耳をすませばの舞台は聖蹟桜ヶ丘!モデルとなった場所や地図を紹介

映画『耳をすませば』の舞台となった聖蹟(せいせき)桜ヶ丘!映画の中で印象に残るシーンが多くあり、実際に行ってみるとまるで『耳をすませば』の世界に入り込んだような感覚になります。今回の記事では、モデルとなった場所や地図を紹介します。映画の舞台の中に入り込んだような感覚、そして聖蹟桜ヶ丘への具体的な行き方など、イマジネーションとリアルとの間を五感で楽しんでください!

耳をすませばの舞台は聖蹟桜ヶ丘!モデルとなった場所や地図を紹介のイメージ

目次

  1. 耳をすませばの舞台は聖蹟桜ヶ丘!モデルとなった場所や地図も紹介
  2. 耳をすませばとは?
  3. 耳をすませばの舞台は聖蹟桜ヶ丘?
  4. 耳をすませばの舞台である聖蹟桜ヶ丘のロケ地を紹介!
  5. 耳をすませばの舞台である聖蹟桜ヶ丘への行き方・地図を紹介!
  6. 耳をすませばの舞台である聖蹟桜ヶ丘に行ってみよう!
  7. 耳をすませばの舞台は聖蹟桜ヶ丘!モデルとなった場所や地図を紹介まとめ!

耳をすませばの舞台は聖蹟桜ヶ丘!モデルとなった場所や地図も紹介

耳をすませばの舞台となったエリアは、東京都多摩市にある京王線の聖蹟桜ヶ丘駅周辺や武蔵野市です。映画の中でも頻繁に、京王線の電車シーンや、『京王』という文字が出てきます。映画の中で出てくる杉の宮駅のモデルとなった駅は聖蹟桜ヶ丘駅です。駅周辺では町おこしの一環として、スタンプラリーの地図や専用ポストなどを作成し、映画にひも付けて宣伝しています。

耳をすませばとは?

耳をすませばは、1995年の夏に公開されたジブリの代表作です。中学生の男女の純愛ストーリーで、バイオリン職人を目指す少年と、小説家を目指す少女の出会いからはじまります。そして、彼らの成長や、それを取り囲む人間関係を描いています。主人公の月島雫が書く小説の中のイマジネーションの世界も盛り込まれていて、映像は大変華やかです。

大ヒットしたジブリ作品

公開からすでに20年以上が過ぎた今もなお、ゴールデンタイムでも再放送されるすべての層から支持される人気の本作。ジブリファンの間では、愛称『耳すま』で親しまれています。耳すまのテーマとしては、純粋で夢に励む少年少女たちの想いと、それを励ましてくれる大人たちの存在。生き方は一つではないこと、自分の決めた道を進むのは簡単ではないから覚悟をすることなど、力強いメッセージが込められています。

どこか懐かしい青春映画

耳すまの中では、今ではあまり見られなくなった子供達の生き生きとした姿が映し出されています。少し前までは子供達は学校のないときはどこでも好きなところに行っていました。古い団地の光景や集う路地、早朝や夜にも待ち合わせしたり、親に伝えずとも人の家にお邪魔するなど。現在では防犯上の理由などから規制がかかることが多くなりました。そんな経験を子供の頃した大人たちが懐かしむように見る青春の作品でもあります。

映画『耳をすませば』が作られた過程

映画『耳をすませば』の原作は、柊あおいが『りぼん』で連載した少女漫画です。1989年に連載されたこの漫画の中のセリフが、映画にも多く使われています。これをたまたま読んだ宮崎駿が原案として提案しました。そして、近藤喜文が監督を務めました。近藤監督は47歳の若さで死去したため、耳をすませばが最初で最後のジブリ作品となります。

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耳をすませばの舞台は聖蹟桜ヶ丘?

耳をすませばの舞台となった多摩市では、観光イベントとして聖蹟桜ヶ丘駅周辺の宣伝に力を入れています。モデルとなった場面の地図の配布を始め、耳をすませばの世界観に入り込めるような工夫がされています。耳をすませばの聖地として、様々なショップでは関連付けた物品やサービスの販売など観光者向けのアピールを行っています。

訪れる際は、事前に情報を集め地図を把握しておくなど、場所の把握の準備をお勧めします。また、丘の上など危険防止のため立ち入り禁止区域などもあるため、マナーは守るよう気をつけましょう。坂道や階段もあり回るスポットも多いため、余裕を持って休みを入れながら周りましょう。歩きやすい靴をはいて、軽装で行くといいでしょう。

耳をすませばの舞台である聖蹟桜ヶ丘のロケ地を紹介!

実際に舞台となったスポットの紹介をします!耳をすませばの中では、町全体の情景が多く描かれています。中学生が主人公であり、街の中で友達と交流するシーンや移動するシーンが多く描かれており、街の描写はとても鮮明です。京王線の電車や駅周辺、メインキャラクターである天沢聖のおじいさんが営む地球屋や、主人公の月島雫が住んでいる団地など、街並みのモチーフとなっている場所は大変多いです。

京王線聖蹟桜ヶ丘駅(映画の中では、京玉線杉の宮駅)

雫が、父に弁当を届けるために降りた駅です。電車に乗ってムーンに出会います。その他のシーンでも電車に乗るシーンが出てきます。モチーフとなったのは、京王線聖蹟桜ヶ丘駅です。映画の中では、京玉線杉の宮駅となっています。

聖蹟桜ヶ丘駅の電車接近メロディは、2012年4月より「カントリーロード」が使用されています。町おこしの一環として、京王電鉄と多摩市が作成しました。流れるメロディーは、一番線と二番線で異なっています。訪れるファンにとっては、たまりません!耳すまの中では、駅周辺がうつされるシーンも多くあり、京王の文字もたくさん見られます。

聖蹟桜ヶ丘の街並み

聖蹟桜ヶ丘から、いろは坂を抜けロータリーにかけて雫が歩く道の多くは、聖蹟桜ヶ丘のその風景と類似するところが多いです。

歩いているだけで、まるで耳すまのシーンそのもののように感じます。猫のムーンにも出会えるかもしれません。坂道が多いので、無理をせず歩いてください。

雫の出入りするファミリーマート

雫が友達の夕子と待ち合わせしたファミリーマートは、位置から予測してファミリーマート聖蹟桜ヶ丘店です。

場所は駅から徒歩100メートルくらいのところにある、いろは坂入り口の付近です。中にはスタンプラリーが設置されています。

地球屋のあるロータリー

雫が猫のムーンを追いかけて坂道を登っていくと、ロータリーに出ます。そこで、ムーンの向かった先、アンティークショップである地球屋を見つけます。地球屋のモデルとなったお店は、実際ストーリーに出てくるロータリー付近には存在していません。地球屋のモデルは、「桜ヶ丘 邪宗門」という喫茶店ですが、2012年にお店は閉じていて現在は在りません。

金比羅神社

こちらの金比羅(こんぴら)神社は、巡礼スポットとして定番となっています。観光客向けに、オリジナル恋おみくじも用意されています。雫に告白する同級生杉村の、ちょっぴり恥ずかしいくらいの淡く切ない恋愛のシーンです。

神社での告白というのも中学生らしくて人気のスポットとなっています。金比羅神社まではいろは坂を通らなくてもショートカットできる階段があります。その階段も、雫が利用しているため通ることをオススメします。

学校は小金井市立小金井第一中学校がモデル

雫や聖司が通う学校は、小金井市立小金井第一中学校が舞台となっています。中に無断で入ることはできませんが、門を訪れることで、雫が登下校時に夕子や杉村と交流するシーンや、屋上で聖司の2ヶ月留学が決まった話などに想いを馳せることができます。地図上では、ストーリーに出てくる位置と少し異なるので地図を参考にしてください。

雫の住んでいる団地

雫が家族と住む集合住宅の団地は、地図上の実際の場所には存在しません。しかし、ロータリーのある丘を超えた先にある「愛宕団地」が舞台として使われています。団地周辺も類似し、聖蹟桜ヶ丘駅からは少し離れています。

聖司の『秘密の場所』

耳すま舞台巡りがここまで人気を集めるまでは、ファンの有志によって『耳すま想い出ノート』はこの聖司が雫にプロポーズした秘密の場所に設置されていました。しかし、あまりにも多くの人が利用するようになったことや、丁寧に扱わない人がいたり持ち去ってしまう人がいたことが増え、自治体によって立ち入り禁止とされてしまいました。

映画のラストシーンの舞台となった『聖司の秘密の場所』を紹介します!初めての小説を書き上げた雫は、その夜から受験生に戻ることを家族に宣言し、ぐっすりと眠りにつきます。そして翌朝は早く目覚め、窓の外を眺めます。すると、真下には自転車にまたがる聖司の姿が。雫を自転車の後ろに乗せ、漕ぎ出す聖司。どことは告げず、一気に丘を登っていきます。彼らの向かった先、それが聖司の誰にも教えたことのない秘密の場所でした。

聖司と雫は、そこから多摩川を見下ろし、朝日を眺めます。聖司は雫にプロポーズをします。現在では、その場所は、カップルの聖地となり多くの観光客が訪れましたが、残念なことに転落防止のため立ち入り禁止となっています。少し歩くと別の角度からその場所を眺めることができます。丘の上で大変気持ちが良いため、ぜひ訪れてみてください。

耳をすませばの舞台である聖蹟桜ヶ丘への行き方・地図を紹介!

ストーリーを交えながら、実際の舞台となった場所を紹介してきました。では、実際に地図の紹介をします。また、実際にストーリーには出てこないが、ぜひ聖蹟桜ヶ丘に行った際には寄ってほしい耳すまファンにオススメのスポットも地図を交えて紹介していきます!耳すまの世界を堪能してください!

駅周辺 「耳をすませばモデル地案内マップ」

新宿駅から聖蹟桜ヶ丘駅まで、西に京王線で直通25分です。駅構内にはスタンプラリーの最初の設置場所があります。また、聖蹟桜ヶ丘駅西口には、中央商店会により「耳をすませばモデル地案内マップ」が掲示されています。

聖蹟桜ヶ丘の町おこしによる影響と訪れる際の注意点

聖蹟桜ヶ丘の町おこしを担うこととなった耳すま聖地巡礼ですが、耳すまに関連付けてたくさんのイベントやコンサートが行われています。その盛り上がりのきっかけは、2005年に耳すま専用の投函ポストができたことや、駅の構内のメロディをカントリーロードにしたことです。多くの地元の方々や企業に後押しされるように今もその人気は続いています。

耳をすませばの舞台である聖蹟桜ヶ丘に行ってみよう!

地図を参考に舞台巡りをしスタンプを集めると、所要時間は数時間かかります。丘が斜面になっているので、階段や坂道で足腰も使います。歩き続けるのはハードなので、途中雫の座ったベンチや神社などで休みを入れながら回ることをオススメします。以下、耳すま関連のお店を紹介していきます!

洋菓子店ノアは、耳すまファンの集う場所。耳すまがテーマだが、地球屋のモデルではない

ノア洋菓子店は地球屋のモデルとして誤解されることがよくあります。その理由としては、実際のロータリー付近である事実と、お店内に設置されている『耳すま思い出ノート』の存在、スタンプラリー、そして、バロンの置き人形があるからです。しかし耳すまノートが置かれるようになった経緯は、ノートの新たな置き場所候補として、ファンからのお願いをノア洋菓子店が快く快諾したことにあります。

クッキー詰め合わせ(720円)購入すれば「耳すま思い出ノート」に自由に書き込みができるからです。現在は50冊前後を記録しています。そのため、ノア洋菓子店自体は映画には出てきませんが、作品への想いに触れることができるようになっています。

ノアは現在、ジブリからの許可も得て、耳すまにちなんだクッキーやお菓子類を販売しています。店内では、耳すまの主題歌であるカントリーロードが流れています。

ノア洋菓子店には、顔出しパネルが設置されています。耳をすませばに関連付けて、一枚いかがでしょうか?思い出の一つとなるでしょう。

「Dining和桜」は、ファン交流の場!

ロータリー目の前にある「Dining和桜」もファンにとっては一度は立ち寄りたいレストランです!お店を経営しているご夫妻が聖司と雫に似いることでも、話題となっています。喫茶店兼、日本料理店として、昼も夜もファンの憩いの場となっています。

経営している奥様がジブリの大ファンであることから、お店を出す場所でたまたまロータリー付近に決まったのです。お店には、耳をすませばのグッズとともに耳すまノートも設置され書きもみもできるそうです。

ロータリーにある喫茶店アトリエッタル

ロータリー目の前にできた「アトリエタッセル」も寄り道にオススメです。月島雫の母親の朝子に似ている方がオーナーをしていると、ファンに人気です。ケーキ屋コーヒーを美味しくいただけ、雑貨も販売しています。

「青春のポスト」を投函しよう!

駅前に設置されている案内マップの横には2012年より地球屋をモチーフにした『青春ポスト』が置かれています。このポストの内部も装飾が施されており、店内の雰囲気を表現しています。このポストには実際に投函口がありますが、通常の郵便ポストとは異なります。耳すまのストーリーにちなんで、将来の夢や目標を書いたメッセージカードを投函することができ、管理者によって大切に保管されます。

スタンプラリーで、聖地巡礼!

耳すま公開をきっかけに、桜ヶ丘商店会連合会ではスタンプラリーを作成し、町おこしに役立てています。スタンプラリーでは3箇所を主に巡ります。1箇所目は、ファミリーマート 聖蹟桜ヶ丘店。2箇所目のポイントは、せいせきSC・A館京王ストア2階エレベーター前。3箇所目は、ノア西洋菓子店となっています。これらを巡る道中で、いろは坂やロータリーなどにも立ち寄ることができます。

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耳をすませばの舞台は聖蹟桜ヶ丘!モデルとなった場所や地図を紹介まとめ!

今回は、耳すまの舞台と地図を紹介しました!いかがでしたでしょうか?聖蹟桜ヶ丘の現地の写真を追っていくだけでも、まるでストーリーの中に入り込んだような気分になります。実際に行ってみると、さらに耳すまの世界の中に全身で入っていくような感覚になるかもしれません。猫のムーンにもひょっとしたら出会えるかもしれません。

カントリーロードを口ずさみながら、聖地巡礼をしてみてはどうでしょうか?雫は、作品の中でコンクリートロードとして歌う替え歌を歌います。耳をすませばやジブリの他の作品の中でも、人間による都市開発などもサブテーマとして出てきています。多摩市の街並みもどんどん変わっていっています。そのようないろいろな想いを馳せながら、マナーにも気をつけながら聖地巡礼をお楽しみください!

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