【キングダム】李牧が王翦の勧誘を断った理由は?二人はどちらが強い?

キングダムで涼しげでかっこいい李牧と利己的な性格の王翦による激しい頭脳戦が繰り広げられていた鄴での戦いに注目が集まっています。策略家として優秀な李牧の実力を認めていた王翦は、自分と一緒に新たな国を作ろうと勧誘していました。しかし、大義を持って勇ましく戦っていた李牧は、自分が仕えてる王が愚かであっても趙の国は守り抜く覚悟を持っていたのです。そこで、無意味な死を好まない李牧が野心家の王翦の勧誘を断った理由や二人の強さ、鄴での戦いや史実での活躍などを紹介します。

【キングダム】李牧が王翦の勧誘を断った理由は?二人はどちらが強い?のイメージ

目次

  1. 王翦と李牧とは?
  2. 李牧が王翦の勧誘を断った理由
  3. 王翦と李牧はどちらが強い?
  4. 王翦に李牧が「愚か」だと言った理由
  5. 王翦に李牧が負ける?鄴攻めの史実を考察
  6. 王翦と李牧に関する感想や評価
  7. 王翦と李牧まとめ

王翦と李牧とは?

利己的な性格の王翦は、決して本能的に戦うことはなく絶対に勝利を得ることができるところまで計画を練ってから戦う主義の武将となっていました。自分が仕えている大将軍の命よりも自分を優先してしまう性格の彼は、自分が王になることを諦めていなかったために秦の武将として戦っていながらも自分の勢力を高めるために行動していました。そのため、策略家として優秀だと認めた敵である李牧を勧誘することになります。

史実においても記録が残っている李牧は、男性でありながら涼しげで美しい雰囲気を漂わせている武将となっています。無駄な死を好まないため、敵も味方もいかに命を落とすことなく戦うことができるかを熱心に見極めていました。そこで、キングダムで優秀な策略家として活躍している李牧が野心家の王翦からの勧誘を断った理由や二人の強さ、鄴攻めにおいての史実などを考察していきます。

キングダムの作品情報

キングダムの概要

電子版を含めた累計発行部数として6800万部を記録している「キングダムは」は、週刊ヤングジャンプ(2006年9号から)によって現在も連載中の漫画となっています。2020年9月の時点において59巻まで単行本で刊行されたキングダムは、佐賀県三養基郡出身の原泰久(はらやすひさ)さんによって描かれました。ラジオドラマとしてはVOMIC(ヴォミック)によって2008年に全8回に渡って放送されています。

第17回(2013年)手塚治虫文化賞においてマンガ大賞を受賞しているキングダムは、漫画をはじめラジオドラマ(全8回)やPlayStation Portable用ゲーム、テレビアニメ(第1シリーズ~第3シリーズ)、実写映画版など幅広く展開されていきました。50巻の単行本の記念として公開された実写映画版(2019年4月公開)が大好評だったため、続編映画の制作も発表され楽しみに待っている人が多くいるようです。

キングダムのあらすじ

500年に渡って繰り広げられた戦国時代によって中国では多くの命が失われることになりました。戦争孤児が溢れ下僕として売られていく中、王族においても他国へ人質として送られるという状況となっていたのです。下僕や人質となった幼い子供たちは虐待や酷い境遇で働かされることになります。戦国時代を勇ましく生き平和な世の中にするために立ち上がった下僕の信や秦の王となった政によって中華が統一されていきました。

王翦のプロフィール

史実においても記録が残っている王翦は、キングダムにおいて優れた武将でありながらも危険人物とみなされて分家の身である王騎将軍よりも地位は低くなっていました。彼の強さは大将軍に値するほどでしたが、利己的で自ら王になるという野望を抱いていていたために、それを見透かしていた昭王は彼を大将軍にしなかったのです。彼は大将軍である蒙驁の副官として日々を送ることになります。

  • 名前:王翦(おうせん)
  • 出身地:秦国
  • 役職:大将軍蒙驁の副官
  • 性格:利己的、野心家
  • 特徴:顔上部を覆う仮面式の兜を被っている
  • 野望:王になること
  • 息子:王賁
  • 親戚:王騎将軍(分家)

秦の王である昭王が亡くなり、新たな秦の王として政が就くことになりました。その際にも敵でありながら優れた知略を持っている李牧の強さを認めた王翦は、彼と手を組んで新たな新国を作り上げようとしたのです。史実においても活躍している李牧は勧誘を受けますがきっぱりと断っていました。交渉が決裂してしまった二人は鄴攻めにおいて戦うことになります。彼はいつでも自分の身や勢力を作ることを優先していました。

李牧のプロフィール

キングダムの連載がスタートする前の短編において主人公を務めている李牧は、知略に優れた策略家だったために優雅で人格者であった王騎将軍を追い込み勝利を収めている実力者となっています。趙においては宰相を務めている非常に優秀な李牧は、歴戦の武将としても活躍していました。しかし、趙の国の王があまりにも自分のことばかり考える人物であったために悲惨な最期を迎えることになります。

  • 名前:李牧(りぼく)
  • 出身地:趙国
  • 階級:三大天の一人であり、宰相
  • 役割:趙の司令塔
  • 初登場:馬陽の戦
  • 性格:飄々としている、無意味な死を嫌う
  • 特徴:あまり殺気を感じさせない、命を大切にする

自ら王になりたいという野望を抱いている王翦は、敵ながら実力を認めていた李牧に自分の味方になるように勧誘していました。しかし、大義を持って戦っていた李牧は秦の国の優秀な武将である王翦の勧誘を退けています。お互いの強さを認めながらも敵国同士という関係だった二人は鄴攻めにおいて激しく頭脳戦を繰り広げることになりました。優秀な策略家の李牧は愚かな趙の王によって敗北することになります。

TVアニメ「キングダム」公式サイト

李牧が王翦の勧誘を断った理由

王翦の裏切りの誘い

607話においては秦の武将として戦っている王翦は、あろうことか敵国である趙の武将である李牧に一緒に手を組んで新しい国を作らないかと勧誘しています。秦の昭王の時代から活躍してきた武将である王翦でしたが、非常に野心家であり自分が仕えている大将よりも自分の命を優先するという危険人物であったために彼は秦の国において六将になる実力を持っていながらも将軍には任命されず副官を務めることになります。

彼は秦のかつての王が恐れていた通りの行動をしたのです。彼は常に自分の勢力を拡大することを気に掛けていたため同じ副官として戦っている残虐な性格の桓騎とは異なり倒した敵であっても自分にとってメリットがあれば殺さずに自分の部下にするという勧誘を続けていました。そのため、敵国である趙の宰相である李牧を気に入った彼は、自分の本音を語ることにより秦の国にとっては裏切り的な発言をしています。

秦の多くの部下たちが見守る中自分の野心が最優先となっている彼は、自分の国を作るために必要だと確信した李牧を得るために直談判したのです。その理由が秦の国ではなく全く別の新しい国を作るという勧誘だったために、この発言は秦の国に対しても裏切りとなる発言となりました。彼の裏切りの勧誘によって多くの人が今後どのような展開になるのだろうと見守ることになります。

王翦の誘いを断る李牧

秦の国の優秀な武将として戦っている王翦から一緒に新しい国を作ろうと勧誘された李牧は、彼の勧誘を即座に断っています。大義を抱いて戦っている李牧は危険人物である王翦にはついていかないだろうと多くの人が考えていたようですが、その通りとなりました。彼がもし勧誘に乗った際には史実とは異なる面白そうな展開になるだろうと期待した人もいましたが、さすがらに彼の性格上そうはならなかったようです。

王翦が李牧を誘った理由

裏切りともとれる王翦の問題発言によって、周囲はどうなるのか厳しい表情で見守りました。彼の発する言葉からは有能な武将が愚かな趙の王についているのはもったいないという内容があったために彼に同情して自分の所に来るように勧誘しているとも考えることができます。しかし、常日頃自ら王になるという野心を持っている王翦は最終的には自分の強さを周囲に知らしめるために李牧を勧誘したのかもしれません。

彼が知略に優れている李牧を勧誘したのは戦いをいち早く終了させるためだったとも考えることができます。兵糧合戦によって最終的には勝つことができた王翦でしたが、彼もかなり兵糧がピンチに陥っていたために、常日頃から考えていた構想を話すことで戦いを少しでも早く終わらせたいという考えで李牧を誘ったのかもしれません。いずれにしても相手を想ってというよりは自分本位な考えによって勧誘したと考えられます。

王翦は過去に蒙恬に断られている

利己的な性格の王翦は、自分の仲間にならないかと勧誘して断られることが李牧が初めてではありませんでした。彼は、実の息子である王賁とライバル的な存在となっている飄々とした性格の蒙恬(もうてん)に対しても勧誘していたのです。お気楽な雰囲気を漂わせ掴みどころがない蒙恬ですが、彼からの誘いはきっぱりと断っていました。冗談だとしてもその誘いは受け取れないという言葉を放っています。

気難しい性格の王賁との付き合いが長い彼は、父親に認められるために王賁が必死で努力している姿を見ているため、自分ではなくもっと適任がいると話していたのです。自分の息子である王賁を軽んじる姿勢に軽蔑し怒りさえ覚えていたようでした。最強の廉頗(れんぱ)に仕えている姜燕(きょうえん)は仲間になりたがっていたようですが、そのような人物には一切興味を持つことはありませんでした。

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王翦と李牧はどちらが強い?

強さ比較①兵糧攻め合戦

勝てると確信することができる戦いにしか興味を持たない王翦は、鄴攻めをする際に信用できる部下を同行させて下見に出かけています。鄴の城を下見した彼はこの城はどんなことがあっても攻め落とすことはできないと判断しました。彼は瞬時に作戦を練り直す必要があると考えます。敵陣でありながらも一刻の猶予もないと判断した彼はその場で地図を出し、地面に座り込んで作戦を練り直していました。

完璧な城である鄴を攻め落とすにはこれしかないという策略を思いついた彼は、早速動き出します。策略家である李牧は、列尾(れつび)という城をあえて与えることで勝利を収める計画をしていました。しかし、知略に優れている李牧が考えていることを予測してあえてその城は落とさずに兵糧攻め合戦によって自らの強さを見せつけようとします。史実にも登場している王翦は周辺の城を攻めてはその城の民を逃がしていきました。

城を攻められた民は落とされる心配のない鄴に駆け込むことになります。周辺の城を落とされた民は全て鄴の城に駆け込んだために、そこの兵糧はあっという間に尽きていくことになりました。さらに、場内に残り少ない兵糧も焼くことに成功したことで圧倒的に有利な立場になります。勧誘を断った李牧は守りの戦いから攻撃を仕掛ける戦いを余儀なくされていきました。想像を絶する兵糧合戦となったのです。

強さ比較②李牧の戦術を見抜く

絶対に勝つ戦いにしか興味を示さない王翦は、自分が王になるためには策略に優れている李牧の力が必要だったために真正面から勧誘しますが、きっぱりと断られています。しかし、優秀な策略家である李牧と戦うことで彼は確実に能力を高めていきました。史実においても登場している李牧は、王翦軍において第三将を務めている田里弥(でんりみ)軍をことごとく破っていきます。

さまざまな戦術を繰り出すことができる田里弥軍が各所で敗れることに疑問を持った王翦は、彼の戦術を見極めようと王翦軍において第四将を務めている倉央(そうおう)や彼の副官であり女性でありながらかなりの強さを持った糸凌(しりょう)らを繰り出して探りを入れることにしました。彼らの戦いを見た王翦は、勧誘を断った李牧の戦術を瞬時に見破ります。

敵の戦術を見抜いた彼は、自ら軍勢を一万ほど率いて前進しました。彼らは陣形を敷かないままただ前進していきます。陣形を敷かないまま李牧軍に突入したことで互角の戦いをすることができました。敵である李牧軍は敵の「起こり」を利用して返し技によって優位に戦っていたのです。しかし、起こりが見つからなくなった彼らは返し技ができなくなり互角の戦いをすることになりました。

強さ比較③挟撃に成功

利己的な性格の王翦でしたが、戦いにおいては常に真剣で勝つことにしか興味を示していないところがありました。戦いで勝利を強く求める彼は、策略家である李牧との挟撃にも成功しています。兵糧合戦をはじめ「起こり」など相手の戦いを鋭く観察しながら戦法を変えていく彼は常に成長を遂げる武将でもあったのです。自ら戦術を編み出すというよりは、瞬時に優秀な敵の戦術を見抜いてそれをすぐに活用できる強みを持っていました。

朱海平原の戦いにおいて秦の国の総大将となっていた王翦と趙の国の総大将となっている李牧が共に秦の国の右翼軍について読みをし合うシーンが描かれています。趙の左翼軍と秦の右翼軍が激突した際に、秦の右翼軍がきっとあと少しで到着するはずだと信じて疑わなかった王翦に対して、趙の左翼軍によって抜くことを許していないと信じた李牧は、秦の右翼軍がくることはないと考えていました。

最終的には秦の右翼軍が予想通り抜けてきたことによってこの勝負は、秦の右翼軍が挟撃に成功した瞬間となったのです。ここでの戦いでの読みの鋭さは秦軍の総大将を務めていた王翦の方が勝っていたことになります。秦軍において危険人物とみなされている王翦ですが、仲間に恵まれ自分が仕える秦の王に恵まれていたことで史実において活躍している彼はキングダムでも立派にその功績を残すことになりました。

強さ比較④武力や知力の数値

王として新しい国を作りたいと考えていた王翦は、自分の右腕的存在に知略に優れている李牧を引き込みたいと考えていました。そのため、彼と戦った際に忠誠を尽くしても可能性がない趙の王から離れて自分と一緒に新しい国を作ろうと勧誘しています。史実においても記録が残っている李牧の強さを認めたからこその勧誘でしたがきっぱりと断られていました。その後二人は鄴攻めなどで戦うことになります。

鄴攻めにおいて下見に行った王翦は、この城はどう戦っても落とせないと瞬時に判断し潔く作戦を変更していました。彼は武力に加え知略も優れていたために、無駄な争いを好まない李牧との戦いでも機転を利かせて勝利を得ることができています。彼ら二人の武力や知力の数値はどのようになっているのでしょうか?公式ガイドブックにおいては二人の強さの数値がさまざまな要素ごとに公開されていました。

顔の上部をマスクで覆うスタイルの兜を被っている王翦は、知力97、武力93、指導力94、経験値Aとなっているのに対して、知略に優れている李牧は知力100、武力91、指導力99、経験値Sとなっています。武力においては頭脳明晰な李牧に勝っているもののそれ以外は李牧の方が上回っているということです。しかし、戦いにおいては初めは押されるものの最終的には相手の戦略を見切って盛り返す展開が多くなっていました。

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王翦に李牧が「愚か」だと言った理由

李牧が誘いを拒否した時のセリフ

「王翦、あなたはこの中にいる全ての人たちの中で一番愚かだ」

朱海平原の戦いにおいては秦軍の大将軍を務めた王翦に勧誘された李牧は、断りの際に上記の言葉を放っていました。確かに趙の王は自分本位で民のことを考えようとしないあまりにも愚かな王です。しかし、自分の故郷である趙を決して裏切ることをしない、無用な争いを好まないのが李牧でした。そのため、祖国を裏切る王翦は武力や知略において強さを秘めているとしても一番愚かだといい放っていたのです。

李牧の「愚かだ」というセリフの意味

自分の野望を満たすことに頭がいっぱいの王翦の勧誘に対してきっぱりと断った李牧は、なぜ、彼が一番愚かだといい放ったのでしょうか?武力や知略において優れた能力を持っている彼は、武将としては申し分ない強さを誇っていました。しかし、勝つための戦いしかしない彼には国を守る、中華を統一して戦争のない国を作るなどの大義が一切なかったのです。それを見抜いた李牧は彼には絶対に国は作れないと見抜きます。

「愚か」という言葉には大義がない人間は相手を倒すことだけに集中しているため、国を滅ぼすことは簡単にできてもみんなが安心して暮らせるような国を作ることはできないという考えが込められてるのでしょう。王として君臨する人間がどのような大義を抱いているかによって国の情勢は大きく変わっていきます。大義を抱いていない王翦は趙の国の自分勝手な王と大して変わらない存在といえるのかもしれません。

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王翦に李牧が負ける?鄴攻めの史実を考察

考察①李牧が負ける理由

史実において立派な名将として記録されている李牧ですが、優秀であるがゆえに史実通りの悲惨な最期を迎えるようです。史実においては秦の武将として活躍していた桓騎が鄴の城を落としたと記録されています。しかし、その事実しか記録されていないため、どのように優秀な李牧が負けたのかはわかっていません。キングダムでは、真実を見極めることができない趙の王によって史実通り悲しい最期となってしまうようです。

考察②悼襄王が死ぬ?

趙の国においては最後の希望的な存在である李牧が死亡した際には、趙は簡単に落とすことができる国だと王翦もいい放っていました。趙の王は史実において鄴攻めで死亡したことになっていますが、詳しいことは明らかになっていませんでした。キングダムにおいては病弱の設定となっているため戦場で戦っている姿は描かれていませんが、常にお風呂に入ってお酒を飲んでいる彼は毒殺などによって死亡するのかもしれません。

考察③鄴攻めで閼与も奪われる?

史実においては鄴の城は秦の優秀な武将である桓騎が落としたことになっています。彼に鄴攻めを任せた王翦は北上し能力が高い兵士だけを残し、少人数で閼与を攻略したと記録されていました。閼与は趙にとっても重要な都市だったために秦によって占領されたことで大きな打撃となります。閼与を少人数の兵士で攻略したことで秦はこれ以降の鄴攻めを優位に進めることができたようです。キングダムでも同じような展開になりそうです。

考察④王翦は戦で李牧の恐ろしさを知る

圧倒的優秀な頭脳を持っている李牧を自分の仲間にしたかった王翦は、無駄な争いを好まない李牧に対して底知れない恐ろしさを感じていたようです。大義を背負っている彼は愚かな王のために自分が犠牲になるとわかっていても諦めませんでした。史実においても見事な戦術で戦う李牧は、秦に対して少人数の兵士しか持っていないにも関わらず大きな功績を残しています。キングダムにおいてもかなり手強い相手となるでしょう。

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王翦と李牧に関する感想や評価

キングダムで確実に勝つ戦いしかしない王翦と無駄な争いを好まない李牧との戦いは戦略の読み合いとなっており、派手ではないけれども屈指の名勝負だと感想を寄せている人もいました。深い面白みがある展開にぐっときてしまう人は多かったようです。策略家である二人は守り抜く攻撃を得意としていましたが、武においても非常に優秀でした。

56巻では野心家である王翦と美しい立ち居振る舞いができる李牧との心理戦が繰り広げられており、すごく面白いと感想を寄せている人は多くいました。相手が思いつかないような戦略を練ることができる李牧に対して相手の戦いをよく観察して瞬時にコピーしてしまう能力を持っている王翦ら二人は壮絶な心理戦を披露しています。

利己的な性格の王翦と趙を守り抜くという大義を持っている李牧との頭脳戦が面白いとコメントをしている人もいます。相手の心理を読みながら攻める、城の状況を観察しながら絶対に勝利するために策を練る二人の姿は感動してしまうほど深い物語となっていると感じた人も多かったようです。

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王翦と李牧まとめ

キングダムでは味方に恵まれた王翦と仕える王があまりにも愚かだった李牧は、互角の戦いを繰り広げていましたが、最終的にはどのような仲間に囲まれ、どのような王に仕えているかによって大きく明暗を分けることになりました。自国のために大義を背負って戦う李牧は優秀でありながらも運に恵まれていなかったようです。それに反して利己的でありながらも仲間や仕える王に恵まれた王翦は功績を残すことになります。

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