【エヴァンゲリオン】リナレイはレイのオリジナル？Qのニセ予告やマリの発言から考察

アニメ新世紀エヴァンゲリオンの最終回で突然登場した別世界の綾波レイことレナレイ。レナレイは綾波レイと瓜二つの姿をしているものの、性格が全く違うキャラクターとなっています。そんなレナレイはヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qのニセ予告に登場し、レナレイこそが綾波レイのオリジナルではないかと考察されています。本記事ではレナレイが綾波レイのオリジナルなのかQのニセ予告やマリの発言などを交えながら考察紹介します。

ではヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qのニセ予告やマリのセリフなどからレナレイが綾波レイのオリジナルなのか考察紹介していく前に、レナレイが登場する新世紀エヴァンゲリオンの作品情報をご紹介していきます。リナレイが登場する新世紀エヴァンゲリオンとはエヴァンゲリオンと呼ばれる機械に乗る少年少女達と人類を脅かす謎の存在・使徒との戦いを描いたSFロボットアニメであり、1995年から1996年に渡って放送されました。

エヴァンゲリオンと使徒との戦いを描いたアニメ新世紀エヴァンゲリオンはそれまで無かった斬新すぎるストーリーや登場人物達の魅力などから放送当初より非常に高い人気を博し、社会現象を巻き起こしました。そのためアニメ新世紀エヴァンゲリオンの作風は近年のアニメ作品にも引き継がれています。そんなアニメ新世紀エヴァンゲリオンは放送終了後の1997年に｢Air/まごころ、君に｣という映画作品（旧劇場版）が公開されました。

旧劇場版の公開から9年経った2006年にアニメ新世紀エヴァンゲリオンは新たにリメイクして描き直した作品を合計4部作で映画化することを発表し、2007年にヱヴァンゲリヲン新劇場版：序が公開されました。その後2009年に第2作目の破が公開され、2012年に3作品目となるQが公開されることになりました。そして2021年の1月には最終章であるシン・エヴァンゲリオン劇場版の公開が予定されており、多くのファンに注目されてます。

上述でご紹介した通り、アニメ新世紀エヴァンゲリオンは謎の敵・使徒とエヴァンゲリオンに搭乗する少年少女達の戦いを描いた作品です。人類はセカンドインパクと呼ばれる大災害に遭い、半数以上の命が失われてしまいました。この世界で主人公の碇シンジは父親からエヴァンゲリオン初号機のパイロットになるよう命令されます。そして碇シンジはエヴァンゲリオンに搭乗し、仲間達と共に使徒との戦いに身を投じることになるのでした。

本記事でヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qのニセ予告やマリの発言などを交えながらご紹介するリナレイとはエヴァンゲリオンシリーズに登場するキャラクターの1人です。リナレイは綾波レイと瓜二つの姿をしたキャラクターであり、アニメ新世紀エヴァンゲリオンの最終回である第弐拾六話で初登場を飾りました。アニメ新世紀エヴァンゲリオンの最終回で碇シンジは綾波レイやアスカといった仲間を失ったことで精神崩壊を起こします。

すると人類補完計画が発動し、碇シンジは精神世界と呼ばれる別の世界に飛ばされてしまいました。この精神世界はエヴァンゲリオンや使徒が存在しない普通の世界であり、碇シンジは学園生活を送ることになります。そんなアニメ新世紀エヴァンゲリオンの最終回の精神世界でレナレイは初登場を飾りました。碇シンジが普通の学校生活を送る精神世界のためか、アニメの最終回で登場したリナレイはベストタイプの制服を着ていました。

またそのシーンでしか登場していないので制服以外の服装を着たリナレイは一切描かれていません。リナレイは前述の通り綾波レイとそっくりな見た目をしたキャラクターであるものの、その性格は真反対です。綾波レイは基本的に無口で大人しい性格をしたキャラクターです。一方リナレイは非常にハイテンションで明るい性格をしたキャラクターとなっています。そんなリナレイは元々名前が無く、別世界の綾波レイというだけでした。

しかし綾波レイを演じた林原めぐみはアニメ｢スレイヤーズ｣で演じたリナ＝インバースのような声でリナレイを演じたため、リナレイとファンに名付けられることになりました。ファンに名付けられた別世界の綾波レイことリナレイはアニメ版の最終回以降、しばらく登場することがありませんでした。しかしヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qの放映前に公開されたニセ予告映像でリナレイは再登場し、多くのファンに衝撃を与えました。

ではここからはアニメ新世紀エヴァンゲリオンの最終回で登場したリナレイがオリジナルの綾波レイだといわれる理由についてご紹介していきます。2012年に公開されたヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qの作中で新キャラクターのマリはアヤナミレイと呼ばれる綾波レイと違う存在に向かって｢オリジナルの方が愛想が良かった｣と話しました。このQの作中内でのセリフからマリは一度綾波レイのオリジナルと会ったことがあると判明しました。

綾波レイは碇ユイと｢リリス｣の魂から作られた人造人間（クローン）であり、綾波レイを始めアヤナミレイやリナレイといった様々な個体が存在しています。ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qに登場したのは仮称とされているアヤナミレイであり、無口で大人しい性格をしていました。では一体どの綾波レイがマリの言うオリジナルなのでしょうか。それはヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qのニセ予告を見ると誰がオリジナルなのか考察出来ます。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qのニセ予告で姿を見せたリナレイ。このニセ予告で登場したリナレイは子供の姿をしたちびレイ達と共にマリがいる部屋に立っていました。このリナレイとマリの登場後、｢真希波・マリ・イラストリアスとXXXXのプライベート会議中　立入禁止｣を英語で書いた内容のテロップが流れます。このXXXXは未だ判明していないものの、マリとリナレイが同じ部屋にいたことからリナレイであると考察出来ます。

そしてニセ予告が公開された後に放映したヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qの作中でマリはオリジナルの方が愛想が良いとアヤナミレイに話します。上述でご紹介した通り、リナレイはアヤナミレイと違って非常にハイテンションで明るい性格をしたキャラクターです。またマリはそんな明るいリナレイと一度会っていたことがニセ予告で判明しています。これらの描写が大きな理由となり、リナレイは綾波レイのオリジナルだといわれています。

ではここからはリナレイが登場したヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qのニセ予告についてご紹介していきます。テレビアニメ新世紀エヴァンゲリオンをリメイクして全て一新したヱヴァンゲリヲン新劇場版は2007年に第1作目である｢序｣が公開されることになりました。その後2009年に第2作目であるヱヴァンゲリヲン新劇場版：破が公開します。この2作目の公開後、次回作であるヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qの予告映像が公開されました。

このヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qの予告映像は第2作目の破でサードインパクを引き起こそうとしたエヴァンゲリオン初号機の姿から始まります。サードインパクトを引き起こそうとしたエヴァンゲリオン初号機は碇シンジと綾波レイを取り込み、凍結されてしまいます。また｢NERV｣の関係者達は幽閉されることとなり、要塞都市が放棄されました。そしてエヴァンゲリオン6号機がドグマ最深部へ投下されることになりました。

その後運命を仕組まれた子供達が集い、人々の生を求める物語が始まっていくといった内容が描かれており、いつも通り葛城ミサトの｢サービス、サービスゥ！｣の声で終了します。そんなヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qの予告映像でリナレイは一瞬だけ登場します。しかしリナレイが登場した予告映像はニセ予告となっており、2012年に公開されたヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qには予告映像の内容が一切描かれることがありませんでした。

上述でご紹介した通り、リナレイが登場したヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qの予告映像は全くの偽物でした。ではなぜリナレイはヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qのニセ予告に登場したのでしょうか。一番考えられる登場理由はヱヴァンゲリヲン新劇場版：破とQの空白の14年間を描いているということです。リナレイはQの作中に登場しないものの、アヤナミレイの部屋に一瞬だけリナレイの着る制服とネクタイが入った段ボールが登場します。

このことからリナレイは確かにヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qの物語の前に実在していたと考えることが出来ます。また上述の通りヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qの作中でマリはリナレイがオリジナルの綾波レイであるというような発言を残しています。おそらく制服が入った段ボールが登場したことからニセ予告のリナレイはマリの発言の伏線なのでしょう。もしそうだとすればオリジナルとしてリナレイは最終章で登場するやもしれません。

ここからはアニメエヴァンゲリオンシリーズでリナレイを演じた声優についてご紹介します。アニメエヴァンゲリオンシリーズでリナレイを演じたのは綾波レイを演じている林原めぐみです。リナレイを演じた林原めぐみとは1986年にアニメ｢めぞん一刻｣でデビューしたベテラン声優であり、2020年11月現在ウッドパークオフィスに所属しています。また林原めぐみは歌手や作詞家、エッセイストといった様々な方面でも活動しています。

そんな林原めぐみは1986年のデビュー後、1989年のアニメ｢らんま1/2｣で女らんまを演じたことでブレイクし、これまで非常に多くの人気アニメ作品に出演しています。数々の作品に出演している林原めぐみは明るい女性から綾波レイのようなクールな女性まで幅広く演じられる高い演技力の持ち主として知られています。アニメエヴァンゲリオンシリーズでも林原めぐみは綾波レイ・リナレイ・アヤナミレイの3役を1人で担当しています。

• 1988年のアニメ｢おそ松くん｣：松野トド松役
• 1989年のアニメ｢らんま1/2｣：早乙女らんま役
• 1993年のアニメ｢大好き！ハローキティ｣：キティ役
• 1995年のアニメ｢エヴァンゲリオンシリーズ｣：綾波レイ役、リナレイ役、碇ユイ役
• 1995年のアニメ｢スレイヤーズシリーズ｣：リナ＝インバース役
• 1997年のアニメ｢ポケットモンスターシリーズ｣：ムサシ役
• 1999年のアニメ｢名探偵コナンシリーズ｣：灰原哀役

• 2000年のアニメ｢ラブひな｣：浦島はるか役
• 2001年のアニメ｢シャーマンキング｣：恐山アンナ役
• 2011年のアニメ｢青の祓魔師｣：ユリ・エギン役
• 2014年のアニメ｢クロスアンジュ｣：ソフィア・斑鳩・ミスルギ役
• 2014年のアニメ｢ONE PIECE｣：レベッカ役
• 2015年のアニメ｢うしおととら｣：白面の者役、斗和子役
• 2018年のアニメ｢からくりサーカス｣：才賀しろがね役

アニメエヴァンゲリオンシリーズに登場するリナレイに関する感想ではリナレイがかわいいといった感想が多く寄せられていました。アニメ新世紀エヴァンゲリオンの最終回で登場したリナレイは綾波レイと違い、非常にハイテンションで明るいかわいいキャラクターとなっています。この可愛さからリナレイは登場回数が少ないものの、アニメエヴァンゲリオンシリーズファンに高い人気を博しています。

アニメエヴァンゲリオンシリーズに登場するリナレイに関する感想ではヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qの予告が気になるといった感想も多く寄せられていました。リナレイはアニメ新世紀エヴァンゲリオンの最終回で登場した後、ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qの予告映像で一瞬だけ再登場しました。しかしこの予告はニセ予告となっており、結局なぜリナレイが描かれたのか判明することがありませんでした。

アニメエヴァンゲリオンシリーズに登場するリナレイに関する感想ではリナレイがオリジナルなのではといった感想も多く見受けられました。ニセ予告の後公開されたヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qの作中でマリはアヤナミレイにオリジナルの方が愛想がいいと話します。またアヤナミレイの部屋にはリナレイの物かと思われる制服が置いてありました。このことからリナレイは綾波レイのオリジナルだと多くのファンに考察されています。

本記事ではリナレイについて登場したヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qのニセ予告やオリジナルといわれている理由などをご紹介しました。未だ本当のことは判明していないものの、リナレイはヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qのニセ予告やマリの発言から綾波レイのオリジナルと見てほぼ間違い無いでしょう。もしかすると、2021年1月公開のシン・エヴァンゲリオン劇場版でリナレイがオリジナルなのかどうか判明するやもしれません。