2020年10月26日公開
2020年10月26日更新
【名探偵コナン】赤井秀一の死亡偽装トリックは?アニメや原作漫画では何話?
「名探偵コナン」に登場する赤井秀一は来葉峠で水無怜奈(キール)に撃たれて死亡したとされていましたが、実はその死亡シーンはトリックを使った偽装で、赤井秀一は生きていることが分かりました。ここでは偽装するためにどのようなトリックを使ったかについて見ていきます。そして、赤井秀一の死亡シーンが描かれたのはアニメ・原作漫画では何話?について見ていきます。さらに、赤井秀一の死亡を疑う安室透が活躍したアニメ・原作漫画は何話?についてと、そのシーンを紹介します。
目次
赤井秀一とは?
名探偵コナンの作品情報
名探偵コナンは、1996年から日本テレビ系列で放送中のアニメで、原作漫画は、作者・青山剛昌によって週刊少年サンデーで連載中です。コミックは第98巻まで発売中で、世界各国で翻訳されており、アニメ放送は40か国に及んでいます。1997年から続く劇場版アニメシリーズは毎年公開され、2019年の劇場版アニメ「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」が第23作目となります。
2020年4月公開予定だった最新作、劇場版アニメ「名探偵コナン 緋色の弾丸」は、新型コロナウイルス感染症予防のために、2021年に延期されることが発表されています。
名探偵コナンの概要
1994年に推理・アクション漫画として連載開始された漫画・名探偵コナンは、週刊少年サンデーで歴代最長の連載作品となっています。2001年には「小学館漫画賞・少年部門」を獲得しています。2015年からは作者・青山剛昌の体調に配慮するためサンデーでの連載を休むことが多くなっていますが、2018年からは名探偵コナンのキャラクターによるスピンオフ作品が掲載されるようになりました。
名探偵コナンのあらすじ
シャーロック・ホームズに心酔する高校生・工藤新一は、天才的な推理力で難事件を次々と解決する高校生探偵として有名人でした。ある日、黒ずくめの男たちによる取引を見たことで毒薬を飲まされ、小学1年生の体になってしまいました。江戸川コナンと名乗ることになった工藤新一は、隣に住む阿笠博士に作ってもらった武器とともに、様々な事件を解決しながら黒の組織に立ち向かっていきます。
赤井秀一のプロフィール
赤井秀一はFBI(アメリカ合衆国・連邦捜査局)の捜査官です。凄腕のスナイパーでジークンドーの名手である赤井秀一は、頭脳もFBIでトップの能力を持つ捜査官です。父は日本人の赤井務武、母は日本人とイギリス人のハーフのメアリーで、赤井秀一本人はクォーターとなります。黒いニット帽がトレードマークで車は黒のシボレーC-1500 を愛用していましたが爆破され、その後は赤のシェルビーGT-500を使用しています。
赤井秀一はFBIから黒の組織にスパイとして潜入してたことがあり、その時のコードネームはライでした。狙撃の名手ということで組織にいた頃は「銀の弾丸(シルバーブレット)」と呼ばれていました。
赤井秀一の死亡偽装トリックや「まさかここまでとはな」を考察
赤井秀一は水無怜奈(黒の組織でのコードネームはキール)に頭部を撃たれたことで死亡したとされていますが、実はこの死亡は偽装されたものでした。ここでは、赤井秀一の死亡は偽装されたもので、偽装のために使われたトリック、そのシーンを紹介します。また、赤井秀一が水無怜奈と最後に交わした「まさかここまでとはな」という言葉の意味を考察します。
考察①空砲と血糊
赤井秀一が水無怜奈(キール)と来葉峠で対峙したシーンを見ていくと、水無怜奈(キール)が赤井秀一の頭部を撃ち、殺害しました。しかし、この殺害シーンにはトリックが隠されていました。水無怜奈(キール)が撃ったのは空砲で、その空砲と同時に赤井秀一のニット帽から血糊が噴き出す仕掛けになっていたということです。
この血糊が噴き出す装置は阿笠博士が製作したもので、この仕掛けによって離れた所から監視していたジンに赤井秀一の死亡を信じさせることができました。
考察②楠田陸道の死体
赤井秀一を殺害したと見せかけた水無怜奈(キール)は、赤井秀一の車に爆弾を仕掛け、炎上させました。この赤井秀一の車の中にはあらかじめ楠田陸道の死体が置いてあり、赤井秀一は炎上と同時に車から逃れ、秘かに水無怜奈(キール)と共にその場から逃れました。こうして炎上した車からは楠田陸道の死体が発見されたのでした。
考察③焼死体の指紋のトリック
焼死体は右手だけが焼け残っていたため、指紋を採ることができました。FBIのジョディ捜査官は赤井秀一がコナンの携帯を触ったことを思い出し、警視庁に持っていきます。指紋を調べた結果、焼死体の指紋とジョディが持ってきた携帯の指紋が一致し、焼死体は赤井秀一と断定されました。しかし、この指紋もトリックで偽装されたものでした。
考察④楠田陸道に携帯を拾わせる
指紋の偽装トリックについて見ていきます。FBIは意識不明の水無怜奈を秘かに杯戸中央病院に運び込みました。黒の組織は水無怜奈の行方を探しており、杯戸中央病院に組織のメンバーを潜入させました。コナンとFBIは不審な3人の男性患者に絞り込み、調査を開始します。コナンの調査の結果、3人のうち楠田陸道は仮病で、黒の組織のスパイは楠田陸道だと判明します。
この調査方法としてコナンは携帯を3人に拾わせたのですが、図らずも楠田陸道の指紋だけがコナンの携帯に残されました。潜入を見破られた楠田陸道は病院から車で逃走しますが、追手が赤井秀一だと気づきました。これ以上逃げることが難しいと判断した楠田陸道は拳銃で自身の頭を撃ち、自殺をしました。楠田陸道の死体を見たコナンは、赤井秀一が死亡したと見せかける偽装トリックを思いつきました。
考察⑤赤井の指のコーディング
赤井秀一は偽装トリックのための準備として、自分の指紋が残らないようにするために右手の指にコーティングを施したと思われるシーンがあります。それは、赤井秀一が持っていた缶コーヒーを落としてしまったシーンです。そばにいたFBIの捜査官たちは誰も気にしなかったのですが、ジョディが一瞬、不審な表情をしました。しかし、特に何も言わずそのままやり過ごしています。
楠田陸道の自殺によって水無怜奈の病室を知られてしまったFBIは、別の病院へ水無怜奈を移送することにしました。その手段を相談している捜査官たちに、コナンが阿笠博士の愛車・ビートルで運ぼうと提案し、携帯を取り出して阿笠博士に電話を掛けようとします。しかし、赤井秀一はコナンの携帯を取り上げ、民間人に頼ることはできないと断りました。
ここで、コナンの携帯を赤井秀一が触ったことで、ジョディや捜査官たちに赤井秀一の指紋がコナンの携帯に付いたと思わせることができました。来葉峠で焼死体が見つかったと知らせを受けたジョディが、指紋の称号のためにとコナンの携帯を警視庁に持っていったのは、赤井秀一とコナンのやり取りを見ていたからでした。以上が、焼死体に残された右手の指紋とコナンの携帯に残された指紋が一致したトリックです。
考察⑥「まさかここまでとはな」の意味
組織に戻った水無怜奈に呼び出され、来葉峠に1人でやって来た赤井秀一は、そこで水無怜奈と対峙します。その様子を離れた所からジンがモニターで監視しており、水無怜奈に指令を与えます。赤井秀一が車を降りて話しかけたところ、水無怜奈が発砲。肺を撃たれた赤井は息も絶え絶えとなりますが、ジンが頭を撃てと水無怜奈に命じます。30分もすれば死ぬと答える水無怜奈ですが、ジンに急かされ、赤井秀一の頭に銃口を近づけます。
まさか…
ここまでとはな…
上記の言葉が、赤井秀一が水無怜奈に銃口を向けられたシーンで言った言葉です。この赤井秀一の言葉に水無怜奈は「こんなにうまく行くなんて」と答えています。「ここまでとはな」という言葉の意味は、赤井秀一があらかじめ自身の死亡を偽装する準備をしていたことから、あきらめの境地で言ったのではないことは明らかで、この言葉の真意は、赤井秀一と共に死亡偽装を考えたコナンに対する称賛の言葉ではないかと考えられています。
FBIの手に落ちた水無怜奈を黒の組織が簡単に信用しないこと、水無怜奈を信用するために赤井秀一殺害を命じること、ジンは必ず頭部を撃てと命令するだろうということ、これらのすべてをコナンが読んでいたとすれば、このセリフの真意は「ここまでコナンが読んでいたとは…」と考えられるということです。次は、この死亡偽装シーンが描かれたのは、アニメ・原作漫画では何話?について紹介します。
赤井秀一が死亡した回・シーンはアニメや原作漫画では何話?
赤井秀一の死亡は偽装されたもので、その偽装トリックが行われたシーンを見てきました。ここで、赤井秀一が死亡したとされた回はアニメ・原作漫画で何話?について紹介します。さらに、赤井秀一の死亡シーンをネタバレで見ていきます。
死亡した回は赤と黒のクラッシュシリーズ
赤井秀一が死亡した回は何話?について見ていくと、死亡したとされる回はアニメ第504話「赤と黒のクラッシュ 殉職」で、原作コミックでは第59巻に掲載されています。この「赤と黒のクラッシュ」シリーズは、アニメ第491話「赤と黒のクラッシュ 発端」から始まり、第504話まで14話ある長編で、2008年に放送されました。アニメ「名探偵コナン」シリーズ史上、最長となっています。
赤井秀一が死亡した回ネタバレ
赤井秀一が死亡した回をネタバレで見ていきますが、アニメでは何話?については第504話、原作コミックでは第59巻でした。それでは、赤井秀一殺害に至るまでの、FBIと黒の組織の戦いから見ていきます。
赤井秀一を殺害した水無怜奈(キール)がある事件での事故で意識不明となり、FBIの手に落ちたのは何話?については、アニメ第425話「ブラックインパクト! 組織の手が届く瞬間」でした。水無怜奈を奪い返そうとする黒の組織はある策略を仕掛けてきます。
水無怜奈を巡る戦い
FBIは水無怜奈(キール)が杯戸中央病院に入院していることを黒の組織に知られないよう細心の注意を払っていましたが、病院に潜入していた楠田陸道が追われたあげく拳銃自殺を遂げたことから黒の組織に知られてしまいました。次に黒の組織が取った作戦は、水無怜奈の病室を見つけ出すため、病院に発信機付き小型爆弾を送り付けました。その結果、FBI捜査官の動きから病室を特定しました。
黒の組織に奪還された水無怜奈
これ以上水無怜奈を置いておくことができないと考えたFBIは水無怜奈を別の病院に移すことにしました。水無怜奈は、FBI捜査官のキャメルが運転する車で運び出されますが、走行中に突然目を開けた水無怜奈がキャメルを襲撃しました。車を降りた水無怜奈は黒の組織に戻っていきました。このようにFBIの移送作戦は失敗に終わります。
赤井秀一を殺害する水無怜奈
黒の組織に復帰した水無怜奈(キール)ですが、完全に信用されてはおらず、赤井秀一の殺害を命じられました。ジンの監視の下、赤井秀一に連絡をとった水無怜奈は、来葉峠に一人で来るように伝えました。赤井秀一が来葉峠に到着し、水無怜奈と向き合います。ジンはその様子を少し離れた場所から監視しています。水無怜奈は赤井秀一の肺を撃ちますが、ジンからの指示で頭部を撃ったことで赤井秀一は死亡しました。
赤井秀一の死亡を断定したFBIと日本警察
水無怜奈によって殺害された赤井秀一は車を爆破され、焼死体となって発見されました。焼死体は耐火加工されたジャケットのポケットに右手を入れていたことから、指紋を採ることができました。警視庁から連絡を受けたFBIのジョディ捜査官はコナンの携帯に赤井秀一の指紋が残されていることを思い出し、警視庁に持っていきます。指紋照合の結果、来葉峠の焼死体とコナンの携帯の指紋が一致し、赤井秀一が死亡したと断定されました。
赤井秀一が死亡偽装したシーンは何話?についてと、そのシーンをネタバレで紹介してきました。死亡偽装したシーンは、アニメ第504話の「赤と黒のクラッシュ 殉職」で、原作コミックでは第59巻でした。
赤井秀一に関するその他の謎を考察
ここまで、赤井秀一が死亡偽装した回は何話?についてと、そのシーンをネタバレで紹介しました。何話?については、アニメ第504話「赤と黒のクラッシュ 殉職」と、原作コミックでは第59巻でした。ここからは、赤井秀一に関する様々な謎について考察していきます。
考察①赤井秀一の死の真相を知っているのは誰?
赤井秀一が自身の死亡を偽装したことを知っている人物について見ていくと、本人である赤井秀一、そしてこの偽装トリックを赤井秀一と共に考案したコナン、そして、水無怜奈の3人です。この3人の他には、FBIの日本チームのボス、ジェイムズが赤井秀一本人から偽装トリックについて偶然聴かされることになり、赤井秀一は来葉峠に向かう直前に「後のことは任せます」という言葉をジェイムズに掛けていきました。
考察②火傷顔の赤井秀一は本人?
第504話の「赤と黒のクラッシュ 殉職」で赤井秀一が死亡したとされました。その後、赤井秀一によく似た火傷顔の男が登場します。その登場シーンは何話?については、第563話の「探偵団vs強盗団(騒然)」で、ジョディが赤井秀一によく似た男と出会うというシーンがあります。その男は右の頬に火傷の痕跡がありました。死亡したはずの赤井秀一が現れたのでジョディは驚きます。火傷顔の男は無言で去っていきました。
その後もいくつかのエピソードで火傷顔の男は現れるのですが、わざと人が多い所を選んで出没します。火傷顔の男は本当に赤井秀一本人なのでしょうか?その可能性はほとんど無いと思われます。赤井秀一は死亡したことになっており、人目につく行動は避けているはずです。目立つ行動をして黒の組織に見つかれば、偽装トリックまでして死亡したと思わせたことが無駄になってしまいます。
実はこの火傷顔の男は、赤井秀一の死亡に疑問を抱いている安室透(バーボン)の変装でした。安室透(バーボン)は赤井秀一の姿で現れることで、ジョディたちFBIの反応を見たかったのでした。FBIの反応が本当に驚いている様子だったことから、安室透(バーボン)は赤井秀一の死亡を信じることになりました。
考察③死を偽装しなければならなかった理由
赤井秀一が死亡を偽装した理由は、水無怜奈を黒の組織に戻すためでした。水無怜奈は人気アナウンサーですが、実はCIA(アメリカ合衆国・中央情報局)の諜報員で、黒の組織にスパイとして潜入していました。黒の組織ではキールというコードネームで活動していましたが、事故を起こしてFBIに捕まりました。コナンと赤井秀一は水無怜奈がCIAのスパイだと知り、再び黒の組織に戻って諜報活動をして欲しいと依頼しました。
水無怜奈を黒の組織に戻すことに成功しても、一度FBIの手に落ちた者を簡単に信じることはないだろうと考えたコナンと赤井秀一は、黒の組織が水無怜奈を信じるための条件が赤井秀一殺害だろうと考えました。このように、赤井秀一が死亡を偽装した理由は、水無怜奈を再びスパイとして黒の組織に送り込み、組織に水無怜奈を信じさせるためでした。
考察④赤井秀一と世良真純の関係
鋭い推理力を持つ世良真純は高校生探偵として活動する女子高生で、毛利蘭の高校の転入生です。赤井秀一は世良真純の兄で、父は赤井務武、母はメアリーで、世良真純は母の姓を名乗っています。「漆黒の特急(ミステリートレイン)」では兄・赤井秀一を「しゅう兄」と呼んでいることが分かりました。
考察⑤赤井秀一はコナンの正体を知っている?
赤井秀一はコナンが蝶ネクタイ型変声機で工藤新一の声になり、携帯電話で毛利蘭と会話をしている姿を目撃しました。赤井秀一はシェリーが灰原哀だということを知っていたことから、コナンについても工藤新一だと気が付いていたと思われます。そして、コナンのその姿を見て「そういうことか…」というセリフを言っています。
考察⑥沖矢昴が工藤邸に住んでいる理由
赤井秀一は死亡を偽装した後、沖矢昴という大学院生として現れました。沖矢昴が初登場したのは何話?についてはアニメ第509話の「赤白黄色と探偵団」でした。当初沖矢昴が住んでいたアパートが事件で焼失したため、コナンの誘いで工藤邸に引っ越しました。沖矢昴は声を変えるためにチョーカー型の変声機を身に付けて、それをハイネックの洋服で隠しています。
赤井秀一が沖矢昴であることを最初から知っていたのは、偽装トリックを考案したコナン、協力した水無怜奈、阿笠博士、FBIのジェイムズ、そして変装メイクを施したコナン(新一)の母・工藤有希子と夫の工藤優作です。ジョディとキャメルがそのことを知ったのは何話?についてはアニメ第779話~第783話の「緋色シリーズ」のラストで、二人は赤井秀一本人から聞きました。次は、沖矢昴が工藤邸に住む理由について見ていきます。
沖矢昴こと赤井秀一は諸星大という名前で黒の組織のメンバーである宮野明美に交通事故を装って近づきました。その事故をきっかけに二人は交際することになり、諸星大(赤井秀一)は組織に入ることができました。組織ではライというコードネームを与えられたのですが、数年後、正体を暴かれてしまいます。そして、諸星大(赤井秀一)の恋人だった宮野明美は殺害されてしまいました。
宮野明美というのは、黒の組織でシェリーと呼ばれていた灰原哀の姉です。沖矢昴こと赤井秀一は灰原哀が恋人だった宮野明美の妹だということで、明美の大切な家族である灰原哀を明美に代わって守りたいからだと考えられています。
赤井秀一が登場するおすすめ映画
おすすめ映画①異次元の狙撃手(スナイパー)
名探偵コナンの劇場版シリーズ、第18作目の「異次元の狙撃手(スナイパー)」は、監督は静野孔文、脚本は古内一成、2014年の公開作品です。物語は、アメリカ海軍・特殊部隊の「Navy SEALs(ネイビーシールズ)」の元隊員で凄腕のスナイパーが登場し、狙撃事件が連続して起きるというものです。この作品までは赤井秀一は死亡した?または、生死不明とされていました。
この作品の終盤、沖矢昴が登場するシーンがあります。そのシーンで沖矢昴は、普通の大学院生のはずなのに遠距離からの見事な狙撃を披露しました。そしてその直後、FBIのジェイムズと無線で連絡を取ったのですが、その時の声が赤井秀一だったということで、やはり赤井秀一は生きている?と、コナンファンの間で大いに話題になったそうです。
おすすめ映画②純黒の悪夢(ナイトメア)
名探偵コナンの劇場版シリーズ、第20作目の「純黒の悪夢(ナイトメア)は、監督は静野孔文、脚本は櫻井武晴、2016年の公開作品です。黒の組織に潜入しているスパイのリスト(ノックリスト)を巡る黒の組織とFBIの対決が描かれているこの作品は、劇場版では初めて安室透(公安では降谷零)と水無怜奈(キール)が登場します。
この作品での赤井秀一は物語を通して登場していますが、組織にいた頃のある事件から自分を敵視する安室透(バーボン)と戦うシーンがあり、見どころの一つとなっています。
おすすめ映画③緋色の弾丸
名探偵コナンの劇場版シリーズの最新作、第24作目の「緋色の弾丸」は、2020年公開予定でしたが、新型コロナウイルス感染症予防として2020年での公開を見送り、2021年4月に延期されることが発表されています。「緋色の弾丸」の内容は、赤井秀一をメインとした物語となっており、世良真純、羽田秀吉、メアリー・世良など赤井秀一の家族が登場するということです。
赤井秀一の死亡を怪しむ安室透の活躍
安室透は赤井秀一の死亡を信じず、赤井秀一そっくりに変装し、FBI捜査官の反応を探るなどしていましたが、ここでは、安室透は再び赤井秀一の死亡について疑うことになるのは何話?について紹介し、その回での安室透の活躍シーンも見ていきます。
安室透の活躍①漆黒の特急(ミステリートレイン)
安室透の正体は公安警察の降谷零で、黒の組織にスパイとして潜入しています。コードネームはバーボン、昼間は一般人を装い、安室透の名で喫茶店ポアロでバイトしています。安室透が活躍したのは何話?についてはアニメ「漆黒の特急(ミステリートレイン)」で、第701話~第704話に渡って描かれました。
黒の組織を逃亡した灰原哀(組織でのコードネームはシェリー)が、ベルツリー急行に乗る情報を得た黒の組織が灰原殺害に動きます。実はベルツリー急行ではベルモットが赤井秀一に変装して、世良真純の反応を確かめていたのですが、バーボンとしてベルツリー急行に乗り込んだ安室透は、ベルモットの変装ではない赤井秀一の姿を目撃します。安室透は赤井秀一の死亡について再び疑惑を抱くことになりました。
安室透の活躍②緋色シリーズ
「緋色シリーズ」とは何話?については、アニメ第779話~第783話に渡って描かれたエピソードで、沖矢昴が赤井秀一だと確信した安室透が工藤邸に乗り込み、沖矢昴と対峙するシーンが見どころとなっています。「緋色シリーズ」の始まりは、赤井秀一の死亡を疑う安室透がFBI捜査官のキャメルをわざと怒らせた直後、ジョディに変装したベルモットがキャメルの口から楠田陸道のことを言わせました。
楠田陸道がどのように死んだのかを知った安室透は、赤井秀一が自身の代わりに楠田陸道の死体を炎上する車に残し、赤井秀一本人はその場から逃れたのだと推理しました。そして、赤井秀一が消えた後に現れた人物である沖矢昴を赤井秀一だと確信し、工藤邸を訪れたのでした。安室透は沖矢昴と対峙し、自身の推理を披露します。
その頃、やはり赤井秀一の死亡を信じることができないジョディとキャメルが来葉峠に向かっていました。その後を安室透の公安の部下たちが迫ってきており、追い詰められるジョディとキャメル。すると、ジョディの車の後部座席から赤井秀一の声が聞こえ、振り向くとそこに赤井秀一がいました。赤井秀一が現れたことで、沖矢昴が赤井秀一ではなかったことになり、安室透は立ち去りました。
赤井秀一の家族
ここまで、赤井秀一が死亡偽装した回は何話?そして、安室透が赤井秀一の死亡に疑問を持ち、調査に動いた回は何話?について見てきました。赤井秀一の死亡偽装のシーンはアニメ第504話「赤と黒のクラッシュ 殉職」で、安室透はアニメ第701話~第704話の「漆黒の特急(ミステリートレイン)」と、アニメ第779話~第783話の「緋色シリーズ」でした。ここから、赤井秀一の家族について見ていきます。
家族①赤井務武
赤井務武(あかいつとむ)は、赤井秀一の父です。家族構成を見てみると、妻はメアリー、年齢順に長男・赤井秀一、二男・羽田秀吉、長女・世良真純となります。赤井務武の詳しい生い立ち、職業などは明らかにされていませんが、17年前にアメリカで羽田浩司が死亡した事件の調査のため渡米しますが、そのまま失踪してしまい、生死については判明していません。
赤井務武は失踪する前、とてつもなく危険な組織を相手にしてしまったという様な言葉を残しています。羽田浩司は赤井務武の友人の息子だということで、その友人からの依頼でアメリカに渡ったのでした。赤井務武のエピソードについては、第1037話でメアリーにより語られています。
家族②メアリー
赤井秀一の母、メアリーはイギリス人と日本人のハーフで、現在はホテルで長女の世良真純と暮らしています。体は幼児化しており、その理由についてはまだ分かっていません。自分のことを「領域外の妹」と言っています。妹は英語でsisterで、領域を表す英語terを外すと、sisが残ります。sisとは「Secret Intelligence Service」で、これはイギリスの秘密情報部のことで、一般的に「MI6」という名で知られています。
メアリーは、コミック第90巻の「霊魂探偵殺害事件」の、あるシーンで、一瞬にして男の気を失わせる能力を見せました。加えて高い推理力も持ち合わせていることから、メアリーはMI6の一員なのでは?とコナンは考えているようです。ちなみに、メアリーは赤井秀一が死亡したと思っています。
家族③羽田秀吉
赤井秀一の弟、羽田秀吉は「太閤名人」と称される天才将棋士です。姓が羽田なのは、高校卒業後に父・赤井務武の友人である羽田の家の養子になったからです。将棋士としての夢は「七冠(七大タイトル)」を取ることです。天才将棋士ということで、非常に優れた頭脳の持ち主です。警視庁・交通課の警察官、宮本由美は恋人で、由美から「ちゅう吉」と呼ばれています。兄・赤井秀一が沖矢昴として生きていることを知っています。
家族④世良真純
赤井秀一の妹、世良真純は帝丹高校の転校生で、毛利蘭とはクラスメイトです。姓が世良なのは、母・メアリーの旧姓を名乗っているからです。ジークンドーの使い手で、これは兄・秀一に教えてもらいました。自分のことを「ボク」と言い、初対面では少年と間違われます。二番目の兄・秀吉とは話すことも多いですが、秀一は死亡したと思っています。また、世良真純はコナンが工藤新一だということを知っています。
赤井秀一の死亡に関する感想や評価
これコナン好きに出会うと言ってるんだけど、好きなキャラだった赤井秀一が死亡(偽装)したあとを埋めるように好きになったキャラが沖矢昴なのちょっと自慢
— 優秘👊👊 (@Yuuhi__Aa) March 5, 2018
考察とかしてなくてただ純粋に昴さんに惹かれて巻数が進んだらまさかの同じ人物でひっくり返った
「名探偵コナン・赤と黒のクラッシュ」で赤井秀一は偽装トリックを使い、死亡したと見せかけました。そして、後に沖矢昴という大学院生に変装し戻ってきました。好きなキャラクターだった赤井秀一と沖矢昴が同一人物だと判明していない頃から、新たなキャラクターとして好きだったという感想です。
沖矢昴人格を、死亡偽装前の赤井秀一があまり見せなかったネアカ部分と見るべきか、沖矢専用で作った新しいキャラクターと見るべきか……(女子への絡みかたを見ると「赤井秀一の思うまだまだ遊びたい年頃の大学院生」を演じてる感はある)
— ⏰時計じかけのたまねぎ⌚ (@ClockworkA) August 22, 2018
「赤と黒のクラッシュ」でトリックを使って死亡を偽装した赤井秀一は、沖矢昴という人物に変装して登場しましたが、赤井秀一の時には見られなかった料理をするシーンなどが描かれています。このように赤井秀一の時には見せなかったネアカな部分は、元々赤井秀一本人が持っていた性格なのか?または、沖矢昴だけの性格として作ったのか?など、考えているという感想です。
赤井秀一死亡から8年、待ちに待った再登場にもう、アニメに再び赤井秀一が動いて喋ってる姿を見たら、私、確実に泣くと思う位当時のショックはデカいものがあった・・・・・8年・・・・・遠目 pic.twitter.com/CmVHB9ukO1
— 黒猫OJ (@ojkuroneko) May 23, 2015
「赤と黒のクラッシュ」で、赤井秀一の死亡シーンが描かれましたが、実は偽装トリックによって生きていたのですが、アニメで実際に赤井秀一が生きて動いている姿を見ることが嬉しいという感想です。
赤井秀一の死亡まとめ
いかがでしたか?「名探偵コナン」の赤井秀一の死亡偽装トリックと、アニメ・原作漫画では何話?について見てきました。赤井秀一が死亡を偽装した回は第491話~第504話の「赤と黒のクラッシュシリーズ」でした。偽装した理由はCIAのスパイである水無怜奈を黒の組織に戻すためで、この計画はコナンと赤井秀一が考え、水無怜奈の協力によって成り立ったものでした。この後、赤井秀一は沖矢昴になり、再び姿を現しました。
赤井秀一の死亡に疑惑を抱く安室透が「漆黒の特急(ミステリートレイン)」と「緋色シリーズ」で活躍したシーンなども紹介しました。赤井秀一の家族も紹介しましたが、その家族との関係や安室透との関係、黒の組織との戦いはどうなっていくのか?など、これからも赤井秀一について様々な注目点があると言われています。そんな赤井秀一に注目して「名探偵コナン」をお楽しみください。