綾波レイの声優は林原めぐみ！他に演じたキャラ画像も【エヴァンゲリオン】

声優の林原めぐみさんが演じる代表的なキャラクターの綾波レイ。綾波レイが登場するエヴァンゲリオンは1995年からアニメの放送が開始し、その時代が声優である林原めぐみさんが特に活躍し認知度がとても高くなった時代です。現在も声優や歌手として活躍中の林原めぐみさんについてこれから紹介します。

林原めぐみ（はやしばらめぐみ）さんは1967年3月30日生まれの51歳ですが、画像のように若々しく見える声優さんです。声優として活動する一方で歌手としても活動しています。これまでに数々のアニメキャラクターを演じてますが、ほとんどが女性キャラクターです。また、担当するキャラクターはアニメの中の主役やヒロイン、重要人物であったりすることが多く人気声優ならではの活躍をしています。

林原めぐみさんが声優になったきっかけは当時看護学校に進学のために願書を提出しようとしていたところ、学校の受付の態度が悪いのに不満を持ち、帰りの本屋でアーツビジョンのオーディションの広告を見て応募したのがきっかけとされています。看護学校と声優養成所の両立で国家資格である正看護婦の免許を取得済みです。

林原めぐみさんは声優や歌手としての活動以外にもラジオパーソナリティで1991年～2015年の間20年以上に渡って自身の冠番組をもっていました。林原めぐみさんは声優として表舞台に登場することはとても少ない方で、これは視聴者がアニメで見るキャラクターのイメージを崩したくないという本人の考えがあってのことで声優としての誇りを持つ方です。

そんな林原めぐみさんですが2017年にこれまで一度も開催してこなかった1日限りの単独ライブを東京都の中野サンプラザで開催したのです。中野サンプラザは約2000人の収容人数なので、ファンの間でチケットは争奪戦となりました。林原めぐみさんのライブはおそらく今回の1度限りと語られていますので、ライブを観たい方はDVD化されていますのでそちらで是非観てみてはいかがでしょうか。

林原めぐみさんは第3次声優ブームの代表的な声優です。第3次声優ブームは1990年代中頃とされており、この頃から声優が歌手などの他の活動をして声優のアイドル化が進むようになりました。その頃『新世紀エヴァンゲリオン』のアニメが放送され、林原めぐみさんは綾波レイの声優として活躍します。綾波レイの人気が高まるのと同時に林原めぐみさんの声優としての認知度は右肩上がりとなっていきました。

第3次声優ブームの代表的なアニメは「美少女戦士セーラームーン」や「新世紀エヴァンゲリオン」などです。新世紀エヴァンゲリオンでは綾波レイの声優を担当した林原めぐみさんの他にも葛城ミサトの声優を担当した三石琴乃（みついしことの）さん、他のアニメで知名度を上げた國府田マリ子（こうだまりこ）さんが第3次声優ブームの代表的な人物となっています。

今では声優が歌手として活動することはそう珍しくありませんが、林原めぐみさんが声優としてデビューした当時は声優が歌手として活動することはとても珍しいことでした。そんな中1989年、声優が歌手として活動する先駆けとなった人物が林原めぐみさんです。林原めぐみさんは声優というお仕事をしている関係上、アニメの主題歌などを担当することがほとんどでした。

林原めぐみさんが歌手として活動するきっかけとなったのはOVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』のイベントで代役として歌を歌うことになったのがきっかけとされています。そして1989年に自身初のシングル曲「約束だよ」をリリースしました。当時は声優が歌う曲は人気や認知度があまり高くない中、林原めぐみさんが歌う曲がランキング入りするなど声優が歌手として活動する道を切り開いていくのです。

林原めぐみさんの現在は主にシリーズ化されているキャラクターの声優を引き続き担当しています。林原めぐみさんはご結婚されていてお子さんもいます。現在は声優や歌手としての活動を一定のセーブをしながら活動していますが、以前と比べても衰えは全くなく若手声優にもまだまだ負けていません。一日でも長く声優や歌手として活動している元気な姿をみせてもらいたいです。

林原めぐみさんはこれまでに数々の賞を受賞されています。アニメ雑誌の「アニメージュ」の年度ごとに行われるアニメグランプリの声優部門では前人未到の7連覇（1995年～2001年）を達成しました。それ以外にも過去に5度のグランプリに輝いており、通算では12度のグランプリに輝いています。この記録は歴代1位の記録で、この先おそらく抜かされることのない記録です。

その他にも声優としてだけでなく歌手としても多くの賞を受賞しています。「集結の園へ」は有料音楽配信でプラチナ認定される程ダウンロードされており、林原めぐみさんの活躍は声優だけに留まりません。このような実績などから林原めぐみさんを尊敬する声優は多いです。

林原めぐみさんが声優を担当する綾波レイはエヴァンゲリオンシリーズで登場するヒロインのキャラクターです。綾波レイはエヴァと呼ばれる汎用人型決戦兵器のパイロットとして零号機を担当し、使徒と呼ばれる敵を撃退します。綾波レイは林原めぐみさんが担当した代表的なキャラクターで、エヴァンゲリオンを知る男性ファンからはとても人気のあるキャラクターです。物静かな性格で感情をあまり表に出さないキャラクターとなります。

綾波レイの人気はエヴァンゲリオンシリーズで登場するキャラクターの中でも1,2を争う人気ぶりです。綾波レイが心を開く人物としては碇シンジの父親である碇ゲンドウだけでした。しかし、綾波レイは次第に気にかけてくれる碇シンジにも心を開くようになり、感情を表に出すようになります。上の画像にある綾波レイのように最初よりも表情が柔らかく明るくなりました。

林原めぐみさんが担当するキャラクターの2人目は青山剛昌（あおやまごうしょう）さん作品の『名探偵コナン』に登場する灰原哀（はいばらあい）です。灰原哀は画像のように見た目は子供ですが、主人公のコナンと同じで薬によって体が小さくなっている大人になります。本名は宮野志保（みやのしほ）に関しても林原めぐみさんが声優の担当です。綾波レイと同じように暗めな性格をしています。

ポケットモンスターに登場する画像のムサシも林原めぐみさんが声優を担当する代表的なキャラクターです。ムサシはロケット団というポケモンを奪ったりする悪い組織に所属している人物です。上記で挙げたキャラクターとは全く性格の違うキャラクターになります。ポケットモンスターではどのシリーズでも登場する重要人物で悪の組織の人間ではあるが、時には正義の味方となることもありました。

レベッカはワンピースのドレスローザ編で登場するキャラクターです。レベッカはドレスローザで開かれているコロシアムの剣闘士で見聞色の覇気を活かした戦い方をします。過去に母親を殺され父親の存在を消されていた壮絶な過去の持ち主ですが、ドレスローザ編以降では元気な姿を見せてくれています。レベッカはワンピースに登場する女性キャラクターの中でも画像のようにかわいく非常に人気の高いキャラクターです。

高橋留美子（たかはしるみこ）さんが描くらんま1/2で登場する女版の早乙女らんまの声も林原めぐみさんが担当しています。早乙女らんまは水をかぶると女になり、お湯をかぶると男になる普通とは変わったキャラクターです。画像のように見た目は女性ですが中身は男であるため、女の子の声で男の言葉遣いをするらんまに視聴者やファンは釘付けとなりました。

武井宏之（たけいひろゆき）さんの作品であるシャーマンキングの恐山アンナの声も林原めぐみさんが担当しています。シャーマンキングではヒロインの立ち位置で主人公である麻倉葉の許嫁です。恐山アンナは画像のようにクールで謎多きキャラクターですが、視聴者の間ではアニメキャラクターの中でもトップクラスの鬼嫁として知られています。

サンリオキャラクターで女の子を中心にとても人気のあるキティの声優として現在は林原めぐみさんが担当しています。1990年から就任し現在に至るまでほとんどのキティの声を演じ、まもなく30年が経ちそうです。約30年もの期間キティをの声を担当しているのはもちろん林原めぐみさんが最長になります。林原めぐみさんは高い声から低い声まで幅広くキャラクターの声を担当できる声優です。

スレイヤーズのアニメは神坂一（かんざかはじめ）さんのライトノベルが原作で1995年からアニメの放送が開始し、2009年までに数多くのシリーズが放送されました。作品で登場する主人公のリナ=インバースの声を演じたのが声優の林原めぐみさんでした。リナ=インバースは自称美少女天才魔導士で画像のように元気っ子だがとにかく自由人で義理と人情には厚いキャラクターです。

林原めぐみさんの歌う「Give a reason」は1996年にリリースされた曲です。この曲は自身も主人公であるリナ=インバースの声優として関わっているアニメ『スレイヤーズNEXT』のOP曲として使われています。この曲は声優が歌うシングル曲として初のオリコン週間TOP10入りした曲で、林原めぐみさんの代表曲の1つとしてファンに知られています。

林原めぐみさんが歌う曲2つ目は「集結の園へ」です。この曲は『CRエヴァンゲリオン～最後のシ使』で使われた曲で2009年にリリースされました。リリース当初の週間オリコンではTOP10入りするなど、約10年経過する今もなお人気の曲として知られています。サビで歌われている歌詞の一言がとても印象に残りやすく、テンポの速い曲となっています。

林原めぐみさんが歌う曲3つ目は「Over Soul」です。この曲は画像でも分かるようにアニメ「シャーマンキング」の主題歌でOP曲として2001年にリリースされました。週間オリコンでは7位にランクインし見事にTOP10入りします。林原めぐみさんは恐山アンナの声優を担当していたこともあり、これ以外にもシャーマンキングの主題歌や挿入歌などの曲をリリースしました。

林原めぐみさんが歌う曲4つ目は「Northern lights」です。この曲は2002年にリリースされたシャーマンキングの後期のOP曲です。週間オリコンではベスト3に入り、当時の声優歌手としての順位は最高の順位でした。シャーマンキングのアニメを当時見ていた方にはとても懐かしく、思い出深い曲となっています。

林原めぐみさんが歌う曲5つ目は「集結の運命」です。この曲は集結の園へと同じように「CR新世紀エヴァンゲリオン」で使われた曲になります。2010年にリリースされ、週間オリコンでは6位を獲得しました。この曲の歌詞にはエヴァンゲリオンシリーズで登場するキャラクターの名前があちこちに入れられており、もちろん綾波レイの歌詞もあるので興味のある方は一度聞いてみて探してみるといいかもしれません。

この曲は高橋洋子さんの「魂のルフラン」を林原めぐみさんが綾波レイとしてカバーした曲です。高橋洋子さんの場合はパワフルな曲となっていますが、綾波レイverはどこか悲しげな曲となっているのが特徴になります。歌い方次第で全く違う曲となるのが分かる曲で、綾波レイの声が好きな方はぜひ一度聞いてみてはいかがでしょうか。

綾波レイの声優である林原めぐみさんについて画像付きで紹介しました。林原めぐみさんの活躍は声優界の中でもレジェンド級の活躍や実績を残しています。上記で紹介したキャラクターは林原めぐみさんが声優として演じたキャラクターの中でも選りすぐりのメンバーを紹介しています。また、現在もアニメが放送されていたり今後再登場する可能性のあるキャラクターもいますので気になる方には是非一度作品をチェックしてみましょう。

林原めぐみさんは声優としてだけでなく歌手としても活躍中です。これまでに多くのアニソンを歌い、声優が歌手として活躍するための立役者となりました。今では声優が歌手として活動することは珍しくありません。現在の声優としての第一線からは離れていますが、これからも一日でも長く声優や歌手として活躍して視聴者を楽しませていただきたいと期待の声がやみません。