われますが、実はこれは心理学で『ザイオンス効果(単純接触効果)』と呼ばれるもので、ビジネスでも有名な手法とされています。

『ザイオンス効果(単純接触効果)』は、同じ人や物に接する回数が増えるほどその対象に対して好印象を持つようになる効果があるものです。天沢聖司は月島雫に自分の名前を記憶に刷り込むことで、好印象を抱かせることを計算していたようです。

まだ話したことのない月島雫に対して、どうにか自分の存在を知ってもらおうと思っておこなった行為なのでしょうが、このような計算を知った上での月島雫の立場からすると、ストーカーのように感じてしまうのも当然で、『耳をすませば』の視聴者たちから天沢聖司がストーカーだという説が誕生してしまったのも納得です。ちなみに、天沢聖司は月島雫の隣の席に座ったこともあるようで、より恐怖心が湧いてきます。

ストーカー説②初対面で嫌味を言う

『耳をすませば』・天沢聖司のストーカー説2つめは、『初対面で嫌味を言う』です。天沢聖司と、好意を寄せる月島雫の初対面は、月島雫がカントリー・ロードの和訳を借りた本に挟んで学校のベンチに置き忘れたときの事でした。天沢聖司は月島雫が忘れた本に挟まれたカントリー・ロードの和訳を読み、「コンクリート・ロードはやめたほうがいい」と嫌味を言っています。

また、月島雫が初めて『地球屋』に行って父の弁当を忘れた時には「お前の弁当でかいな」などと、意地悪ばかり言っていました。一般的に、初対面の相手に対して、ましてや好意を抱いている相手に対してわざわざ嫌味を言う人なんて少ないでしょう。それなのに、天沢聖司は月島雫に対して嫌味を言っています。これも、ストーカー説を増長させるポイントとなっているようです。

一体どう言う事なのかと言うと、天沢聖司が行ったこちらの行為は、心理学で『ゲインロス効果』と呼ばれるものです。『ゲインロス効果』は、最初に相手にマイナスのイメージを与えておくことでその後にプラスの印象を与えると通常より好印象を抱かせる効果があり、簡単に言うとギャップ萌えのようなものです。もともと天沢聖司は月島雫のことを知っていましたが、月島雫にとっては和訳をからかわれた時が初対面です。

つまり、初対面で「嫌な奴!」とマイナスの印象を与えておきながら、徐々に仲良くなるにつれて優しさを見せていくのです。ここまで月島雫の心理を計算されている天沢聖司は、ストーカー説ももちろん間違いではないのですが、ある意味天才的な計算でかっこいいとも言えるのではないでしょうか。

ストーカー説③学校では無視する

『耳をすませば』・天沢聖司のストーカー説3つめは、『学校では無視する』です。かつては月島雫が読みそうな本を先回りして図書カードに名前を書き込んでいたほど、天沢聖司の月島雫に対しての好意は大きなものだとは『耳をすませば』視聴者なら誰もがわかっていたでしょう。

しかし、天沢聖司は月島雫と顔見知りになってから、学校では無視するようになっています。顔見知りなら一言挨拶するなどあってもおかしくありませんが、天沢聖司は『あえて』月島雫を無視しています。これは心理学で『間歇強化(かんけつきょうか)』というものです。

『間歇強化(かんけつきょうか)』は、成功報酬がもらえる頻度が低い時ほど、その快感が大きくなるという心理で、簡単に言ってしまうと『ツンデレ』のようなものです。最近ではメディアでも良く耳にするようになった『ツンデレ』。普段ツンツンしているキャラがデレた時は、元々デレキャラがデレている時より何倍もかっこよく見えるものです。

天沢聖司もこのような心理で月島雫を転がしていたのではないかと言われています。学校では無視されてツンツンとした態度なのに、あとで普通に接されてしまうと「話してくれた!」と嬉しくなってしまうものです。月島雫に存在を知られる前から心理学で印象を操ってきている天沢聖司ですから、「ストーカーのようで気持ち悪い」と言われることもあるようです。

ストーカー説④カントリー・ロードを練習していた?

『耳をすませば』・天沢聖司のストーカー説4つめは、『カントリー・ロードを練習していた?』です。こちらのシーンが、月島雫にとって天沢聖司に対する印象が大きく変わった場所だと言われています。地球屋に月島雫が訪れた際、天沢聖司は即興でカントリー・ロードを弾いて見せました。さらに、ヴァイオリンを作る姿でも、イケメンっぷりをアピールしています。

ここで『ゲインロス効果』がマイナスからプラスになったと考えられます。初対面では嫌なやつだと思っていたのに、ヴァイオリンを作っている姿がかっこよかったり、月島雫が和訳していた『カントリー・ロード』を即興で弾いてしまうイケメンっぷりです。

確かに天沢聖司はヴァイオリンが上手です。しかし、即興であれほど上手に弾けるとも考えにくいものです。つまり、天沢聖司は、『コンクリート・ロード』としていた月島雫の和訳を見た際、こっそりとカントリー・ロードを弾く練習していたのではないかと『耳をすませば』視聴者は考えたようです。

男の子がヴァイオリンを弾く姿ってだけでもたまらなくかっこいいのに、自分が和訳していた『カントリー・ロード』を即興で弾いてくれるとなれば、一気に惹かれてしまうのも当然です。一度嫌な印象を抱かせていたからこそ、かっこよさが一層引き立っています。

ストーカー説⑤本を読んで待つ

『耳をすませば』・天沢聖司のストーカー説5つめは、『本を読んで待つ』です。月島雫が物語執筆のために図書館で調べものをしている時、天沢聖司が現れました。天沢聖司は月島雫の前の席に座って、ジッと本を読み、月島雫が気づくまで待っていました。こちらの行動は、心理学で『ミラーリング』と呼ばれるもので、心の距離を縮める効果があるとされています。

『ミラーリング』は、鏡のように相手と同じ言動をすることで『同調』している心理になるものです。同じ言動をされていると安心感や親近感、好意を抱くようになります。カントリー・ロードのセッションで月島雫の気持ちが良い方向に向かっているため、こちらのシーンではさらに親近感や好意をプラスさせています。とはいえ、ずっと目の前で本を読んで待つ姿がストーカーみたいで気持ち悪いという視聴者も少なからずいるようでした。

ストーカー説⑥親しい仲を公認化

『耳をすませば』・天沢聖司のストーカー説6つめは、『親しい仲を公認化』です。かつては学校内ですれ違っても月島雫を無視していた天沢聖司ですが、イタリア行きが決まったことをわざわざ学校で報告しています。これは心理学で『ピア・プレッシャー(同調圧力)』といいます。

『ピア・プレッシャー(同調圧力)』は、職場やチームなど集団における秩序を保とうとする同化作用により、仲間との相互監視で生じる同調圧力のことを指します。日本人が特に弱いとされる圧力です。天沢聖司は月島雫のクラスにわざわざ出向き、呼び出します。クラスメイトたちもざわつきました。

この大胆な呼び出しにより、周囲に月島雫と天沢聖司が親しい仲であることを公認化させているのです。別のクラスの天沢聖司がわざわざ月島雫のクラスに出向いて、周囲の目がある中呼び出すという流れにより、周囲は2人のことを特別な関係だと見るようになります。

つまり、クラスメイトたちは月島雫と天沢聖司の関係が親密であると感じ、2人が付き合っているのではないかと考えてしまうようになります。このような周囲の目から、月島雫自身も「そうあるべきなんだ」と思ってしまうようになります。周囲からも固めていくあたりが、策士的です。

ストーカー説⑦家の前で待ち伏せ

『耳をすませば』・天沢聖司のストーカー説7つめは、『家の前で待ち伏せ』です。心理学を駆使している天沢聖司のストーカー説が濃厚な中でも、目に見えたストーカー行為が家の前での待ち伏せです。天沢聖司はいつ出てくるかわからない月島雫のことを家の前で待っています。月島雫も好意を抱いていたので気持ち悪さは感じなかったかもしれませんが、好意を抱かない人間にされるとホラーな行為です。

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天沢聖司の雫へのプロポーズのセリフがかっこいい

様々な心理学を駆使し、最終的には月島雫にプロポーズまですることになった天沢聖司。そんな天沢聖司の月島雫へのプロポーズがかっこいいと話題になっているのですが、一体どのようなプロポーズだったのか調査してみましょう!

天沢聖司のセリフ①「大丈夫だ。お前を乗せて…」

『耳をすませば』・天沢聖司のかっこいいセリフ1つめは、「大丈夫だ。お前を乗せて…」です。坂道を二人乗りしていた時、「降りようか」と言う月島雫に対し、「お前を乗せて坂道のぼるって、決めたんだ」と語る天沢聖司の姿がめちゃくちゃイケメンだと視聴者にも人気でした。

天沢聖司のセリフ②「俺と結婚してくれないか?…」

『耳をすませば』・天沢聖司のかっこいいセリフ2つめは、「俺と結婚してくれないか?…」です。いつの時代もかっこいいプロポーズというのはストレートなセリフです。天沢聖司も「俺と結婚してくれないか?」と男らしくてかっこいいプロポーズを月島雫にしました。イケメンすぎるストレートなプロポーズに視聴者はキュンキュンしていたようです。

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天沢聖司の声優

『耳をすませば』のイケメンキャラ・天沢聖司。そんな『耳をすませば』で、天沢聖司の声優を務めた方とは一体どのような方だったのでしょうか?お次は、『耳をすませば』で、天沢聖司の声優を務めた方のプロフィールと主な出演作品をチェックしてみましょう。

高橋一生のプロフィール

  • 生年月日:1980年12月9日(40歳)
  • 出生地:東京都
  • 身長:175cm
  • 血液型:O型
  • 職業:俳優
  • 活動期間:1990年〜
  • 事務所:舞プロモーション

高橋一生の主な出演作品

『耳をすませば』で、天沢聖司の声優を務めた高橋一生の主な出演作品は、ドラマ・『医龍2』・『カルテット』・『おんな城主 直虎』・『東京独身男子』・『凪のお暇』、映画『億男』・『九月の恋と出会うまで』などが挙げられます。

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天沢聖司が登場する耳をすませばの都市伝説

ジブリ映画には多くの都市伝説が噂されており、『耳をすませば』も例外ではないようでした。では、『耳をすませば』で、ささやかれている都市伝説とは一体どのようなものなのかを、お次は詳しく調査してみましょう。

都市伝説①自殺者が増える?

天沢聖司が登場する『耳をすませば』の都市伝説1つめは、『自殺者が増える?』です。『耳をすませば』では、イージーモードな展開が多すぎます。そのため、視聴者は自分の現実と比べて悲観的になってしまい、現実と作品の世界とのギャップから自殺してしまう人が多いという都市伝説があるようです。

都市伝説②霧のむこうの不思議な町

天沢聖司が登場する『耳をすませば』の都市伝説2つめは、『霧のむこうの不思議な町』です。『霧のむこうの不思議な町』は、天沢聖司が持っている本のタイトルであり、実在する児童文書です。この作品は、宮崎駿が映画化したいと思っていた作品であり、影響を与えた作品だと言われています。

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天沢聖司に関する感想や評価

『耳をすませば』のイケメンキャラ・天沢聖司。そんな天沢聖司に対して、世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか?最後に、『耳をすませば』に登場する天沢聖司に対する世間の人々の感想や評価をチェックしてみましょう。

こちらの方は天沢聖司に対して「ストーカー気質なのはわかってるんだけど、天沢聖司がどタイプで好きすぎるってずーっと言ってるんだけど、天沢聖司3次元に現れませんか…?」とツイートしています。天沢聖司がタイプすぎて3次元に現れないかと願っているファンもいるようです。

こちらの方は天沢聖司に対して「中学三年生にしてイタリアに留学して将来はバイオリン職人になりたいという大きな夢があり、雫のことが好きすぎてプロポーズをしてしまう天沢聖司強すぎませんか? 私も聖司くんと結婚したい」とツイートしています。15歳という幼さで夢を持っていたり意中の女性にプロポーズしたりと、大人顔負けのイケメンっぷりを披露する天沢聖司と結婚したいと思う女性も少なくないようです。

こちらの方は天沢聖司に対して「天沢聖司は初対面で「無関心」という恋愛にはタブーな感情ではなく「嫌なやつ」というイメージをつけ、嫌いな人ほど好きになりやすい恋愛テクニックを使い1年でプロポーズまで持っていった最強の15歳である」とツイートしています。心理学を駆使し、嫌なやつという印象からプロポーズ成功させるという天沢聖司の最強っぷりに注目している方も多いようです。

Thumb猫の恩返しの都市伝説とは?「耳をすませば」との関連性やあらすじも紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

天沢聖司のストーカー説まとめ

天沢聖司のストーカー説まとめについてはいかがでしたか?心理学を駆使し、見事プロポーズ成功させた天沢聖司。そんな天沢聖司の計算高さはストーカーっぽさを感じさせるものも多々ありましたが、結果的にフィアンセとなったので結果オーライとも言えるでしょう。恋愛の勉強になるシーンもたくさんある『耳をすませば』で、天沢聖司のイケメンっぷりをチェックしてみてくださいね。

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