【エヴァンゲリオン】歴代の曲・主題歌まとめ！アニメや劇場版など一覧で紹介

「新世紀エヴァンゲリオン」はメディアミックス作品であり、1995年10月4日から1996年3月27日にアニメが放送され、1994年12月26日から2013年6月4日まで漫画が連載されました。アニメーション制作は、タツノコプロとGAINAXが携わりました。

2000年9月に、隕石衝突の大規模な災害・セカンドインパクトが起こり、世界の人口はおよそ50%が失われます。それから15年後、中学生の碇シンジは、NERV本部第3新東京市に出現する使徒と呼ばれる謎の生命体と戦う兵器エヴァンゲリオン初号機のパイロットになる任務を与えられます。

「残酷な天使のテーゼ」は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のオープニング楽曲です。歌っているのは、東京都出身の歌手である高橋洋子です。高橋洋子は、1991年から歌手として活動しており、本楽曲は11枚目のシングルにあたります。カラオケでもよく歌唱されている人気楽曲であり、2011年JASRAC賞金賞などの輝かしい受賞歴を持ちます。

週間オリコンチャートでは、27位にランクインしています。作詞は及川眠子、作曲は佐藤英敏が手がけました。緒方恵美や林原めぐみなど、「エヴァ」の主要キャラクターを演じた声優のカバーヴァージョンもあります。

アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」エンディング楽曲に起用されたのは、「FLY ME TO THE MOON」でした。歌っているのは、CLAIRE（クレア・リトリー）というイギリスの歌手です。1995年10月25日にリリースされ、作詞作曲はアメリカの作曲家バート・ハワードが手がけました。本楽曲は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のオープニング楽曲「残酷な天使のテーゼ」を歌う高橋洋子のバージョンもあります。

「エヴァ」の作中で使用されたクラシックの挿入歌を紹介していきます。1つめに紹介する挿入歌は、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルの代表作でもある「メサイア」です。「メサイア」が挿入歌として使われたのは、 第22話「せめて、人間らしく / Don't Be.」になります。第2部終曲ハレルヤの一番有名な部分が流れていました。

2つめに紹介する「エヴァ」の挿入歌は、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの交響曲第9番の第4楽章「歓喜の歌」です。主にクリスマスや年末年始などに流れることが多い有名な曲になります。交響曲第9番の第4楽章「歓喜の歌」が挿入歌として起用されたのは、渚カヲルが登場する回であるアニメ「エヴァ」第24話「最後のシ者」です。

3つめに紹介する「エヴァ」の挿入歌は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの「BWV1007の前奏曲」無伴奏チェロ組曲第1番です。この楽曲が挿入歌として流れたのは、15話「嘘と沈黙」でした。作中では、シンジがこの楽曲を演奏していました。

「両手いっぱいの夢」は、アニメ「エヴァ」第23話「涙」で流れている挿入歌です。作詞は有森聡美、作曲は工藤崇、編曲は奥井雅美が担当しています。「両手いっぱいの夢」を歌っているのは、「誰よりもずっと…」で歌手デビューを果たした奥井雅美です。

奥井雅美の「Bay side love story -from tokyo-」も、エヴァの挿入歌に起用された楽曲の一つです。「Bay side love story -from tokyo-」は、1995年04月21日にリリースされたアルバム「Gyuu」に収録されています。作詞、作曲共に奥井雅美が手がけました。

奥井雅美の「FACE」は、アニメ「エヴァ」第4話「雨、逃げ出した後 / Hedgehog's Dilemma」で流れていました。「FACE」は、1995年04月21日にリリースされた奥井雅美のアルバム「Gyuu」にも収録されています。作詞は有森聡美、作曲と編曲は大平勉が手がけました。

奥井雅美の「不思議な夜」は、アニメ「エヴァ」の第15話「嘘と沈黙」で流れる挿入歌です。作詞と作曲は奥井雅美、編曲は矢吹俊郎が手がけました。1995年4月21日にリリースされたアルバム「Gyuu」に収録されています。

三石琴乃の「You are the only one」は、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」の挿入歌です。本楽曲は、1992年12月4日にリリースされた「Lilia 〜from Ys〜」、2008年5月21日にリリースされた「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 オリジナルサウンドトラック」にも収録されています。作詞と作曲は松浦有希、編曲は池間史規が手がけました。

三石琴乃の「蒼いレジェンド」は、2007年9月1日に公開された映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」の挿入歌です。1992年12月4日にリリースされた「Lilia 〜from Ys〜」、2008年5月21日にリリースされた「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 オリジナルサウンドトラック」にも収録されています。作詞と作曲は松浦有希、編曲は大森俊之が手がけました。

「遠い空の約束」は、三石琴乃が歌っている挿入歌です。収録されているのは、アルバム「Lilia 〜from Ys〜」になります。作詞と作曲は松浦有希、編曲は大森俊之が担当しています。

「てんとう虫のサンバ」は、1973年7月5日にリリースされた、音楽グループ・チェリッシュの楽曲です。1970年代を代表するフォークソングであり、週間オリコンチャートでは5位にランクインしています。「てんとう虫のサンバ」は、アニメ「エヴァ」第15話の挿入歌として登場します。

作詞はさいとう大三、作曲は馬飼野俊一、編曲はキングオーケストラK.V.Gが手がけました。歌っているのは、緒方恵美、宮村優子、長沢美樹、岩男潤子の4人です。4人が歌う「てんとう虫のサンバ」は、1996年12月21日にリリースされた「新世紀エヴァンゲリオン」のサウンドトラック「NEON GENESIS EVANGELION ADDITION」に収録されています。

1997年7月19日に公開されたアニメーション映画「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」の主題歌に起用された楽曲はLOREN & MASHの「THANATOS -IF I CAN'T BE YOURS-」です。1997年8月1日にリリースされており、作詞はMASH、作曲はShiro SAGISUが手がけました。週間オリコンチャートでは、2位にランクインしています。

ARIANNEが歌う「Komm, süsser Tod〜甘き死よ、来たれ –」は、映画「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」の挿入歌です。作詞はHideaki ANNOこと庵野秀明、作曲はShiro SAGISUが担当しています。収録されているのは、1997年9月26日にリリースされた「新世紀エヴァンゲリオン」のサウンドトラック「THE END OF EVANGELION」です。

「魂のルフラン」は、アニメーション映画「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生」に起用された楽曲です。1997年2月21日にリリースされた高橋洋子のシングル曲であり、作曲と編曲は大森俊之、作詞は及川眠子が手がけました。高橋洋子は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のオープニング楽曲を歌っていることでも知られています。「魂のルフラン」は、週間オリコンチャートで3位にランクインしています。

「心よ原始に戻れ」は、「新世紀エヴァンゲリオン劇場版シト新生」のイメージソングです。高橋洋子の楽曲であり、「新世紀エヴァンゲリオン劇場版シト新生」の主題歌「魂のルフラン」のカップリング曲として収録されています。作曲は佐藤英敏、編曲は大森俊之、作詞は及川眠子が担当しています。

2007年9月1日に公開された映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」の主題歌に起用された楽曲は、宇多田ヒカルの「Beautiful World」です。「Beautiful World」は、2007年8月29日にリリースされたシングル楽曲であり、週間オリコンチャートでは2位にランクインしました。作詞、作曲、編曲は全て宇多田ヒカル本人が手がけています。

2012年11月17日に公開された映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の主題歌に起用されたのは、宇多田ヒカルの「桜流し」でした。「桜流し」は、2012年11月17日にiTunesで配信がスタートしました。2016年9月28日にリリースされたアルバム「Fantome」にも収録されています。作詞は宇多田ヒカル、作曲と編曲は宇多田ヒカルとPaul Carterが手がけました。

「エヴァ」で碇シンジ役を演じている声優は、緒方恵美です。緒方恵美は、東京都出身1965年6月6日生まれです。1992年からは音楽活動もしており、1995年4月21日にはファーストオリジナルアルバムの「Marine Legend」をリリースしています。1992年10月から1995年1月に放送された冨樫義博原作のアニメ「幽☆遊☆白書」の蔵馬役で声優として活動を開始しました。

第17回アニメグランプリ声優部門賞、第7回声優アワード高橋和枝賞などの受賞歴があります。代表的な出演作に、「美少女戦士セーラームーン」天王はるか役、「真拳伝説タイトロード」キックス・ロックウェル役、「魔法騎士レイアース」エメロード姫役、「ハーメルンのバイオリン弾き」サイザー役、「カードキャプターさくら」月城雪兎役、「PROJECT ARMS」アル・ボーエン役などがあります。

「エヴァ」で綾波レイ役を演じた声優は、林原めぐみでした。林原めぐみは、東京都出身1967年3月30日生まれです。声優としてのデビュー作は、1986年3月から1988年3月にかけて放送された高橋留美子原作のアニメ「めぞん一刻」です。1989年から音楽活動もしており、1989年5月25日にファーストシングル「約束だよ」をリリースしています。「魔神英雄伝ワタル」にてはじめて主要キャラクター役に抜擢されます。

林原めぐみの代表的な出演作に、「おそ松くん」松野トド松役、「燃える!お兄さん」かえで役、「手塚治虫の新作アニメジャングル大帝」レオ役、「チンプイ」春日エリ役、「らんま1/2」早乙女らんま役、「平成天才バカボン」バカボン役、「宇宙の騎士テッカマンブレード」アキ役、「大好き!ハローキティ」キティ役、「七つの海のティコ」ナナミ・シンプソン役、「ポケットモンスター」ムサシ役などがあります。

「エヴァ」で葛城ミサト役を演じた声優は、三石琴乃でした。三石琴乃は、東京都出身1967年12月8日生まれです。声優としてのデビュー作は、山本鈴美香原作のアニメ「エースをねらえ! ファイナルステージ」でした。第8回声優アワード高橋和枝賞などの受賞歴があります。以前は声優事務所・アーツビジョンに所属していましたが、現在はフリーで活動しています。

三石琴乃の代表的な出演作に、「ゲンジ通信あげだま」平家いぶき役、「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」菅生あすか役、「美少女戦士セーラームーンシリーズ」月野うさぎ役、「剣勇伝説YAIBA」峰さやか役、「銀河戦国群雄伝ライ」紫紋役、「エルフを狩るモノたち」セルシア役、「機動新世紀ガンダムX」トニヤ・マーム役、「クレヨンしんちゃん」上尾ますみ役、「エクセル♥サーガ」エクセル役などがあります。

「エヴァ」で赤木リツコ役を演じた声優は、青二プロダクションに所属する山口由里子でした。山口由里子は、大阪府出身1965年11月21日生まれです。趣味や特技に、タンゴ、芸術鑑賞、料理などをあげています。声優の他に、舞台女優としても活動しています。声優として活動を始めたのは、1990年代からでした。

山口由里子の代表的な出演作に、「ONE PIECE」ニコ・ロビン役、1995年4月から1998年3月にかけて放送されたアニメ「あずきちゃん」坂口冴子役、1998年10月から12月にかけて放送されたアニメ「ジェネレイターガウル」斎藤リュウコ役、「テラフォーマーズ」ジェシカ・ベルウッド役、「アイカツフレンズ!」蝶乃舞役、2018年10月から12月に放送されたアニメ「CONCEPTION」レオーネ役などがあります。

「エヴァ」で碇ゲンドウ役を演じた声優は、大沢事務所に所属する立木文彦でした。立木文彦は、長崎県出身1961年4月29日生まれです。声優としてのデビュー作は、1983年2月から1984年1月にかけて放送されたアニメ「聖戦士ダンバイン」でした。吹き替えの仕事も多く、担当俳優にショーン・ロバーツ、トム・サイズモア、フォレスト・ウィテカー、マイケル・ルーカーなどがあります。

立木文彦の代表的な出演作に、「重戦機エルガイム」ルコ・マイト役、「機動戦士Ζガンダム」キグナン・ラムザ役、「ルパン三世ヘミングウェイ・ペーパーの謎」クレイジー・マッシュ役、「愛天使伝説ウェディングピーチ」ウキマ役、「名探偵コナン」ウォッカ役、「ポケットモンスター」マチス役、「時空探偵ゲンシクン」オトタン役、「ちっちゃな雪使いシュガー」長老役、「銀魂」長谷川泰三役などがあります。

「Beautiful World」は、2007年9月1日に公開された映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」の主題歌となった宇多田ヒカルの楽曲です。2007年8月29日にリリースされており、オリコン週間チャートでは2位にランクインしています。映画の世界観と主題歌が合っていたといった感想もありました。

「心よ原始に戻れ」は、パチンコの「CR新世紀エヴァンゲリオン～奇跡の価値は～」に起用された楽曲です。映画「新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 DEATH & REBIRTH シト新生」の主題歌「魂のルフラン」のカップリング曲でもあります。映画の主題歌「魂のルフラン」やアニメの主題歌「残酷な天使のテーゼ」と比較すると知名度は高くありませんが、良い曲であるといった感想が多くあります。

「てんとう虫のサンバ」は、アニメ「エヴァ」の挿入歌に起用された楽曲です。音楽グループ・チェリッシュの楽曲であり、1973年7月5日にリリースされました。1970年代を代表する人気のフォークソングです。「エヴァ」では、緒方恵美、宮村優子、長沢美樹、岩男潤子ら4人が歌唱しています。古い楽曲であるため、「エヴァ」で「てんとう虫のサンバ」をはじめて聴いたという人もいました。

「エヴァ」には挿入歌に、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル の「メサイア」、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ の「BWV1007の前奏曲」などといった有名なクラシックが使われています。挿入歌のクラシックや、「エヴァ」の場面がよく合っているといった感想も多くありました。

「残酷な天使のテーゼ」は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌となった楽曲です。1995年10月25日にリリースされており、B面には「月の迷宮」が収録されています。歌っているのは、歌手の高橋洋子です。週間オリコンチャートでは27位にランクインし、現在に至ってもカラオケランキングで上位に入っている人気楽曲になります。今もよく歌唱するといった感想もありました。

「桜流し」は、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の主題歌に起用された宇多田ヒカルの楽曲です。Billboard JAPAN Hot 100では、2位にランクインしていました。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」を見た後に主題歌の「桜流し」を聴いて涙を流したといった感想もありました。

「Komm, süsser Tod」は、ARIANNEが歌う映画「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」の挿入歌です。本楽曲は、サードインパクトが起こるところで使用されています。明るい曲調ですが、切ないといった感想も多くありました。

社会現象を巻き起こした「エヴァ」のアニメの主題歌、歴代の劇場版の主題歌、挿入歌などをまとめて紹介してきました。アニメの主題歌は、現在もカラオケで歌われている有名な楽曲でした。作中の挿入歌も隠れた人気を誇るものが多くあります。